JP2021101678A - コンバイン - Google Patents
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Abstract
Description
前記切り換え部材の切り換え状態を検知する検知センサが備えられ、前記検知センサにて前記切り換え部材が前記開放状態に切り換えられたことが検知されると、前記アクセル用駆動装置が前記エンジンの出力回転数を低下させると好適である。
図1に示すように、本発明に係るコンバインは、左右一対のクローラ走行装置1R,1Lによって自走する走行機体2の前部に、植立穀稈を刈り取る刈取部3が備えられている。走行機体2の前部右側に運転部4が備えられている。運転部4の後方には、刈取部3にて刈り取られた穀稈を脱穀処理する脱穀装置5と、脱穀処理にて得られた穀粒を貯留する穀粒タンク6とが、横方向に並ぶ状態で配備されている。
脱穀クラッチ23及び刈取クラッチ25は、クラッチ切換用駆動装置35の操作に伴って入り切りが行われるように構成されている。また、アクセル操作具30は、アクセル用駆動装置36の操作に伴って出力調整が行われるように構成されている。
クラッチ用連動操作部38について説明する。
図6に示すように、クラッチモータ37が左側の横側壁42に複数のボルト45で連結されて支持されている。第一回動軸46が、左側の横側壁42と右側の横側壁42とにわたって架設され、回動可能に支持されている。クラッチモータ37の出力軸に装着された出力ギア47と噛合する部分円弧状の駆動ギア48が第一回動軸46と一体回動するように設けられている。
アクセル用連動操作部40について説明する。
図7,8に示すように、支持枠44の右側の横側壁41を左右に貫通する軸受部57にて回動可能に回動支軸としての第二回動軸58が支持されている。第二回動軸58に、アクセル操作具30の基端部が一体的に回動可能に支持されている。アクセル操作具30の基端部から下方に延びる状態でアーム部30aが備えられ、このアーム部30aの延出端部に操作ワイヤ59の一端が連結されている。操作ワイヤ59の他端は調速機構34に連結されている。つまり、アクセル操作具30が第二回動軸58の軸芯周りで回動操作されるのに伴って、調速機構34が変更操作されるように、アクセル操作具30と調速機構34とが連動連係されている。
第二回動軸58におけるアクセル操作具30の右外方側の横側に大径の操作ギア61が一体回動可能に備えられている。右側の横側壁41の右外方側に、支持ブラケット62が溶接にて固定されている。支持ブラケット62にアクセルモータ39が支持されている。アクセルモータ39は複数のボルト63の連結により支持ブラケット62に固定されている。又、アクセルモータ39の出力軸64と第二回動軸58との間に左右向きの中継軸65が備えられ、この中継軸65に回転可能に中継ギア66が支持されている。
図5に示すように、クラッチモータ37及びアクセルモータ39の作動を制御する制御手段としての制御装置75が備えられている。制御装置75には、作業スイッチ31、変速位置センサ32、クラッチ用検知センサ52、アクセル用検知センサ73、手扱きスイッチ18、及び、エンジン19の出力回転数を検出する回転数センサ80、の検出情報が入力されている。制御装置75は、作業スイッチ31及び上記各センサ18,32,52,73,80の検出情報に基づいて、クラッチモータ37及びアクセルモータ39の作動を制御する。
図12に示すように、制御装置75は、エンジン19が始動されたのちにおいて、作業スイッチ31がオン操作されていなければ、初期状態を維持する(ステップ1,2)。すなわち、アクセル操作具30がアイドリング状態に対応する操作位置に維持され、脱穀クラッチ23及び刈取クラッチ25が共に切り状態となるようにクラッチ用連動操作部38が非作業状態に維持される。
(1)上記実施形態では、アクセル用駆動装置36が、第二回動軸58に連動連係するギア機構60と、それに作用する電動モータ(アクセルモータ39)とを備える構成としたが、電動モータに代えて油圧モータを用いて駆動してもよく、また、減速機構の減速率が大きい場合であれば、ギア機構60を用いることなくモータにより直接に第二回動軸58を駆動してもよい。
アクセル操作用の専用のスイッチを備えて、そのスイッチの操作により、クラッチ切換用駆動装置35が脱穀クラッチ23及び刈取クラッチ25を動力伝達状態に切り換える構成としてもよい。また、クラッチ操作用の専用のスイッチを備えて、そのスイッチの操作により、アクセル用駆動装置36がアクセル操作具30を定格回転状態に切り換える構成としてもよい。
4 運転部
4A 運転座席
13 フィードチェーン
15 切り換え部材
18 検知センサ
19 エンジン
23 脱穀クラッチ
25 刈取クラッチ
28 サイドパネル
30 アクセル操作具
31 作業スイッチ(作業指令手段)
35 クラッチ切換用駆動装置
36 アクセル用駆動装置
39 モータ
44 支持フレーム
58 回動支軸
60 ギア機構
Claims (5)
- 脱穀装置に対する動力伝達を入り切り可能な脱穀クラッチと、
刈取部に対する動力伝達を入り切り可能な刈取クラッチと、
エンジンの出力を変更調整可能なアクセル操作具と、
前記脱穀クラッチ及び前記刈取クラッチの状態を切り換え操作するクラッチ切換用駆動装置と、
前記アクセル操作具に作用して前記エンジンの出力回転数を変更操作するアクセル用駆動装置と、が備えられているコンバイン。 - 作業開始指令を指令する手動操作式の作業指令手段が備えられ、
前記作業指令手段にて前記作業開始指令が指令されると、前記クラッチ切換用駆動装置が前記脱穀クラッチ及び前記刈取クラッチを動力伝達状態に切り換え、且つ、前記アクセル用駆動装置が前記アクセル操作具を定格回転状態に切り換える請求項1に記載のコンバイン。 - 前記刈取部から受け渡された刈取穀稈の株元を挟持して搬送するフィードチェーンが備えられ、
前記刈取部からの刈取穀稈を前記フィードチェーンの搬送始端部に案内する案内状態と、前記フィードチェーンの搬送始端部を開放して手作業での刈取穀稈の搬入を許容する開放状態とに切り換え可能な切り換え部材が備えられ、
前記切り換え部材の切り換え状態を検知する検知センサが備えられ、
前記検知センサにて前記切り換え部材が前記開放状態に切り換えられたことが検知されると、前記アクセル用駆動装置が前記エンジンの出力回転数を低下させる請求項1又は2に記載のコンバイン。 - 前記アクセル操作具が回動支軸に一体的に回動可能に支持され、
前記アクセル用駆動装置に、前記回動支軸に連動連係されたギア機構と、前記ギア機構に作用するモータと、が備えられている請求項1から3のいずれか一項に記載のコンバイン。 - 運転部に、運転座席と、前記運転座席の横側に位置するサイドパネルとが備えられ、
前記アクセル用駆動装置が、前記サイドパネルの内部にて支持フレームに支持されている請求項1から4のいずれか一項に記載のコンバイン。
Priority Applications (1)
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JP2019235193A JP2021101678A (ja) | 2019-12-25 | 2019-12-25 | コンバイン |
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Family Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001299056A (ja) * | 2000-04-24 | 2001-10-30 | Iseki & Co Ltd | コンバインのエンジン制御装置 |
JP2007252322A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-10-04 | Kubota Corp | 作業車の駆動制御装置 |
JP2017131238A (ja) * | 2017-03-31 | 2017-08-03 | 井関農機株式会社 | コンバイン |
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