JP3146054B2 - Atm通信装置およびセル帯域管理方法 - Google Patents

Atm通信装置およびセル帯域管理方法

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JP3146054B2
JP3146054B2 JP5005892A JP5005892A JP3146054B2 JP 3146054 B2 JP3146054 B2 JP 3146054B2 JP 5005892 A JP5005892 A JP 5005892A JP 5005892 A JP5005892 A JP 5005892A JP 3146054 B2 JP3146054 B2 JP 3146054B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は非同期転送モード(以
下、ATM:Asynchronous Transfer Mode と略す)に
より通信ネットワークを構成する交換システムおよび伝
送システムに係り、特に、システム内部で使用するセル
の利用方法および帯域管理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ATM通信装置で取り扱う監視制御セル
としては、複数の通信装置間にわたるネットワーク管理
情報を送受するための第1の監視制御セル(以下、”ネ
ットワークOAM(Operation and Maintenance)セ
ル”と称する。)と、ATM通信装置に閉じて使用する
ための第2の監視制御セル(以下、”装置内監視制御セ
ル”と称する。)の2種類が考えられる。ATMにおい
ては、CCITT勧告I.610において基本原則が述
べられているように、バーチャルパス単位のネットワー
ク管理を行うにあたって、OAMセルを用いて保守運用
情報を転送する。例えば、OAMセルを用いて、バーチ
ャルパスのトレース情報、伝送路品質、障害通知などを
示すことができる。後者の装置内監視制御セルを利用し
たATM通信装置に関する公知文献としては、「田辺,
他:”ATM交換機構成方式”,信学技報,SSE89-53,
pp.37-42(平1).」がある。該従来によれば、監視制
御情報は、通信路−制御機構間の通信情報をインチャネ
ル通信により行うことができる。装置内監視制御情報と
しては、例えば、装置内の自己診断情報や、内部コント
ロール情報などがある。
【0003】また、ATM通信装置の内部における空き
セルの取扱いに関する公知文献としては、「永野,
他:”ATMスイッチ用高速CMOS LSI群の実用
化”,信学技報,SSE90-36,pp.31-36 (平2).」が
ある。上記公知文献に記載されているセル同期機能およ
びタイミング乗せ換え機能を実現するセル変換回路は、
セルの情報を一時蓄積するために、FIFO(First In
First Out)メモリに代表されるバッファメモリを有
し、バッファメモリの書き込みと読み込みとのタイミン
グを制御することにより実現している。シリアルのビッ
トストリ−ム信号は、連続的にセルを送出するため情報
がない場合には空きセルとなる。この時、バッファメモ
リの前段においてATM伝送路から受信した空きセル
(以下、”伝送路搭載空きセル”という)を廃棄し、バ
ッファメモリの後段において、バッファメモリが空きに
なったときに新規の空きセル(以下、”装置内生成空き
セル”という)を付加している。そのため、該回路の後
段においては、ATM伝送路上のセル流に含まれる伝送
路搭載空きセルと、タイミング信号の乗せ換え過程で生
成した装置内生成セルとを区別できず、単一種の空きセ
ルとして取り扱わざるを得ない。つまり、伝送路搭載空
きセルは廃棄されるため、装置内生成セルが配置される
位置は必ずしも伝送路搭載空きセルがあった位置と同じ
でなく、また、ATM伝送路上のセルのスループットと
装置内のセルのスループットとが異なるため装置内生成
セル数と伝送路搭載空きセル数とは同じにならない。
【0004】このように、伝送路搭載空きセルと装置内
生成セルとを区別できず、単一種の空きセルとして取り
扱っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の公知文献「田
辺,他:”ATM交換機構成方式”,信学技報,SSE89-
53,pp.37-42(平1).」においては、監視制御セルを
出力するに際し、監視制御セルが占有する帯域を管理し
ていない。もし、ATM通信装置の内部で挿入する監視
制御セルの占有帯域を正しく管理できないで所定帯域を
越えた場合には、ATMスイッチまたはセル構成変換回
路のバッファメモリでセル溢れを起こし、ユ−ザセルが
廃棄される場合がある。つまり、ATM通信装置の内部
で挿入する前述のネットワークOAMおよび装置内監視
制御セルは、必要なときに他のユーザセルに優先して挿
入されるため、ATMセルの所定帯域を越えることがあ
る。従って、監視制御セルの挿入にあたって、監視制御
セルの占有帯域の管理は必須であり、また、帯域管理の
手法は簡単であることが望ましい。
【0006】本発明の目的は、監視制御セルの占有帯域
の管理を容易ならしめ、ユ−ザセルの欠落を防止するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
め、本発明では、非同期転送モード(ATM:Asynchro
nous Transfer Mode)でセルを転送し、ATM伝送路に
接続するATM通信装置において、監視制御情報をセル
として挿入する監視制御セル挿入回路を有し、前記監視
制御セル挿入回路は、複数のATM通信装置間にわたる
ネットワーク管理情報を送受するための第1の監視制御
セルを生成して出力する第1の監視制御セル出力手段
と、該ATM通信装置において利用する第2の監視制御
セルを生成して出力する第2の監視制御セル出力手段
と、第1の監視制御セル出力手段および第2の監視制御
セル出力手段に対して出力を指示して管理する出力管理
手段とを有する。
【0008】前記出力管理手段は、上記ATM伝送路上
のセル流に含まれる伝送路搭載空きセルを検出し、第1
の監視制御セル出力手段に対して出力を指示する伝送路
搭載空きセル検出手段と、該ATM通信装置の内部で生
成する装置内生成空きセルを検出し、第2の監視制御セ
ル出力手段に対して出力を指示する装置内生成空きセル
検出手段とを有する。
【0009】前記伝送路搭載空きセル検出手段および装
置内生成空きセル検出手段は、予め定めた伝送路搭載空
きセルと装置内生成空きセルとの識別情報により対応す
る空きセルを検出することができる。
【0010】また、前記第1の監視制御セル出力手段
は、伝送路搭載空きセルの領域に第1の監視制御セルを
生成して出力し、第2の監視制御セル出力手段は、装置
内生成空きセルの領域に第2の監視制御セルを生成して
出力する。
【0011】さらに、第1の監視制御セルを検出して終
端する第1の監視制御セル終端回路をさらに有し、前記
第1の監視制御セル終端回路は、第1の監視制御セルを
検出して終端する第1の監視制御セル終端手段と、第1
の監視制御セル終端手段において第1の監視制御セルを
検出した場合に、ATM伝送路上のセル流に含まれる伝
送路搭載空きセルであることを示す情報をセルに付加し
て空きセルを出力する伝送路搭載空きセル生成手段とを
有する。
【0012】また、第2の監視制御セルを検出して終端
する第2の監視制御セル終端回路をさらに有し、前記第
2の監視制御セルを検出して終端する第2の監視制御セ
ル終端手段と、第2の監視制御セル終端手段において第
2の監視制御セルを検出した場合に、ATM通信装置の
内部で生成する装置内生成空きセルであることを示す情
報をセルに付加して空きセルを出力する装置内生成空き
セル生成手段とを有することもできる。
【0013】セルを交換するATMスイッチをさらに有
し、前記ATMスイッチは、第1の監視制御セルと第2
の監視制御セルとを識別する識別手段と、前記第1の監
視制御セルを蓄積する第1のセルバッファと、前記第2
の監視制御セルを蓄積する第2のセルバッファと、前記
第1の監視制御セルと前記第2の監視制御セルとを予め
定めた割合で出力するように第1のセルバッファおよび
第2のセルバッファに指示するスイッチ出力管理手段と
を有する。
【0014】
【作用】監視制御セル挿入回路において、出力管理手段
の伝送路搭載空きセル検出手段は、上記ATM伝送路上
のセル流に含まれる伝送路搭載空きセルを検出し、第1
の監視制御セル出力手段に対して出力を指示する。第1
の監視制御セル出力手段は、指示があると、伝送路搭載
空きセルの領域に、複数のATM通信装置間にわたるネ
ットワーク管理情報を送受するための第1の監視制御セ
ルを生成して出力する。
【0015】また、出力管理手段の装置内生成空きセル
検出手段は、該ATM通信装置の内部で生成する装置内
生成空きセルを検出し、第2の監視制御セル出力手段に
対して出力を指示する。第2の監視制御セル出力手段
は、指示があると、装置内生成空きセルの領域に、該A
TM通信装置において利用する第2の監視制御セルを生
成して出力する。
【0016】終端側において、前記第1の監視制御セル
終端回路の第1の監視制御セル終端手段は、第1の監視
制御セルを検出する。伝送路搭載空きセル生成手段は、
第1の監視制御セル終端手段において第1の監視制御セ
ルを検出した場合に、ATM伝送路上のセル流に含まれ
る伝送路搭載空きセルであることを示す情報をセルに付
加して空きセルを出力する。
【0017】また、前記第2の監視制御セル終端回路の
第2の監視制御セル終端手段は、第2の監視制御セルを
検出する。装置内生成空きセル生成手段は、第2の監視
制御セル終端手段において第2の監視制御セルを検出し
た場合に、ATM通信装置の内部で生成する装置内生成
空きセルであることを示す情報をセルに付加して空きセ
ルを出力する。
【0018】さらに、ATMスイッチにおいて、識別手
段は、第1の監視制御セルと第2の監視制御セルとを識
別し、第1のセルバッファは、第1の監視制御セルを蓄
積し、第2のセルバッファは、第2の監視制御セルを蓄
積する。スイッチ出力管理手段は、前記第1の監視制御
セルと前記第2の監視制御セルとを予め定めた割合で出
力するように第1のセルバッファおよび第2のセルバッ
ファに指示する。
【0019】これにより、第1の監視制御セルと伝送路
搭載空きセルとを置換し、第2の監視制御セルと装置内
生成空きセルとを置換することができる。よって、装置
内監視制御セルの増加により、ユ−ザセルが欠落する事
象は発生しない。
【0020】
【実施例】ATM通信装置の内部のセル流に含まれるセ
ルを分類すると、基本的に下記の4種類のセルに大別す
ることができる。
【0021】有効セル(ユ−ザセルおよびネットワ−
クOAMセルを含む。) 伝送路搭載空きセル 装置内生成空きセル 装置内監視制御セル 上記のうち、有効セルおよび伝送路搭載空きセルは、A
TM伝送路内のセル流にも含まれるが、装置内生成空き
セルおよび装置内監視制御セルとは、ATM通信装置の
内部のセル流に固有のものである。
【0022】つぎに、図7から図10を用いて、ATM
通信装置について説明する。図7は、ATM通信装置の
通話路部分の基本構成をモデル化して示したものであ
る。図7において、例示したATM通信装置の通話路部
分は、受信側伝送路3から信号を受信する受信側インタ
フェ−ス部40と、スイッチ機能、OAM(Operation
and Maintenance)処理機能を含む共通部50と、送信
側伝送路4に信号を送信する送信側インタフェ−ス部6
0とを有する。
【0023】さらに、受信側インタフェ−ス部40は、
SDH(Synchronous Digital Hierarchy)終端部4
1、セル同期部42およびセル構成変換部43の3要素
によって構成される。また、送信側インタフェ−ス部6
0は、セル構成変換部61、HEC付加部62およびS
DH終端部63の3要素によって構成される。
【0024】図8は、図7に示す共通部50の構成を詳
細に示したものである。図8に示す共通部は、ATMス
イッチ90を有し、ATMスイッチ90の前段には受信
側監視制御セル処理部70-1および70-2が接続され、ま
た、後段には送信側監視制御セル処理部80-1および80-2
が接続される。受信側監視制御セル処理部70-1は、受信
側ネットワ−クOAMセル処理回路71-1と、装置内監視
制御セル挿入回路72-1とを有している。また、送信側監
視制御セル処理部80-1は、装置内監視制御セル終端回路
81-1と、送信側ネットワ−クOAMセル処理回路81-1と
を有している。図8においては、記述を省略している
が、受信側ネットワ−クOAMセル処理回路71-1および
送信側ネットワ−クOAMセル処理回路81-1の内部は、
さらに、それぞれがネットワ−クOAMセル終端回路と
ネットワ−クOAMセル挿入回路とを有している。受信
側監視制御セル処理部70-2および送信側監視制御セル処
理部80-2については、第1回路と同様な構成をしてい
る。
【0025】図9は、ATM通信装置の内部で扱う各種
セルの生成点と終端点の位置関係を、図7および図8に
示す機能ブロックに対応して示したものである。図9に
おいて、白抜き丸印が新規セルの生成点を示し、黒塗り
丸印が終端点(ATMセルが消去される点)を示してい
る。また、図中の矢印付き実線は、該当種別のATMセ
ルが伝達される区間を示す。図9において取り扱うセル
種別は、先に述べた4種類である。なお、図中、有効
セルについては、生成点と終端点の位置関係を明確にす
るために、ユ−ザ情報を伝達するユ−ザセルと、ネット
ワ−クの監視制御情報を搭載するネットワ−クOAMセ
ルとに分けて表示している。
【0026】説明にあたって、まず、装置内生成空きセ
ルの意味について述べる。一般に、ATM伝送路上にお
けるセル収容領域のスル−プットに比し、ATM通信装
置の内部ハイウェイ上におけるセル収容領域のスル−プ
ットが相対的に高く設定される。それに伴い、装置内生
成空きセルには、ベアラ速度を調整するうえでのダミ−
としての意味合いを持たせている。従って、装置内生成
空きセルは、セルのスル−プットが高くなる図7に示す
受信側セル構成変換部43で生成され、スル−プットが
低くなる送信側セル構成変換部61で最終的に終端され
ることになる。これは、図9において、装置内生成空き
セルの最初の生成点が受信側セル構成変換部43に位置
し、装置内生成空きセルの最後の終端点が送信側セル構
成変換部61に位置していることに対応する。
【0027】上記受信側セル構成変換部を実現する回路
としては以下のような構成をする。非同期転送モ−ドで
固定長ブロックであるセルを転送するATM伝送路が接
続され、伝送路上のタイミングを自装置内のタイミング
に乗せ換えるセル構成変換部において、ATM伝送路か
らのセルを蓄積するセルバッファと、伝送路上のタイミ
ングでセルバッファの書き込みアドレスを指示する書き
込みアドレス制御回路と、自装置内のタイミングでセル
バッファの読出しアドレスを指示する読出しアドレス制
御回路と、書き込みアドレスと読出しアドレスとを比較
するアドレス比較回路と、該アドレス比較回路からの比
較結果に基づいて、空きセルの指示を出力する空きセル
指示回路と、該空きセル指示回路からの指示により生成
した空きセルとそれ以外のセルとを区別する情報をセル
に付加する付加回路とを有し、前記読出しアドレス制御
回路は、該空きセル指示回路からの指示によりセルの読
出しを停止することができる。
【0028】以上の点を考慮にいれて、帯域の割当て状
況を図10を用いて説明する。まず、下記の数1に示さ
れるように、受信側セル構成変換部43の出力後の内部
ハイウェイの全帯域Tiは、受信側の有効セルの占有帯
域Ur、受信側の伝送路搭載空きセルの占有帯域Vlr、
受信側装置内監視制御セルの占有帯域Serおよび受信側
の装置内生成空きセルの占有帯域Verの和となる。ここ
で、数1中の第1の括弧内のUr+Vlrは、ATM伝送
路における全帯域Tlに一致する。
【0029】
【数1】
【0030】つぎに、数2に示されるように、送信側セ
ル構成変換部41に入力する前の内部ハイウェイの全帯
域Tiは、送信側の有効セルの占有帯域Us、送信側の伝
送路搭載空きセルの占有帯域Vls、送信側の装置内監視
制御セルの占有帯域Sesおよび送信側の装置内生成空き
セルの占有帯域Vesの和となる。
【0031】
【数2】
【0032】本発明では、装置内監視制御セルの挿入
を、装置内生成空きセルの領域を用いるので、以下のよ
うに数3が成立する。装置内監視制御セルを終端するに
際しても、監視制御セルを装置内生成空きセルに置換し
ているので、同様に数3が成立する。
【0033】また、図8に示すように、共通部50にA
TMスイッチ90が配備されている場合には、該スイッ
チの全帯域を固定的な2つの帯域に分割し、第1の帯域
においては、有効セルおよび伝送路搭載空きセルを収容
し、第2の帯域においては装置内監視制御セルおよび装
置内生成空きセルを収容することにより、スイッチの後
段においても数3が満足される。
【0034】
【数3】
【0035】すなわち、数3に示す一定値は、伝送路と
装置内とのスル−プットの差による、余剰セルであり、
この範囲内で装置内監視制御セルを挿入する。
【0036】従って、数2の第1の括弧内のUs+Vls
は、ATM伝送路における全帯域Tlに一致し、ユ−ザ
セルを含む送信側の有効セルの占有帯域Usを常時確保
する事ができる。よって、結論として、装置内監視制御
セルの占有帯域Sesの増加により、ユ−ザセルが欠落す
る事象は発生しない。
【0037】以下に、上記監視制御セルの占有帯域を管
理するための具体的実施例について図を参照して説明す
る。
【0038】第1の実施例を、図1に示す監視制御セル
挿入回路の構成図を用いて説明する。第1の実施例の監
視制御セル挿入回路は、伝送路搭載空きセル検出回路1
0、ネットワークOAMセル生成回路11、装置内生成
空きセル検出回路12、装置内監視制御セル生成回路1
3および3−1セレクタ14を有している。また、監視
制御セル挿入回路には、装置内入力ハイウェイ1と装置
内出力ハイウェイ2とが接続する。ここで、伝送路搭載
空きセル検出回路10とネットワークOAMセル生成回
路11とが1対をなし、また、装置内生成空きセル検出
回路12と装置内監視制御セル生成回路13とが1対を
なす。これら2対の回路群は、3−1セレクタ14に並
列に接続される。
【0039】本実施例のセルの利用方法では、複数のA
TM通信装置間にわたるネットワーク管理情報を送受す
るためのネットワークOAMセルの挿入を、該当のAT
M通信装置がATM伝送路から受信したセル流に含まれ
る伝送路搭載空きセルの領域を用いて行う。また、該A
TM通信装置に閉じた装置内監視制御セルの挿入を、該
当のATM通信装置の内部でタイミング乗せ変えの過程
で生成した装置内生成空きセルの領域を用いて行う。
【0040】つぎに、第1の実施例の動作について説明
する。伝送路搭載空きセル検出回路10および装置内生
成空きセル検出回路12は、装置内入力ハイウェイ1か
ら受信したセル流を監視する。伝送路搭載空きセル検出
回路10は、伝送路搭載空きセルの有無を検出し、装置
内生成空きセル検出回路12は、装置内において生成さ
れた空きセルの有無を検出する。伝送路搭載空きセルと
装置内生成空きセルとの区別は、前段のセル構成変換部
において、装置内生成空きセルが生成されたときに、そ
れぞれのセルにあらかじめ定めた識別符号が付加される
ため、該識別符号を検出することにより区別する。もし
くは、伝送路とは別の制御線を介して伝送路搭載空きセ
ルと装置内生成空きセルとの区別を示す情報を前段のセ
ル構成変換部から出力された場合には、制御線から情報
を受信し、あらかじめ定めた情報によりセルの区別す
る。ネットワークOAMセル生成回路11では、ネット
ワークOAMセルを生成し、蓄積しておく。OAMセル
としては、バーチャルパスのトレース情報、伝送路品
質、障害通知などを示すセルが有る。また、OAMセル
であることを示すあらかじめ定めた識別情報を該セルの
ヘッダ部に付加しておく。伝送路搭載空きセル検出回路
10において、伝送路搭載空きセルが検出されたとき
に、ネットワークOAMセル生成回路11はネットワー
クOAMセルを出力する。また、装置内監視制御セル生
成回路13では、装置内監視制御セルを生成し、蓄積し
ておく。装置内監視制御情報としては、例えば、装置内
の自己診断情報や、内部コントロール情報などがある。
また、装置内監視制御セルであることを示すあらかじめ
定めた識別情報を該セルのヘッダ部に付加しておく。装
置内生成空きセル検出回路12において、装置内生成空
きセルが検出されたときに、装置内監視制御セル生成回
路13は装置内監視制御セルを出力する。伝送路搭載空
きセル検出回路10において対応する伝送路搭載空きセ
ルが検出され、かつ、ネットワークOAMセル生成回路
11においてネットワークOAMセルを出力するとき
に、3−1セレクタ14は、ネットワークOAMセルを
出力するように選択指示される。つまり、伝送路搭載空
きセル検出回路10およびネットワークOAMセル生成
回路11が、3−1セレクタ14に選択制御信号を出力
することにより、ネットワークOAMセルを選択するよ
うに指示する。また、装置内生成空きセル検出回路12
において対応する装置内生成空きセルが検出され、か
つ、装置内監視制御セル生成回路13において装置内監
視制御セルを出力するときに、3−1セレクタ14は、
装置内監視制御セルを出力するように選択指示される。
つまり、装置内生成空きセル検出回路12および装置内
監視制御セル生成回路13が、3−1セレクタ14に選
択制御信号を出力することにより、装置内監視制御セル
を選択するように指示する。3−1セレクタ14では、
通常は装置内入力ハイウェイ1からの信号を選択し、ま
た、上記回路から選択制御信号があると該当する信号を
選択し、装置内出力ハイウェイ2に出力する。このよう
にして、3−1セレクタ14では、選択制御信号の内容
に応じて、装置内入力ハイウェイ1の信号、ネットワー
クOAMセル生成回路11の出力信号および装置内監視
制御セル生成回路13の出力信号の中から1つを選択し
て、装置内出力ハイウェイ2に出力する。
【0041】以上のような動作により、空きセルの種別
に応じた監視制御セルが挿入される。このように、装置
内において使用される装置内監視制御セルは、装置内に
おいて空きセルとなった装置内生成セルにのみ割り当て
られ、また、伝送路を介して他のATM交換機などの接
続装置においても利用されるネットワークOAMセル
は、伝送路搭載空きセルにのみ割り当てられる。それぞ
れの制御セルが、対応する空きセルに代わって出力され
ることにより、ユーザセルが欠落することはなくなる。
これにより、ユ−ザセルを含む送信側の有効セルの占有
帯域Usを常時確保することができる。よって、装置内
監視制御セルの占有帯域Sesの増加により、ユ−ザセル
が欠落する事象は発生しない。
【0042】第2の実施例を、図2に示す監視制御セル
挿入回路の構成図を用いて説明する。第2の実施例の監
視制御セル挿入回路は、伝送路搭載空きセル検出回路1
0、ネットワークOAMセル生成回路11、装置内生成
空きセル検出回路12、装置内監視制御セル生成回路1
3、第1の2−1セレクタ15-1および第2の2−1セレ
クタ15-2を有している。また、監視制御セル挿入回路に
は、装置内入力ハイウェイ1と装置内出力ハイウェイ2
が接続する。ここで、伝送路搭載空きセル検出回路10
とネットワークOAMセル生成回路11と第1の2−1
セレクタ15-1とが1対をなし、また、装置内生成空き
セル検出回路12と装置内監視制御セル生成回路13と
第2の2−1セレクタ15-2とが1対をなす。これら2
対の回路群は、互いに直列に接続される。
【0043】つぎに、第2の実施例の動作であるが、基
本的には、第1の実施例の場合と同じである。ただし、
監視制御セルを挿入するための2つの回路群が直列に接
続されたために、第1の2−1セレクタ15-1の制御と第
2の2−1セレクタ15-2の制御が独立になった点だけが
異なり、各セレクタは以下のように動作する。伝送路搭
載空きセル検出回路10において対応する伝送路搭載空
きセルが検出され、かつ、ネットワークOAMセル生成
回路11においてネットワークOAMセルを出力すると
きに、第1の2−1セレクタ15-1は、ネットワークOA
Mセルを出力するように選択指示される。つまり、伝送
路搭載空きセル検出回路10およびネットワークOAM
セル生成回路11が、2−1セレクタ15-1に選択制御信
号を出力することにより、ネットワークOAMセルを選
択するように指示する。また、装置内生成空きセル検出
回路12において対応する装置内生成空きセルが検出さ
れ、かつ、装置内監視制御セル生成回路13において装
置内監視制御セルを出力するときに、第2の2−1セレ
クタ15-2は、装置内監視制御セルを出力するように選択
指示される。つまり、装置内生成空きセル検出回路12
および装置内監視制御セル生成回路13が、第2の2−
1セレクタ15-2に選択制御信号を出力することにより装
置内監視制御セルを選択するように指示する。第1の2
−1セレクタ15-1は、通常は装置内入力ハイウェイ1か
らの信号を選択し、また、上記回路から選択制御信号が
あると該当する信号を選択し、出力する。第2の2−1
セレクタ15-2では、通常は第1の2−1セレクタ15-1か
らの信号を選択し、また、上記回路から選択制御信号が
あると該当する信号を選択し、出力する。
【0044】以上のような動作によって、第1の実施例
と同様に、空きセルの種別に応じた監視制御セルが挿入
される。
【0045】つぎに、第3の実施例を、図3に示す監視
制御セル終端回路の構成図を用いて説明する。第3の実
施例の監視制御セル終端回路は、ネットワークOAMセ
ル終端回路16、伝送路搭載空きセル生成回路17、装
置内監視制御セル終端回路18、装置内生成空きセル生
成回路19および3−1セレクタ14を有している。ま
た、監視制御セル終端回路には、装置内入力ハイウェイ
1と装置内出力ハイウェイ2とが接続する。ここで、ネ
ットワークOAMセル終端回路16と伝送路搭載空きセ
ル生成回路17が1対をなし、また、装置内監視制御セ
ル終端回路18と装置内生成空きセル生成回路19が1
対をなし、これら2対の回路群は、3−1セレクタ14
に並列に接続される。
【0046】監視制御セル終端回路においては、ネット
ワークOAMセルの終端に際しては、ネットワークOA
Mセルを伝送路搭載空きセルに置換し、装置内監視制御
セルを終端する場合には、装置内監視制御セルを装置内
生成空きセルに置換する。
【0047】つぎに、第3の実施例の動作について説明
する。ネットワークOAMセル終端回路16および装置
内監視制御セル終端回路18は、装置内入力ハイウェイ
1から受信したセル流を監視する。ネットワークOAM
セル終端回路16は、ネットワークOAMセルの有無を
検出し、装置内監視制御セル終端回路18は、装置内監
視制御セルの有無を検出する。ネットワークOAMセル
と装置内監視制御セルとの識別は、セルのヘッダ部に含
まれているあらかじめ定められた識別情報により識別す
る。伝送路搭載空きセル生成回路17では、ネットワー
クOAMセル終端回路16において、ネットワークOA
Mセルが検出されたときに、伝送路搭載空きセルを出力
する。また、装置内生成空きセル生成回路19では、装
置内監視制御セル終端回路18において、装置内監視制
御セルが検出されたときに、装置内生成空きセルを出力
する。各生成回路においては、伝送路搭載空きセルおよ
び装置内生成空きセルであることを示すあらかじめ定め
た識別符号をセルに付加して空きセルを出力する。各生
成回路において監視制御セルの代わりに空きセルを出力
することにより、監視制御セルを終端する。ネットワー
クOAMセル終端回路16において対応するネットワー
クOAMセルが検出されて、ネットワークOAMセルを
終端する必要がある場合に、3−1セレクタ14は、伝
送路搭載空きセルを出力するように選択指示される。ま
た、装置内監視制御セル終端回路18において対応する
装置内監視制御セルが検出されて、装置内生成空きセル
をを終端する必要がある場合に、3−1セレクタ14
は、装置内生成空きセルを出力するように選択指示され
る。ネットワークOAMセル終端回路16および装置内
監視制御セル終端回路18は、前述の終端処理を行い、
装置内入力ハイウェイ1と装置内出力ハイウェイ2との
間の3−1セレクタ14に選択制御信号を送出する。3
−1セレクタ14では、選択制御信号の内容に応じて、
装置内入力ハイウェイ1の信号、伝送路搭載空きセル生
成回路17の出力信号および装置内生成空きセル生成回
路19の出力信号の中から1つを選択して、装置内出力
ハイウェイ2に出力する。
【0048】以上のように、ネットワークOAMセル終
端に際しては伝送路搭載空きセルが挿入され、また、装
置内監視制御セルの終端に際しては装置内生成空きセル
が挿入される。
【0049】また、ネットワークOAMセル終端回路1
6と装置内監視制御セル終端回路18とのうち、1の終
端回路だけを有することもできる。この場合、ネットワ
ークOAMセル終端回路16を有する場合には、対応す
る伝送路搭載空きセル生成回路17を有する。また、装
置内監視制御セル終端回路18を有する場合には、対応
する装置内生成空きセル生成回路19を有する。例え
ば、ネットワークOAMセルを終端しないで、伝送路上
にそのまま出力する場合には、装置内監視制御セル終端
回路18および装置内生成空きセル生成回路19を有し
て、ネットワークOAMセルは終端しないで出力するこ
ともできる。
【0050】以上のような動作により、ネットワークO
AMセルおよび装置内監視制御セルの終端に際しても、
監視制御セルに応じた空きセルが挿入される。このよう
に、装置内において使用される装置内監視制御セルは、
装置内生成セルが割当てられ、また、ネットワークOA
Mセルは、伝送路搭載空きセルが割り当てられる。それ
ぞれの制御セルは、対応する空きセルとして出力される
ことにより、ユーザセルが欠落することはなくなる。す
なわち、ネットワークOAMセルおよび装置内監視制御
セルの終端に際しても、ユーザセルを含む送信側の有効
セルの占有帯域Usを常時確保することができる。従っ
て、装置内監視制御セルの占有帯域Sesの増加により、
ユーザセルが欠落する事象は発生しない。
【0051】第4の実施例を、図4の監視制御セル終端
回路の構成図を用いて説明する。第4の実施例の監視制
御セル終端回路は、ネットワークOAMセル終端回路1
6、伝送路搭載空きセル生成回路17、装置内監視制御
セル終端回路18、装置内生成空きセル生成回路19、
第1の2−1セレクタ15-1および第2の2−1セレクタ
15-2を有している。また、監視制御セル終端回路には、
装置内入力ハイウェイ1と装置内出力ハイウェイ2が接
続する。ここで、ネットワークOAMセル終端回路16
と伝送路搭載空きセル生成回路17と第1の2−1セレ
クタ15-1とが1対をなし、また、装置内監視制御セル終
端回路18と装置内生成空きセル生成回路19と第2の
2−1セレクタ15-2とが1対をなす。これら2対の回路
群は、互いに直列に接続される。
【0052】つぎに、第4の実施例の動作であるが、基
本的には、第3の実施例の場合と同じである。ただし、
監視制御セルを終端するための2つの回路群が直列に接
続されたために、第1の2−1セレクタ15-1の制御と第
2の2−1セレクタ15-2の制御が独立になった点だけが
異なっている。
【0053】第5の実施例を、図5に示すATMスイッ
チの構成図を用いて説明する。ATM通信装置の内部に
ATMスイッチを有する場合においては、該スイッチの
全帯域を固定的な2つの帯域に分割し、第1の帯域にお
いては、ユ−ザセル、複数の通信装置間にわたるネット
ワ−ク管理情報を送受するためのネットワ−クOAMセ
ルおよびATM伝送路に送出する伝送路搭載空きセルを
収容し、第2の帯域においては、該通信装置に閉じた装
置内監視制御セル、および、該通信装置の内部で消失す
る装置内生成空きセルを収容する。
【0054】第5の実施例のATMスイッチは、マトリ
クスサイズが2×2の出力バッファ型スイッチに本発明
を適用した場合を示している。第5の実施例のATMス
イッチは、スイッチ入力ハイウェイ30-1・30-2の信号を
多重する多重回路37と、スイッチ出力ハイウェイ33-1
および33-2にそれぞれ対応してスイッチング処理を行う
ハイウェイ対応スイッチ回路20-1および20-2と、スイッ
チ動作を制御するタイミング信号を生成するタイミング
信号発生回路38とを有している。
【0055】さらに、ハイウェイ対応スイッチ回路20-1
は、有効セル用セルバッファ22-1、第1のマ−カ付加回
路23-1、有効セル用バッファ制御回路24-1、監視制御用
セルバッファ25-1、第2のマ−カ付加回路26-1、監視制
御セル用セルバッファ制御回路27-1、アドレスフィルタ
21-1および多重回路28-1を有している。このうち、有効
セル用セルバッファ22-1、第1のマ−カ付加回路23-1お
よび有効セル用バッファ制御回路24-1がひとまとまりの
機能ブロックを構成する。該機能ブロック図は、有効セ
ル(ユーザセル、および、ネットワークOAMセル)の
スイッチング処理、ならびに、伝送路搭載空きセルの生
成処理を行う。これに対して、監視制御用セルバッファ
25-1、第2のマ−カ付加回路26-1および監視制御セル用
セルバッファ制御回路27-1も、ひとまとまりの機能ブロ
ックを構成する。該機能ブロックは、装置内監視制御セ
ルのスイッチング処理、ならびに、装置内生成空きセル
の生成処理を行う。アドレスフィルタ21-1は、多重回路
37から受信したセルを、セル種別に応じて以上述べた
2つの機能ブロックに対して振り分ける機能を有する。
【0056】以上、ハイウェイ対応スイッチ回路20-1の
構成について説明したが、ハイウェイ対応スイッチ回路
20-2も全く同一構成である。
【0057】つぎに、第5の実施例の動作について説明
する。図5に示すハイウェイ対応スイッチ回路20-1およ
び20-2は、同一動作原理に基づいて動作するために、以
下、ハイウェイ対応スイッチ回路20-1の動作について説
明し、スイッチ回路20-2の動作も同様である。
【0058】まず、2本のスイッチ入力ハイウェイ30-1
および30-2の信号は、多重回路37によってセル単位に
多重化され、ハイウェイ対応スイッチ回路20-1および20
-2にそれぞれ送出される。ハイウェイ対応スイッチ回路
20-1では、多重回路37からの多重化セル信号をアドレ
スフィルタ21-1に受信する。アドレスフィルタ21-1は、
ルーティング情報によりATMスイッチを行う。アドレ
スフィルタ21-1は、セルのヘッダ部分を解析することに
より、有効セルか監視制御セルかのセル種別の判定を行
い、ユーザセルおよびネットワークOAMセルについて
はルーティング情報を示すアドレスを解析し、有効/無
効の判定を行う。アドレスフィルタ21-1の判定結果によ
り、スイッチ出力ハイウェイ33-1に対応した有効セル
(ユーザセルおよびネットワークOAMセル)を有効セ
ル用セルバッファ22-1に書き込み、また、スイッチ出力
ハイウェイ33-1に対応した装置内監視制御セルを、監視
制御セル用セルバッファ25-1に書き込む。スイッチ出力
ハイウェイ33-1に対応しないセル、伝送路搭載空きセル
および装置内生成空きセルについては、セルバッファに
書き込まないで廃棄する。
【0059】つぎに、図6を用いて、図5に示す有効セ
ル用セルバッファ22-1および監視制御セル用セルバッフ
ァ25-1の読み出し側の動作について詳細に説明する。
【0060】上記タイミング信号発生回路38は、外部
からスイッチ動作タイミング信号34を受け、帯域制御
信号35と多重化制御信号36とを生成する。帯域制御
信号35は、セルを読み出すセルバッファを指定する信
号であり、信号がHレベルでは監視制御セル用セルバッ
ファ25-1からの読み出しを許可し、また、Lレベルでは
有効セル用セルバッファ22-1からの読み出しを許可す
る。図6に示す動作説明図においては、4セルを一周期
として、有効セル用セルバッファ22-1に対して3セル
分、また、監視制御セル用セルバッファ25-1に対して1
セル分を割り当てている。このセルバッファからの読み
出し制御は、有効セル用セルバッファ22-1および監視制
御セル用セルバッファ25-1に対して排他的に実行され
る。
【0061】図6に示す有効セルバッファ出力信号31-1
は、第1のマ−カ付加回路23-1の出力を示したものであ
り、4セルに1回有効セル用セルバッファ22-1の読み出
しを停止したことにより、ダミ−セルD-2およびD-6が挿
入されることが示されている。また、セルU-1〜U-5は、
有効セル用セルバッファ22-1から出力されたユーザセル
およびネットワークOAMセルからなる有効セルであ
る。セルVL-1およびVL-2は、有効セル用セルバッファ22
-1が空のために挿入されたセルであり、ハイウェイ対応
スイッチ回路20-1で生成する伝送路搭載空きセルに相当
する。この伝送路搭載空きセルを識別するために、第1
のマ−カ付加回路23-1では、伝送路搭載空きセルの識別
情報をセルの内部に書き込む。
【0062】監視制御セルバッファ出力信号32-1は、第
2のマ−カ付加回路26-1の出力を示したものであり、4
セルに3回監視制御セル用セルバッファ25-1の読み出し
を停止したことにより、ダミ−セルD-1,D-3〜D-5,D-7〜
D-9が挿入されることが示されている。また、セルS-1
は、監視制御セル用セルバッファ25-1から出力された装
置内監視制御セルである。セルVE-1は、監視制御セル用
セルバッファ25-1が空のために挿入されたセルであり、
ハイウェイ対応スイッチ回路20-1で生成する装置内生成
空きセルに相当する。この装置内生成空きセルを識別す
るために、第2のマ−カ付加回路26-1では、装置内生成
空きセルの識別情報をセルの内部に書き込む。
【0063】以上述べた有効セルバッファ出力信号31-1
および監視制御セルバッファ出力信号32-1は、その後段
の多重回路28-1に入力され、タイミング信号発生回路3
8から受けた多重化制御信号36によって多重化された
後、スイッチ出力ハイウェイ33-1に出力される。この
時、多重化制御信号36がHレベルの場合には、監視制
御セルバッファ出力信号32-1が選択され、また、Lレベ
ルの場合には、有効セルバッファ出力信号31-1が選択さ
れる。その結果、ダミ−セルD-1〜D-9は、全て除去さ
れ、有効セルU-1〜U-5、装置内監視制御セルS-1、伝送
路搭載空きセルVL-1〜VL-2、および、装置内生成空きセ
ルVE-1のみがスイッチ出力ハイウェイ33-1に出力され
る。
【0064】本実施例のATMスイッチでは、装置内監
視制御セルおよび装置内生成空きセルの帯域の和の相対
値は、スイッチの全帯域に対して常に0.25(1/
4)となる。装置内監視制御セルおよび装置内生成空き
セルに割り当てられた領域は、図6においては、監視制
御セル割当領域として示されている。それに対して、有
効セルおよび伝送路搭載空きセルの帯域の和の相対値
は、常に0.75(3/4)となる。有効セルおよび伝
送路搭載空きセル割り当てられた領域は、図6では有効
セル割当領域として示されている。
【0065】以上説明したように、本実施例のATMス
イッチによれば、ATMスイッチの出力側においても、
装置内監視制御セルの占有帯域Sesおよび装置内生成空
きセルの占有帯域Vesの和が一定となる。従って、ユー
ザセルの占有帯域、ATM通信装置内で閉じて使用する
監視制御セルの占有帯域およびネットワーク管理用監視
制御セルの占有帯域を、ATMスイッチの後段において
も厳密に管理することが可能となる。
【0066】
【発明の効果】本発明のセルの利用方法および帯域管理
方法によれば、ユーザセルの占有帯域、ATM通信装置
内で閉じて使用する監視制御セルの占有帯域およびネッ
トワーク管理用監視制御セルの占有帯域のそれぞれを厳
密に管理することができ、これら2種の監視制御セルの
異常な占有帯域増加によって発生するユーザセルの欠落
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す監視制御セル挿入
回路の構成図。
【図2】本発明の第2の実施例を示す監視制御セル挿入
回路の構成図。
【図3】本発明の第3の実施例を示す監視制御セル終端
回路の構成図。
【図4】本発明の第4の実施例を示す監視制御セル終端
回路の構成図。
【図5】本発明の第5の実施例を示すATMスイッチの
構成図。
【図6】本発明の第5の実施例の動作説明図。
【図7】本発明の作用を説明するための、ATM通信装
置の通話路部分の基本構成図。
【図8】本発明の作用を説明するための、ATMスイッ
チを含む共通部の構成図。
【図9】本発明の作用を説明するための、各種セルの生
成点および終端点の位置関係図。
【図10】本発明適用時の帯域割り当て図。
【符号の説明】
1…装置内入力ハイウェイ、2…装置内出力ハイウェ
イ、10…伝送路搭載空きセル検出回路、11…ネット
ワークOAMセル生成回路、12…装置内生成空きセル
検出回路、13…装置内監視制御セル生成回路、14…
3−1セレクタ、15−1・15−2…2−1セレク
タ、16…ネットワークOAMセル終端回路、17…伝
送路搭載空きセル生成回路、18…装置内監視制御セル
終端回路、19…装置内生成空きセル生成回路、20−
1・20−2…ハイウェイ対応スイッチ回路、21−1
・21−2…アドレスフィルタ、22−1・22−2…
有効セル用セルバッファ、23−1・23−2…第1の
マ−カ付加回路、24−1・24−2…有効セル用バッ
ファ制御回路、25−1・25−2…監視制御セル用セ
ルバッファ、26−1・26−2…第2のマ−カ付加回
路、27−1・27−2…監視制御セル用バッファ制御
回路、28−1・28−2…多重回路、30−1・30
−2…スイッチ入力ハイウェイ、31−1・31−2…
有効セルバッファ出力信号、32−1・32−2…監視
制御セルバッファ出力信号、33−1・33−2…スイ
ッチ出力ハイウェイ、34…スイッチ動作タイミング信
号、35…帯域制御信号、36…多重化制御信号、37
…多重回路、38…タイミング信号発生回路、3…受信
側伝送路、4…送信側伝送路、40…受信側インタフェ
−ス部、41…受信側SDH終端部、42…セル同期
部、43…受信側セル構成変換部、50…共通部、60
…送信側インタフェ−ス部、61…送信側セル構成変換
部、62…HEC付加部、63…送信側SDH終端部、
70−1・70−2…受信側監視制御セル処理部、71
−1・71−2…受信側ネットワークOAMセル処理回
路、72−1・72−2…装置内監視制御セル挿入回
路、80−1・80−2…送信側監視制御セル処理部、
81−1・81−2…送信側ネットワークOAMセル処
理回路、82−1・82−2…装置内監視制御セル終端
回路、90…ATMスイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 伸 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株式会社日立製作所 情報通信事業部内 (72)発明者 上田 裕巳 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 中島 隆 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−71750(JP,A) 特開 平4−17431(JP,A) 特開 平5−252189(JP,A) 特開 平5−252188(JP,A) 特開 平5−252184(JP,A) 特開 平5−235982(JP,A) 特開 平5−56065(JP,A) 特開 平4−105443(JP,A) 特開 平4−86043(JP,A) 特開 平4−70034(JP,A) 特開 平3−270434(JP,A) 特開 平2−32644(JP,A) 信学技報 CS91−92 1991年信学秋季大会 B−484 1991年信学秋季大会 B−485 信学技報 CS92−30 1992年信学春季大会 B−612 1992年信学春季大会 B−729 1992年信学春季大会 B−735 1991年信学秋季大会 B−482 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/56 H04L 12/28

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非同期転送モード(ATM:Asynchronous
    Transfer Mode)でセルを転送し、ATM伝送路に接続
    され、前記セルを交換するATMスイッチを有するAT
    M通信装置において、複数のATM通信装置間にわたるネットワーク管理情報
    を送受するための第1の監視制御情報を第1の監視制御
    セルとして挿入し、また、該ATM通信装置において利
    用する第2の監視制御情報を第2の監視制御セルとして
    挿入する 監視制御セル挿入回路と、該ATM通信装置の内部で新たに装置内生成空きセルを
    生成する空きセル生成回路とを有し、 前記監視制御セル挿入回路は、前記ATM伝送路から受信したセル流に含まれる伝送路
    搭載空きセルを検出する伝送路搭載空きセル検出手段
    と、 前記第1の監視制御セルを生成し、前記伝送路搭載空き
    セル検出手段により検出された伝送路搭載空きセルに、
    当該第1の監視制御セルを挿入す る第1の監視制御セル
    出力手段と、前記空きセル生成回路により生成された前記装置内生成
    空きセルを検出する装置内生成空きセル検出手段と、 前記第2の監視制御セルを生成し、前記装置内生成空き
    セル検出手段により検出された装置内生成空きセルに、
    当該第2の監視制御セルを挿入する 第2の監視制御セル
    出力手段とを有することを特徴とするATM通信装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記空きセル生成回路
    は、前記装置内生成空きセルに、あらかじめ定めた識別
    情報を付加し、 前記伝送路搭載空きセル検出手段および前記装置内生成
    空きセル検出手段は、前記識別情報により、空きセル
    が、前記伝送路搭載空きセルであるか、前記装置内生成
    空きセルであるかを検出することを特徴とするATM通
    信装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、前記第1の監
    視制御セルを検出して終端する第1の監視制御セル終端
    手段と、前記第1の監視制御セル終端手段において第1
    の監視制御セルを検出した場合に、前記伝送路搭載空き
    セルであることを示す情報をセルに付加して空きセルを
    出力する伝送路搭載空きセル生成手段とをさらに有する
    ことを特徴とするATM通信装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2または3において、前記第2
    の監視制御セルを検出して終端する第2の監視制御セル
    終端手段と、前記第2の監視制御セル終端手段において
    第2の監視制御セルを検出した場合に、該ATM通信装
    置の内部で生成された装置内生成空きセルであることを
    示す情報をセルに付加して空きセルを出力する装置内生
    成空きセル生成手段とをさらに有することを特徴とする
    ATM通信装置。
  5. 【請求項5】請求項1、2、3または4において、前記
    ATMスイッチは、前記伝送路搭載空きセル、前記第2
    の監視制御セルおよび前記装置内生成空きセルを検出す
    る検出手段と、前記検出手段により検出された前記第2
    の監視制御セルを蓄積する第1のセルバッファと、前記
    検出手段により検出された前記伝送路搭載空きセル、前
    記第2の監視制御セルおよび前記装置内生成空きセル以
    外のセルを蓄積する第2のセルバッファと、前記第1の
    セルバッファおよび前記第2のセルバッファに対して、
    排他的に、予め定めた割合で蓄積したセルを出力するよ
    うに指示するスイッチ出力管理手段とを有することを特
    徴とするATM通信装置。
  6. 【請求項6】非同期転送モード(ATM)でセルを転送
    し、ATM伝送路に接続されるATM通信装置におい
    て、 複数のATM通信装置間にわたるネットワーク管理情報
    を送受するための第1の監視制御セルを検出して終端す
    る第1の監視制御セル終端手段と、該ATM通信装置に
    おいて利用する第2の監視制御セルを検出して終端する
    第2の監視制御セル終端手段と、第1の監視制御セル終
    端手段および第2の監視制御セル終端手段で、それぞれ
    前記終端を行ったときに、空きセルを生成し、当該空き
    セルに、 前記第1の監視制御セルと第2の監視制御セル
    とのうちどちらを終端したかを示す情報を付加して出力
    する空きセル生成手段とを有することを特徴とするAT
    M通信装置。
  7. 【請求項7】非同期転送モード(ATM:Asynchronous
    Transfer Mode)でセルを転送し、ATM通信装置にお
    いて利用する監視制御情報を監視制御セルとして挿入す
    る監視制御セル挿入回路と、該ATM通信装置の内部で
    新たに装置内生成空きセルを生成する空きセル生成回路
    とを備えるATM通信装置における、セルを交換するA
    TMスイッチであって、前記ATM伝送路から受信したセル流に含まれる伝送路
    搭載空きセル、前記監視制御セルおよび前記装置内生成
    空きセルを検出する検出手段と、前記検出手段により検
    出された 前記監視制御セルを蓄積する第1のセルバッフ
    ァと、前記検出手段により検出された前記伝送路搭載空
    きセル、前記監視制御セルおよび前記装置内生成空きセ
    ル以外のセルを蓄積する第2のセルバッファと、前記第
    1のセルバッファおよび前記第2のセルバッファに対し
    て、排他的に、予め定めた割合で蓄積したセルを出力す
    るように指示するスイッチ出力管理手段とを有すること
    を特徴とするATMスイッチ。
  8. 【請求項8】請求項7において、前記第1のセルバッフ
    ァに対して、前記スイッチ出力管理手段により、蓄積し
    たセルを出力するように指示されたときに、蓄積してい
    るセルがない場合に、空きセルを送出し、当該空きセル
    に、前記装置内生成空きセルであることを示す情報を付
    加する付加手段をさらに有することを特徴とするATM
    スイッチ。
  9. 【請求項9】請求項7において、前記第2のセルバッフ
    ァに対して、前記スイッチ出力管理手段により、蓄積し
    たセルを出力するように指示されたときに、蓄積してい
    るセルがない場合に、空きセルを送出し、当該空きセル
    に、前記伝送路搭載空きセルであることを示す情報を付
    加する付加手段をさらに有することを特徴とするATM
    スイッチ。
  10. 【請求項10】非同期転送モード(ATM)でセルを転
    送し、ATM伝送路に接続するATM通信装置におい
    て、 複数のATM通信装置間にわたるネットワーク管理情報
    を送受するために生成された第1の監視制御セルと、前
    記ATM伝送路から受信したセル流に含まれる伝送路搭
    載空きセルとを置換し、 該ATM通信装置において利用するために生成された
    2の監視制御セルと該ATM通信装置の内部で生成され
    た装置内生成空きセルとを置換することを特徴とするセ
    ル管理方法。
  11. 【請求項11】非同期転送モードでセルを転送するAT
    M通信装置のATMスイッチにおける帯域管理方法であ
    って、ATM伝送路から受信した伝送路搭載空きセルと、該A
    TM通信装置の内部で生成および消失する装置内生成空
    きセルとを区別し 、 該スイッチの全帯域を、第1と第2との2つの帯域に分
    割し、前記第1の帯域においては、ユーザが使用するユ
    ーザセルと、複数のATM通信装置間にわたるネットワ
    ーク管理情報を送受するための第1の監視制御セルと、
    前記伝送路搭載空きセルとを収容し、前記第2の帯域に
    おいては、該ATM通信装置において利用する第2の監
    視制御セルおよび前記装置内生成空きセルを収容するこ
    とを特徴とする帯域管理方法。
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