JPH06197120A - セル多重化回路 - Google Patents

セル多重化回路

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Publication number
JPH06197120A
JPH06197120A JP34491992A JP34491992A JPH06197120A JP H06197120 A JPH06197120 A JP H06197120A JP 34491992 A JP34491992 A JP 34491992A JP 34491992 A JP34491992 A JP 34491992A JP H06197120 A JPH06197120 A JP H06197120A
Authority
JP
Japan
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cell
multiplexing
cells
accumulating
line
Prior art date
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Pending
Application number
JP34491992A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Doi
幸浩 土井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP34491992A priority Critical patent/JPH06197120A/ja
Publication of JPH06197120A publication Critical patent/JPH06197120A/ja
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  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 少ないハード量で、バッファのセルを効率良
く接続するセル多重化回路を提供する。 【構成】 入力回線211〜21nから入力したセル
は、各入力回線に対応したセルバッファ111〜11n
に蓄積される。各セルバッファ111〜11nでは、セ
ルバッファに蓄積されているセル数を多重制御手段13
に内部配線24xを用いて転送する。多重制御手段13
は申告された各バッファの蓄積セル数をサーチし、最も
蓄積セル数の多いバッファに送信許可を与える。この結
果、各セルバッファの蓄積セル数、つまりキュー長は平
均化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、具体的には通信装
置、交換装置、LAN、コンピュータ間インタコネクシ
ョンに用いられるATMセルのセル多重化回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ATM装置で用いるセル多重化回路は、
複数の入回線から非同期に入力するセルを1本あるいは
複数の出回線にATM多重する装置である。このような
セル多重化装置では、出回線への多重において、入力回
線から非同期に入力するセルが他の入回線からの入力セ
ルとの競合により廃棄されないようにするため、各入回
線毎にセルバッファを有し、各入回線からの入力セルを
セルバッファに一時蓄積するようになっている。セル多
重回路では、これら複数のセルバッファからセルの読み
だしを行い、出回線にセルを接続する。
【0003】図12に従来のセル多重回路の構成例を示
す。図において、符号21x(x=1〜n)は入力回
線、22は出力回線、11x(x=1〜n)は各入力回
線に対応したセルバッファ、12はセル多重手段、13
は多重制御手段、23x(x=1〜n)、24x(x=
1〜n)は内部配線である。セルバッファ111〜11
nは、各々のバッファにセルが存在する場合に、多重要
求信号を多重制御回路13に内部配線24xを通して通
知する。多重制御手段13は、予め決められた順番で各
セルバッファの要求信号をポーリングし、接続要求を発
生させたセルバッファの先頭セルを出回線に接続する。
例えば、前回、セルバッファ111のセルを接続した場
合には、次に、セルバッファ112以降で最初にセルを
蓄積し、接続要求を発生させているセルバッファを出回
線に接続するという動作を繰り返す。この動作により複
数のセルバッファからのセルを多重化し、出力すること
ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のセル多重化回路は、出回線多重時のセル衝突による
セル廃棄を避けてセル多重を実現している。しかしなが
ら、従来の方法では、複数の入力に平均的にセルが到着
する場合には問題がないが、特定の入力回線に入力が偏
ったようなトラヒック条件の場合においては、該当する
バッファにセル廃棄を抑えるための大規模なメモリを用
意する必要がある。したがって、任意のトラヒックにお
いて、十分に低いセル廃棄率を保証するためには、セル
多重回路は非常に大きなバッファ量を持つ必要があっ
た。
【0005】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、入力回線からの到着セルが特定の入力回線に偏
るようなトラヒック条件において、バッファに必要なセ
ル蓄積容量を大幅に増加させることなく、セルを効率良
く接続でき、トラヒックが集中する特定のセルバッファ
からの読みだし回数を増し、セルバッファに蓄積される
セルの異常な増加を抑えることができ、さらに、セルバ
ッファに必要なバッファ量を抑え少ないハード量で実現
することができるセル多重化回路を提供することを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、請求項1記載の発明では、複数の入回線を有
し、該入回線から入力するセルを各回線毎に一時蓄積す
るセル蓄積手段と、前記セル蓄積手段に蓄積されたセル
を1本あるいは複数本の出回線に多重して出力するセル
多重手段と、前記セル多重手段における前記セル蓄積手
段からのセルの読みだし順位を制御する多重制御手段と
を有するセル多重化回路において、前記多重制御手段
は、前記セル蓄積手段に蓄積されたセルを出回線に多重
する順位として、前記セル蓄積手段に蓄積されたセル数
を参照し、最も蓄積セル数の多い前記セル蓄積手段のセ
ルを優先して出回線に接続することを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明では、複数の入回線を
有し、該入回線から入力するセルを各回線毎に一時蓄積
するセル蓄積手段と、前記セル蓄積手段に蓄積されたセ
ルを1本あるいは複数本の出回線に多重して出力するセ
ル多重手段と、前記セル多重手段における前記セル蓄積
手段からのセルの読みだし順位を制御する多重制御手段
とを有するセル多重化回路において、前記入回線の各々
に到着する入力セルに対して、到着時間を計数し、かつ
蓄積する計数手段を有し、前記多重制御手段は、前記セ
ル蓄積手段に蓄積されたセルを出回線に多重する順位と
して、前記セル蓄積手段において、該セル蓄積手段の先
頭に位置するセルの前記到着時間を参照し、最も到着時
間の早いセルを蓄積しているセル蓄積手段を優先的に出
回線に接続することを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明では、複数の入回線を
有し、該入回線から入力するセルを各回線毎に一時蓄積
するセル蓄積手段と、前記セル蓄積手段に蓄積されたセ
ルを1本あるいは複数本の出回線に多重して出力するセ
ル多重手段と、前記セル多重手段における前記セル蓄積
手段からのセルの読みだし順位を制御する多重制御手段
とを有するセル多重化回路において、前記セル蓄積手段
は、蓄積されるセル数に対して、予め少なくとも1つの
蓄積セル数のしきい値を設定する設定手段と、前記しき
い値を越えるセルを蓄積している場合に、しきい値越え
を示す信号を生成し、前記多重制御手段に接続要求する
接続要求手段を有し、前記多重制御手段は、前記セル蓄
積手段に蓄積されたセルを出回線に多重する順位とし
て、前記セル蓄積手段より発生される前記しきい値越え
信号に基づいて、該しきい値越え信号を発生するセル蓄
積手段のセルを優先的に出回線に接続することを特徴と
する。
【0009】請求項4記載の発明では、複数の入回線を
有し、該入回線から入力するセルを各回線毎に一時蓄積
するセル蓄積手段と、前記セル蓄積手段に蓄積されたセ
ルを1本あるいは複数本の出回線に多重して出力するセ
ル多重手段と、前記セル多重手段における前記セル蓄積
手段からのセルの読みだし順位を制御する多重制御手段
とを有するセル多重化回路において、各入力回線に到着
する入力セルの各々に対して、到着時間を計数し、かつ
蓄積する計数手段を有し、前記セル蓄積手段は、蓄積さ
れたセル数と、該セル蓄積手段の先頭に位置するセルの
到着時間とから予め設定される論理により算出される数
値を信号として生成し、該数値を前記多重制御手段に送
出することにより接続要求を行う接続要求手段を有し、
前記多重制御手段は、前記セル蓄積手段に蓄積されたセ
ルを出回線に多重する順位として、前記セル蓄積手段に
おいて生成される前記数値を参照し、該数値の大きいセ
ル蓄積手段に蓄積されたセルを優先的に出回線に接続す
ることを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明では、複数の入回線を
有し、該入回線から入力するセルを各回線毎に一時蓄積
するセル蓄積手段と、前記セル蓄積手段に蓄積されたセ
ルを1本あるいは複数本の出回線に多重して出力するセ
ル多重手段と、前記セル多重手段における前記セル蓄積
手段からのセルの読みだし順位を制御する多重制御手段
とを有するセル多重化回路において、前記セル蓄積手段
は、該セル蓄積手段の先頭に蓄積され、かつ、接続待ち
の状態にあるセルについて、前記セルが、先頭位置に到
着しての待ち時間をカウントするカウント手段を有し、
前記セル蓄積手段は、蓄積されたセル数と、該セル蓄積
手段の先頭に位置するセルの待ち時間とから予め設定さ
れる論理により算出される数値を信号として生成し、前
記数値を前記多重制御手段に送出することにより接続要
求を行う接続要求手段を有し、前記多重制御手段は、前
記セル蓄積手段に蓄積されたセルを出回線に多重する順
位として、前記セル蓄積手段において生成される前記数
値を参照し、該数値の大きいセル蓄積手段に蓄積された
セルを優先的に出回線に接続することを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明によれば、多重制御手段
は、セル蓄積手段に蓄積されたセルを出回線に多重する
順位として、上記セル蓄積手段に蓄積されたセル数を参
照し、最も蓄積セル数の多いセル蓄積手段のセルを優先
して出回線に接続する。
【0012】また、請求項2記載の発明によれば、計数
手段によって、入回線の各々に到着する入力セルに対し
て、到着時間を計数し、かつ蓄積する。多重制御手段
は、上記セル蓄積手段に蓄積されたセルを出回線に多重
する順位として、セル蓄積手段の先頭に位置するセルの
到着時間を参照し、最も到着時間の早いセルを蓄積して
いるセル蓄積手段を優先的に出回線に接続する。
【0013】また、請求項3記載の発明によれば、セル
蓄積手段では、設定手段によって、蓄積されるセル数に
対して、予め少なくとも1つの蓄積セル数のしきい値を
設定するとともに、接続要求手段によって、しきい値を
越えるセルを蓄積している場合に、しきい値越えを示す
信号を生成し、多重制御手段に接続要求する。多重制御
手段は、セル蓄積手段に蓄積されたセルを出回線に多重
する順位として、セル蓄積手段より発生されるしきい値
越え信号に基づいて、該しきい値越え信号を発生するセ
ル蓄積手段のセルを優先的に出回線に接続する。
【0014】また、請求項4記載の発明によれば、計数
手段によって、各入力回線に到着する入力セルの各々に
対して、到着時間を計数し、かつ蓄積する。セル蓄積手
段では、接続要求手段によって、蓄積されたセル数と、
該セル蓄積手段の先頭に位置するセルの到着時間とから
予め設定される論理により算出される数値を信号として
生成し、該数値を多重制御手段に送出することにより接
続要求を行う。多重制御手段は、セル蓄積手段に蓄積さ
れたセルを出回線に多重する順位として、セル蓄積手段
において生成される上記数値を参照し、該数値の大きい
セル蓄積手段に蓄積されたセルを優先的に出回線に接続
する。
【0015】請求項5記載の発明によれば、セル蓄積手
段では、カウント手段によって、該セル蓄積手段の先頭
に蓄積され、かつ、接続待ちの状態にあるセルについ
て、該セルが先頭位置に到着しての待ち時間をカウント
する。さらに、セル蓄積手段では、接続要求手段によっ
て、蓄積されたセル数と、該セル蓄積手段の先頭に位置
するセルの待ち時間とから予め設定される論理により算
出される数値を信号として生成し、該数値を多重制御手
段に送出することにより接続要求を行う。多重制御手段
は、セル蓄積手段に蓄積されたセルを出回線に多重する
順位として、上記数値を参照し、該数値の大きいセル蓄
積手段に蓄積されたセルを優先的に出回線に接続する。
【0016】
【実施例】次に図面を参照してこの発明の実施例につい
て説明する。図1はこの発明の第1の実施例の構成を示
すブロック図である。図において、符号21x(x=1
〜n)は入力回線、22は出力回線、11x(x=1〜
n)は各入力回線に対応したセルバッファ、12はセル
多重手段、13は多重制御手段、23x(x=1〜n)
および24x(x=1〜n)は内部配線である。
【0017】図2は、上述した第1の実施例の多重制御
部13における処理手順を示すアルゴリズムのフローチ
ャートである。入力回線211〜21nから入力したセ
ルは、各入力回線に対応したセルバッファ111〜11
nに蓄積される。各セルバッファ111〜11nでは、
セルバッファに蓄積されているセル数を多重制御手段1
3に内部配線24xを用いて転送する。多重制御手段1
3は申告された各バッファの蓄積セル数をサーチし(ス
テップSA1)、最も蓄積セル数の多いバッファに送信
許可を与える(ステップSA2)。
【0018】この結果、各セルバッファの蓄積セル数、
つまりキュー長は平均化される。したがって、本実施例
によれば、比較的に少ないメモリ量で各セルバッファを
構成することができ、セル多重化回路のハード量を削減
できる。
【0019】次に、図3は第2の実施例の構成を示すブ
ロック図である。図において、符号21x(x=1〜
n)は入力回線、22は出力回線、11x(x=1〜
n)は各入力回線に対応したセルバッファ、12はセル
多重手段、13は多重制御手段、14x(x=1〜n)
はタイムスタンプ発生手段、23x(x=1〜n)およ
び24x(x=1〜n)は内部配線である。
【0020】図4は第2の実施例の多重制御部13にお
ける処理手順のアルゴリズムのフローチャートである。
入力回線211〜21nから入力したセルは、各入力回
線に対応したセルバッファ111〜11nに蓄積され
る。このとき、タイムスタンプ発生手段141〜14n
においてセルが到着した時間を各セルに付与する。各セ
ルバッファ111〜11nでは、セルバッファ先頭に蓄
積されているセルのタイムスタンプ情報及び接続要求信
号を多重制御手段に内部配線241〜24nを用いて転
送する。多重制御部13は、各セルバッファの先頭セル
のタイムスタンプ値を収集する(ステップSB1)。次
に、申告されたタイムスタンプ値をサーチし、最も古い
タイムスタンプを付与されたセルを有するバッファに送
信許可を与える(ステップSB2)。
【0021】次に、図5は第3の実施例の構成を示すブ
ロック図である。図において、符号21x(x=1〜
n)は入力回線、22は出力回線、11x(x=1〜
n)は各入力回線に対応したセルバッファ、12はセル
多重手段、13は多重制御手段、15x(x=1〜n)
は回線対応の接続要求発生手段、23x(x=1〜
n)、24x(x=1〜n)および25x(x=1〜
n)は内部配線である。入力回線211〜21nから入
力されたセルは、各入力回線に対応したセルバッファ1
11〜11nに蓄積される。各セルバッファには、1
つ、あるいは複数のしきい値を設けておく。
【0022】図6は第3の実施例の接続要求発生手段1
51〜15nの動作を説明するためのフローチャートで
ある。また、図7は多重制御部13の動作を説明するた
めのフローチャートである。各セルバッファ111〜1
1nは、該セルバッファの蓄積セル数を監視している。
また、接続要求発生手段151〜15nでは、しきい値
Qlを越えたか否かを判断し(ステップSC1)、しき
い値Qlを越えた場合には、内部配線241〜24nで
多重制御手段13へ通知される接続要求信号とともに、
このしきい値越え情報を内部配置251〜25nを用い
て多重制御手段13へ通知する(ステップSC3)。多
重制御手段13は、変数jに前回、送信権を送付したセ
ルバッファxが格納された変数jbを代入し、かつ、ル
ープ変数LOOPを「1」とする(ステップSD1)。
次に、しきい値越え信号の有無を判断し(ステップSD
2)、しきい値越え信号があった場合には、しきい値越
え情報を発生させたセルバッファxを優先して送信権を
送付し、出回線に接続するするとともに、上記変数jb
にセルバッファxを格納する(ステップSD3)。一
方、しきい値越え信号が無かった場合には、セルバッフ
ァjにセルが存在するか否かを判断する(ステップSD
4)。そして、セルバッファjにセルが存在する場合に
は、セルバッファjに送信権を送付し、出回線に接続す
るするとともに、上記変数jbにセルバッファjを格納
する(ステップSD5)。また、上記ステップSD4に
おいて、セルバッファjにセルが存在しない場合には、
変数jに(j+1)mod・Nなる値を格納するととも
に、ループ変数LOOPをインクリメントし(ステップ
SD6)、ループ変数LOOPがNより大であるか否か
を判断する(ステップSD7)。そして、ループ変数L
OOPがNより小さい場合には、上記ステップSD4へ
戻り、上述したステップSD4〜SD6を繰返し実行す
る。ループ変数LOOPがNより大となった場合には、
そのまま当該処理を終了する。このように、複数のしき
い値を持つ場合は、セル蓄積数のしきい値が大きい場合
を優先して出力線に接続する。
【0023】図8は第4の実施例の構成を示すブロック
図である。図において、211〜21nは入力回線、2
2は出力回線、11x(x=1〜n)は各入力回線に対
応したセルバッファ、12はセル多重手段、13は多重
制御手段、14x(x=1〜n)はタイムスタンプ発生
手段、15x(x=1〜n)は回線対応の接続要求発生
手段、23x(x=1〜n)、24x(x=1〜n)、
および25x(x=1〜n)は内部配線である。
【0024】図9(a)、(b)は上述した構成による
動作を説明するためのフローチャートである。上述した
構成によれば、入力回線211〜21nから入力したセ
ルは、各入力回線に対応したセルバッファ111〜11
nに蓄積される。このとき、タイムスタンプ発生手段1
41〜14nでは、セルが到着した時間を各セルに付与
し、セルと同様に蓄積する。各セルバッファ111〜1
1nでは、接続要求発生手段151〜15nにおいて、
各セルバッファに蓄積されたセル数Ql及び、セルバッ
ファ先頭のセルのタイムスタンプt1を参照し(ステッ
プSE1)、t1及びQlが増大するに従ってxが大き
くなるように予め設定された算出方法で優先度係数xを
発生させ(ステップSE2)、これを多重制御手段13
へ通知する(ステップSE3)。多重制御手段13は、
優先度係数xを比較し(ステップSF1)、優先度係数
xの最も大きいセルバッファを優先して出回線に接続す
る(ステップSF2)。
【0025】図10は第5の実施例の構成を示すブロッ
ク図である。図において、21x(x=1〜n)は入力
回線、22は出力回線、11x(x=1〜n)は各入力
回線に対応したセルバッファ、12はセル多重手段、1
3は多重制御手段、15x(x=1〜n)は回線対応の
接続要求発生手段、23x(x=1〜n)、24x(x
=1〜n)、及び25x(x=1〜n)は内部配線であ
る。
【0026】図11(a)、(b)は上述した構成によ
る動作を説明するためのフローチャートである。入力回
線211〜21nから入力したセルは、各入力回線に対
応したセルバッファ111〜11nに蓄積させる。この
とき、各セルバッファ111〜11nでは、接続要求発
生手段151〜15nにおいて、セルバッファに蓄積さ
れているセル数Ql及び、セルバッファ先頭のセルが接
続要求を開始してからの接続待ち時間twをカウントし
(ステップSG1)、twとQlが増大する従ってxが
大きくなるように予め設定された算出方法で優先度係数
xを発生させ(ステップSG2)、これを多重制御手段
13へ通知する(ステップSG3)。多重制御手段13
は、優先度係数xを比較し(ステップSH1)、優先度
係数xの大きいセルバッファを優先して出回線に接続す
る(ステップSH2)。
【0027】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、入力トラヒックが特定の入力回線に偏るなどのトラ
ヒック条件においても、セルバッファにおける最大蓄積
セル数を大幅に増加にさせることなく、バッファのセル
を効率良く接続できるという利点が得られる。また、ト
ラヒックが集中する特定のセルバッファからの読みだし
回数を増し、セルバッファに蓄積されるセルの異常な増
加を抑えることができるという利点が得られる。このこ
とにより、セルバッファに必要なバッファ量を抑え、少
ないハード量で実現することができるという利点が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のセル多重化回路の構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例の動作を説明するための
フローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施例のセル多重化回路の構成
を示すブロック図である。
【図4】本発明の第2の実施例の動作を説明するための
フローチャートである。
【図5】本発明の第3の実施例のセル多重化回路の構成
を示すブロック図である。
【図6】本発明の第3の実施例における回線対応の接続
要求発生手段の動作を説明するためのフローチャートで
ある。
【図7】本発明の第3の実施例における多重制御手段の
動作を説明するためのフローチャートである。
【図8】本発明の第4の実施例のセル多重化回路の構成
を示すブロック図である。
【図9】(a)は第4の実施例の接続要求発生手段の動
作を説明するためのフローチャートであり、(b)は同
実施例の多重制御手段の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図10】本発明の第5の実施例のセル多重化回路の構
成を示すブロック図である。
【図11】(a)は第5の実施例の接続要求発生手段の
動作を説明するためのフローチャートであり、(b)は
同実施例の多重制御手段の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図12】従来のセル多重化回路の構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
11x(x=1〜n) セルバッファ(セル蓄積手段) 12 セル多重手段 13 多重制御手段 14x タイムスタンプ発生手段(計数手段) 15x 接続要求発生手段(接続要求手段) 21x(x=1〜n) 入回線 22 出回線
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 11/04 9076−5K H04Q 11/04 R

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の入回線を有し、該入回線から入力
    するセルを各回線毎に一時蓄積するセル蓄積手段と、前
    記セル蓄積手段に蓄積されたセルを1本あるいは複数本
    の出回線に多重して出力するセル多重手段と、前記セル
    多重手段における前記セル蓄積手段からのセルの読みだ
    し順位を制御する多重制御手段とを有するセル多重化回
    路において、 前記多重制御手段は、前記セル蓄積手段に蓄積されたセ
    ルを出回線に多重する順位として、前記セル蓄積手段に
    蓄積されたセル数を参照し、最も蓄積セル数の多い前記
    セル蓄積手段のセルを優先して出回線に接続することを
    特徴とするセル多重化回路。
  2. 【請求項2】 複数の入回線を有し、該入回線から入力
    するセルを各回線毎に一時蓄積するセル蓄積手段と、前
    記セル蓄積手段に蓄積されたセルを1本あるいは複数本
    の出回線に多重して出力するセル多重手段と、前記セル
    多重手段における前記セル蓄積手段からのセルの読みだ
    し順位を制御する多重制御手段とを有するセル多重化回
    路において、 前記入回線の各々に到着する入力セルに対して、到着時
    間を計数し、かつ蓄積する計数手段を有し、 前記多重制御手段は、前記セル蓄積手段に蓄積されたセ
    ルを出回線に多重する順位として、前記セル蓄積手段に
    おいて、該セル蓄積手段の先頭に位置するセルの前記到
    着時間を参照し、最も到着時間の早いセルを蓄積してい
    るセル蓄積手段を優先的に出回線に接続することを特徴
    とするセル多重化回路。
  3. 【請求項3】 複数の入回線を有し、該入回線から入力
    するセルを各回線毎に一時蓄積するセル蓄積手段と、前
    記セル蓄積手段に蓄積されたセルを1本あるいは複数本
    の出回線に多重して出力するセル多重手段と、前記セル
    多重手段における前記セル蓄積手段からのセルの読みだ
    し順位を制御する多重制御手段とを有するセル多重化回
    路において、 前記セル蓄積手段は、蓄積されるセル数に対して、予め
    少なくとも1つの蓄積セル数のしきい値を設定する設定
    手段と、前記しきい値を越えるセルを蓄積している場合
    に、しきい値越えを示す信号を生成し、前記多重制御手
    段に接続要求する接続要求手段を有し、 前記多重制御手段は、前記セル蓄積手段に蓄積されたセ
    ルを出回線に多重する順位として、前記セル蓄積手段よ
    り発生される前記しきい値越え信号に基づいて、該しき
    い値越え信号を発生するセル蓄積手段のセルを優先的に
    出回線に接続することを特徴とするセル多重化回路。
  4. 【請求項4】 複数の入回線を有し、該入回線から入力
    するセルを各回線毎に一時蓄積するセル蓄積手段と、前
    記セル蓄積手段に蓄積されたセルを1本あるいは複数本
    の出回線に多重して出力するセル多重手段と、前記セル
    多重手段における前記セル蓄積手段からのセルの読みだ
    し順位を制御する多重制御手段とを有するセル多重化回
    路において、 各入力回線に到着する入力セルの各々に対して、到着時
    間を計数し、かつ蓄積する計数手段を有し、 前記セル蓄積手段は、蓄積されたセル数と、該セル蓄積
    手段の先頭に位置するセルの到着時間とから予め設定さ
    れる論理により算出される数値を信号として生成し、該
    数値を前記多重制御手段に送出することにより接続要求
    を行う接続要求手段を有し、 前記多重制御手段は、前記セル蓄積手段に蓄積されたセ
    ルを出回線に多重する順位として、前記セル蓄積手段に
    おいて生成される前記数値を参照し、該数値の大きいセ
    ル蓄積手段に蓄積されたセルを優先的に出回線に接続す
    ることを特徴とするセル多重化回路。
  5. 【請求項5】 複数の入回線を有し、該入回線から入力
    するセルを各回線毎に一時蓄積するセル蓄積手段と、前
    記セル蓄積手段に蓄積されたセルを1本あるいは複数本
    の出回線に多重して出力するセル多重手段と、前記セル
    多重手段における前記セル蓄積手段からのセルの読みだ
    し順位を制御する多重制御手段とを有するセル多重化回
    路において、 前記セル蓄積手段は、該セル蓄積手段の先頭に蓄積さ
    れ、かつ、接続待ちの状態にあるセルについて、前記セ
    ルが、先頭位置に到着しての待ち時間をカウントするカ
    ウント手段を有し、 前記セル蓄積手段は、蓄積されたセル数と、該セル蓄積
    手段の先頭に位置するセルの待ち時間とから予め設定さ
    れる論理により算出される数値を信号として生成し、前
    記数値を前記多重制御手段に送出することにより接続要
    求を行う接続要求手段を有し、 前記多重制御手段は、前記セル蓄積手段に蓄積されたセ
    ルを出回線に多重する順位として、前記セル蓄積手段に
    おいて生成される前記数値を参照し、該数値の大きいセ
    ル蓄積手段に蓄積されたセルを優先的に出回線に接続す
    ることを特徴とするセル多重化回路。
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