JPH11187554A - 回転接続装置 - Google Patents

回転接続装置

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JPH11187554A
JPH11187554A JP34815797A JP34815797A JPH11187554A JP H11187554 A JPH11187554 A JP H11187554A JP 34815797 A JP34815797 A JP 34815797A JP 34815797 A JP34815797 A JP 34815797A JP H11187554 A JPH11187554 A JP H11187554A
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JP
Japan
Prior art keywords
locking
side member
sheet
fixed
sliding surface
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP34815797A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Sakata
知之 坂田
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness System Technologies Research Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd, Harness System Technologies Research Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP34815797A priority Critical patent/JPH11187554A/ja
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  • Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)
  • Steering Controls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば自動車のステアリングホイール取付部
に設けられる回転接続装置に、滑性シートを合理的に固
定できるようにする。 【解決手段】 回転中心軸を中心として互いに相対回転
可能な固定側部材26と回転側部材11と、これら両部
材26,11の間に形成される環状の空間部12に収納
されたケーブル13とを備えた回転接続装置25におい
て、ケーブル13の幅方向の両端縁に対向する固定側部
材26と回転側部材11の少なくとも一方の摺動面26
aに滑性シート27が配置されて、この滑性シート27
の外周縁の一部にその摺動面26aの方向に折れ曲がっ
た係止部27cが形成されると共に、この係止部27c
が挿入されて係止される係止凹部26c,26dがその
摺動面26aに形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車、家電機器
等における互いに相対回転する部分間の電気的接続に使
用される回転接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のステアリングホイール取付部
は、例えば図5に示すように、ボディに固定されたブラ
ケット1内にステアリングシャフト2が回転自在に支持
されており、ブラケット1の上側には、スイッチ装置3
と回転接続装置4とが設けられている。そして、これら
スイッチ装置3と回転接続装置4を貫通して上方に突出
するステアリングシャフト2の先端部に、このシャフト
2と一体回転するようにステアリングホイール6が取り
付けられている。また、ステアリングホイール6には、
ホーンスイッチ、エアバッグ等の電装品7が必要に応じ
て装備される。スイッチ装置3は、例えばターンシグナ
ルランプ、ワイパー等のスイッチを一体に組み付けたも
ので、その左右側面に上記スイッチをそれぞれ切替操作
するための操作レバー8,9が取り付けられている。
【0003】上記回転接続装置4は、ステアリングホイ
ール6と共に回転運動する上記電装品7とボディ側の回
路とを電気的に接続するための装置であって、従来、下
記に例示する構成のものが使用されていた。
【0004】図6と図7に示す回転接続装置は、ボディ
側に固定される固定側部材(下ケース)10と、ステア
リングホイール6と一体回転する回転側部材(上ケー
ス)11との間に形成される環状の空間部12に、ケー
ブル(フレキシブル・フラット・ケーブル…FFC)1
3を渦巻き状に巻回させて収納し、このケーブル13の
外側端部の端末部材15′を介して取り付けたコネクタ
15をブラケット1のコネクタ16に接続し、またケー
ブル13の内側端部に端末部材17′を介して取り付け
たコネクタ17を電装品7のコネクタ18に接続してい
る。なお、19はカバー、20は、回転側部材11を固
定側部材10に回転自在に固定するためのCリングであ
る。
【0005】上記ケーブル13は、外側端部の端末部材
15′が固定側部材10に固定され、内側端部の端末部
材17′が回転側部材11に固定されている以外はフリ
ーであって、空間部12内で軸方向(上下方向)に移動
可能になっているために、アイドリング等の振動で移動
して、図8に示すように、両端縁13a,13bが固定
側部材10の摺動面10aや回転側部材11の摺動面1
1aに衝突すると、異音が発生するという問題がある。
【0006】そこで、固定側部材10の摺動面10aと
回転側部材11の摺動面11aの少なくとも一方(本例
では固定側部材10の摺動面10aのみ)にスポンジの
ような滑性シート21を配置して、異音の発生を抑制す
るようにしている(実開平1−147363号、実開平
7−27079号公報参照)。
【0007】この滑性シート21は、固定側部材10の
摺動面10aに接着剤で貼り付けて固定することがある
が、貼り付けにくいなど作業性が劣るため、図8に示し
たように、固定側部材10の摺動面10aの外周縁との
間に滑性シート21の厚み相当分だけの隙間tを隔て
て、固定側部材10の内周壁10bに内方へ突出する突
起10cを形成して、この突起10cの隙間tに滑性シ
ート21をたわませながら嵌め込むようにしたものがあ
る。なお、10dは、突起10cを金型で成形するとき
の抜き穴である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記突
起10cの突出分だけ内周壁10bの内径が相対的に小
さくなるから、ステアリングホイール6の必要回転数を
確保するために、ケーブル13の全長を長くする必要が
あるので、重量が増加したりコストが高くなるという問
題がある。
【0009】本発明は、このような事情に鑑み、例えば
自動車のステアリングホイール取付部に設けられる回転
接続装置に、滑性シートを合理的に固定できるようにす
ることを課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、回転中心軸を中心として互いに相対回転
可能な固定側部材と回転側部材と、これら両部材の間に
形成される環状の空間部に収納されたケーブルとを備え
た回転接続装置において、上記ケーブルの幅方向の両端
縁に対向する上記固定側部材と回転側部材の少なくとも
一方の摺動面に滑性シートが配置されて、この滑性シー
トの外周縁の一部にその摺動面の方向に折れ曲がった係
止部が形成されると共に、この係止部が挿入されて係止
される係止凹部がその摺動面に形成されていることを特
徴とする回転接続装置を提供するものである。
【0011】本発明によれば、滑性シートの外周縁に折
れ曲がり係止部を形成して、この係止部を、固定側部材
(又は回転側部材)の摺動面に形成した係止凹部に挿入
して係止する。
【0012】請求項2のように、上記係止部と係止凹部
には、いずれか一方に係止穴が形成され、他方に係止突
起が形成されている構成とすると、係止部を係止凹部に
挿入するだけで、係止穴が係止突起にワンタッチで係止
される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を図面に基づいて説明する。なお、従来技術と同一構
成・作用の箇所は同一番号を付して詳細な説明は省略す
る。
【0014】図1〜図3に示すように、回転接続装置2
5は、円筒状の固定側部材(下ケース)26と、回転側
部材(上ケース)11とを備え、これら両部材26,1
1を組み合わせてケースを構成している。
【0015】上記固定側部材26は、フラットな円板状
摺動面26aと、この摺動面26aの外周縁から立ち上
がった円筒状内周壁26bとを有し、上記摺動面26a
の外周縁には、円周上等角度間隔(本例では90度)で
上下方向に貫通する係止穴26cがそれぞれ形成され、
各係止穴26c内には、内周壁26b側から内方向きに
突出する係止突起26dがそれぞれ形成されている。
【0016】上記固定側部材26の摺動面26aに配置
する滑性シート27は、内周壁26bにほぼ一致する外
径と、上記回転側部材11の中心軸11bにほぼ一致す
る内穴とを有している。この滑性シート27は、合成樹
脂シート27aに、表面に滑性材を塗布したスポンジシ
ート27bを固着したものである。
【0017】上記滑性シート27の合成樹脂シート27
aの外周縁には、図4(a)に示すように、上記固定側
部材26の各係止穴26cに対応して、円周上等角度間
隔(本例では90度)で外方に突出する係止部27cが
それぞれ形成され、この各係止部27cには係止穴27
dがそれぞれ形成されている。この各係止部27cは、
図4(b)に示すように、摺動面26aの方向、つまり
直角下向きにそれぞれ折り曲げられる。
【0018】なお、滑性シート27は、合成樹脂シート
27aにスポンジシート27bを固着した状態でプレス
により係止部27cとともに打ち抜いて、係止部27c
にもスポンジシート27bが固着した状態で折り曲げる
ようにしても良い。
【0019】また、滑性シート27の係止部27cに係
止突起を形成し、固定側部材25の係止穴26c内に係
止凹部(係止穴)を形成しても良い。
【0020】上記のように回転接続装置25を構成すれ
ば、滑性シート27の外周縁の折れ曲がり係止部27c
を、固定側部材26の摺動面26aの係止穴26cに挿
入すると、係止部27cの係止穴27dが係止穴26c
内の係止突起26dで係止される。
【0021】これにより、固定側部材26の内周壁26
bに従来のような突起を形成する必要がなくなるから、
内周壁26bの内径が相対的に小さくならないのでケー
ブル13の全長を短くでき、重量が減少すると共に、コ
ストが安くなる。
【0022】また、滑性シート27の係止部27cを固
定側部材26の係止穴26cに挿入するだけで、係止部
27cの係止穴27dが係止穴26c内の係止突起26
dにワンタッチで係止されるようになり、係止作業が簡
単かつ迅速に行なえる。
【0023】上記実施形態では、固定側部材26の摺動
面26aにのみ滑性シート27を設けたが、回転側部材
11の摺動面11aにも滑性シートを設けるようにして
も良い。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の回転接続装置は、滑性シートの外周縁に折れ曲がり係
止部を形成して、この係止部を、固定側部材(又は回転
側部材)の摺動面に形成した係止凹部に挿入して係止す
るようにしたから、固定側部材(又は回転側部材)の内
周壁に従来のような突起を形成する必要がなくなって、
内周壁の内径が相対的に小さくならないのでケーブルの
全長を短くでき、重量が減少すると共に、コストが安く
なる。
【0025】また、請求項2のように、係止部と係止凹
部には、いずれか一方に係止穴が形成され、他方に係止
突起が形成されている構成とすると、係止部を係止凹部
に挿入するだけで、係止穴が係止突起にワンタッチで係
止されるようになり、係止作業が簡単かつ迅速に行なえ
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の回転接続装置であり、(a)は側面
断面図、(b)は分解状態の側面断面図である。
【図2】 滑性シートの係止部の拡大側面断面図であ
る。
【図3】 固定側部材と滑性シートの分解斜視図であ
る。
【図4】 滑性シートであり、(a)は係止部の折り曲
げ前の斜視図、(b)は係止部の折り曲げ後の斜視図で
ある。
【図5】 自動車のステアリングホイール取付部の分解
側面図である。
【図6】 従来の回転接続装置の分解斜視図である。
【図7】 従来の回転接続装置の組み立て斜視図であ
る。
【図8】 従来の回転接続装置であり、(a)は組み立
て側面断面図、(b)は分解側面断面図である。
【符号の説明】
11 回転側部材 12 空間部 13 ケーブル 25 回転接続装置 26 固定側部材 26a 摺動面 26b 内周壁 26c 係止穴 26d 係止突起 27 滑性シート 27c 係止部 27d 係止穴

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転中心軸を中心として互いに相対回転
    可能な固定側部材と回転側部材と、これら両部材の間に
    形成される環状の空間部に収納されたケーブルとを備え
    た回転接続装置において、 上記ケーブルの幅方向の両端縁に対向する上記固定側部
    材と回転側部材の少なくとも一方の摺動面に滑性シート
    が配置されて、この滑性シートの外周縁の一部にその摺
    動面の方向に折れ曲がった係止部が形成されると共に、
    この係止部が挿入されて係止される係止凹部がその摺動
    面に形成されていることを特徴とする回転接続装置。
  2. 【請求項2】 上記係止部と係止凹部には、いずれか一
    方に係止穴が形成され、他方に係止突起が形成されてい
    る請求項1に記載の回転接続装置。
JP34815797A 1997-12-17 1997-12-17 回転接続装置 Withdrawn JPH11187554A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34815797A JPH11187554A (ja) 1997-12-17 1997-12-17 回転接続装置

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JP34815797A JPH11187554A (ja) 1997-12-17 1997-12-17 回転接続装置

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JPH11187554A true JPH11187554A (ja) 1999-07-09

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ID=18395135

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34815797A Withdrawn JPH11187554A (ja) 1997-12-17 1997-12-17 回転接続装置

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Effective date: 20050301