JP2001136649A - 回転接続装置 - Google Patents

回転接続装置

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JP2001136649A
JP2001136649A JP31184899A JP31184899A JP2001136649A JP 2001136649 A JP2001136649 A JP 2001136649A JP 31184899 A JP31184899 A JP 31184899A JP 31184899 A JP31184899 A JP 31184899A JP 2001136649 A JP2001136649 A JP 2001136649A
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JP
Japan
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side member
slide sheet
peripheral wall
fixed
flat cable
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JP31184899A
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English (en)
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Takashi Ota
孝士 太田
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端末部材を利用して固定側部材の切欠き付近
でのスライドシートの浮き上がりを有効に防止できるよ
うにする。 【解決手段】 固定側部材10の周壁部10cに形成し
た切欠き10aに嵌め込み固定する端末部材22に突起
部(翼部)22aを一体形成して、この突起部(翼部)
22aでスライドシート21の浮き上がりを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車、家電機器
等における互いに相対回転する部分間の電気的接続に使
用される回転接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のステアリングホイール取付部
は、例えば図4に示すように、ボディに固定されたブラ
ケット1内にステアリングシャフト2が回転自在に支持
されており、ブラケット1の上側には、スイッチ装置3
と回転接続装置4とが設けられている。そして、これら
スイッチ装置3と回転接続装置4を貫通して上方に突出
するステアリングシャフト2の先端部に、このシャフト
2と一体回転するようにステアリングホイール6が取り
付けられている。また、ステアリングホイール6には、
ホーンスイッチ、エアバッグ等の電装品7が必要に応じ
て装備される。スイッチ装置3は、例えばターンシグナ
ルランプ、ワイパー等のスイッチを一体に組み付けたも
ので、その左右側面に上記スイッチをそれぞれ切替操作
するための操作レバー8,9が取り付けられている。
【0003】上記回転接続装置4は、ステアリングホイ
ール6と共に回転運動する上記電装品7とボディ側の回
路とを電気的に接続するための装置であって、図5に分
解して示すように、ボディ側に固定される固定側部材
(ケース)10と、ステアリングホイール6と一体回転
する回転側部材(ローター)11との間に形成される環
状の空間部12に、フラットケーブル(フレキシブル・
フラット・フラットケーブル…FFC)13を渦巻き状
に巻回させて収納し、このフラットケーブル13の外側
端部を収納した端末部材22を介して取り付けたコネク
タ15をブラケット1に取付けたコネクタ16に接続
し、またフラットケーブル13の内側端部を収納した端
末部材23を介して取り付けたコネクタ17を電装品7
に取付けたコネクタ18に接続している。なお、20
は、回転側部材11を固定側部材10に回転自在に抜け
止め状に固定するためのCリング(止め輪)である。
【0004】上記端末部材22は固定側部材10の周壁
部10cに形成された切欠き10aに嵌め込み固定され
ている。
【0005】また、固定側部材10の底面には、フラッ
トケーブル13の下端が摺接しやすくするためのスライ
ド(滑性)シート21が設けられると共に、固定側部材
10の周壁部10cの内面の適所には、スライドシート
21の外周縁を潜り込ませることにより、スライドシー
ト21の浮き上がりを防止する突起部10bが一体形成
されている。
【0006】上記スライドシート21には、固定側部材
10の内方に突出する端末部材22を取付けるための切
り込み21aが形成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記スライ
ドシート21は、固定側部材10の周壁部10cの突起
部10bで浮き上がりを防止するようになっているが、
スライドシート21の外周縁を一方側から突起部10b
の下に潜り込ませて組み付ける関係から、他方側となる
切欠き10a側には突起部10bを形成できないので、
切欠き10aの付近ではスライドシート21の浮き上が
りを防止できないという問題があった。
【0008】本発明は、上記問題を解消するためになさ
れたもので、端末部材を利用して固定側部材の切欠き付
近でのスライドシートの浮き上がりを有効に防止できる
ようにした回転接続装置を提供することを目的とするも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、回転軸を中心としてそれぞれ円筒状の固
定側部材と回転側部材が同心状に内外に配置され、これ
ら両部材の間に形成される環状の空間部に収納されたフ
ラットケーブルを備え、固定側部材の周壁部に形成され
た切欠きには、フラットケーブルの外側端部を収納した
端末部材が周壁に沿って嵌め込み固定されると共に、底
壁部にはフラットケーブルの下端が摺接するスライドシ
ートが設けられており、上記固定側部材の周壁部の内面
の適所に、スライドシートの浮き上がりを防止する突起
部が一体形成されている回転接続装置において、上記端
末部材に、スライドシートの浮き上がりを防止する突起
部が一体形成されていることを特徴とする回転接続装置
を提供するものである。
【0010】本発明によれば、固定側部材の周壁部に形
成した切欠きに嵌め込み固定する端末部材に一体形成し
た突起部でスライドシートの浮き上がりを防止すること
ができる。
【0011】請求項2のように、上記突出部は、端末部
材の両側部に、上記固定側部材の周壁部に沿ってその内
面内側に延在するよう円弧状に突出して、スライドシー
トの浮き上がりを防止する翼部であるのが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、先行技術と同一構成・作用
の箇所は同一番号を付して詳細な説明は省略する。
【0013】図1に示すように、上記固定側部材10の
周壁部10cには、上記端末部材22を嵌め込み固定す
るための切欠き10aが形成されると共に、この固定側
部材10の周壁部10cの内面の適所(本例では、切欠
き10aの中央部に対して120°間隔の位置)には、
スライドシート21の外周縁を潜り込ませることによ
り、スライドシート21の浮き上がりを防止する突起部
10bが一体形成されている。
【0014】図3に示すように、上記端末部材22の両
側には、固定側部材10の周壁部10cに沿ってその内
面内側にそれぞれ延在するよう円弧状に突出する翼部2
2aが一体形成されている。この翼部22aの下端は、
上記突起部10bの下端と同じ高さ位置に設定されてい
る。
【0015】上記フラットケーブル13の外側端部は、
一方の翼部22aの裏面と回転側部材10の周壁部10
cの内面との間を通って端末部材22に接続されるよう
になる。なお、図1(a)では、フラットケーブル13
の内側端部及びこれを収納する端末部材の図示は省略し
ている。
【0016】上記構成であれば、固定側部材10の周壁
部10cに形成した切欠き10aに嵌め込み固定する端
末部材22の両側部に翼部22aを一体形成し、この翼
部22aの下端にスライドシート21の外周縁を潜り込
ませることにより、スライドシート21の浮き上がりを
防止することができるから、スライドシートの浮き上が
りに起因する異音の発生を抑制できるようになる。
【0017】また、上記端末部材22の両翼部22aの
中央部は、上記固定側部材10の各突起部10bと例え
ば120°間隔(3等分)の位置関係にあることから、
この点からもスライドシート21の外周縁の浮き上がり
をより確実に防止することができる。
【0018】さらに、端末部材22に両翼部22aを形
成するだけであるから、両翼部22aを形成した端末部
材22に交換するだけで既存の回転接続装置にも容易に
適用することができる。
【0019】なお、上記実施形態では、端末部材22に
両翼部22aを形成したが、この両翼部22aに代え
て、上記突起部10bと同様の突起部を形成するように
しても良い。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、固定側部材の周壁部に形成した切欠きに嵌め込み固
定するフラットケーブルの端末部材に突起部(又は請求
項2にょうな翼部)を一体形成して、この突起部でスラ
イドシートの浮き上がりをより確実に防止することがで
きるから、スライドシートの浮き上がりに起因する異音
の発生を抑制できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の回転接続装置であり、(a)は要部
平面断面図、(b)は(a)のA−C線に相当する側面
断面図である。
【図2】 本発明の回転接続装置であり、図1(a)の
A−B線に相当する側面断面図である。
【図3】 本発明の回転接続装置であり、端末部材を取
付けたフラットケーブル部分の斜視図である。
【図4】 自動車のステアリングホイール取付部の分解
側面図である。
【図5】 先行技術の回転接続装置の分解斜視図であ
る。
【図6】 先行技術の回転接続装置であり、(a)は平
面断面図、(b)は(a)のA−B線に相当する側面断
面図である。
【符号の説明】
10 固定側部材 10a 切欠き 10b 突起部 10c 周壁部 11 回転側部材 12 空間部 13 フラットケーブル 21 スライドシート 22 端末部材 22a 翼部
フロントページの続き (72)発明者 太田 孝士 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 Fターム(参考) 3D030 DB25

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸を中心としてそれぞれ円筒状の固
    定側部材と回転側部材が同心状に内外に配置され、これ
    ら両部材の間に形成される環状の空間部に収納されたフ
    ラットケーブルを備え、固定側部材の周壁部に形成され
    た切欠きには、フラットケーブルの外側端部を収納した
    端末部材が周壁に沿って嵌め込み固定されると共に、底
    壁部にはフラットケーブルの下端が摺接するスライドシ
    ートが設けられており、上記固定側部材の周壁部の内面
    の適所に、スライドシートの浮き上がりを防止する突起
    部が一体形成されている回転接続装置において、 上記端末部材に、スライドシートの浮き上がりを防止す
    る突起部が一体形成されていることを特徴とする回転接
    続装置。
  2. 【請求項2】 上記突出部は、端末部材の両側部に、上
    記固定側部材の周壁部に沿ってその内面内側に延在する
    よう円弧状に突出して、スライドシートの浮き上がりを
    防止する翼部である請求項1に記載の回転接続装置。
JP31184899A 1999-11-02 1999-11-02 回転接続装置 Withdrawn JP2001136649A (ja)

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