JP2002368785A - スケジューリング装置およびセル通信装置 - Google Patents

スケジューリング装置およびセル通信装置

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JP2002368785A JP2001169529A JP2001169529A JP2002368785A JP 2002368785 A JP2002368785 A JP 2002368785A JP 2001169529 A JP2001169529 A JP 2001169529A JP 2001169529 A JP2001169529 A JP 2001169529A JP 2002368785 A JP2002368785 A JP 2002368785A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セル出力制御をするスケジューリング機能に
要する記憶領域容量を削減する。 【解決手段】 複数のキューのうち到着セルを記憶する
キューのキュー番号をアドレスに割り当て、データ記憶
領域には、そのキューに対する読出時刻を記憶させる連
想記憶部5を備える。実時刻と読出時刻記憶部4に記憶
された読出時刻のうちいずれかを仮想時刻として、連想
記憶部5において、実時刻及び仮想時刻での比較状態に
基づき、仮想時刻でのアドレスが一致した場合に、その
アドレスが示すキュー番号のキューからセルを出力す
る。実時刻及び仮想時刻での比較状態に基づき、読出時
刻記憶部4と連想記憶部5の読出時刻が更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スケジューリング
装置及びセル通信装置に関する。例えば、ATM通信に
おいて、サービスクラスあるいはコネクション個別にセ
ル出力制御を行なうスケジューリング装置とそれを具備
するATMノード装置に適用できる。
【0002】
【従来の技術】例えばATM通信システムは、音声、画
像、データ、その他多様なサービス情報を統合して処理
を行なうシステムであるため、それぞれ異なるサービス
間での使用帯域の干渉が問題になる。
【0003】ITU−TS(国際電気通信連合の下部機
関:International Telecommunication Union Telec
ommunication Standardzation Secter)が勧告するI
TU−T勧告では、サービスのトラヒック特性に応じ
て、DBR(Deterministic Bit Rate)、SBR(St
atistical Bit Rate)、ABR(Available Bit Ra
te)、UBR(Unspecified Bit Rate)、GFR(Gu
aranteed Frame Rate)というATC(ATM Transfer
Capability)が標準化されている。また、セル損失
率、セル遅延ゆらぎ等のサービス品質に応じてクラス
1、クラス2、クラス3、Uクラスというサービスクラ
ス(QoS)が標準化されている。したがって、ATM
通信ネットワークでは、各ATC/QoS間で使用帯域
の干渉が発生している。
【0004】このような、各ATC/QoS間での使用
帯域の干渉を回避するために、ATMノード装置は、A
TC/QoS間あるいはコネクション間でのスケジュー
リング機能装置を設け、このスケジューリングに従って
セル読み出しを行なっている。
【0005】従来のスケジューリング装置は、通常各A
TC/QoS毎あるいはコネクション毎にセルバッファ
を備えられ、規定された間隔でセル読み出しを行なうこ
とで実現している。このセルバッファおよびスケジュー
リング機能として様々な方式が開発されている。例え
ば、特開平11−355304ではスケジューリング手
段として、各QoS毎にタイミングテーブルをもち、こ
のタイミングテーブルに従ってセルバッファからセル読
み出しを行い、読み出しが発生した時点で該当するタイ
ミングテーブルを更新するという方式が開示されてい
る。
【0006】図2は、従来のスケジューリング手段によ
るタイミングテーブルを示したものである。図2に示す
ように、タイミングテーブルは各QoS毎にT1からT
xまでの2値情報記憶領域をもち、各QoS毎にセルが
読み出されるべき時刻に1が設定される。
【0007】例えば、時刻がT2になったときタイミン
グテーブルに1が設定されているQoSNのセルバッフ
ァからセル読み出しが行われ、その時点でQoSNの時
刻T2の2値情報をクリア(0に)し、T2から読み出
し間隔分の時間だけ経過した時刻に1を設定する。例え
ば、このときのQoSNの読み出し間隔を5とすると、
T7に1が設定される。
【0008】同様に時刻T3では、QoS2のセルバッ
ファからセル読み出しが行われ、そのQoS2の時刻T
3の2値情報をクリア(0に)し、T3からQoS2の
読み出し間隔分の時間だけ経過した時刻に1を設定す
る。
【0009】T4以降もこのような動作が順次繰り返さ
れる。同一時刻に複数QoSで1が設定されている場合
の競合制御についてはここでは省略する。
【0010】このように、従来のスケジューリング方式
は、時系列に対応したタイミングテーブルに基づいて、
ATC/QoS等毎のセルバッファからセルが読み出さ
れている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開平11−355304に示されるスケジューリン
グ方式は、時系列に対応したタイミングテーブルに(Q
oS数N)×(時刻Tx)分の記憶領域が必要であり、
またこのTxは、収容されるサービスのセル読み出し間
隔に依存しているので、そのうちの最大読み出し間隔
(最低レート)分が必要である。
【0012】その結果として、スケジューリング機能に
必要となる記憶領域容量が大きくなってしまうという問
題がある。また、これに伴い、スケジューリング装置を
装備したATMノード装置全体も大きくなってしまうと
いう問題がある。
【0013】例えば、ITU−T I.371ではセル
レート(A:単位[セル/秒])を浮動小数点表示で規
定しており、それで設定可能な最低レートである1[セ
ル/秒]を提供しようとすると、仮に通信路の物理速度
を622.08[Mbit/s]とした場合、読み出し
間隔は1.5×10^6[セル]程度になりたとえNが
1としても1.5Mビットもの記憶領域容量が必要であ
る。
【0014】そのため、上記の事情に対処すべくなされ
たもので、スケジューリング機能に必要となる記憶領域
容量を大幅に削減できるスケジューリング装置が求めら
れている。
【0015】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、第1の本発明のスケジューリング装置は、到着セ
ルを複数のキューのうちの対応するキューに記憶し、そ
のキューの格納セルに対する読出時刻を設定して、その
キューにセル出力指示するスケジューリング装置であっ
て、到着セルが記憶されるキューのキュー番号をアドレ
スに対応付けて、データ記憶領域には、そのキューに対
する読出時刻とそのキューがもつ格納セルの有無を表す
有効セル情報とを記憶する連想記憶手段を備えることを
特徴とする。
【0016】また第2の本発明は、到着セルを複数のキ
ューのうちの対応するキューに記憶し、そのキューの格
納セルに対する読出時刻を設定して、そのキューにセル
出力指示するスケジューリング装置であって、到着セル
が記憶されるキューのキュー番号をアドレスに対応付け
て、データ記憶領域には、そのキューに対する読出時刻
とそのキューがもつ格納セルの有無を表す有効セル情報
とを記憶する連想記憶手段と、設定された読出時刻に読
み出されなかったキューの読出時刻と、その読出時刻と
同じ時刻に読み出されるべき他のキューの有無を表す読
出時刻比較状態とをキュー番号に関係なく記憶する読出
時刻記憶手段と、読出時刻記憶手段に読み出されなかっ
た読出時刻が記憶されている場合に、その読出時刻を仮
想時刻、読出時刻比較状態を仮想時刻比較状態とし、読
出時刻記憶手段に読み出されなかった読出時刻が記憶さ
れていない場合に、セル入出力周期を計時する実時刻を
仮想時刻とする仮想時刻選択手段と、各キュー毎に予め
設定された周期的な間隔を持つ読出周期と更新された各
キューの次読出時刻の繰越値とを記憶する読出周期記憶
手段と、連想記憶手段に、実時刻を与えてセル送出指示
され得るアドレスを読み出し、そのアドレスと実時刻の
有効セル情報とに基づいて求められる、実時刻一致キュ
ー番号、実時刻データ一致情報と実時刻多重一致キュー
情報及び仮想時刻を与えてセル送出指示され得るアドレ
スを読み出し、そのアドレスと仮想時刻の上記有効セル
情報とに基づいて求められる、仮想時刻一致キュー番
号、仮想時刻データ一致情報と仮想時刻多重一致キュー
情報に応じて、または、読出周期記憶手段の読出周期及
び上記繰越値に応じて、読出時刻記憶手段の読出時刻及
び読出時刻比較状態とを更新する読出時刻制御手段と、
到着セルを対応するキューに記憶させるときに、そのキ
ューに他の格納セルが存在せず、実時刻が連想記憶手段
の読出時刻より大きい場合に、連想記憶手段の読出時刻
を実時刻に更新し、または、セル出力制御手段が仮想時
刻でセル出力指示した後に、仮想時刻での有効セル情報
と読出周期記憶手段の上記読出周期及び繰越値とに応じ
て、連想記憶手段の読出時刻と有効セル情報とを更新す
る連想記憶制御手段と、仮想時刻一致キュー番号に基づ
いて、連想記憶手段における仮想時刻でセル送出指示さ
れ得るアドレスが示すキュー番号と仮想時刻におけるア
ドレスが示すキュー番号とが一致する場合に、その対応
するキューのセル出力指示をするセル出力指示手段と、
セル出力指示手段のセル出力指示に従って、そのキュー
に対してセル出力指示の実行をするセル出力制御手段と
を備えることを特徴とする。
【0017】さらに第3の本発明は、上述した第1及び
第2の発明を備えることを特徴としたセル通信装置であ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】(A)第1の実施形態 以下、本発明のスケジューリング装置及びセル通信装置
の第1の実施形態の適用について図を参照して詳説す
る。
【0019】本実施形態は、ATM通信網に介在するセ
ル通信装置(例えばATMノード装置)のスケジューリ
ング装置が、連想記憶手段を備えて、受信したATMセ
ルが記憶されるキュー毎にセル送出指示するスケジュー
リング機能を備えた装置に適用したものである。
【0020】まず、本実施形態に係るセル通信装置(例
えばATMノード装置)のスケジューリング装置が備え
る連想記憶装置についての一般的説明と本実施形態にお
ける特徴とを説明する。
【0021】(A−1−1)連想記憶装置 一般的に、ATMノード装置は半導体記憶装置を装備し
ており、通常の半導体記憶装置は、アドレスバスに示さ
れるアドレスの記憶領域に、データバスに示されるデー
タを書き込んだり(書き込み処理)、アドレスバスに示
されるアドレスの記憶領域のデータを、データバスに読
み出したり(読み出し処理)できるものである。
【0022】一方、連想記憶装置は、通常の半導体記憶
装置同様、データ書き込み処理及びデータ読み出し処理
ができることはもちろん、これら処理の他に、データバ
スに示されるデータと記憶領域のデータとを比較し、一
致したデータが記憶されているアドレス(一致アドレ
ス)をアドレスバスに出力する連想記憶比較処理機能を
備えている。
【0023】連想記憶比較処理の際、連想記憶装置は、
記憶領域にデータバスの示すデータと一致するデータが
存在した場合は、一致を示すための信号(一致フラグ)
を出力する。
【0024】また、記憶領域にデータバスの示すデータ
と一致するデータが複数存在した場合は、多重一致を示
すための信号(多重一致フラグ)を出力する。多重一致
が発生した場合のアドレスバスヘの出力は、連想記憶装
置の構成により異なるが、例えば、最も値の小さい一致
アドレスが出力するというものがある。
【0025】本実施形態の連想記憶装置は、従来の半導
体記憶装置がアドレスに時刻を、データに読み出しを示
す2値情報を割り付けていたものを、アドレスにキュー
番号を、データの記憶領域に読出時刻を割り付けたもの
である。これにより、現在時刻で連想記憶装置のデータ
記憶領域と連想記憶比較処理行うことにより出力される
一致アドレス(キュー番号)に対応するキューからセル
を読み出すことで、スケジューリング機能を実現するこ
とが可能になる。
【0026】このとき必要となる記憶領域容量は(キュ
ー数N)×(log2(最大読み出し間隔))となるた
め、大幅な記憶容量の削減ができる。
【0027】以下、このような連想記憶装置を装備した
本実施形態のスケジューリング装置及びATMノード装
置(セル通信装置)について図を参照して詳説する。
【0028】(A−1−2)第1の実施形態の構成 図1は、本実施形態のATMノード装置の内部構成を示
した図である。
【0029】図1に示すように、ATMノード装置は、
セル入力処理部1、セル記憶部2、読出周期記憶部3、
読出時刻記憶部4、連想記憶部5、時刻管理部6、セル
出力制御部7を備えている。
【0030】セル入力処理部1は、到着したセルのヘッ
ダ情報(例えばVPI(Virtual Pass Identifie
r)、VCI(Virtual Channel Identifier)等)に
基づいて、セル記憶部2のキューのうち、どのキューに
記憶すべきか(キュー番号(Qin))を調べ、対応す
るキュー番号(Qin)のキューに到着したセルを記憶
するようにセル記憶部2に与えるものである。また、セ
ル入力処理部1は、連想記憶部5からキュー番号をアド
レスとした領域に記憶されている記憶データを読み出
し、適切な処理をした後、再度連想記憶部5にデータを
書き込むものである。
【0031】セル記憶部2は、セル入力処理部1から入
力したセルを対応するキューに記憶し、セル出力制御部
7からのキューに対する出力指示されたセルを出力する
ものである。セル記憶部2は、複数のATC/QoSあ
るいはコネクションに個別に対応するファーストイン・
ファーストアウト方式のセルバッファメモリで構成され
ている。
【0032】読出周期記憶部3は、セル記憶部2の各キ
ューの読出周期と読出周期の繰越値とを記憶するもので
ある。通常、スケジューリング機能は1セル時間を単位
として処理が行われるため、セルを読み出す間隔は整数
(1セル時間の整数倍)になる。従って、読出周期は実
数であるため、繰越値は、読出周期と実際にセルを読み
出す間隔との差分の小数部分である。読出周期記憶部3
は、セル入力処理部1および時刻管理部6によって、読
出周期記憶部3に記憶されている読出周期の読み出しや
繰越値の書き込み(更新)/読み出しを行うものであ
る。
【0033】読出時刻記憶部4は、ファーストイン・フ
ァーストアウト方式のバッファメモリで構成され、セル
記憶部2の各キューの読出時刻を記憶するものである。
読出時刻記憶部4は、時刻管理部6により、読出時刻記
憶部4の読出時刻の書き込み/読み出しが行われるもの
である。
【0034】連想記憶部5は、上述した連想記憶装置で
構成され、各キューの読出時刻、有効フラグを記憶する
ものである。有効フラグは有効なセルの有無を示すフラ
グであり、各キューにセルがあるとき「1」を、セルが
ないとき「0」を示す2値情報である。連想記憶部5
は、「Qin1」の読出時刻、有効フラグはアドレス1
に、「Qin2」の読出時刻、有効フラグはアドレス2
に、「QinN」の読出時刻、有効フラグはアドレスN
にそれぞれ記憶するものである。すなわち、各キュー毎
に読出時刻と有効フラグが割り当てられている。セル入
力処理部1および時刻管理部6により書き込み/読み出
し処理及び連想記憶比較処理が実行される。
【0035】時刻管理部6は、到着セルのスケジューリ
ングを統括管理する機能を備えているものである。時刻
管理部6は仮想時刻処理、連想記憶比較処理、読出時刻
処理、セル出力処理、実時刻処理の統括管理を行うもの
である。これらの各処理に関しては、後述する。
【0036】セル出力制御部7は、時刻管理部6からの
指示により、指示されたキューのセルをセル記憶部2の
該当キューより読み出し出力する。
【0037】(A−2)第1の実施形態の動作 以下、第1の実施形態のATMノード装置のスケジュー
リングの動作について説明する。
【0038】まず、本実施形態に係るスケジューリング
動作を説明するにあたり、本実施形態に係るスケジュー
リング装置が行なう全体動作及びその動作の各処理につ
いて以下に説明する。
【0039】(A−2−1)スケジューリング装置の全
体動作 図3は、本実施形態に係るスケジューリング動作の全体
処理の流れを示したフローチャートである。図3で示し
た各処理の詳細は、図4〜図8のフローチャートに示
す。
【0040】図3に示すように、本実施形態のスケジュ
ーリング装置にセルが到着すると、セル入力処理部1、
連想記憶部5及び時刻管理部6によって、セル入力処理
が行なわれ、到着セルをセル記憶部2の対応するキュー
に記憶させる(セル入力処理)(ステップ302)。
【0041】セル入出力周期を計時する実時刻と読出時
刻部4に記憶されている読出時刻とから仮想時刻が選択
され(仮想時刻処理)(ステップ303)、連想記憶部
5に実時刻及び仮想時刻を与えて、これらの時刻におけ
る各アドレスを読み出し比較する(連想比較処理)(ス
テップ304)。
【0042】連想比較結果に基づいて、読出時刻記憶部
4に記憶されている読出時刻を更新する(読出時刻処
理)(ステップ305)。
【0043】また、連想比較結果に基づいて、対応する
キュー番号のキューからセルを出力し、連想記憶部5に
記憶されている読出時刻を更新する(セル出力処理)
(ステップ306)。
【0044】セル出力処理の後に、実時刻のカウントを
「1」だけインクリメントさせ、セル入力処理に戻り繰
り返しスケジューリング処理を行なう。
【0045】以下、これらスケジューリング処理につい
て説明する。
【0046】(A−2−2)セル入力処理 図4は、セル入力処理のフローチャートを示したもので
ある。
【0047】セル入力処理は、主にセル入力処理部1と
時刻管理部6と連想記憶部5とにより行なわれ、到着セ
ルを対応するセル記憶部2のキューに記憶させる処理で
ある。
【0048】本実施形態に係るスケジューリング装置の
セル入力処理部1にセルが到着すると(ステップ40
1)、その到着セルのヘッダ情報(例えばVPI、VC
I等)に基づいて、キュー番号が調べられる(ステップ
402)。
【0049】調べられたキュー番号に基づいて、連想記
憶部5から、そのキュー番号の読出時刻とそのキュー番
号が示すキューの格納セルの有無を表す有効フラグを読
み出す(ステップ403)。
【0050】読み出した有効フラグが「1」であるとき
には、そのキュー番号が示すキューに到着セルを保存す
る(ステップ404及びステップ408)。
【0051】読み出した有効フラグが「0」であるとき
には、そのキュー番号の読出時刻と実時刻との大小比較
が行なわれ(ステップ405)、実時刻の方がそのキュ
ー番号の読出時刻よりも大きいときには、そのキュー番
号の読出時刻を実時刻に更新し、有効フラグを「1」に
書き換える(ステップ407)。また、実時刻が、その
キュー番号の読出時刻以下であるときには、有効フラグ
を「1」に書き換える(ステップ408)。
【0052】このように、連想記憶部5の読出時刻及び
有効フラグを書き換えて、到着セルをセル記憶部2のキ
ューに保存する(ステップ408)。
【0053】(A−2−3)仮想時刻処理 図5は、仮想時刻処理のフローチャートを示したもので
ある。
【0054】仮想時刻処理は、読出時刻記憶部4の記憶
状態に応じて、仮想時刻を、実時刻にするか又は読出時
刻記憶部4に記憶された読出時刻にするかの選択を行う
処理である。
【0055】読出時刻記憶部4に読出時刻が記憶されて
いる場合には、仮想時刻は読出時刻記憶部4の読出時刻
を設定し、前比較状態として読出時刻記憶部4の比較状
態を書き換える(ステップ502)。
【0056】また、読出時刻記憶部4に読出時刻が記憶
されていない場合には、仮想時刻は実時刻を設定し、前
比較状態として「0」を書き換える(ステップ50
3)。
【0057】(A−2−4)連想記憶比較処理 図6は、連想記憶比較処理のフローチャートを示したも
のである。
【0058】連想記憶比較処理は、有効フラグを「1」
であり読出時刻を実時刻として連想記憶部5と比較処理
を行う処理である。また有効フラグを「1」であり読出
時刻を仮想時刻として連想記憶部5と比較処理を行う処
理である。
【0059】つまり、キューにセルが存在している状態
で、連想記憶部5に記憶されている読出時刻と実時刻と
を比較し、一致する読出時刻が記憶されているアドレス
を実時刻一致キュー番号とするとともに、実時刻一致フ
ラグを「1」とする。また、多重一致がある場合には、
実時刻多重一致フラグを「1」とする(ステップ60
1)。
【0060】また、連想記憶部5に記憶されている読出
時刻と仮想時刻と比較し、一致する読出時刻が記憶され
ているアドレスを、仮想時刻一致キュー番号とするとと
もに、仮想時刻一致フラグを「1」とする。また、多重
一致がある場合には仮想時刻多重一致フラグを「1」と
する。(ステップ602)。
【0061】また、実時刻及び仮想時刻において、多重
一致についても比較する処理である。
【0062】(A−2−5)読出時刻処理 図7は、読出時刻処理のフローチャートを示したもので
ある。
【0063】読出時刻処理は、読出時刻記憶部4に記憶
する読出時刻(次回キュー番号を読出しする読出時刻)
を設定する処理であり、S1、S2、S3の工程から構
成されている。
【0064】S1は、仮想時刻において連想記憶部5に
多重一致があった場合の読出時刻の設定処理である。
【0065】連想記憶比較処理により、仮想時刻多重一
致があり、前比較状態も多重一致であり、実時刻と仮想
時刻とが異なるとされた場合には、読出時刻記憶部4の
読出時刻を仮想時刻に、比較状態を仮想時刻多重一致フ
ラグに更新する(ステップ702)。
【0066】S2は、読み出されたキューに対する次読
出時刻を設定する処理である。
【0067】次読出時刻は、読出周期記憶部3に記憶さ
れているキューの読出周期と繰越値に基づいて(ステッ
プ703)、仮想時刻と読出周期と繰越値との和の整数
部から設定される(ステップ704)。また、繰越値
は、仮想時刻と読出周期と繰越値との和の小数部から設
定される(ステップ704)実時刻とその次読出時刻と
の大小比較をして、実時刻が次読出時刻以上であり、実
時刻と仮想時刻とが異なる場合、この設定された次読出
時刻を読出時刻記憶部4の読出時刻に更新し、比較状態
を「0」とする(ステップ706)。
【0068】S3は、実時刻において連想記憶部5に多
重一致があった場合の読出時刻の設定処理である。
【0069】連想比較記憶処理により、実時刻多重一致
があるとされた場合には、読出時刻記憶部4の読出時刻
を実時刻に、比較状態を多重一致ありと更新する(ステ
ップ710)。
【0070】また、連想比較記憶処理により、実時刻多
重一致がなく、実時刻一致があり、実時刻と仮想時刻と
が異なるとされた場合には、読出時刻記憶部4の読出時
刻を実時刻に、比較状態を「0」に更新する(ステップ
709)。
【0071】(A−2−6)セル出力処理 セル出力処理は、仮想時刻一致フラグが「1」であると
きに、そのキュー番号のキューからセルを出力し、連想
記憶部5におけるそのキュー番号の読出時刻及び有効フ
ラグの更新処理である。実際のセル出力はセル出力制御
部7により行われる。
【0072】連想記憶比較処理により、仮想一致フラグ
「1」であるときには、そのキュー番号のキューからセ
ルを出力する(ステップ802)。
【0073】読出時刻処理のS2で設定した繰越値を、
読出周期記憶部3に書き換えられる(ステップ80
3)。
【0074】その後、連想記憶部のそのキュー番号の読
出時刻を次読出時刻に書き換えられ(ステップ806及
びステップ805)、仮想時刻の一致したキューにセル
があるときには、連想記憶部のそのキュー番号の有効フ
ラグを「1」に書き換え(ステップ806)、仮想時刻
の一致したキューにセルがないときには、連想記憶部の
そのキュー番号の有効フラグを「0」に書き換える(ス
テップ805)。
【0075】このような処理が行なわれるスケジューリ
ング装置のスケジューリング動作について説明する。
【0076】(A−2−7)スケジューリング装置の動
作例 図9〜図11は、到着したセル列例と本実施形態に係る
スケジューリング装置の記憶内容との変化を表した関係
図である。
【0077】図9〜図11の動作条件は、セル記憶部2
のキューの設定数Nは5個であり、各キューの読出周期
は、「Qin1」の読出周期=2.2[セル期間]、
「Qin2」の読出周期=6.2[セル期間]、「Qi
n3」の読出周期=7.4[セル期間]、「Qin4」
の読出周期=8.6[セル期間]、「Qin5」の読出
周期=9.8[セル期間]である。また、q1、q2、
…、q5は到着セル若しくは出力セルであり、それぞれ
セル記憶部2の各キューq1、q2、…、q5に記憶さ
れるべきセルである。
【0078】また、読出周期記憶部3の初期状態は、各
キュー毎に予め設定された上記読出周期と繰越値に
「0.0」が設定されている。連想記憶部5の初期設定
値は、有効フラグに「0」が設定されている。実時刻は
1セル時間毎にカウントアップされる時刻である。
【0079】以下、図9〜図11と図4〜図8を参照し
ながら、1セル時間毎に順を追って本実施形態のスケジ
ューリング動作の説明する。
【0080】図9において、実時刻=0、1ではセル到
着がないため各記憶部の変更は発生しない。
【0081】実時刻=2では、到着セルq5がセル入力
処理部1に到着し(ステップ401)、到着セルq5が
保存されるQin(キュー番号)=「5」であることが
調べられる(ステップ402)。連想記憶部5から「Q
in5」の読出時刻「0」と有効フラグ「0」とが読み
出され(ステップ403)、その有効フラグと読出時刻
に基づいて(ステップ404及びステップ405)連想
記憶部5の「Qin5」に対応する読出時刻は実時刻
「2」に、有効フラグは「1」に更新される(ステップ
407)。到着セルq5がセル記憶部2のQin5に記
憶される(ステップ408)。
【0082】読出時刻記憶部4において、記憶されてい
る読出時刻が設定されていないので、仮想時刻は実時刻
「2」が設定され、前比較状態は「0(多重一致な
し)」が設定される(ステップ501〜503)。
【0083】実時刻と仮想時刻とで連想記憶比較処理が
行なわれる。つまり、実時刻「2」における到着セルq
5の実時刻一致キュー番号が「5」、実時刻「2」にお
いて、連想記憶部5に記憶されている読出時刻「2」と
一致するので、実時刻一致フラグが「1」、複数の読み
出されるデータがないので、実時刻多重一致フラグが
「0」になる(ステップ601)。仮想時刻「2」にお
いても、実時刻と同じなので、仮想時刻一致キュー番号
が「5」、仮想時刻一致フラグ「1」、仮想時刻多重一
致フラグ「0」となる(ステップ602)。
【0084】この連想記憶比較処理により仮想時刻多重
一致フラグが「0」、実時刻及び仮想時刻が同じである
ので(ステップ701)、読出周期記憶部3に記憶され
ている「Qin5」の読出周期に基づいて、次読出時刻
と繰越値とが設定される(ステップ704)。
【0085】つまり、次読出時刻は、読出周期記憶部3
から「Qin5」の読出周期「9.8」と繰越値「0.
0」とを読出し、(仮想時刻+読出周期+繰越値)の整
数部が設定される。また繰越値は、(仮想時刻+読出周
期+繰越値)の小数部が設定される。従って、この場合
の次読出時刻は「11」(=(2+9.8+0.0)の整
数部)に設定され、繰越値は「0.8」(=(2+9.
8+0.0)の小数部)に設定される。
【0086】また、実時刻多重一致フラグ「0」、実時
刻一致フラグ「1」かつ実時刻=仮想時刻であることか
ら、読出時刻記憶部4には、読出時刻が書き込まれない
(ステップ707〜709)。
【0087】次に、仮想時刻一致フラグが「1」である
ので(ステップ801)、セル記憶部2の「Qin5」
のキューよりセルq5が出力される(ステップ80
2)。
【0088】キューからのセル出力後に、上述した新し
く設定された繰越値「0.8」は読出周期記憶部3に書
きこまれて繰越値が更新される(ステップ803)。ま
た、仮想時刻一致キュー番号のキューにセルがないので
(ステップ804)、連想記憶部5に上述した次読出時
刻「11」が書き込まれて更新され、さらに仮想時刻一
致キュー番号の有効フラグが「0」に更新される(ステ
ップ805)。
【0089】実時刻=3、4、5においても、それぞれ
到着セルq4、q3、q2が到着し、それぞれのキュー
に対して実時刻=2の処理と同様の処理が行われる。
【0090】実時刻=6では、セル入力処理部1に到着
セルq2が到着し(ステップ401)、Qin=「2」
であることが調べられる(ステップ402)。連想記憶
部5から「Qin2」の読出時刻「11」と有効フラグ
「0」とが読み出される(ステップ403)。有効フラ
グが「0」であることから(ステップ404)、実時刻
「6」と連想記憶部5の「Qin2」の読出時刻「1
1」との大小比較され(ステップ405)、「Qin
2」の読出時刻「11」の方が大きいので、「Qin
2」の読出時刻は書き込まれずに、有効フラグ「0」の
みが「1」に更新されて(ステップ406)、セル記憶
部2のQinに到着セルq2が記憶される(ステップ4
08)。
【0091】ここでは、実時刻よりも連想記憶部5の読
出時刻の方が大きいので、連想記憶部5の読出時刻が更
新されない点が実時刻0〜5の場合と異なる。
【0092】読出時刻記憶部4に記憶されている読出時
刻がないので、仮想時刻は実時刻「6」が設定され、前
比較状態は「0」が設定される(ステップ501及び5
03)。上述と同様にして、実時刻「6」及び仮想時刻
「6」における実時刻一致フラグ及び実時刻多重一致フ
ラグ、仮想時刻一致フラグ及び仮想時刻多重一致フラグ
は、それぞれ「0」を示す(ステップ601及び60
2)。
【0093】したがって、ステップ701〜710の読
出時刻処理は行なわれず、読出時刻記憶部4に読出時刻
は書き込まれない。
【0094】また、実時刻一致フラグ及び仮想時刻一致
フラグが共に「0」であることから、セル記憶部2から
のセル出力されず、セル記憶部2に記憶されたままであ
る(ステップ801〜806)。
【0095】実時刻=7、8、9についても、それぞれ
到着セルq3、q4、q5が到着し、それぞれのキュー
に対して実時刻=6と同様の処理が行われる。
【0096】実時刻=10では、セル入力処理部1に到
着セルq2が到着し(ステップ401)、Qinが
「2」であることが調べられる(ステップ402)。連
想記憶部5から、「Qin2」の読出時刻「11」と有
効フラグ「1」とが読み出される(ステップ403)。
連想記憶部5の「Qin2」の有効フラグが「1」を示
していることから、セル記憶部2のq2にセルが記憶さ
れる(ステップ408)。
【0097】ここでは、連想記憶部5の「Qin2」の
有効フラグが「1」を示しているときには、この段階で
連想記憶部5のキュー番号の読出時刻が更新されずに、
到着セルを対応するキューに記憶させる点が実時刻0〜
9と異なる。
【0098】実時刻「10」において、読出時刻記憶部
4に記憶されている読出時刻がないことから、仮想時刻
は実時刻「10」が設定され、前比較状態は「0」が設
定される(ステップ501〜503)。
【0099】連想記憶比較処理では、実時刻6〜9まで
と同様に、実時刻及び仮想時刻における、実時刻一致フ
ラグ及び仮想時刻一致フラグ、実時刻多重一致フラグ及
び仮想時刻一致フラグが、それぞれ「0」である。従っ
て、セル記憶部2からのセル出力はされないので、この
後の処理の説明を省略する。
【0100】実時刻=11では、セル入力処理部1に到
着セルq3が到着がする。連想記憶部5の「Qin3」
の有効フラグが「1」であるので、セル記憶部2のq3
にセルが記憶される(ステップ401〜408)。
【0101】読出時刻記憶部4に記憶されている読出時
刻が設定されていないので(ステップ501)、仮想時
刻は実時刻「11」が設定され、前比較状態は「0」が
設定される(ステップ503)。
【0102】実時刻「11」において、実時刻一致キュ
ー番号が「2」、実時刻一致フラグが「1」、実時刻多
重一致フラグが「1」になり、仮想時刻一致キュー番号
が「2」、仮想時刻一致フラグが「1」、仮想時刻多重
一致フラグが「1」になる(ステップ601及び60
2)。
【0103】本実施形態では、同時刻におけるセル出力
指示の順番は、キュー番号の小さいものから順に出力指
示している。従って、実時刻6〜9及び実時刻11の到
着セルが保存されているキュー番号のうち、キュー番号
「2」が一番小さいので、実時刻一致キュー番号「2」
を選択した。しかし、例えば、読出周期が短いものから
順に設定する等その設定が限定されるものではない。
【0104】実時刻と仮想時刻が同じであるので(ステ
ップ701)、上述したように、読出周期記憶部3の読
出周期に基づいて、次読出時刻「11」が設定され(ス
テップ703及び704)、実時刻とその次読出時刻と
の大小関係を比較された後に(ステップ705)、実時
刻多重一致フラグ「1」であることから、読出時刻記憶
部4の読出時刻は実時刻「11」が設定され、比較状態
は「1」が記憶される(ステップ710)。
【0105】このようにして、セル記憶部2の「Qin
2」のキューからセルq2が出力される(ステップ80
2)。
【0106】また、セル出力後に、読出周期記憶部3の
繰越値及び連想記憶部5の仮想時刻一致キュー番号の読
出時刻が更新される(ステップ803〜806)。
【0107】実時刻=12では、セル入力処理部1に到
着セルq1が到着し、連想記憶部5の「Qin1」の読
出時刻が「0」、有効フラグが「0」であるので、読出
周期が実時刻「12」、有効フラグが「1」に更新され
(ステップ407)、セル記憶部2のQin1に到着セ
ルq1が記憶される(ステップ408)。
【0108】読出時刻記憶部4に読出時刻「11」が記
憶されているので、仮想時刻は読出時刻「11」が、ま
た比較状態「1」が設定される(ステップ501及び5
02)。
【0109】実時刻「12」において、先ほど到着した
セルq1の読出時刻と一致するため、実時刻一致キュー
番号が「1」、実時刻一致フラグが「1」、実時刻多重
一致フラクが「0」と設定され(ステップ601)、仮
想時刻「11」における仮想時刻一致キュー番号が
「3」、仮想時刻一致フラグが「1」、仮想時刻多重一
致フラグが「1」になる(ステップ602)。
【0110】このとき、仮想時刻多重一致フラグ「1」
かつ前比較状態「1」かつ実時刻と仮想時刻とが異なる
ことから、読出時刻記憶部4の読出時刻は仮想時間「1
1」が、比較状態は仮想時刻多重一致フラグ「1」が記
憶される(ステップ702)。
【0111】さらに、上述したように、読出周期記憶部
3の読出周期に基づいて次読出時刻が求められ(ステッ
プ703〜704)、実時刻「12」と次読出時刻との
大小比較された後に(ステップ705)、実時刻多重一
致フラグが「0」であることから、読出時刻記憶部4の
読出時刻は実時刻「12」が、比較状態は仮想時刻多重
一致フラグ「0」が記憶される(ステップ709)。
【0112】セル記憶部2の「Qin3」に記憶されて
いるセルq3が出力される(ステップ801)。また、
読出時刻周期記憶部3のQin3の繰越値は「0.8」
に、連想記憶部5のQin3の読出時刻は「18」に更
新される(ステップ803〜806)。
【0113】実時刻=13では、セル入力処理部1に到
着セルq1が到着し、セル記憶部2のQin1にセルが
記憶される(ステップ401〜408)。
【0114】仮想時刻は、読出時刻記憶部4の読出時刻
「11」が設定され、前比較状態は「1」が設定される
(ステップ501及び502)。
【0115】実時刻「13」における実時刻一致フラグ
は「0」になり(ステップ601)、仮想時刻「11」
における仮想時刻一致キュー番号は「4」、仮想時刻一
致フラグは「1」、仮想時刻多重一致フラグは「1」に
なる(ステップ602)。
【0116】ここで、仮想時刻「11」での仮想時刻一
致キュー番号「4」が選択されたのは、実時刻12にお
いて、読出時刻記憶部3がファーストイン・ファースト
アウト方式のバッファメモリであるためである。
【0117】仮想時刻多重一致フラグ「1」、前比較処
理「1」、実時刻≠仮想時刻であることから(ステップ
601)、読出時刻に仮想時刻「11」、比較状態に仮
想時刻多重一致フラグ「1」が記憶される(ステップ7
02)。
【0118】セル記憶部2のQin4のセルq4が出力
され、連想記憶部5のq4の読出時刻が「20」、有効
フラグが「0」に更新される(ステップ805)。また
読出時刻周期記憶部3のq4の繰越値が「0.2」に更
新される(ステップ803)。
【0119】実時刻=14〜21に関しても、実時刻=
13と同様の動作が行なわれる。
【0120】実時刻=22では、セル入力処理部1に到
着するセルがないので、セル入力処理(ステップ401
〜408)は行なわれず仮想時刻の設定が行なわれる。
【0121】読出時刻記憶部4に読出時刻が記憶されて
いるので、仮想時刻は読出時刻「20」が設定され、前
比較状態は比較状態「1」に設定される(ステップ50
1及び502)。
【0122】実時刻一致フラグは「0」になり(ステッ
プ601)、仮想時刻一致キュー番号が「4」、仮想時
刻一致フラグが「1」、仮想時刻多重一致フラグが
「0」になる(ステップ602)。
【0123】次に、セル記憶部2からセルq4が出力さ
れ(ステップ802)、連想記憶部5のQin4の読出
時刻が「28」、有効フラグが「0」に更新される(ス
テップ805)。また、読出時刻周期記憶部3のQin
4の繰越値が「0.8」に更新される(ステップ80
3)。
【0124】実時刻=23〜25に関しても、実時刻=
22と同様に動作する。
【0125】実時刻=26でも、セルが入力しないの
で、セル入力処理は行なわれずに仮想時刻処理が行なわ
れる。
【0126】読出時刻記憶部3において、仮想時刻は読
出時刻「25」が設定され、前比較状態は比較状態
「0」が設定される(ステップ501及び502)。実
時刻一致フラグは「0」になり(ステップ601)、仮
想時刻一致キュー番号が「1」、仮想時刻一致フラグが
「1」、仮想時刻多重一致フラグが「0」になる(ステ
ップ602)。
【0127】次に、セル記憶部2からセルq1が出力さ
れ(ステップ802)、連想記憶部のQin1の読出時
刻が「27」、有効フラグが「0」に更新される(ステ
ップ805)。また、読出時刻周期記憶部3のQin1
の繰越値が「0.4」に更新される(ステップ80
3)。
【0128】また、図12に示すように本実施形態のス
ケジューリング装置の実際のインプリメントの際には、
実時刻をカウントするカウンタは有限である。従って、
実時刻をサイクリックに利用するため、実時刻が最大値
から0に戻るときには、時刻の比較処理に不具合が生じ
る場合がある。例えば、実時刻をカウントするカウンタ
が、0〜99をカウントするものである場合、ステップ
605において、実時刻と次読出時刻との時刻の大小比
較をする際に、次読出時刻が「98」を示し、実時刻が
読出時刻よりも先の「2」を示している場合、本来なら
ば実時刻が次読出時刻より大きくなくてはいけないが、
単なる数値の大小を比較することにより比較判定が逆転
してしまう不具合が生じる場合がある。
【0129】このような場合には、実時刻の周期を図1
0に示すようにして解決できる。
【0130】例えば、実時刻用カウンタの周期を、本来
必要となる周期より3倍周期のカウンタを使用し、各キ
ュー毎に定期的(例えば、1周期(0〜99)に1回)
に、実時刻と読出時刻の比較を行い実時刻が読出時刻を
過ぎていれば、読出時刻を実時刻に更新するといった処
理(読出時刻定期更新処理)を行うことである。
【0131】図9に示すように、例えば、本来必要とな
る周期を「100」とし、その3倍周期実時刻カウンタ
を用い、1周期(0〜99のカウント)に1回この例で
は時刻「2」、「102」、「202」で読出時刻定期
更新処理を行う。
【0132】時刻「2」では、読出時刻を過ぎていない
ため読出時刻の更新は行われない。時刻「102」で
は、読出時刻が102に更新される。時刻「202」で
は、読出時刻が202に更新される。
【0133】さらに次の時刻「2」では、「200〜2
99」の周期より次の「0〜99」の周期の値の方が大
きいと判断して読出時刻が「2」に更新されるようにす
る。以上のような動作により、本実施形態のスケジュー
リング装置のスケジューリング機能が実現できる。
【0134】(A−3)第1の実施形態の効果 以上、第1の実施形態のスケジューリング装置は、連想
記憶部を備え、この連想記憶部のアドレスに到着セルが
記憶されているキュー番号を、データ記憶領域に読出時
刻を割り当てることにより、現在時刻で連想記憶部のデ
ータ記憶領域と比較処理を行なうことができ一致アドレ
スに対応するキューからセルを読み出すことができるの
で、必要となる記憶領域の容量を削減することができ
る。
【0135】例えば、従来のスケジューリング処理に必
要となる記憶容量は(キュー数N)×(log2(最大
読み出し間隔))となるため、通信路の物理速度を62
2.08[Mbit/s]とした場合、キュー数Nが1
としても1.4Mビットである。
【0136】しかし、本実施形態のスケジューリング処
理の場合、たとえNを1000としても(1000)×
(log2(1.5×10^6)+1)=22kビット
の記憶容量で実現できるという効果が得られる。
【0137】また、本実施形態に係るスケジューリング
装置は、別途本機能特有の読出時刻記憶部が必要になる
が、この容量もNを1000としても最大1000×
(log2(1.5×10^6)+1)=22kビット
あればよく、あわせても44kビット程度の容量である
ため、従来より大幅な記憶容量の削減ができる。
【0138】(B)その他の実施形態 上述した第1の実施形態では、セル通信装置としてAT
M網に介在するATMノード装置について説明した。し
かし、本発明のスケジューリング装置は、伝送情報を有
するパケットにも適用することができるので、ATMノ
ード装置に限られるものではなく、固定長パケット通信
を構成する固定長パケット通信装置についても適用でき
る。
【0139】上述した第1の実施形態で説明したスケジ
ューリング処理の読出時刻処理動作において、S1、S
2、S3の順に処理しているが、この読出時刻処理動作
の順番はこれに限らない。つまり、例えば、S2のセル
の読み出しが行われたキューに対する次読出時刻を設定
する処理を本実施形態の読出時刻処理のS3の後でして
も良い。すなわち、S1、S3、S2の順で処理を進め
て良い。
【0140】
【発明の効果】第1及び第2の本発明によれば、連想記
憶手段を備え、到着セルが格納されているキュー毎に送
出指示をすることにより、スケジューリングに係る記憶
領域容量を大幅に削減することができる。
【0141】第3の本発明によれば、記憶領域容量が削
減されたスケジューリング装置を、セル通信に用いるこ
とにより、ネットワーク資源を有効に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るATMノード装置の内部構成を示
す図である。
【図2】従来のスケジューリング処理のタイムテーブル
を示す図である。
【図3】本発明に係るスケジューリング処理のフローチ
ャートを示す図である。
【図4】本発明に係るセル入力処理のフローチャートを
示す図である。
【図5】本発明に係る仮想時刻処理のフローチャートを
示す図である。
【図6】本発明に係る連想記憶比較処理のフローチャー
トを示す図である。
【図7】本発明に係る読出時刻処理のフローチャートを
示す図である。
【図8】本発明に係るセル出力処理のフローチャートを
示す図である。
【図9】本発明に係るスケジューリング処理の動作例を
示す図である。
【図10】本発明に係るスケジューリング処理の動作例
を示す図である。
【図11】本発明に係るスケジューリング処理の動作例
を示す図である。
【図12】本発明に係る読出時刻定期更新処理の例を示
す図である。
【符号の説明】
1…セル入力処理部、2…セル記憶部、3…読出周期記
憶部、4…読出時刻記憶部、5…連想記憶部、6…時刻
管理部、7…セル出力制御部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 到着セルを複数のキューのうちの対応す
    るキューに記憶し、そのキューの格納セルに対する読出
    時刻を設定して、そのキューにセル出力指示するスケジ
    ューリング装置であって、 上記到着セルが記憶されるキューのキュー番号をアドレ
    スに対応付けて、データ記憶領域には、そのキューに対
    する読出時刻とそのキューがもつ格納セルの有無を表す
    有効セル情報とを記憶する連想記憶手段を備えることを
    特徴とするスケジューリング装置
  2. 【請求項2】 到着セルを複数のキューのうちの対応す
    るキューに記憶し、そのキューの格納セルに対する読出
    時刻を設定して、そのキューにセル出力指示するスケジ
    ューリング装置であって、 上記到着セルが記憶されるキューのキュー番号をアドレ
    スに対応付けて、データ記憶領域には、そのキューに対
    する読出時刻とそのキューがもつ格納セルの有無を表す
    有効セル情報とを記憶する連想記憶手段と、 設定された読出時刻に読み出されなかったキューの読出
    時刻と、その読出時刻と同じ時刻に読み出されるべき他
    のキューの有無を表す読出時刻比較状態とをキュー番号
    に関係なく記憶する読出時刻記憶手段と、 上記読出時刻記憶手段に読み出されなかった読出時刻が
    記憶されている場合に、その読出時刻を仮想時刻、上記
    読出時刻比較状態を仮想時刻比較状態とし、上記読出時
    刻記憶手段に読み出されなかった読出時刻が記憶されて
    いない場合に、セル入出力周期を計時する実時刻を仮想
    時刻とする仮想時刻選択手段と、 各キュー毎に予め設定された周期的な間隔を持つ読出周
    期と更新された各キューの次読出時刻の繰越値とを記憶
    する読出周期記憶手段と、 上記連想記憶手段に、実時刻を与えてセル送出指示され
    得るアドレスを読み出し、そのアドレスと実時刻の上記
    有効セル情報とに基づいて求められる、実時刻一致キュ
    ー番号、実時刻データ一致情報と実時刻多重一致キュー
    情報及び上記仮想時刻を与えてセル送出指示され得るア
    ドレスを読み出し、そのアドレスと仮想時刻の上記有効
    セル情報とに基づいて求められる、仮想時刻一致キュー
    番号、仮想時刻データ一致情報と仮想時刻多重一致キュ
    ー情報に応じて、または、上記読出周期記憶手段の上記
    読出周期及び上記繰越値に応じて、上記読出時刻記憶手
    段の読出時刻及び上記読出時刻比較状態とを更新する読
    出時刻制御手段と、 上記到着セルを対応するキューに記憶させるときに、そ
    のキューに格納セルが存在せず、実時刻が上記連想記憶
    手段の読出時刻より大きい場合に、上記連想記憶手段の
    読出時刻を実時刻に更新し、または、上記セル出力制御
    手段が上記仮想時刻でセル出力指示した後に、上記仮想
    時刻での有効セル情報と上記読出周期記憶手段の上記読
    出周期及び上記繰越値とに応じて、上記連想記憶手段の
    読出時刻と上記有効セル情報とを更新する連想記憶制御
    手段と、 上記仮想時刻一致キュー番号に基づいて、上記連想記憶
    手段における上記仮想時刻でセル送出指示され得るアド
    レスが示すキュー番号と上記仮想時刻におけるアドレス
    が示すキュー番号とが一致する場合に、その対応するキ
    ューのセル出力指示をするセル出力指示手段と、 上記セル出力指示手段のセル出力指示に従って、そのキ
    ューに対してセル出力指示の実行をするセル出力制御手
    段とを備えることを特徴とするスケジューリング装置。
  3. 【請求項3】 上記読出時刻制御手段は、実時刻と仮想
    時刻とが異なる場合で、上記仮想時刻で多重一致し、上
    記仮想時刻比較状態でも多重一致するときには、上記読
    出時刻記憶手段の上記読出時刻を上記仮想時刻に、上記
    読出時刻比較状態を多重一致するものと更新することを
    特徴とする請求項2に記載のスケジューリング装置。
  4. 【請求項4】 上記読出時刻制御手段は、上記仮想時刻
    で多重一致せず、実時刻と仮想時刻とが異なる場合で、
    実時刻でアドレスが一致するときには、上記読出時刻記
    憶手段の読出時刻を実時刻に更新することを特徴とする
    請求項2に記載のスケジューリング装置。
  5. 【請求項5】 実時刻において多重一致する場合には、
    上記読出時刻比較状態を多重一致するものと更新し、 実時刻において多重一致しないとする場合には、上記読
    出時刻比較状態を多重一致しないものと更新することを
    特徴とする請求項4に記載のスケジューリング装置。
  6. 【請求項6】 上記読出時刻制御手段は、実時刻が、上
    記読出周期記憶手段の読出周期と繰越値とから求めた次
    読出時刻よりも大きい場合で、実時刻と仮想時刻とが異
    なるときには、上記読出時刻記憶手段の読出時刻を次読
    出時刻に更新することを特徴とする請求項2に記載のス
    ケジューリング装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6に記載のスケジューリング
    装置を備えたセル通信装置。
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