JP2001069238A - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

Info

Publication number
JP2001069238A
JP2001069238A JP24341699A JP24341699A JP2001069238A JP 2001069238 A JP2001069238 A JP 2001069238A JP 24341699 A JP24341699 A JP 24341699A JP 24341699 A JP24341699 A JP 24341699A JP 2001069238 A JP2001069238 A JP 2001069238A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
incoming call
communication line
key
hold
control circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24341699A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigenori Sonobe
鎮則 薗部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP24341699A priority Critical patent/JP2001069238A/ja
Publication of JP2001069238A publication Critical patent/JP2001069238A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 着信側では、着信に対して速やかに応答でき
ない場合であっても、着信に対して応答することがで
き、発信側では、着信側が着信に対して応答したことに
応じて通話することができるようにする。 【解決手段】 制御回路は、「自動応答保留モード」を
設定しているときには、着信すると(ステップS11で
「YES」)、通信回線を自動的に接続して保留状態に
し(ステップS13)、保留状態を解除するためのキー
が操作されたことを検出すると(ステップS16で「Y
ES」)、保留状態を解除する(ステップS18)。着
信側のユーザは、着信に対して速やかに応答できない場
合であっても、保留状態を解除するためのキーを操作す
ることにより、着信に対して応答することができ、一
方、発信側のユーザは、このようにして着信側のユーザ
が着信に対して応答したことに応じて通話することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話装置など
の無線通信装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】近年、電気通信技術の
進歩に伴って、携帯電話装置などの無線通信装置が広く
普及している。ところで、携帯電話装置は、数多くの機
種が提供されており、そのうちの一つとして、ユーザが
自動車を運転中にあることを想定したドライブモードを
設定することが可能なものがある。
【0003】この携帯電話装置によれば、ユーザは、ド
ライブモードを設定することにより、着信に対して応答
することを自動的に拒否すると共に、例えば「ただいま
運転中です。応答できません。」などの自動車を運転中
にあって着信に対して応答できないことを示すメッセー
ジを発信側に自動的に送信することが可能になり、運転
に支障を来すことを未然に回避することが可能になる。
【0004】しかしながら、このことは、換言すれば、
ドライブモードを設定していると、運転中にあるユー
ザ、つまり、着信側のユーザは、例えば自動車を安全な
場所に停止させており、着信に対して応答することがで
きるような状況であっても、着信に対して応答すること
ができないという問題があり、一方、発信側のユーザ
は、着信側が着信に対して応答することができないの
で、緊急や重要な用件であっても通話することができな
いという問題がある。
【0005】本発明は、上記した事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、着信側では、着信に対して速
やかに応答できない場合であっても、着信に対して応答
することができ、発信側では、着信側が着信に対して応
答したことに応じて通話することができ、発信側および
着信側の双方において、利便性の向上を図ることができ
る無線通信装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の無線通信
装置によれば、制御手段は、所定の動作モードを設定し
ていることを条件として、着信検出手段が着信を検出す
ると、着信報知手段により着信を報知させ、通信回線接
続・切断手段により発信側との間で通信回線を接続させ
て保留状態にさせ、メッセージ送信手段により発信側に
保留状態にあることを示す保留メッセージを送信させ
る。そして、制御手段は、キー操作識別手段が保留状態
を解除するためのキーが操作されたことを識別すると、
保留状態を解除させる。
【0007】すなわち、このものによれば、着信する
と、通信回線を自動的に接続して保留状態にし、着信側
のユーザが保留状態を解除するためのキーを操作する
と、保留状態を自動的に解除するようになるので、着信
側のユーザは、着信に対して速やかに応答できない場合
であっても、保留状態を解除するためのキーを操作する
ことにより、着信に対して応答することができ、一方、
発信側のユーザは、このようにして着信側のユーザが着
信に対して応答したことに応じて通話することができ
る。
【0008】したがって、着信側のユーザは、例えば自
動車を運転している場合であれば、自動車を安全な場所
に停止させたのち、保留状態を解除するためのキーを操
作することにより、着信に対して応答することができ、
また、自動車を運転している場合に限らず、例えば図書
館や美術館などの静寂な場所に居るような場合であれ
ば、他に迷惑を与えないような場所に移動したのち、保
留状態を解除するためのキーを操作することにより、着
信に対して応答することができる。そして、発信側のユ
ーザは、このようにして着信側のユーザが着信に対して
応答したことに応じて通話することができる。
【0009】請求項2記載の無線通信装置によれば、制
御手段は、保留状態を解除するためのキーが設定時間連
続して操作されなかったことを検出すると、メッセージ
送信手段により発信側に通信回線を切断することを示す
切断メッセージを送信させ、通信回線接続・切断手段に
より発信側との間で通信回線を切断させ、通信回線を切
断したことを示す情報を報知させる すなわち、このものによれば、着信側のユーザが保留状
態を解除するためのキーを設定時間連続して操作しない
と、発信側に切断メッセージを送信し、通信回線を自動
的に切断し、通信回線を切断したことを示す情報を報知
するようになるので、例えば着信側のユーザが保留状態
を解除するためのキーを操作できないような場合であれ
ば、保留状態が不要に継続してしまうことを未然に回避
することができる。また、発信側のユーザに、通信回線
が切断されることを認識させることができ、さらには、
通信回線が切断されたことを認識することができる。
【0010】請求項3記載の無線通信装置によれば、制
御手段は、所定時刻・所定時間を計時手段が計時したこ
とを条件として、所定の動作モードを設定する。すなわ
ち、このものによれば、所定時刻・所定時間を計時手段
が計時すると、所定の動作モードを自動的に設定し、上
記した処理を実行するようになるので、例えば自動車を
運転するに際して、運転する時刻・時間が事前に判明し
ているような場合であれば、運転する時刻・時間に合わ
せてあらかじめ所定時刻・所定時間を指定しておくこと
により、所定の動作モードを自動的に設定することがで
き、利便性の向上を図ることができる。
【0011】また、例えば図書館や美術館などの静寂な
場所に居る時刻・時間が事前に判明しているような場合
であれば、静寂な場所に居る時刻・時間に合わせてあら
かじめ所定時刻・所定時間を指定しておくことにより、
静寂な場所に居る場合には、所定の動作モードを自動的
に設定することができ、利便性の向上を図ることができ
る。
【0012】請求項4記載の無線通信装置によれば、制
御手段は、車載アダプタに接続されたことを車載アダプ
タ接続検出手段が検出したことを条件として、所定の動
作モードを設定する。すなわち、このものによれば、車
載アダプタに接続されると、所定の動作モードを自動的
に設定し、上記した処理を実行するようになるので、例
えば自動車を運転するに際して、車載アダプタに接続す
ることにより、所定の動作モードを自動的に設定するこ
とができ、利便性の向上を図ることができる。
【0013】請求項5記載の無線通信装置によれば、制
御手段は、移動速度が所定速度以上であることを移動速
度検出手段が検出したことを条件として、所定の動作モ
ードを設定する。すなわち、このものによれば、移動速
度が所定速度以上であると、所定の動作モードを自動的
に設定し、上記した処理を実行するようになるので、例
えば自動車を運転するに際して、移動速度が所定速度以
上になることにより、所定の動作モードを自動的に設定
することができ、利便性の向上を図ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を携帯電話装置に適
用した一実施例について、図面を参照して説明する。ま
ず、図3は、携帯電話装置の全体の構成を外観斜視図と
して示している。携帯電話装置1にあって本体2の表面
側には、通話開始キー、リダイヤルキー、通話終了キ
ー、「0」〜「9」の数字キー、*(アスタリスク)キ
ー、#(シャープ)キー、F(ファンクション)キーな
どの各種のキーが配列されてなるキーパッド3、通話相
手の電話番号などを表示するディスプレイ4(本発明で
いう着信報知手段)、送話音声を入力するマイク5、受
話音声を出力するレシーバ6および着信したときなどに
点滅するLED7(本発明でいう着信報知手段)が配設
されている。
【0015】また、本体2の上部側には、アンテナケー
ス部2aが上方に突出するように一体に形成されてお
り、このアンテナケース部2aの内部には、送受信兼用
のアンテナ8が配設されている(図4参照)。また、本
体2の裏面側には、着信音を出力するスピーカ9(本発
明でいう着信報知手段)が配設されている。
【0016】次いで、図4は、上記した携帯電話装置1
の電気的な構成を機能ブロック図として示している。制
御回路10(本発明でいう着信検出手段、制御手段)に
は、無線回路11(本発明でいう通信回線接続・切断手
段、メッセージ送信手段)、音声入出力回路12、キー
操作識別回路13(本発明でいうキー操作識別手段)、
ディスプレイ制御回路14、LED制御回路15、着信
音出力回路16、時計回路17(本発明でいう計時手
段)、車載アダプタ接続検出回路18(本発明でいう車
載アダプタ接続検出手段)、移動速度検出回路19(本
発明でいう移動速度検出手段)の各回路ならびにメモリ
20が接続されている。
【0017】そして、無線回路11には、上記アンテナ
8が接続され、音声入出力回路12には、上記マイク5
および上記レシーバ6が接続されている。また、キー操
作識別回路13には、上記キーパッド3が接続され、デ
ィスプレイ制御回路14には、上記ディスプレイ4が接
続され、LED制御回路15には、上記LED7が接続
され、着信音出力回路16には、上記スピーカ9が接続
されている。
【0018】無線回路11は、通信回線の接続・切断を
制御するもので、制御回路10から通信回線接続指令が
与えられると、通信回線の接続処理を実行するようにな
っており、また、制御回路10から通信回線切断指令が
与えられると、通信回線の切断処理を実行するようにな
っている。また、無線回路11は、制御回路10からメ
ッセージ送信指令が与えられると、メモリ20に記憶さ
れている各種のメッセージのうちの指定されたメッセー
ジを送信するようになっている。
【0019】マイク5は、外部から送話音声を入力する
と、その外部から入力した送話音声を音声信号から電気
信号に変換して送信信号を生成し、その生成した送信信
号を音声入出力回路12に出力するようになっており、
音声入出力回路12は、マイク5から送信信号が与えら
れると、その与えられた送信信号を音声処理して制御回
路10を通じて無線回路11に出力するようになってい
る。
【0020】そして、無線回路11は、音声入出力回路
12から制御回路10を通じて送信信号が与えられる
と、その与えられた送信信号を無線処理してアンテナ8
に出力するようになっており、アンテナ8は、無線回路
11から送信信号が与えられると、その与えられた送信
信号を所定の通信周波数帯域(例えば1.5GHz帯
域)の送信電波として放射するようになっている。
【0021】また、無線回路11は、アンテナ8が所定
の通信周波数帯域(例えば1.5GHz帯域)の電波を
受信電波として捕捉し、それに応じて、アンテナ8から
受信電波が与えられると、その与えられた受信電波を無
線処理して受信信号を生成し、その生成した受信信号を
制御回路10を通じて音声入出力回路12に出力するよ
うになっている。
【0022】そして、音声入出力回路12は、無線回路
11から制御回路10を通じて受信信号が与えられる
と、その与えられた受信信号を音声処理してレシーバ6
に出力するようになっており、レシーバ6は、音声入出
力回路12から受信信号が与えられると、その与えられ
た受信信号を電気信号から音声信号に変換して受話音声
を生成し、その生成した受話音声を外部に出力するよう
になっている。
【0023】キー操作識別回路13は、ユーザがキーを
操作したことに応じて、キーパッド3からキー操作信号
が与えられるようになっており、キー操作信号が与えら
れると、そのキー操作信号を識別し、ユーザが操作した
キーを示すキー操作識別信号を制御回路10に出力する
ようになっている。そして、制御回路10は、キー操作
識別回路13からキー操作識別信号が与えられると、そ
の与えられたキー操作識別信号を解読するようになって
いる。
【0024】ディスプレイ制御回路14は、制御回路1
0から表示指令が与えられると、その与えられた表示指
令に応じて表示情報をディスプレイ4に表示させるよう
になっている。LED制御回路15は、制御回路10か
ら点滅指令が与えられると、その与えられた点滅指令に
応じてLED7を点滅させるようになっている。
【0025】着信音出力回路16は、制御回路10から
出力指令が与えられると、その与えられた出力指令に応
じてスピーカ9から外部に着信音を出力させるようにな
っている。尚、着信音とは、間欠的に出力される可聴周
波数帯域の音信号あるいはメロディを形成する音信号で
ある。時計回路17は、計時機能を備えて構成されてお
り、計時した時刻・時間を示す時刻信号・時間信号を制
御回路10に出力するようになっている。
【0026】車載アダプタ接続検出回路18は、携帯電
話装置1が車載アダプタ(図示せず)に接続されている
か否かを検出するように構成されており、携帯電話装置
1が車載アダプタ(図示せず)に接続されていることを
検出すると、接続検出信号を制御回路10に出力するよ
うになっている。
【0027】移動速度検出回路19は、電波の受信状態
を識別することにより、携帯電話装置1の移動速度を検
出するように構成されており、検出した携帯電話装置1
の移動速度を示す移動速度検出信号を制御回路10に出
力するようになっている。
【0028】メモリ20は、所定の記憶領域に各種のメ
ッセージを記憶しており、制御回路10から読出指令が
与えられると、その読出指令により指定されたメッセー
ジを出力するようになっている。
【0029】そして、制御回路10は、所定の記憶領域
に実行プログラムを記憶しており、実行プログラムを実
行することにより、各種の制御を実行するようになって
いる。ここで、制御回路10は、詳しくは後述するよう
に所定の条件が成立すると、「自動応答保留モード(本
発明でいう所定の動作モード)」を設定するようになっ
ている。
【0030】次に、上記した構成の作用について、図1
および図2を参照して説明する。◎まず、図2は、制御
回路10が「自動応答保留モード」を設定する処理を示
している。制御回路10は、電源が投入されている状態
では、「自動応答保留モード」を設定するためのキーが
操作されたか否かを監視し(ステップS1)、所定時刻
・所定時間が指定されているか否かを監視し(ステップ
S2)、所定時刻・所定時間が指定されていれば、所定
時刻・所定時間になったか否かを監視し(ステップS
3)、携帯電話装置1が車載アダプタに接続されたか否
かを監視し(ステップS4)、携帯電話装置1の移動速
度が所定速度以上になったか否か監視している(ステッ
プS5)。
【0031】さて、ここで、制御回路10は、キー操作
識別回路13からキー操作識別信号が与えられることに
より、「自動応答保留モード」を設定するためのキーが
操作されたことを検出すると、ステップS1において
「YES」と判定し、「自動応答保留モード」を設定す
る(ステップS6)。
【0032】また、制御回路10は、所定時刻・所定時
間が指定され、時計回路17から時刻信号・時間信号が
与えられることにより、所定時刻・所定時間になったこ
とを検出すると、ステップS3において「YES」と判
定し、「自動応答保留モード」を設定する(ステップS
6)。
【0033】また、制御回路10は、車載アダプタ接続
検出回路18から接続検出信号が与えられることによ
り、携帯電話装置1が車載アダプタに接続されたことを
検出すると、ステップS4において「YES」と判定
し、「自動応答保留モード」を設定する(ステップS
6)。
【0034】さらに、制御回路10は、移動速度検出回
路19から移動速度検出信号が与えられることにより、
携帯電話装置1の移動速度が所定速度以上になったこと
を検出すると、ステップS5において「YES」と判定
し、「自動応答保留モード」を設定する(ステップS
6)。
【0035】このようにして、制御回路10は、「自動
応答保留モード」を設定するためのキーが操作されたこ
とを検出したとき、所定時刻・所定時間になったことを
検出したとき、携帯電話装置1が車載アダプタに接続さ
れたことを検出したとき、携帯電話装置1の移動速度が
所定速度以上になったことを検出したときのうちのいず
れかに該当するときには、「自動応答保留モード」を設
定する。
【0036】次いで、図1は、制御回路10が「自動応
答保留モード」を設定しているときに実行する処理を示
している。制御回路10は、「自動応答保留モード」を
設定しているときには、着信を検出すると、ステップS
11において「YES」と判定し、着信音出力回路16
に出力指令を出力することにより、スピーカ9から外部
に着信音を出力させ、LED制御回路15に点滅指令を
出力することにより、LED7を点滅させ、発信者電話
番号が通知されていれば、ディスプレイ制御回路14に
表示指令を出力することにより、発信者電話番号をディ
スプレイ4に表示させ、着信を報知させる(ステップS
12)。
【0037】次いで、制御回路10は、無線回路11に
通信回線接続指令を出力することにより、無線回路11
に通信回線の接続処理を実行させ、発信側との間で通信
回線を接続させて保留状態にさせる(ステップS1
3)。
【0038】次いで、制御回路10は、メモリ20に読
出指令を出力することにより、メモリ20から例えば
「ただいま呼出しています。しばらくお待ち下さい。」
などの保留状態にあることを示す保留メッセージを読出
し、無線回路11にメッセージ送信指令を出力すること
により、その読出した保留メッセージを発信側に送信さ
せる(ステップS14)。
【0039】次いで、制御回路10は、タイマをスター
トさせ(ステップS15)、タイマがタイムアップする
までの間に保留状態を解除するためのキーが操作された
か否かを判定する(ステップS16,S17)。
【0040】さて、ここで、タイマがタイムアップする
よりも前に、着信側のユーザが保留状態を解除するため
のキーを操作すると、制御回路10は、ステップS16
において「YES」と判定し、保留状態を解除し(ステ
ップS18)、通話処理を実行する(ステップS1
9)。これにより、着信側のユーザは、着信に対して応
答することができるようになり、発信側のユーザは、着
信側のユーザが着信に対して応答したことに応じて通話
することができるようになる。
【0041】一方、着信側のユーザが保留状態を解除す
るためのキーを操作するよりも前に、タイマがタイムア
ップすると、制御回路10は、ステップS17において
「YES」と判定し、メモリ20に読出指令を出力する
ことにより、メモリ20から例えば「ただいま応答でき
ません。しばらくしてからお掛け直し下さい。」などの
着信に対して応答不可能であることを示す応答不可能メ
ッセージを読出し、無線回路11にメッセージ送信指令
を出力することにより、その読出した応答不可能メッセ
ージを発信側に送信させる(ステップS20)。
【0042】また、このとき、制御回路10は、着信音
出力回路16に出力指令を出力することにより、スピー
カ9から外部に着信音とは異なる特定の音を出力させ
る。これにより、着信側のユーザは、着信に対して応答
不可能であり、発信側に応答不可能メッセージが送信さ
れたことを認識することができる。
【0043】次いで、制御回路10は、メモリ20に読
出指令を出力することにより、メモリ20から例えば
「これから通信回線を切断します。」などの通信回線を
切断することを示す切断メッセージを読出し、無線回路
11にメッセージ送信指令を出力することにより、その
読出した切断メッセージを発信側に送信させる(ステッ
プS21)。
【0044】そして、制御回路10は、無線回路11に
通信回線切断指令を出力することにより、無線回路11
に通信回線の切断処理を実行させ、発信側との間で通信
回線を切断させ(ステップS22)、ディスプレイ制御
回路14に表示指令を出力することにより、通信回線を
切断したことを示す表示情報をディスプレイ4に表示さ
せる(ステップS23)。
【0045】このように本実施例によれば、「自動応答
保留モード」を設定しているときには、着信したことを
検出すると、通信回線を自動的に接続して保留状態に
し、保留状態を解除するためのキーが操作されたことを
検出すると、保留状態を自動的に解除するように構成し
たので、着信側のユーザは、着信に対して速やかに応答
できない場合であっても、保留状態を解除するためのキ
ーを操作することにより、着信に対して応答することが
でき、一方、発信側のユーザは、このようにして着信側
のユーザが着信に対して応答したことに応じて通話する
ことができる。
【0046】したがって、着信側のユーザは、例えば自
動車を運転している場合であれば、自動車を安全な場所
に停止させたのち、保留状態を解除するためのキーを操
作することにより、着信に対して応答することができ、
また、自動車を運転している場合に限らず、例えば図書
館や美術館などの静寂な場所に居るような場合であれ
ば、他に迷惑を与えないような場所に移動したのち、保
留状態を解除するためのキーを操作することにより、着
信に対して応答することができる。そして、発信側のユ
ーザは、このようにして着信側のユーザが着信に対して
応答したことに応じて通話することができる。
【0047】また、着信側のユーザが保留状態を解除す
るためのキーを操作するよりも前に、タイマがタイムア
ップすると、通信回線を自動的に切断するように構成し
たので、例えば着信側のユーザが保留状態を解除するた
めのキーを操作できないような場合であれば、保留状態
が不要に継続してしまうことを未然に回避することがで
きる。
【0048】また、通信回線を切断するに先立って、発
信側に切断メッセージを送信するように構成したので、
発信側のユーザに、通信回線が切断されることを認識さ
せることができ、さらには、通信回線を切断したのち、
通信回線を切断したことを示す表示情報をディスプレイ
4に表示するように構成したので、通信回線が切断され
たことを認識することができる。
【0049】また、「自動応答保留モード」を設定する
ためのキーを操作することに限らず、所定時刻・所定時
間を計時したり、携帯電話装置1が車載アダプタに接続
されたり、携帯電話装置1の移動速度が所定速度以上に
なったことを条件として、「自動応答保留モード」を設
定するように構成したので、所定時刻・所定時間を指定
したり、携帯電話装置1を車載アダプタに接続したり、
携帯電話装置1の移動速度が所定速度以上になることに
より、「自動応答保留モード」を自動的に設定すること
ができ、利便性の向上を図ることができる。
【0050】本発明は、上記した実施例にのみ限定され
るものでなく、次のように変形または拡張することがで
きる。無線通信装置としては、携帯電話装置に限らず、
車載用電話装置などの他のものであっても良い。保留メ
ッセージや応答不可能メッセージの内容は、他のもので
あっても良い。着信を報知する場合に、着信音の出力レ
ベルを時間の経過にしたがって小さくなるように制御し
ても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の「自動応答保留モード」の
制御内容を示すフローチャート
【図2】「自動応答保留モード」を設定する際の制御内
容を示すフローチャート
【図3】外観斜視図
【図4】電気的な構成を示す機能ブロック図
【符号の説明】
図面中、1は携帯電話装置(無線通信装置)、4はディ
スプレイ(着信報知手段)、7はLED(着信報知手
段)、9はスピーカ(着信報知手段)、10は制御回路
(着信検出手段、制御手段)、11は無線回路(通信回
線接続・切断手段、メッセージ送信手段)、13はキー
操作識別回路(キー操作識別手段)、17は時計回路
(計時手段)、18は車載アダプタ接続検出回路(車載
アダプタ接続検出手段)、19は移動速度検出回路(移
動速度検出手段)である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着信を検出する着信検出手段と、 着信を報知する着信報知手段と、 通信回線を接続・切断する通信回線接続・切断手段と、 メッセージを送信するメッセージ送信手段と、 キー操作を識別するキー操作識別手段と、 所定の動作モードを設定していることを条件として、前
    記着信検出手段が着信を検出したときに、前記着信報知
    手段により着信を報知させ、前記通信回線接続・切断手
    段により発信側との間で通信回線を接続させて保留状態
    にさせ、前記メッセージ送信手段により発信側に保留状
    態にあることを示す保留メッセージを送信させ、保留状
    態を解除するためのキーが操作されたことを前記キー操
    作識別手段が識別したときに、保留状態を解除させる制
    御手段とを備えたことを特徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】 計時手段を備え、 前記制御手段は、保留状態を解除するためのキーが設定
    時間連続して操作されなかったことを検出したときに、
    前記メッセージ送信手段により発信側に通信回線を切断
    することを示す切断メッセージを送信させ、前記通信回
    線接続・切断手段により発信側との間で通信回線を切断
    させ、通信回線を切断したことを示す情報を報知させる
    ことを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、所定時刻・所定時間を
    前記計時手段が計時したことを条件として、前記所定の
    動作モードを設定することを特徴とする請求項2記載の
    無線通信装置。
  4. 【請求項4】 車載アダプタに接続されたことを検出す
    る車載アダプタ接続検出手段を備え、 前記制御手段は、車載アダプタに接続されたことを前記
    車載アダプタ接続検出手段が検出したことを条件とし
    て、前記所定の動作モードを設定することを特徴とする
    請求項1または2記載の無線通信装置。
  5. 【請求項5】 移動速度を検出する移動速度検出手段を
    備え、 前記制御手段は、移動速度が所定速度以上であることを
    前記移動速度検出手段が検出したことを条件として、前
    記所定の動作モードを設定することを特徴とする請求項
    1または2記載の無線通信装置。
JP24341699A 1999-08-30 1999-08-30 無線通信装置 Pending JP2001069238A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24341699A JP2001069238A (ja) 1999-08-30 1999-08-30 無線通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24341699A JP2001069238A (ja) 1999-08-30 1999-08-30 無線通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001069238A true JP2001069238A (ja) 2001-03-16

Family

ID=17103552

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24341699A Pending JP2001069238A (ja) 1999-08-30 1999-08-30 無線通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001069238A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1286083A2 (en) 2001-08-22 2003-02-26 Tsubakimoto Chain Co. Tensioner lever for transmission device
EP1300607A2 (en) 2001-10-02 2003-04-09 Tsubakimoto Chain Co. Sliding contact guide for transmission device
JP2008504770A (ja) * 2004-06-30 2008-02-14 ルノー・エス・アー・エス 自動車用の電話通信装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63286046A (ja) * 1987-05-19 1988-11-22 Tamura Electric Works Ltd 機能電話機
JPH0354987A (ja) * 1989-05-26 1991-03-08 Hitachi Ltd 無線通信システムおよび無線端末
JPH05316201A (ja) * 1992-05-11 1993-11-26 Tamura Electric Works Ltd 電話装置
JPH06224993A (ja) * 1993-01-25 1994-08-12 Nec Corp 携帯電話機
JPH1079777A (ja) * 1996-09-05 1998-03-24 Nippon Denki Ido Tsushin Kk 携帯用通信機器及びその着信制御方法
JPH10229433A (ja) * 1997-02-17 1998-08-25 Hitachi Ltd 携帯電話機
JPH10243465A (ja) * 1997-02-28 1998-09-11 Casio Comput Co Ltd 通信端末装置、着信制御方法、通話制御方法、及び通信システム
JPH11168767A (ja) * 1997-12-03 1999-06-22 Nec Corp 自動車内無線電話システム

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63286046A (ja) * 1987-05-19 1988-11-22 Tamura Electric Works Ltd 機能電話機
JPH0354987A (ja) * 1989-05-26 1991-03-08 Hitachi Ltd 無線通信システムおよび無線端末
JPH05316201A (ja) * 1992-05-11 1993-11-26 Tamura Electric Works Ltd 電話装置
JPH06224993A (ja) * 1993-01-25 1994-08-12 Nec Corp 携帯電話機
JPH1079777A (ja) * 1996-09-05 1998-03-24 Nippon Denki Ido Tsushin Kk 携帯用通信機器及びその着信制御方法
JPH10229433A (ja) * 1997-02-17 1998-08-25 Hitachi Ltd 携帯電話機
JPH10243465A (ja) * 1997-02-28 1998-09-11 Casio Comput Co Ltd 通信端末装置、着信制御方法、通話制御方法、及び通信システム
JPH11168767A (ja) * 1997-12-03 1999-06-22 Nec Corp 自動車内無線電話システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1286083A2 (en) 2001-08-22 2003-02-26 Tsubakimoto Chain Co. Tensioner lever for transmission device
EP1300607A2 (en) 2001-10-02 2003-04-09 Tsubakimoto Chain Co. Sliding contact guide for transmission device
JP2008504770A (ja) * 2004-06-30 2008-02-14 ルノー・エス・アー・エス 自動車用の電話通信装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6547620B1 (en) Communication apparatus, memory medium and method
KR100713455B1 (ko) 휴대용 무선 단말기에서 수신호의 선택적 착신 및 거부 방법
JP4157487B2 (ja) ハンズフリー通話装置及び制御方法
JP2001069238A (ja) 無線通信装置
JPH0313040A (ja) コードレス電話機
JP3667087B2 (ja) 携帯電話端末の制御方法
JP3954738B2 (ja) 目覚し機能を有する電話機及び電話機の時刻報知方法
JP2001086224A (ja) 無線通信装置
JP3682203B2 (ja) 通信端末および位置情報通知システム
KR200229962Y1 (ko) 무선 핸즈프리 시스템
JP3025799U (ja) 携帯電話機用振動呼出装置
KR20000044414A (ko) 무선통신 단말기에서 수신상태 뮤트방법
JPH0998205A (ja) 携帯無線電話機の呼び出し装置
JP3467104B2 (ja) 無線電話システム及び無線電話機
KR100277069B1 (ko) 전화기에서 통화자 호출 방법
JP3029769B2 (ja) コードレス電話装置
JPH09247756A (ja) 移動端末
KR20000039245A (ko) 휴대폰에서 잠시 휴식기능 구현방법
JP2008205543A (ja) 移動電話装置
JPH06334600A (ja) コードレス電話装置
JPS60226233A (ja) 着呼報知機
JPH0998482A (ja) 携帯無線電話機の呼び出し方法
JPH03108848A (ja) コードレス電話装置
JPH03270519A (ja) コードレス電話装置
JPH0399556A (ja) コードレス電話装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050930

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070220

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070619