JP2850788B2 - エレベータのガイドシュー - Google Patents
エレベータのガイドシューInfo
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- JP2850788B2 JP2850788B2 JP7079594A JP7959495A JP2850788B2 JP 2850788 B2 JP2850788 B2 JP 2850788B2 JP 7079594 A JP7079594 A JP 7079594A JP 7959495 A JP7959495 A JP 7959495A JP 2850788 B2 JP2850788 B2 JP 2850788B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B7/00—Other common features of elevators
- B66B7/02—Guideways; Guides
- B66B7/04—Riding means, e.g. Shoes, Rollers, between car and guiding means, e.g. rails, ropes
- B66B7/047—Shoes, sliders
Landscapes
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Description
置されたガイドレールに沿って、かごの昇降を案内する
ガイドシューに関するものである。
より説明する。図7はガイドシューの正面図、図8は図
7の側面図、図9は図7の平面図である。図において、
1はエレベータの昇降路に設置されたガイドレール、2
はガイドレール1の頭部を三方から覆うように断面コ字
状に形成された低摩擦材からなるシュー、3はこのシュ
ー2を組み込んだシュー支え金、4はかご枠に固定され
たガイドシューの枠であり、側面側立ち上がり部4aと
背面側立ち上がり部4bとでシュー支え金3を三方から
囲うような断面コ字状部を形成している。
がり部4aとの間に配置された防振ゴムで、その一端5
aはボルト6によってシュー支え金3の外側面に固定さ
れ、他端5bはボルト7a,7bによって側面側立ち上
がり部4aに固定されている。
エレベータかごのスタート時や減速停止の直前に、シュ
ー2とガイドレール1との摩擦力によりシュー2がステ
ィックスリップを生じ、ガイドシューから異常な振動や
騒音を発生し、かご内の乗客に不快感を与えることがあ
る。更に、かごの水平方向の振動を抑制するためには、
防振ゴム5の水平方向のばね定数を小さくする必要があ
る。しかし、防振ゴム5は剪断方向のばね定数は小さい
が、圧縮・引張り方向のばね定数は大きいため、この構
成のままで防振ゴム5のばね定数を小さくすると、ステ
ィックスリップによる振動や騒音がますます大きくなる
という問題がある。
ねを使ってシュー2の上下方向の変位を規制している。
10は線ばねであり、上下端10a,10bはボルト1
1によってシュー支え金3の外側面に固定され、中央1
0cはボルト12によって枠4の背面側立ち上がり部4
bに固定されている。
規制され、ガイドシューのスティックスリップの発生が
防止できるため、ガイドシューからの異常な振動や騒音
の発生を防止することができる。
来例の場合、線ばね10を追加しなければならないた
め、構成が複雑になるという問題があった。また、万一
防振ゴム5が異常たわみを起こしたり破損したりする
と、かごが異常変位を起こし、昇降路内機器が相互干渉
する虞があった。
ちかごの進行方向には圧縮・引張り変形、水平方向、即
ちかごの進行方向と直角な平面内では剪断変形するよう
に、取り付けブラケットを介して、防振ゴムを配置する
ことによって、線ばねを使用することなくスティックス
リップの発生を防止するようにしたものである。
ては圧縮・引張り変形するため、ばね定数が大きくな
り、ガイドシューのスティックスリップが発生しにくく
なる。また、水平方向に対しては剪断変形するため、ば
ね定数が小さくなり、防振効果が大きくなる。更に、防
振ゴムの取り付けブラケットが、ストッパの役割を果た
し、シューの脱落や昇降路内機器の相互干渉を防止す
る。
る。図1は本実施例によるガイドシューの正面図、図2
は図1の側面図、図3は図2のA−A断面図である。図
において、20はかご枠に固定されたガイドシューの
枠、21は枠20の立ち上がり部20aに固定され、中
間部を切り欠いた縦断面L字型の取り付けブラケット、
22は一端がブラケット21の水平片の上面又は下面に
加硫接着された防振ゴム、23は防振ゴム22の他端に
加硫接着されたスタッドボルト24付のプレートであ
る。
金であり、その側面側立ち上がり部の上下にはそれぞれ
L字型ブラケット27が溶接され、ボルト24,プレー
ト23を介して防振ゴム22に連結されている。28,
29はシュー26を保持するためのシュー押さえ金であ
り、シュー支え金25の上下端に固定されている。30
はシュー支え金25の背面に固定されたストッパ、31
はシュー支え金25の背面に固定され、枠20の立ち上
がり部20aの孔20bを貫通したボルトであり、ナッ
ト32が取り付けられている。
下方向に対しては圧縮・引張り変形し、水平方向に対し
ては剪断変形することになる。そのため、上下方向に対
しては、ばね定数が大きくなって、ガイドシューのステ
ィックスリップが発生しにくくなる。また、水平方向に
対しては、ばね定数が小さくなって、防振効果が大きく
なる。更に、万一防振ゴム22が異常たわみを起こした
り破損したりしても、ブラケット21がストッパの役割
を果たし、シュー26やシュー支え金25の脱落や昇降
路内機器の相互干渉を防止する。
ように線ばねを使用せずに、スティックスリップの発生
を抑えることができるため、部品点数の増加を招くこと
がないとともに、水平方向の防振効果を大きくできるた
め、一層の乗り心地の向上を実現することができる。
より説明する。この実施例は、防振ゴムの両端にスタッ
ドボルト付のプレートを加硫接着したものを使用し、ま
た、縦断面L字型の取り付けブラケットに代えて、縦断
面U字型の取り付けブラケットを使用したものである。
図4は本実施例によるガイドシューの正面図、図5は図
4の側面図、図6は図5のB−B断面図である。
断面U字型の取り付けブラケット、41,42は防振ゴ
ム22の上下両端に加硫接着されたスタッドボルト41
a,42a付のプレートであり、図1〜図3と同一符号
は同一のものを示している。この実施例によれば、上下
のシュー押さえ金28又は29と、シュー支え金25
と、プレート41とをひとつのボルト41aで固定する
ことができる。
施例と同様に、スティックスリップの発生防止効果,水
平方向の防振効果及びシュー26等の脱落等防止効果が
ある。
線ばね等を必要とすることなく、スティックスリップの
発生防止,水平方向の防振及びシュー等の脱落等防止効
果を有するエレベータのガイドシューを提供することが
できる。
である。
図である。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 シューを組み込んだシュー支え金を防振
ゴムで支持した構成のエレベータのガイドシューにおい
て、 上記防振ゴムを、エレベータかごの進行方向のシューの
変位に対しては圧縮・引張り変形、かごの進行方向と直
角な平面内でのシューの変位に対しては剪断変形するよ
うに配置したことを特徴とするエレベータのガイドシュ
ー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7079594A JP2850788B2 (ja) | 1995-03-10 | 1995-03-10 | エレベータのガイドシュー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7079594A JP2850788B2 (ja) | 1995-03-10 | 1995-03-10 | エレベータのガイドシュー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08245118A JPH08245118A (ja) | 1996-09-24 |
JP2850788B2 true JP2850788B2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=13694330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7079594A Expired - Fee Related JP2850788B2 (ja) | 1995-03-10 | 1995-03-10 | エレベータのガイドシュー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2850788B2 (ja) |
-
1995
- 1995-03-10 JP JP7079594A patent/JP2850788B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08245118A (ja) | 1996-09-24 |
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Legal Events
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