JP3094995B2 - 通信制御装置及び通信制御方法 - Google Patents
通信制御装置及び通信制御方法Info
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- JP3094995B2 JP3094995B2 JP23273998A JP23273998A JP3094995B2 JP 3094995 B2 JP3094995 B2 JP 3094995B2 JP 23273998 A JP23273998 A JP 23273998A JP 23273998 A JP23273998 A JP 23273998A JP 3094995 B2 JP3094995 B2 JP 3094995B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信制御装置及び
通信制御方法に関し、特に、ATM(Asynchronous Tra
nsfer Mode:非同期転送モード)ネットワークで仮想チ
ャネル(VC:Virtual Channel)にATMセルを送信す
る通信制御装置及び通信制御方法に関する。
通信制御方法に関し、特に、ATM(Asynchronous Tra
nsfer Mode:非同期転送モード)ネットワークで仮想チ
ャネル(VC:Virtual Channel)にATMセルを送信す
る通信制御装置及び通信制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ATMネットワークでは、ソフト
ウェア等を用いずに高速作動するハードウェアだけでA
TMセルをVCに転送している。これにより、固定長の
ATMセルによって制御を単純化し、仮想チャネル識別
子(VCI)に従った簡単なハードウェアによって通信
経路の選択(ルーティング)を行うことができる。この
ようなATM交換方式では、ATMサーバと複数のAT
M端末とがATMスイッチを介して接続されており、A
TMサーバ及び各ATM端末には、ATMセルを送信す
るATM装置(通信制御装置)が設けられる。
ウェア等を用いずに高速作動するハードウェアだけでA
TMセルをVCに転送している。これにより、固定長の
ATMセルによって制御を単純化し、仮想チャネル識別
子(VCI)に従った簡単なハードウェアによって通信
経路の選択(ルーティング)を行うことができる。この
ようなATM交換方式では、ATMサーバと複数のAT
M端末とがATMスイッチを介して接続されており、A
TMサーバ及び各ATM端末には、ATMセルを送信す
るATM装置(通信制御装置)が設けられる。
【0003】ATMセルは、全体のサイズが53バイト
に固定され、ルーティング情報等を含む5バイトのヘッ
ダ部と、データを含む48バイトのペイロード部とから
構成される。ATMサーバ及びATM端末からは、AT
Mサーバ及び各ATM端末に割り当てられたVCを経由
してATMセルが送出される。このVCは、ATMサー
バとATM端末との間で時分割に割り当てられる。
に固定され、ルーティング情報等を含む5バイトのヘッ
ダ部と、データを含む48バイトのペイロード部とから
構成される。ATMサーバ及びATM端末からは、AT
Mサーバ及び各ATM端末に割り当てられたVCを経由
してATMセルが送出される。このVCは、ATMサー
バとATM端末との間で時分割に割り当てられる。
【0004】ATMセルの送信速度の制御方式の1つに
VBR(Variable Bit Rate)がある。このVBR方式
では、呼の設定時に、ATMセルの最大レートであるピ
ークレート(PCR)と、長時間の送信速度の平均であ
る平均レート(SCR)と、最大レートで連続送信可能
なセル数を示す最大バーストサイズ(MBS)とで帯域
を予約する。最大バーストサイズとは、ピークレート
(PCR)で連続送信可能な最大送信セル数のことであ
る。例えば、PCRが1秒間に100セル送ることがで
きるレートであっても、最大バーストサイズが10セル
ならば、PCRが連続する期間は結果的に0.1秒にな
る。しかし、連続送信ではあっても、PCRで2セル送
る間に平均レート(SCR)でセルを送っても構わな
い。また、VBR方式は、画像のような送信レートが一
定でないアプリケーションに用いられる。
VBR(Variable Bit Rate)がある。このVBR方式
では、呼の設定時に、ATMセルの最大レートであるピ
ークレート(PCR)と、長時間の送信速度の平均であ
る平均レート(SCR)と、最大レートで連続送信可能
なセル数を示す最大バーストサイズ(MBS)とで帯域
を予約する。最大バーストサイズとは、ピークレート
(PCR)で連続送信可能な最大送信セル数のことであ
る。例えば、PCRが1秒間に100セル送ることがで
きるレートであっても、最大バーストサイズが10セル
ならば、PCRが連続する期間は結果的に0.1秒にな
る。しかし、連続送信ではあっても、PCRで2セル送
る間に平均レート(SCR)でセルを送っても構わな
い。また、VBR方式は、画像のような送信レートが一
定でないアプリケーションに用いられる。
【0005】VBR方式では、上記2つのレートを保つ
と共に、ネットワーク上で、各ATM端末及びATMサ
ーバにおけるデータの送出タイミングを制御するため
に、トラフィックシェーパが、各端末及びATMサーバ
のATM装置に設けられている。
と共に、ネットワーク上で、各ATM端末及びATMサ
ーバにおけるデータの送出タイミングを制御するため
に、トラフィックシェーパが、各端末及びATMサーバ
のATM装置に設けられている。
【0006】このことはVBR方式の場合、特定のVC
によるATMセルの伝送中、特定のトラフィックシェー
パが固定的に接続されていることになる。このため、伝
送したいVCが多数存在する場合には、対応するトラフ
ィックシェーパがVCの数だけ必要になってしまう。ト
ラフィックシェーパをハード的にVCの数だけ用意する
のは困難であるため、例えば16個のトラフィックシェ
ーパを用意し、VBR方式のPCR、SCRのセットと
しては16個のいずれかにマッピングさせることによ
り、16以上のVCの送信制御を行う形式の通信制御装
置がある。
によるATMセルの伝送中、特定のトラフィックシェー
パが固定的に接続されていることになる。このため、伝
送したいVCが多数存在する場合には、対応するトラフ
ィックシェーパがVCの数だけ必要になってしまう。ト
ラフィックシェーパをハード的にVCの数だけ用意する
のは困難であるため、例えば16個のトラフィックシェ
ーパを用意し、VBR方式のPCR、SCRのセットと
しては16個のいずれかにマッピングさせることによ
り、16以上のVCの送信制御を行う形式の通信制御装
置がある。
【0007】しかしながら、伝送途中においても送信レ
ートを動的に変更するABR(Available Bit Rate)方式
の誕生により、上記のような固定的なトラフィックシェ
ーパを用いた送信制御が困難になり、連想メモリ部であ
るCAM(Content Addressable Memory)を用いた送信制
御方式が出現してきた。
ートを動的に変更するABR(Available Bit Rate)方式
の誕生により、上記のような固定的なトラフィックシェ
ーパを用いた送信制御が困難になり、連想メモリ部であ
るCAM(Content Addressable Memory)を用いた送信制
御方式が出現してきた。
【0008】ABR方式の通信制御装置が、特開平8−
242238号公報に記載されている。図9は、この公
報に記載の通信制御装置におけるCAMの具体的な構成
を示すブロック図であり、カウンタ50をCAM51と
共に示している。CAM51は、検索/書込みモード切
換え部53、セレクタ55、アドレスデコーダ56、照
合レジスタ57、アドレスデコーダ56と照合レジスタ
57との間に位置して次の送出時刻をVC毎に管理する
CAMアレイ部59、及びプライオリティエンコーダ6
0から構成される。
242238号公報に記載されている。図9は、この公
報に記載の通信制御装置におけるCAMの具体的な構成
を示すブロック図であり、カウンタ50をCAM51と
共に示している。CAM51は、検索/書込みモード切
換え部53、セレクタ55、アドレスデコーダ56、照
合レジスタ57、アドレスデコーダ56と照合レジスタ
57との間に位置して次の送出時刻をVC毎に管理する
CAMアレイ部59、及びプライオリティエンコーダ6
0から構成される。
【0009】CAM51は更に、CAMアレイ部59内
の複数のセルアレイ59aに記憶された時刻データと、
検索パターンとして入力されるデータとが一致した場合
に、記憶された送出時刻に送出すべきATMセルの送信
に用いるVCを示すアドレスを出力する。すなわち、C
AMアレイ部59の対応するセルアレイ59aに、次に
送出すべきVCの送出時刻値(T)を書き込んでおき、
送出時刻値(T)がカウンタ50でカウントされた時刻
と一致したとき、送出時刻値(T)が記憶されたアドレ
スを、次に送出すべきATMセルのVCとして決定す
る。アドレスデコーダ56には、各セルアレイ59aに
対応したVC番号である書込みアドレス又は読出しアド
レスが送信制御部(図示せず)から供給される。
の複数のセルアレイ59aに記憶された時刻データと、
検索パターンとして入力されるデータとが一致した場合
に、記憶された送出時刻に送出すべきATMセルの送信
に用いるVCを示すアドレスを出力する。すなわち、C
AMアレイ部59の対応するセルアレイ59aに、次に
送出すべきVCの送出時刻値(T)を書き込んでおき、
送出時刻値(T)がカウンタ50でカウントされた時刻
と一致したとき、送出時刻値(T)が記憶されたアドレ
スを、次に送出すべきATMセルのVCとして決定す
る。アドレスデコーダ56には、各セルアレイ59aに
対応したVC番号である書込みアドレス又は読出しアド
レスが送信制御部(図示せず)から供給される。
【0010】検索/書込みモード切換え部53には、C
AMアレイ部59を検索モードにするか書込みモードに
するかを示すモード切換え信号が送信制御部から与えら
れる。検索/書込みモード切換え部53は、モード切換
え信号を受け取るとセレクタ55に選択信号を送出す
る。セレクタ55は、モード切換え信号が検索モードを
示す場合にはカウンタ50のカウント値を選択し、ま
た、モード切換え信号が書込みモードを示す場合には送
信制御部からの出力、即ち次のVCの送出タイミングを
表す時刻値を選択する。
AMアレイ部59を検索モードにするか書込みモードに
するかを示すモード切換え信号が送信制御部から与えら
れる。検索/書込みモード切換え部53は、モード切換
え信号を受け取るとセレクタ55に選択信号を送出す
る。セレクタ55は、モード切換え信号が検索モードを
示す場合にはカウンタ50のカウント値を選択し、ま
た、モード切換え信号が書込みモードを示す場合には送
信制御部からの出力、即ち次のVCの送出タイミングを
表す時刻値を選択する。
【0011】書込みモードでは、書込みアドレスで指定
されたCAMアレイ部59のセルアレイ59aに、次の
VCの送出タイミングを表す送出時刻値が書き込まれ
る。検索モードでは、カウンタ50のカウント値とセル
アレイ59aに格納された送出時刻値とが比較され、各
値が一致したセルアレイ59aに記憶された送出時刻に
送出すべきATMセルの送信に用いるVCを示すアドレ
スが出力される。
されたCAMアレイ部59のセルアレイ59aに、次の
VCの送出タイミングを表す送出時刻値が書き込まれ
る。検索モードでは、カウンタ50のカウント値とセル
アレイ59aに格納された送出時刻値とが比較され、各
値が一致したセルアレイ59aに記憶された送出時刻に
送出すべきATMセルの送信に用いるVCを示すアドレ
スが出力される。
【0012】照合レジスタ57は、各セルアレイ59a
に夫々対応する格納部を有し、カウンタ50のカウント
値に送出時刻値が一致したセルアレイ59aに対応する
格納部に論理値“1”を記憶し、送出時刻値が一致しな
いセルアレイ59aに対応する格納部に論理値“0”を
記憶することにより、CAMアレイ部59の出力をVC
番号に変換する。プライオリティエンコーダ60は、カ
ウンタ50のカウント値と送出時刻値との一致が複数の
セルアレイ59aで同時に検出された場合に、優先度の
高いVCを表す番号から順次に選出する。
に夫々対応する格納部を有し、カウンタ50のカウント
値に送出時刻値が一致したセルアレイ59aに対応する
格納部に論理値“1”を記憶し、送出時刻値が一致しな
いセルアレイ59aに対応する格納部に論理値“0”を
記憶することにより、CAMアレイ部59の出力をVC
番号に変換する。プライオリティエンコーダ60は、カ
ウンタ50のカウント値と送出時刻値との一致が複数の
セルアレイ59aで同時に検出された場合に、優先度の
高いVCを表す番号から順次に選出する。
【0013】上記従来の通信制御装置では、PCR値か
ら送出時刻を計算し、計算した送出時刻値をCAMアレ
イ部59の対応するセルアレイ59aに記憶する。カウ
ンタ50によるカウント値である現在時刻とCAMアレ
イ部59のエントリとが一致すると、選択されたセルア
レイ59aに対応する照合レジスタ57の格納部のビッ
トが立ち、更に、“1”が検出されたセルアレイ59a
のアドレスがプライオリティエンコーダ60を経由して
送信VCとして決定される。この送信VCは、図示しな
い送信制御部に渡される。これにより、送信制御部は、
選択された送出時刻値及び送出VCに対応するATMセ
ルの送信処理を行うと共に、選択された送出時刻値を記
憶するセルアレイ59aの送出時刻値を更新する。
ら送出時刻を計算し、計算した送出時刻値をCAMアレ
イ部59の対応するセルアレイ59aに記憶する。カウ
ンタ50によるカウント値である現在時刻とCAMアレ
イ部59のエントリとが一致すると、選択されたセルア
レイ59aに対応する照合レジスタ57の格納部のビッ
トが立ち、更に、“1”が検出されたセルアレイ59a
のアドレスがプライオリティエンコーダ60を経由して
送信VCとして決定される。この送信VCは、図示しな
い送信制御部に渡される。これにより、送信制御部は、
選択された送出時刻値及び送出VCに対応するATMセ
ルの送信処理を行うと共に、選択された送出時刻値を記
憶するセルアレイ59aの送出時刻値を更新する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ABR方式が適用され
た上記公報の通信制御装置では、PCRのみを用いてス
ケジューリングすればよいため、1つのセルアレイ59
aのアドレスを1つのVCに対応させ、次の送出時刻を
セル通信の度に書き換えるだけで実現することができ
る。しかし、VBR方式の場合には、送信レートとして
PCR及びSCRの2つが存在し、どちらのレートで送
信するかは、データの有無、最大バーストサイズなどか
ら複雑に制御されるため、1つのパラメータセットに対
して1つのトラフィックシェーパを用意することが一般
的であった。
た上記公報の通信制御装置では、PCRのみを用いてス
ケジューリングすればよいため、1つのセルアレイ59
aのアドレスを1つのVCに対応させ、次の送出時刻を
セル通信の度に書き換えるだけで実現することができ
る。しかし、VBR方式の場合には、送信レートとして
PCR及びSCRの2つが存在し、どちらのレートで送
信するかは、データの有無、最大バーストサイズなどか
ら複雑に制御されるため、1つのパラメータセットに対
して1つのトラフィックシェーパを用意することが一般
的であった。
【0015】本発明は、上記に鑑み、連想メモリ部(C
AM)を用いながらもトラフィックシェーパ等を別途用
意することなく、特にVBR方式に対応した円滑な送信
制御を実現できる通信制御装置及び通信制御方法を提供
することを目的とする。
AM)を用いながらもトラフィックシェーパ等を別途用
意することなく、特にVBR方式に対応した円滑な送信
制御を実現できる通信制御装置及び通信制御方法を提供
することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、CAMを
用いる際に、1つのVCに対し、2つのCAMセルアレ
イを使用してPCR及びSCRの双方を登録し、PCR
で連続送信が可能な最大送信セル数(最大バーストサイ
ズ)をパラメータとしてPCR及びSCRに加え、この
最大送信セル数を基準としてPCR及びSCRを切り替
える制御を行えば、複数のトラフィックシェーパを別途
用意することなくVBRの円滑な送信制御が実行できる
点に想到し、本発明をなすに至った。
用いる際に、1つのVCに対し、2つのCAMセルアレ
イを使用してPCR及びSCRの双方を登録し、PCR
で連続送信が可能な最大送信セル数(最大バーストサイ
ズ)をパラメータとしてPCR及びSCRに加え、この
最大送信セル数を基準としてPCR及びSCRを切り替
える制御を行えば、複数のトラフィックシェーパを別途
用意することなくVBRの円滑な送信制御が実行できる
点に想到し、本発明をなすに至った。
【0017】上記目的を達成するために、本発明の通信
制御装置は、送出時刻が予め設定された複数のATMセ
ルに送信データを分割し、送出時刻に達したATMセル
を仮想チャネルに順次に送信する通信制御装置におい
て、送信データを第1及び第2の送信レートのいずれに
よって送信するかを判定する判定手段と、前記判定手段
によって判定された前記第1及び第2の送信レートの種
別と送出時刻とを相互に対応させて記憶する記憶手段
と、前記記憶手段に記憶された送出時刻に対応して前記
第1の送信レートで送信されるATMセルが、前記第1
の送信レートで連続送信可能な最大送信セル数を超えな
いように制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、
前記第2の送信レートによる送出時刻に達した際に送信
データが用意されていないときには第1の送信レートで
送信する回数を管理するクレジット値をインクリメント
し、前記クレジット値が最大送信セル数に達した時点で
更なるインクリメントを停止することを特徴とする。
制御装置は、送出時刻が予め設定された複数のATMセ
ルに送信データを分割し、送出時刻に達したATMセル
を仮想チャネルに順次に送信する通信制御装置におい
て、送信データを第1及び第2の送信レートのいずれに
よって送信するかを判定する判定手段と、前記判定手段
によって判定された前記第1及び第2の送信レートの種
別と送出時刻とを相互に対応させて記憶する記憶手段
と、前記記憶手段に記憶された送出時刻に対応して前記
第1の送信レートで送信されるATMセルが、前記第1
の送信レートで連続送信可能な最大送信セル数を超えな
いように制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、
前記第2の送信レートによる送出時刻に達した際に送信
データが用意されていないときには第1の送信レートで
送信する回数を管理するクレジット値をインクリメント
し、前記クレジット値が最大送信セル数に達した時点で
更なるインクリメントを停止することを特徴とする。
【0018】本発明の通信制御装置では、CAMから構
成できる記憶手段を用いると共に、最大送信セル数を基
準として、第1の送信レート及び第2の送信レートを管
理することによって、仮想チャネルの送信状態を良好に
調整できる。これにより、トラフィックシェーパを別途
用意することなく、VBR方式に対応した円滑な送信制
御が実現できる。また、制御手段が、第2の送信レート
による送出時刻に達した際に送信データが用意されてい
ないときにはクレジット値をインクリメントし、クレジ
ット値が最大送信セル数に達した時点で更なるインクリ
メントを停止するので、最大送信セル数のカウントを容
易且つ確実に行うことができる。本通信制御装置は、そ
の構造上、VBR方式に対応した送信制御だけではな
く、ABR方式に対応した送信制御も円滑に実行でき
る。
成できる記憶手段を用いると共に、最大送信セル数を基
準として、第1の送信レート及び第2の送信レートを管
理することによって、仮想チャネルの送信状態を良好に
調整できる。これにより、トラフィックシェーパを別途
用意することなく、VBR方式に対応した円滑な送信制
御が実現できる。また、制御手段が、第2の送信レート
による送出時刻に達した際に送信データが用意されてい
ないときにはクレジット値をインクリメントし、クレジ
ット値が最大送信セル数に達した時点で更なるインクリ
メントを停止するので、最大送信セル数のカウントを容
易且つ確実に行うことができる。本通信制御装置は、そ
の構造上、VBR方式に対応した送信制御だけではな
く、ABR方式に対応した送信制御も円滑に実行でき
る。
【0019】
【0020】ここで、前記制御手段は、前記第1の送信
レートによる送出時刻に達した際に送信データが用意さ
れているときには、前記クレジット値が1以上のとき
に、現在の時刻に一致した送出時刻に対応するATMセ
ルを仮想チャネルに送信して、前記クレジット値をデク
リメントすることが好ましい。これにより、最大送信セ
ル数のカウントを容易且つ確実に行うことができる。
レートによる送出時刻に達した際に送信データが用意さ
れているときには、前記クレジット値が1以上のとき
に、現在の時刻に一致した送出時刻に対応するATMセ
ルを仮想チャネルに送信して、前記クレジット値をデク
リメントすることが好ましい。これにより、最大送信セ
ル数のカウントを容易且つ確実に行うことができる。
【0021】更に好ましくは、前記記憶手段が、送信レ
ートの種別と送出時刻とを記憶する複数のセルアレイを
有する連想メモリ部から成り、該連想メモリ部では、少
なくとも1つの仮想チャネルに対して2つの前記セルア
レイを使用して前記第1及び第2の送信レートの双方が
登録され、前記連想メモリ部に記憶され現在時刻に一致
した送出時刻の仮想チャネルを送信する送信手段と、該
送信手段によって前記第1の送信レートで送信された回
数を管理し前記最大送信セル数に達したときには前記第
1の送信レートのタイミングを更新しないで前記最大送
信セル数を超えないように制御する制御手段とを備え、
前記第1の送信レートの送信時刻に送信データが用意さ
れていないときにはクレジット値をインクリメントし前
記最大送信セル数に達したときには更なるインクリメン
トを停止し、ピークレート送信時にはクレジット値をデ
クリメントすることによって前記最大送信セル数を管理
する。この場合、連想メモリ部を用い、最大送信セル数
を基準として送信レートを管理することができる。
ートの種別と送出時刻とを記憶する複数のセルアレイを
有する連想メモリ部から成り、該連想メモリ部では、少
なくとも1つの仮想チャネルに対して2つの前記セルア
レイを使用して前記第1及び第2の送信レートの双方が
登録され、前記連想メモリ部に記憶され現在時刻に一致
した送出時刻の仮想チャネルを送信する送信手段と、該
送信手段によって前記第1の送信レートで送信された回
数を管理し前記最大送信セル数に達したときには前記第
1の送信レートのタイミングを更新しないで前記最大送
信セル数を超えないように制御する制御手段とを備え、
前記第1の送信レートの送信時刻に送信データが用意さ
れていないときにはクレジット値をインクリメントし前
記最大送信セル数に達したときには更なるインクリメン
トを停止し、ピークレート送信時にはクレジット値をデ
クリメントすることによって前記最大送信セル数を管理
する。この場合、連想メモリ部を用い、最大送信セル数
を基準として送信レートを管理することができる。
【0022】本発明の通信制御方法は、第1及び第2の
送信レートの種別と送出時刻とを相互に対応させて記憶
するステップと、記憶した送出時刻に対応して送信デー
タを前記第1及び第2の送信レートで送出するステップ
と、前記第1の送信レートで送信されるATMセルが、
前記第1の送信レートで連続送信可能な最大送信セル数
を超えないように制御するステップとを有し、該制御す
るステップでは、前記第2の送信レートによる送出時刻
に達した際に送信データが用意されていないときには第
1の送信レートで送信する回数を管理するクレジット値
をインクリメントし、前記クレジット値が最大送信セル
数に達した時点で更なるインクリメントを停止すること
を特徴とする。
送信レートの種別と送出時刻とを相互に対応させて記憶
するステップと、記憶した送出時刻に対応して送信デー
タを前記第1及び第2の送信レートで送出するステップ
と、前記第1の送信レートで送信されるATMセルが、
前記第1の送信レートで連続送信可能な最大送信セル数
を超えないように制御するステップとを有し、該制御す
るステップでは、前記第2の送信レートによる送出時刻
に達した際に送信データが用意されていないときには第
1の送信レートで送信する回数を管理するクレジット値
をインクリメントし、前記クレジット値が最大送信セル
数に達した時点で更なるインクリメントを停止すること
を特徴とする。
【0023】本発明の通信制御方法では、CAMを記憶
手段として用い、例えば仮想チャネルの送信状態を良好
に調整することができ、トラフィックシェーパを別途用
意することなく、VBR方式に対応した円滑な送信制御
が実現可能になる。
手段として用い、例えば仮想チャネルの送信状態を良好
に調整することができ、トラフィックシェーパを別途用
意することなく、VBR方式に対応した円滑な送信制御
が実現可能になる。
【0024】本発明の通信制御装置は、送信データを複
数のATMセルに分割して、対応する仮想チャネルに順
次に送信する通信制御装置において、前記仮想チャネル
に対してピークレート及び平均レートの種別と送出時刻
とを相互に対応させて記憶する連想メモリと、時刻を計
数するカウンタと、前記カウンタの計数値と一致する前
記送出時刻に対応する前記仮想チャネルの前記ATMセ
ルを送信する送信手段と、送信すると前記連想メモリに
記憶した送信時刻を更新し、ピークレートで送信する回
数をクレジット値として管理して、平均レートの送信時
刻に送信データが用意されていないときにはクレジット
値をインクリメントし、ピークレートで連続送信可能な
最大送信セル数にクレジット値が達したときには更なる
インクリメントを停止し、クレジット値が1以上の場合
にピークレートで送信し、ピークレートで送信するとク
レジット値をデクリメントすることによって前記最大送
信セル数を管理する制御手段とを備えることを特徴とす
る。
数のATMセルに分割して、対応する仮想チャネルに順
次に送信する通信制御装置において、前記仮想チャネル
に対してピークレート及び平均レートの種別と送出時刻
とを相互に対応させて記憶する連想メモリと、時刻を計
数するカウンタと、前記カウンタの計数値と一致する前
記送出時刻に対応する前記仮想チャネルの前記ATMセ
ルを送信する送信手段と、送信すると前記連想メモリに
記憶した送信時刻を更新し、ピークレートで送信する回
数をクレジット値として管理して、平均レートの送信時
刻に送信データが用意されていないときにはクレジット
値をインクリメントし、ピークレートで連続送信可能な
最大送信セル数にクレジット値が達したときには更なる
インクリメントを停止し、クレジット値が1以上の場合
にピークレートで送信し、ピークレートで送信するとク
レジット値をデクリメントすることによって前記最大送
信セル数を管理する制御手段とを備えることを特徴とす
る。
【0025】本発明の通信制御装置では、連想メモリを
用いると共に、最大送信セル数を基準として送信レート
を管理し、仮想チャネルの送信状態を良好に調整するこ
とができる。これにより、トラフィックシェーパを別途
用意することなく、VBR方式に対応した円滑な送信制
御を実現することができる。
用いると共に、最大送信セル数を基準として送信レート
を管理し、仮想チャネルの送信状態を良好に調整するこ
とができる。これにより、トラフィックシェーパを別途
用意することなく、VBR方式に対応した円滑な送信制
御を実現することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明を更に詳細
に説明する。図1は、本発明の一実施形態例におけるA
TM装置(通信制御装置)の構成を示すブロック図であ
る。通信制御装置は、システムバス11、送受信データ
を格納するシステムメモリ12、システム全体を制御す
るホストCPU13、ATMネットワークとの間で送受
信を行う送受信制御部15、ATMの物理レイヤの機能
をもつPHY(Physical LayerProtocol)デバイス16、
及び、各種制御データや送信VCテーブル42を含むク
レジットカウンタ41を有するコントロールメモリ17
を備える。システムメモリ12、ホストCPU13及び
送受信制御部15は、システムバス11を介して相互に
接続されている。
に説明する。図1は、本発明の一実施形態例におけるA
TM装置(通信制御装置)の構成を示すブロック図であ
る。通信制御装置は、システムバス11、送受信データ
を格納するシステムメモリ12、システム全体を制御す
るホストCPU13、ATMネットワークとの間で送受
信を行う送受信制御部15、ATMの物理レイヤの機能
をもつPHY(Physical LayerProtocol)デバイス16、
及び、各種制御データや送信VCテーブル42を含むク
レジットカウンタ41を有するコントロールメモリ17
を備える。システムメモリ12、ホストCPU13及び
送受信制御部15は、システムバス11を介して相互に
接続されている。
【0027】送受信制御部15には、送受信制御部15
とATMネットワークとの間に位置するPHYデバイス
16、及び、コントロールメモリ17が夫々接続されて
いる。送受信制御部15は、LSIチップから構成され
ており、PHYデバイス16に夫々接続される受信部1
9及び送信部20と、ホストインタフェース/DMAコ
ントローラ21と、シーケンサ22と、コントロールメ
モリインタフェース23とを有する。
とATMネットワークとの間に位置するPHYデバイス
16、及び、コントロールメモリ17が夫々接続されて
いる。送受信制御部15は、LSIチップから構成され
ており、PHYデバイス16に夫々接続される受信部1
9及び送信部20と、ホストインタフェース/DMAコ
ントローラ21と、シーケンサ22と、コントロールメ
モリインタフェース23とを有する。
【0028】受信部19は、ホストインタフェース/D
MAコントローラ21とコントロールメモリインタフェ
ース23とに接続されており、ホストインタフェース/
DMAコントローラ21及びコントロールメモリインタ
フェース23を介してデータを受信する。送信部20
は、ホストインタフェース/DMAコントローラ21と
コントロールメモリインタフェース23とに接続されて
おり、ホストインタフェース/DMAコントローラ21
及びコントロールメモリインタフェース23を介してデ
ータを送信する。
MAコントローラ21とコントロールメモリインタフェ
ース23とに接続されており、ホストインタフェース/
DMAコントローラ21及びコントロールメモリインタ
フェース23を介してデータを受信する。送信部20
は、ホストインタフェース/DMAコントローラ21と
コントロールメモリインタフェース23とに接続されて
おり、ホストインタフェース/DMAコントローラ21
及びコントロールメモリインタフェース23を介してデ
ータを送信する。
【0029】ホストインタフェース/DMAコントロー
ラ21は、送受信制御部15内に設けられたレジスタ
(図示せず)の読出し/書込みを制御すると共に、シス
テムメモリ12に対する送受信データの読出し/書込み
動作を制御する。特に、DMAコントローラ(21)
は、送信元と転送先とが指定された際にデータ転送を実
行するハードウェアモジュールであり、ホストCPU1
3やシーケンサ22から指示を受けたときに、この指示
で指定されたブロックとシステムメモリ12との間でデ
ータ転送を実行する。
ラ21は、送受信制御部15内に設けられたレジスタ
(図示せず)の読出し/書込みを制御すると共に、シス
テムメモリ12に対する送受信データの読出し/書込み
動作を制御する。特に、DMAコントローラ(21)
は、送信元と転送先とが指定された際にデータ転送を実
行するハードウェアモジュールであり、ホストCPU1
3やシーケンサ22から指示を受けたときに、この指示
で指定されたブロックとシステムメモリ12との間でデ
ータ転送を実行する。
【0030】シーケンサ22は、ホストCPU13から
受け取ったコマンドに従って、ホストインタフェース/
DMAコントローラ21とコントロールメモリインタフ
ェース23とを夫々制御する。
受け取ったコマンドに従って、ホストインタフェース/
DMAコントローラ21とコントロールメモリインタフ
ェース23とを夫々制御する。
【0031】図2は、図1に示した送信部の内部構成を
示すブロック図である。送信部20は、ATMセルをP
HYデバイス16に送信する機能を有しており、送信F
IFOメモリ(First-in First-out Memory)25、送
信コントローラ26、送信用テーブル読出し制御部2
7、送信PHYインタフェース29、現在の時刻を計数
するカウンタ30、連想メモリ部であるCAM(Conten
t Addressable Memoy)31、及び、送信用テーブル書
込み制御部32を備える。
示すブロック図である。送信部20は、ATMセルをP
HYデバイス16に送信する機能を有しており、送信F
IFOメモリ(First-in First-out Memory)25、送
信コントローラ26、送信用テーブル読出し制御部2
7、送信PHYインタフェース29、現在の時刻を計数
するカウンタ30、連想メモリ部であるCAM(Conten
t Addressable Memoy)31、及び、送信用テーブル書
込み制御部32を備える。
【0032】送信FIFOメモリ25は、ホストインタ
フェース/DMAコントローラ21との間で信号を授受
する。送信制御部26は、送信部20内の各部を制御す
るもので、ホストインタフェース/DMAコントローラ
21との間で信号を授受し、且つ、送信用テーブル読出
し制御部27及び送信用テーブル書込み制御部32を介
してコントロールメモリインタフェース23との間で信
号を授受する。
フェース/DMAコントローラ21との間で信号を授受
する。送信制御部26は、送信部20内の各部を制御す
るもので、ホストインタフェース/DMAコントローラ
21との間で信号を授受し、且つ、送信用テーブル読出
し制御部27及び送信用テーブル書込み制御部32を介
してコントロールメモリインタフェース23との間で信
号を授受する。
【0033】送信用テーブル読出し制御部27は、送信
制御部26の制御下で、コントロールメモリ17内の送
信VCテーブル42(図1)に対するデータの読出しを
行う。送信用テーブル書込み制御部32は、送信制御部
26の制御下で送信VCテーブル42に対するデータの
書込みを行う。また、送信PHYインタフェース29
は、送信FIFOメモリ25に接続されている。カウン
タ30及びCAM31は、送信制御部26に夫々接続さ
れており、VCの送信タイミングを変化させる。
制御部26の制御下で、コントロールメモリ17内の送
信VCテーブル42(図1)に対するデータの読出しを
行う。送信用テーブル書込み制御部32は、送信制御部
26の制御下で送信VCテーブル42に対するデータの
書込みを行う。また、送信PHYインタフェース29
は、送信FIFOメモリ25に接続されている。カウン
タ30及びCAM31は、送信制御部26に夫々接続さ
れており、VCの送信タイミングを変化させる。
【0034】送信部20は、送信制御部26の制御下
で、システムメモリ12から受け取ったデータから成る
ペイロード部と、コントロールメモリ17から受け取っ
たデータから成るヘッダ部とを有する53バイトのAT
Mセルを形成する。このヘッダ部には、対応するペイロ
ード部をどの時刻にPCR、SCRのどちらの送信レー
トで送出するかという情報が書き込まれる。送信部20
で形成された各ATMセルは、送信FIFOメモリ25
に順次に格納された後に、CAM31を用いた後述の通
信制御に応答して、送信PHYインタフェース29を介
してPHYデバイス16へ順次に送出される。コントロ
ールメモリ17及び送信部20は、送信データをPCR
及びSCRのいずれによって送信するかを判定する判定
手段を構成する。
で、システムメモリ12から受け取ったデータから成る
ペイロード部と、コントロールメモリ17から受け取っ
たデータから成るヘッダ部とを有する53バイトのAT
Mセルを形成する。このヘッダ部には、対応するペイロ
ード部をどの時刻にPCR、SCRのどちらの送信レー
トで送出するかという情報が書き込まれる。送信部20
で形成された各ATMセルは、送信FIFOメモリ25
に順次に格納された後に、CAM31を用いた後述の通
信制御に応答して、送信PHYインタフェース29を介
してPHYデバイス16へ順次に送出される。コントロ
ールメモリ17及び送信部20は、送信データをPCR
及びSCRのいずれによって送信するかを判定する判定
手段を構成する。
【0035】図3は、CAM31の具体的構成を示すブ
ロック図である。同図では、図2で説明したカウンタ3
0及び送信制御部26をCAM31と共に示している。
CAM31は、検索/書込みモード切換え部33、セレ
クタ35、アドレスデコーダ36、照合レジスタ37、
アドレスデコーダ36と照合レジスタ37との間に位置
して送出時刻をVC毎に管理するCAMアレイ部39、
及び、プライオリティエンコーダ40から構成される。
ロック図である。同図では、図2で説明したカウンタ3
0及び送信制御部26をCAM31と共に示している。
CAM31は、検索/書込みモード切換え部33、セレ
クタ35、アドレスデコーダ36、照合レジスタ37、
アドレスデコーダ36と照合レジスタ37との間に位置
して送出時刻をVC毎に管理するCAMアレイ部39、
及び、プライオリティエンコーダ40から構成される。
【0036】CAMアレイ部39は、送信データをピー
クレート(PCR)で送信する時刻を示す送出時刻値
と、送信データを平均レート(SCR)で送信する時刻
を示す送出時刻値とを夫々に格納する複数のセルアレイ
39aを有する。各セルアレイ39aには夫々、PCR
やSCRの送信レート種別等が書き込まれており、コン
トロールメモリ17及び送信部20で送信レートの種別
が判定されたATMセルに対応する送出時刻値が、判定
された送信レートに対応するセルアレイ39aに順に書
き込まれる。つまり、CAMアレイ部39を有するCA
M31は、コントロールメモリ17及び送信部20によ
って判定されたPCR及びSCRの種別と送出時刻とを
相互に対応させて記憶する記憶手段を構成する。
クレート(PCR)で送信する時刻を示す送出時刻値
と、送信データを平均レート(SCR)で送信する時刻
を示す送出時刻値とを夫々に格納する複数のセルアレイ
39aを有する。各セルアレイ39aには夫々、PCR
やSCRの送信レート種別等が書き込まれており、コン
トロールメモリ17及び送信部20で送信レートの種別
が判定されたATMセルに対応する送出時刻値が、判定
された送信レートに対応するセルアレイ39aに順に書
き込まれる。つまり、CAMアレイ部39を有するCA
M31は、コントロールメモリ17及び送信部20によ
って判定されたPCR及びSCRの種別と送出時刻とを
相互に対応させて記憶する記憶手段を構成する。
【0037】CAMアレイ部39では、1つのVCに対
して、少なくとも2つのセルアレイ39aを使用して2
種の送信レート(PCR、SCR)の双方が登録され
る。また、送信制御部26は、CAMアレイ部39に記
憶された送出時刻に対応してPCRで送信されるATM
セルがMBS以上にならないように制御し、MBSに対
応するクレジット値をVC毎に管理し、クレジット値が
MBSに対応する値になったときにSCRに変更する
して、少なくとも2つのセルアレイ39aを使用して2
種の送信レート(PCR、SCR)の双方が登録され
る。また、送信制御部26は、CAMアレイ部39に記
憶された送出時刻に対応してPCRで送信されるATM
セルがMBS以上にならないように制御し、MBSに対
応するクレジット値をVC毎に管理し、クレジット値が
MBSに対応する値になったときにSCRに変更する
【0038】CAM31は、複数のセルアレイ39aに
記憶された時刻データと、検索パターンとして入力され
るデータとが一致した際に、記憶された送出時刻に送出
すべきATMセルの送信に用いるVCを示すアドレスを
出力する。すなわち、CAMアレイ部39の対応するセ
ルアレイ39aに、次に送出すべきVCの送出時刻値を
書き込んでおき、送出時刻がカウンタ30で計数された
現在の時刻と一致したとき、送出時刻値が記憶されたア
ドレスを、次に送出すべきATMセルのVCとして決定
する。
記憶された時刻データと、検索パターンとして入力され
るデータとが一致した際に、記憶された送出時刻に送出
すべきATMセルの送信に用いるVCを示すアドレスを
出力する。すなわち、CAMアレイ部39の対応するセ
ルアレイ39aに、次に送出すべきVCの送出時刻値を
書き込んでおき、送出時刻がカウンタ30で計数された
現在の時刻と一致したとき、送出時刻値が記憶されたア
ドレスを、次に送出すべきATMセルのVCとして決定
する。
【0039】アドレスデコーダ36には、各セルアレイ
39aに対応したVC番号である書込みアドレス又は読
出しアドレスが送信制御部26から供給される。
39aに対応したVC番号である書込みアドレス又は読
出しアドレスが送信制御部26から供給される。
【0040】送信制御部26には、コントロールメモリ
17に含まれ、VC毎にクレジット値を管理するクレジ
ットカウンタ41が接続される。クレジットカウンタ4
1は、各VCに関するクレジット値を、第1のVCに関
するクレジット値(C1)や第2のVCに関するクレジ
ット値(C2)として夫々にカウントする。なお、クレ
ジット値とは、連続してVC上に送信可能なATMセル
数を規定するための値であり、この値は優先度別に規定
される。
17に含まれ、VC毎にクレジット値を管理するクレジ
ットカウンタ41が接続される。クレジットカウンタ4
1は、各VCに関するクレジット値を、第1のVCに関
するクレジット値(C1)や第2のVCに関するクレジ
ット値(C2)として夫々にカウントする。なお、クレ
ジット値とは、連続してVC上に送信可能なATMセル
数を規定するための値であり、この値は優先度別に規定
される。
【0041】送信制御部26は、PCRで送信した回数
を管理するクレジット値を目安として送信制御し、VC
にPCRで連続送信可能な最大送信セル数を示す最大バ
ーストサイズ(MBS)を超えないように管理する。つ
まり、送信制御部26は、VBR(可変ビットレート)
の送信制御を行う場合には、現在の時刻に一致した送出
時刻値に対応するATMセルの送信を、MBSに達した
ときからSCRで行い、更に、用いられた送出時刻値を
記憶していたセルアレイ39aの記憶内容を後から設定
された別の送出時刻値に更新する。以上のように、送信
制御部26は、CAM31に記憶された送出時刻に対応
してPCRで送信されるATMセルが、PCRでMBS
以上には送信しないように制御する制御手段を構成す
る。
を管理するクレジット値を目安として送信制御し、VC
にPCRで連続送信可能な最大送信セル数を示す最大バ
ーストサイズ(MBS)を超えないように管理する。つ
まり、送信制御部26は、VBR(可変ビットレート)
の送信制御を行う場合には、現在の時刻に一致した送出
時刻値に対応するATMセルの送信を、MBSに達した
ときからSCRで行い、更に、用いられた送出時刻値を
記憶していたセルアレイ39aの記憶内容を後から設定
された別の送出時刻値に更新する。以上のように、送信
制御部26は、CAM31に記憶された送出時刻に対応
してPCRで送信されるATMセルが、PCRでMBS
以上には送信しないように制御する制御手段を構成す
る。
【0042】検索/書込みモード切換え部33には、C
AMアレイ部39を検索モードにするか書込みモードに
するかを示すモード切換え信号が送信制御部26から与
えられる。検索/書込みモード切換え部33は、モード
切換え信号を受け取るとセレクタ35に選択信号を送出
する。セレクタ35は、モード切換え信号が検索モード
を示す場合にはカウンタ30の計数値を選択し、また、
モード切換え信号が書込みモードを示す場合には送信制
御部26からの出力、即ち次のVCの送出タイミングを
表す時刻値を選択する。
AMアレイ部39を検索モードにするか書込みモードに
するかを示すモード切換え信号が送信制御部26から与
えられる。検索/書込みモード切換え部33は、モード
切換え信号を受け取るとセレクタ35に選択信号を送出
する。セレクタ35は、モード切換え信号が検索モード
を示す場合にはカウンタ30の計数値を選択し、また、
モード切換え信号が書込みモードを示す場合には送信制
御部26からの出力、即ち次のVCの送出タイミングを
表す時刻値を選択する。
【0043】書込みモードでは、書込みアドレスで指定
されたCAMアレイ部39のセルアレイ39aに、次の
VCの送出タイミングを表す送出時刻値が書き込まれ
る。検索モードでは、カウンタ30の計数値とセルアレ
イ39aの送出時刻値とが比較され、カウンタ30の計
数値に一致したセルアレイ39aのアドレスが照合レジ
スタ37に出力される。
されたCAMアレイ部39のセルアレイ39aに、次の
VCの送出タイミングを表す送出時刻値が書き込まれ
る。検索モードでは、カウンタ30の計数値とセルアレ
イ39aの送出時刻値とが比較され、カウンタ30の計
数値に一致したセルアレイ39aのアドレスが照合レジ
スタ37に出力される。
【0044】照合レジスタ37は、CAMアレイ部39
の各セルアレイ39aに夫々対応する格納部を有してお
り、送出時刻値がカウンタ30のカウント値と一致した
セルアレイ39aに対応する格納部には論理値“1”を
記憶し、カウント値と一致しないセルアレイ39aに対
応する格納部には論理値“0”を記憶することによっ
て、CAMアレイ部39の出力をVC番号に変換する。
の各セルアレイ39aに夫々対応する格納部を有してお
り、送出時刻値がカウンタ30のカウント値と一致した
セルアレイ39aに対応する格納部には論理値“1”を
記憶し、カウント値と一致しないセルアレイ39aに対
応する格納部には論理値“0”を記憶することによっ
て、CAMアレイ部39の出力をVC番号に変換する。
【0045】プライオリティエンコーダ40は、CAM
アレイ部39に、例えばCBRやVBR等の異なるサー
ビスクラスに対応した送出時刻値が記憶されている場合
に、カウンタ30のカウント値と送出時刻値との一致が
複数のセルアレイ39aで同時に検出されたとき、VC
に先に送出すべきATMセルの優先度を判定する。
アレイ部39に、例えばCBRやVBR等の異なるサー
ビスクラスに対応した送出時刻値が記憶されている場合
に、カウンタ30のカウント値と送出時刻値との一致が
複数のセルアレイ39aで同時に検出されたとき、VC
に先に送出すべきATMセルの優先度を判定する。
【0046】図4は、クレジット管理テーブルを含む送
信VCテーブル42の構成を模式的に示す構成図であ
る。送信VCテーブル42には、各VC単位に、送信テ
ーブルが有効か否かを示すフラグとしてのV、サービス
クラスの種別を示すフィールドとしてのPriority、送信
アドレスとしてのVPI/VCI、VCで送信されるA
TMセルのセルヘッダ、送信データが格納されるアドレ
スへのデータバッファポインタ、ピークセルレートPC
R、平均セルレートSCR、最大バーストサイズMB
S、及び、PCRで送信できるATMセル数を管理する
ためのクレジット等のデータが格納されている。
信VCテーブル42の構成を模式的に示す構成図であ
る。送信VCテーブル42には、各VC単位に、送信テ
ーブルが有効か否かを示すフラグとしてのV、サービス
クラスの種別を示すフィールドとしてのPriority、送信
アドレスとしてのVPI/VCI、VCで送信されるA
TMセルのセルヘッダ、送信データが格納されるアドレ
スへのデータバッファポインタ、ピークセルレートPC
R、平均セルレートSCR、最大バーストサイズMB
S、及び、PCRで送信できるATMセル数を管理する
ためのクレジット等のデータが格納されている。
【0047】送信VCテーブル42は、初期状態ではフ
ラグVが0に設定されており、このときカウンタ30は
0になっている。この状態で、ホストCPU13からの
コマンドによってATMセルの送出動作が起動すると、
送受信制御部15では、ホストインタフェース/DMA
コントローラ21を介して送信部20が作動する。送信
部20では、送信制御部26の制御下で、送信用テーブ
ル読出し制御部27が作動して、コントロールメモリイ
ンタフェース23を介して送信VCテーブル42にアク
セスする。
ラグVが0に設定されており、このときカウンタ30は
0になっている。この状態で、ホストCPU13からの
コマンドによってATMセルの送出動作が起動すると、
送受信制御部15では、ホストインタフェース/DMA
コントローラ21を介して送信部20が作動する。送信
部20では、送信制御部26の制御下で、送信用テーブ
ル読出し制御部27が作動して、コントロールメモリイ
ンタフェース23を介して送信VCテーブル42にアク
セスする。
【0048】次に、本実施形態例における通信制御装置
の作動について説明する。図5及び図6は、本通信制御
装置の通信制御を示すフローチャートである。
の作動について説明する。図5及び図6は、本通信制御
装置の通信制御を示すフローチャートである。
【0049】送受信制御部15では、ホストCPU13
から送信コマンドが発行されると(ステップS1)、シ
ーケンサ22が送信コマンドを解釈し、その結果に応じ
て送信部20に送信処理の開始信号を送る(ステップS
2)。これにより、送信部20では、送信用テーブル読
出し制御部27の制御下で、コントロールメモリ17内
の送信VCテーブル42のPCR値、SCR値をもと
に、PCR、SCRによる各送出時刻をCAM31に夫
々セットする(ステップS3)。
から送信コマンドが発行されると(ステップS1)、シ
ーケンサ22が送信コマンドを解釈し、その結果に応じ
て送信部20に送信処理の開始信号を送る(ステップS
2)。これにより、送信部20では、送信用テーブル読
出し制御部27の制御下で、コントロールメモリ17内
の送信VCテーブル42のPCR値、SCR値をもと
に、PCR、SCRによる各送出時刻をCAM31に夫
々セットする(ステップS3)。
【0050】ステップS4では、CAM31でVCが選
択されることにより、送信制御部26が起動する(ステ
ップS5)。送信部20は、送信制御部26の制御下
で、ホストインタフェース/DMAコントローラ21を
介してシステムメモリ12から受け取ったデータから成
るペイロード部と、コントロールメモリ17から受け取
ったデータから成るヘッダ部とを有する53バイトのA
TMセルを形成する。送信制御部26は、形成した各A
TMセルを送信FIFOメモリ25に順次に転送する
(ステップS6)。
択されることにより、送信制御部26が起動する(ステ
ップS5)。送信部20は、送信制御部26の制御下
で、ホストインタフェース/DMAコントローラ21を
介してシステムメモリ12から受け取ったデータから成
るペイロード部と、コントロールメモリ17から受け取
ったデータから成るヘッダ部とを有する53バイトのA
TMセルを形成する。送信制御部26は、形成した各A
TMセルを送信FIFOメモリ25に順次に転送する
(ステップS6)。
【0051】CAM31では、次のスケジューリング時
刻の更新、つまり送出したCAMアレイ部39のセルア
レイ39aに別の送出時刻値を書き込み(ステップS
7)、更に、送信VCテーブル42からセルヘッダ部を
読み出し、送信FIFOメモリ25へ書き込む(ステッ
プS8)。ステップS9では、送信制御部26が、送信
FIFOメモリ25から送信PHYインタフェース29
への送信を指示するので、送信PHYインタフェース2
9からPHYデバイス16を経由してATMセルが1つ
VCに送信される。
刻の更新、つまり送出したCAMアレイ部39のセルア
レイ39aに別の送出時刻値を書き込み(ステップS
7)、更に、送信VCテーブル42からセルヘッダ部を
読み出し、送信FIFOメモリ25へ書き込む(ステッ
プS8)。ステップS9では、送信制御部26が、送信
FIFOメモリ25から送信PHYインタフェース29
への送信を指示するので、送信PHYインタフェース2
9からPHYデバイス16を経由してATMセルが1つ
VCに送信される。
【0052】図7及び図8は、図6のステップS7にお
ける更新方法を詳細に説明するためのフローチャートで
ある。
ける更新方法を詳細に説明するためのフローチャートで
ある。
【0053】送信制御部26は、送信開始に先立って、
PCRとSCRとにおける各送出時刻を夫々に設定す
る。このとき、送信VCテーブル(クレジット管理テー
ブル)42中のクレジット(例えば、図3のC1)の初
期値は0である。送出時刻の設定後に、送信データが存
在せず直ちにデータ送信を開始できない場合には、カウ
ント値とPCRの送出時刻、或いは、カウント値とSC
Rの送出時刻とが一致しても送信処理は行わないが、送
出時刻は夫々に再登録(更新)する。
PCRとSCRとにおける各送出時刻を夫々に設定す
る。このとき、送信VCテーブル(クレジット管理テー
ブル)42中のクレジット(例えば、図3のC1)の初
期値は0である。送出時刻の設定後に、送信データが存
在せず直ちにデータ送信を開始できない場合には、カウ
ント値とPCRの送出時刻、或いは、カウント値とSC
Rの送出時刻とが一致しても送信処理は行わないが、送
出時刻は夫々に再登録(更新)する。
【0054】すなわち、ステップS11で、PCRの送
出時刻値がカウンタ30の計数値に一致すると、更に、
ステップS12で、送信すべきデータが用意されたか否
かを判定し、用意されている場合にはステップS13に
進んで、クレジット値が0より大きいか否かを判定す
る。
出時刻値がカウンタ30の計数値に一致すると、更に、
ステップS12で、送信すべきデータが用意されたか否
かを判定し、用意されている場合にはステップS13に
進んで、クレジット値が0より大きいか否かを判定す
る。
【0055】一方、ステップS12で、送信データが用
意されていない場合にはステップS14に進んで、CA
Mアレイ部39においてPCRの今の送出時刻が書き込
まれているセルアレイ39aにおける送出時刻値を、後
から設定された送出時刻に更新する。
意されていない場合にはステップS14に進んで、CA
Mアレイ部39においてPCRの今の送出時刻が書き込
まれているセルアレイ39aにおける送出時刻値を、後
から設定された送出時刻に更新する。
【0056】ステップS12で送信データが用意され、
且つステップS13でクレジット値が1以上であると判
定した場合には、PCRの送出時刻値とクレジットカウ
ンタ41のクレジット値とが一致したときにプライオリ
ティエンコーダ40を経由してVCを選択し、更に、ス
テップS15で送信処理を実行する。
且つステップS13でクレジット値が1以上であると判
定した場合には、PCRの送出時刻値とクレジットカウ
ンタ41のクレジット値とが一致したときにプライオリ
ティエンコーダ40を経由してVCを選択し、更に、ス
テップS15で送信処理を実行する。
【0057】次いで、ステップS16では、単位時間内
での送信セル数が多いPCRでATMセル1つを送信し
たとして、クレジット値を1デクリメントする。このよ
うに、PCRの送出時刻でVCが選択された際に、送信
VCテーブル42中のクレジット値が1以上である場合
には、選択したVCの送信処理を行い、クレジット値を
1デクリメントする。次いで、ステップS17では、C
AMアレイ部39においての今送信した送出時刻を記憶
していたセルアレイ39aにおけるPCRの送出時刻
値、SCRの送出時刻値を夫々更新する。
での送信セル数が多いPCRでATMセル1つを送信し
たとして、クレジット値を1デクリメントする。このよ
うに、PCRの送出時刻でVCが選択された際に、送信
VCテーブル42中のクレジット値が1以上である場合
には、選択したVCの送信処理を行い、クレジット値を
1デクリメントする。次いで、ステップS17では、C
AMアレイ部39においての今送信した送出時刻を記憶
していたセルアレイ39aにおけるPCRの送出時刻
値、SCRの送出時刻値を夫々更新する。
【0058】ステップS13では、PCRの送出時刻で
VCが選択されたときに、送信VCテーブル42中のク
レジット値が0である場合にはMBSに達したと判定
し、送信すべきデータがまだ存在していても、ステップ
S15以降の送信処理は実行しない。逆に、クレジット
値が1以上であれば、送信データがある限り、PCRの
送出時刻で繰り返しATMセルを送信する。上記のよう
に、MBSに達したときには、ピークレート送信のタイ
ミングを更新しないで、MBSを超えないように制御す
る。
VCが選択されたときに、送信VCテーブル42中のク
レジット値が0である場合にはMBSに達したと判定
し、送信すべきデータがまだ存在していても、ステップ
S15以降の送信処理は実行しない。逆に、クレジット
値が1以上であれば、送信データがある限り、PCRの
送出時刻で繰り返しATMセルを送信する。上記のよう
に、MBSに達したときには、ピークレート送信のタイ
ミングを更新しないで、MBSを超えないように制御す
る。
【0059】一方、図8に示すように、ステップS20
で、SCRの送出時刻がカウンタ30の計数値に一致
し、SCRでVCが選択されたときには、送信VCテー
ブル42(クレジット管理テーブル)は参照せず、ステ
ップS21で、送信すべきデータが用意されたか否かを
判定し、用意されている場合にはステップS22に進ん
で送信処理を行う。次いで、ステップS23で、CAM
アレイ部39においての今送信した送出時刻を記憶して
いたセルアレイ39aにおけるSCRの送出時刻値、P
CRの送出時刻値を夫々更新する。
で、SCRの送出時刻がカウンタ30の計数値に一致
し、SCRでVCが選択されたときには、送信VCテー
ブル42(クレジット管理テーブル)は参照せず、ステ
ップS21で、送信すべきデータが用意されたか否かを
判定し、用意されている場合にはステップS22に進ん
で送信処理を行う。次いで、ステップS23で、CAM
アレイ部39においての今送信した送出時刻を記憶して
いたセルアレイ39aにおけるSCRの送出時刻値、P
CRの送出時刻値を夫々更新する。
【0060】また、ステップS21で送信すべきデータ
が用意されていない場合には、更に、ステップS24
で、単位時間内での送信セル数が少ないSCRでしかも
セル送信を行わなかったとして、クレジットを1インク
リメントする。次いで、ステップS25では、CAMア
レイ部39においてSCR、PCRの今の送出時刻が書
き込まれているセルアレイ39aにおける送出時刻値
を、後から設定された送出時刻値に更新する。上記イン
クリメント、つまりステップS20〜S25の処理は、
MBSのカウントを開始すべき値にクレジット値が達し
た時点で停止され、次回からは同じVCでPCRによる
送信が開始される。
が用意されていない場合には、更に、ステップS24
で、単位時間内での送信セル数が少ないSCRでしかも
セル送信を行わなかったとして、クレジットを1インク
リメントする。次いで、ステップS25では、CAMア
レイ部39においてSCR、PCRの今の送出時刻が書
き込まれているセルアレイ39aにおける送出時刻値
を、後から設定された送出時刻値に更新する。上記イン
クリメント、つまりステップS20〜S25の処理は、
MBSのカウントを開始すべき値にクレジット値が達し
た時点で停止され、次回からは同じVCでPCRによる
送信が開始される。
【0061】以上のように、本通信制御装置でVBRの
送信制御を行う場合、データソースの送信レートが変化
するため、SCRの送出時刻でVCが選択されたときに
送信データが無ければクレジット値を1インクリメント
し、送信データが無い状態が続く間、クレジット値がM
BSに対応する値になるまでインクリメントを行い、M
BSに対応する値に達した時点でそれ以上のインクリメ
ントを停止する。また、クレジット値がMBSのカウン
トを開始すべき値に達してからは、SCRに代えてPC
Rによる送信を再開する。そして、PCRの送信時に
は、クレジット値がMBSに対応する値になったときに
SCRに変更する。
送信制御を行う場合、データソースの送信レートが変化
するため、SCRの送出時刻でVCが選択されたときに
送信データが無ければクレジット値を1インクリメント
し、送信データが無い状態が続く間、クレジット値がM
BSに対応する値になるまでインクリメントを行い、M
BSに対応する値に達した時点でそれ以上のインクリメ
ントを停止する。また、クレジット値がMBSのカウン
トを開始すべき値に達してからは、SCRに代えてPC
Rによる送信を再開する。そして、PCRの送信時に
は、クレジット値がMBSに対応する値になったときに
SCRに変更する。
【0062】以下に、VBRスケジューリングについて
の具体例を示す。この例では、PCRは1/2、つまり
ATMセルを2個送信できる時間にATMセルを1個送
信するレートであり、SCRは1/10、つまりATM
セルを10個送信できる時間にATMセルを1個送信す
るレートである。また、MSBは、ATMセルをPCR
で連続して10個送信するレートとして定義する。
の具体例を示す。この例では、PCRは1/2、つまり
ATMセルを2個送信できる時間にATMセルを1個送
信するレートであり、SCRは1/10、つまりATM
セルを10個送信できる時間にATMセルを1個送信す
るレートである。また、MSBは、ATMセルをPCR
で連続して10個送信するレートとして定義する。
【0063】例えば、時刻10にVCをオープンし、時
刻100に送信を開始する。クレジットカウンタ41の
初期値は0である。また、大きなファイル転送に用いる
場合、つまり送信すべきデータを全て用意してから送信
する場合には、最初の10個のATMセルを1Mbpsの
レートで送信し、残りのATMセルを0.5Mbpsのレ
ートで送信する。その後、再度ファイル転送を行う場合
にはPCRで送信を再開する。
刻100に送信を開始する。クレジットカウンタ41の
初期値は0である。また、大きなファイル転送に用いる
場合、つまり送信すべきデータを全て用意してから送信
する場合には、最初の10個のATMセルを1Mbpsの
レートで送信し、残りのATMセルを0.5Mbpsのレ
ートで送信する。その後、再度ファイル転送を行う場合
にはPCRで送信を再開する。
【0064】上記条件下において、時刻10でVCをオ
ープンし、PCRで送信する時刻を12、SCRで送信
する時刻を20としてスケジューリングする。時刻12
では、PCRでヒットするが、送信データが用意されて
いないので、PCRの現在の送出時刻に対応したセルア
レイ39aの記憶内容を送出時刻14としてスケジュー
リング(更新)する。時刻14では、PCRでヒットす
るが、送信データが用意されていないので、PCRの現
在の送出時刻に対応したセルアレイ39aの記憶内容を
送出時刻16に更新する。時刻16では、PCRでヒッ
トするが、送信データが用意されていないので、PCR
の現在の送出時刻に対応したセルアレイ39aの記憶内
容を送出時刻18に更新する。時刻18では、PCRで
ヒットするが、送信データが用意されていないので、P
CRの現在の送出時刻に対応したセルアレイ39aの記
憶内容を送出時刻20に更新する。
ープンし、PCRで送信する時刻を12、SCRで送信
する時刻を20としてスケジューリングする。時刻12
では、PCRでヒットするが、送信データが用意されて
いないので、PCRの現在の送出時刻に対応したセルア
レイ39aの記憶内容を送出時刻14としてスケジュー
リング(更新)する。時刻14では、PCRでヒットす
るが、送信データが用意されていないので、PCRの現
在の送出時刻に対応したセルアレイ39aの記憶内容を
送出時刻16に更新する。時刻16では、PCRでヒッ
トするが、送信データが用意されていないので、PCR
の現在の送出時刻に対応したセルアレイ39aの記憶内
容を送出時刻18に更新する。時刻18では、PCRで
ヒットするが、送信データが用意されていないので、P
CRの現在の送出時刻に対応したセルアレイ39aの記
憶内容を送出時刻20に更新する。
【0065】時刻20では、PCRでヒットするが、送
信データが用意されていないので、PCRの現在の送出
時刻に対応したセルアレイ39aの記憶内容を送出時刻
30に更新する。同時に、SCRでヒットするが、送信
データが用意されていないので、クレジットを1インク
リメントし、SCRの現在の送出時刻に対応したセルア
レイ39aの記憶内容を送出時刻30に更新する。
信データが用意されていないので、PCRの現在の送出
時刻に対応したセルアレイ39aの記憶内容を送出時刻
30に更新する。同時に、SCRでヒットするが、送信
データが用意されていないので、クレジットを1インク
リメントし、SCRの現在の送出時刻に対応したセルア
レイ39aの記憶内容を送出時刻30に更新する。
【0066】以下同様の処理を進めた後、時刻100で
は、PCRでヒットするが、このとき送信データが用意
されているので、送信処理を実行し、クレジットを9か
ら1デクリメントして8にすると共に、PCRによる次
の送出時刻を102とし、SCRによる次の送出時刻を
110とする。
は、PCRでヒットするが、このとき送信データが用意
されているので、送信処理を実行し、クレジットを9か
ら1デクリメントして8にすると共に、PCRによる次
の送出時刻を102とし、SCRによる次の送出時刻を
110とする。
【0067】以下同様の処理を進めた後、時刻114で
はPCRでヒットするが、このとき送信データが用意さ
れているので、送信処理を実行し、クレジット値を1デ
クリメントして1とし、PCRの現在の送出時刻に対応
したセルアレイ39aの記憶内容を送出時刻116に更
新し、SCRの現在の送出時刻に対応したセルアレイ3
9aの記憶内容を送出時刻124に更新する。時刻11
6では、PCRでヒットするが、このとき送信データが
用意されているので、送信処理を実行する。この場合、
クレジット値は、デクリメントされて0になるので、P
CRの送出時刻は更新せず、SCRの現在の送出時刻に
対応したセルアレイ39aの記憶内容を送出時刻126
に更新する。時刻126では、SCRでヒットするが、
このとき送信データが用意されているので、送信処理を
実行する。この場合、クレジット値もPCRの送出時刻
も更新せず、SCRの現在の送出時刻に対応したセルア
レイ39aの記憶内容を送出時刻136に更新する。以
下、送信データが続くのであれば、MBSのカウントを
開始すべき値にクレジット値が達するまで、SCRの送
信処理を続行する。
はPCRでヒットするが、このとき送信データが用意さ
れているので、送信処理を実行し、クレジット値を1デ
クリメントして1とし、PCRの現在の送出時刻に対応
したセルアレイ39aの記憶内容を送出時刻116に更
新し、SCRの現在の送出時刻に対応したセルアレイ3
9aの記憶内容を送出時刻124に更新する。時刻11
6では、PCRでヒットするが、このとき送信データが
用意されているので、送信処理を実行する。この場合、
クレジット値は、デクリメントされて0になるので、P
CRの送出時刻は更新せず、SCRの現在の送出時刻に
対応したセルアレイ39aの記憶内容を送出時刻126
に更新する。時刻126では、SCRでヒットするが、
このとき送信データが用意されているので、送信処理を
実行する。この場合、クレジット値もPCRの送出時刻
も更新せず、SCRの現在の送出時刻に対応したセルア
レイ39aの記憶内容を送出時刻136に更新する。以
下、送信データが続くのであれば、MBSのカウントを
開始すべき値にクレジット値が達するまで、SCRの送
信処理を続行する。
【0068】以上のように、本実施形態例の通信制御装
置によると、専用のトラフィックシェーパ等を用いるこ
となく、CAM31によるVBRの送信制御が実行でき
るので、種々のサービスクラスのスケジューリングを統
一して実行することができる。本通信制御装置による
と、その構造上、VBR方式に対応した送信制御だけで
はなくABR方式に対応した送信制御も円滑に実行する
ことができる。
置によると、専用のトラフィックシェーパ等を用いるこ
となく、CAM31によるVBRの送信制御が実行でき
るので、種々のサービスクラスのスケジューリングを統
一して実行することができる。本通信制御装置による
と、その構造上、VBR方式に対応した送信制御だけで
はなくABR方式に対応した送信制御も円滑に実行する
ことができる。
【0069】以上、本発明をその好適な実施形態例に基
づいて説明したが、本発明の通信制御装置及び通信制御
方法は、上記実施形態例の構成にのみ限定されるもので
はなく、上記実施形態例の構成から種々の修正及び変更
を施した通信制御装置及び通信制御方法も、本発明の範
囲に含まれる。
づいて説明したが、本発明の通信制御装置及び通信制御
方法は、上記実施形態例の構成にのみ限定されるもので
はなく、上記実施形態例の構成から種々の修正及び変更
を施した通信制御装置及び通信制御方法も、本発明の範
囲に含まれる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の通信制御
装置及び通信制御方法によると、連想メモリ部を用いな
がらもトラフィックシェーパを別途用意することなく、
特にVBR方式に対応した円滑な送信制御を実現するこ
とができる。
装置及び通信制御方法によると、連想メモリ部を用いな
がらもトラフィックシェーパを別途用意することなく、
特にVBR方式に対応した円滑な送信制御を実現するこ
とができる。
【図1】本発明の一実施形態例における通信制御装置の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した送信部の内部構成を示すブロック
図である。
図である。
【図3】本実施形態例の通信制御装置におけるCAMの
具体的構成を示すブロック図である。
具体的構成を示すブロック図である。
【図4】クレジットカウンタにおける送信VCテーブル
の構成を模式的に示す図である。
の構成を模式的に示す図である。
【図5】本実施形態例における通信制御装置の制御を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図6】本実施形態例における通信制御装置の制御を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図7】図6のステップS7における更新方法を詳細に
説明するフローチャートである。
説明するフローチャートである。
【図8】図6のステップS7における更新方法を詳細に
説明するフローチャートである。
説明するフローチャートである。
【図9】従来の通信制御装置におけるCAMの具体的な
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
11:システムバス 12:システムメモリ 13:ホストCPU 15:送受信制御部 16:PHYデバイス 17:コントロールメモリ 19:受信部 20:送信部 21:ホストインタフェース/DMAコントローラ 22:シーケンサ 23:コントロールメモリインタフェース 25:送信FIFOメモリ 26:送信制御部 27:送信用テーブル読出し制御部 29:送信PHYインタフェース 30:カウンタ 31:CAM 32:送信用テーブル書込み制御部 33:検索/書込みモード切換え部 35:セレクタ 36:アドレスデコーダ 37:照合レジスタ 39:CAMアレイ部 39a:セルアレイ 40:プライオリティエンコーダ 41:クレジットカウンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−214499(JP,A) 特開 平11−252087(JP,A) 特開 平8−213992(JP,A) 特開 平8−242238(JP,A) 特開 平6−338905(JP,A) 1998年電子情報通信学会総合大会B− 6−56(1998年3月6日) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 H04L 12/56
Claims (5)
- 【請求項1】 送出時刻が予め設定された複数のATM
セルに送信データを分割し、送出時刻に達したATMセ
ルを仮想チャネルに順次に送信する通信制御装置におい
て、 送信データを第1及び第2の送信レートのいずれによっ
て送信するかを判定する判定手段と、 前記判定手段によって判定された前記第1及び第2の送
信レートの種別と送出時刻とを相互に対応させて記憶す
る記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された送出時刻に対応して前記第1
の送信レートで送信されるATMセルが、前記第1の送
信レートで連続送信可能な最大送信セル数を超えないよ
うに制御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記第2の送信レートによる送出時刻
に達した際に送信データが用意されていないときには前
記第1の送信レートで送信する回数を管理するクレジッ
ト値をインクリメントし、前記クレジット値が最大送信
セル数に達した時点で更なるインクリメントを停止する
ことを特徴とする通信制御装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、前記第1の送信レート
による送出時刻に達した際に送信データが用意されてい
るときには、前記クレジット値が1以上のときに、現在
の時刻に一致した送出時刻に対応するATMセルを仮想
チャネルに送信して、前記クレジット値をデクリメント
することを特徴とする請求項1に記載の通信制御装置。 - 【請求項3】 前記記憶手段が、送信レートの種別と送
出時刻とを記憶する複数のセルアレイを有する連想メモ
リ部から成り、該連想メモリ部では、少なくとも1つの
仮想チャネルに対して2つの前記セルアレイを使用して
前記第1及び第2の送信レートの双方が登録され、 前記連想メモリ部に記憶され現在時刻に一致した送出時
刻の仮想チャネルを送信する送信手段と、該送信手段に
よって前記第1の送信レートで送信された回数を管理し
前記最大送信セル数に達したときには前記第1の送信レ
ートのタイミングを更新しないで前記最大送信セル数を
超えないように制御する制御手段とを備え、 前記第1の送信レートの送信時刻に送信データが用意さ
れていないときにはクレジット値をインクリメントし前
記最大送信セル数に達したときには更なるインクリメン
トを停止し、ピークレート送信時にはクレジット値をデ
クリメントすることによって前記最大送信セル数を管理
することを特徴とする請求項1に記載の通信制御装置。 - 【請求項4】 第1及び第2の送信レートの種別と送出
時刻とを相互に対応させて記憶するステップと、 記憶した送出時刻に対応して送信データを前記第1及び
第2の送信レートで送出するステップと、 前記第1の送信レートで送信されるATMセルが、前記
第1の送信レートで連続送信可能な最大送信セル数を超
えないように制御するステップとを有し、該制御するス
テップでは、前記第2の送信レートによる送出時刻に達
した際に送信データが用意されていないときには第1の
送信レートで送信する回数を管理するクレジット値をイ
ンクリメントし、前記クレジット値が最大送信セル数に
達した時点で更なるインクリメントを停止することを特
徴とする通信制御方法。 - 【請求項5】 送信データを複数のATMセルに分割し
て、対応する仮想チャネルに順次に送信する通信制御装
置において、 前記仮想チャネルに対してピークレート及び平均レート
の種別と送出時刻とを相互に対応させて記憶する連想メ
モリと、 時刻を計数するカウンタと、 前記カウンタの計数値と一致する前記送出時刻に対応す
る前記仮想チャネルの前記ATMセルを送信する送信手
段と、 送信すると前記連想メモリに記憶した送信時刻を更新
し、ピークレートで送信する回数をクレジット値として
管理して、平均レートの送信時刻に送信データが用意さ
れていないときにはクレジット値をインクリメントし、
ピークレートで連続送信可能な最大送信セル数にクレジ
ット値が達したときには更なるインクリメントを停止
し、クレジット値が1以上の場合にピークレートで送信
し、ピークレートで送信するとクレジット値をデクリメ
ントすることによって前記最大送信セル数を管理する制
御手段とを備えることを特徴とする通信制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23273998A JP3094995B2 (ja) | 1998-08-19 | 1998-08-19 | 通信制御装置及び通信制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23273998A JP3094995B2 (ja) | 1998-08-19 | 1998-08-19 | 通信制御装置及び通信制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000069020A JP2000069020A (ja) | 2000-03-03 |
JP3094995B2 true JP3094995B2 (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=16944020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23273998A Expired - Fee Related JP3094995B2 (ja) | 1998-08-19 | 1998-08-19 | 通信制御装置及び通信制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3094995B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4258996B2 (ja) | 2001-06-05 | 2009-04-30 | 沖電気工業株式会社 | スケジューリング装置およびセル通信装置 |
-
1998
- 1998-08-19 JP JP23273998A patent/JP3094995B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
1998年電子情報通信学会総合大会B−6−56(1998年3月6日) |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000069020A (ja) | 2000-03-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |