JP2001070800A - 光触媒膜組成物及びこれを用いた光触媒体 - Google Patents

光触媒膜組成物及びこれを用いた光触媒体

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JP2001070800A
JP2001070800A JP25270799A JP25270799A JP2001070800A JP 2001070800 A JP2001070800 A JP 2001070800A JP 25270799 A JP25270799 A JP 25270799A JP 25270799 A JP25270799 A JP 25270799A JP 2001070800 A JP2001070800 A JP 2001070800A
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photocatalyst
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tungsten oxide
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Norihiro Matsuoka
憲弘 松岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可視光により活性が得られ、またバインダー
で固定しても活性が低下しない光触媒膜を形成し、さら
に大面積の基体を連続的に処理することができ量産性に
優れた光触媒膜組成物、及びそのような光触媒膜を基体
に形成した光触媒体を提供する。 【解決手段】 光触媒膜組成物に金属微粒子を担持した
酸化タングステン粒子と、バインダーとを含有させる。
活性の低下防止などの点から吸着剤および酸化チタンの
少なくとも一方を前記光触媒膜組成物にさらに含有させ
るのが好ましい。また形成した光触媒膜を多孔質なもの
とし比表面積の増大を図るためには前記光触媒膜組成物
に有機高分子化合物をさらに含有させるのがよい。一方
前記バインダーは金属アルコキシドであるのが望まし
く、この中でもチタンアルコキシドであるのがよい。ま
た前記金属微粒子は白金、ルテニウム、酸化ルテニウム
からなる群から選択される少なくとも1種であるのが望
ましい。上記のいずれかに記載の光触媒膜組成物を用い
て光触媒膜を基体に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光触媒膜組成物およ
びこれを用いた光触媒体に関し、より詳細には可視光で
活性を示し、バインダーで固定しても活性が低下しない
光触媒膜を形成する組成物およびこれを用いて基体に光
触媒膜を形成した光触媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光触媒に、そのバンドキャップ以上のエ
ネルギーを持つ波長の光を照射すると光励起により伝導
帯に電子、価電子帯に正孔が生じる。この光励起により
生じた電子および正孔の持つ強い還元力および酸化力が
有機物の分解・浄化や窒素酸化物の除去、二酸化炭素の
分解・固定化などに利用できないか検討されているとこ
ろであり、抗菌・浄化の分野では一部実用化され始めて
いる。
【0003】光触媒として最も代表的なものの一つに酸
化チタンがある。酸化チタンは高活性であると同時に化
学安定性に優れ、光触媒としての活性は半永久的に持続
する。また人体に無害で、資源として豊富で安価という
優れた特徴を有する。この酸化チタンの各種結晶構造の
うち大きな活性が得られるのはアナターゼ型結晶で、そ
のバンドキャップは約3.2eVである。したがってこ
のアナターゼ型結晶の活性を得るためには波長380n
m以下の紫外光を照射しなければならない。このため、
例えば酸化チタン光触媒を用いた空気清浄機などでは、
紫外光を照射するブラックライトや殺菌灯が組み込まれ
ている。例えば特開平1−159030号公報では、酸
化チタンを含む混合金属酸化物に紫外線を照射する脱臭
方法などが提案されている。
【0004】しかし太陽光や蛍光灯などの汎用光源には
紫外光がごく僅かにしか含まれていないため、これら汎
用光源を用いると酸化チタンの活性は大きくならずエネ
ルギー効率が悪くなるという問題がある。そこでこのよ
うな問題を解決するため、可視光を吸収して活性を示す
材料の開発研究がこれまでから種々行われてきた。可視
光を吸収する材料として、例えばFe23やCdS、C
dSe、GaP、KNb25系複合酸化物等が検討され
たが、Fe23では活性がほとんど得られず、CdS、
CdSe、GaPでは初期に活性が得られたものの化学
安定性に欠け、活性の低下およびCdなどの水への溶解
といった問題があった。またKNb25系複合酸化物で
は可視光による活性が僅かで実用化は困難であった。一
方、酸化チタンに各種物質をドーピングすることも検討
されたが、ドーピングによって可視光の吸収は得られる
ものの触媒活性が消失するという問題があった。また近
年、ドーピングによる活性消失が生じず可視光で活性を
得る手段として、酸化チタンに金属イオンを打ち込み4
00〜500℃で焼成するイオン注入法によるドーピン
グが提案されている(特開平9−262482号公
報)。しかしこの方法では、大面積の基体を連続的に処
理することが困難で量産性に難があり実用化に至ってい
ない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来の問題に鑑みてなされたものであり、可視光により活
性が得られ、バインダーで固定しても活性が低下しない
光触媒膜を形成し、さらに大面積の基体を連続的に処理
することができ量産性に優れた光触媒膜組成物を提供す
ること、及びそのような光触媒膜を基体に形成した光触
媒体を提供することをその目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の光触媒膜組成物では金属微粒子を担持した
酸化タングステン粒子と、バインダーとを含む。活性の
低下防止などの点から吸着剤および酸化チタンの少なく
とも一方を前記光触媒膜組成物にさらに含有させるのが
好ましい。また形成した光触媒膜を多孔質なものとし比
表面積の増大を図るためには前記光触媒膜組成物に有機
高分子化合物をさらに含有させるのがよく、この有機高
分子化合物としてはポリエチレングリコールが推奨され
る。一方前記バインダーは金属アルコキシドであるのが
望ましく、この中でもチタンアルコキシドであるのがよ
い。また前記金属微粒子は白金、ルテニウム、酸化ルテ
ニウムからなる群から選択される少なくとも1種である
のが望ましい。
【0007】また本発明によれば、上記記載の光触媒膜
組成物を用いて光触媒膜を基体に形成したことを特徴と
する光触媒体が提供される。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明者は、可視光により活性が
得られ、バインダーで固定しても活性が低下しない光触
媒膜を形成できないか鋭意検討した結果、金属微粒子を
担持した酸化タングステン粒子と、バインダーとを含む
光触媒膜組成物により目的の光触媒膜が形成できること
を見い出し本発明をなすに至った。
【0009】酸化タングステンは可視光照射で活性を示
すことは知られている。しかし本発明者が実験したとこ
ろ、酸化タングステン粒子をバインダーの多孔質膜に固
定化すると活性がほとんど消失するという致命的問題の
あることがわかった。活性が消失する原因については未
だ明らかにはなっていないが次のような機構によるもの
と推測している。すなわちバンドキャップ以上のエネル
ギーを持つ波長の光が酸化タングステン粒子に照射され
ると、光励起により電子と正孔が生成する。このとき酸
化タングステン粒子の周りに異種物質であるバインダー
があると、酸化タングステン粒子とバインダーの接触部
で電子と正孔が再結合して電子と正孔が消失し、この結
果酸化タングステン粒子の活性が消失するのである。
【0010】本発明では、金属微粒子を担持した酸化タ
ングステン粒子を使用することにより活性の消失を防止
した。金属微粒子を担持させることによって酸化タング
ステン粒子の活性の消失が防止できる機構については今
のところ明らかになっていないが次のような機構ではな
いかと考えている。すなわち酸化タングステン粒子に金
属微粒子を担持させると、金属微粒子と酸化タングステ
ン粒子との間でショットキー接合が形成する。これによ
り酸化タングステン粒子と金属微粒子との界面付近でエ
ネルギーバンドに曲がりが生じ、光照射により生成した
電子だけが金属微粒子側へ移動する。このため酸化タン
グステン粒子をバインダーで固定しても、酸化タングス
テン粒子とバインダーの接触部での電子と正孔が再結合
は起こりにくくなり、酸化タングステン粒子の活性消失
が抑制されるのである。
【0011】本発明で使用できる酸化タングステン粒子
としては特に限定はなく従来公知のものが使用できる。
また酸化タングステン粒子の粒径は300ミクロン以下
が好ましく、50ミクロン以下がより好ましい。金属微
粒子を担持した酸化タングステン粒子とバインダーとの
配合比(重量比)は、80:20〜15:85の範囲が
好ましく、60:40〜30:70の範囲がより好まし
い。前記酸化タングステン粒子の割合が15%未満であ
ると光触媒活性が不十分となり、一方80%を超えると
光触媒膜の強度が不十分になるおそれがある。
【0012】本発明で使用できる金属微粒子としては特
に限定はなく、例えば白金、ルテニウム、酸化ルテニウ
ム、銀、パラジウム、ロジウム、ニッケル、マンガン、
コバルトなどが挙げられ、これらを単独または2種以上
の混合物として用いることができる。上記の金属微粒子
の中でも、酸化タングステン粒子の活性の消失抑制の点
から白金、ルテニウム、酸化ルテニウムが好適である。
上記金属微粒子の担持方法に特に限定はなく、例えば含
浸法や沈殿法、電着法など従来公知の方法が採用でき
る。また金属微粒子の粒径は10nm以下が好ましく、
3nm以下がより好ましい。酸化タングステン粒子に対
する金属微粒子の担持量は、酸化タングステン粒子の粒
径や形状などから適宜決定すればよいが、例えば酸化タ
ングステン粒子100重量部に対して0.05〜10重
量部の範囲が好ましく、0.2〜4重量部の範囲がより
好ましい。
【0013】本発明で使用するバインダーとしては特に
限定はなく、光触媒膜を形成する基体の材質や形状など
から適宜決定すればよい。このようなバインダーとして
は、例えば一般式:M(OR)n (ただしMは金属元素
であり、Rはアルキル基であり、nは金属元素の酸化数
である)により表される金属アルコキシド;シリカゾル
やアルミナゾル等の無機物が挙げられる。前記金属アル
コキシドとしては例えばTi(OR)4、Zn(O
R)2、Sn(OR)4、W(OR)6、Sr(OR)2
Si(OR)4、Al(OR)3などが挙げられ、これら
を単独または2種以上の混合物として使用することがで
きる。この中でもTi(OR)4が特に好ましい。
【0014】本発明では、有機高分子化合物を含んでい
ることが望ましい。このような有機高分子化合物の添加
によって、焼成時に微細孔が膜に形成されて多孔質で比
表面積の大きい光触媒膜となり高い活性が得られる。こ
のような有機高分子化合物としては、ポリエチレングリ
コール、ポリビニルアルコール、パラフィンなどを挙げ
ることができ、その添加量は光触媒膜組成物に対して、
5〜60重量%の範囲が好ましく、20〜40重量%の
範囲がより好ましい。上記の有機高分子化合物の中でも
効果が優れている点でポリエチレングリコールが推奨さ
れる。
【0015】本発明の光触媒膜組成物に吸着剤および酸
化チタンの少なくとも1つをさらに添加してもよい。本
発明者の検討結果によれば、酸化タングステンは酸化チ
タンに比べ副生成物が生成しやすい。例えば、代表的臭
気成分の1つであるアセトアルデヒドを酸化タングステ
ンで分解除去した場合、副生成物として酢酸が生成す
る。酢酸はアセトアルデヒドに比べて分解速度が遅いた
め、酸化タングステン粒子表面に吸着すると活性の低下
を招く。
【0016】そこで前記酸化タングステン粒子と共に吸
着剤を光触媒膜組成物に含有させることによって、酢酸
などの分解速度の遅い物質をこの吸着剤で吸着して酸化
タングステン粒子表面への吸着量を減らし活性の低下を
防止する。なお吸着剤に吸着された難分解性の物質は前
記酸化タングステン粒子の触媒作用で徐々に分解され
る。
【0017】一方酸化チタンは、活性を得るためには紫
外光の照射が必要ではあるが、酸化タングステン粒子に
比べ半導体としてのバンドキャップが大きく高い分解活
性を有している。このため、酸化チタンを本発明の光触
媒膜組成物に含有させると、前記のような副生成物とし
て難分解性の物質が生成した場合に、紫外光を照射する
ことにより当該物質を分解除去することができる。また
定期的に紫外光を照射することにより光触媒膜の機能を
回復させることもできる。
【0018】なお吸着剤と酸化チタンの双方を光触媒膜
組成物に含有させると前記の各作用が奏され、酸化タン
グステン粒子の活性の低下防止が一層図られる。
【0019】本発明で使用できる吸着剤としては、特に
限定はなく従来公知のものが使用でき、例えばゼオライ
ト、酸化亜鉛微粉末、活性炭などが挙げられ、これらを
単独または2種以上の混合物として使用することができ
る。吸着剤の含有量は、酸化タングステン100重量部
に対して5〜200重量部の範囲が好ましく、20〜1
00重量部の範囲がさらに好ましい。
【0020】本発明で使用できる酸化チタンとしては、
特に限定はなくアナターゼ型、ルチル型、ブルッカイト
型のいずれのものでもよいが、光触媒活性の点でアナタ
ーゼ型又はルチル型のものが好ましく、アナターゼ型の
ものがより好ましい。この酸化チタンとしては、例えば
微粒子状の酸化チタンを含有するチタニアゾル、酸化チ
タンの粉末微粒子等が挙げられる。酸化チタンの粒径は
特に限定されないが、この酸化チタンは、塗膜形成後の
塗膜中に含まれるものであるため、数十μm程度以下の
ものが好ましい。酸化チタンの含有量は、酸化タングス
テン100重量部に対して10〜200重量部の範囲が
好ましく、30〜100重量部の範囲がさらに好まし
い。
【0021】また吸着剤と酸化チタンとを併用する場合
には、吸着剤と酸化チタンの配合比(重量比)は10/
90〜90/10の範囲が好ましく、さらには30/7
0〜70/30の範囲が好ましい。
【0022】本発明の光触媒膜組成物には、上記成分以
外にも必要に応じて本発明の効果を阻害しない範囲にお
いてその他の成分を含有させてもよい。
【0023】光触媒膜を形成する基体の材質に特に限定
はなく、例えばアルミニウム、鉄、チタン、ニッケル、
クロム、銅などの金属およびこれらの合金、ガラス、セ
ラミックス、セメント、木材、合成樹脂などいずれの材
質のものでもよい。もちろん基材の形状に限定はなく、
シート状物であってももちろんよい。
【0024】上記光触媒膜組成物を基体に塗布する方法
としては特に限定はなく、例えば、スプレー塗布法、浸
漬塗布法、フロー塗布法、ロールコーティング法、スピ
ンコーティング法、刷毛塗り、スポンジ塗り等の従来公
知の方法を用いることができる。また塗膜形成後に加熱
処理を施すことにより、より早く乾燥、硬化させること
ができる。基体上の光触媒膜は単層でもよいが、より有
効な持続的効果を得るためには積層とするのがよい。ま
た光触媒膜組成物は基体に直接塗布してもよいが、基体
の種類によっては光触媒膜組成物を直接塗布できない場
合があり、この場合は接着層を介在させる必要がある。
このような接着層はシリコン樹脂やアクリル変性シリコ
ン樹脂、アクリル樹脂などで形成することができる。
【0025】前記光触媒膜を基体に形成した本発明の光
触媒体は、タバコやトイレ等の悪臭ガスを除去する脱臭
剤;アルデヒドやメルカプタン、アンモニア、NOxな
どの有害ガスを除去する有害ガス除去剤;工場排水や河
川水などを浄化する水浄化剤;菌類や藻類などを殺菌除
去する抗菌剤などとして用いることができる。
【0026】
【実施例】以下、実施例および比較例によって本発明を
さらに詳細に説明するが、本発明はこれらにより何ら限
定されるものではない。なお特に断りのない限り、実施
例および比較例に記載された「部」は重量部を、「%」
は「重量%」を示すものとする。
【0027】実施例1 塩化白金酸水溶液に酸化タングステン粒子(関東化学社
製)を加えて、撹拌しながら高圧水銀灯により紫外光を
照射し、白金担持酸化タングステン粒子を作製した。次
にこの白金担持酸化タングステン粒子とバインダーであ
るシリカゾル(「スノーテックスO」日産化学社製)を
混合し光触媒膜組成物を作製した。混合比は固定分重量
で白金担持酸化タングステン粒子40%、シリカゾル6
0%であった。3cm×12cmのバリウムホウケイ酸
系ガラス基板にこの光触媒膜組成物を浸漬塗布して、2
00℃で30分間焼成し基板上に光触媒膜を形成した。
同様の操作を更に2回繰り返し3層の光触媒膜を基板上
に形成しサンプルとした。
【0028】実施例2 三塩化ルテニウム水溶液に酸化タングステン粒子を加え
て、撹拌しながら高圧水銀灯により紫外光を照射し、ル
テニウム担持酸化タングステン粒子を作製した。以下、
実施例1と同様にして光触媒膜組成物を作製し、基板上
に3層の光触媒膜を形成した。
【0029】実施例3 三塩化ルテニウム水溶液に酸化タングステン粒子を加え
撹拌した後150℃に加熱し乾燥した。次に550℃で
焼成し酸化ルテニウム担持酸化タングステン粒子を作製
した。以下、実施例1と同様にして光触媒膜組成物を作
製し、基板上に3層の光触媒膜を形成した。
【0030】実施例4 硝酸銀水溶液に酸化タングステン粒子を加えて、撹拌し
ながら高圧水銀灯により紫外光を照射し、銀担持酸化タ
ングステン粒子を作製した。以下、実施例1と同様にし
て光触媒膜組成物を作製し、基板上に3層の光触媒膜を
形成した。
【0031】実施例5 塩酸に塩化パラジウムを溶解し、酸化タングステン粒子
を加えて、撹拌しながら高圧水銀灯により紫外光を照射
し、パラジウム担持酸化タングステン粒子を作製した。
以下、実施例1と同様にして光触媒膜組成物を作製し、
基板上に3層の光触媒膜を形成した。
【0032】実施例6 実施例1で作製した白金担持酸化タングステン粒子と酸
化チタンを混合して次にこの混合物とバインダーである
シリカゾル(「スノーテックスO」日産化学社製)を混
合し光触媒膜組成物を作製した。混合比は固定分重量で
白金担持酸化タングステン粒子30%、酸化チタン20
%、シリカゾル50%であった。以下、実施例1と同様
にして基板上に3層の光触媒膜を形成した。
【0033】実施例7 実施例1で作製した白金担持酸化タングステン粒子とチ
タンアルコキシドを混合して混合物を作製し、その後こ
の混合物の濃度が30%となるように分子量2,000
のポリエチレングリコールを添加し光触媒膜組成物を作
製した。次に、3cm×12cmのバリウムホウケイ酸
系ガラス基板にこの光触媒膜組成物を浸漬塗布して、5
00℃で60分間焼成し基板上に光触媒膜を形成した。
なお光触媒膜中の含有量が60%となるように白金担持
酸化タングステン粒子を混合した。同様の操作を更に3
回繰り返し4層の光触媒膜を基板上に形成しサンプルと
した。
【0034】比較例1 シリカゾルに酸化タングステン粒子を加えて光触媒膜組
成物とし、実施例1と同様にして基板上に3層の光触媒
膜を形成しサンプルとした。
【0035】比較例2シリカゾル(「スノーテックス
O」日産化学社製)と酸化チタン粒子(「ST−0
1」」石原産業社製)を混合し光触媒膜組成物とした。
以下実施例1と同様にして基板上に3層の光触媒膜を形
成してサンプルとした。
【0036】(分解除去試験)実施例1〜5及び比較例
1で作製したサンプルを5リットルの容器にそれぞれ別
々に入れ、そこに悪臭物質の一つであるアセトアルデヒ
ドを100ppmとなるように注入した。つぎに6Wの
ブラックライトをサンプル表面の光触媒膜に照射し、照
射時間によるアセトアルデヒドの濃度変化を調べた。結
果を表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】実施例1〜5のサンプルでは、紫外線照射
6時間後のアセトアルデヒド濃度が63%以下と比較例
1に比べ格段に優れた分解性能を示した。特に、白金を
担持した実施例1のサンプルでは紫外線照射3時間後で
3%、6時間後の0.2%未満のアセトアルデヒドしか
検出されず大変優れた分解除去性能を示した。一方金属
微粒子を担持しない酸化タングステン粒子をを使用した
比較例のサンプルでは、紫外線照射6時間後でもアセト
アルデヒドの99%が残存していた。
【0039】次に実施例1および比較例2のサンプルを
5リットル容器にそれぞれ別々に入れ、そこにアセトア
ルデヒドを50ppmとなるように注入した。つぎに6
Wの昼光色蛍光灯をサンプル表面の光触媒膜に照射し
た。なお、このとき昼光色蛍光灯とサンプルとの間にポ
リカーボネート板(厚さ1mm)を置き、当該蛍光灯に
含まれる紫外光を削除した。照射時間によるアセトアル
デヒドの濃度変化結果を表2に示す。
【0040】
【表2】
【0041】光触媒として白金担持酸化タングステン粒
子を使用した実施例1のサンプルでは、紫外光を含まな
い可視光の照射により10時間後にはアセトアルデヒド
が21ppmまで減少したのに対し、酸化チタンを使用
した比較例2のサンプルでは、照射10時間経ってもア
セトアルデヒドはまったく分解しなかった。
【0042】(回復試験)実施例1,6,7のサンプル
を5リットル容器にそれぞれ別々に入れ、そこにアセト
アルデヒドを50ppmとなるように注入した。つぎに
ポリカーボネート板(厚さ1mm)で紫外光を削除した
6Wの昼光色蛍光灯をサンプル表面の光触媒膜に24時
間連続照射した。そして、再びアセトアルデヒドを50
ppmとなるように容器に注入した後、前記昼光色蛍光
灯を再び24時間連続照射した。これを繰り返し、10
回目の24時間連続照射後にアセトアルデヒドと酢酸の
濃度を測定した。続けて紫外光を含むブラックライトを
5時間照射した後、アセトアルデヒドを50ppmとな
るように再度注入し、紫外光を削除した6Wの昼光色蛍
光灯をサンプル表面の光触媒膜に24時間照射してアセ
トアルデヒドと酢酸の濃度を測定した。結果を表3に示
す。
【0043】
【表3】
【0044】繰り返し10回の可視光照射によってもい
ずれのサンプルも未分解のアセトアルデヒドと酢酸が残
存している。しかしブラックライトを照射した後の可視
光照射ではいずれのサンプルもアセトアルデヒドと酢酸
の濃度が低下している。特に、酸化チタンを併用した実
施例6のサンプルではアセトアルデヒドは1ppm、酢
酸は1ppmまで分解除去されており、酸化チタンによ
る光触媒の回復効果が現れている。さらに、バインダー
としてチタンアルコキシドを用いた実施例7のサンプル
では、アセトアルデヒド及び酢酸は測定限界の0.2p
pm未満まで分解除去されており、より一層の光触媒の
回復効果が得られた。
【0045】
【発明の効果】本発明の光触媒膜組成物によれば、可視
光により活性が得られ、バインダーで固定しても活性が
低下しない光触媒膜を形成することができる。また酸化
タングステン粒子の光触媒作用で副生成物が生成するよ
うなときには、吸着剤および酸化チタンの少なくとも1
つを含有させることによって副生成物による酸化タング
ステン粒子の活性低下を防止することができる。また金
属アルコキシド、特にチタンアルコキシドをバインダー
として用いることにより前記と同様に副生成物による酸
化タングステン粒子の活性低下を防止することができ
る。光触媒膜組成物に有効高分子化合物をさらに含有さ
せると、膜に微細孔を形成でき比表面積が大きくなり高
活性な光触媒膜となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01J 23/64 103A Fターム(参考) 4C080 AA07 BB02 CC01 HH05 JJ01 KK08 LL10 MM02 4D048 AA06 AA11 AA18 AA19 AA20 AB03 BA07X BA27X BA30X BA31X BA32X BA34X BA41X BB03 BB20 EA01 4G069 AA03 AA08 AA12 BA04A BA04B BA04C BA48A BA48C BB02A BB02B BB04A BB04B BB04C BC32B BC60A BC60B BC60C BC70A BC70B BC72B BC75A BC75B CA01 CA10 CA13 CA15 CA17 CA19 DA06 EA01X EA01Y EA08 EE06 FA02 FC02 FC05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属微粒子を担持した酸化タングステン
    粒子と、バインダーとを含むことを特徴とする光触媒膜
    組成物。
  2. 【請求項2】 吸着剤および酸化チタンの少なくとも一
    方をさらに含む請求項1記載の光触媒膜組成物。
  3. 【請求項3】 有機高分子化合物をさらに含む請求項1
    又は2記載の光触媒膜組成物。
  4. 【請求項4】 前記有機高分子化合物がポリエチレング
    リコールである請求項3記載の光触媒膜組成物。
  5. 【請求項5】 前記バインダーが金属アルコキシドであ
    る請求項1〜4のいずれかに記載の光触媒膜組成物。
  6. 【請求項6】 前記金属アルコキシドがチタンアルコキ
    シドである請求項5記載の光触媒膜組成物。
  7. 【請求項7】 前記金属微粒子が白金、ルテニウム、酸
    化ルテニウムからなる群から選択される少なくとも1種
    である請求項1〜6のいずれかに記載の光触媒膜組成
    物。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載の光触媒
    膜組成物を用いて光触媒膜を基体に形成したことを特徴
    とする光触媒体。
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