JP2001069153A - Atmセル多重装置 - Google Patents

Atmセル多重装置

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JP2001069153A
JP2001069153A JP24374299A JP24374299A JP2001069153A JP 2001069153 A JP2001069153 A JP 2001069153A JP 24374299 A JP24374299 A JP 24374299A JP 24374299 A JP24374299 A JP 24374299A JP 2001069153 A JP2001069153 A JP 2001069153A
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保 松尾
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Hideki Shiono
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    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/54Store-and-forward switching systems 
    • H04L12/56Packet switching systems
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数のカードから出力されたATMセルを多重す
るATMセル多重装置に関し、より古いATMセルから少ない
待ち時間で優先的に転送する。 【解決手段】複数のカードから出力されるATMセルにつ
いて共通の連続したセル到着番号をセル毎に付加してメ
モリに書き込み、読出側でそのセル到着番号の連続性を
チェックすることでATMセルを先着優先順位に読み出す
と共にその時のセル到着番号を次の読出時に照合する番
号として用いる。また、いずれのカードが引き抜かれた
場合、引き抜かれていない方のカードは正常に運用し、
引き抜かれたカードのみアドレスカウンタをクリアする
と共に、クリアに伴うセル到着番号の不連続が起きても
セル到着番号の最大値を古いセルから読み出すことがで
きるような値に設定する。さらには、優先度に応じて格
納するメモリを分け、リアルタイム系などのATMセルと
データ系のATMセルを識別した読出制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、ATMセル多重装置
に関し、特にATM-PON(Asynchronous Transfer Mode-Pas
sive Optical Network)レイヤで運用されるATMセル多重
装置に関するものである。
【0002】高度情報通信サービスを実現するためのFT
TH(Fiber to the Home)に代表されるような光アクセス
ネットワークの構築において、大容量のデータ通信を実
現する手段としてATM-PON技術が必要不可欠になって来
ている。この場合、加入者側からのATMセルを多重し、
データセルとしてATM-PONレイヤにマッピングする技術
が必要となる。
【0003】
【従来の技術】図12は、上記の如く、ATMセルを多重し
データセルとしてATM-PONレイヤにマッピングするため
の光加入者インターフェース装置ONUを示しており、こ
の光加入者インターフェース装置ONUにおいて加入者側
からのATMセルを加入者終端装置(OLT)に受け渡すため
に、ATMセル多重装置11と上りデータ組み立て部12と下
り遅延値取り組み部14とを備えている。
【0004】取り込み部14で取り込んだデータは更に外
部に外付けされているカード及びに対して出力され
ると共に、これらのカード及びからの入力データを
ATMセル多重装置11で多重している。そして、ATMセル多
重装置11で多重したデータセルは、取り込み部14で指定
された遅延調整値を受けて上りデータ組み立て部12にお
ける遅延調整部13でタイミング調整され、上りデータと
して加入者終端装置へ出力されるようになっている。
【0005】図12に示したようなATMセル多重装置の従
来例においては、カードが2枚の場合、カード毎に2つの
RAMによって構成されるFIFOを持ち、いずれのFIFOにも
セルが蓄積される場合、交互にそれらのFIFOからATMセ
ルを読み出す「スキップポーリング」動作を行ってい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のATM
セル多重装置では、ATMセルを読み出す時に、カード
側のFIFOとカード側のFIFOに対してスキップポーリン
グ動作を行っていたため、それぞれのカード単体におい
ては先着優先のFIFO書込/読出処理になっているが、両
方のカード全体で見るとATM-PONレイヤ等の読出タイミ
ングによっては必ずしもFIFOに書き込まれた順序でセル
が読出されるとは限らず、一番古いセルから読み出され
ないという問題があった。
【0007】また、一つのカードに対応したFIFOのATM
セルがフル状態に近い場合、書込が中々できないのでAT
MセルのATM-PONレイヤへマッピングする際の最大待ち時
間が大きくなってしまうという問題があった。さらに、
カード側からのATMセルの優先度の識別をしていなかっ
たため、一枚のカードにデータ系(データ等)とリアルタ
イム系(電話等)の両方のサービスが混在していた場合も
区分けができず、リアルタイム系のATMセルのみを優先
して転送することができないという問題があった。
【0008】さらには、運用中にカードが引き抜かれる
ことがあり、挿入されているカードはそのままで、引き
抜かれた方のカードに対応したFIFOについて不必要なAT
Mセルを読み出してしまうという問題もあった。従って
本発明は、複数のカードから出力されたATMセルを多重
するATMセル多重装置において、より古いATMセルから少
ない待ち時間で優先的に転送することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】[1] 上記の目的を達成
するため、請求項1の本発明に係るATMセル多重装置に
おいては、各カードに接続された複数のメモリと、該AT
Mセルに対し、各カードに共通の連続したセル到着番号
を付加して該メモリに書き込む書込処理部と、該メモリ
から該セル到着番号を読み出してその連続性をチェック
することにより、各カードから該ATMセルを該セル到着
番号の順番に読み出すと共にその時のセル到着番号を次
の読出時に照合するセル到着番号とする読出処理部と、
を備えたことを特徴としている。
【0010】すなわち本発明においては、各カードから
のATMセルを対応するメモリへ書き込む時、書込処理部
が該ATMセルにセル到着番号を連続して付加して行き、
その付加したセル到着番号と一緒にメモリへ書き込む。
このセル到着番号は各カードに共通な連続した番号にな
っている。
【0011】読出処理部では、ATMセルに付加されたセ
ル到着番号のみを読み出し、これと、以前読み出したセ
ル到着番号とを比較することにより、以前読み出したセ
ル到着番号と連続したセル到着番号を有するATMセルが
次に読み出すATMセルであるので、そのATMセルを読み出
し、そのATMセルのセル到着番号を次の読出時に照合す
るセル到着番号とする。
【0012】このようにして、カードが複数枚あっても
セル到着番号の連続性からATMの読出順序を先着優先で
処理することが可能となる。 [2] 請求項2の本発明に係るATM セル多重装置におい
ては、上記の書込処理部が、各カードからのATMセルが
同時に到着したことを検出した時、各ATMセルに同一の
セル到着番号を付加して各メモリに書き込み、該読出し
処理部が、予め決めたカードからのATMセルを対応する
該メモリから優先的に読み出すことが可能である。
【0013】すなわち本発明においては、各カードから
のATMセルが同時に到着した場合、書込処理部は共通の
同じセル到着番号を付加するが、読出処理部では、ATM
セルに付加されたセル到着番号を読み出す際、予め決め
ておいたカードに対応するメモリから優先して読み出す
ことにより、いずれのメモリに対してもスキップポーリ
ングを実現することが可能となる。
【0014】[3] 請求項3の本発明に係るATMセル多重
装置においては、各メモリが優先度に対応した数だけ分
割して設けられており、該書込処理部が、該ATMセル中
に予め付加された優先度を検出し、該ATMセルに該セル
到着番号を優先度別に付加して対応するメモリに書き込
み、該読出処理部が、該優先度の高いメモリ中のATMセ
ルから該セル到着番号の順番に読み出すようにしてもよ
い。
【0015】すなわち本発明においては、ATMセルに優
先度を示す例えば優先識別ビットなどが付加されている
場合、この識別ビットによりそのATMセルの優先度を識
別し、例えば高優先(リアルタイム系)と低優先(データ
系)などに分類する。そして、それぞれ優先度別に各カ
ードに対応したメモリに書き込むことにより、セルの到
着番号は優先度別にそれぞれ独立して設定されることに
なる。
【0016】読出処理部では、優先度の高いメモリにセ
ルがあるか否かを確認し、ATMセルがあれば、上記のセ
ル到着番号に従ってATMセルを読み出す。優先度の高い
セルが無い場合には優先度の低い側のメモリからATMセ
ルを読み出す。そしてこの場合にもセルの到着番号に従
ってATMセルを読み出す。
【0017】このようにして、高い優先度のATMセルが
メモリに残存する内は、そのメモリから読み出し続け、
高い優先度のATMセルが無くなった時点で低い優先度のA
TMセルをメモリから読み出すことにより、低い優先度の
ATMセルに影響されることなく高い優先度のATMセルをよ
り早く読み出すことが可能となる。
【0018】[4] 請求項4の本発明に係るATMセル多重
装置においては、該書込処理部が、各メモリに該ATMセ
ルを書き込む時のアドレスカウンタを有し、各ATMセル
が各メモリに書き込まれた時、対応する該アドレスカウ
ンタをカウントアップさせると共に、そのカウント値を
該読出処理部に通知し、該読出処理部が、該アドレスカ
ウンタに対応した読出時のアドレスカウンタを有し、該
ATMセルを該メモリから読み出した時に対応するアドレ
スカウンタをカウントアップさせ、該書込処理部から通
知されたカウント値と該読出処理部のアドレスカウンタ
のカウント値との差の有無によって各メモリに該ATMセ
ルが存在するか否かを判定することができる。
【0019】すなわち本発明においては、各メモリにAT
Mセルが格納されているか否かを判断するために、書込
処理部及び読出処理部においてそれぞれ各メモリに対す
るATMセルの書込/読出時に用いるアドレスカウンタを
設ける。そして、書込処理部においてはATMセルをメモ
リに書き込んだ時点でそのアドレスカウンタをカウント
アップさせ、読出処理部においては読出処理を行った時
点でそのアドレスカウンタをカウントアップさせると共
に両方のアドレスカウンタのカウント値(セルカウント
値)を比較することにより、一致していなければメモリ
にATMセルが残っていると判定することが可能となる。
【0020】[5] 請求項5の本発明に係るATMセル多重
装置においては、該書込処理部及び該読出処理部が、い
ずれかのカードが引き抜かれたことを示す信号を受けた
時、そのカードに対応したメモリのアドレスカウンタを
クリアし且つ書込を禁止することができる。
【0021】すなわち本発明においては、運用中にカー
ドが引き抜かれたような場合、引き抜いたカードに対応
したメモリのアドレスカウンタのみをクリアし且つその
書込を禁止する。従って、書込処理部におけるメモリの
アドレスカウンタのカウント値と読出処理部におけるメ
モリのアドレスカウンタのカウント値をカードが引き抜
かれた時点でリセットすることにより、両者の値が共
に"0"となりメモリにおけるセルの蓄積は無いと判定
し、不必要な読出を防止することが可能となる。
【0022】[6] 請求項6の本発明に係るATMセル多重
装置においては、該書込処理部が、該セル到着番号をカ
ウントするカウンタを有し、該カウンタが、各メモリに
書き込まれる最大ATMセル数×優先度別のカード枚数+2
以上のカウント値を有することが好ましい。
【0023】すなわち本発明においては、上記の請求項
5で、メモリのアドレスカウンタをクリアする場合、当
該メモリに書き込まれているATMセルが実質的に失われ
ることになる。これに伴い、ATMセルに付加されている
セル到着番号も失われることになるので引き抜かれたカ
ードが再び挿入された場合、セル到着番号の連続性を認
識することができない。
【0024】一方、メモリがフル状態であった場合に、
カードが引き抜かれた場合に失われてしまうATMセルの
数はメモリ容量分(メモリのアドレス数分)のセル番号数
に相当する。もし、メモリの容量(フル時のセル数)×2+
2よりセル到着番号が小さい場合には、セル到着番号の
不連続時、書込側でセル到着番号をカウントするカウン
タが一周している場合があるので一番近い値を認識でき
ない。
【0025】このため、該セル到着番号をカウントする
カウンタはメモリの容量(フル時のセル数)×2+2以上カ
ウント可能であり、セル到着番号の連続性が検出できな
かった場合は以前読み出したセル到着番号から一番近い
番号のATMセルを読み出すことによってカードが引き抜
かれた場合のセル到着番号の不連続性に関わらず、古い
セルから読み出すことが可能となる。
【0026】[7] 請求項7の本発明に係るATMセル多重
装置においては、該読出処理部が、該読み出したATMセ
ルの該セル到着番号を最新の値として保持しており、各
ATMセル中に付加されたセル到着番号と比較し、最初は
該最新の値の初期値と一致するATMセルを読み出し、そ
の後は該最新の値を"1"だけインクリメントした値と一
致するATMセルを各メモリから読み出すことができる。
【0027】このように、書込処理部でATMセルに付加
したセル到着番号と、読出処理部で保持する最新のセル
到着番号とが"1"だけ異なることによりその連続性をチ
ェックして順番にATMセルを読み出すことができる。 [8] 請求項8の本発明に係るATMセル多重装置において
は、該読出処理部が、該一致するATMセルが見つからな
いとき、該最新の値と各ATMセル中の該セル到着番号と
の新旧を比較し、以って小さいセル到着番号のATMセル
の方から優先的に読み出すことができる。
【0028】すなわち本発明では、連続性のないATMセ
ルを検出したときは、セル到着番号の小さいATMセルの
方から優先的に読み出せば、カード引き抜き時でも常に
古いATMセルから読み出すことが可能となる。 [9] 請求項9の本発明に係るATMセル多重装置において
は、該ATMセルをATM-PONレイヤにマッピングすることが
できる。
【0029】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るATMセル多重装
置の一実施例を示したもので、この実施例では2枚のカ
ード及びを設けているが、本発明はこれに限定され
るものではない。
【0030】図中、書込処理部1はカードに接続され
てカードのデータを入力する書込処理部2と、カード
に接続されてその出力データを入力する書込処理部3
と、これらの書込処理部2及び3に共通に接続され、セル
到着番号を付加するセル到着番号付加部4とで構成され
ている。
【0031】また、この実施例では優先度として高優先
と低優先とを用いており、この為、カード及びに対
して高優先のRAMメモリであるFIFO 5及び6が設けられる
と共に同様にしてカード及びに対して低優先のメモ
リとしてFIFO 7及び8が設けられている。
【0032】FIFO 5 及び7は書込処理部2からのカード
のデータDATA 1をその優先度に応じて書き込むように
接続されており、FIFO 6 及び8は書込処理部3からのカ
ードのDATA 2をやはり優先度に応じて書き込むように
接続されている。読出処理部9は書込処理部2及び3か
らのアドレスカウンタのカウント値(以下、単にアドレ
スカウンタまたはカウンタと称することがある。)W_CT
R_H1, W_CTR_H2, W_CTR_L1, W_CTR_L2を入力すると共
に、カウンタトリガ信号 W_CTR_H1_TRG, W_CTR_H2_TRG,
W_CTR_L1_TRG, W_CTR_L2_TRGを入力している。
【0033】なお、以下の説明及び図面中において、例
えば "H/L"は高優先又は低優先を示し、"H1/L1"はカー
ド高優先又はカード低優先を示すものとする。ま
た、読出処理部9から書込処理部2に対しては読出処理部
9内におけるアドレスカウンタのカウント値R_CTR_H1 及
び R_CTR_L1が与えられ、書込処理部3に対しては、同じ
くアドレスカウンタのカウント値R_CTR_H2及び R_CTR_L
2が与えられている。
【0034】さらに、FIFO 5に対してはアドレスADD_H1
を与えることによりデータ(ATMデータセル)DATA_H1を
読み出し、FIFO 6に対してはアドレスADD_H2を与えてデ
ータDATA_H2を読み出し、FIFO 7に対してはアドレスADD
_L1を与えてデータDATA_L1を読み出し、そして、FIFO 8
に対してはアドレスADD_L2を与えてデータDATA_L2を読
み出すようにしている。
【0035】このような本発明に係るATMセル多重装置
の実施例の動作を、まず図2に示した動作フローチャー
トと図3〜図6に示したタイムチャートを参照して以下
に説明する。なお、図2に示したフローチャートは書込
処理部2及び3のいずれかを示したものであるが、ここ
ではカードに対する書込処理部2を例にとって説明す
る。
【0036】まず、書込処理部2はカードが引き抜か
れたか否かを判定する(ステップS1)。これは、図1に
は示していないが図3に示すようなカード抜け信号CARD
がカードから来ているか否かを監視することによって
検出することができる。そして、カード抜け状態である
ことが判明した時にはカードの側のFIFO 5及び7のア
ドレスカウンタ W_CTR_H/Lをクリアする(同S2)。
【0037】なお、図3において、カード抜け信号CARD
を3段シフトさせ、且つ、このカード抜け信号を分周し
た信号U_PONを何段かシフト(この例では4段シフト)させ
ることにより、FIFO 5及び7をクリアすると同時にその
書込を禁止する期間を設定することができる。この書込
禁止期間は図3では2つの例が示されているが、メモリの
処理速度などによって種々決定できるものである。
【0038】また、FIFO 5及び7に対する書込処理部2
におけるカウンタW_CTR_H/Lのリセット状態(値“0”)
は図示のようにトリガ信号W_CTR_H/L_TRGによって信号U
_PONと共に読出処理部9に伝えられる。カードが引き
抜かれていないことが分った時には、今度はフレームパ
ルスをチェックする(同S3)。これは、図4に示すように
カードからの信号UPFPを監視し、且つこれを2段保護
を与えることにより判定するようにしている。
【0039】次に、高優先セルが強制設定されているか
否かを判定する(同S4)。これは、外付ピン等により、例
えばカードからのデータを全て高優先セルであると見
做して強制的に設定するものであり、その場合にはステ
ップS6に進むが、そのような強制設定がされていない場
合にはステップS5に進む。
【0040】ステップS5においては、カードからのデ
ータが高優先セルであるか否かを判定する。これは、AT
MセルにおけるQOSビット(サービス品質を識別するビッ
ト)により行うもので、図4に示す如く、カードから入
力したデータを2段シフトする際、1段目のシフト状態
における0バイト目を判定ポイントとして見ることによ
り分かるものである。
【0041】この結果、高優先セルであることが分った
時にはさらにパリティエラーの有無を判定し(同S6)、パ
リティエラーが無い場合にはステップS7の処理を下記の
ように実行する。 (1)ヘッダ部分を高優先FIFO 5に書き込む。これは、
図4に示す2〜5バイト目のRAMデータ部分がFIFO 5に書き
込まれることを示している。
【0042】(2)セル到着高優先用カウンタU_CTR_H/L
をカウントアップさせるように指示する。これは、書込
処理部2がセル到着番号付加部4に対してセル到着番号を
付加するためのカウンタのカウントアップを指示する処
理であり、これを図5及び図6のタイムチャートにより説
明する。
【0043】まず、このセル到着番号付加部4には高優
先用のカウンタU_CTR_Hと低優先用のカウンタU_CTR_Lが
設けられており、図4に示すようにQOSビットによって判
定した優先処理の種別が例えば高優先であったことが分
かった時には、書込処理部2からセル到着番号付加部4に
対して高優先用のカウンタイネーブル信号U_CTR_EN_H1
またはU_CTR_EN_H2が与えられるので、図5(1)に示すよ
うにカードであるかカードであるかにより、カウン
タU_CTR_Hはカウントアップする。
【0044】この実施例においては、セル到着番号カウ
ンタU_CTR_H/Lは前述した「メモリ容量×カード枚数+
2」の一例として「0〜31」のカウント値をとるように設定
されている。これについては後でも述べる。そして、カ
ードであるかであるかによって高優先セルの到着番
号を図示のように振り分ける。
【0045】この状態が図6(1)により分り易く示されて
おり、カードに対する高優先FIFO5においては12個の
セル到着番号を各ATMセル中に付加するようになってい
る。最初のセルは到着番号(タイムスタンプ)が"0"とし
てカードのFIFO 5のアドレスカウント"1"のセル中に
付加され、2番目に到着したセルはカードからのもの
であるので、FIFO 6においてアドレスカウント"1"の位
置に付加されることになる。
【0046】以下、同様にして15番目のセルがカード
のFIFO 5におけるアドレスカウント"8"の位置に付加さ
れる例が最終セルである。なお、図5及び図6ではカード
及びからのATMセルが同時に到着した場合も示して
おり、この時には図示のように同じセル到着番号が例え
ば高優先セルであればFIFO 5及び6に共通に付加される
ことになる。
【0047】このようにして、セル到着番号は図4に示
すRAMデータ中の5バイト目と6バイト目の間のHEC部(0バ
イト目に相当)に付加されることになる。図4の例では、
高優先用のセル到着番号カウンタU_CTR_Hの値「15」が挿
入されるように示されている。
【0048】(3)セル書込アドレスカウンタW_CTR_H/L
をカウントアップさせる。これは、図5及び図6に示した
ように、例えばFIFO 5に高優先セルが書き込まれて行く
度毎にカウンタW_CTR_Hがカウントアップされて行き、
図6の例では最後の15番目のATMセルがFIFO 5に格納され
た時のカウント値は"8"となっている。
【0049】この状態は前述の如く図4にも示されてお
り、カウンタイネーブル信号U_CTR_EN_Hが発生した後、
書込アドレスカウンタW_CTR_Hは"2"から"3"にカウント
アップしている状態が示されている。このようなカウン
ト値はトリガ信号W_CTR_TRGにより読出処理部9に通知さ
れる。
【0050】このようにステップS7を実行した後、ステ
ップS8ではペイロード部分をFIFO 5に書き込む。すなわ
ち、図4に示したRAMデータには優先度を示すHECバイト
部の所にセル到着番号を挿入しているので、このHECバ
イト部と先のヘッダ部以外のペイロード部分を高優先FI
FO 5に書き込むことにより、ATMセルデータ中には優先
度を示す必要が無く、セル到着番号のみが挿入された形
でFIFO 5に書き込まれることになる。
【0051】ステップS5に戻って、ATMセルが高優先セ
ルでないことが分った場合には、更に低優先セルである
か否かを判定し(同S9)、低優先セルであることがQOSビ
ットから分った時には、高優先セルと同様の処理を実行
する(同S10〜S12)。この低優先セルの場合には図4の右
側に示されており、HECバイト部においては、セル到着
番号「29」が挿入されるようになっている。また、この低
優先時におけるセル到着番号の付加処理が図5(2)に示さ
れており、この結果、図6(2)に示すようにカード及び
に対する低優先用のFIFO 7及び8に書き込まれるATMセ
ルとそのアドレスカウンタW_CTR_L1/L2が示されてい
る。
【0052】次に、図1に示した読出処理部9の動作を図
7及び図8に示したフローチャート並びに図9〜図11に示
したタイムチャートを参照して以下に説明する。まず読
出処理部9は、カードが引き抜かれているか否かを図3
に示した信号U_PONを書込処理部2から受けることにより
判定する(ステップS21)。カードが引き抜かれているこ
とが分かった時には、図11の信号U_PON及びU_PON_FLAG
に示すように読出処理部9に設けられている読出アドレ
スカウンタR_CTR_H1/L1をクリアする(同S22)。
【0053】同様に、カードが引き抜かれていること
が分かった時には(同S23)、読出アドレスカウンタR_CTR
_H2/L2をクリアする(同S24)。次に、読出処理部9は読出
要求があるか否かを判定する(同S25)。これは、図9に示
す如く加入者終端装置(OLT装置)からの下りデータ(の
フレームカウンタ「49」の位置)により指定されるもの
である。この読出要求があったときには、高優先FIFOセ
ルがあるか否かを判定する(同S26)。
【0054】このステップは、次のステップS23におい
てカード及びについて共に高優先セルがあるか否か
を判定するステップと同様に実行することができる。す
なわち、FIFO 5及び6には、図1及び図6(1)に示したよう
に高優先セルが書き込まれているが、このように高優先
セルが書き込まれているか否かは書込処理部2及び3にお
ける書込アドレスカウンタW_CTR_H1/H2と読出処理部9に
おける読出アドレスカウンタR_CTR_H1/H2とを比較し、
両者に差があるか否かによって判定する。
【0055】すなわち、書込処理部2においては例えばF
IFO 5に関してカウンタW_CTR_H1のカウンタ値として"8"
が設定されており、図10に示す如くトリガ信号W_CTR_TR
G及びその保護段を経由した信号により読出処理部9に取
り込まれている。従って、読出処理部9においては後述
する読出アドレスカウンタR_CTR_H1(同S32)の位置にATM
セルを読み出した時のカウント値が保持されているの
で、このカウント値を書込みアドレスカウンタW_CTR_H1
のカウンタ値と比較すれば良い。
【0056】但し、最初はカウンタR_CTR_H1は"0"であ
るから一致せず、この場合にはまずカードのFIFO 5に
高優先セルが書き込まれていることが分かる。同様にし
て図6(1)の例ではFIFO 6においても高優先セルが書き込
まれているので、ステップS26からステップS27に進む。
【0057】このように、FIFO 5及び6において共に高
優先セルが書き込まれている場合には、図8に示す読出
優先処理が実行される(同S28)。すなわち、読出処理部9
においては、後述する読出セルの到着番号の最新値(同S
47)を保持しており、この保持しているセル到着番号とF
IFO 5及び6に書き込まれているATMセル中に付加された
セル到着番号が等しいか否かを図9に示すATMセルの0バ
イト目(フレームカウンタ「51」の位置)に基づいて判
定する(同S51)。
【0058】この場合、最初の保持セル到着番号は初期
値="0"であるので、図6(1)に示すFIFO 5のアドレスカ
ウンタ値"1"に書き込まれている高優先セルのセル到着
番号"0"と一致するので、ステップS52を経由してFIFO 5
におけるアドレス"1"におけるATMセルが指定される。
【0059】すなわち、もしセル到着番号がカード及
びで同じである場合(同時セル到着)には、ステップ
S51及びS52でカードのFIFO 5の方が優先的に読み出さ
れることを示している。もちろん、これは逆に設定する
ことも可能である。これにより、ステップS30に進み、F
IFO 5におけるセル到着番号"0"のATMセルが読み出され
る。この読み出したATMセルのヘッダにエラーが無けれ
ば(これは図9に示すパリティエラー信号UPPERR1により
判定する。)、アドレスカウンタR_CTR_H1のみをカウン
トアップする(同S31, S32及び図9参照)。
【0060】そして、情報セルを組み立て(同S46)、図9
に示すように多重データMUX_DATAが出力されることにな
る。この多重データMUX_DATAは56バイトのATM-PONレイ
ヤに4バイトのATMヘッダと49バイトのデータセルを合わ
せた53バイトのATMセルをマッピングした形で出力され
る。
【0061】そして、ステップS47では前述の如く読み
出したATMセルの到着番号(上記の例では"0")を最新値
として保持する。このようにしてATMセルを読み出した
後、ステップS21に戻り、同S22〜S25を経由した後、同S
26及びS27で高優先セルがFIFO 5及び6に共に書き込まれ
ていることが分かった時には再びステップS28に進む。
【0062】再び図8のステップS51において、保持セル
到着番号は図7のステップS47で保持している最新のセル
到着番号が"0"のままであり、且つステップS32でアドレ
スカウンタR_CTR_H1がカウントアップしているのでFIFO
5についてはアドレスカウンタR_CTR_H1の値"2"以上の
セル到着番号が対象となり、FIFO 6についてはアドレス
カウンタR_CTR_H2の値"1"以上のセル到着番号が対象と
なるので、いずれも保持セル到着番号と一致せず、従っ
てステップS51からステップS53に進む。
【0063】ステップS53では、保持セル到着番号を"1"
だけインクリメントして"1"とし、FIFO 5及び6のセル到
着番号と比較する。この結果、図6(1)の例では、FIFO 6
のアドレスカウンタR_CTR_H2が"1"を指すセル到着番号"
1"と一致するので、ステップS54を経由してステップS33
に進み、FIFO 6の高優先セルを読み出し(同S33)、且つ
同様にそのヘッダエラーの無いことを確認した後(同S3
4)、読出アドレスカウンタR_CTR_H2をカウントアップさ
せ(同S35)、情報セルを組み立て(同S45)、今読み出した
セルの到着番号の最新値"1"を保持する(同S47)。
【0064】なお、ステップS53及びS54においても同S5
1及びS52と同様にカード側を優先的に読み出すように
設定している。このようにして、再びステップS21からS
28に進み、同じ処理を繰り返すことにより、図6(1)に示
す15個のATMセルはセル到着番号に従って全て順次連続
して読み出すことが可能となる。
【0065】従って、その後ステップS26に進んだ時、
アドレスカウンタW_CTR_HとR_CTR_Hの両カウント値に差
がないことから高優先セルはもう残っていないことが分
かるので、ステップS36に進み、高優先セルと同様に低
優先セルについての処理を行う。
【0066】この場合も、FIFO 7及び8に共に低優先セ
ルがあるか否かを判定し(同S37)、共にある場合には読
出優先処理を実行し(同S38)、FIFO 7またはFIFO 8の低
優先セルを読み出し(同S40及びS43)、それぞれ読出セル
のヘッダにエラーが無いことを確認した後(同S41及びS4
4)、読出アドレスカウンタR_CTR_L1及びR_CTR_L2をそれ
ぞれカウントアップし(同S42及びS45)、情報セルを組
み立て(同S46)、読み出したセルの到着番号を最新値と
して保持する(同S47)。
【0067】また、FIFO 7及び8のいずれかに低優先セ
ルがある場合も同様にステップS37から同S39を経由して
同様の処理を行なうことになる。なお、ステップS31, S
34, S41, S44において読出セルのヘッダにエラーがある
場合には、アイドルセルの組み立てを行う(同S48)。
【0068】ここで、上記のステップS21及びS23におい
てカード又はが引き抜かれているか否かを判定した
が、これらのカードが引き抜かれたような場合には引き
抜かれた方のアドレスカウンタ(R_CTR_H/L)はクリアさ
れるので、引き抜かれたカード側のセル到着番号が失わ
れることになる。
【0069】その結果、セル到着番号の連続性を見るだ
けではカードが引き抜かれた時のセルの読出優先処理を
行うことはできない。すなわち、セル到着番号が飛んだ
場合は、上記のステップS28及びS38における読出優先処
理において図8のステップS51〜S54だけでは古いセルか
ら読み出すことができないので、さらにステップ S55〜
S59に示す処理を行っている。
【0070】すなわち、カードが引き抜かれてしまった
場合にはステップS53において保持セル到着番号を"1"だ
けインクリメントしたのではFIFO に書き込まれているA
TMセルのセル到着番号と一致せずATMセルを読み出すこ
とはできない場合がある。そこで、ステップS53からS55
に進み、例えば図6(1)の高優先セルを例に考えると、保
持セル到着番号"6"の位置でカードが引き抜かれてし
まった場合には、FIFO 5にその後に書き込まれるセル到
着番号は"16"となるので、保持セル到着番号はFIFO 5及
び6のいずれの到着番号よりも小さくなる。
【0071】従って、ステップS56に進み、この場合に
はFIFO 5に書き込まれるセル到着番号"16"よりFIFO 6に
おけるセル到着番号"9"の方が小さいのでFIFO 6のセル
到着番号"9"のセルの方が古いものであるとして選択さ
れ出力されることとなる。また、保持セル到着番号がFI
FO 5及び6のいずれかよりも小さい場合にはその保持セ
ル到着番号の方が小さい関係にあるFIFOのセル到着番号
のATMセルを出力すればよい(同S57及びS58)。
【0072】そして、保持セル到着番号がFIFO 5及び6
のいずれのセル到着番号よりも大きい場合には、小さい
方のFIFOのセル到着番号を選択することになる(同S5
9)。このようなことから、書込処理部1におけるセル到
着番号付加部4に設けられるセル到着番号カウンタU_CTR
_H/Lは、フルの時のセル数×2+2以上のカウント値を有
する必要があり、図6に示した例では、「26」以上のカ
ウント値を設定する必要がある(図6の例では5ビットカ
ウントの例として"31"に設定されている)。
【0073】また、ステップS59の例としては、図6(2)
において、FIFO 8のセル到着番号"31"の時点でカード
が引き抜かれたような場合、FIFO 7に書き込まれるその
後のATMセルの到着番号は"17"となるので、保持セル到
着番号はFIFO 7及び8のセル到着番号のいずれよりも大
きくなり、且つFIFO 8のセル到着番号"0"はFIFO 7のセ
ル到着番号"17"よりも小さいので、FIFO 8のセル到着番
号"0"のATMセルが読み出されることになる。
【0074】なお、図1及び図9に示した読出アドレスカ
ウンタR_CTR_H/Lの値が書込処理部1に与えられている
が、これはFIFOがフル状態になり読み出せなくなった状
態を通知して、FIFOへのATMセルの書込を停止させるた
めである。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るATMセ
ル多重装置によれば、複数のカードから出力されるATM
セルについて共通の連続したセル到着番号をセル毎に付
加してメモリに書き込み、読出側でそのセル到着番号の
連続性をチェックすることでATMセルを先着優先順位に
読み出すと共にその時のセル到着番号を次の読出時に照
合する番号として用いるように構成したので、セル数の
アップダウンカウンタや制御用のメモリが必要なくな
る。
【0076】また、いずれのカードが引き抜かれた場
合、引き抜かれていない方のカードは正常に運用し、引
き抜かれたカードのみアドレスカウンタをクリアすると
共に、クリアに伴うセル到着番号の不連続が起きてもセ
ル到着番号の最大値を古いセルから読み出すことができ
るような値に設定したので引き抜かれた前後のセルの順
序の入れ換えが発生せずに済む。
【0077】さらに優先度に応じて格納するメモリを分
け、リアルタイム系などのATMセルとデータ系のATMセル
を識別した読出制御を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るATMセル多重装置の一実施例を示
すブロック図である。
【図2】本発明に係るATMセル多重装置に用いられる書
込処理部(カード1枚分)の動作フローチャート図であ
る。
【図3】本発明に係るATMセル多重装置に用いられる書
込処理部のカード抜け時の動作タイムチャート図であ
る。
【図4】本発明に係るATMセル多重装置に用いられる書
込処理部の動作タイムチャート図である。
【図5】本発明に係るATMセル多重装置に用いられるセ
ル到着番号付加部の動作タイムチャート図である。
【図6】本発明に係るATMセル多重装置におけるFIFOメ
モリの先着優先読出順序例を示した図である。
【図7】本発明に係るATMセル多重装置に用いられる読
出処理部の動作フローチャート図である。
【図8】図7に示した読出優先処理の実施例を示したフ
ローチャート図である。
【図9】本発明に係るATMセル多重装置に用いられる読
出処理部の動作タイムチャート図である。
【図10】本発明に係るATMセル多重装置に用いられる読
出処理部での書込処理信号の取り込み動作を示すタイム
チャート図である。
【図11】本発明に係るATMセル多重装置に用いられる読
出処理部でのカード抜け信号によるリセット動作のタイ
ムチャート図である。
【図12】ATMセル多重装置を含む光加入者インターフェ
ース装置を示したブロック図である。
【符号の説明】
1 書込処理部 2 カード側書込処理部 3 カード側書込処理部 4 セル到着番号付加部 5 カードの高優先FIFO 6 カードの高優先FIFO 7 カードの低優先FIFO 8 カードの低優先FIFO 9 読出処理部 11 ATMセル多重装置 図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
フロントページの続き (72)発明者 三浦 健司 大阪府大阪市中央区城見2丁目2番6号 富士通関西ディジタル・テクノロジ株式会 社内 (72)発明者 門澤 敬 大阪府大阪市中央区城見2丁目2番6号 富士通関西ディジタル・テクノロジ株式会 社内 (72)発明者 松尾 保 大阪府大阪市中央区城見2丁目2番6号 富士通関西ディジタル・テクノロジ株式会 社内 (72)発明者 安里 淳 大阪府大阪市中央区城見2丁目2番6号 富士通関西ディジタル・テクノロジ株式会 社内 (72)発明者 塩野 秀樹 大阪府大阪市中央区城見2丁目2番6号 富士通関西ディジタル・テクノロジ株式会 社内 Fターム(参考) 5K030 HA10 HB15 HB17 JA01 KA03 LA03 LB12 LC01 LE05 MA13 MB15

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のカードから出力されたATMセルを多
    重するATMセル多重装置において、 各カードに接続された複数のメモリと、 該ATMセルに対し、各カードに共通の連続したセル到着
    番号を付加して該メモリに書き込む書込処理部と、 該メモリから該セル到着番号を読み出してその連続性を
    チェックすることにより、各カードから該ATMセルを該
    セル到着番号の順番に読み出すと共にその時のセル到着
    番号を次の読出時に照合するセル到着番号とする読出処
    理部と、 を備えたことを特徴とするATMセル多重装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 該書込処理部が、各カードからのATMセルが同時に到着
    したことを検出した時、各ATMセルに同一のセル到着番
    号を付加して各メモリに書き込み、該読出し処理部が、
    予め決めたカードからのATMセルを対応する該メモリか
    ら優先的に読み出すことを特徴としたATMセル多重装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1において、 各メモリが優先度に対応した数だけ分割して設けられて
    おり、該書込処理部が、該ATMセル中に予め付加された
    優先度を検出し、該ATMセルに該セル到着番号を優先度
    別に付加して対応するメモリに書き込み、該読出処理部
    が、該優先度の高いメモリ中のATMセルから該セル到着
    番号の順番に読み出すことを特徴としたATMセル多重装
    置。
  4. 【請求項4】請求項3において、 該書込処理部が、各メモリに該ATMセルを書き込む時の
    アドレスカウンタを有し、各ATMセルが各メモリに書き
    込まれた時、対応する該アドレスカウンタをカウントア
    ップさせると共に、そのカウント値を該読出処理部に通
    知し、該読出処理部が、該アドレスカウンタに対応した
    読出時のアドレスカウンタを有し、該ATMセルを該メモ
    リから読み出した時に対応するアドレスカウンタをカウ
    ントアップさせ、該書込処理部から通知されたカウント
    値と該読出処理部のアドレスカウンタのカウント値との
    差の有無によって各メモリに該ATMセルが存在するか否
    かを判定することを特徴としたATMセル多重装置。
  5. 【請求項5】請求項4において、 該書込処理部及び該読出処理部が、いずれかのカードが
    引き抜かれたことを示す信号を受けた時、そのカードに
    対応したメモリのアドレスカウンタをクリアし且つ書込
    を禁止することを特徴としたATMセル多重装置。
  6. 【請求項6】請求項5において、 該書込処理部が、該セル到着番号をカウントするカウン
    タを有し、該カウンタが、各メモリに書き込まれる最大
    ATMセル数×優先度別のカード枚数+2以上のカウント値
    を有することを特徴としたATMセル多重装置。
  7. 【請求項7】請求項6において、 該読出処理部が、該読み出したATMセルの該セル到着番
    号を最新の値として保持しており、各ATMセル中に付加
    されたセル到着番号と比較し、最初は該最新の値の初期
    値と一致するATMセルを読み出し、その後は該最新の値
    を"1"だけインクリメントした値と一致するATMセルを各
    メモリから読み出すことを特徴としたATMセル多重装
    置。
  8. 【請求項8】請求項6において、 該読出処理部が、該一致するATMセルが見つからないと
    き、該最新の値と各ATMセル中の該セル到着番号との新
    旧を比較し、以って小さいセル到着番号のATMセルの方
    から優先的に読み出すことを特徴としたATMセル多重装
    置。
  9. 【請求項9】請求項1乃至8のいずれかにおいて、 該ATMセルがATM-PONレイヤにおけるマッピングされるこ
    とを特徴としたATMセル多重装置。
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