JP2000022716A - バックプレッシャ制御方法およびその装置 - Google Patents

バックプレッシャ制御方法およびその装置

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JP2000022716A
JP2000022716A JP20424798A JP20424798A JP2000022716A JP 2000022716 A JP2000022716 A JP 2000022716A JP 20424798 A JP20424798 A JP 20424798A JP 20424798 A JP20424798 A JP 20424798A JP 2000022716 A JP2000022716 A JP 2000022716A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、パケットメモリを有効利用してパ
ケット入力状況下でバックプレッシャの公平性を確保す
るバックプレッシャ制御装置を提供する。 【解決手段】 出力バッファ処理部50〜55に、パケ
ットを複数の固定長に分割しあらかじめパケットメモリ
に保存し連続的に入力する複数のページをカウントする
バックプレッシャカウンタを設ける。バックプレッシャ
カウンタを、初期設定として閾値を有した共有バックプ
レッシャカウンタおよび送信元に対応して設けた複数の
個別バックプレッシャカウンタにて構成する。入力した
ページを供給バックプレッシャカウンタにてカウント
し、閾値を越える場合に個別バックプレッシャカウンタ
にてカウントする。個別バックプレッシャカウンタの閾
値を越える場合は、送信元からのページに対し、転送制
限する。連続的に転送するページを救済しつつパケット
メモリの不足による受信影響を低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力されたパケッ
トを所定の宛先に出力するパケットスイッチのバックプ
レッシャ制御方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パケット交換機におけるバックプ
レッシャ制御方法としては、例えば特表平8−5045
54号公報に記載のように、バックプレッシャ制御の際
のスイッチ構成として、入力バッファおよび出力バッフ
ァを設け、非同期転送モード(Asyncronous
Transfer Mode;ATM)セルのように
固定長パケットに対してスイッチングをし、固定パケッ
ト長単位で出力バッファに対する入力制限をしている。
【0003】一方、特開平9−181740号公報に記
載のように、リソース管理用のマネージメントセルを用
い、ATMセルレベルでパケットの出力制限をする構成
も知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
表平8−504554号公報および特開平9−1817
40号公報に記載のように、従来のバックプレッシャ制
御方法では、パケットをATMセルにという固定長のパ
ケットに分割してバックプレッシャが実行されている状
況下において、パケットが考慮されずATMセルに対し
てバックプレッシャを実行することとなり、パケットを
構成する一部のATMセルが入力バッファで破棄される
ことでバックプレッシャを実行するおそれがある。この
ため、出力バッファ側、あるいは、パケットの再組立に
おいて、不完全なパケットに対する廃棄処理が必要とな
る問題がある。
【0005】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、パケットメモリを有効利用してパケット入力状況
下でバックプレッシャの公平性を確保するバックプレッ
シャ制御方法およびその装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のバックプ
レッシャ制御方法は、入力されたパケットを所定の宛先
に出力するパケットスイッチのバックプレッシャ制御方
法において、前記入力されたパケットのパケット長を共
有バックプレッシャカウンタにてあらかじめ設定された
閾値に基づいてカウントし、この共有バックプレッシャ
カウンタにてカウントしたパケット長が前記共有バック
プレッシャカウンタの閾値を越えた際に、個別バックプ
レッシャカウンタにてあらかじめ設定された閾値に基づ
いてパケット長をカウントするものである。
【0007】請求項2記載のバックプレッシャ制御方法
は、請求項1記載のバックプレッシャ制御方法におい
て、パケット長が個別バックプレッシャカウンタのあら
かじめ設定された閾値を越える場合には、パケットスイ
ッチへのパケットの入力を制限するものである。
【0008】請求項3記載のバックプレッシャ制御方法
は、請求項1または2記載のバックプレッシャ制御方法
において、個別バックプレッシャカウンタをパケットス
イッチにパケットを入力する複数の送信元に対応して設
けるものである。
【0009】請求項4記載のバックプレッシャ制御方法
は、請求項1ないし3のいずれか一に記載のバックプレ
ッシャ制御方法において、パケットを複数の固定長のペ
ージに分割し、この分割した複数のページをカウントし
てパケット長をカウントするものである。
【0010】請求項5記載のバックプレッシャ制御方法
は、請求項4記載のバックプレッシャ制御方法におい
て、パケットを構成する複数のページを所定の宛先に出
力させるスイッチ処理部に転送する際に、複数のページ
をパケットメモリに保存し、パケットメモリにパケット
を構成する全てのページが保存された後にスイッチ処理
部に連続的にページを転送するものである。
【0011】請求項6記載のバックプレッシャ制御装置
は、入力されたパケットを所定の宛先に出力するパケッ
トスイッチのバックプレッシャ制御装置において、閾値
を有し入力されたパケットのパケット長をカウントする
共有バックプレッシャカウンタと、閾値を有し前記共有
バックプレッシャカウンタにてカウントしたパケット長
が前記共有バックプレッシャカウンタの閾値を越えると
前記パケットのパケット長をカウントする個別バックプ
レッシャカウンタとを具備したものである。
【0012】請求項7記載のバックプレッシャ制御装置
は、請求項6記載のバックプレッシャ制御装置におい
て、個別バックプレッシャカウンタは、パケットスイッ
チにパケットを入力する複数の送信元に対応して複数設
けたものである。
【0013】請求項8記載のバックプレッシャ制御装置
は、請求項6または7記載のバックプレッシャ制御装置
において、パケットを複数の固定長のページに分割する
受信処理部を具備し、共有バックプレッシャカウンタお
よび個別バックプレッシャカウンタは、分割された複数
のページをカウントしてパケット長をカウントするもの
である。
【0014】請求項9記載のバックプレッシャ制御装置
は、請求項6ないし8のいずれか一に記載のバックプレ
ッシャ制御装置において、パケットを構成する複数のペ
ージを所定の宛先に出力するスイッチ処理部と、複数の
ページを保存するパケットメモリと、パケットメモリに
パケットを構成する全てのページが保存された後にスイ
ッチ処理部に連続的にページを転送するパケットメモリ
管理部とを具備したものである。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施の形態を示
すパケットスイッチの構成を、図面を参照して説明す
る。
【0016】図1は、本発明の一実施の形態を示すパケ
ットスイッチのブロック図である。
【0017】図1において、1はパケットスイッチで、
このパケットスイッチ1は、入力バッファ処理部40〜
45と出力バッファ50〜55とを一組とした複数のバ
ッファ処理部30〜35と、これら複数のバッファ処理
部30〜35の相互のデータを交信するスイッチ処理部
2とを備えている。また、バッファ処理部30〜35
は、それぞれパケットの入出力インターフェースを有
し、これら入出力インターフェースを介して種々の機能
を有したパケット処理部20〜25が接続されている。
【0018】そして、バッファ処理部30〜35の入力
バッファ処理部40〜45は、パケット処理部20〜2
5からパケットの入力インターフェースを介してパケッ
トおよびこのパケットの宛先となるバッファ処理部30
〜35の宛先番号が伝送される。さらに、このパケット
と宛先番号とを受信した入力バッファ処理部40〜45
は、受信したパケットを複数のページという固定長パケ
ットに分割し、出力インターフェースを介して宛先番号
とともにスイッチ処理部2に伝送する。
【0019】また、固定長パケットおよび宛先番号を受
信したスイッチ処理部2は、宛先番号に基づいて複数の
固定長パケットであるページを宛先のバッファ処理部3
0〜35の出力バッファ処理部50〜55にパケットの
入力インターフェースを介して転送する。そして、複数
のページを受信した出力バッファ処理部50〜55は、
受信したページからパケットを再生し、パケットの出力
インターフェースを介して再生したパケットをパケット
処理部20〜25に伝送する。
【0020】一方、出力バッファ処理部50〜55は、
複数のうちのいずれか特定の入力バッファ処理部40〜
45からパケットの入力制限を行う、すなわちバックプ
レッシャを行うため、常時入力制限情報をスイッチ処理
部2に出力する。
【0021】そして、スイッチ処理部2は、入力された
入力制限情報に基づいて、いずれの入力バッファ処理部
40〜45からパケットを制限するかを判断し、入力制
限情報を複数の入力バッファ処理部40〜45に出力制
限情報として常時出力する。このスイッチ処理部2から
入力される出力制限情報に基づいて、入力バッファ処理
部40〜45は、特定のバッファ処理部30〜35へペ
ージの転送を制限する。
【0022】次に、入力バッファ処理部40〜45の詳
細な説明を図2に示すブロック図を参照して説明する。
なお、各入力バッファ処理部40〜45は、同一の構成
であるため、入力バッファ処理部40について説明す
る。
【0023】入力バッファ処理部40は、この入力バッ
ファ処理部40に入力インターフェースを介してパケッ
ト処理部20に接続された受信処理部60を備えてい
る。そして、この受信処理部60には、ページ識別部6
2およびリード/ライト制御部63が接続されている。
この受信処理部60は、対応するパケット処理部20か
らパケットおよびパケットの宛先番号を受信すると、パ
ケットを複数のページという固定長パケットに分割し、
固定長パケットである複数のページおよび宛先番号をリ
ード/ライト制御部63とページ識別部62に出力す
る。
【0024】また、ページ識別部62には、リンクリス
ト管理部66およびフリーリスト管理部67を備えたパ
ケットメモリ管理部64とリンクヘッダ生成部68とが
接続されている。そして、ページ識別部62は、受信処
理部60からリード/ライト制御部63に出力されるペ
ージの入力通知を、このページがパケットのどの位置の
情報を含むものであるかを示す位置情報として、宛先番
号とともにパケットメモリ管理部64とリンクヘッダ生
成部68とに出力する。
【0025】一方、リード/ライト制御部63には、パ
ケットメモリ61およびパケットメモリ管理部64が接
続されているとともに、出力インターフェースを介して
スイッチ処理部2に接続されている。そして、リード/
ライト制御部63は、受信処理部60からページを受信
するとともにパケットメモリ管理部64からアドレスと
ライト制御信号を受信し、受信したページをパケットメ
モリ61に書き込んで保存する。さらに、リード/ライ
ト制御部63は、パケットメモリ管理部64からリード
制御信号とアドレスと宛先番号を受信し、これらの情報
を受信することによりパケットメモリ61に保存したペ
ージを読み出し、宛先番号とページとを出力インターフ
ェースを介してスイッチ制御部2に出力する。
【0026】また、パケットメモリ管理部64には、ペ
ージ識別部62、リード/ライト制御部63、リンクヘ
ッダ生成部68およびスイッチ処理部2とが接続されて
いるとともに、リンクメモリ65が接続されている。そ
して、パケットメモリ管理部64は、リード/ライト制
御部63によるパケットメモリ61とのページの読み出
しおよび書き込みのアドレス管理とタイミング制御とを
リード/ライト制御部63に対して行う。このパケット
メモリ61のアドレス管理は、パケットメモリ管理部6
4を構成するリンクリスト管理部66とフリーリスト管
理部67とが、リンクメモリ65を用いて管理する。ま
た、パケットメモリ管理部64は、リンクヘッダ生成部
68に対してスイッチ処理部2に送信すべきパケットが
存在するか否かを監視するとともに、スイッチ処理部2
から入力される出力制限情報に基づいてリンクヘッダ生
成部68からリンクヘッダ情報を読み出し、読み出しア
ドレスをリード・ライト制御部63に通知することで、
パケットメモリ61からスイッチ処理部2にパケットを
構成する複数のページを転送させる。
【0027】そして、フリーリスト管理部67は、ペー
ジ識別部62からページが入力されたことを通知される
と、パケットメモリ61にページを書き込むためのアド
レスをフリーリストから1つ読み出すとともに、この読
み出したアドレスをフリーリストから削除する。ここ
で、フリーリストとは、パケットメモリ61の空きのア
ドレスが順番に並べられたリストであり、これらアドレ
スはリンクメモリ65に保存される。
【0028】さらに、フリーリスト管理部67は、読み
出したアドレスを、ライトアドレスとしてリード/ライ
ト制御部63、リンクリスト管理部66、リンクヘッダ
生成部68に出力する。
【0029】一方、リンクリスト管理部66からアドレ
スが入力された場合、アドレスは空きのアドレスである
と判断し、フリーリスト管理部67はアドレスをフリー
リストの最後に追加してリンクメモリ65に保存する。
【0030】なお、フリーリストは、入力バッファ制御
部40の初期設定の際に生成し、パケットメモリ61の
全てのアドレスが1つのリンクとなるように保存され
る。
【0031】すなわち、図3に示すように、リンクメモ
リ65のアドレスであるa0〜anは、パケットメモリ
61のアドレスに対応させ、リンクメモリ65のa0の
位置にa1を保存し、リンクメモリ65のa1の位置に
a2を保存し、この保存を順次繰り返して全てのアドレ
スを関連付け、a0〜anまでの順番に並べられたフリ
ーリストを完成する。また、このフリーリストの最初と
最後とを識別するために、フリーヘッドポインタ91と
フリーテールポインタ92を設け、フリーヘッドポイン
タ91にa0を、フリーテールポインタ92にanを保
存する。
【0032】そして、フリーリスト管理部67がアドレ
スを出力する際、図4に示すように、フリーヘッドポイ
ンタ91に保存されているアドレスa0を出力するとと
もに、このフリーヘッドポインタ91が示すアドレスa
0に保存されているアドレスa1を読み出し、これをフ
リーヘッドポインタ91に保存して、フリーリストから
アドレスa0を削除する。
【0033】また、リンクリスト管理部66からフリー
リスト管理部67にアドレスが出力された場合、図5に
示すように、出力されたアドレスは、フリーリストにリ
ンクされていないアドレスが出力される。すなわち、図
4に示すように、アドレスa0がフリーリストにリンク
されていないので、このアドレスa0がリンクリスト管
理部66から通知される。このとき、フリーリスト管理
部67は、図5に示すように、フリーテールポインタ9
2が示すリンクメモリ65のアドレスanに、アドレス
anを書き込んだ後、フリーテールポインタ92にもア
ドレスa0を書き込み、フリーリストの最後にアドレス
a0を追加する。
【0034】このように、ページがパケットメモリ61
に書き込まれる毎にフリーヘッドポインタ91が更新さ
れ、逆にパケットメモリ61からページが読み出される
毎にフリーテールポインタ92が更新される。
【0035】そして、リンクリスト管理部66は、フリ
ーリスト管理部67から受け取ったアドレスと、ページ
識別部62から受け取ったページ入力の通知とから、パ
ケット毎にリンクリストを生成する。ここで、リンクリ
ストとは、フリーリスト管理部67から出力されたアド
レスと、ページ識別部62から通知されたパケットの位
置情報とを、出力された順序で並べられたリストであ
り、これらアドレスと位置情報とは、リンクメモリ65
において保存される。
【0036】また、リンクリスト管理部66は、リンク
ヘッダ生成部68からリンクヘッダ情報を受け取ると、
その中に指示されているパケットの宛先番号とスイッチ
処理部2からの出力制限情報とを比較することによりパ
ケットの転送が可能か否かを判断する。さらに、リンク
ヘッダ情報の中に含まれているアドレス情報から、その
パケットに対するリンクリストの最初の位置を確認す
る。そして、リンクメモリ65から、このパケットを構
成するページが保存されているアドレスを読み出し、こ
れらリードアドレスとして、宛先番号およびリード制御
信号と一緒にリード/ライト制御部63とフリーリスト
管理部67とに出力する。
【0037】そして、リンクヘッダ生成部68は、ペー
ジ識別部62からパケットを構成する最初のページが入
力されたことを通知されると、パケットメモリ管理部6
4のリンクリスト管理部66から出力されるアドレスを
リンクヘッドポインタ93に保存する。また、リンクヘ
ッダ生成部68は、ページ識別部62からパケットを構
成する最後のページが入力されたことを通知されると、
リンクヘッドポインタ93のアドレス情報と宛先番号と
をリンクヘッダ情報として宛先毎の送信キューに保存す
る。そして、パケットメモリ管理部64は、この宛先毎
の送信キューにリンクヘッダ情報が含まれているか否か
を判断し、リンクヘッダ情報が含まれていることを認識
すると、リンクヘッダ生成部68からリンクヘッダ情報
を読み出す。
【0038】仮に、特定の宛先番号に対して出力制限が
行われていたならば、パケットメモリ管理部64は、こ
の宛先の送信キューにリンクヘッダ情報が含まれたとし
ても、このリンクヘッダ情報を読み出すことなく、送信
キューに保存しておき、他の宛先に対する送信キューに
含まれているリンクヘッダ情報を読み出す。さらに、も
し、リンクヘッダ生成部68の特定の宛先に対する送信
キューが無くなったならば、パケットメモリ管理部64
は、受信処理部から転送されるこの宛先に対するページ
をパケットメモリ61に書き込むように制御を行わな
い。このため、ページをスイッチ処理部2に転送するこ
となく、出力制限情報によりパケットが廃棄されること
になる。
【0039】すなわち、例えばパケットが4ページから
構成され、フリーリスト管理部66からa1、a3、a
5、a7の順でパケットメモリ61の空きのアドレスが
提供される場合、パケットの最初のページが入力される
と、図6に示すように、リンクリスト管理部66とリン
クヘッダ生成部68とは、フリーリスト管理部67から
アドレスa1を受け取る。このとき、リンクヘッダ生成
部68は、このアドレスa1をリンクヘッドポインタ9
3に保存する。また、リンクリスト管理部66は、内部
に設定されたリンクテールポインタ94にこのアドレス
a1を保存するとともに、リンクメモリ65のアドレス
a1に入力されたページがパケットの最後か否かを示す
ラストビットを0として書き込む。
【0040】次に、同一のパケットの次のページが入力
されると、図7に示すように、リンクリスト管理部66
とリンクヘッダ生成部68は、フリーリスト管理部67
からアドレスa3を受け取る。このとき、リンクヘッダ
生成部68は、このアドレスa3を無視する。また、リ
ンクリスト管理部66は、リンクメモリ65のリンクテ
ールポインタ94に保存されているアドレスa1にアド
レスa3を保存し、アドレスa3にはラストビットを0
として書き込むとともに、リンクテールポインタ94を
アドレスa3に更新する。この時点で、{a1,a3}
のリンクリストが生成される。
【0041】同様に、アドレスa5が入力されると、図
8に示すように、リンクテールポインタ94がアドレス
a5に更新され、アドレスa3にはアドレスa5が保存
され、アドレスa5にはラストビットを0として書き込
まれ、結果として{a1,a3,a5}のリンクリスト
が生成される。
【0042】そして、パケットの最後のページが入力さ
れると、図9に示すように、リンクリスト管理部66と
リンクヘッダ生成部68とは、フリーリスト管理部67
からアドレスa7を受け取る。このとき、リンクヘッダ
生成部68は、このアドレスa7を無視するが、以前に
保存してあるリンクヘッダポインタ93の値であるアド
レスa1を宛先番号と組み合わせてリンクヘッダ情報と
して内部の宛先毎の送信キューに保存する。また、リン
クリスト管理部66は、リンクメモリ65のリンクテー
ルポインタ94に保存されているアドレスa5にアドレ
スa7を書き込み、アドレスa7にラストビットを1と
して書き込んでリンクテールポインタ94をアドレスa
7に更新する。この時点で、{a1,a3,a5,a
7}のリンクリストが生成される。
【0043】この図6ないし図9に示すようにパケット
メモリ61に蓄積されたパケットを読み出す場合、図1
0に示すように、パケットメモリ管理部64は、リンク
ヘッダ生成部68から送信キューに保存してあるリンク
ヘッダ情報からアドレスa1を読み出し、このアドレス
a1を内部のヘッダポインタ95に保存する。そして、
リンクリスト管理部66は、保存したアドレスa1をリ
ード/ライト制御部63とフリーリスト管理部67とに
転送し、パケットメモリ61からページをスイッチ処理
部2に転送するとともに、リンクメモリ65のアドレス
a1のラストビットの状態が0であると認識すると、こ
こに書き込まれているアドレスa3を取り出し、ヘッダ
ポインタ95を更新する。この時点で、このパケットに
関するリンクリストは{a3,a5,a7}となる。
【0044】さらに、リンクリスト管理部66は、同様
にリンクメモリ65のヘッダポインタ95に保存されて
いるアドレスa3の情報を取り出し、このアドレスa3
をリード/ライト制御部63とフリーリスト管理部67
とに転送し、パケットメモリ61からページをスイッチ
処理部2に転送するとともに、リンクメモリ65のアド
レスa3のラストビットの状態が0であると認識する
と、ここに書き込まれているアドレスa5を取り出し、
ヘッダポインタ95を更新する。
【0045】このように、ヘッダポインタ95の更新を
繰り返し、ラストビットの状態が1であると認識する
と、ヘッダポインタ95の更新を中止して上述の繰り返
し動作を終了し、結果として、パケットを構成する全て
のページがスイッチ処理部2に転送される。
【0046】次に、出力バッファ処理部50〜55の詳
細な説明を図11に示すブロック図を参照して説明す
る。なお、各出力バッファ処理部50〜55は、同一の
構成であるため、出力バッファ処理部50について説明
する。
【0047】出力バッファ処理部50は、この出力バッ
ファ処理部50に出力インターフェースを介してスイッ
チ処理部2に接続されたページ識別部70およびリード
/ライト制御部72を備えている。
【0048】また、ページ識別部70には、リンクリス
ト管理部66およびフリーリスト管理部67を備えたパ
ケットメモリ管理部64と、カウンタ制御部75と、リ
ンクヘッダ生成部78とが接続されている。そして、ペ
ージ識別部70は、スイッチ処理部2から出力されるペ
ージおよび送信元番号から、リード/ライト制御部72
に出力されるページの入力通知をこのページがパケット
のどの位置の情報を含んでいるのかを示す位置情報と送
信元番号として、パケットメモリ管理部73、カウンタ
制御部75およびリンクヘッダ生成部78に出力する。
【0049】一方、リード/ライト制御部72には、パ
ケットメモリ71、パケットメモリ管理部73および送
信処理部79が接続されている。そして、リード/ライ
ト制御部72は、スイッチ処理部2からページを入力す
るとともにパケットメモリ管理部73からアドレスとラ
イト制御信号とを入力すると、スイッチ処理部2から入
力したページをパケットメモリ71に書き込んで保存す
る。さらに、パケットメモリ管理部73からリード制御
信号とアドレスとが入力されると、パケットメモリ71
からページを読み出し、読み出したページを送信処理部
79に出力する。
【0050】また、パケットメモリ管理部73には、ペ
ージ識別部70、リード/ライト制御部72、リンクヘ
ッダ生成部78、リンクメモリ77、送信処理部79お
よびカウンタ制御部75に接続されたアカウントメモリ
76が接続されている。そして、パケットメモリ管理部
73は、リード/ライト制御部72によるパケットメモ
リ71とのページの読み出しおよび書き込みのアドレス
管理とタイミング制御とをリード/ライト制御部72に
対して行う。このパケットメモリ71のアドレス管理
は、パケットメモリ管理部73を構成するリンクリスト
管理部80とフリーリスト管理部81とが、リンクメモ
リ77を用いて管理する。また、パケットメモリ管理部
73は、送信処理部79にパケットを構成する複数のペ
ージを転送するため、送信処理部79からリンクヘッダ
情報を受信することにより、パケットメモリ71から複
数のページを読み出す際のタイミング制御をする。さら
に、パケットメモリ管理部73は、バックプレッシャ機
能とパケットメモリ71のアドレス管理との相関性を持
たせるために、アカウントメモリ76にリード/ライト
制御部72に対して出力したアドレスを出力するととも
に、この制御信号をカウンタ制御部7に出力する。
【0051】そして、フリーリスト管理部81は、入力
バッファ処理部40に設けられているフリーリスト管理
部67と同様の動作により、ページ識別部70からペー
ジが入力されたことを通知されると、パケットメモリ7
1にページを書き込むためのアドレスをフリーリストか
ら1つ読み出すとともに、この読み出したアドレスをフ
リーリストから削除する。ここで、フリーリストとは、
パケットメモリ71の空きのアドレスが順番に並べられ
たリストであり、これらアドレスはリンクメモリ77に
保存される。
【0052】さらに、フリーリスト管理部81は、読み
出したアドレスを、ライトアドレスとしてリード/ライ
ト制御部72、リンクリスト管理部80、リンクヘッダ
生成部78およびアカウントメモリ76に出力する。
【0053】一方、リンクリスト管理部80からアドレ
スが入力された場合、アドレスは空きのアドレスである
と判断し、フリーリスト管理部81はアドレスをフリー
リストの最後に追加してリンクメモリ77に保存する。
【0054】なお、フリーリストは、図3ないし図5に
示す入力バッファ制御部40と同様に、初期設定の際に
生成し、パケットメモリ71の全てのアドレスが1つの
リンクとなるように保存される。このアドレスをリンク
メモリ77に保存する方法は、入力バッファ処理部40
と同様であるため、説明を省略する。
【0055】そして、リンクリスト管理部80は、入力
バッファ処理部40と同様に、フリーリスト管理部81
から受け取ったアドレスと、ページ識別部70から受け
取ったページ入力の通知とから、パケット毎にリンクリ
ストを生成する。ここで、リンクリストとは、フリーリ
スト管理部81から出力されたアドレスと、ページ識別
部70から通知されたパケットの位置情報とを、出力さ
れた順序で並べられたリストであり、これらアドレスと
位置情報とは、リンクメモリ77において保存される。
【0056】また、リンクリスト管理部80は、送信処
理部79からリンクヘッダ情報を受け取ると、その中に
含まれているアドレス情報からそのパケットに対するリ
ンクリストの最初の位置を認識する。そして、リンクメ
モリ77から、このパケットを構成するページが保存さ
れているアドレスを読み出し、これらリードアドレスと
して、リード/ライト制御部72、フリーリスト管理部
81およびアカウントメモリ76に出力する。
【0057】さらに、リンクヘッダ生成部78は、ペー
ジ識別部70からパケットを構成する最初のページが入
力されたことを通知されると、パケットメモリ管理部7
3のリンクリスト管理部80から出力されるアドレスを
送信元番号毎のリンクヘッドポインタ93に保存する。
また、リンクヘッダ生成部78は、ページ識別部70か
らパケットを構成する最後のページが入力されたことを
通知されると、リンクヘッドポインタ93に保存された
アドレス情報をリンクヘッダ情報として送信処理部79
に出力する。
【0058】ここで、このリンクリストの生成方法は、
入力バッファ処理部40と同様であるため、説明を省略
する。なお、入力バッファ処理部40との相違点は、ペ
ージをパケットメモリ71から読み出す際、入力バッフ
ァ処理部40はリンクヘッダ情報がリンクヘッダ生成部
68から入力されるのに対し、出力バッファ処理部50
は送信処理部79から入力される点、スイッチ処理部2
から複数の入力バッファ処理部40〜45からページが
無秩序に入力されるため、リンクリストの生成に利用さ
れるリンクヘッドポインタ93および、リンクテールポ
インタ94が入力バッファ処理部40〜45の個数分必
要となる点である。
【0059】また、カウンタ制御部75には、バックプ
レッシャカウンタ74が接続されている。このバックプ
レッシャカウンタ74は、共有バックプレッシャカウン
タと、送信元番号毎の個別バックプレッシャカウンタと
を有している。そして、カウンタ制御部75からの指示
により、それぞれの共有バックプレッシャカウンタおよ
び個別バックプレッシャカウンタのカウント値をインク
リメントあるいはデクリメントとする。また、それぞれ
の共有バックプレッシャカウンタおよび個別バックプレ
ッシャカウンタは、あらかじめカウント値に対する閾値
が設定されており、カウント値がその閾値を越えた場合
にその状況をカウンタ監視部に通知する。
【0060】そして、カウンタ制御部75は、ページ識
別部70からページが入力されたことを通知される毎に
インクリメントするバックプレッシャカウンタを選択
し、そのバックプレッシャカウンタのカウント値をイン
クリメントするようにバックプレッシャカウンタ74に
指示する。さらに、ページがパケットメモリ71に書き
込まれる際、パケットメモリ管理部73から入力される
アドレスに対し、選択したバックプレッシャカウンタの
番号をアカウントメモリ76に書き込む。
【0061】また、カウンタ制御部75は、パケットメ
モリ管理部73からパケットメモリ71のページの読み
出しが指示されると、パケットメモリ管理部73から入
力されるアドレスに対し、アカウントメモリ76に保存
されているバックプレッシャカウンタの番号を読み出
し、その番号で指示されるバックプレッシャカウンタの
カウント値をデクリメントするようにバックプレッシャ
カウンタ74に指示する。
【0062】そして、ページが入力された際にカウンタ
制御部75が選択するバックプレッシャカウンタは、そ
のページの送信元に関わらず最初に共有バックプレッシ
ャカウンタを選択する。仮に、共有バックプレッシャカ
ウンタのカウント値が設定されている閾値を越えたこと
が通知されている場合には、入力したページの送信元の
個別バックプレッシャカウンタを選択する。そして、個
別バックプレッシャカウンタのカウント値が設定されて
いる閾値を越えていることを通知された場合、カウンタ
制御部75はその個別バックプレッシャカウンタに対す
る送信元に対して入力制限をするように入力制限情報を
スイッチ処理部2に出力する。
【0063】ここで、リンクメモリ77およびアカウン
トメモリ76のアドレスは、パケットメモリ71のアド
レスに一致している。すなわち、図12、図13に示す
ように、例えば、アドレスa0は、1つのページが保存
されるパケットメモリ71のアドレスを指すと共に、リ
ンクメモリ77および、アカウントメモリ76におい
て、そのページに対する付加情報が保存されているアド
レスを指す。付加情報とは、リンクメモリ77におい
て、アドレスa0で指定されるページが関連する次のペ
ージのアドレス情報を指し、アカウントメモリ76にお
いて、もし、アドレスa0で指定されるページが、パケ
ットの保存に利用されているなら、そのページがカウン
トされたバックプレッシャカウンタの番号を指す。図1
2は、ページが一度も入力されていないので、リンクメ
モリ77にはフリーリスト管理部81が管理するフリー
リストのみが生成されている。このフリーリストの最初
を表すフリーヘッドポインタ91にはアドレスa0がセ
ットされ、フリーリストの最後を表すフリーテールポイ
ンタ92にはアドレスa11がセットされ、リンクメモ
リ77の全てのアドレス、すなわちパケットメモリ71
の全てのアドレスが1つのリンクとして関係付けられて
いる。従って、例えば、アドレスa0で示されるパケッ
トメモリ71のページは、パケットの保存には利用され
ていないので、フリーページとして扱われ、そのアドレ
スに対し、リンクメモリ77は、そのページが関連する
ページのアドレスa1を保存し、また、アカウントメモ
リ76は、そのページがパケットの保存に利用されてい
ないので、そのアドレスが示すデータは、無効データと
して扱われる。
【0064】ここで、例えば5つのページから構成され
るパケットが出力バッファ処理部50に入力された場
合、図13に示すように、出力バッファ処理部50にペ
ージが入力される毎に、フリーリスト管理部81はフリ
ーリストからアドレスをa0,a1,a2,a3,a4
と取り出す。そして、これらアドレスはページをパケッ
トメモリ71に保存するためのライトアドレスとして利
用され、フリーヘッドポインタ91はアドレスa5に更
新される。また、パケットメモリ71には、取り出した
アドレスに5つのページが保存される。そして、リンク
メモリ管理部80は、リンクテールポインタ94を利用
して、ページが保存されたアドレスのリンクリストを生
成する。また、リンクヘッダ生成部78はリンクヘッド
ポインタ93にアドレスa0をセットし、アカウントメ
モリ76にはリンクリストに利用したアドレスに共有バ
ックプレッシャカウンタのカウンタ番号0が保存され
る。
【0065】そして、送信処理部79は、リンクヘッダ
生成部78からリンクヘッダ情報が入力されると、内部
の処理状況に応じてパケットメモリ71からパケットを
読み出すために、リンクヘッダ情報をパケットメモリ管
理部73に出力する。この後、パケットメモリ71から
入力される複数のページからパケットの再組立をしてパ
ケット処理部20に出力する。
【0066】次に、上記一実施の形態の動作を説明す
る。
【0067】まず、パケット処理部20〜25からパケ
ットとその宛先番号を受け取った入力バッファ処理部4
0〜45は、内部の受信処理部60において複数のペー
ジという固定パケットに分割して、これをリード/ライ
ト制御部63とページ識別部62に伝える。
【0068】そして、ページ識別部62は、ページが入
力されたことをリンクヘッダ生成部68およびパケット
メモリ管理部64に伝える。さらに、パケットメモリ管
理部64は、そのページをパケットメモリ61に保存す
るために、パケットメモリ61の空きのアドレスをリー
ド/ライト制御部63に伝える。そして、リード/ライ
ト制御部63は、受け取ったページを、パケットメモリ
管理部64から供給されるアドレスに書き込む。
【0069】この動作は、リード/ライト制御部63に
入力される全てのページに対して繰り返され、その間、
パケットメモリ管理部64は、パケットを構成するペー
ジが書き込まれたパケットメモリ61のアドレスをリン
クリストとしてリンクメモリ65に保存し、リンクヘッ
ダ生成部68ではそのパケットを構成するする先頭のペ
ージが書き込まれたアドレスを記録する。そして、パケ
ットを構成する最後のページが書き込まれると、リンク
ヘッダ生成部68は、パケットの先頭ページのアドレス
を、リンクヘッダ情報として、宛先毎に用意された送信
キューに保存する。
【0070】また、パケットメモリ管理部64は、リン
クヘッダ生成部68の送信キューを監視し、その中にリ
ンクヘッダ情報を発見すると、そのリンクヘッダ情報に
記録されているアドレスからリンクメモリ65に保存さ
れているリンクリストの先頭のアドレス、すなわちパケ
ットメモリ61に保存されているパケットの先頭ページ
のアドレスを認識する。そして、このアドレスを利用し
て、パケットメモリ61からパケットの全ページの読み
出しを行うために、リンクメモリ65からパケットを構
成するページが書き込まれたパケットメモリ61のアド
レスをリンクリストの順番に従って取り出し、これを宛
先番号と一緒にリード/ライト制御部63に供給する。
【0071】さらに、リード/ライト制御部63では、
パケットメモリ61からページを読み出し、宛先番号と
一緒にこのページをスイッチ処理部2に供給する。この
間、読み出しに利用したアドレスは再び、パケットメモ
リ管理部64において、パケットメモリ61の空きのア
ドレスとして管理され、他のパケットの入力において再
利用可能となる。
【0072】このように、入力バッファ処理部40〜4
5は、パケットメモリ61にパケットを構成する全ての
ページが一度保存された後、スイッチ処理部2にパケッ
トが供給される。また、パケットメモリ61のライト処
理とリード処理は交互に実行されることによって、両方
の動作は独立に実行することができる。
【0073】また、入力バッファ処理部40〜45から
ページと宛先番号を受け取ったスイッチ処理部2は、そ
の宛先番号から、その宛先となる出力バッファ処理部5
0〜55を決定し、その決定された出力バッファ処理部
50〜55に対して、受け取ったページと、そのページ
を出力した入力バッファ処理部40〜45を識別可能な
送信元番号とを出力する。
【0074】そして、スイッチ処理部2からページと送
信元番号とを入力した出力バッファ処理部50〜55
は、これをリード/ライト制御部72とページ識別部7
0に伝える。この後、ページ識別部70は、ページが入
力されたことをリンクヘッダ生成部78、カウンタ制御
部75およびパケットメモリ管理部73に伝える。ま
た、パケットメモリ管理部73は、そのページをパケッ
トメモリ71に保存するために、パケットメモリ71の
空きのアドレスをリード/ライト制御部72に伝える。
そして、リード/ライト制御部72は、入力されたペー
ジをパケットメモリ管理部73から供給されるアドレス
に書き込む。
【0075】この動作は、送信元番号ごとに実行するこ
とで、複数の入力バッファ処理部40〜45からのペー
ジ入力に対応させ、リード/ライト制御部生72に入力
される全てのページに対して繰り返される。その間、パ
ケットメモリ管理部73は、パケットを構成するページ
が書き込まれたパケットメモリ71のアドレスをリンク
リストとしてリンクメモリ77に保存し、リンクヘッダ
生成部78では、そのパケットを構成するする先頭のペ
ージが書き込まれたアドレスを記録する。
【0076】また、カウンタ制御部75では、入力した
ページをカウントするバックプレッシャカウンタ74に
設けられているカウンタを指定して、そのカウント値を
インクリメントするとともに、アカウントメモリ76を
利用して、パケットメモリ71に保存したページのアド
レスに対してカウント値のインクリメントを指定したバ
ックプレッシャカウンタの番号を関連づけて保存する。
そして、パケットを構成する最後のページが書き込まれ
ると、リンクヘッダ生成部68は、パケットの先頭ペー
ジのアドレスをリンクヘッダ情報として送信処理部79
に供給する。
【0077】さらに、リンクヘッダ生成部78から、リ
ンクヘッダ情報を受け取った送信処理部79は、内部の
処理状況に応じてパケットメモリ71からパケットを読
み出すために、このリンクヘッダ情報をパケットメモリ
管理部73に供給する。そして、パケットメモリ処理部
73がリンクヘッダ情報を受け取ると、そのリンクヘッ
ダ情報に記録されているアドレスからリンクメモリ77
に保存されているリンクリストの先頭のアドレス、すな
わちパケットメモリ71に保存されているパケットの先
頭ページのアドレスを認識する。そして、このアドレス
を利用して、パケットメモリ71からパケットを構成す
る全ページの読み出しを行うために、リンクメモリ77
からパケットを構成するページが書き込まれたパケット
メモリ71のアドレスをリンクリストの順番に従って取
り出し、これをリード/ライト制御部72に供給する。
【0078】また、リード/ライト制御部72では、こ
のアドレスでパケットメモリ71からページを読み出
し、これを送信処理部79に供給する。この動作は、1
つのパケットに対し、リンクリストで関連付けられてい
る複数のアドレスが全て取り出されるまで繰り返され
る。この間、読み出しに利用したアドレスは、再び、パ
ケットメモリ管理部64において、パケットメモリ61
の空きのアドレスとして管理され、他のパケットの入力
において再利用可能となる。
【0079】一方、カウンタ制御部75では、読み出し
に利用したアドレスに関し、以前、ページが保存される
ときに関連づけたカウンタ番号をアカウントメモリ76
から読み出し、そのカウンタ番号に対するバックプレッ
シャカウンタ74のカウント値をデクリメントするよう
にバックプレッシャカウンタ74に指示する。
【0080】そして、リード/ライト制御部72からペ
ージを受け取った送信処理部79は、パケットの再組立
を行い、これをパケット処理部20〜25に供給する。
【0081】このように、出力バッファ処理部50〜5
5は、パケットメモリ71にパケットを構成する全ての
ページが一度保存された後、パケット処理部20〜25
にパケットを供給する。また、パケットメモリ71のラ
イト処理とリード処理は交互に実行されることによっ
て、両方の動作は独立に実行することができる。
【0082】そして、バックプレッシャカウンタ74
は、共有バックプレッシャカウンタと複数の入力バッフ
ァ処理部40〜45に対応した個別バックプレッシャカ
ウンタを用意する。また、それぞれのカウンタは、あら
かじめそのカウント値に対する閾値を設定し、カウント
値がその閾値を超えた場合、その状況をカウンタ監視部
75に通知するようにする。ここで、設定する閾値は、
次のような関係において制限される。
【0083】 PM1max > BP0 + SUM(BPn) (n=1 〜 N)(1) BP0 + BPn > PSmax (2) PMmax: パケットメモリの最大保存ページ数 BP0: 共有バックプレッシャカウンタの閾値 BPn: 個別バックプレッシャカウンタの閾値 PSmax: 1つの送信元から入力されるページの最大
レートを考慮したページ数 n: 個別バックプレッシャカウンタの番号 N: 出力バッファ処理部の合計数
【0084】このため、送信元毎に個別のバックプレッ
シャカウンタのみを用意したものと比較して、パケット
メモリ71の容量を小さくすることができる。すなわ
ち、上記実施の形態では、各個別バックプレッシャカウ
ンタの閾値は、個別のバックプレッシャカウンタのみを
用意したものと比較して小さくすることが可能だからで
ある。このように、個別のバックプレッシャカウンタの
みを用意した場合、1つの送信元から入力されるパケッ
トの最大レートを考慮して閾値を決定するため、個別の
バックプレッシャカウンタの閾値を大きくする必要があ
る。これは、必然的にパケットメモリ71を大きくする
要因となる。すなわち、個別のバックプレッシャカウン
タのみ用意した場合、以下の関係になる。
【0085】 PMmax > SUM(BPn) (n=1〜N) (3) BPn > PSmax (4)
【0086】上述したように、共有バックプレッシャカ
ウンタを用意して、その閾値を個別バックプレッシャカ
ウンタが共用することで、個別バックプレッシャカウン
タの閾値を低めに抑えることを可能にしている。すなわ
ち、閾値の合計が小さい分、パケットメモリ71の容量
を低くすることができる。
【0087】また、ページが入力されたとき、カウンタ
制御部75は、そのページを出力した入力バッファ処理
部40〜45に関わらず、まず、最初に共有バックプレ
ッシャカウンタを選択する。したがって、出力バッファ
処理部50〜55に入力するページの量が少ない場合
は、ほとんどがこの共有バックプレッシャカウンタでペ
ージがカウントされる。
【0088】そして、仮に、共有バックプレッシャカウ
ンタのカウント値が設定されている閾値を超えた場合、
そのとき入力されるページは、そのページを出力した入
力バッファ処理部40〜45に対して用意された個別バ
ックプレッシャカウンタを選択し、ページ数をカウント
することになる。そしてさらに、個別バックプレッシャ
カウンタのカウント値が設定されている閾値を超えた場
合、カウンタ制御部75は、その個別バックプレッシャ
カウンタに対応する入力バッファ処理部40〜45に対
して入力制限をするように、入力制限情報をスイッチ処
理部2に供給する。
【0089】また、スイッチ処理部2では、出力バッフ
ァ処理部50〜55から入力制限を受けた入力バッファ
処理部40〜45に対し出力制限情報を出力する。この
出力制限情報を受け取った入力バッファ処理部40〜4
5は、出力制限を指示している出力バッファ処理部50
〜55宛ての送信キューにリンクヘッダ情報が保存され
ていたとしても、読み出しを行わない。すなわち、出力
制限を指示している出力バッファ処理部50〜55に対
しページの転送を行わない。したがって、この動作によ
り、パケットレベルでのバックプレッシャを可能にして
いる。
【0090】なお、出力バッファ処理部50〜55は、
常にパケットメモリ71から1パケット分のページが蓄
積された後に、ページの読み出しを行っているため、カ
ウンタ制御部75は、1つのパケットを構成する複数の
ページのカウントに利用するカウンタが異なることがあ
る。しかしながら、リンクリストによってページの保存
されているアドレスを管理し、バックプレッシャカウン
タのカウント値とは無関係のため、パケットメモリ71
からのページの読み出しには影響を与えない。
【0091】また、共有バックプレッシャカウンタのカ
ウント値が閾値を下回っているにもかかわらず、個別バ
ックプレッシャカウンタのカウント値が閾値を上回る状
況を発生させることができる。これは、バックプレッシ
ャの要因となったパケットがパケットメモリ71から読
み出されて処理されるまで、バックプレッシャを継続
し、他の入力バッファ処理部40〜45から入力された
ページの処理に対して与える影響を低く押さえることが
できる。
【0092】
【発明の効果】本発明は、入力されたパケットを分割し
たページを、共有バックプレッシャカウンタと送信元の
パケットメモリに対応した個別バックプレッシャカウン
タとの2種類にてカウントするため、共有バックプレッ
シャカウンタによる閾値を個別バックプレッシャカウン
タが共有するので、個別バックプレッシャカウンタの閾
値が低めに設定でき、閾値の合計が小さく設定でき、パ
ケットメモリの容量を低く設定できるので、パケットメ
モリを大きくすることなくバックプレッシャ機能が得ら
れる。
【0093】また、共有バックプレッシャカウンタと送
信元に対応した個別バックプレッシャカウンタにてバッ
クプレッシャカウンタを構成し、通常は共有バックプレ
ッシャカウンタを用いてカウントするので、ある特定の
パケットメモリからパケット長の長いパケットが入力さ
れても、連続して到着するページに対応でき、比較的小
さいパケットメモリでもバックプレッシャ機能を得るこ
とができる。
【0094】そして、パケットを一旦パケットメモリに
保存した後に、パケットを構成する複数のページを出力
側に転送するかを判断するため、パケット単位でバック
プレッシャができる。
【0095】さらに、入力側のパケットメモリに対応し
て出力側に個別のバックプレッシャカウンタを設けるた
め、特定の入力側のパケットメモリからのパケットに対
してバックプレッシャを実行できる。
【0096】また、パケットをページという固定長のパ
ケットとして分割し、パケットスイッチの出力側でパケ
ット単位での入力ではなく、複数の入力側からページ単
位で入力できるため、1つの入力側からのパケット長の
大きなパケットによって、スイッチが占有されることな
く、複数の入力側からパケットを同時に入力できるの
で、高速なパケットスイッチングによるパケット単位で
のバックプレッシャができる。
【図面の簡単な読明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すパケットスイッチ
のブロック図である。
【図2】同上入力バッファ処理部の構成を示すブロック
図である。
【図3】同上入力バッファ処理部での全てのアドレスを
1つのリンクにして保存する状況を示す説明図である。
【図4】同上入力バッファ処理部での全てのアドレスを
1つのリンクにして保存する状況を示す説明図である。
【図5】同上入力バッファ処理部での全てのアドレスを
1つのリンクにして保存する状況を示す説明図である。
【図6】同上入力バッファ処理部でのリンクリストの生
成状況を示す説明図である。
【図7】同上入力バッファ処理部でのリンクリストの生
成状況を示す説明図である。
【図8】同上入力バッファ処理部でのリンクリストの生
成状況を示す説明図である。
【図9】同上入力バッファ処理部でのリンクリストの生
成状況を示す説明図である。
【図10】同上入力バッファ処理部でのパケットメモリ
に蓄積したパケットを読み出した際のリンクリストの状
況を示す説明図である。
【図11】同上出力バッファ処理部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図12】同上出力バッファ処理部でのリンクメモリ、
アカウントメモリおよびパケットメモリの関係を示す説
明図である。
【図13】同上出力バッファ処理部にパケットが入力さ
れた際の状況を示す説明図である。
【符号の説明】
1 パケットスイッチ 2 スイッチ処理部 20〜25 パケット処理部 30〜35 バッファ処理部 40〜45 入力バッファ処理部 50〜55 出力バッファ処理部 60 受信処理部 61,71 パケットメモリ 62,70 ページ処理部 63,72 リード/ライト制御部 64,73 パケットメモリ管理部 65,77 リンクメモリ 66,80 リンクリスト管理部 67,81 フリーリスト管理部 68,78 リンクヘッダ生成部 74 バックプレッシャカウンタ 75 カウンタ制御部 76 アカウントメモリ 79 送信処理部 91 フリーヘッドポインタ 92 フリーテールポインタ 93 リンクヘッドポインタ 94 リンクテールポインタ 95 ヘッダポインタ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたパケットを所定の宛先に出力
    するパケットスイッチのバックプレッシャ制御方法にお
    いて、 前記入力されたパケットのパケット長を共有バックプレ
    ッシャカウンタにてあらかじめ設定された閾値に基づい
    てカウントし、 この共有バックプレッシャカウンタにてカウントしたパ
    ケット長が前記共有バックプレッシャカウンタの閾値を
    越えた際に、個別バックプレッシャカウンタにてあらか
    じめ設定された閾値に基づいてパケット長をカウントす
    ることを特徴とするバックプレッシャ制御方法。
  2. 【請求項2】 パケット長が個別バックプレッシャカウ
    ンタのあらかじめ設定された閾値を越える場合には、パ
    ケットスイッチへのパケットの入力を制限することを特
    徴とする請求項1記載のバックプレッシャ制御方法。
  3. 【請求項3】 個別バックプレッシャカウンタをパケッ
    トスイッチにパケットを入力する複数の送信元に対応し
    て設けることを特徴とする請求項1または2記載のバッ
    クプレッシャ制御方法。
  4. 【請求項4】 パケットを複数の固定長のページに分割
    し、この分割した複数のページをカウントしてパケット
    長をカウントすることを特徴とする請求項1ないし4の
    いずれか一に記載のバックプレッシャ制御方法。
  5. 【請求項5】 パケットを構成する複数のページを所定
    の宛先に出力させるスイッチ処理部に転送する際に、 複数のページをパケットメモリに保存し、 パケットメモリにパケットを構成する全てのページが保
    存された後にスイッチ処理部に連続的にページを転送す
    ることを特徴とする請求項4記載のバックプレッシャ制
    御方法。
  6. 【請求項6】 入力されたパケットを所定の宛先に出力
    するパケットスイッチのバックプレッシャ制御装置にお
    いて、 閾値を有し入力されたパケットのパケット長をカウント
    する共有バックプレッシャカウンタと、 閾値を有し前記共有バックプレッシャカウンタにてカウ
    ントしたパケット長が前記共有バックプレッシャカウン
    タの閾値を越えると前記パケットのパケット長をカウン
    トする個別バックプレッシャカウンタとを具備したこと
    を特徴とするバックプレッシャ制御装置。
  7. 【請求項7】 個別バックプレッシャカウンタは、パケ
    ットスイッチにパケットを入力する複数の送信元に対応
    して複数設けたことを特徴とした請求項6記載のバック
    プレッシャ制御装置。
  8. 【請求項8】 パケットを複数の固定長のページに分割
    する受信処理部を具備し、 共有バックプレッシャカウンタおよび個別バックプレッ
    シャカウンタは、分月された複数のページをカウントし
    てパケット長をカウントすることを特徴とした請求項6
    または7記載のバックプレッシャ制御装置。
  9. 【請求項9】 パケットを構成する複数のページを所定
    の宛先に出力するスイッチ処理部と、 複数のページを保存するパケットメモリと、 パケットメモリにパケットを構成する全てのページが保
    存された後にスイッチ処理部に連続的にページを転送す
    るパケットメモリ管理部とを具備したことを特徴とする
    請求項6ないし8のいずれか一に記載のバックプレッシ
    ャ制御装置。
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