JP2001068241A - 回転接続装置 - Google Patents

回転接続装置

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JP2001068241A
JP2001068241A JP23704899A JP23704899A JP2001068241A JP 2001068241 A JP2001068241 A JP 2001068241A JP 23704899 A JP23704899 A JP 23704899A JP 23704899 A JP23704899 A JP 23704899A JP 2001068241 A JP2001068241 A JP 2001068241A
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JP
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cushioning material
cushion material
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cable
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JP23704899A
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Tomoyuki Sakata
知之 坂田
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転側部材の上部内面に貼り付けたクッショ
ン材の剥がれ落ちを効果的に防止できるようにする。 【解決手段】 回転側部材31の上フランジ部31aの
内面に貼り付けたクッション材35を、回転側部材31
の上部に取付けた端末部材17´の押さえ部17cで押
さえ付けることにより、クッション材35の剥がれ落ち
を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車、家電機器
等における互いに相対回転する部分間の電気的接続に使
用される回転接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のステアリングホイール取付部
は、例えば図4に示すように、ボディに固定されたブラ
ケット1内にステアリングシャフト2が回転自在に支持
されており、ブラケット1の上側には、スイッチ装置3
と回転接続装置4とが設けられている。そして、これら
スイッチ装置3と回転接続装置4を貫通して上方に突出
するステアリングシャフト2の先端部に、このシャフト
2と一体回転するようにステアリングホイール6が取り
付けられている。また、ステアリングホイール6には、
ホーンスイッチ、エアバッグ等の電装品7が必要に応じ
て装備される。スイッチ装置3は、例えばターンシグナ
ルランプ、ワイパー等のスイッチを一体に組み付けたも
ので、その左右側面に上記スイッチをそれぞれ切替操作
するための操作レバー8,9が取り付けられている。
【0003】上記回転接続装置4は、ステアリングホイ
ール6と共に回転運動する上記電装品7とボディ側の回
路とを電気的に接続するための装置であって、従来、下
記に例示する構成のものが使用されていた。
【0004】図6に分解して示すように、上記回転接続
装置4は、ボディ側に固定される固定側部材(ケース)
10と、ステアリングホイール6と一体回転する回転側
部材(ローター)11との間に形成される環状の空間部
12に、ケーブル(フレキシブル・フラット・ケーブル
…FFC)13を渦巻き状に巻回させて収納し、このケ
ーブル13の外側端部の端末部材15′を介して取り付
けたコネクタ15をブラケット1のコネクタ16に接続
し、またケーブル13の内側端部に端末部材17′を介
して取り付けたコネクタ17を電装品7のコネクタ18
に接続している。なお、19はカバー、20は、回転側
部材11を固定側部材10に回転自在に固定するための
Cリング(止め輪)、21は滑性シートである。
【0005】上記回転接続装置4を組み付けたときは、
図5に示したように、固定側部材10の中心穴部10a
の内周面部と回転側部材11の中心軸部11aの外周面
部とを回転摺動部として、固定側部材10と回転側部材
11とが互いに相対回転するようになる。
【0006】ところで、走行振動に伴ってケーブル13
が上下(軸)方向に振動し、このケーブル13の上下端
が回転側部材11の上部内面と固定側部材10の下部底
面とに衝突すると衝突音が発生する。この衝突音を低減
させる目的で、固定側部材10の下部底面の滑性シート
21にクッション材を貼り付けると共に、回転側部材1
1の上部内面にクッション材を貼り付けることがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、回転側
部材11の上部内面に粘着剤等で貼り付けたクッション
材は、自重によって剥がれ落ちるおそれがあるという問
題があった。
【0008】本発明は、上記従来の問題を解消するため
になされたもので、回転側部材の上部内面に貼り付けた
クッション材の剥がれ落ちを効果的に防止できる回転接
続装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、回転中心軸を中心として互いに相対回転
可能な固定側部材と回転側部材と、これら両部材の間に
形成される環状の空間部に収納されたケーブルとを備え
た回転接続装置において、上記回転側部材の上部内面に
はケーブル上端の衝突音を抑制するクッション材が貼り
付けられ、この回転側部材の上部にはケーブルの内側端
部の端末部材が取付けられ、この端末部材には上記クッ
ション材の押さえ部が一体形成されていることを特徴と
する回転接続装置を提供するものである。
【0010】本発明によれば、回転側部材の上部内面に
貼り付けたクッション材を、回転側部材の上部に取付け
た端末部材の押さえ部で押さえ付けるようにしたから、
クッション材の剥がれ落ちが効果的に防止できるように
なる。
【0011】請求項2のように、上記回転側部材の上部
内面に、端末部材の押さえ部に対向する凹部が形成さ
れ、この押さえ部でクッション材を回転側部材の凹部内
に押さえ込んで、クッション材と押さえ部の両内面を面
一にする構成、あるいは、請求項3のように、上記クッ
ション材の内面に、端末部材の押さえ部に対向する凹部
が形成され、この押さえ部をクッション材の凹部内に嵌
め込んで、クッション材と押さえ部の両内面を面一にす
る構成とするのが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、従来技術と同一構成・作用
の箇所は同一番号を付して詳細な説明は省略する。
【0013】図1及び図2に示すように、回転接続装置
24は、ボディ側に固定される固定側部材(ケース)3
0と、ステアリングホイール6と一体回転する回転側部
材(ローター)31との間に形成される環状の空間部3
2に、ケーブル(フレキシブル・フラット・ケーブル…
FFC)13を渦巻き状に巻回させて収納している。
【0014】上記回転側部材31の上フランジ部31a
には、外周縁から内方に切り込んだ切り込み溝31bが
形成され、この切り込み溝31bの奥部には上方に立ち
上がるU字状断面のホルダー部31cが一体形成されて
いる。
【0015】上記ケーブル13の内側端部の端末部材1
7´は、回転側部材31の下方から切り込み溝31bを
挿通させて、上記ホルダー部31cに挿入することによ
り保持されるようになる。
【0016】なお、上記切り込み溝31bは、端末部材
17´にコード17aを介してコネクタ17を取付けた
状態で、端末部材17´をホルダー部31cに挿入でき
るようにするためのものである。
【0017】上記端末部材17´の外側面には、端末部
材17´を回転側部材31のホルダー部31cに挿入し
て保持したときに、切り込み溝31bをカバーするカバ
ー部17bが一体形成されている。
【0018】上記固定側部材30の上フランジ部31a
の内面にはクッション材35が貼り付けられている。こ
のクッション材35は、端末部材17´のカバー部17
bに相当する部分に切り込み35aが形成されて、上フ
ランジ部31aの内面にクッション材35を貼り付けた
後に端末部材17´をホルダー部31cに挿入できるよ
うになっている。
【0019】また、この端末部材17´のカバー部17
bの両側縁には、上記クッション材35の切り込み35
aの両側の切り込み縁部35bをそれぞれ押さえるよう
に外方に突出する翼状の押さえ部17cが一体形成され
ている。
【0020】そして、図3(a)に示すように、回転側
部材31の上フランジ部31aの内面には、上記端末部
材17´の押さえ部17cに対向する凹部31dが形成
され、この凹部31dの深さは、押さえ部17cとクッ
ション材35の両厚みに相当する程度に設定する。
【0021】これにより、図3(b)に示すように、押
さえ部17cでクッション材35の両切り込み縁部35
bが回転側部材31の凹部31d内に押さえ込まれて、
クッション材35と押さえ部17cの両内面が面一にな
る。
【0022】また、図3(c)に示すように、クッショ
ン材35の内面に、端末部材17´の押さえ部17cに
対向する凹部35cを形成して、この凹部35cの深さ
を押さえ部17cの厚みに相当する程度に設定する。
【0023】これにより、押さえ部17cをクッション
材35の凹部35c内に嵌め込んで、クッション材35
と押さえ部17cの両内面を面一にすることもできる。
【0024】上記のように構成すれば、回転側部材31
の上フランジ部35aの内面に貼り付けたクッション材
35の両切り込み縁部35bを、回転側部材31の上部
のホルダー部31cに取付けた端末部材17´の押さえ
部17cで押さえ付けるようにしたから、クッション材
35の特に両切り込み縁部35bからの剥がれ落ちが効
果的に防止できるようになる。
【0025】また、クッション材35の押さえ部17c
は端末部材17´に一体形成しているから、押さえ付け
部材を別に設ける必要がないのでコスト安になる。
【0026】さらに、図3(a)(b)に示したよう
に、押さえ部17cでクッション材35の両切り込み縁
部35bを回転側部材31の凹部31d内に押さえ込ん
で、クッション材35と押さえ部17cの両内面を面一
にしたり、図3(c)に示したように、押さえ部17c
をクッション材35の凹部35c内に嵌め込んで、クッ
ション材35と押さえ部17cの両内面を面一にしたり
すると、上下端が引っ掛かることなくケーブル13がス
ムーズに摺接するようになる。
【0027】上記実施形態では、押さえ部17cでクッ
ション材35の両切り込み部35bを押さえ込むように
したが、クッション材35に切り込み35aが形成され
ていないタイプでは、クッション材35の内周縁部や外
周縁部を押さえ込むようにすれば良い。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の回転接続装置は、回転側部材の上部内面に貼り付けた
クッション材を、回転側部材の上部に取付けた端末部材
の押さえ部で押さえ付けるようにしたから、クッション
材の剥がれ落ちが効果的に防止できるようになる。ま
た、押さえ付け部は端末部材に一体形成しているから、
押さえ付け部材を別に設ける必要がないので、コスト安
になる。
【0029】さらに、請求項2又は請求項3のように、
クッション材と押さえ部の両内面を面一にすれば、上下
端が引っ掛かることなくケーブルがスムーズに摺接する
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の回転接続装置の要部分解斜視図であ
る。
【図2】 回転接続装置の側面断面図である。
【図3】 (a)はクッション材を押さえ込んで面一に
する構成の押さえ込み前の断面図、(b)は(a)の押
さえ込み後の断面図、(c)はクッション材の凹部内に
嵌め込んで面一にする構成の嵌め込み後の断面図であ
る。
【図4】 自動車のステアリングホイール取付部の分解
側面図である。
【図5】 従来の回転接続装置の側面断面図である。
【図6】 従来の回転接続装置の分解斜視図である。
【符号の説明】
13 ケーブル 17´ 端末部材 17b カバー部 17c 押さえ部 24 回転接続装置 30 固定側部材 31 回転側部材 31a 上フランジ部 31b 切り込み 31c ホルダー部 32 空間部 35 クッション材 35b 切り込み縁部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂田 知之 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 Fターム(参考) 3F068 AA01 BA11 DA08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転中心軸を中心として互いに相対回転
    可能な固定側部材と回転側部材と、これら両部材の間に
    形成される環状の空間部に収納されたケーブルとを備え
    た回転接続装置において、 上記回転側部材の上部内面にはケーブル上端の衝突音を
    抑制するクッション材が貼り付けられ、この回転側部材
    の上部にはケーブルの内側端部の端末部材が取付けら
    れ、この端末部材には上記クッション材の押さえ部が一
    体形成されていることを特徴とする回転接続装置。
  2. 【請求項2】 上記回転側部材の上部内面に、端末部材
    の押さえ部に対向する凹部が形成され、この押さえ部で
    クッション材を回転側部材の凹部内に押さえ込んで、ク
    ッション材と押さえ部の両内面を面一にする請求項1に
    記載の回転接続装置。
  3. 【請求項3】 上記クッション材の内面に、端末部材の
    押さえ部に対向する凹部が形成され、この押さえ部をク
    ッション材の凹部内に嵌め込んで、クッション材と押さ
    え部の両内面を面一にする請求項1に記載の回転接続装
    置。
JP23704899A 1999-08-24 1999-08-24 回転接続装置 Withdrawn JP2001068241A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210061190A (ko) * 2019-11-19 2021-05-27 주식회사 경신 차량용 회전식 시트의 전원공급장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210061190A (ko) * 2019-11-19 2021-05-27 주식회사 경신 차량용 회전식 시트의 전원공급장치
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