JPH11122264A - タイムスタンプ遅延制御方法及びその回路 - Google Patents

タイムスタンプ遅延制御方法及びその回路

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JPH11122264A
JPH11122264A JP28575097A JP28575097A JPH11122264A JP H11122264 A JPH11122264 A JP H11122264A JP 28575097 A JP28575097 A JP 28575097A JP 28575097 A JP28575097 A JP 28575097A JP H11122264 A JPH11122264 A JP H11122264A
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time
delay
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data
time stamp
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JP28575097A
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English (en)
Inventor
Takayuki Sasaki
隆行 佐々木
Hiroshi Sasaki
博 佐々木
Hideaki Ono
英明 小野
Ryuichi Takechi
竜一 武智
Tsugio Kato
次雄 加藤
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、入力データを格納する容量を大幅
に削減し、遅延規定時間との比較に要する時間を削減で
き、遅延規定時間よりも早くデータが廃棄されること
や、遅延規定時間を過ぎても廃棄されないことを防止す
るタイムスタンプ遅延制御方法及びその回路を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 複数の優先順位クラスを持つ入力データ
を供給され、入力データに時刻のタイムスタンプを行っ
て優先順位クラス毎にチェーンを形成してバッファ手段
に格納し、バッファ手段の各チェーンの先頭のデータの
タイムスタンプから先頭のデータの遅延時間が優先順位
クラスに対応して設定された遅延規定時間を超えたと
き、前記先頭のデータを廃棄する。このため、データを
格納する容量を大幅に削減することができ、遅延規定時
間との比較に要する時間を削減でき、遅延規定時間より
も早くデータが廃棄されることや、遅延規定時間を過ぎ
ても廃棄されないことを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイムスタンプ遅
延制御方法及びその回路に関し、特に、タイムスタンプ
を用いて入力データの遅延時間を管理するタイムスタン
プ遅延制御方法及びその回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ATM(非同期転送モード)交換におい
ては、遅延条件が厳しい伝送サービスを考慮しデータ伝
送帯域を効率的に利用するため、データに優先順序クラ
スを付加しておき、入力データがその優先順序クラスに
応じて規定された遅延時間を超過しても出力されない場
合は、そのデータを廃棄する管理方法が必要とされてい
る。
【0003】図7は従来のタイムスタンプ遅延制御回路
の一例のブロック図を示す。この回路は全データポーリ
ング方式の回路である。同図中、伝送されたATMセル
である入力データはアドレスと共に、入力データ格納メ
モリ11に供給される。このアドレスはATMセルのV
C(バーチャル・チャネル)であるデータ種別と、優先
順位クラスとに対応している。また、これと共に、時刻
カウンタ部12より時刻が供給される。
【0004】入力データ格納メモリ11は図8に示す構
成であり、データ種別と優先順位クラスとに対応したア
ドレスに、入力データと時刻(到着時刻)が格納され
る。なお、入力データ格納メモリ11は各アドレスに最
大セル流量分の入力データと時刻(到着時刻)を格納す
るために階層構造とされている。到着時刻リード部13
は、入力データ格納メモリ11の格納データを順次読み
出して、遅延規定時間比較部14に供給する。
【0005】遅延規定時間比較部14は、遅延規定時間
レジスタ部15から優先順位クラス毎の遅延規定時間を
供給されており、入力データ格納メモリ11から読み出
されたデータ内の到着時刻と、このデータの優先順位ク
ラスに対応する遅延規定時間とを加算した時刻と、時刻
カウンタ部12より供給される時刻とを比較して、到着
時刻と遅延規定時間とを加算した時刻が時刻カウンタ部
12より供給される時刻を超えている場合に、入力デー
タ格納メモリ11にそのデータの廃棄を指示する。
【0006】図9は従来のタイムスタンプ遅延制御回路
の他の例のブロック図を示す。この回路は閾値制御方式
の回路である。同図中、閾値設定部21には優先順位ク
ラス毎の閾値が設定されている。優先順位クラスが優先
順位の高い順にクラス0からクラス4まであるとすれ
ば、例えばクラス0の閾値が50,クラス4の閾値が2
0のように設定される。
【0007】伝送されたATMセルである入力データは
入力データ数カウント部22に供給される。入力データ
数カウント部22は優先順位クラス毎に単位時間当たり
の入力データ数をカウントして比較部23に供給する。
比較部23は入力データのカウント値がこの入力データ
の優先順位クラスに対応する閾値を超える場合には、こ
の入力データを廃棄し、そうでなければ入力データを入
力データ格納FIFO部24に供給して書き込みを指示
する。
【0008】入力データ格納FIFO部24は図10に
示す構成であり、データ種別と優先順位クラス毎にFI
FOを有しており、書き込まれる入力データのデータ種
別に応じてセレクタ25が選択され、書き込まれる入力
データの優先順位クラスに応じてセレクタ261 〜26
N それぞれが選択されて、特定のFIFOが選択され入
力データの書き込みが行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の全データポーリ
ング方式の回路は、入力データ格納メモリ11としてデ
ータ種別と優先順位クラスとのそれぞれに対応したアド
レスに、入力データと時刻(到着時刻)が格納され、こ
れが最大セル流量分の階層構造を取るため、膨大なデー
タ格納領域を必要とする。また、入力データ格納メモリ
11の全アドレスを順次ポーリングして読み出し、遅延
規定時間の比較を行い入力データに対する廃棄処理を行
わねばならないため、この廃棄処理に要する時間が大き
く、データ種別や優先順位クラス、又は最大セル流量が
大きい場合には、廃棄処理に要する時間が大ききなって
遅延規定時間を過ぎても廃棄されず、出力処理に移行し
て出力されてしまうデータが出るという問題があった。
【0010】また、従来の閾値制御方式の回路は、入力
データ数カウント部22で優先順位クラス毎に単位時間
当たりの入力データ数をカウントし、比較部23で入力
データのカウント値を優先順位クラスに対応する閾値と
比較しているため、例えばクラス0でデータ種別Xの入
力データが多量流入した直後にクラス0でデータ種別Y
の入力データが流入した場合、クラス0の入力データの
カウント値が閾値を超え、上記データ種別Yの入力デー
タが廃棄されてしまう。つまり、遅延規定時間よりも早
くデータが廃棄される場合があるという問題があった。
【0011】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、入力データの優先順位クラス毎にチェーンを形成し
てデータを格納する容量を大幅に削減し、各チェーンの
先頭のデータの遅延時間についてのみ遅延規定時間との
比較を行って比較に要する時間を削減でき、遅延規定時
間よりも早くデータが廃棄されることや、遅延規定時間
を過ぎても廃棄されないことを防止するタイムスタンプ
遅延制御方法及びその回路を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、複数の優先順位クラスを持つ入力データを供給さ
れ、前記入力データに時刻のタイムスタンプを行って前
記優先順位クラス毎にチェーンを形成してバッファ手段
に格納し、前記バッファ手段の各チェーンの先頭のデー
タのタイムスタンプから前記先頭のデータの遅延時間が
前記優先順位クラスに対応して設定された遅延規定時間
を超えたとき、前記先頭のデータを廃棄する。
【0013】このように、優先順位クラス毎にチェーン
を形成するため、データを格納する容量を大幅に削減す
ることができ、各チェーンの先頭のデータの遅延時間に
ついてのみ遅延規定時間との比較を行えばよいため、こ
の比較に要する時間を削減でき、遅延規定時間よりも早
くデータが廃棄されることや、遅延規定時間を過ぎても
廃棄されないことを防止できる。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
タイムスタンプ遅延制御方法において、前記バッファ手
段は、前記遅延規定時間が同一とされた優先順位クラス
の入力データで共通のチェーンを形成する。このよう
に、複数の優先順位クラスの遅延規定時間が同一の場
合、共通のチェーンを形成するため、チェーンの数を減
少でき、データを格納する容量を更に削減することがで
きる。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
記載のタイムスタンプ遅延制御方法において、前記タイ
ムスタンプは、入力データの到着時刻を用いる。このた
め、入力データに到着時刻のタイムスタンプを行ってチ
ェーンを形成してバッファ手段に格納した後、遅延規定
時間が変更された場合に、変更された遅延規定時間に基
づいて廃棄処理を行うことができる。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項1又は2
記載のタイムスタンプ遅延制御方法において、前記タイ
ムスタンプは、入力データの到着時刻に遅延規定時間を
加算した時刻を用いる。このため、入力データに時刻の
タイムスタンプを行ってチェーンを形成してバッファ手
段に格納した後、遅延規定時間が変更された場合に、変
更される前のた遅延規定時間に基づいて廃棄処理を行う
ことができ、廃棄の判定はタイムスタンプと現在時刻を
単純に比較すれだけですむ。
【0017】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれかに記載のタイムスタンプ遅延制御方法におい
て、前記先頭のデータの遅延時間が前記優先順位クラス
に対応して設定された遅延規定時間を超えた否かの判定
を、入力データの供給時に行う。このため、入力データ
の供給に同期してデータの廃棄判定及び廃棄を行うこと
ができる。
【0018】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれかに記載のタイムスタンプ遅延制御方法におい
て、前記先頭のデータの遅延時間が前記優先順位クラス
に対応して設定された遅延規定時間を超えた否かの判定
を、所定時間毎に行う。このため、所定時間毎にデータ
の廃棄判定及び廃棄を行うことができ、所定時間を遅延
規定時間の設定単位に合わすことにより、正確な遅延規
定時間でデータの廃棄を行うことができる。
【0019】請求項7に記載の発明は、複数の優先順位
クラスを持つ入力データを供給され、前記入力データに
時刻のタイムスタンプを行なうタイムスタンプ手段と、
前記優先順位クラス毎にタイムスタンプされた入力デー
タをチェーンを形成して格納するバッファ手段と、前記
バッファ手段の各チェーンの先頭のデータのタイムスタ
ンプから前記先頭のデータの遅延時間が前記優先順位ク
ラスに対応して設定された遅延規定時間を超えたか否か
を判定する判定手段と、前記先頭のデータの遅延時間が
前記優先順位クラスに対応して設定された遅延規定時間
を超えたと判定されたとき、前記先頭のデータを廃棄す
る廃棄手段とを有する。
【0020】このように、優先順位クラス毎にチェーン
を形成するため、データを格納する容量を大幅に削減す
ることができ、各チェーンの先頭のデータの遅延時間に
ついてのみ遅延規定時間との比較を行えばよいため、こ
の比較に要する時間を削減でき、遅延規定時間よりも早
くデータが廃棄されることや、遅延規定時間を過ぎても
廃棄されないことを防止でき、請求項1に記載の発明を
実現できる。
【0021】請求項8に記載の発明は、請求項7記載の
タイムスタンプ遅延制御回路において、前記バッファ手
段は、前記遅延規定時間が同一とされた優先順位クラス
の入力データで共通のチェーンを形成することを特徴と
するタイムスタンプ遅延制御回路。
【0022】このように、複数の優先順位クラスの遅延
規定時間が同一の場合、共通のチェーンを形成するた
め、チェーンの数を減少でき、データを格納する容量を
更に削減することができ、請求項2に記載の発明を実現
できる。請求項9に記載の発明は、請求項7又は8記載
のタイムスタンプ遅延制御回路において、前記タイムス
タンプ手段は、入力データの到着時刻をタイムスタンプ
として用いる。
【0023】このため、入力データに到着時刻のタイム
スタンプを行ってチェーンを形成してバッファ手段に格
納した後、遅延規定時間が変更された場合に、変更され
た遅延規定時間に基づいて廃棄処理を行うことができ、
請求項3に記載の発明を実現できる。請求項10に記載
の発明は、請求項7又は8記載のタイムスタンプ遅延制
御回路において、前記タイムスタンプ手段は、入力デー
タの到着時刻に遅延規定時間を加算した時刻をタイムス
タンプとして用いる。
【0024】このため、入力データに時刻のタイムスタ
ンプを行ってチェーンを形成してバッファ手段に格納し
た後、遅延規定時間が変更された場合に、変更される前
のた遅延規定時間に基づいて廃棄処理を行うことがで
き、廃棄の判定はタイムスタンプと現在時刻を単純に比
較すれだけですみ、、請求項4に記載の発明を実現でき
る。
【0025】請求項11に記載の発明は、請求項7乃至
10のいずれかに記載のタイムスタンプ遅延制御回路に
おいて、前記判定手段は、入力データの供給時に判定を
行う。このため、入力データの供給に同期してデータの
廃棄判定及び廃棄を行うことができ、請求項5に記載の
発明を実現できる。タンプ遅延制御回路。
【0026】請求項12に記載の発明は、請求項7乃至
10のいずれかに記載のタイムスタンプ遅延制御回路に
おいて、前記判定手段は、所定時間毎に判定を行う。こ
のため、所定時間毎にデータの廃棄判定及び廃棄を行う
ことができ、所定時間を遅延規定時間の設定単位に合わ
すことにより、正確な遅延規定時間でデータの廃棄を行
うことができ、請求項6に記載の発明を実現できる。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のタイムスタンプ
遅延制御回路の一実施例の機能ブロック図を示す。同図
中、端子30から、伝送されたATMセルである入力デ
ータが供給され入力データ格納メモリ部32に供給され
る。この入力データはデータ種別としてのVC(バーチ
ャル・チャネル)と、優先順位クラスとを有している。
また、入力データ格納メモリ部32には空アドレス管理
FIFO部31から格納アドレスが供給され、時刻カウ
ンタ部33から時刻が供給される。
【0028】入力データ格納メモリ部32は、図2に示
すようにアドレスAddに対応してデータ種別Data
No、優先順位クラスClass、入力データ格納メモ
リ部内のチェーン先アドレスCadd、到着時刻Tim
e、チェーン有無ビットChain(0:チェーン無
し、1:チェーン有り)、データ読み出し有無ビットR
ead(0:読み出し無し、1:読み出し有り)、及び
入力データが格納される構造である。
【0029】入力データ格納メモリ部32は空アドレス
管理FIFO部31からの格納アドレスに、上記入力デ
ータ及び入力データ抽出したデータ種別と優先順位クラ
ス及び時刻カウンタ部33からの到着時刻及びチェーン
先アドレスを書き込まれ、入力順にチェーンが形成され
る。なお、チェーンは優先順位クラス毎に形成される。
そして、チェーン位置レジスタ部34に優先順位クラス
毎のチェーンの先頭位置及び最終位置のアドレスが格納
される。
【0030】遅延規定時間比較部35は、遅延規定時間
レジスタ部36から優先順位クラス毎の遅延規定時間を
供給されている。この遅延規定時間レジスタ部36は外
部のマイクロプロセッサから優先順位クラス毎の遅延規
定時間を設定される。遅延規定時間比較部35は周期的
に、チェーン位置レジスタ部34に格納されている優先
順位クラス毎のチェーンの先頭位置のアドレス読み出し
て、そのアドレスの到着時刻Timeを入力データ格納
メモリ部32から読みだし、この到着時刻に、対応する
優先順位クラスの遅延規定時間を加算した時刻と、時刻
カウンタ部33から供給される時刻とを比較して、到着
時刻と遅延規定時間とを加算した時刻が時刻カウンタ部
33から供給される時刻を超えている場合に、入力デー
タ格納メモリ部32にそのデータの廃棄を指示する。
【0031】図3は、本発明のタイムスタンプ遅延制御
回路の一実施例の回路ブロック図を示す。同図中、タイ
ムスタンプ遅延制御部40は、シーケンス制御部41
と、入力データ格納メモリ制御部42と、遅延監視レジ
スタ部43と、制御インタフェース部44とより構成さ
れている。シーケンス制御部41は入力データ格納メモ
リ制御部42に対して指示を行い、タイムスタンプ遅延
制御部40全体の制御を行う。シーケンス制御部41は
動作開始フラグSTARTFLAGの供給をきっかけに
動作を開始し、後述のタイムスタンプ処理及び廃棄処理
を実行する。
【0032】入力データ格納メモリ制御部42は図1の
時刻カウンタ部33と遅延規定時間比較部35に対応
し、シーケンス制御部41からの指示に従って入力デー
タ格納RAM46(入力データ格納メモリ部32に対
応)へのデータの書き込み、読み出しを行い,その終了
後、終了フラグendflagをシーケンス制御部41
に返送する。遅延監視レジスタ部43はチェーン位置レ
ジスタ部34に対応し、入力データ格納メモリ制御部4
2からの指示で入力データ格納RAM46にあるデータ
のチェーンの先頭アドレス及び最終アドレスの更新を行
う。
【0033】制御インタフェース部44は遅延規定時間
レジスタ部36に対応し、マイクロプロセッサから供給
される優先順位クラス毎の遅延規定時間を設定する。空
アドレス管理FIFO45は空アドレス管理FIFO部
31に対応し、入力データ格納RAM46内で使用可能
なアドレスを入力データ格納メモリ制御部42に提供す
る。また、読み出しにより使用済みとなったアドレスは
空アドレス管理FIFO45に通知される。
【0034】図4は、シーケンス制御部41の機能ブロ
ック図を示す。同図中、図1及び図3と同一部分には同
一符号を付す。図4において、動作開始フラグSTAR
TFLAGの供給により、遅延監視レジスタ部43から
チェーンの最終アドレスが読み出され、データ監視判定
部51は入力データがチェーンを構成するか否かを判定
して、入力データを入力データ格納RAM46の空アド
レス管理FIFO45の指示するアドレスに書き込むよ
うライト制御部52に指示する。また、空アドレス管理
FIFO45の出力するアドレスを更新するようにリー
ド制御部54に指示する。
【0035】また、リードデータ判定部55の指示によ
り遅延監視レジスタ部43からチェーンの先頭アドレス
が読み出され、データ監視判定部51はこのチェーンの
先頭アドレスのデータを入力データ格納RAM46から
読み出すようリード制御部53に指示する。リードデー
タ判定部55は入力データ格納RAM46から読み出さ
れたデータの到着時刻に遅延規定時間を加算した時刻
と、時刻カウンタ部33から供給される時刻とを比較
し、読み出されたデータを廃棄するか否かを判定し、廃
棄の場合には廃棄フラグとそのデータのデータ種別及び
優先順位クラスが送出データとして出力される。
【0036】図5はシーケンス制御部41が実行するタ
イムスタンプ処理のフローチャートを示す。この処理は
処理開始フラグSTARTFLAGの入来によって開始
される。同図中、ステップS10で遅延監視レジスタ部
43から入力データの優先順位クラスに対応するチェー
ンの最終アドレスLaddを読み出し、入力データ格納
RAM46から上記最終アドレスLaddで指示される
データを読み出す。次にステップS12で読み出したチ
ェーンの最終データのデータ読み出し有無ビットRea
dから入力データが初到着セル(チェーンの最初となる
入力データ)であるか否かを判別する。
【0037】ここで、データ読み出し有無ビットRea
dが1でチェーンの最初となる入力データである場合に
は、ステップS14に進み、空アドレス管理FIFO4
5から空きアドレスGaddを獲得する。そして、ステ
ップS16で入力データ格納RAM46の空きアドレス
Gaddに入力データ、到着時刻Time、リード無し
のデータ読み出し有無ビットReadを書き込む。次
に、ステップS18で遅延監視レジスタ部43から入力
データの優先順位クラスに対応するチェーンの先頭アド
レスFadd及び最終アドレスLaddに上記の空きア
ドレスGaddを書き込んで処理を終了する。
【0038】一方、ステップS12でデータ読み出し有
無ビットReadが0でチェーンがすでにある場合に
は、ステップS20に進み、空アドレス管理FIFO4
5から空きアドレスGaddを獲得する。そして、ステ
ップS22で入力データ格納RAM46のアドレスLa
dd(チェーンの最終アドレス)にチェーンアドレスC
add、チェーン有りのチェーン有無ビットChain
を書き込む。また、ステップS24で入力データ格納R
AM46の空きアドレスGaddに入力データ、到着時
刻Time、リード無しのデータ読み出し有無ビットR
eadを書き込む。次に、ステップS26で遅延監視レ
ジスタ部43から入力データの優先順位クラスに対応す
るチェーンの最終アドレスLaddに上記の空きアドレ
スGaddを書き込んで処理を終了する。
【0039】上記のステップS10,S12ではチェー
ン有無判定を行っており、ステップS14,S20,S
22ではチェーンを作成し、ステップS16,S24で
はタイムスタンプを行って、ステップS18,S26で
は次のチェーン作成の準備を行っている。図6はシーケ
ンス制御部41が実行する廃棄処理のフローチャートを
示す。この処理はタイムスタンプ処理終了に続いて開始
され、優先順位クラス毎に実行される。同図中、ステッ
プS30で遅延監視レジスタ部43からそれぞれの優先
順位クラスに対応するチェーンの先頭アドレスFadd
を読み出し、入力データ格納RAM46から上記先頭ア
ドレスFaddで指示されるデータを読み出す。次にス
テップS32で読み出したチェーンの先頭データのチェ
ーン有無ビットChain及びデータ読み出し有無ビッ
トReadから入力データ格納RAM46内にチェーン
のデータがあるか否かを判別する。
【0040】ここで、チェーン有無ビットChainが
0及びデータ読み出し有無ビットReadが1で入力デ
ータ格納RAM46内にチェーンのデータが無い場合に
は、この処理を終了する。一方、チェーン有無ビットC
hainが1又は、データ読み出し有無ビットRead
が0で入力データ格納RAM46内にチェーンのデータ
がある場合には、ステップS34に進み、データ読み出
し有無ビットReadが1でそのデータが読み出し済み
か否かを判別する。 データ読み出し有無ビットRea
dが1でそのデータが読み出し済みであればステップS
44に進み、データ読み出し有無ビットReadが0で
そのデータが読み出し済みでなければステップS36に
進む。
【0041】ステップS36ではデータの到着時刻Ti
meに遅延規定時間を加算した時刻が時刻カウンタ部3
3の最大カウント値MAXより大きいか否かを判別す
る。これは時刻カウンタ部33が0からMAXまでをア
ップカウントするだけで、MAXの次にアップカウント
しても0に戻らないためである。上記の加算時刻がMA
Xを超えていれば、ステップS38で時刻カウンタ部3
3の現在時刻が、データの到着時刻Timeに遅延規定
時間を加算した時刻から(MUX+1)を減算した時刻
を超えているか否かを判別し、これを満足すればステッ
プS42に進み、満足しなければこの処理を終了する。
一方、ステップS36で加算時刻がMAXを超えていな
ければ、ステップS40で時刻カウンタ部33の現在時
刻が、データの到着時刻Timeに遅延規定時間を加算
した時刻を超えているか否かを判別し、これを満足すれ
ばステップS42に進み、満足しなければこの処理を終
了する。
【0042】ステップS42では読み出したチェーンの
先頭データを廃棄するために、このデータのデータ種別
DataNoと優先順位クラスClassを廃棄フラグ
と共に後続回路に送出する。この後、ステップS44で
遅延監視レジスタ部43に格納されたチェーンの先頭ア
ドレスFaddの指示する入力データ格納RAM46の
データにチェーン無しのチェーン有無ビットChain
を書き込み、ステップS46で空アドレス管理FIFO
45の空きアドレスGaddの指示する入力データ格納
RAM46のデータにチェーン先アドレスCaddを書
き込み、処理を終了する。
【0043】上記のステップS30からステップS38
までは廃棄判定を行っており、ステップS42で廃棄指
示を行い、ステップS44,S46で次に監視対象とな
るデータの設定を行っている。このように、優先順位ク
ラス毎にチェーンを形成するため、データを格納する容
量を大幅に削減することができ、各チェーンの先頭のデ
ータの遅延時間についてのみ遅延規定時間との比較を行
えばよいため、比較回数が従来に比べて減少し、 この
比較に要する時間を削減でき、遅延規定時間よりも早く
データが廃棄されることや、遅延規定時間を過ぎても廃
棄されないことを防止できる。
【0044】なお、上記実施例では、優先順位クラス毎
にチェーンを形成しているが、複数の優先順位クラスで
遅延規定時間が同一である場合、遅延規定時間が同一と
された優先順位クラスの入力データで共通のチェーンを
形成するよう構成しても良い。この場合、複数の優先順
位クラスの入力データで共通のチェーンを形成するた
め、チェーンの数を減少でき、データを格納する容量を
更に削減することができる。
【0045】なお、上記実施例では、タイムスタンプと
して入力データの到着時刻を用いているため、入力デー
タに到着時刻のタイムスタンプを行ってチェーンを形成
してバッファ手段に格納した後、遅延規定時間が変更さ
れた場合に、変更された遅延規定時間に基づいて廃棄処
理を行うことができるが、ステップS16,S26でT
imeに書き込むタイムスタンプとして、入力データの
到着時刻に遅延規定時間を加算した時刻を用い、ステッ
プS36,S38,S40ではこのタイムスタンプと遅
延規定時間とを比較しても良い。この場合は、入力デー
タに時刻のタイムスタンプを行ってチェーンを形成して
格納した後、遅延規定時間が変更された場合に、変更さ
れる前のた遅延規定時間に基づいて廃棄処理を行うこと
ができ、廃棄の判定はタイムスタンプと現在時刻を単純
に比較すれだけですむ。
【0046】なお、上記実施例では、図6の廃棄処理を
図5のタイムスタンプ処理に続け、入力データの供給毎
に行っているが、図6の廃棄処理を所定時間毎に行うよ
う構成しても良い。この場合は、所定時間毎にデータの
廃棄判定及び廃棄を行うことができ、所定時間を遅延規
定時間の設定単位に合わすことにより、正確な遅延規定
時間でデータの廃棄を行うことができる。
【0047】
【発明の効果】上述の如く、請求項1に記載の発明は、
複数の優先順位クラスを持つ入力データを供給され、前
記入力データに時刻のタイムスタンプを行って前記優先
順位クラス毎にチェーンを形成してバッファ手段に格納
し、前記バッファ手段の各チェーンの先頭のデータのタ
イムスタンプから前記先頭のデータの遅延時間が前記優
先順位クラスに対応して設定された遅延規定時間を超え
たとき、前記先頭のデータを廃棄する。
【0048】このように、優先順位クラス毎にチェーン
を形成するため、データを格納する容量を大幅に削減す
ることができ、各チェーンの先頭のデータの遅延時間に
ついてのみ遅延規定時間との比較を行えばよいため、こ
の比較に要する時間を削減でき、遅延規定時間よりも早
くデータが廃棄されることや、遅延規定時間を過ぎても
廃棄されないことを防止できる。
【0049】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
タイムスタンプ遅延制御方法において、前記バッファ手
段は、前記遅延規定時間が同一とされた優先順位クラス
の入力データで共通のチェーンを形成する。このよう
に、複数の優先順位クラスの遅延規定時間が同一の場
合、共通のチェーンを形成するため、チェーンの数を減
少でき、データを格納する容量を更に削減することがで
きる。
【0050】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
記載のタイムスタンプ遅延制御方法において、前記タイ
ムスタンプは、入力データの到着時刻を用いる。このた
め、入力データに到着時刻のタイムスタンプを行ってチ
ェーンを形成してバッファ手段に格納した後、遅延規定
時間が変更された場合に、変更された遅延規定時間に基
づいて廃棄処理を行うことができる。
【0051】請求項4に記載の発明は、請求項1又は2
記載のタイムスタンプ遅延制御方法において、前記タイ
ムスタンプは、入力データの到着時刻に遅延規定時間を
加算した時刻を用いる。このため、入力データに時刻の
タイムスタンプを行ってチェーンを形成してバッファ手
段に格納した後、遅延規定時間が変更された場合に、変
更される前のた遅延規定時間に基づいて廃棄処理を行う
ことができ、廃棄の判定はタイムスタンプと現在時刻を
単純に比較すれだけですむ。
【0052】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれかに記載のタイムスタンプ遅延制御方法におい
て、前記先頭のデータの遅延時間が前記優先順位クラス
に対応して設定された遅延規定時間を超えた否かの判定
を、入力データの供給時に行う。このため、入力データ
の供給に同期してデータの廃棄判定及び廃棄を行うこと
ができる。
【0053】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれかに記載のタイムスタンプ遅延制御方法におい
て、前記先頭のデータの遅延時間が前記優先順位クラス
に対応して設定された遅延規定時間を超えた否かの判定
を、所定時間毎に行う。このため、所定時間毎にデータ
の廃棄判定及び廃棄を行うことができ、所定時間を遅延
規定時間の設定単位に合わすことにより、正確な遅延規
定時間でデータの廃棄を行うことができる。
【0054】請求項7に記載の発明は、複数の優先順位
クラスを持つ入力データを供給され、前記入力データに
時刻のタイムスタンプを行なうタイムスタンプ手段と、
前記優先順位クラス毎にタイムスタンプされた入力デー
タをチェーンを形成して格納するバッファ手段と、前記
バッファ手段の各チェーンの先頭のデータのタイムスタ
ンプから前記先頭のデータの遅延時間が前記優先順位ク
ラスに対応して設定された遅延規定時間を超えたか否か
を判定する判定手段と、前記先頭のデータの遅延時間が
前記優先順位クラスに対応して設定された遅延規定時間
を超えたと判定されたとき、前記先頭のデータを廃棄す
る廃棄手段とを有する。
【0055】このように、優先順位クラス毎にチェーン
を形成するため、データを格納する容量を大幅に削減す
ることができ、各チェーンの先頭のデータの遅延時間に
ついてのみ遅延規定時間との比較を行えばよいため、こ
の比較に要する時間を削減でき、遅延規定時間よりも早
くデータが廃棄されることや、遅延規定時間を過ぎても
廃棄されないことを防止でき、請求項1に記載の発明を
実現できる。
【0056】請求項8に記載の発明は、請求項7記載の
タイムスタンプ遅延制御回路において、前記バッファ手
段は、前記遅延規定時間が同一とされた優先順位クラス
の入力データで共通のチェーンを形成することを特徴と
するタイムスタンプ遅延制御回路。
【0057】このように、複数の優先順位クラスの遅延
規定時間が同一の場合、共通のチェーンを形成するた
め、チェーンの数を減少でき、データを格納する容量を
更に削減することができ、請求項2に記載の発明を実現
できる。請求項9に記載の発明は、請求項7又は8記載
のタイムスタンプ遅延制御回路において、前記タイムス
タンプ手段は、入力データの到着時刻をタイムスタンプ
として用いる。
【0058】このため、入力データに到着時刻のタイム
スタンプを行ってチェーンを形成してバッファ手段に格
納した後、遅延規定時間が変更された場合に、変更され
た遅延規定時間に基づいて廃棄処理を行うことができ、
請求項3に記載の発明を実現できる。請求項10に記載
の発明は、請求項7又は8記載のタイムスタンプ遅延制
御回路において、前記タイムスタンプ手段は、入力デー
タの到着時刻に遅延規定時間を加算した時刻をタイムス
タンプとして用いる。
【0059】このため、入力データに時刻のタイムスタ
ンプを行ってチェーンを形成してバッファ手段に格納し
た後、遅延規定時間が変更された場合に、変更される前
のた遅延規定時間に基づいて廃棄処理を行うことがで
き、廃棄の判定はタイムスタンプと現在時刻を単純に比
較すれだけですみ、、請求項4に記載の発明を実現でき
る。
【0060】請求項11に記載の発明は、請求項7乃至
10のいずれかに記載のタイムスタンプ遅延制御回路に
おいて、前記判定手段は、入力データの供給時に判定を
行う。このため、入力データの供給に同期してデータの
廃棄判定及び廃棄を行うことができ、請求項5に記載の
発明を実現できる。タンプ遅延制御回路。
【0061】請求項12に記載の発明は、請求項7乃至
10のいずれかに記載のタイムスタンプ遅延制御回路に
おいて、前記判定手段は、所定時間毎に判定を行う。こ
のため、所定時間毎にデータの廃棄判定及び廃棄を行う
ことができ、所定時間を遅延規定時間の設定単位に合わ
すことにより、正確な遅延規定時間でデータの廃棄を行
うことができ、請求項6に記載の発明を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタイムスタンプ遅延制御回路の一実施
例の機能ブロック図である。
【図2】入力データ格納メモリ部のデータフォーマット
を示す図である。
【図3】本発明のタイムスタンプ遅延制御回路の一実施
例の回路ブロック図である。
【図4】シーケンス制御部の機能ブロック図である。
【図5】シーケンス制御部が実行するタイムスタンプ処
理のフローチャートである。
【図6】シーケンス制御部が実行する廃棄処理のフロー
チャートである。
【図7】従来のタイムスタンプ遅延制御回路の一例のブ
ロック図である。
【図8】入力データ格納メモリの構成図である。
【図9】従来のタイムスタンプ遅延制御回路の他の例の
ブロック図である。
【図10】入力データ格納FIFO部の構成図である。
【符号の説明】
31 空アドレス管理FIFO部 32 入力データ格納メモリ部 33 時刻カウンタ部 34 チェーン位置レジスタ部 35 遅延規定時間比較部 36 遅延規定時間レジスタ部 40 タイムスタンプ遅延制御部 41 シーケンス制御部 42 入力データ格納メモリ制御部 43 遅延監視レジスタ部 44 制御インタフェース部 45 空アドレス管理FIFO 46 入力データ格納RAM 51 データ監視判定部 52 ライト制御部 53,54 リード制御部 55 リードデータ判定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 英明 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 武智 竜一 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 加藤 次雄 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の優先順位クラスを持つ入力データ
    を供給され、前記入力データに時刻のタイムスタンプを
    行って前記優先順位クラス毎にチェーンを形成してバッ
    ファ手段に格納し、 前記バッファ手段の各チェーンの先頭のデータのタイム
    スタンプから前記先頭のデータの遅延時間が前記優先順
    位クラスに対応して設定された遅延規定時間を超えたと
    き、前記先頭のデータを廃棄することを特徴とするタイ
    ムスタンプ遅延制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のタイムスタンプ遅延制御
    方法において、 前記バッファ手段は、前記遅延規定時間が同一とされた
    優先順位クラスの入力データで共通のチェーンを形成す
    ることを特徴とするタイムスタンプ遅延制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のタイムスタンプ遅
    延制御方法において、 前記タイムスタンプは、入力データの到着時刻を用いる
    ことを特徴とするタイムスタンプ遅延制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載のタイムスタンプ遅
    延制御方法において、 前記タイムスタンプは、入力データの到着時刻に遅延規
    定時間を加算した時刻を用いることを特徴とするタイム
    スタンプ遅延制御方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載のタイ
    ムスタンプ遅延制御方法において、 前記先頭のデータの遅延時間が前記優先順位クラスに対
    応して設定された遅延規定時間を超えた否かの判定を、
    入力データの供給時に行うことを特徴とするタイムスタ
    ンプ遅延制御方法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至4のいずれかに記載のタイ
    ムスタンプ遅延制御方法において、 前記先頭のデータの遅延時間が前記優先順位クラスに対
    応して設定された遅延規定時間を超えた否かの判定を、
    所定時間毎に行うことを特徴とするタイムスタンプ遅延
    制御方法。
  7. 【請求項7】 複数の優先順位クラスを持つ入力データ
    を供給され、前記入力データに時刻のタイムスタンプを
    行なうタイムスタンプ手段と、 前記優先順位クラス毎にタイムスタンプされた入力デー
    タをチェーンを形成して格納するバッファ手段と、 前記バッファ手段の各チェーンの先頭のデータのタイム
    スタンプから前記先頭のデータの遅延時間が前記優先順
    位クラスに対応して設定された遅延規定時間を超えたか
    否かを判定する判定手段と、 前記先頭のデータの遅延時間が前記優先順位クラスに対
    応して設定された遅延規定時間を超えたと判定されたと
    き、前記先頭のデータを廃棄する廃棄手段とを有するこ
    とを特徴とするタイムスタンプ遅延制御回路。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のタイムスタンプ遅延制御
    回路において、 前記バッファ手段は、前記遅延規定時間が同一とされた
    優先順位クラスの入力データで共通のチェーンを形成す
    ることを特徴とするタイムスタンプ遅延制御回路。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8記載のタイムスタンプ遅
    延制御回路において、 前記タイムスタンプ手段は、入力データの到着時刻をタ
    イムスタンプとして用いることを特徴とするタイムスタ
    ンプ遅延制御回路。
  10. 【請求項10】 請求項7又は8記載のタイムスタンプ
    遅延制御回路において、 前記タイムスタンプ手段は、入力データの到着時刻に遅
    延規定時間を加算した時刻をタイムスタンプとして用い
    ることを特徴とするタイムスタンプ遅延制御回路。
  11. 【請求項11】 請求項7乃至10のいずれかに記載の
    タイムスタンプ遅延制御回路において、 前記判定手段は、入力データの供給時に判定を行うこと
    を特徴とするタイムスタンプ遅延制御回路。
  12. 【請求項12】 請求項7乃至10のいずれかに記載の
    タイムスタンプ遅延制御回路において、 前記判定手段は、所定時間毎に判定を行うことを特徴と
    するタイムスタンプ遅延制御回路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010515284A (ja) * 2006-07-31 2010-05-06 ハリス コーポレイション サービス品質に基づきデータの陳腐化を検出する方法及びシステム
JP2011504010A (ja) * 2007-11-05 2011-01-27 クゥアルコム・インコーポレイテッド 無線通信システム用のsdu破棄メカニズム
US8300653B2 (en) 2006-07-31 2012-10-30 Harris Corporation Systems and methods for assured communications with quality of service

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