JP2003018186A - 通信装置及び通信制御方法 - Google Patents

通信装置及び通信制御方法

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JP2003018186A JP2001196778A JP2001196778A JP2003018186A JP 2003018186 A JP2003018186 A JP 2003018186A JP 2001196778 A JP2001196778 A JP 2001196778A JP 2001196778 A JP2001196778 A JP 2001196778A JP 2003018186 A JP2003018186 A JP 2003018186A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なるネットワークを効率よく収容して効率
的に中継処理を行える通信装置を提供する 【解決手段】 固定長のデータをスイッチングするメイ
ンスイッチ部(232)と、該メインスイッチ部の入力
及び出力にそれぞれ設けられた第1のバッファ(33、
37)及び第2のバッファ(34、38)を具備するイ
ンタフェース部(230)とを有するスイッチ部を有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネットワークに接続
される通信装置に関し、特に、複数の異なる回線を収容
してスイッチングする機能を持ったルータなどの通信装
置に関する。より詳細には、本発明はルータ内のキュー
イングに関する技術、及びトラヒック制御の一態様であ
るバックプレッシャ制御及びこれに関連する技術に関す
る。
【0002】従来より、複数のネットワークを接続して
データをルーチングして中継するために、ルータと呼ば
れる中継装置が用いられている。ルータは、ネットワー
クのプロトコルの変換やアドレスの変換を行なって、デ
ータの中継経路を設定する。
【0003】
【従来の技術】図1に、ネットワーク構成の一例を示
す。ルータ10〜13は異なるネットワークを接続す
る。例えば、ルータ10は、Sonet/SDH AD
M(Sonet/Synchronous Digit
al Hierarchy Add−Drop Mul
tiplexer)14、ATM(Asynchron
ous Transfer Mode)専用線サービス
ネットワーク15、OC−48DWDM(Dense
Wavelength Division Multi
plexing)ネットワーク16、及びOC48cD
WDMネットワーク17を相互に接続する。換言すれ
ば、ルータ10は異なる伝送速度(換言すれば、異なる
インタフェース)の回線を収容している。同様に、他の
ルータ11〜13も異なるネットワークを相互に接続し
てデータを中継する。
【0004】このようなルータは、異なるサイズ(長
さ)のパケットを中継処理する。つまり、扱うパケット
は可変長である。また、ある回線が輻輳した時に、その
回線へのパケットの流入を防いでパケットの損失を防止
するためのバックプレッシャ制御を、イーサネット(登
録商標)のポート単位(換言すれば回線単位)に行な
う。例えば、あるポートが輻輳した場合には、このポー
トに接続される回線に対してバックプレッシャ制御を行
なう。例えば、ルータがポート毎にバッファを具備して
いる場合には、輻輳したバッファへのパケットの流入を
規制する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ルータは、異なるネットワークを効率よく収容して効率
的な中継処理を行えないという問題点を具備する。具体
的には次の通りである。
【0006】第1に、従来のルータは可変長パケットを
中継処理するため、様々なネットワークを中継しようと
すると、内部制御が極めて複雑になり、異なる伝送速度
毎にQoS(Quality of Service)
制御を行なうことは極めて困難である。その際、バック
プレッシャ制御はイーサネットのポート単位に行うた
め、ATMやPOS(Packet Over Swi
tch)などの異なる伝送速度のパケット処理に対して
は、必ずしも効率的なバックプレッシャ制御とはならな
い。従って、異なる伝送速度毎のQoS制御を効果的に
かつ効率的に行なうことはできない。
【0007】第2に、出力ポート毎にバッファを持つの
で、バッファを効率的に利用できない。例えば、ある出
力ポートが輻輳している時に他の出力ポートのトラフィ
ックが低い場合には、ルータ全体のバッファの使用効率
は低い状態にある。この問題点を解決するために、出力
回線(ポート)をアグリゲート(束ねて)して、共通の
バッファを設けることが考えられる。しかしながら、あ
る出力回線のバックプレッシャ制御の要求を受けると、
出力回線が輻輳していないデータまでバックプレッシャ
の影響を受けてしまい、データを出力できないブロッキ
ング状態が発生してしまう。
【0008】第3に、通常ルータは二重化されている。
これは、信頼性や保守運用の観点に基づく。二重化構成
のルータにおいて、運用系と非運用系のいずれからのバ
ックプレッシャでも制御動作を開始するように構成する
と、レイテンシーやルータの状態によって運用系、非運
用系で状態が不整合となってしまう可能性がある。この
ため、運用系から非運用系に切り替えを行なった場合
に、バックプレッシャで制御された状態やバッファリン
グの状態によって、データの重複や追い越しが発生して
しまう可能性がある。また、非運用系で障害が発生して
バックプレッシャを発生したままとなった時に、非運用
系の障害であるにもかかわらず、運用系に影響を与えて
しまうことになる。
【0009】第4に、ATMの回線はデータのゆらぎや
遅延に対して規格がある。ATMの規格を遵守するため
には、バックプレッシャ制御を行なわないことが理想で
あるが、バッファの有効利用の観点からはバックプレッ
シャ制御を行なうことが望まれる。しかしながら、バッ
クプレッシャ制御を頻繁に行なわなければならない状況
では、データのゆらぎや遅延の規格を満足することはで
きない。
【0010】従って、本発明は上記従来技術の問題点を
解決し、異なるネットワークを効率よく収容して効率的
に中継処理を行える通信装置及び通信制御方法を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、異なるインタ
フェース間のスイッチング機能を有する通信装置におい
て、固定長のデータをスイッチングするメインスイッチ
部と、該メインスイッチ部の入力及び出力にそれぞれ設
けられた第1及び第2のバッファを具備するインタフェ
ース部とを設けたスイッチ部を有することを特徴とする
通信装置である。
【0012】固定長のデータをスイッチングするメイン
スイッチ部の入力及び出力にそれぞれ、第1及び第2の
バッファを設けたことで、メインスイッチ部をバッファ
レスな構成とすることができる。従って、ネットワーク
のプロトコルに依存した伝送速度差を吸収することがで
き、スイッチングによるゆらぎを低減することができ
る。そして、伝送速度毎のQoS制御やバックプレッシ
ャ制御を効果的かつ効率的に行なうことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図2は、本発明の第1の実施の形
態によるルータの構成を示すブロック図である。図示す
るルータ20は、図1のルータ10〜13に置き換わる
ものである。図示するルータ20は二重化されている。
【0014】ルータ20は、回線終端部21w、21
p、L3(レイヤ3:ネットワーク層)処理部22w、
22p、スイッチ部23w、23p、L3処理部24
w、24p及び回線終端部25w、25pを有する。添
え字の“w”は二重化構成の運用系を示し、“p”は非
運用系を示す。スイッチ部23w、23pに接続される
二重化構成のL3処理部や回線終端部は、必ずしも二重
化にする必要はない。
【0015】ルータ20が扱う回線の種類は例えば、E
ther10/100Base−T、Ether100
0Base−T、POS OC3C、OC12C、OC
48C、ATM OC3C、OC12C、STM T1
/E1、STS3、STS12などである。図2の各部の内部構成例 図3は、図2の各部の内部構成例を示すブロック図であ
る。図3に示す構成は、二重化構成の運用系及び非運用
系のいずれにも当てはまるものである。よって、図3で
は、運用系と非運用系を区別する参照番号の添え字
“w”や“p”を省略してある。また、図3に示す構成
は実線の矢印で示すデータの流れに沿って図示したもの
である。従って、回線終端部21及びL3処理部22
は、入力側と出力側とで2分割されたように図示してあ
る。
【0016】入力側の回線終端部21は、物理層処理部
211及びL3インタフェース部212を有する。L3
処理部22は、回線インタフェース部221、ローカル
スイッチ部222及びスイッチインタフェース部223
を有する。L3処理部22は、複数のネットワークに接
続されている通信装置間のデータ転送やデータの中継処
理などの通信プロトコルに従った処理を行なう。スイッ
チ部23は、入力側のスイッチインタフェース部23
1、メインスイッチ部232及び出力側のスイッチイン
タフェース部233を有する。出力側のL3処理部22
は、スイッチインタフェース部224、ローカルスイッ
チ部225及び回線インタフェース部226を有する。
出力側の回線終端部25は、L3インタフェース部21
3及び物理層処理部214を有する。
【0017】回線終端部21の物理層処理部211は、
ポートを介して接続されるネットワーク上の回線を収容
してアグリゲートする。L3インタフェース部212
は、物理層処理部211でアグリゲートした回線上のデ
ータに対し、レイヤ2の処理を行なう(レイヤ2終端処
理)。L3処理部22の回線インタフェース部221
は、可変長パケットを一旦バッファに蓄積した後、所定
長の固定長パケット(以下セルと言う)に変換する。こ
の処理をフラグメント化という。ローカルスイッチ部2
22は、回線インタフェース部221からのセルをスイ
ッチングする。スイッチインタフェース部223は、ロ
ーカルスイッチ部222が出力するセルを一旦蓄積した
後、スイッチ部23に出力する。スイッチ部23は、L
3処理部22からのセルを一旦蓄積した後、メインスイ
ッチ部232にセルを出力する。メインスイッチ部23
2は、レイヤ3のIP(Internet Proto
col)に基づきルーティングを行なう。メインスイッ
チ部232はバッファを持たない。
【0018】図4に、レイヤ2の終端処理とレイヤ3の
ルーティング処理を示す。例えば、ATMの回線では、
ATMレイヤは回線終端部21で終端しておき、レイヤ
3のIP情報を元にスイッチ部23がATMセルをルー
ティングする。
【0019】スイッチインタフェース部233は、メイ
ンスイッチ部232でルーティングされたセルを一旦格
納する。
【0020】出力側のL3処理部22のスイッチインタ
フェース部224は、スイッチ部23からのセルを一旦
格納する。ローカルスイッチ部225は、回線インタフ
ェース部224からのセルをスイッチングする。回線イ
ンタフェース部226は、ローカルスイッチ部225か
らのセルを一旦格納する。回線終端部21のL3インタ
フェース部213は、L3処理部22からのルーティン
グされたセルを一旦格納してレイヤ2に関する情報を付
加し、更にセルを対応する可変長パケットに変換する。
物理層処理部214は、可変長パケットを対応する回線
(ポート)に出力する。
【0021】図3中の記号“×”は、後述するバックプ
レッシャ信号の廃棄(終端)ポイントを示す。本発明の
第1の実施の形態では、L3処理部22のスイッチイン
タフェース部223でバックプレッシャ信号を終端し、
データを廃棄する。また、後述する本発明の第2の実施
の形態では、L3処理部22のローカルスイッチ部22
5でバックプレッシャ信号を終端し、データを廃棄す
る。L3処理部22及びスイッチ部23の基本構成及び基本
動作 図5は、L3処理部22及びスイッチ部23の基本構成
を示すブロック図である。L3処理部22は回線対応処
理部22〜22及び内部処理部22を有する。回
線対応処理部22は、インタフェース部220及び
ネットワークプロセッサ227を有する。インタフェ
ース部220はルータ20の1つのポート(回線)に
対応し、図3のスイッチインタフェース部223及び2
24の内部回路に相当する。ネットワークプロセッサ2
27は、図3のローカルスイッチ部222に接続され
るもので、図面を簡単にするために、図3での図示を省
略してある。ネットワークプロセッサ227は、入力
2系統IN0、IN1と出力2系統OUT0、OUT1
を処理する。インタフェース部220は、FIFO形
式の共通バッファ31及び32、入力バッファサ35、
並びに出力バッファ36を具備する。他の回線対応処理
部22〜22も同様の構成である。すなわち、回線
対応処理部22〜22はそれぞれ、インタフェース
部220〜220及びネットワークプロセッサ22
〜227を有する。
【0022】内部処理部22は、インタフェース部2
20とメインプロセッサ227とを有する。メイン
プロセッサ227は、ルータ20を統合的に制御する
プロセッサであり、インタフェース部220を介して
スイッチ部23との間でセルをやり取りする。
【0023】スイッチ部23は、図3に示すメインスイ
ッチ232と回線対応処理部230 〜230とを有
する。インタフェース部230〜230は、図3の
スイッチインタフェース231、233の内部回路に相
当する。インタフェース部230〜230はそれぞ
れ、L3処理部のインタフェース部220〜220
に対応している。また、インタフェース部220はイ
ンタフェース部230 に接続されている。インタフェ
ース部230は、FIFO形式の共通バッファ33及
び34、出力バッファ37並びに入力バッファ38を有
する。
【0024】他のインタフェース部230〜230
も同様に構成されている。
【0025】なお、便宜上、共通バッファ33と出力バ
ッファ37とをまとめて第1のバッファと言う。また、
共通バッファ34と入力バッファ38とをまとめて第2
のバッファと言う。更に、共通バッファ35と入力バッ
ファ31とをまとめて第3のバッファと言う。更に、共
通バッファ32と出力バッファ36とをまとめて第4の
バッファと言う。
【0026】次に、図5に示す回路の基本動作を説明す
る。
【0027】ネットワークプロセッサ227は、ロー
カルスイッチ222からセルを受け取り、入力バッファ
35に出力する。セルの入力は、入力IN0とIN1の
2系統ある。入力バッファ35は受取ったセルを共通バ
ッファ31に出力する。これにより、共通バッファ31
にはセルのキューが形成される。共通バッファ31内の
セルは、後述するスケジューリング処理に従い読み出さ
れ、スイッチ部23に送られる。
【0028】スイッチ部23の共通バッファ33は、イ
ンタフェース部220から送られたセルを格納する。
共通バッファ33に格納されたセルは、後述するスケジ
ューリング処理に従い読み出され、出力バッファ37に
一旦格納された後、メインスイッチ部232に送られ
る。メインスイッチ部232は、受取ったセルをスイッ
チングする。
【0029】メインスイッチ部232からのセルは、入
力バッファ38に一旦格納された後、共通バッファ34
に格納される。共通バッファ34に格納されたセルは、
後述するスケジューリング処理に従い読み出され、イン
タフェース部220に送られる。インタフェース部2
20の共通バッファ32は、受取ったセルを格納す
る。そして、後述するスケジューリング処理に従いセル
が共通バッファ32から読み出され、一旦出力バッファ
36に格納される。そして、出力バッファ36から読み
出されたセルは、ネットワークプロセッサ227に出
力される。ネットワークプロセッサ227は、出力系
OUT0又はOUT1を介して、受取ったセルをローカ
ルスイッチ部222に出力する。
【0030】後述するように、入力バッファ35、38
及び出力バッファ36、37の各々は、QoSクラス毎
にバッファ(キュー)を有している。QoSクラスは例え
ば、固定ビットレートのサービス、可変ビットレートの
サービス、無制限ビットレートのサービス、アベイラブ
ル(available)ビットレートのサービスや、
マルチキャストのサービスなどがある。QoSサービス
単位はインタフェース毎に任意に設定可能である。バックプレッシャ制御の概要 図5には、本発明の第1の実施の形態で用いられるバッ
クプレッシャ信号BP1、BP2、BP3、BP4及び
BP5を示している。バックプレッシャ信号BP1は、
スイッチ部23のインタフェース部230内の共通バ
ッファ33又は出力バッファ37が所定の状態になると
生成される。所定の状態とは例えば、輻輳した状態又は
輻輳が予期される状態である。輻輳が予期される状態を
含めて、輻輳と定義しても良い。
【0031】バックプレッシャ信号BP1は、L3処理
部22のインタフェース部220の内部に設けられた
共通バッファ31からのセル読み出し動作を停止させ
る。図5に示すバックプレッシャ信号BP1の矢印は論
理的な流れを示し、好ましくは、バックプレッシャ信号
BP1をセルで構成する。このセルをフロー制御セルと
言う。つまり、インバンドフロー制御でバックプレッシ
ャ信号BP1を伝送する。具体的には、共通バッファ3
3又は出力バッファ37が所定の状態になると、スケジ
ューリング処理が共通バッファ34を介してフロー制御
セルをインタフェース部220の共通バッファ32に
送る。共通バッファ32からフロー制御セルが読み出さ
れると、スケジューリング処理は共通バッファ31のセ
ル読み出し動作を停止させる。
【0032】バックプレッシャ信号BP2は、L3処理
部22のインタフェース部220内部の共通バッファ
32又は出力バッファ36が所定の状態になると生成さ
れる。バックプレッシャ信号BP2は、スイッチ部23
のインタフェース部230内部に設けられた共通バッ
ファ33からのセル読み出し動作を停止させる。図5に
示すバックプレッシャ信号BP2の矢印は論理的な流れ
を示し、好ましくは、バックプレッシャ信号BP2をフ
ロー制御セルで構成する。フロー制御セルの物理的な流
れは次の通りである。共通バッファ32又は出力バッフ
ァ36が所定の状態になると、スケジューリング処理が
共通バッファ31を介してフロー制御セルをインタフェ
ース部230の共通バッファ33に送る。共通バッフ
ァ33からフロー制御セルが読み出されると、スケジュ
ーリング処理は共通バッファ33のセル読み出し動作を
停止させる。
【0033】なお、後述するように、バックプレッシャ
信号BP2はリンクレベルのフロー制御、つまりインタ
フェース部230〜230に設けられた全ての共通
バッファ33の読み出しを停止させることもできる。こ
の制御は、後述するバックプレッシャ信号BP5と協働
して行なわれる。
【0034】バックプレッシャ信号BP3は、スイッチ
部23のインタフェース部230内部の共通バッファ
34又は入力バッファ38が所定の状態になると生成さ
れる。バックプレッシャ信号BP3は、スイッチ部23
のインタフェース部230内部に設けられた共通バッ
ファ33からのセル読み出し動作を停止させる。図5に
示すバックプレッシャ信号BP3の矢印は論理的な流れ
を示し、好ましくは、バックプレッシャ信号BP2をフ
ロー制御セルで構成する。具体的には、共通バッファ3
4又は入力バッファ38が所定の状態になると、スケジ
ューリング処理が共通バッファ31を介してフロー制御
セルをインタフェース部230の共通バッファ33に
送る。共通バッファ33からフロー制御セルが読み出さ
れると、スケジューリング処理は共通バッファ33のセ
ル読み出し動作を停止させる。
【0035】バックプレッシャ信号BP4は、出力OU
T0、OUT1単位に共通バッファ32のセル読み出し
を制御する。出力OUT0又はOUT1の先にあるロー
カルスイッチ225(図3参照)などに設けられている
内部バッファが所定の状態になったとき、ネットワーク
プロセッサ227は専用線を介して共通バッファ32
にバックプレッシャ信号BP4を送出する。
【0036】バックプレッシャ信号BP5は、後述する
バックプレッシャ・バスを介してシリアルに伝送される
信号である。バックプレッシャ・バスは、インタフェー
ス部230〜230を相互に接続する。バックプレ
ッシャ信号BP5は、インタフェース部230〜23
内部の共通バッファ33のセル読み出しを同時に停
止させる。バックプレッシャ信号BP5による読み出し
は、後述するように、QoSクラス単位(サービスクラ
スとも言う)及びバッファ単位に停止させることができ
る。インタフェース部220〜220内に設けられた共
通バッファ31のスケジューリング処理 インタフェース部220〜220の共通バッファ3
1のスケジューリング処理について、図6を参照して説
明する。
【0037】図6は、このスケジューリング処理を行う
スケジューラの一構成例を示す図である。図6のスケジ
ューラ(以下、第1のスケジューラと言う)は、インタ
フェース部220〜220の共通バッファ31に対
応したアドレスキュー部41 〜41、マルチキャス
トすべきセルのアドレスを格納するアドレスキュー部4
5、アドレスキュー部41〜41の出力を選択する
セレクタ44、及びセレクタ44の出力及びアドレスキ
ュー部45の出力を選択するセレクタ45とを具備す
る。前述した図1から図5までの図には、便宜上第1の
スケジューラの図示を省略してある。上記第1のスケジ
ューラは、図5のの部分の読み出しを制御する。
【0038】アドレスキュー部41〜41の各々
は、クラスに対応した数のキュー43 〜43を有す
る。この例では、クラス0からクラス7までの8つのク
ラスがある場合を想定している。これらのキュー43
〜43に、対応する共通バッファ31に格納されたセ
ルのアドレスポインタ値が格納される。例えば、クラス
0のセルが共通バッファ31に格納された場合には、こ
のセルのアドレスポインタ値がアドレスキュー部41
のキュー43に格納される。各キュー43〜43
はFIFO形式のメモリで構成される。アドレスキュー
部45には、マルチキャストすべきキューが格納された
共通バッファ31のアドレスポインタ値が格納される。
【0039】セレクタ42は、クラス間のスケジューリ
ングに従い、読み出すべきキューを選択する(調停す
る)。このスケジューリングの選択論理は、重み付けラ
ウンド・ロビン方式(Weighted Round
Robin:以下、WRR方式と言う)とする。通常の
ラウンド・ロビン方式(RR方式)が単純な巡回選択で
あるのに対し、WRR方式は巡回するキューに重み付け
を設定することが可能である。この重み付けは、そのキ
ューから連続で読み出しを行なうことができる最高回数
を規定するもので、全てのキューの重み付けを1とした
場合には、WRR方式はRR方式と同一になる。初期化
後、キュー43から選択を行ない、キューがエンプテ
ィ又は連続読み出しを行なったという条件で、次のパケ
ット時間において次のクラスの読み出しへと移行する。
重み付けは、各クラス毎に設定できる。例えば、インタ
フェース部220〜220に共通としても良い。
【0040】このようにして、アドレスキュー部41
〜41の各々でクラス間のスケジューリングが行なわ
れる。
【0041】セレクタ44は、アドレスキュー部41
〜41の中から、セルを読み出すべきアドレスキュー
部を選択するスケジューリング処理を行う。選択論理
は、例えばRR方式である。
【0042】セレクタ46は、セレクタ44の出力とマ
ルチキャストのアドレスキュー部45の出力とのいずれ
か一方を選択する。この選択論理は、セレクタ44から
の出力が無い時、換言すれば、アドレスキュー部41
〜41の各共通バッファ31から読み出すべきユニキ
ャストのセルが無い場合に限り、マルチキャストの読み
出しを行なう。この場合には、共通バッファ31内のマ
ルチキャストキュー(バッファ)が読み出し対象とな
る。マルチキャストキューにも読み出すべきセルが存在
しない場合には、そのセル時間はセルを読み出さない。
【0043】このようにして、第1のスケジューラはイ
ンタフェース部220〜220から読み出すべきセ
ルのアドレスを決定する。
【0044】なお、第1のスケジューラは後述するバッ
クプレッシャ信号BP2を形成するフロー制御セルを送
出するために、強制的に1セルだけ無効セルを挿入し、
バッファからのセル読み出しを行なわない時間を作るこ
とができる。バックプレッシャ信号BP1によるバックプレッシャ制
以上のようにして、3通りのスケジューリングにより任
意のパケット時間の読み出しキューを決定する。その
際、バックプレッシャ信号BP1が上記スケジューラに
通知されると、第1のスケジューラはバックプレッシャ
信号BP1に従いセル読み出し処理を停止させる。以下
に説明するように、バックプレッシャ信号BP1には2
通りある。
【0045】バックプレッシャ信号BP1がリンクレベ
ルの場合、つまりスイッチインタフェース部23がスイ
ッチインタフェース部22に対し全てのセルの読み出し
の停止を要求する場合には、第1のスケジューラは図5
に示すバックプレッシャ信号BP1を受け取り、図6に
示すセレクタ46をディスエーブル状態とする。従っ
て、セル読み出しのアドレスが共通バッファ31に供給
されず、インタフェース部220〜220からのセ
ルの読み出しは停止する。
【0046】これに対し、バックプレッシャ信号BP1
がポート単位(回線単位)の場合、例えばスイッチイン
タフェース部23のインタフェース部230内部の共
通バッファ33が輻輳してしまう可能性がある。よっ
て、共通バッファ31からのセル読み出しの停止を要求
する場合には、第1のスケジューラは図5に示すバック
プレッシャ信号BP1を受け取り、図6に示すセレクタ
42をディスエーブル状態とする。従って、インタフェ
ース部220の共通バッファ31からのセル読み出し
は停止する。インタフェース部220〜220の内部に設けられ
た共通バッファ32のスケジューリング処理 インタフェース部220〜220の共通バッファ3
2のスケジューリング処理は、第2のスケジューラが行
なう。第2のスケジューラは、図5のの部分のセル読
み出しを制御する。
【0047】図7は、第2のスケジューラの一構成例を
示す図である。第2のスケジューラは、出力OUT0と
OUT1にそれぞれ対応したアドレスキュー部47
47 と、アドレスキュー部47、47の出力を選
択するセレクタ51とを具備する。各アドレスキュー部
47、47は、8つのクラスに対応するキュー48
〜48、マルチキャストに対応するキュー48
これらのキューの1つを選択するセレクタ49、及びセ
レクタ49とキュー48のいずれかを選択するセレク
タ50とを有する。
【0048】第2のスケジューラは、各パケット時間毎
に、どのQoSクラスに対応するキューを読み出すかを
決定する。このための選択処理には、以下の2つがあ
る。第1の論理は出力OUT0、OUT1間の調停であ
り、第2の論理はQoSクラス間の調停である。
【0049】第1の論理は、各パケット時間毎にOUT
0とOUT1のどちら宛のパケットを読み出すかを決定
する。この選択は、パケット時間毎に固定的に交互にO
UT0とOUT1を読出すものである。このために、2
パケット時間毎のマルチフレームを生成し、この前半で
OUT0、後半でOUT1の読み出しを行う。
【0050】第2の論理は、各出力OUT0、OUT1
毎に、8つのクラス対応のキュー48〜48、及び
1つのマルチキャスト用キュー48の中から読み出す
キューを決定する。選択論理の一例として、まずフレー
ムの連続性を保証する論理を最優先とし、次にユニキャ
ストの8つのQoSについてのWRR方式を用い、最後
にユニキャストとマルチキャストとの間の固定優先度に
従った選択とする。レームの連続性を保証する論理で
は、選択中のキューから連続してセルを読み出すことが
できるように、アドレスポインタ値を対応するキューか
ら読み出す。いずれのキューもフレーム読み出し状態に
ない場合に、次のWRR方式に移る。このWRR方式を
用いた論理選択は、前述した共通バッファ31のスケジ
ューリング処理で説明した選択と同様である。ただし、
フレームの連続性を保証する必要があるため、重み付け
はセルの連続読み出し回数ではなく、フレームの連続読
み出しの最高回数となる。固定優先度に従った処理で
は、全てのクラスのキュー48 〜48がエンプティ
の場合には、マルチキャストに対応するキュー48
らアドレスポインタ値を読み出す。つまり、マルチキャ
ストのフレームはユニキャストのフレームが存在する限
り読み出されることはない。なお、全てのキュー48
〜48がエンプティ状態の場合には、読み出しは無効
である。バックプレッシャ信号BP4によるバックプレッシャ制
前述したように、バックプレッシャ信号BP4は、出力
OUT0、OUT1単位に共通バッファ32のセル読み
出しを制御する。出力OUT0又はOUT1の先にある
ローカルスイッチ225(図3参照)などに設けられて
いる内部バッファが所定の状態になったとき、ネットワ
ークプロセッサ227は専用線を介して共通バッファ
32にバックプレッシャ信号BP4を送出する。バック
プレッシャ信号BP4を受けた図7に示す第2のスケジ
ューラは、バックプレッシャ信号BP4で指定された出
力に対応するアドレスキュー部47、47の出力を
マスクする。マルクすることで、読み出すべきパケット
が存在しないものとする。つまり、アドレスキュー部4
、47の出力を無効にする。インタフェース部230〜230の内部に設けられ
た共通バッファ33のスケジューリング処理 インタフェース部230〜230の共通バッファ3
3のスケジューリング処理について、図8及び図9を参
照して説明する。
【0051】図8は、インタフェース部230の共通
バッファ33及び出力バッファ37の一構成例を示す図
である。共通バッファ33は、前処理部53、共通バッ
ファ33、アドレス制御部55、及びスケジューラ70
を有する。スケジューラ(以下、第3のスケジューラと
言う)は、キュー振り分け部56、アドレスキュー部5
、57、及びセレクタ59を有する。出力バッフ
ァ37は、セル分配部66、FIFO形式のバッファ6
1、62、セレクタ63、63、及びFIFO形式
のバッファ64、64を有する。第3のスケジュー
ラは、図5のの部分のセル読み出しを制御する。
【0052】前処理部53は、L3処理部22の回線対
応処理部22から受取ったセルを内部クロックに乗せ
換えた後、固定長正規化処理を行う。セルは、アドレス
制御部55が発行する格納アドレスに従い、共通バッフ
ァ33に格納される。この格納アドレスは例えば、アド
レス制御部55の書き込みアドレス発行機能がシーケン
シャルに発行する。各セルの宛先情報、発信元情報及び
QoSなどの各情報は、アドレス制御部55を経由して
キュー振り分け部56に出力される。
【0053】キュー振り分け部56は、各セルに付与さ
れている宛先情報、発信元情報及びQoSと上記格納ア
ドレスをアドレス制御部55から受け取り、書き込みア
ドレス、つまりアドレスポインタ値をアドレスキュー部
57又は57の内部キューに書き込む。
【0054】アドレスキュー部57は入力IN0に対
応し、内部に、インタフェース部230〜230
対応するキュー58〜58、図5のインタフェース
部228に対応するキュー58、及びマルチキャス
トに対応するキュー58を具備している。同様に、ア
ドレスキュー部57は入力IN1に対応し、内部に、
インタフェース部230〜230に対応するキュー
58〜58、図5のインタフェース部228に対
応するキュー58、及びマルチキャストに対応するキ
ュー58を具備している。セレクタ59は、アドレス
キュー部57と57の出力を選択する。
【0055】図9は、第3のスケジューラ70の一構成
例を示す図である。スケジューラ70は、入力IN0、
IN1内部のスケジューリング動作及び入力IN0、I
N1間のスケジューリング動作を行う。第3のスケジュ
ーラ70は、入力IN0に対応してセレクタ65、66
及び67を有する。図示を省略してあるが、第3のスケ
ジューラ70は、入力IN1に対応して同様のセレクタ
を有する。
【0056】セレクタ65は、アドレスキュー58
58との間のスケジューリングを行なう。つまり、こ
のスケジューリングは、アドレスキュー58〜58
間のスケジューリングの前段で行なわれる。このスケジ
ューリングは例えば、RR方式で行なわれる。セレクタ
65で選択されたアドレスポインタ値は、アドレスキュ
ー58〜58とともにセレクタ66でスケジューリ
ング処理される。このスケジューリングは例えば、RR
方式で行なわれる。セレクタ65で選択されたアドレス
ポインタ値は、セレクタ67に送出される。セレクタ6
7は、セレクタ65の出力、つまりユニキャストのセル
と、アドレスキュー58に格納されているアドレスポ
インタで指定されるマルチキャストのセルとの間のスケ
ジューリングを行なう。このスケジューリングは、ユニ
キャストキューが存在しない場合にのみ、マルチキャス
トキューからの読み出しを可能とする。
【0057】最後に、アドレスキューブ57と57
のセレクタ67の出力をセレクタ59内部の図示を省略
するセレクタで選択し(例えば交互に選択する)、選択
したアドレスポインタ値をアドレス制御部55に出力す
る。アドレス制御部55の読み出しアドレス発行機能
は、スケジューラ70から受取ったアドレス値に基づ
き、読み出しアドレスを発行して共通バッファ33に出
力する。
【0058】共通バッファ33から読み出されたセル
は、出力バッファ37のキュー振り分け部60で、入力
IN0に対応するバッファ61又は入力IN1に対応す
るバッファ62に振り分ける。セレクタ63と63
はそれぞれ、バッファ61と62から読み出されたセル
を選択して、図5に示すメインスイッチ部232に出力
する。バックプレッシャ信号BP5によるバックプレッシャ制
図10は、バックプレッシャ信号BP5によるバックプ
レッシャ制御を説明するための図である。前述した図に
記載の構成要素と同一のものには、同一の参照番号を付
してある。また、図10は、図8を参照して説明したイ
ンタフェース部230の内部構成を概略的に示してい
る。同様に、インタフェース部230の内部構成も示
している。
【0059】前述したように、バックプレッシャ信号B
P5は、バックプレッシャ・バスを介してシリアルに伝
送される信号である。このバックプレッシャ・バスを、
図10において参照番号71で示す。バックプレッシャ
・バス71は、インタフェース部230〜230
相互に接続する。
【0060】図10に示す“RDY”は、フロー制御セ
ルによりインタフェース部220から通知されたバッ
クプレッシャ信号BP2を意味する。このバックプレッ
シャ信号BP2は前述したポート単位の要求の他、リン
クレベルのバックプレッシャを要求も含む。バックプレ
ッシャBP2が所定の値の時、バックプレッシャBP2
はクラス単位でかつ全てのインタフェース部230
230の対応するバッファからの読み出しの停止(リ
ンクレベルのバックプレッシャ)を要求する。例えば、
図10に示す例では、クラスj(jはクラス0から7の
いずれか)とマルチキャストに関してセル読み出しの停
止が求められている。
【0061】このようなバックプレッシャ信号BP2を
受けた第3のスケジューラは、自インタフェース230
のキュー58と、マルチキャストに対応するキュー
58 を制御して、これらのバッファからのセル読み出
しを停止させる。具体的には、図9に示すセレクタ66
と67の選択論理において、キュー58と58を選
択しないようにする。同時に、第3のスケジューラは、
バックプレッシャ・バス71を介してバックプレッシャ
信号BP5を他のインタフェース部230〜230
に出力する。このバックプレッシャ信号BP5は、キュ
ー58と58 を指定する情報を含む。図10には、
バックプレッシャ信号BP5がインタフェース部230
のキュー58と58のセル読み出し停止を指示し
ている様子を示している。
【0062】上記バックプレッシャの制御により、全て
のインタフェース部230〜230からのインタフ
ェース部220宛セルの送出を停止させることができ
る。バックプレッシャ信号BP3によるバックプレッシャ制
前述したように、バックプレッシャ信号BP3は、スイ
ッチ部23のインタフェース部230内部の共通バッ
ファ34又は入力バッファ38が所定の状態になると生
成される。
【0063】図11は、インタフェース部230の入
力バッファ38と共通バッファ34を模式的に図示して
ある。図11の構成は、出力OUT0とOUT1に対応
するバッファ69、69とセレクタ72とを有す
る。バッファ69又は69の使用量が所定のしきい
値を超えた場合には、メインスイッチ部232へバック
プレッシャ信号BP3を出力する。前述したように、バ
ックプレッシャ信号BP3は、フロー制御セルで構成さ
れる。バッファ69又は69にセルが滞留するの
は、風呂ー制御セルが集中した場合のみであり、通常で
はメインスイッチ部232からの受信レートよりもバッ
ファ69、69からの送信レートの方が高い。よっ
て、バッファ69、69にはセルが溜まり難く、フ
ロー制御セルのトラヒックが集中しない限り、バックプ
レッシャ信号BP3がイネーブルになることはない。
【0064】バックプレッシャ信号BP3を受けたメイ
ンスイッチ部232は、図12に示すように、デマルチ
プレクサ37の対応する入力(図12の例では、入力I
N0)のバッファ64に出力する。この結果、バッフ
ァ64のセル読み出しは停止される。バックプレッシャ信号BP1の生成 図13に、バックプレッシャ信号BP1の生成の一例を
示す。図示する例は、インタフェース部230におけ
る入力IN0の出力バッファ37を構成するバッファ6
1内部のクラスjに対応するキュー58が輻輳した場
合又は輻輳する可能性がある場合に、バックプレッシャ
信号BP1が生成される。前述したように、バックプレ
ッシャBP1は、フロー制御セルで形成される。
【0065】インタフェース部230は、セル滞留カ
ウンタ75を具備している。セル滞留カウンタ75は、
共通バッファ33に格納される各クラスのセル、図5に
示すメインプロセッサ227宛のセル、及びマルチキ
ャストされるセルをそれぞれカウントする。図13に示
すセル滞留カウンタ75内部のキューを示す参照番号5
〜58は、それぞれのカウンタを示す。カウント
値は例えば、流入したセルの総数、又は所定時間内で流
入したセルの数(セルの流量)を示す。流入したセルの
総数又は流量に対するしきい値が設定されている。セル
滞留カウンタ75内部に設けられた比較器は、カウント
値と所定のしきい値とを比較する。比較結果がしきい値
超え又は流量超過を示している場合には、バックプレッ
シャ信号BP1を形成するフロー制御セルが出力OUT
1に送られる。このフロー制御セルは、キュー58
識別する情報やユニキャスト・マルチキャストを識別す
る情報を含む。バックプレッシャ信号BP5の生成 図14に、バックプレッシャ信号BP5の生成の一例を
示す。図示する例は、インタフェース部230におけ
る入力IN0の共通バッファ33に流入するセルのしき
い値超え又は流量超過が発生した場合には、バックプレ
ッシャ信号BP2に相当する前述のRDY信号をフロー
制御セルでインタフェース部220に送出する。バックプレッシャ信号BP5によるバックプレッシャ制
御の他の例 図10を参照して説明したバックプレッシャ信号BP5
によるバックプレッシャ制御は、全てのインタフェース
部230〜230からのインタフェース部220
宛セルの送出を停止させるものであった(リンクレベル
の制御)。これに対し、図15を参照して以下に説明す
るバックプレッシャ制御は、クラス単位の制御である。
【0066】図15は、L3処理部22の回線対応処理
部22内部のインタフェース部220に設けられた
出力バッファ36内のあるクラスに対応するキュー内の
セル数又は流量が所定のしきい値を超えた場合を示す。
この場合、バックプレッシャ信号BP2を形成するフロ
ー制御セルFCがインタフェース部220から対応す
るインタフェース部230に送出される(図15のス
テップ[1])。フロー制御セルFCを受信すると、イ
ンタフェース部230はバックプレッシャ・バス71
を介して、フロー制御セルFCと同一情報を具備するバ
ックプレッシャ信号BP5を自装置のほか、他の全ての
インタフェース部230〜230に出力する(ステ
ップ[2])。インタフェース部230は、受取った
フロー制御セルFCをインタフェース部220に送出
する(ステップ[3])。ステップ[2]でバックプレ
ッシャ信号BP5を受取った各インタフェース部230
〜230は、対応するFCパケットをインタフェー
ス部220〜220に送出する(ステップ
[4])。固定長セル化に伴うフラグメント効率の悪化対策 可変長パケットを固定長セルに変換(フラグメント化)
する際、固定長セルのペイロード部を構成するバイト数
に満たないデータはパディングされる。このパディング
によって実効スループットが低下し、帯域の無駄使いが
発生する。この帯域悪化を防ぐためには、メインスイッ
チ部232を可変長セルも扱える構成とすることが好ま
しい。メインスイッチ部232の同一出力ポートを目指
すセルが蓄積される出力バッファのセル滞留量に応じ
て、複数個のセルを結合した形でメインスイッチ部23
2に送出する(マルチアクセル方式:Multi Ad
joining Combined Cell)。
【0067】今、各入力ポートの物理帯域をBwpと
し、セル転送時間をm、セルとセルの間隔をnとする
と、実効帯域BwaはBwa=Bwp×m/(m+n)
となる。マルチアクセルとしてn=3としたトリプルア
クセルの場合、Bwa=Bwp×3m/(3m+n)と
なり、効率の向上が可能となる。第1の実施の形態の効果 以下、本発明の第1の実施の形態の主な効果について説
明する。
【0068】第1に、可変長セルを変換して得られた固
定長セルをスイッチングするので、各種インタフェース
の速度差を効果的に吸収でき、スイッチングによるゆら
ぎを低減することができる。よって、ATMやEthe
rnetなどの各種インタフェースに対するQoS制御
及びバックプレッシャ制御を効果的かつ効率的に行なう
ことができる。
【0069】第2に、L3処理部22のインタフェース
部220〜220の出力側からスイッチ部23のイ
ンタフェース部230〜230の入力側へのバック
プレッシャ信号BP2を、メインスイッチ部232をバ
イパスするようにしたので、バックプレッシャレイテン
シーを低減し、バッファを有効に利用することができ、
メインスイッチ部の入出力ポートの帯域を効率的に使用
することができる。
【0070】第3に、スイッチ部23のインタフェース
部230〜230が輻輳又は輻輳が予期される状態
になった時には、インタフェース部220〜220
の出力側の共通バッファ32でセルを廃棄するのではな
く、入力側の共通バッファ33でセルを廃棄することと
したため、輻輳発生時のサービス低下を局所化すること
ができる。
【0071】第4に、フロー制御セルを用いたフローレ
ベル、及びバックプレッシャ・バス71を利用したリン
クレベルの2段階のバックプレッシャ制御を設けたの
で、バックプレッシャ制御を効率的かつ効果的に行なう
ことができる。第2の実施の形態 本発明の第2の実施の形態は、前述した従来技術の問題
点、つまり異なるネットワークを効率よく収容して効率
的な中継処理を行えない問題点を解決するもので、特に
先に示した従来技術の第2の問題点を解決するものであ
る。
【0072】図16は、前述した第2の問題点を示す
図、図17はこの問題点を解決する本発明の第2の実施
の形態を示す図である。
【0073】図16(A)は、従来のL3処理部と回線
終端部を示す。L3処理部は、スイッチインタフェース
部324、ローカルスイッチ部325及び回線インタフ
ェース部326を有する。回線終端部は、L3インタフ
ェース部313及び物理層処理部314を有する。L3
処理部は、出力回線単位でバッファを具備しており、出
力回線単位にバックプレッシャ制御を行なう。出力回線
単位のバックプレッシャ制御なので、前述したように、
ルータ全体のバッファを効率的に利用することができな
い。
【0074】図16(B)は別の従来例を示す。L3処
理部は、スイッチインタフェース部424、ローカルス
イッチ部425及び回線インタフェース部を有する。ロ
ーカルスイッチ部425は共通バッファで構成されてい
る。共通バッファ425は、出力回線(ポート)をアグ
リゲートする。前述したように、ある出力回線のバック
プレッシャ制御の要求を受けると、出力回線が輻輳して
いないデータまでバックプレッシャの影響を受けてしま
い、データを出力できないブロッキング状態が発生して
しまう。
【0075】図17(A)及び(B)は、上記問題点を
解決する構成である。図中、前述した構成要素と同一の
ものには同一の参照番号を付してある。図17(A)は
物理的なバックプレッシャ信号の流れを示し、図17
(B)は論理的なバックプレッシャ信号の流れを示す。
ローカルスイッチ部225は、大容量のバッファ227
を有している。バッファ227は、出力回線単位に内部
バッファを具備している。ローカルスイッチ部225
は、スイッチインタフェース部224からのセルを出力
回線単位に振り分けて、対応する内部バッファにセルを
格納する。図17(B)に示すように、出力回線毎のバ
ックプレッシャ信号は、論理的に内部バッファに1対1
に対応している。ローカルスイッチ部225は、バック
プレッシャ信号を終端し、出力回線毎にセルを廃棄す
る。従って、図16(B)に示すようなブロッキングの
発生を回避することができる。第3の実施の形態 本発明の第3の実施の形態は、前述した従来技術の問題
点、つまり異なるネットワークを効率よく収容して効率
的な中継処理を行えない問題点を解決するもので、特に
先に示した従来技術の第3の問題点を解決するものであ
る。
【0076】図18は、本発明の第3の実施の形態を示
す図である。図中、前述した構成要件と同一のものには
同一の参照番号を付してある。二重化構成においては、
運用系のバックプレッシャか非運用系のバックプレッシ
ャを判別することが好ましい。非運用系からのバックプ
レッシャ制御の要求を受けた運用系は、セル送信を停止
することをしないで、この要求を破棄する。運用系か非
運用系かの判断は、例えば装置状態を示す信号を参照す
る。つまり、バックプレッシャ信号の中に運用系/非運
用系を示すフラグを設けておけば良い。
【0077】図18に示すように、非運用系からのバッ
クプレッシャ信号は運用系で破棄されている。これに対
し、運用系から非運用系へのバックプレッシャ信号は非
運用系で破棄されず、各ポイントで受付けられる。第4の実施の形態 本発明の第4の実施の形態は、前述した従来技術の問題
点、つまり異なるネットワークを効率よく収容して効率
的な中継処理を行えない問題点を解決するもので、特に
先に示した従来技術の第4の問題点を解決するものであ
る。
【0078】図19は、本発明の第4の形態を示す図で
ある。図19において、前述した構成要素と同一のもの
には同一の参照番号を付してある。回線終端部21は、
バッファ容量監視部215を有する。バッファ容量監視
部215は、物理層処理部214内部の回線対応(ポー
ト対応)の内部バッファの容量を監視しており、監視結
果を直接ローカルスイッチ部227に知らせる。また、
回線インタフェース部226及びL3インタフェース部
213をバッファレスの構成とする。これにより、ロー
カルスイッチ部225と物理層処理部214との間でセ
ルをバッファリングしないので、バックプレッシャ制御
が要求された場合でもバッファリングされることがな
い。バックプレッシャ制御の解除後もセルはバッファリ
ングされないので、バーストで出力回線へデータが送出
されることがない。
【0079】このようにして、セルのゆらぎや遅延を最
小限に抑えることができる。
【0080】以上、本発明の実施の形態を説明した。本
発明は、上述した第1ないし第4の実施の形態に限定さ
れるものではなく、他の様々の実施の形態を含むもので
ある。
【0081】以下、本発明の特徴の一部を列挙する。
【0082】(付記1) 異なるインタフェース間のス
イッチング機能を有する通信装置において、固定長のデ
ータをスイッチングするメインスイッチ部と、該メイン
スイッチ部の入力及び出力にそれぞれ設けられた第1及
び第2のバッファを具備するインタフェース部とを設け
たスイッチ部を有することを特徴とする通信装置。
【0083】(付記2) 前記通信装置は更に、前記ス
イッチ部に接続され、所定のプロトコルに従った処理を
行う処理部を有し、該処理部は前記第1及び第2のバッ
ファに接続する第3及び第4のバッファを有し、前記第
1のバッファが所定の状態になった時に、前記第3のバ
ッファに対しバックプレッシャ制御を行うことを特徴と
する付記1記載の通信装置。
【0084】(付記3) 前記通信装置は更に、前記ス
イッチ部に接続され、所定のプロトコルに従った処理を
行う処理部を有し、該処理部は前記第1及び第2のバッ
ファに接続する第3及び第4のバッファを有し、前記第
4のバッファが所定の状態になった時に、前記第1のバ
ッファに対しバックプレッシャ制御を行なうことを特徴
とする付記1記載の通信装置。
【0085】(付記4) 前記第2のバッファが所定の
状態になった時に、前記第1のバッファに対しバックプ
レッシャ制御を行うことを特徴とする付記1記載の通信
装置。
【0086】(付記5) 前記通信装置は更に、前記ス
イッチ部に接続され、所定のプロトコルに従った処理を
行う処理部を有し、該処理部は前記第1及び第2のバッ
ファに接続する第3及び第4のバッファを有し、前記処
理部に接続された装置からのバックプレッシャ制御の要
求を受けると、前記第4のバッファに対しバックプレッ
シャ制御を行うことを特徴とする付記1記載の通信装
置。
【0087】(付記6) 前記バックプレッシャ制御の
要求は、所定のフロー制御セルで形成されることを特徴
とする付記2ないし4のいずれか一項記載の通信装置。
【0088】(付記7) 前記バックプレッシャ制御
は、所定のQoSクラス単位に行なわれることを特徴と
する付記2ないし5のいずれか一項記載の通信装置。
【0089】(付記8) 前記バックプレッシャ制御
は、回線単位に行なわれることを特徴とする付記2ない
し5のいずれか一項記載の通信装置。
【0090】(付記9) 前記所定の状態は、所定のQ
oSクラス単位に判断することを特徴とする付記2ない
し4のいずれか一項記載の通信装置。
【0091】(付記10) 前記所定の状態は、回線単
位に判断することを特徴とする付記2ないし4のいずれ
か一項記載の通信装置。
【0092】(付記11) 前記処理部は、前記スイッ
チ部から受取ったデータを回線対応の内部バッファに供
給するローカルスイッチを有することを特徴とする付記
2記載の通信装置。
【0093】(付記12) 前記処理部は、前記スイッ
チ部から受取ったデータを一旦格納するバッファを具備
したローカルスイッチを有し、該ローカルスイッチは該
バッファからデータを読み出して回線対応の内部バッフ
ァに供給するローカルスイッチを有することを特徴とす
る付記2記載の通信装置。
【0094】(付記13) 前記通信装置は前記処理部
と回線との間に設けられた終端部を有し、該終端装置は
回線毎に設けられたバッファと、該バッファの容量を監
視して前記スイッチ部から受取ったデータを一旦格納す
るバッファを制御する監視部とを有することを特徴とす
る付記12記載の通信装置。
【0095】(付記14) 前記スイッチ部は二重化構
成であり、非運用系からのバックプレッシャ制御の要求
を受けた運用系は、バックプレッシャ制御の要求を破棄
することを特徴とする付記1ないし12のいずれか一項
記載の通信装置。
【0096】(付記15) 異なるインタフェース間の
スイッチング機能を有する通信装置において、固定長の
データをスイッチングするメインスイッチ部と、該メイ
ンスイッチ部の入力及び出力にそれぞれ設けられた第1
及び第2のバッファを回線毎に複数個具備するインタフ
ェース部とを有するスイッチ部を複数有することを特徴
とする通信装置。
【0097】(付記16) 前記通信装置は更に、前記
スイッチ部に接続され、所定のプロトコルに従った処理
を行う複数の処理部と、該複数の処理部に対し所定のバ
ックプレッシャ信号を伝送するバスとを有することを特
徴とする付記15記載の通信装置。
【0098】(付記17) 前記複数のスイッチ部の各
々は、前記バスを介してバックプレッシャ信号を受け取
り、前記第1のバッファの読み出しを制御することを特
徴とする付記16記載の通信装置。
【0099】(付記18) 異なるインタフェース間の
スイッチングを行なう通信制御方法において、前記異な
るインタフェースで扱われるデータに関連する固定長の
データを一旦バッファリングしてからスイッチングする
段階と、スイッチングされたデータを一旦バッファリン
グしてから、回線に向けて送出する段階とを有する通信
制御方法。
【0100】(付記19) スイッチングする前のバッ
ファリングが所定の状態になった時は、バックプレッシ
ャ制御の要求をスイッチングをバイパスして、他の装置
に送出することを特徴とする付記18記載の通信制御方
法。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
異なるネットワークを効率よく収容して効率的に中継処
理を行える通信装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ネットワーク構成の一例を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態によるルータの構成
を示すブロック図である。
【図3】図2の各部の内部構成例を示すブロック図であ
る。
【図4】レイヤ2の終端処理とレイヤ3のルーティング
処理を示す図である。
【図5】L3処理部22及びスイッチ部23の基本構成
を示すブロック図である。
【図6】第1のスケジューラの一構成例を示す図であ
る。
【図7】第2のスケジューラの一構成例を示す図であ
る。
【図8】インタフェース部の共通バッファ及び出力バッ
ファの一構成例を示す図である。
【図9】第3のスケジューラの一構成例を示す図であ
る。
【図10】バックプレッシャ信号によるバックプレッシ
ャ制御を説明するための図である。
【図11】インタフェース部の入力バッファと共通バッ
ファを模式的に図示してある。
【図12】バックプレッシャ信号によるバックプレッシ
ャ制御を説明するための図である。
【図13】バックプレッシャ信号の生成の一例を示す図
である。
【図14】別のバックプレッシャ信号の生成の一例を示
す。
【図15】L3処理部の回線対応処理部内部のインタフ
ェース部に設けられた出力バッファ内のあるクラスに対
応するキュー内のセル数又は流量が所定のしきい値を超
えた場合を示す。
【図16】第2の問題点を示す図である。
【図17】本発明の第2の実施の形態を示す図である。
【図18】本発明の第3の実施の形態を示す図である。
【図19】本発明の第4の実施の形態を示す図である。
【符号の説明】
22 L3処理部 22〜22 回線対応処理部 23 スイッチ部 31〜34 共通バッファ 35、38 入力バッファ 36、37 出力バッファ 220〜220 インタフェース部 230〜230 インタフェース部 232 メインスイッチ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瓜生 士郎 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 河▲崎▼ 裕哉 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5K030 HD03 KA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なるインタフェース間のスイッチング
    機能を有する通信装置において、 固定長のデータをスイッチングするメインスイッチ部
    と、該メインスイッチ部の入力及び出力にそれぞれ設け
    られた第1及び第2のバッファを具備するインタフェー
    ス部とを設けたスイッチ部を有することを特徴とする通
    信装置。
  2. 【請求項2】 前記通信装置は更に、前記スイッチ部に
    接続され、所定のプロトコルに従った処理を行う処理部
    を有し、 該処理部は前記第1及び第2のバッファに接続する第3
    及び第4のバッファを有し、 前記第1のバッファが所定の状態になった時に、前記第
    3のバッファに対しバックプレッシャ制御を行うことを
    特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 【請求項3】 前記通信装置は更に、前記スイッチ部に
    接続され、所定のプロトコルに従った処理を行う処理部
    を有し、 該処理部は前記第1及び第2のバッファに接続する第3
    及び第4のバッファを有し、 前記第4のバッファが所定の状態になった時に、前記第
    1のバッファに対しバックプレッシャ制御を行なうこと
    を特徴とする請求項1記載の通信装置。
  4. 【請求項4】 異なるインタフェース間のスイッチング
    機能を有する通信装置において、 固定長のデータをスイッチングするメインスイッチ部
    と、該メインスイッチ部の入力及び出力にそれぞれ設け
    られた第1及び第2のバッファを回線毎に複数個具備す
    るインタフェース部とを有するスイッチ部を複数有する
    ことを特徴とする通信装置。
  5. 【請求項5】 異なるインタフェース間のスイッチング
    を行なう通信制御方法において、 前記異なるインタフェースで扱われるデータに関連する
    固定長のデータを一旦バッファリングしてからスイッチ
    ングする段階と、 スイッチングされたデータを一旦バッファリングしてか
    ら、回線に向けて送出する段階とを有する通信制御方
    法。
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