JP2001071932A - パワーユニットのマウント装置 - Google Patents

パワーユニットのマウント装置

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JP2001071932A
JP2001071932A JP25360999A JP25360999A JP2001071932A JP 2001071932 A JP2001071932 A JP 2001071932A JP 25360999 A JP25360999 A JP 25360999A JP 25360999 A JP25360999 A JP 25360999A JP 2001071932 A JP2001071932 A JP 2001071932A
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bracket
plate
unit
power unit
plate portion
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JP25360999A
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Akihiro Mayama
昭宏 間山
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高剛性を保ちながら軽量化及び製品コストの低
減化を図ることが可能なパワーユニットのマウント装置
を提供する。 【解決手段】パワーユニット側ブラケット12は、第1
ブラケットユニット20及び第2ブラケットユニット2
2とを備えている。第1ブラケットユニットは、一枚の
板材を折曲して互いに平行な一対の対向板20a、20
b及びこれら対向板どうしを繋ぐ背面板20cを有する
平面視コ字形状部材として形成されている。また、第2
ブラケットユニットは、一枚の板材を折曲して上板部2
2a及びこの上板部の幅方向端部から垂直に下がる垂直
板部22bと、この垂直板部22bの下端から折れ曲が
って第1ブラケットユニットの背面板の外周及び他方の
対向板20の外周の一部に固着し、第1ブラケットユニ
ットの変形を防止する第1剛性補強部22cとを備えて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば車両等に
搭載されてエンジンやミッション等のパワーユニットの
振動を吸収して支持するパワーユニットのマウント装置
の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のパワーユニットのマウント装置
は、インシュレータと、インシュレータをパワーユニッ
ト側に連結するパワーユニット側ブラケットと、インシ
ュレータを車体側部材に連結する車体側ブラケットとを
備えている。そして、パワーユニットの振動によりパワ
ーユニットと車体側部材との相対移動によって所定の外
力が入力しても、パワーユニット側ブラケットが強度及
び剛性を十分に保ち、インシュレータ内部の弾性体が弾
性変形して振動を吸収することにより、パワーユニット
から車体への振動伝達が低減される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、パワーユニ
ット側ブラケットとしては、鋳物により形成したブラケ
ットや、板材に絞り加工を行って形成したブラケットが
ある。しかし、鋳物製のブラケットは、高剛性を保つこ
とができるが軽量化を図ることが難しい。また、鋳造後
に二次加工を行わなければならないので、製品コストの
面で問題がある。
【0004】また、絞り加工製のブラケットは、軽量化
を図ることができるが、高剛性を保つために複雑な絞り
加工を何段階にも分けて行わなければならず、やはり製
品コストの面で問題がある。本発明は上記事情に鑑みて
なされたものであり、高剛性を保ちながら軽量化及び製
品コストの低減化を図ることが可能なパワーユニットの
マウント装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、外筒及び内筒の間に弾性体
を介装し、軸を水平方向に向けて配置したインシュレー
タと、前記内筒に挿通した通しボルトを介して前記イン
シュレータを支持し、且つ、前記通しボルトを介した連
結位置から離れた位置でパワーユニットに連結している
パワーユニット側ブラケットと、下端側が車体側部材に
連結し、上端側が前記外筒に固着して前記インシュレー
タを支持している板状の車体側ブラケットとを備えたパ
ワーユニットのマウント装置において、前記パワーユニ
ット側ブラケットは、一枚の板材を折曲して互いに平行
な一対の対向板及びこれら対向板どうしを繋ぐ背面板を
有する平面視コ字形状部材として形成されており、前記
一対の対向板に前記通しボルトを貫通締結してコ字形状
内に前記インシュレータを配置した第1ブラケットユニ
ットと、一枚の板材を折曲して上板部及びこの上板部の
幅方向端部から垂直に下がる垂直板部を有する横断面逆
L字形状の直線部材として形成され、長手方向の一端側
に前記パワーユニットが連結し、長手方向の他端側の前
記垂直板部に前記第1ブラケットユニットの前記一方の
対向板が固着している第2ブラケットユニットと、当該
第2ブラケットユニットの前記垂直板部から前記第1ブ
ラケットユニットの前記背面板の外周及び他方の対向板
の外周までの間を平面的に延在して前記第1ブラケット
ユニットの変形を防止する第1剛性補強部とを備えてい
る。
【0006】この発明によると、パワーユニット側ブラ
ケットを構成している第2ブラケットユニットは、互い
にL字状をなして直線状に延在する上板部及び垂直板部
を備えており、水平方向の外力が入力すると上板部が面
内力を発生して外力に抗し、上下方向の外力が入力する
と垂直板部が面内力を発生して外力に抗するので、外力
が入力しても容易に変形しない高剛性の部材となる。
【0007】そして、水平方向から外力が入力すると、
上板部が外力に抗する面内力を発生し、第1剛性補強部
も外力に抗するので、水平方向からの外力に対して第1
ブラケットユニットの剛性が確保される。また、上下方
向の外力が入力すると、第2ブラケットユニットの垂直
板部が面内力を発生し、第1剛性補強部も外力に抗する
ので、上下方向からの外力に対して第1ブラケットユニ
ットの剛性が確保される。このように、パワーユニット
側ブラケットは、第2ブラケットユニット及び第1剛性
補強部とで第1ブラケットユニットの変形を確実に防止
しているので、マウント装置の剛性が十分に確保され
る。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のパワーユニットのマウント装置において、前記第2
ブラケットユニットを、前記上板部及び前記垂直板部
と、この垂直板部の下端から折れ曲がって連続する板状
の前記第1剛性補強部とを備えた構造とし、前記第1剛
性補強部の前記第1ブラケットユニット側を向く縁部
を、前記背面板の外周及び他方の対向板の外周に固着し
た。
【0009】この発明によると、第1剛性補強部を、第
1ブラケットユニット及び第2ブラケットユニットと別
の部材とせず、第2ブラケットユニットを折曲すること
により垂直板部の下端に連続して形成しているので、ブ
ラケットの製作作業と部品管理の簡略化が図られる。ま
た、パワーユニット側ブラケットは、全て板材の折曲に
より形成されているので、複雑な二次加工作業が不要と
なり、製品コストが大幅に削減する。しかも、第1ブラ
ケットユニットは、板厚を厚くしなくてもコ字形状を確
保できる高剛性となっているので、軽量化も図られる。
【0010】さらに、請求項3記載の発明は、請求項1
又は2記載のパワーユニットのマウント装置において、
前記第2ブラケットユニット側に位置する前記背面板の
上縁に、他の上縁より高い突起板部を形成しておき、前
記一方の対向板を前記第2ブラケットユニットに固着し
たときに、前記突起板部が前記垂直板部に線接触状態で
当接して第2剛性補強部として機能するようにした。
【0011】この発明によると、上下方向の外力が入力
すると、第1ブラケットユニットの背面板に形成した突
起板部が垂直板部に線接触状態で当接して第1ブラケッ
トユニットの変形を防止するので、さらに第1ブラケッ
トユニットが高剛性となる。
【0012】
【発明の効果】請求項1記載のパワーユニットのマウン
ト装置によると、パワーユニット側ブラケットを構成し
ている第2ブラケットユニットは高剛性の部材であり、
この第2ブラケットユニット及び第1剛性補強部とで第
1ブラケットユニットの変形を確実に防止しているの
で、マウント装置の剛性を十分に確保することができ
る。
【0013】また、請求項2記載の発明によると、請求
項1記載の効果を得ることができるとともに、第1剛性
補強部を、第2ブラケットユニットを折曲することによ
り垂直板部の下端に連続して形成しているので、ブラケ
ットの製作作業と部品管理の簡略化を図ることができ
る。また、パワーユニット側ブラケットは、全て板材の
折曲により形成されているので、複雑な二次加工作業が
不要となり、製品コストが大幅に削減することができ
る。しかも、第1ブラケットユニットは、板厚を厚くし
なくてもコ字形状を確保できる高剛性となっているの
で、軽量化も図ることができる。
【0014】さらに、請求項3記載の発明は、請求項1
又は2記載の効果を得ることができるとともに、第1ブ
ラケットユニットの背面板に形成した突起板部が垂直板
部に線接触状態で当接して第1ブラケットユニットの変
形を防止するので、さらに第1ブラケットユニットを高
剛性の部材とすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るパワーユニッ
トのマウント装置の1実施形態を図面を参照して説明す
る。図1は、車両のエンジンルーム内を平面視で示した
図であり、この図において符号2が横置き(車幅方向)
に搭載したエンジンであり、符号4がエンジン2の車幅
方向の左側に一体に連結しているトランスミッションで
あり、これらエンジン2及びトランスミッション4が本
発明のパワーユニットを構成している。
【0016】このパワーユニットは、車幅方向の両端部
及び車両の前後側に連結した複数のマウント装置を介し
て車体側部材に支持されており、これら複数のマウント
装置のうち、トランスミッション4の車両後方側部とセ
ンタメンバ(車体側部材)6との間に配置したマウント
装置8が、本発明に係るマウント装置である。このマウ
ント装置8は、図2に示すように、外筒10a及び内筒
(図示せず)の間に弾性体10bを介装し、軸pを車幅
方向に向けて配置したインシュレータ10と、前記内筒
に挿通した通しボルト10cを介してインシュレータ1
0を支持し、通しボルト10cを挿通した位置から離れ
た位置でトランスミッション4に連結しているパワーユ
ニット側ブラケット12と、上端側が外筒10aに固着
し、下端側がセンタメンバ6に連結している車体側ブラ
ケット14と、パワーユニット側ブラケット12の下方
に一端が固着し、他端がトランスミッション4に連結し
ているパワーユニット側補強ブラケット16とで構成さ
れている。
【0017】次に、図3は、パワーユニット側ブラケッ
ト12及びパワーユニット側補強ブラケット16を斜視
図で示し、図4は、車両上方からパワーユニット側ブラ
ケット12を示した図であり、図5は、車両後方からパ
ワーユニット側ブラケット12を示した図である。な
お、図4では、パワーユニット側補強ブラケット16を
示しておらず、図5では、パワーユニット側補強ブラケ
ット16の一部を破線で示している。
【0018】パワーユニット側ブラケット12は、第1
ブラケットユニット20と、第2ブラケットユニット2
2とで構成されている。第1ブラケットユニット20は
一枚の板材を折曲して形成した部材であり、図3及び図
4に示すように、互いに平行な一対の対向板20a、2
0bと、これら対向板20a、20bどうしを繋ぐ背面
板20cを有する平面視コ字形状部材として形成されて
いる。そして、一対の対向板20a、20bに貫通孔2
0dが形成されており、これら貫通孔20dにインシュ
レータ10の内筒に挿通した通しボルト10cを通して
ボルト締結することにより、コ字形状内にインシュレー
タ10が配置される。
【0019】ここで、図5に示すように、第2ブラケッ
トユニット22側に位置する背面板20cの上縁に、他
の上縁(対向板20b側の縁部)より高い突起板部(第
2剛性補強部)20eを形成している。この突起板部2
0eは、一方の対向板20aを第2ブラケットユニット
22に固着したときに、その突起板部20eの側部が後
述する垂直板部22bに線接触状態で当接する。
【0020】一方、第2ブラケットユニット22も一枚
の板材を折曲して部材である。この部材は、上板部22
aと、この上板部22aの幅方向端部から垂直に下がる
ように折り曲げた垂直板部22bと、この垂直板部22
bの車両前方側(図4の左側)の下端から上板部22a
が延びている方向に対して逆側に延びるように折り曲げ
た第1剛性補強部22cとを備えた部材であり、上板部
22a及び垂直板部22bとで横断面逆L字形状の直線
部材をなしている。
【0021】そして、図3及び図4に示すように、垂直
板部22bの車両前方側の端部に取付けボス24が溶接
により固着されており、垂直板部22bの車両後方側に
も第1ブラケットユニット20の一方の対向板20aの
外周の一部を当接し、その当接部分が溶接により固着さ
れている。また、前述した第1剛性補強部22cの第1
ブラケットユニット20側を向く縁部22c1 は、背面
板20cの外周と、他方の対向板20bの外周の一部と
に当接する形状となっており、それら当接部分の全域が
溶接により固着されている。
【0022】ここで、符号26、28、30も取付けボ
スであり、取付けボス26、28のボス孔は、一方の対
向板20aに形成した孔(図示せず)と一致している。
また、取付けボス30は、パワーユニット側補強ブラケ
ット16及び一方の対向板20aに固着されている。そ
して、各取付けボス24、26、28、30のボス孔に
車幅方向の内側から挿通した固定ボルト(図示せず)
を、トランスミッション4のねじ穴に螺合することによ
り、第2ブラケットユニット22が、トランスミッショ
ン4に連結される。
【0023】次に、外力が作用する際のパワーユニット
側ブラケット12の簡略図を図6及び図7に示して本実
施形態の作用効果について説明する。先ず、パワーユニ
ット側ブラケット12を構成している第2ブラケットユ
ニット22は、互いにL字状をなして直線状に延在する
上板部22a及び垂直板部22bを備えており、車幅方
向の外力が入力すると上板部22aが面内力を発生して
外力に抗し、車両上下方向の外力が入力すると、垂直板
部22bが面内力を発生して外力に抗するので、外力が
入力しても容易に変形しない高剛性の部材である。
【0024】そして、図6に示すように車幅方向の一方
から外力F1 が入力すると、上板部22aが外力F1
抗する面内力を発生する。また、第1ブラケットユニッ
ト20の背面板20c及び他方の対向板20bの外周に
固着している第1剛性補強部22cも、外力F1 に抗す
る面内力を発生する。このため、車幅方向から外力F 1
が入力しても、第1ブラケットユニット20は、2点鎖
線で示すコ字形状が崩れるような変形が防止される。ま
た、車幅方向の他方から外力F2 が入力しても、やは
り、上板部22a及び第1剛性補強部22cが、外力F
2 に抗する面内力を発生するので、第1ブラケットユニ
ット20は変形が防止されて高剛性の部材となる。
【0025】また、車両の急停止時には、図7に示すよ
うにパワーユニット側ブラケット12に車両上方の外力
3 が入力する。この際、第1ブラケットユニット20
は、一方の対向板20aに対して他方の対向板20bが
上方に移動するように変形(図7の2点鎖線で示すよう
な変形)をしようとするが、第2ブラケットユニット2
2の垂直板部22bが面内力を発生し、第1ブラケット
ユニット20の背面板20cの上縁に形成されて垂直板
部22bに線接触状態で当接している突起板部20eも
第1ブラケットユニット20の変形を防止するので、第
1ブラケットユニット20が高剛性となる。
【0026】このように、パワーユニット側ブラケット
12は、第2ブラケットユニット20の上板部22a、
垂直板部22b及び第1剛性補強部22cと、第1ブラ
ケットユニット20の突起板部20eとが外力を受けて
第1ブラケットユニット20の変形を確実に防止してい
るので、本実施形態のマウント装置の剛性を十分に確保
することができる。
【0027】また、パワーユニット側ブラケット12を
構成している第1ブラケットユニット20及び第2ブラ
ケットユニット22は、板材の折曲により形成されてお
り、複雑な二次加工作業が不要となるので、製品コスト
を大幅に削減することができる。また、第1剛性補強部
22cは、第1及び第2ブラケットユニット20、22
と別の部材とせずに、第2ブラケットユニット22を折
曲することにより垂直板部22bの下端部に連続して形
成しているので、ブラケットの製作作業と部品管理の簡
略化を図ることができる。
【0028】また、パワーユニット側ブラケット12は
板材により形成されており、しかも、第1ブラケットユ
ニット20は板厚を厚くしなくてもコ字形状を確保でき
る高剛性となるので、軽量化を図ったブラケットを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パワーユニット及びこれを支持する複数のマウ
ント装置を示す平面図である。
【図2】本発明のマウント装置を車幅方向から示した図
である。
【図3】本発明に係るマウント装置の一部を示す斜視図
である。
【図4】本発明に係るマウント装置のパワーユニット側
ブラケットを車両上方から示した図である。
【図5】本発明に係るマウント装置のパワーユニット側
ブラケットを車両後方から示した図である。
【図6】パワーユニット側ブラケットに車幅方向から外
力が作用したときの状態を示す図である。
【図7】パワーユニット側ブラケットに車両上方の外力
が作用したときの状態を示す図である。
【符号の説明】
2 エンジン 4 トランスミッション 6 センタメンバ(車体側部材) 8 マウント装置 10 インシュレータ 10a 外筒 10b 弾性体 10c 通しボルト 12 パワーユニット側ブラケット 14 車体側ブラケット 20a、20b 対向板 20c 背面板 20e 突起板部(第2剛性補強部) 20 第1ブラケットユニット 22 第2ブラケットユニット 22a 上板部 22b 垂直板部 22c 第1剛性補強部 P 軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外筒及び内筒の間に弾性体を介装し、軸
    を水平方向に向けて配置したインシュレータと、前記内
    筒に挿通した通しボルトを介して前記インシュレータを
    支持し、且つ、前記通しボルトを介した連結位置から離
    れた位置でパワーユニットに連結しているパワーユニッ
    ト側ブラケットと、下端側が車体側部材に連結し、上端
    側が前記外筒に固着して前記インシュレータを支持して
    いる板状の車体側ブラケットとを備えたパワーユニット
    のマウント装置において、 前記パワーユニット側ブラケットは、一枚の板材を折曲
    して互いに平行な一対の対向板及びこれら対向板どうし
    を繋ぐ背面板を有する平面視コ字形状部材として形成さ
    れており、前記一対の対向板に前記通しボルトを貫通締
    結してコ字形状内に前記インシュレータを配置した第1
    ブラケットユニットと、一枚の板材を折曲して上板部及
    びこの上板部の幅方向端部から垂直に下がる垂直板部を
    有する横断面逆L字形状の直線部材として形成され、長
    手方向の一端側に前記パワーユニットが連結し、長手方
    向の他端側の前記垂直板部に前記第1ブラケットユニッ
    トの前記一方の対向板が固着している第2ブラケットユ
    ニットと、当該第2ブラケットユニットの前記垂直板部
    から前記第1ブラケットユニットの前記背面板の外周及
    び他方の対向板の外周までの間を平面的に延在して前記
    第1ブラケットユニットの変形を防止する第1剛性補強
    部とを備えていることを特徴とするパワーユニットのマ
    ウント装置。
  2. 【請求項2】 前記第2ブラケットユニットを、前記上
    板部及び前記垂直板部と、この垂直板部の下端から折れ
    曲がって連続する板状の前記第1剛性補強部とを備えた
    構造とし、前記第1剛性補強部の前記第1ブラケットユ
    ニット側を向く縁部を、前記背面板の外周及び他方の対
    向板の外周に固着したことを特徴とする請求項1記載の
    パワーユニットのマウント装置。
  3. 【請求項3】 前記第2ブラケットユニット側に位置す
    る前記背面板の上縁に、他の上縁より高い突起板部を形
    成しておき、前記一方の対向板を前記第2ブラケットユ
    ニットに固着したときに、前記突起板部が前記垂直板部
    に線接触状態で当接して第2剛性補強部として機能する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のパワーユニット
    のマウント装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109334427A (zh) * 2018-11-30 2019-02-15 奇瑞汽车股份有限公司 悬置、悬置系统以及车辆

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CN109334427A (zh) * 2018-11-30 2019-02-15 奇瑞汽车股份有限公司 悬置、悬置系统以及车辆

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