JP3109733B2 - Atm通信制御装置とatm通信制御方法 - Google Patents

Atm通信制御装置とatm通信制御方法

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JP3109733B2
JP3109733B2 JP2408699A JP2408699A JP3109733B2 JP 3109733 B2 JP3109733 B2 JP 3109733B2 JP 2408699 A JP2408699 A JP 2408699A JP 2408699 A JP2408699 A JP 2408699A JP 3109733 B2 JP3109733 B2 JP 3109733B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信チャネルの送
信時刻をスケジューリングする非同期通信モード(AT
M)通信制御方法及びその装置に関し、その送信チャネ
ルが許容セルレート(ACR:Allowed Cell Rate)で
スケジューリンクされる範囲に重複する送信チャネルを
効果的に移動するATM通信制御方法及びその装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のATM通信制御装置は、
非同期転送モード(ATM:Asynchronous Transfer Mo
de)通信のサービスクラスの一つである有効ビットレー
ト(ABR:Abailable Bit Rate)を実現するとき、デ
ータを入力してそのデータの書き込まれているアドレス
を読み出すアドレス連想メモリ(CAM:Content Addr
essable Memory)を利用して、送信スケジューリングを
制御する方法で回路構成され、ネットワークの輻輳状態
をフィードバックして、最適な送信レートでデータ送信
を行うことを目的として用いられている。
【0003】例えば、特開平8−242238号公報で
は、固定ビットレート(CBR:Constant Bit Rate)
方式のソフトウェアとハードウェアを有効ビットレート
(ABR)方式に適用することは、ソフトウェアとハー
ドウェアの両面で実際上困難であるため、ABR方式に
適用できるATMシステム用通信制御装置を提供するも
ので、アドレス連想メモリ(CAM)を利用して送信ス
ケジューリングを制御する回路構成する技術が記載され
ている。ATMシステム用通信制御装置には、ATMネ
ットワークに接続されたATMスイッチやATMサー
バ、ATM端末等に備えられ、ネットワークに接続され
た物理層デバイスと、該物理層デバイスに接続された送
受信制御部と、システムバスと、システムメモリと、コ
ンピュータCPUを含むホストとから構成され、送受信
制御部には、物理層デバイスとやり取りする受信部と、
送信部と、システムバスとやり取りするインターフェー
スとを有し、送信部には、送信タイミングを図るカウン
タとCAM部とが備えられている。
【0004】図5は同公報に記載の従来のアドレス連想
メモリ(CAM)を利用して、送信スケジューリングを
制御する回路の一例を示すブロック図である。アドレス
連想メモリ(CAM)部51は、物理層デバイスへの送
信部に内蔵され、CAM部51は複数のセルアレイを備
えたCAMセルアレイ部511と、送信コントローラ4
0からの書き込み時のデータ又は読み出し時のデータに
変換する書込/読出アドレスを入力するアドレスデコー
ダ512と、送出タイミング設定のための照合レジスタ
513と、優先度を判別するプライオリティエンコーダ
514と、送信コントローラ40からの検索/書込の指
示を判断する検索/書込モード切換部515と、及び設
定時刻をカウントするカウンタ50からの時刻カウンタ
値と送信コントローラ40からの設定時刻とを選択する
セレクタ516とから構成されている。また、送信コン
トローラ40からの設定時刻をカウントするカウンタ5
0が備えられている。
【0005】CAM部51は、CAMセルアレイ511
内に記憶されたデータと、検索パターンとして入力され
るデータが一致した場合に、記憶されたデータのあるア
ドレスを出力する。
【0006】図5において、CAMアレイ部511には
各チャネル(channel)の次送出時刻(t)が書込まれ
ており、複数のチャネルの次送出時刻は同一のものが存
在する場合がある。カウンタ50はATMセルの1セル
送出する間隔でカウントアップされる。またこのカウン
タ50は、各チャネルの送出時刻を検索する絶対時刻を
表している。カウンタ50から出力された時刻は、セレ
クタ516を介してCAMアレイ部511に入力され
る。
【0007】カウンタ50からの時刻とCAMアレイ部
511に登録された各チャネルの次送出時刻が一致した
場合、照合レジスタ513のフラグが”1”にセットさ
れる。カウンタ50からの絶対時刻に対して、送信しな
ければならないチャネルが複数個ある場合、照合レジス
タ513には複数個の”1”がセットされる。この場
合、プライオリティエンコーダ514はあらかじめ登録
されている各チャネルの優先度により、優先度の高いチ
ャネルだけを選択し、一致アドレス送出仮想チャネル
(VC)としてCAM部51から出力される。この仮想
チャネル(VC)によって、送出予定のデータをそのA
TMセルのヘッダ部に書き込んで送信部から物理層デバ
イスを通して、ATMネットワークに送出される。ここ
で優先度が低いチャネルにおいては、何も処理を行わな
いため、他の優先度の低いチャネルのセルは送出される
ことはない。
【0008】また、特開平10−56492号公報に
は、「通信制御装置」として、CAMを用いた送信レー
ト制御回路において、同時刻に複数のチャネルをスケジ
ュールした場合、これらのチャネルの送信において優先
制御を行うには、優先度別にそれぞれのチャネルを決ま
ったアドレスに登録しなければならないという制限を無
くすため、CAMのデータ領域に送信時刻を登録する時
刻領域に加えて、優先順位を示すデータを格納するフラ
グ領域を設け、絶対時刻をカウントするタイマと、優先
度を優先度の設定を巡回するカウンタとにより、各チャ
ネルを任意のアドレスにてスケジュールすることが記載
されている。しかし、この場合も、優先度というパラメ
ータに縛られて、ACRやMCRのサービス品質保証を
全うすることは困難であった。
【0009】また、CAMを用いた他の従来例として、
同時刻にスケジューリングが許されるABR制御回路に
おいて説明する。任意の時刻を表す送信タイマーのカウ
ントアップにより、その時刻にスケジューリングされて
いるチャネルの送信処理が行われる。複数のチャネルが
同時刻にスケジューリングされている場合、送信タイマ
ーはCAMに登録されている同時刻のチャネルを全て送
信するまでカウントアップが止められ、同時刻にスケジ
ューリングされているチャネルを順次送信する。これに
より、一番先頭に送信されるチャネルの許容セルレート
(ACR:Allowed Cell Rate)は守られることになる
が、それ以降に送信されるチャネルは、絶対時刻に対し
て正しい送信時刻で送信されることがないので、正しい
ACRを守ることができない。また、二番目以降に送信
されるチャネルのACRとMCRの値が近い場合におい
て、滞ったチャネルの絶対送信間隔は最低セル間隔の最
低セルレート(MCR:Minimum Cell Rate)を守れな
いことがある。
【0010】この動作について、図6のタイミングチャ
ート図を用いて説明する。図6において、チャネル1
(仮想チャネル:VC1)の許容セルレート(ACR)
は1/2、チャネル2(VC2)のACRは1/3であ
る。本来、VC1は2回に1回、VC2は3回に1回の
間隔で送信されなければならいので、VC1は絶対時刻
の”1”,”3”,”5”,”7”,”9”,”1
1”,”13”,”15”,”17”,”19”で、V
C2は”2”,”5”,”8”,”11”,”1
4”,”17”,”20”で送信されるべきである。但
し、VC1とVC2は絶対時刻の”5”,”11”,”
17”において同時刻の送信タイミングとなっている。
このため、この時刻に関わる各チャネルの送信間隔は、
2から3、3から4と変化している。このことからVC
1とVC2は正しいACRを守っていないことがわか
る。また、VC2のMCRが1/3の場合、送信間隔が
4になった段階で最低セル間隔のMCRを守れないで送
信されたことになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、上記
従来例においては、複数のチャネルがアドレス連想メモ
リ(CAM)部に登録されている場合において、ある絶
対時刻において同じ送信時刻のチャネルが存在すると
き、優先度の低いチャネルは送出されないことである。
それは、ある絶対時刻に対して、同じ送信時刻のチャネ
ルが複数ある場合、プライオリティエンコーダを用い
て、優先度の高いチャネルのみを送出させ、優先度の低
いチャネルは送信されないからである。送信されない場
合には当該送信部に溜め込まれるか、メモリ量をオーバ
ーした場合には廃棄されるということも起こり得る。
【0012】また、複数のチャネルがアドレス連想メモ
リ(CAM)に登録されている場合において、正しい送
信レートを守れないことである。また、同時に最低セル
間隔を守れないことである。すなわち、各チャネルの送
信レートは許容セルレート(ACR)によって決められ
ており、このACRによって各チャネルの送信時刻は決
定されている。従って、同時刻にスケジューリングされ
たチャネルは順次送信されるが、滞ったチャネルの絶対
送信間隔はそのチャネルの送信レートを守ってないこと
を表し、最低セルレート(MCR)さえもサービスを維
持できないことになる。
【0013】また、同時刻にスケジューリングされてい
るチャネルが多数ある場合、一番最後に送信されるチャ
ネルは、同時刻にスケジューリングされているチャネル
のセル数分の遅延を生じる。これによりACRとMCR
の値が近い場合において、最低セル間隔であるMCRを
守れないことがある。
【0014】本発明は、上述したように、ABRでサー
ビスされるチャネルの送信レートは、おもに許容セルレ
ート(ACR:Allowd Cell Rate)、最大セルレート
(PCR:Peak Cell Rate)、最低セルレート(MC
R:Minimum Cell Rate)で制御されており、従来のC
AMを用いた有効ビットレート(ABR)制御装置で
は、同時刻にスケジューリングされたチャネルが複数あ
る場合、プライオリティの高いチャネルのみが送信さ
れ、プライオリティの低いチャネルは送信されることが
ないため、正しい送信レートを守れないことがあったと
いう問題点を解消することを課題とし、複数のチャネル
がCAMに登録されている場合において、上記ATMシ
ステムにおけるサービスの品質(QOS)を維持するこ
とを課題とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明による非同期通信
モード(ATM)通信制御方法は、送信チャネルの送信
時刻をスケジューリングする際に、その送信チャネルが
許容セルレート(ACR:Allowed Cell Rate)でスケ
ジューリンクされる範囲で、アドレス連想メモリ(CA
M)部に登録された送信時刻を検索し、同時刻にスケジ
ューリングされている前記送信チャネルが存在する場
合、スケジューリングしようとしている前記送信チャネ
ルの前記ACRを変更させて、同時刻に複数の送信チャ
ネルをスケジュールさせないようにすることを特徴とす
る。
【0016】また、上記ATM通信制御方法において、
前記CAM部は絶対タイマーによりATMセルを1セル
送信できる間隔でカウントアップする毎に検索され、送
信時刻と一致する時刻のアドレスが出力され、そのアド
レスに対応する前記チャネルの前記ACRと最低セルレ
ート(MCR)から次送信時刻と下限次送信時刻を求
め、その時刻に対して前記CAM部を検索し、その他の
送信チャネルの送信時刻の登録を調べ、同時刻にスケジ
ューリングされている送信チャネルがない場合に次送信
時刻をアドレスに書込み、同時刻にスケジューリングさ
れている送信チャネルがある場合に前記下限次送信時刻
まで前記CAM部を検索し、空きがあるまで検索してス
ケジューリングを行うことを特徴とする。
【0017】また、上記ATM通信制御方法において、
前記絶対タイマーによるカウントアップする毎の検索
は、任意の絶対時刻によって送信される送信チャネルは
必ず一つであることを特徴とする。
【0018】また、本発明は、送信チャネルの送信時刻
をスケジューリングする非同期通信モード(ATM)通
信制御装置において、送信要求を受け付ける上位制御部
と、該上位制御部によって有効ビットレート(ABR:
Available Bit Rate)の送信時刻を管理・制御するAB
Rスケジューラとから構成され、前記上位制御部は、送
信チャネルとその送信チャネルの許容セルレート(AC
R)と、最大セルレート(PCR)と、最低セルレート
(MCR)と、送出すべきか否かのフラグとをテーブル
として格納する記憶手段を有し、前記ABRスケジュー
ラは、前記上位制御部の記憶手段に格納された前記AC
Rと前記MCRとに基づいて、次送信時刻(time_
new)と前記送信チャネルに許される下限次送信時刻
(time_low)とを生成し、アドレス連想メモリ
(CAM)部内に格納された送信時刻と前記次送信時刻
とが一致する場合、前記下限次送信時刻を越えないよう
に前記送信時刻または前記次送信時刻を変更する機能を
備えることを特徴とする。
【0019】また、上記ATM通信制御装置において、
前記ACRスケジューラは絶対タイマーからの送信時刻
(tx_time)と前記上位制御部からの前記許容セ
ルレート(ACR)、前記最低セルレート(MCR)を
用いて、次送信時刻(time_new)と、その送信
チャネルに許される下限次送信時刻(time_lo
w)を求めて、検索用カウンタに出力し、前記検索用カ
ウンタは前記次送信時刻(time_new)と前記下
限次送信時刻(time_low)とを用いて前記CA
M部を検索し、他の送信チャネルが同時刻にスケジュー
リングされているか否かを調べ、さらに、前記上位制御
部から送信時刻と次送信時刻との検索を指示される送信
時刻/次送信時刻検索モード切替回路は、前記CAM部
を検索する際において、前記絶対タイマーの送信時刻
(tx_time)を用いるか、又は前記検索用カウン
タの次送信時刻(time_new)を用いるかを前記
上位制御部によって切替えを行い、前記上位制御部から
前記CAM部への検索モードか又は書込モードかを指示
される検索/書込モード切替回路は、前記CAM部を検
索するアドレス読み出しモード(CAMモード)か、前
記送信チャネルの送信時刻を更新する書き込みモード
(RAMモード)かを前記上位制御部によって切替えを
行うことを特徴とする。
【0020】また、本発明では、チャネルの送信時刻を
スケジューリングする際に、そのチャネルが許されるA
CRでスケジューリングされる範囲で、既にCAMに登
録されている送信時刻を検索し、もし同時刻にスケジュ
ーリングされているチャネルが存在する場合、スケジュ
ーリングしようとしているチャネルのACRを変更させ
て、同時刻に複数のチャネルをスケジューリングさせな
いようにしている。これにより、チャネルのプライオリ
ティに依存することなく、全てのチャネルを正しい送信
レートで送信させることを特徴とする。
【0021】また、本発明は、図1を参照して説明すれ
ば、絶対タイマー3はATMセルを1セル送信できる間
隔でカウントアップする。CAM8は絶対タイマー3が
カウントアップするごとに検索され、送信時刻と一致す
るものがアドレスとして出力される。そのアドレスに対
応するチャネルのACRとMCRから次送信時刻と下限
次送信時刻を求め、その時刻に対して再度CAM8の検
索を行い、その他のチャネルの送信時刻の登録状態を調
べる。同時刻にスケジューリングされているチャネルが
ない場合、次送信時刻をアドレスに書込み、同時刻にス
ケジューリングされているチャネルがある場合、下限次
送信時刻までCAM8を検索し、空きがあるまで調べて
スケジューリングを行う。
【0022】
【発明の実施形態】本発明による実施形態について、図
面を参照しつつ詳細に説明する。
【0023】[第1の実施形態] (本実施形態の構成)本発明によるATM通信制御装置
の構成を、図1を用いて説明する。図1において、AT
M通信制御装置は、送信要求を受け付ける上位制御部9
と、該上位制御部9によって利用可能な帯域速度の有効
ビットレート(ABR:Available Bit Rate)の送信時
刻を管理・制御するABRスケジューラ1とから構成さ
れる。上位制御部9は、送信チャネルとそのチャネルの
許容セルレート(ACR)と、最大セルレート(PC
R)と、最低セルレート(MCR)と、送出すべきか否
かのフラグ11とをテーブルとして格納するレジスタま
たはRAMなどの記憶領域10を有する。
【0024】また、ABRスケジューラ1は、上位制御
部9からスケジュール的に送出可能か否かを通知される
ACRスケジューラ2と、該ACRスケジューラ2に現
時点の時刻を示す絶対時刻を通知する絶対タイマー3
と、ACRスケジューラ2により生成された次送信時刻
(time_new)と下限次送信時刻(time_l
ow)とを入力する検索用カウンタ4と、上位制御系9
から送信時刻(tx_time)と次送信時刻(tim
e_new)との検索を指示される送信時刻/次送信時
刻検索モード切替回路5と、上位制御系9からCAM8
に対してデータを入力したらそのデータの書き込まれて
いるアドレスを出力する検索モードか又はデータを入力
して書き込む書込モードかを指示される検索/書込モー
ド切替回路6と、検索/書込モード切替回路6の各モー
ドに従って送信時刻の重複があるかどうか等を検索され
る送信時刻を格納するCAM8と、該CAM8からの一
致(hit)信号と検索用カウンタ4からの次送信時刻
(time_new)とによりCAM8に書き込む制御
を行う書込み制御回路7と、から構成される。
【0025】また、図1を参照すると、絶対タイマー3
はATMセルを1セル送信できる間隔でカウントアップ
する。アドレス連想メモリ部(CAM)8のアドレス
は、各チャネルの番号に対応しており、そのデータ内容
はそのチャネルの送信時刻を表す。ACRスケジューラ
2は絶対タイマー3からの送信時刻tx_timeと上
位制御部9からのACR、MCRを用いて、次送信時刻
(time_new)と、そのチャネルに許される下限
次送信時刻(time_low)を求めて、検索用カウ
ンタ4に出力する。
【0026】検索用カウンタ4は次送信時刻(time
_new)と下限次送信時刻(time_low)とを
用いてCAM8を検索し、他のチャネルが同時刻にスケ
ジューリングされているかを調べる。送信時刻/次送信
時刻検索モード切替回路5はCAM8を検索する際にお
いて、絶対タイマー3の送信時刻(tx_time)を
用いるか、検索用カウンタ4の時刻次送信時刻(tim
e_new)を用いるかを上位制御部9によって切替え
を行う。検索/書込モード切替回路6はCAM8を検索
するリードモード(CAMモード)か、チャネルの送信
時刻の更新するライトモード(RAMモード)かを上位
制御部9によって切替えを行う。
【0027】書込み制御回路7はCAM8から出力され
るアドレスと一致(hit)と、検索用カウンタから出
力される次送信時刻(time_new)とを用いてC
AM8に出力するアドレスとデータを制御する。CAM
8のアドレスはチャネル番号を表し、そのデータ列のM
SBの1bitはアクティブ状態を表す。CAM8のM
SBの1bit以外のデータはそのチャネルの送信時刻
を表す。
【0028】また、書込み制御回路7はCAM8の登録
状況を調べるために、CAM8のデータ列の最大量子化
ビット(MSB)の1bit以外をマスクし、MSBの
1bitによるCAM8の検索を行う。上位制御部9の
内部にはそれぞれのチャネルのACR,PCR,MCR
を格納する記憶領域10を有している。また、既に送信
要求のあったチャネルかを表すフラグ11を有してい
る。
【0029】(本実施形態の動作)次に、図1に示すA
TM通信制御装置の動作について、図2と図3のフロチ
ャート図を用いて説明する。図2は上位制御部9から、
始めて送信を開始するチャネルの送信時刻を、CAM8
に登録するときのフロチャート図である。
【0030】上位制御部9は、チャネルの送信開始要求
の監視を行う(ステップA1)。もし送信開始要求があ
った場合、上位制御部9は上位制御部9内部のレジスタ
またはRAMなどの記憶領域10に対して、既に送信要
求があったチャネル(channel)か、始めての送
信開始要求のあったチャネルかをフラグ11を調べて把
握する(ステップA2)。
【0031】もしフラグ11が”0”ならば、始めて送
信開始要求のあったチャネルであることを表す。この場
合、書込み制御回路7に対して、CAM8の空きアドレ
スの検索要求をし、書込み制御回路7はCAM8の検索
を行う(ステップA3)。
【0032】書込み制御回路7は、MSBの最上位bi
tの1bitを”0”、それ以外のbitはマスクし、
CAM8の空きのアドレスを調べる。CAM8の検索で
得られたアドレスは上位制御部9に出力される(ステッ
プA5)。
【0033】上位制御部9は記憶領域10に送信開始要
求のあったことを表すフラグ11を”1”にセットす
る。同時に上位制御部9は送信開始要求のあったチャネ
ルのACRとMCRを、ACRスケジューラ2に出力す
る(ステップA6)。
【0034】ACRスケジューラ2は、上位制御部9か
らのACR,MCRとでそれぞれの送信間隔を求め、絶
対タイマー3からの送信時刻(tx_time)とを加
算し次送信時刻(time_new)と、MCRから求
められる下限の送信時刻(time_low)を算出す
る(ステップA7)。
【0035】検索用カウンタ4はACRスケジューラ2
からの次送信時刻(time_new)を用いて、CA
M8を検索する(ステップA8)。CAM8に登録され
ているその他のチャネルの送信時刻と次送信時刻(ti
me_new)とで一致しているものがあるか(「=
=」で表現する)の有無を調べる(ステップA9)。
【0036】CAM8の検索後、次送信時刻(time
_new)とその他のチャネルの送信時刻とが一致しな
い場合、一致(hit)信号は”0”となり(ステップ
A10)、書込み制御回路7によりステップA5で出力
された空きアドレスに対して、次送信時刻(time_
new)をCAM8に書込む(ステップA11)。同時
に、このアドレスがアクティブになったことを表すため
に、CAM8のデータのMSBの最上位bitを”1”
にセットする。もし次送信時刻(time_new)と
その他のチャネルの送信時刻とが一致した場合、一致
(hit)信号は”1”となる(ステップA12)。こ
の場合、次送信時刻(time_new)と下限次送信
時刻(time_low)を比較し(ステップA1
3)、次送信時刻(time_new)=(time_
low)でなければ、次送信時刻(time_new)
に、”+1”加算し(ステップA14)、再度ステップ
A9に戻りCAM8の検索を行う。
【0037】次送信時刻(time_new)に”+
1”加算する動作(ステップA9→ステップA12→ス
テップA13→ステップA14→ステップA9)を繰り
返し、他のチャネルと同時刻でない送信時刻を見つけス
ケジューリングを行う。
【0038】もし、前述動作により、他のチャネルの送
信時刻と重ならない送信時刻が見つけられない場合、す
なわち次送信時刻(time_new)と、下限次送信
時刻(time_low)とが一致した場合、ステップ
A5で出力された空きアドレスに対して下限次送信時刻
(time_low)をCAM8に書込み(ステップA
15)、同時に、このアドレスがアクティブになったこ
とを表すために、CAM8のデータのMSBの最上位の
1bitを”1”にセットする。この場合、ステップA
12で一致(hit)したアドレス、すなわち次送信時
刻(time_new)=(time_low)の送信
時刻で一致(hit)が”1”になったアドレスに対し
て、ステップA5からの動作を行い、ステップA12で
一致(hit)が”1”になったアドレスに対応するチ
ャネルの次送信時刻を変更する。
【0039】図3はチャネルの送信動作がアクティブ状
態になり、絶対タイマー3のカウントアップによるチャ
ネルの送信動作と、そのチャネルの次送信時刻の更新を
表すフロチャート図である。
【0040】絶対タイマー3はATMセルを1セル送信
できる間隔でカウントアップする(ステップB1)。絶
対タイマー3から出力される送信時刻(tx_tim
e)を用いて、CAM8を検索し、送信時刻(tx_t
ime)の時刻で送信されるチャネルを調べる(ステッ
プB2)。送信時刻(tx_time)で送信されるチ
ャネルがある場合、一致(hit)信号は”1”となり
(ステップB4)、送信時刻(tx_time)で送信
されるチャネルがない場合、一致(hit)信号は”
0”となる(ステップB5)。一致(hit)信号が”
0”の場合は、ステップB1に戻り、再度ATMセルを
1セル送信できる間隔でカウントアップされた送信時刻
(tx_time)でCAM8の再検索が行われる。
【0041】これ以降の動作はステップB6を除き、図
2で説明した送信開始要求の処理とほぼ同じである(C
1の領域)。送信時刻(tx_time)で送信すべき
チャネルが存在する場合、すなわち、一致(hit)信
号が”1”の場合、送信時刻(tx_time)が格納
されているデータのアドレスがCAM8から出力される
(ステップA5)。上位制御部9は出力されたアドレス
に対応するチャネルを把握し、そのチャネルのセルを送
出する(ステップB6)。
【0042】上位制御部9は、そのチャネルが次に送信
すべき時刻を計算するために、そのチャネルのACRと
MCRをACRスケジューラ2に出力する(ステップA
6)。ACRスケジューラ2は上位制御部9からのAC
R,MCRとでそれぞれの送信間隔を求め、絶対タイマ
ー3からの送信時刻(tx_time)とを加算し、A
CRから求められる、次に送信すべき次送信時刻(ti
me_new)と、MCRから求められる下限の送信時
刻(time_low)を算出する(ステップA7)。
検索用カウンタ4はACRスケジューラ2からの次送信
時刻(time_new)を用いてCAM8を検索する
(ステップA8)。
【0043】CAM8に登録されているその他のチャネ
ルの送信時刻とステップA5で出力されたアドレスに対
応したチャネルの次送信時刻(time_new)とで
一致しているものがあるかの有無を調べる(ステップA
9)。CAM8の検索後、次送信時刻(time_ne
w)とその他のチャネルの送信時刻とが一致しない場
合、一致(hit)信号は”0”となり(ステップA1
0)、書込み制御回路7によりステップA5で出力され
たアドレスに対して次送信時刻(time_new)を
CAM8に書込む(ステップA11)。
【0044】もし、次送信時刻(time_new)と
その他のチャネルの送信時刻とが一致した場合、一致
(hit)信号は”1”となる。(ステップA12)。
この場合、次送信時刻(time_new)と下限次送
信時刻(time_low)を比較し(ステップA1
3)、次送信時刻(time_new)=(time_
low)でなければ、次送信時刻(time_new)
に”+1”加算し(ステップA14)、再度ステップA
9に戻りCAM8の検索を行う。次送信時刻time_
newに”+1”加算する動作(ステップA9→ステッ
プA12→ステップA13→ステップA14→ステップ
A9)を繰り返し、他のチャネルと同時刻でない送信時
刻を見つけスケジューリングを行う。
【0045】もし、前述動作により他のチャネルの送信
時刻と重ならない送信時刻が見つけられない場合、すな
わち次送信時刻(time_new)と下限次送信時刻
(time_low)とが一致した場合、ステップA5
で出力されたアドレスに対して下限次送信時刻(tim
e_low)をCAM8に書込む(ステップA15)。
この場合、ステップA12で一致(hit)したアドレ
ス、すなわち次送信時刻(time_new)=(ti
me_low)の送信時刻で一致(hit)が”1”に
なったアドレスに対してステップA5からの動作を行
い、ステップA12で一致(hit)が”1”になった
アドレスに対応するチャネルの次送信時刻を変更する。
但し、ステップA15を通過したステップA5からの処
理の場合は、ステップB6の送信動作は行わない。
【0046】[第2の実施形態]次に、本発明の第2の
実施形態によるATM通信制御装置について、図4のフ
ロチャート図を参照して詳細に説明する。図4のフロチ
ャートは図2、図3で示されているC1の処理を拡張し
たものであり、図2、図3のC1をC2の処理に入れ替
えることができる。
【0047】図4に示すC2のフロチャート図の前処理
D1と後処理D19は図2、図3にC1に入出力される
処理を意味する。図4のフロチャートC2の処理を図3
のC1の処理に当てはめて説明する。
【0048】絶対タイマー3のカウントアップにより、
送信時刻(tx_time)でCAM8が検索され、一
致(hit)が”1”になったアドレスaddress1を上
位制御部9に出力する(ステップD2)。上位制御部9
はアドレスaddress1に対応するチャネル1のACR1
とMCR1をACRスケジューラ2に出力する(ステッ
プD3)。
【0049】ACRスケジューラ2はACR1とMCR
1から送信間隔を求め、絶対タイマー3からの送信時刻
(tx_time)とを加算し、次送信時刻(time
_new)1と、下限送信時刻(time_low)1
と、下限送信時刻(time_low)1と次送信時刻
(time_new)1との差であるレートマージンma
rgin1を求める(ステップD4)。検索用カウンタ4は
ACRスケジューラ2からの次送信時刻(time_n
ew)1を用いて、CAM8を検索する(ステップD
5)。
【0050】CAM8に登録されているその他のチャネ
ルの送信時刻とステップD2で出力されたアドレスに対
応したチャネル1の次送信時刻(time_new)1
とで一致しているものがあるかの有無を調べる(ステッ
プD6)。CAM8の検索後、次送信時刻(time_
new)1とその他のチャネルの送信時刻とが一致しな
い場合、一致(hit)信号は”0”となり(ステップ
D7)、書込み制御回路7によりステップD2で出力さ
れたアドレスaddress1に対して次送信時刻(time
_new)1をCAM8に書込む(ステップD8)。
【0051】もし、次送信時刻(time_new)1
とその他のチャネルの送信時刻とが一致した場合、一致
(hit)信号は”1”となる(ステップD9)。ステ
ップD9で一致(hit)が”1”になったアドレスad
dress2を上位制御部9に出力する(ステップD1
0)。上位制御部9はステップD10のアドレスaddres
s2から、そのアドレスに対応するチャネル2のACR
2とMCR2をACRスケジューラ2に出力する(ステ
ップD11)。
【0052】ACRスケジューラ2はACR2とMCR
2から送信間隔を求め、絶対タイマー3からの送信時刻
(tx_time)とを加算し、次送信時刻(time
_new)2と、下限送信時刻(time_low)2
と、下限送信時刻(time_low)2と次送信時刻
(time_new)2との差であるレートマージンma
rgin2を求める(ステップD12)。
【0053】次送信時刻を更新しようとしているチャネ
ル1のレートマージン(レート余裕度)margin1とチャ
ネル1の次送信時刻(time_new)1と同じ時刻
でスケジューリングされているチャネル2のレートマー
ジンmargin2とを比較し(ステップD13)、チャネル
1のレートマシンmargin1がチャネル2のレートマージ
ンmargin2より大きい場合(margin1≧margin2)、図
3のステップA13からステップA15と同じ処理を行
う。
【0054】もし、チャネル1のレートマージンmargin
1がチャネル2のレートマージンmargin2より小さい場
合(margin1<margin2)、チャネル1のアドレスaddr
ess1に次送信時刻(time_new)1をCAM8
に書込む(ステップD17)。次にチャネル2の次送信
時刻(time_new)2を”+1”加算し、チャネ
ル2の次送信時刻time_new2を次送信時刻(t
ime_new)1に、チャネル2の下限次送信時刻
(time_low)2を(time_low)1に代
入する(ステップD18)。ここで、既に送信時刻が決
まっていたチャネル2の次送信時刻を移動させるため
に、ステップD5にもどり、チャネル2の元の次送信時
刻(time_new)2に”+1”加算した新たな次
送信時刻(time_new)1で、再度チャネル2の
再スケジューリングを行う。
【0055】図2,図3のC1の処理は、一意的に送信
時刻となったチャネルのACRをMCRの範囲まで変化
させ、再スケジューリングを行っている。ACRとMC
Rの範囲が小さいということは、空きのある送信時刻の
範囲が少ないことを表している。図4のC2の処理では
同時刻にスケジューリングされているチャネルが存在す
る場合、お互いのレートマージンをみることで、より送
信時刻の空きがあるチャネルについて、ACRを変化さ
せ、次送信時刻の再スケジューリングを行っている。こ
れはACRとMCRの範囲が小さいときに有効であり、
より柔軟性をもって送信時刻の再スケジューリングを実
現することができる。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、イベントの発生したチ
ャネルのスケジューリングする機構において、既に登録
されているチャネルの送信時刻をさけて、次の送信時刻
を決定するため、異なったチャネル同志の送信時刻が一
致することはなく、これにより送信時刻が同じチャネル
において、優先度の低いチャネルが送信されないという
ことは発生せず、全てのチャネルはACRを守り、正確
なレートで送信することができるので、ABRサービス
を目的としたATM端末装置において、正確なレートで
送信が行えることとなる。
【0057】また、同時刻にスケジューリングされるチ
ャネルが存在することはないので、チャネルのプライオ
リティをエンコードする回路は不用となり、プライオリ
ティ・エンコーダを必要としないので、回路規模を縮小
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるATM通信制御装置の構成ブロッ
ク図である。
【図2】本発明によるATM通信制御装置の動作を示す
フローチャートである。
【図3】本発明によるATM通信制御装置の動作を示す
フローチャートである。
【図4】本発明によるATM通信制御装置の動作を示す
フローチャートである。
【図5】従来例によるATM通信制御装置の構成ブロッ
ク図である。
【図6】従来例によるATM通信制御装置の方式図であ
る。
【符号の説明】
1 ABRスケジューラ 2 ACRスケジューラ 3 絶対タイマー 4 検索用カウンタ 5 送信時刻/次送信時刻検索モード切替回路 6 検索/書込モード切替回路 7 書込み制御回路 8 CAM部 9 上位制御部 10 記憶領域 50 カウンタ 51 ABRスケジューラ 511 CAM部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−242238(JP,A) 特開 平9−149043(JP,A) 特開 平10−56492(JP,A) 特開 平11−88343(JP,A) 特開 平10−135957(JP,A) 特開 平9−214499(JP,A) 特開 平11−112525(JP,A) 特開 平10−215264(JP,A) 特開 平10−190691(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 H04L 12/56

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信チャネルの送信時刻をスケジューリ
    ングする際に、その送信チャネルが許容セルレート(A
    CR:Allowed cell Rate)でスケジューリンクされる
    範囲で、アドレス連想メモリ(CAM)部に登録された
    送信時刻を検索し、同時刻にスケジューリングされてい
    る前記送信チャネルが存在する場合、スケジューリング
    しようとしている前記送信チャネルの前記ACRを変更
    させて、同時刻に複数の送信チャネルをスケジュールさ
    せないようにすることを特徴とする非同期通信モード
    (ATM)通信制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のATM通信制御方法に
    おいて、 前記CAM部は絶対タイマーによりATMセルを1セル
    送信できる間隔でカウントアップする毎に検索され、送
    信時刻と一致する時刻のアドレスが出力され、そのアド
    レスに対応する前記チャネルの前記ACRと最低セルレ
    ート(MCR)から次送信時刻と下限次送信時刻を求
    め、その時刻に対して前記CAM部を検索し、その他の
    送信チャネルの送信時刻の登録を調べ、同時刻にスケジ
    ューリングされている送信チャネルがない場合に次送信
    時刻をアドレスに書込み、同時刻にスケジューリングさ
    れている送信チャネルがある場合に前記下限次送信時刻
    まで前記CAM部を検索し、空きがあるまで検索してス
    ケジューリングを行うことを特徴とするATM通信制御
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のATM通信制御方法に
    おいて、 前記絶対タイマーによるカウントアップする毎の検索
    は、任意の絶対時刻によって送信される送信チャネルは
    必ず一つであることを特徴とするATM通信制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のATM通信制御方法に
    おいて、 任意の絶対時刻によって送信される送信チャネルは必ず
    一つであるため、全ての送信チャネルは滞りなく送信さ
    れ、これにより全ての送信チャネルは送信レートを守る
    ことができることを特徴とするATM通信制御方法。
  5. 【請求項5】 送信チャネルの送信時刻をスケジューリ
    ングする非同期通信モード(ATM)通信制御装置にお
    いて、 送信要求を受け付ける上位制御部と、該上位制御部によ
    って有効ビットレート(ABR:Available Bit Rate)
    の送信時刻を管理・制御するABRスケジューラとから
    構成され、 前記上位制御部は、送信チャネルとその送信チャネルの
    許容セルレート(ACR)と、最大セルレート(PC
    R)と、最低セルレート(MCR)と、送出すべきか否
    かのフラグとをテーブルとして格納する記憶手段を有
    し、 前記ABRスケジューラは、前記上位制御部の記憶手段
    に格納された前記ACRと前記MCRとに基づいて、前
    記記憶手段から読み出される前記送信チャネルのスケジ
    ュールを設定するACRスケジューラにより次送信時刻
    (time_new)と前記送信チャネルに許される下
    限次送信時刻(time_low)とを生成し、アドレ
    ス連想メモリ(CAM)部内に格納された送信時刻と前
    記次送信時刻とが一致する場合、前記下限次送信時刻を
    越えないように前記送信時刻または前記次送信時刻を変
    更する機能を備えることを特徴とするATM通信制御装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のATM通信制御装置に
    おいて、 前記ACRスケジューラは絶対タイマーからの送信時刻
    (tx_time)と前記上位制御部からの前記許容セ
    ルレート(ACR)、前記最低セルレート(MCR)を
    用いて、次送信時刻(time_new)と、その送信
    チャネルに許される下限次送信時刻(time_lo
    w)を求めて、検索用カウンタに出力し、 前記検索用カウンタは前記次送信時刻(time_ne
    w)と前記下限次送信時刻(time_low)とを用
    いて前記CAM部を検索し、他の送信チャネルが同時刻
    にスケジューリングされているか否かを調べることを特
    徴とするATM通信制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6に記載のATM通信制御
    装置において、 さらに、前記上位制御部から送信時刻と次送信時刻との
    検索を指示される送信時刻/次送信時刻検索モード切替
    回路は、前記CAM部を検索する際において、前記絶対
    タイマーの送信時刻(tx_time)を用いるか、又
    は前記検索用カウンタの次送信時刻(time_ne
    w)を用いるかを前記上位制御部によって切替えを行
    い、前記上位制御部から前記CAM部への検索モードか又は
    書込モードかを指示される 検索/書込モード切替回路
    は、前記CAM部を検索するアドレス読み出しモード
    (CAMモード)か、前記送信チャネルの送信時刻を更
    新する書き込みモード(RAMモード)かを前記上位制
    御部によって切替えを行うことを特徴とするATM通信
    制御装置。
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