JP3435244B2 - 通信制御装置 - Google Patents

通信制御装置

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JP3435244B2
JP3435244B2 JP01718695A JP1718695A JP3435244B2 JP 3435244 B2 JP3435244 B2 JP 3435244B2 JP 01718695 A JP01718695 A JP 01718695A JP 1718695 A JP1718695 A JP 1718695A JP 3435244 B2 JP3435244 B2 JP 3435244B2
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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
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  • Communication Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に広帯域ISDN
(以下B-ISDN(Broadband aspects of ISDN) と記す)で
の非同期転送モード(以下ATM(Asynchronous Trandfer
Mode) と記す)に用いられる通信制御装置に関し、特
に、複数の仮想回線の中から優先制御判定により、送出
する仮想回線を決定する通信制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ATM通信制御装置では、特定の仮想回
線のフレームをセルと呼ばれる一定の長さのデータに分
割し、その実効転送容量を調整するため非同期転送を行
いセル間隔を制御する。このセルとセルの間には、同様
の制御を用いた他の仮想回線のセルや未使用時の空きセ
ルが埋められる。
【0003】このため、このATM通信制御装置では、
次に送出すべきセルが存在するか、若しくは、どの仮想
回線のセルを送出するかを決定するための送出判定機能
が必要となる。従来の通信制御装置では以下に説明する
ようにして、この送出判定機能を実現していた。
【0004】図4は、従来の通信制御装置における送出
判定機能の第1の例を示した図である。この例では、各
仮想回線をセル送出の最大速度(ピークセルレート:以
下PCRと略す)によりグループ化し、このグループ化
された仮想回線の中から送出判定を行う定期的判定手段
101〜104を有している。この複数の定期的判定手
段101〜104のそれぞれには、送出するセルを有す
る仮想回線101a〜101d,102a,103a〜
103cがキューイングされる。即ち、仮想回線101
a〜101dは等しいPCRであり、これらがPCR#
1の定期的判定手段101にキューイングされている。
102a,103a〜103cも同様に、それぞれPC
R#2の定期的判定手段102、及びPCR#3の定期
的判定手段103にキューイングされる。
【0005】送出する仮想回線の決定にあたっては、定
期的判定手段101〜104の中から優先度に応じて1
つの手段が選択され、その手段の先頭ポインタの指す仮
想回線に設定された送出許可時刻と送出判定時刻(現在
時刻)を比較する。送出許可時刻が送出判定時刻であっ
た場合には送出する仮想回線として決定し、そうでなか
った場合には、その仮想回線に設定されたポインタを基
に次の仮想回線に対する送出判定へと移る。この検索が
定期的判定手段の持つ末尾ポインタの仮想回線まで達し
た場合には、次の定期的判定手段の検索へと移る。この
ようにして、第1の従来例では、等しいPCRごとに各
仮想回線をキューイングさせることによりセルの送出を
決定している。
【0006】次に、従来の通信制御装置における送出判
定機能の第2の例を図5に示す。この例では送出時刻ご
とに各仮想回線をキューイングさせる時刻テーブルを有
しており、この時刻テーブルは、各送出時刻における出
力可能な仮想配線の先頭ポインタと末尾ポインタとを有
している。時刻テーブルへの登録は、所定の送出時刻に
他の仮想配線の登録がない場合には、仮想配線を所定の
送出時刻におけるの先頭ポインタと末尾ポインタに登録
する。また、所定の送出時刻に他の仮想配線の登録があ
る場合には、末尾ポインタに該当する仮想配線の後にキ
ューイングさせ、末尾ポインタを更新する。
【0007】セル送出決定に当たっては、時刻管理手段
の時刻テーブルから送出判定時刻(現在時刻)のキュー
を選択し、そのキューイングの最初の仮想回線から順番
にセルを送出していく。このようにして、第2の従来例
では、時刻ごとに各仮想回線をキューイングさせること
によりセルの送出を決定している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
通信制御装置では、第1の方法若しくは第2の方法が用
いられていたが次の欠点があった。
【0009】一般に、セルの送出方法の種類には、常に
一定速度(例えば、PCR)でセルを送出するCBR
(constant Bit Rate)、PCRでのバースト的な送出レ
ートとPCR以下の平均的な送出レートを時間的に制御
しながら送出するVBR(variable Bit Rate)、PCR
と送出する最低の送出レートMCR(Minimum cell Rat
e)を守り回線の使用状況に基づいて時間的に送出レート
を変化させるABR(Available Bit Rate) などがあ
る。特に、CBRやVBRでは音声や動画等を扱うため
セル間隔の広がり(最大セル間隔)を最小限に抑える必
要があり、また、ABRでは最大セル間隔であるMCR
を守る必要があるため、従来のそれぞれの送出方法で
は、次の問題が発生する。
【0010】第1の方法を用いた装置では、定期的判定
手段にキューイングされた仮想回線を順次送出判定して
いくため、選択された定期的判定手段の前方にキューイ
ングされた仮想回線が優先的に送出される。そのため、
非選択の定期的判定手段にキューイングされた仮想回線
やキューイングの後方に接続された仮想回線は、送出許
可時刻は満たしていても送出判定が行われないため、実
際の送出時刻が遅れ、最大セル間隔を守れなくなるとい
う問題があった。例えば情報が音声や動画像等の場合に
最大セル間隔を守られないと、情報が遅延したり、正確
に伝達できない等の不都合を生じ得る。
【0011】また、優先度に応じてキューイングを変更
したり、送出優先度の高い仮想回線専用の定期的判定手
段を設ける方法も考えられるが、キューイングの変更処
理のためのオーバヘッドの増加による性能低下や、優先
度の高い定期的判定手段への選択の偏りによる性能低下
が懸念される。
【0012】第2の方法を用いた装置では、各送出許可
時刻毎に仮想回線がキューイングされるため、第1の方
法と同様にキューイングの前方にある仮想回線が優先さ
れるという問題がある。また、ある特定の送出許可時刻
にキューイングされた仮想回線が多数ある場合には、そ
の処理に時間を要し、別の送出許可時刻の仮想回線の送
出が遅くなってしまうため同様に、最大セル間隔を守ら
れない場合が生じ得る。
【0013】本発明は、上記問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは最大セル間隔を抑
え、複数の仮想回線に対して同等の送出判定処理を可能
にする通信制御装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
第1の発明の特徴は、複数の仮想回線に対してデータを
送出する送出許可時刻を設定し、その送出許可時刻に基
づいてデータを送出する仮想回線を決定する非同期通信
に用いられる通信制御装置において、送出可能なデータ
を有する前記複数の仮想回線に設定された前記送出許可
時刻と送出判定となる時刻とを同時に比較し、比較結果
信号を生成する時刻比較手段と、この時刻比較手段にて
生成された比較結果信号を各仮想回線ごとに保持し、ク
リア信号の入力により所定の仮想回線の前記保持した比
較結果信号を消去するフラグ保持手段と、このフラグ保
持手段に保持された比較結果信号であって、前記送出判
定時刻にて送出可能な比較結果信号が複数存在する場合
に、前記複数の仮想回線ごとに有する書き替え可能な優
先フラグに基づいて前記比較結果信号に該当する仮想回
線に対して優先判定を行い、送出する1つの仮想回線を
決定し、この決定した仮想回線の比較結果信号を消去さ
せるクリア信号を前記フラグ保持手段に出力する優先判
定手段とを備えることである。
【0015】また、第2の発明の特徴は、複数の仮想回
線に対してデータを送出する送出許可時刻を設定し、そ
の送出許可時刻に基づいてデータを送出する仮想回線を
決定する非同期通信に用いられる通信制御装置におい
て、送出可能なデータを有する前記複数の仮想回線に設
定された前記送出許可時刻と送出判定となる時刻とを同
時に比較し、比較結果信号を生成する時刻比較手段と、
この時刻比較手段にて生成された比較結果信号を加算し
ながら各仮想回線ごとに保持し、クリア信号の入力によ
り所定の仮想回線の前記保持した比較結果信号を消去す
る第1のフラグ保持手段と、クリア信号の入力により所
定の仮想回線の保持した比較結果信号を消去し、全ての
前記比較結果信号が消去された場合には、前記第1のフ
ラグ保持手段にて保持された仮想回線の比較結果信号を
入力し、前記第1のフラグ保持手段に保持された全ての
比較結果信号を消去する信号を出力する第2のフラグ保
持手段と、前記第1のフラグ保持手段及び第2のフラグ
保持手段に保持された比較結果信号であって、前記送出
判定時刻にて送出可能な比較結果信号が複数存在する場
合に、前記複数の仮想回線ごとに有する書き替え可能な
優先フラグに基づいて前記比較結果信号に該当する仮想
回線に対して優先判定を行い、送出する1つの仮想回線
を決定し、この決定した仮想回線の比較結果信号を消去
させるクリア信号を前記第1のフラグ保持手段若しくは
第2のフラグ保持手段に出力する優先判定手段とを備え
ることである。
【0016】ここで、前記第1の発明及び第2の発明に
おける前記優先フラグは、送出するセルレートの種類に
基づいて決定することが好ましい。
【0017】また、前記第1の発明及び第2の発明にお
ける前記優先フラグは、送出するセルの時間的なレート
変化に応じて変化することができることが好ましい。
【0018】また、前記第1の発明及び第2の発明で
は、前記時刻比較手段は、送出可能なデータを有する前
記複数の仮想回線に設定された送出許可時刻と送出判定
となる時刻とを同時に比較するのにCAM(Content-Add
ressable Memory)を用いることが好ましい。
【0019】また、第2の発明における前記時刻比較手
段は、1セル周期ごとに更新された送出判定となる時刻
を入力し、この送出判定となる時刻と送出可能なデータ
を有する前記複数の仮想回線に設定された前記送出許可
時刻とを同時に比較し、比較結果信号を生成することが
好ましい。
【0020】
【作用】前記第1の発明によれば、時刻比較手段にて送
出可能なデータを有する前記複数の仮想回線に設定され
た送出許可時刻と送出判定となる時刻とを同時に比較す
るようにしているので、複数の仮想回線に対して同等の
送出判定処理を行うことができる。また、実際の送出時
刻が遅れてしまう問題や、最大セル間隔を守れなくなる
という問題を回避することができるのである。
【0021】また、優先フラグを用いているので、優先
度の高いものから出力することができるため、最大セル
間隔を抑え、複数の仮想回線に対して同等の送出判定処
理を可能にすることができるのである。
【0022】また、前記第2の発明によれば、2つのフ
ラグ保持手段を備えているので、特定の送出時刻で競合
する仮想回線の処理が長引く際には、その時刻以降に送
出可能な仮想回線の判定結果を第1フラグ保持手段に保
持し、第1フラグ保持手段内で優先度の高い仮想回線を
第2フラグ保持手段内の仮想回線より優先的に送出決定
させることができるのである。
【0023】また、第2の発明では、2つのフラグ保持
手段を備えているため、セル周期ごとに更新された送出
判定となる時刻を入力することができる。これにより、
送出判定時刻の遅延を回避できるので最大セル間隔を抑
えることができるのである。
【0024】また、第1の発明及び第2の発明では、前
記優先フラグを送出するセルレートの種類、すなわち、
CBR,VBR,ABRに基づいて決定すれば、これら
は情報の種類や、データ発生のバースト性等を考慮して
決定されることから、より効率良くデータを送出するこ
とができるので、最大セル間隔を抑えることができるの
である。
【0025】また、第1の発明及び第2の発明では、優
先フラグは送出するセルの時間的なレート変化に応じた
フラグを用いれば、同時刻に送出可能な仮想配線が複数
あったため送出が遅くなった仮想回線に対して優先フラ
グにより次回送出時の優先度を上げ、他の仮想回線との
次回送出時刻での競合時に優先的に送出決定することが
できるため、さらに最大セル間隔を抑えることができる
のである。
【0026】また、第1の発明及び第2の発明における
時刻比較手段に、送出可能なデータを有する前記複数の
仮想回線に設定された送出許可時刻と送出判定となる時
刻とを同時に比較するのにCAM(Content-Addressable
Memory)を用いれば、送出判定時刻と全ての仮想回線許
可時刻とを同時に比較することができる。これにより、
逐次検索する従来法のように非選択の定期的判定手段に
キューイングされた仮想回線やキューイングの後方に接
続された仮想回線は送出許可時刻は満たしていても送出
判定が行われないため、実際の送出時刻が遅れてしまう
という問題や、最大セル間隔を守れなくなるという問題
を回避することができるのである。
【0027】
【実施例】以下に本発明に係る通信制御装置の実施例を
図面を参照しながら説明する。
【0028】第1実施例 図1は、本発明に係る通信制御装置の第1の実施例を示
す。時刻比較手段1は、各仮想回線の送出許可時刻を格
納する送出許可時刻格納部7を備えており、図示しない
送出判定時刻発生手段からの送出判定時刻と送出許可時
刻格納部7に格納された全ての仮想回線許可時刻とを同
時に比較し、送出判定時刻と送出許可時刻の一致した複
数の仮想回線の出力Pa,Pb,…Px(a,b,…,
xは、0〜nのいずれかの値)に一致信号を出力する。
【0029】ここで、送出許可時刻格納部7は、例えば
図2のように仮想回線処理数n個のワードを持つ送出許
可時刻mビットのCAM(Content-addressable memory)
の構成を持ち、各仮想回線の送出許可時刻の読み書きが
できるものを用いてもよい。このCAMを用いることに
より、送出判定時刻と送出許可時刻格納部7に格納され
た全ての仮想回線許可時刻とを同時に比較することがで
きる。これにより、逐次検索する従来法のように非選択
の定期的判定手段にキューイングされた仮想回線やキュ
ーイングの後方に接続された仮想回線は送出許可時刻は
満たしていても送出判定が行われないため、実際の送出
時刻が遅れ、最大セル間隔を守れなくなるという問題を
回避することができる。
【0030】フラグ保持手段3は、時刻比較手段1の出
力Pa,Pb,…,Pxの一致信号を保持するためのも
のである。また、後述する優先判定手段5からのクリア
信号により、優先判定手段5において選択され送出を完
了した仮想回線の一致信号をクリアできるようにしてあ
る。このフラグ保持手段3は、所定部分のクリア機能を
有するフリップフロップ回路やラッチ回路を用いてもよ
い。
【0031】優先判定手段5は、それぞれの仮想回線に
対する複数ビットの優先フラグ格納部9を有している。
この優先フラグ格納部9はフラグ保持手段3からの出力
Qa,Qb,…,Qxのうち複数の一致信号が同時に検
知された場合に、優先的に出力させる仮想回線から出力
を行わせるべく設けられたものであり、それぞれの仮想
回線に対する優先フラグ格納部に優先順位を示す優先フ
ラグを格納するために設けられたものである。
【0032】また、優先判定手段5は、フラグ保持手段
3からの出力Qa,Qb,…,Qx(即ち、時刻比較手
段1からの一致信号の保持信号)をもつ仮想回線に対し
て前述した優先フラグを比較して優先度の高い仮想回線
から順番に1つづつ選択される。また、優先フラグが等
しい値を持つ場合には、例えばそれらの仮想回線の中か
ら配置上上位にある仮想回線から順番に1つづつ選択さ
れる。この選択された仮想回線に対応する出力信号Ry
(チャネル番号をyとする)を出力する。Ryに対する
仮想回線の送出処理が終了すると、その仮想回線yに対
するフラグ保持手段3の出力Qyがクリアされ、優先判
定手段5が次に選んだ仮想回線の処理に移る。ここで、
優先フラグは、送出するセルレートの種類に基づいて決
定することが好ましい。このセルレートの種類とは、前
述のCBR,VBR,ABRの如くであり、情報の種類
や、データ発生のバースト性等を考慮して決定すること
が好ましい。
【0033】このようにして、優先判定手段5での全て
の仮想回線を終えると、フラグ保持手段3の一致信号出
力Qa,Qb,…,Qxが全てクリアされたことにな
り、図示しない送出判定時刻発生手段の判定時刻をカウ
ントアップし、次の時刻判定に移る。
【0034】以上のように、本実施例においては、時刻
比較手段1にて同時に送出許可時刻を検索することがで
きるので、最大セル間隔を抑え、複数の仮想回線に対し
て同等の送出判定処理を可能にすることができるのであ
る。また、優先フラグ格納部9を読み書き可能とするこ
とにより、同時刻に送出可能な仮想回線が複数あったた
め送出が遅くなった仮想回線に対して優先フラグにより
次回送出時の優先度を上げ、他の仮想回線との次回送出
時刻での競合時に優先的に送出決定することができるた
め、さらに最大セル間隔を抑えることができる。
【0035】第2実施例 次に、複数のフラグ保持手段を設けた場合についての実
施例について説明する。図3は本発明に係る通信制御装
置の第2の実施例を示す。本実施例では、説明の簡略化
のためフラグ保持手段を2つ設けた場合についての説明
を行う。図1に示した実施例と同一部分には同一符号を
付してある。
【0036】本実施例における時刻比較手段1は、図示
しない送出判定時刻発生手段から常時1セル周期ごとに
送出判定時刻を入力する。ここで、前記送出判定時刻は
カウンタ等を設けて、このカウンタ等を所定量増加させ
ることにより送出判定時刻を生成してもよい。この入力
された送出判定時刻と送出許可時刻とを比較する。この
比較は、上述した第1実施例のように、送出判定時刻と
送出許可時刻格納部7に格納された全ての仮想回線許可
時刻とを同時に比較し、送出判定時刻と送出許可時刻の
一致した複数の仮想回線の出力Pa,Pb,…Px
(a,b,…,xは、0〜nのいずれかの値)に一致信
号を出力する。また、第1実施例と同様に、例えば図2
のように仮想回線処理数n個のワードを持つ送出許可時
刻mビットのCAM(Content-addressable memory)の構
成を持ち、各仮想回線の送出許可時刻の読み書きができ
るものを用いてもよい。
【0037】第1フラグ保持手段11では、1セル周期
ごとに行われる送出判定時刻に対する時刻比較手段1か
らのP0〜Pnの一致信号を加算しながら保持する。す
なわち、P0〜Pnの新たな一致信号を以前より保持し
ていた一致信号と併せて保持する(マージ(merge) す
る)ことで、時刻比較手段1からの一致信号を常時受付
けることを実現している。また、後述する第2フラグ保
持手段13からのクリア信号により全仮想回線の値のク
リアと、優先判定手段15において選択され送出を完了
した仮想回線への値のクリアができるようにしてある。
【0038】第2フラグ保持手段13では、全ての仮想
回線の保持信号がクリアされている場合に、第1フラグ
保持手段11の全仮想回線のQ0〜Qnを入力し、保持
する。この場合には第1フラグ保持手段11にクリア信
号を送出する。また、後述する優先判定手段15におい
て選択され送出を完了した仮想回線への値のクリアがで
きるようにしてある。
【0039】優先判定手段15では、第1フラグ保持手
段11で一致信号を保持している仮想回線のうち、優先
フラグが特定のフラグをもった仮想回線に対して第1の
実施例と同様の優先判定により送出する仮想回線を決定
し、この特定のフラグをもつ仮想回線がない場合には、
第2フラグ保持手段13で一致信号を保持している仮想
回線を第1の実施例と同様の優先判定により送出する仮
想回線を決定する。次に、この決定された仮想回線に対
応する出力信号Ry(チャネル番号をyとする)を出力
する。
【0040】Ryに対する仮想回線の送出処理が終了す
ると、その仮想回線yに対する第1フラグ保持手段11
若しくは第2フラグ保持手段13の出力Qyがクリアさ
れ、優先判定手段15が次に選んだ仮想回線の処理に移
る。
【0041】以上のように、複数のフラグ保持手段を設
けることにより、特定の送出時刻で競合する仮想回線の
処理が長引く際には、その時刻以降に送出可能な仮想回
線の判定結果を第1フラグ保持手段11に保持し、第1
フラグ保持手段11内で優先度の高い仮想回線を第2フ
ラグ保持手段13内の仮想回線より優先的に送出決定さ
せることができる。これにより最大セル間隔を抑えるこ
とができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明に係る
通信制御装置によれば、複数の仮想回線の送出時刻の競
合による遅延を抑え、特定の仮想回線を優先判定により
優先的に送出することができるため、最大セル間隔を抑
えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信制御装置の第1の実施例であ
る。
【図2】時刻判定手段にCAM を用いた場合の実施例であ
る。
【図3】本発明に係る通信制御装置の第2の実施例であ
る。
【図4】従来の通信制御装置の第1の例である。
【図5】従来の通信制御装置の第2の例である。
【符号の説明】
1 時刻比較手段 3 フラグ保持手段 5,15 優先判定手段 7 送出許可時刻格納部 9,17 優先フラグ格納部 11 第1フラグ保持手段 13 第2フラグ保持手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 H04Q 3/00

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の仮想回線に対してデータを送出す
    る送出許可時刻を設定し、その送出許可時刻に基づいて
    データを送出する仮想回線を決定する非同期通信に用い
    られる通信制御装置において、 送出可能なデータを有する前記複数の仮想回線に設定さ
    れた前記送出許可時刻と送出判定となる時刻とを同時に
    比較し、比較結果信号を出力する時刻比較手段と、 この時刻比較手段にて出力された比較結果信号を各仮想
    回線ごとに保持し、クリア信号の入力により所定の仮想
    回線の前記保持した比較結果信号を消去するフラグ保持
    手段と、 送出の優先順位を示す優先フラグを格納する優先フラグ
    格納手段を有し、前記フラグ保持手段に保持された比較
    結果信号であって、前記送出判定時刻にて送出可能な比
    較結果信号が複数存在する場合に、前記複数の仮想回線
    ごとに有する書き替え可能な前記優先フラグに基づいて
    前記比較結果信号に該当する仮想回線に対して優先判定
    を行い、送出する1つの仮想回線を決定し、この決定し
    た仮想回線の比較結果信号を消去させるクリア信号を前
    記フラグ保持手段に出力する優先判定手段と、 を備えることを特徴とする通信制御装置。
  2. 【請求項2】 複数の仮想回線に対してデータを送出す
    る送出許可時刻を設定し、その送出許可時刻に基づいて
    データを送出する仮想回線を決定する非同期通信に用い
    られる通信制御装置において、 送出可能なデータを有する前記複数の仮想回線に設定さ
    れた前記送出許可時刻と送出判定となる時刻とを同時に
    比較し、比較結果信号を生成する時刻比較手段と、 この時刻比較手段にて生成された比較結果信号を加算し
    ながら各仮想回線ごとに保持し、クリア信号の入力によ
    り所定の仮想回線の前記保持した比較結果信号を消去す
    る第1のフラグ保持手段と、 クリア信号の入力により所定の仮想回線の保持した比較
    結果信号を消去し、全ての前記比較結果信号が消去され
    た場合には、前記第1のフラグ保持手段にて保持された
    仮想回線の比較結果信号を入力し、前記第1のフラグ保
    持手段に保持された全ての比較結果信号を消去する信号
    を出力する第2のフラグ保持手段と、 前記第1のフラグ保持手段及び第2のフラグ保持手段に
    保持された比較結果信号であって、前記送出判定時刻に
    て送出可能な比較結果信号が複数存在する場合に、前記
    複数の仮想回線ごとに有する書き替え可能な優先フラグ
    に基づいて前記比較結果信号に該当する仮想回線に対し
    て優先判定を行い、送出する1つの仮想回線を決定し、
    この決定した仮想回線の比較結果信号を消去させるクリ
    ア信号を前記第1のフラグ保持手段若しくは第2のフラ
    グ保持手段に出力する優先判定手段と、 を備えることを特徴とする通信制御装置。
  3. 【請求項3】 前記優先フラグは、送出するセルレート
    の種類に基づいて決定することを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載の通信制御装置。
  4. 【請求項4】 前記優先フラグは、送出するセルの時間
    的なレート変化に応じて変化することができることを特
    徴とする請求項1又は請求項2記載の通信制御装置。
  5. 【請求項5】 前記時刻比較手段は、送出可能なデータ
    を有する前記複数の仮想回線に設定された送出許可時刻
    と送出判定となる時刻とを同時に比較するのにCAM(C
    ontent-Addressable Memory)を用いることを特徴とする
    請求項1又は請求項2記載の通信制御装置。
  6. 【請求項6】 前記時刻比較手段は、1セル周期ごとに
    更新された送出判定となる時刻を入力し、この送出判定
    となる時刻と送出可能なデータを有する前記複数の仮想
    回線に設定された前記送出許可時刻とを同時に比較し、
    比較結果信号を生成することを特徴とする請求項2記載
    の通信制御装置。
  7. 【請求項7】 通信制御装置において、 複数の仮想回線に対してデータを送出する送出許可時刻
    を保持し、送出可能なデータを有する前記複数の仮想回
    線に設定された前記送出許可時刻と送出判定となる時刻
    とを同時に比較し、前記送出許可時刻と前記送出判定時
    刻が一致した前記仮想回線の出力に一致信号を出力する
    時刻比較手段と、 前記複数の仮想回線毎にフラグを保持し、前記一致信号
    の入力により前記フラグをセットするフラグ保持手段
    と、 前記仮想回線毎に対応した優先フラグを格納する優先フ
    ラグ格納部を有し、前記フラグ保持手段にセットされた
    フラグに係る前記仮想回線が複数存在する場合に、前記
    優先フラグ格納部に格納された前記仮想回線に対応した
    優先フラグに基づいて仮想回線の優先判定を行い、送出
    する1つの仮想回線を決定する優先判定手段と、 を備えることを特徴とする通信制御装置。
  8. 【請求項8】 前記優先判定手段は、前記決定した仮想
    回線に係るフラグをリセットするクリア信号を前記フラ
    グ保持手段に出力することを特徴とする請求項7記載の
    通信制御装置。
  9. 【請求項9】 前記優先判定手段が仮想回線へ送信処理
    を実行中の場合には、前記時刻比較手段は、当該仮想回
    線に係る送出可能時刻を次の送出可能時刻に書き換える
    ことを特徴とする請求項7記載の通信制御装置。
  10. 【請求項10】 前記優先フラグ格納部を読み書き可能
    であり、送出可能な仮想回線が複数あったために送出が
    出来なかった仮想回線に対しては、優先順位を上げるよ
    うにすることを特徴とする請求項7記載の通信制御装
    置。
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