JPH0864327A - クロックスプリング型コネクタ - Google Patents

クロックスプリング型コネクタ

Info

Publication number
JPH0864327A
JPH0864327A JP7153310A JP15331095A JPH0864327A JP H0864327 A JPH0864327 A JP H0864327A JP 7153310 A JP7153310 A JP 7153310A JP 15331095 A JP15331095 A JP 15331095A JP H0864327 A JPH0864327 A JP H0864327A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
clock spring
vibration
arm
type connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7153310A
Other languages
English (en)
Inventor
Patrick A Bolen
エイ. ボーレン パトリック
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Methode Electronics Inc
Original Assignee
Methode Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Methode Electronics Inc filed Critical Methode Electronics Inc
Publication of JPH0864327A publication Critical patent/JPH0864327A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R16/00Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
    • B60R16/02Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
    • B60R16/023Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for transmission of signals between vehicle parts or subsystems
    • B60R16/027Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for transmission of signals between vehicle parts or subsystems between relatively movable parts of the vehicle, e.g. between steering wheel and column
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F1/00Springs
    • F16F1/02Springs made of steel or other material having low internal friction; Wound, torsion, leaf, cup, ring or the like springs, the material of the spring not being relevant
    • F16F1/04Wound springs
    • F16F1/10Spiral springs with turns lying substantially in plane surfaces

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering Controls (AREA)
  • Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)
  • Springs (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 渦巻き状のクロックスプリング型扁平導電ケ
ーブルによってハウジングとロータハブとを電気的に接
続するコネクタにおいて、内装される扁平ケーブルの振
動を防止すると共にその振動に起因するノイズを抑制す
ることを目的とする。 【構成】 クロックスプリング型コネクタ(18)は、室部
(34)を画定するハウジング壁(30)とこのハウジングに取
り付けられるロータハブ(32)とを有している。渦巻き状
の扁平ケーブル(36)は室部内においてロータハブ(32)の
周囲に保持されている。扁平ケーブルの第1端部は第1
接続位置(40)においてロータハブに接続され、第2端部
は第2接続位置(38)においてハウジング壁に接続されて
いる。防振部材(42,44)はコイル状扁平ケーブルを押圧
してその振動を制限する。ハウジング壁に隣接する外側
防振部材(42)は扁平ケーブル(36)をロータハブ(32)に向
けて内側に押圧する。内側防振部材は扁平ケーブル(36)
をハウジング壁(30)に向けて外側に押圧する。防振部材
(42,44)には折り目(46,50)が予め形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、導電ケーブルを内装し
回転可能な電気装置と固定された電気装置とを電気的に
接続するクロックスプリング(渦巻きばね)型コネクタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の増加はエアバッグクラッシュシ
ステムをもたらした。かかるエアバッグは、普通ドライ
バー(運転者)と対向するステアリングホイール上に位
置付けられている。エアバッグは自動車本体に設けられ
たセンサと連続的に電気的接続がなされていなければな
らない。衝突の際、センサはエアバッグクラッシュシス
テムに電気信号を供給し即座にエアバッグを膨張させ
る。
【0003】従って、ステアリングホイールに取り付け
られたエアバッグアセンブリの回動部分と自動車本体の
不動(固定)位置にあるアセンブリの残りの部分との間
には電気的接続が必要とされる。回動部分と固定部分と
の間の電気的接続は良く知られている。一般的には、回
動可能な部分の1つを備えた電気ブラシが導電リング上
に保持され、回転可能な電気的接続を提供している。し
かしながら、特に事故の衝撃により、ブラシとリングと
の電気的接続が一時的に切断されると、エアバッグクラ
ッシュアセンブリ全体が作動しないという結果をもたら
す。
【0004】そこで、クロックスプリング型コネクタが
開発された。これは外部ハウジングとロータ部材と部材
を内装し接続するための複数の中間ハウジング部材とを
有しており、このハウジングとロータ部材とは複数の軸
受表面にて回動自在に係合している。クロックスプリン
グ(渦巻きばね)はかかるコネクタの内部に配置されて
いる。クロックスプリングは扁平な導電ケーブルであ
り、コネクタの外側に導かれてエアバッグとセンサとを
接続する導電ワイヤに結合される2つの端部を有してい
る。コネクタはステアリングコラム上に取り付けられ、
又、ステアリングホイールはいずれの方向にも回転可能
であり、その一方でクロックスプリング型コネクタを介
してエアバッグセンサとの間で常時確実な電気的接続が
供給される。かかる従来のクロックスプリング型コネク
タにおいては、回転コラム上のエアバッグあるいは他の
装置と回路の固定部分との間に連続的な電気接続をもた
らすのに有効であるものの、この従来のシステムではク
ロックスプリングハウジング内での扁平ケーブルの振動
によって引き起こされる騒音(ノイズ)を完全に抑制す
ることはできない。クロックスプリングが回転する際に
扁平ケーブルがこすれることによって生じる音を弱める
べくクロックスプリングハウジング内に遮音材料を内装
する技術が知られている。しかしながら、クロックスプ
リングが静止状態にあっても自動車の移動の際に生じる
振動によって引き起こされる新たな騒音が発生する。ス
テアリングコラムが垂直(鉛直)方向に振動すると、ク
ロックスプリングの扁平ケーブルは振動し扁平ケーブル
の相隣接するコイル同士が擦り合うことになる。従っ
て、このような欠点を解消すべく振動衝撃装置を内装し
たクロックスプリングが望まれている。
【0005】米国特許第4,925,122号明細書は、クロッ
クスプリングのハウジング壁にプレッサー部材を取り付
け、これにより扁平ケーブルに対して圧力を及ぼすもの
が開示されている。この発明では、クロックスプリング
内にプレッサー部材を取り付けることで構造が複雑にな
り、又製造コストが高いという欠点がある。また、この
プレッサー部材では扁平ケーブルを圧縮するために最小
限の接触点しか得られない。従って、迅速かつ容易に取
り付けることができ又製造コストが安い振動緩衝装置が
必要とされている。また、振動緩衝装置は圧縮に際し扁
平ケーブルと接触する複数の点をもたらすという利点が
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的とすると
ころは、クロックスプリングを形成する扁平ケーブルの
振動を防止する振動緩衝装置(防振部材)を内装するク
ロックスプリングアセンブリを提供することにある。ま
た、本発明の他の目的とするところは、クロックスプリ
ング内に容易に組み込むことができ、製造コストが安い
ノイズ緩衝装置(防音部材)を内装するクロックスプリ
ングアセンブリを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のクロックスプリ
ング型コネクタは、室を画定するハウジングとこのハウ
ジングを取り付けるロータカバーとを有している。渦巻
き状の扁平ケーブルがロータカバーの周囲に位置する室
部(チャンバー)内に保持されている。扁平ケーブル
は、ロータカバーの第1接続部に接続される第1端部
と、ハウジングの第2接続部に接続される第2端部とを
有している。
【0008】室部内には、扁平ケーブルが巻き戻される
(ほどかれる)際に拡張し巻き揚げられる際に縮むよう
に予め成形された振動緩衝部材が配置されている。予め
成形された屈曲部(ベンド)を有する外側振動緩衝部材
が、扁平ケーブルとハウジング壁との間に配置されてい
る。予め成形された屈曲部を有する内側振動緩衝部材
が、扁平ケーブルとロータハブとの間に配置されてい
る。内側振動緩衝部材は、ロータハブの内側に取り付け
られている。
【0009】本発明の変形例では、ハウジングに揺動自
在に取り付けられた振動緩衝部材を含んでいる。この振
動緩衝部材は、第1アームと第2アームを有し、これら
は、単一の横方向でかつロータハブに向かう方向に扁平
ケーブルを内側に向けて圧縮する。第1アームと第2ア
ームは、固定部材としての柱部材を介してハウジングに
取り付けられた基部に結合されている。第1アームは第
1の圧縮点において扁平ケーブルに接触し、第2アーム
は第2の圧縮点において扁平ケーブルに接触する。
【0010】この振動緩衝部材は、クロックスプリング
の巻き戻される方向からその巻き揚げ位置に向けて圧縮
性を有しすなわち付勢されている。振動緩衝部材は、マ
イヤー(商標)、金属材料、ポリマ材料で覆われた金属
材料等により形成され得る。上記内容及び本発明の他の
特徴は、以下の好適な実施例に詳細に述べられている。
【0011】
【実施例】本発明のクロックスプリング型コネクタは、
図1ないし4を参照することによってより良く理解され
る。図1には、ハウジング壁12とロータハブ14を有
したクロックスプリング10が示されている。ハウジン
グ12は、一般にカバーを有し、この図ではクロックス
プリング10の内部を視認できるように取り除かれてい
る。室部16はハウジング壁12とロータ壁14との間
において画定される。扁平導電ケーブル18が室部16
内にて巻き揚げられている。この扁平ケーブル18は、
点20において不動のハウジング12に接続されてお
り、又、その反対側の端部が点22において可動ロータ
14に接続されている。クロックスプリング10がステ
アリングアセンブリに組み込まれると、そのハウジング
12は固定されてステアリングコラムに取り付けられ、
一方、そのロータハブ14はステアリングホイールに取
り付けられそれと共に回転する。
【0012】扁平ケーブル18は室部16内で緩く巻き
揚げられているのが確認され得る。本図では、クロック
スプリングがその(移動の)中心位置にある状態が示さ
れている。このクロックスプリングが時計回りに回転す
ると、扁平ケーブルをきつく巻き揚げる。また、クロッ
クスプリング10が反時計まわりに回転すると、扁平ケ
ーブルを巻き戻し(ほどき)、それを一様に緩くする。
室部16内には扁平ケーブル18の動きを妨げるような
物が何にも存在しないことが確認できる。自動車のステ
アリングコラム上に取り付けられると、生起される振動
によって扁平ケーブルはハウジング12に接するように
又隣接する扁平ケーブル(のコイル)同士が接するよう
に振動する。この振動は、好ましくない騒音(ノイズ)
を生ぜしめる。かかる従来のクロックスプリングでは、
それが回転の中心位置(ニュートラル位置)及び巻き戻
された(ほどかれた)位置にあると、扁平ケーブルが緩
く巻き戻されるのを許容し、これにより振動及び許容し
難いノイズレベルを生ぜしめることになる。
【0013】図2は、図1中の2−2線部における側断
面図を示すものである。この図には、ハウジング12
と、室部16を画定するロータ14と、その室部に位置
する扁平ケーブル18とが示されている。扁平ケーブル
は緩く巻き戻されてそのコイル同士の間にスペース(空
間)を有していることが確認できる。この緩く巻き戻さ
れた扁平ケーブル18は、クロックスプリングがステア
リングコラム上に取り付けられた際に、振動して好まし
くないノイズレベルを生起する。
【0014】図3には、クロックスプリングハウジング
30及び室部34を画定するロータハブ32を有する本
発明の好適な実施例が示されている。室部34内に位置
するのは扁平導電ケーブル36である。扁平ケーブル3
6は点38においてハウジング30に接続され、又、そ
の反対側の端部が点40においてロータハブ32に接続
されている。振動緩衝部材(防振部材)42,44は、
振動を抑制するために扁平ケーブル36を圧縮せしめる
ように設けられている。好適な実施例においては、内側
振動緩衝部材44がロータハブ32の周囲に挿入され、
かつ、外側振動緩衝部材42がハウジング壁30に接す
るように挿入されている。かかる防振部材42,44は
弾性ポリエステル材料により形成されかつ折り目46を
含むように予め成形されている。好適な実施例において
は、外側防振部材42はマイラー(商標)からなり5つ
の折り目46を有している。内側防振部材44は同様に
ポリエステル材料により形成され成形された折り目を有
している。内側防振部材44は、点40においてロータ
ハブ32に取り付けられる。この取り付けは如何なる手
段によっても良く、又、点40において扁平ケーブル3
6を取り付ける手段と同様に取り付けても良い。
【0015】防振部材42,44は、扁平ケーブルを圧
縮せしめることによって、扁平ケーブル36が振動する
のを抑制する。図3には、図1に示されるクロックスプ
リング10と同様にその中心位置(ニュートラル位置)
に位置するクロックスプリング18が示されている。こ
のクロックスプリング18が時計回りに回転すると、扁
平ケーブル36はよりきつく巻き揚げられ、一方、クロ
ックスプリング18が反時計まわりに回転すると、扁平
ケーブル36は巻き戻されて(ほどかれて)緩くなる。
図3に示されるクロックスプリング18の扁平ケーブル
36は圧縮された状態にあり、扁平ケーブル36のコイ
ル同士の間のスペース(空間)が小さいことが確認でき
る。これは、クロックスプリングがその中心位置に位置
するが扁平ケーブル18は緩くなっている図1及び2に
示されるクロックスプリング10とは異なるものであ
る。予め成形された折り目46を有する防振部材42,
44を用いることによって、この防振部材42,44は
扁平ケーブル36に対して隣接せしめられることにな
る。
【0016】折り目46が形成(維持)された外側防振
部材42は、折り目と折り目の間の中間に位置する隣接
点48にて扁平ケーブル36と接触し、それをロータハ
ブ32に向けて内側に圧縮せしめる。内側防振部材44
はその折り目形状を維持しており、折り目部50が扁平
ケーブル36に接触して、扁平ケーブルをハウジング壁
30に向けて外側に押圧している。内側防振部材44が
外側に向けて押圧しかつ外側防振部材42が内側に向け
て押圧するこの係合作用により、扁平ケーブル36のコ
イルは狭い空間に強いられ、これにより扁平ケーブル3
6のコイル同士の間での及びハウジング30に対しての
振動量が減少せしめられる。
【0017】図4には、図3に示される状態からクロッ
クスプリングが反時計回りに回転して全体として巻き戻
された(ほどかれた)位置にあるクロックスプリング1
8が示されている。ここでは、クロックスプリングが反
時計回りに回転したことで、扁平ケーブル36が巻き戻
され、そして、外側に押し拡げられた状態を示してい
る。外側防振部材42は柔軟な材料からなり、それ故扁
平ケーブル36と共に外側に向けて拡がることができ
る。従って、防振部材42,44はクロックスプリング
18が回転した際の扁平ケーブル36の移動を妨げるも
のではない。クロックスプリング18が時計回りに回転
してその中心位置(ニュートラル位置)に戻ると、外側
防振部材42には図3に示すように折り目が再び形成さ
れる。
【0018】好適な実施例においては、クロックスプリ
ング18には内側防振部材44と外側防振部材42との
両方が用いられる。しかしながら、外側防振部材42の
みあるいは内側防振部材44のみを用いて、扁平ケーブ
ル36の振動によって生ずるノイズレベルを減少せしめ
ることも予想されることである。また、本発明に係る防
振部材42,44は、クロックスプリング18の上部と
底部の内側表面に取り付けられた遮音層52との組み合
わせで用いられても良い。防振部材42,44は、クロ
ックスプリング18のハウジング30内に容易に組み付
けられる。点38においてハウジング30にかつ点40
においてロータハブ32に扁平ケーブル36を取り付け
た後、防振部材42,44は簡単に扁平ケーブル36の
隣に挿入される。ハウジング30の上にカバーを置くこ
とによってクロックスプリングを完全に組み立てると、
防振部材42,44はクロックスプリング18の室部3
4内に収納されることになる。
【0019】図5には、クロックスプリングハウジング
130及び室部 134を画定するロータハブ 132を有する本
発明の他の実施例が示されている。室部 134内には扁平
導電ケーブル 136が位置している。扁平ケーブル 136は
点 138においてハウジング 130に取り付けられ、かつ、
その反対側の端部が点 140においてロータハブ 132に取
り付けられている。一対の防振部材 142,144は、扁平ケ
ーブル 136を圧縮せしめて、その防振を制限する。防振
部材 142,144は弾性ポリエステル材料あるいは金属材料
により形成される。他の実施例においては、防振部材 1
42,144がプラスチックあるいはポリマーコーティングに
より覆われた金属材料により形成されることも可能であ
る。好適な実施例においては、防振部材 142,144は柱部
材 147によってハウジング 130に取り付けられるところ
の共通基部 145を含んだ形で一体的に形成される。
【0020】図5には圧縮状態にある防振部材 142,144
が示されており、この状態でクロックスプリングは全体
として巻き揚げられた位置にあり、扁平ケーブル 136は
ハブ132の回りにきつく巻き揚げられている。クロック
スプリングが回転して扁平ケーブル 136が巻き戻される
(ほどかれる)と、防振部材 142,144は拡がって矢印16
0,161の方向において外側に向けて曲げられる。扁平ケ
ーブル 136が巻き戻されあるいは巻き揚げられる如何な
る状態にあっても、防振部材 142,144は第1加圧点 152
及び第2加圧点 154において導電ケーブル 136を押圧せ
しめる。
【0021】防振部材 142,144は、導電ケーブル 136に
対してハブ 132に向かう内向きの力を及ぼすと同時に矢
印 162の方向において横方向に力を及ぼす。防振部材14
2,144によって導電ケーブル 136に対し複数の方向から
力が作用することで、扁平ケーブル 136は、クロックス
プリングの中心位置(ニュートラル位置)において圧縮
された形状に保持され、過度の動き,振動,及びノイズ
が減少せしめられる。好適な実施例においては、防振部
材は第1アーム 142と第2アーム 144を含み、これら各
々のアームは、クロックスプリングハウジング 130に対
して枢動自在に取り付けられている。
【0022】以上述べられた好適な実施例の変形例等が
当業者にとって明らかであることを理解されるべきであ
る。このような変形例等は、本発明の精神及び範囲から
逸脱することなく、又、付随する利点を減ずることなく
成され得るものである。それ故、このような変形例は全
て特許請求の範囲に含まれるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のクロックスプリングの平面図である。
【図2】 図1中の2−2線部における側断面図であ
る。
【図3】 本発明のクロックスプリングの平面図である
【図4】 図3に示すクロックスプリングが変形したも
のを示す平面図である。
【図5】 本発明のクロックスプリングの他の実施例を
示す平面図である。
【主要部分の符号の説明】
18 クロックスプリング 30 ハウジング 32 ロータハブ 34 室部 36 扁平ケーブル 42 外側防振部材 44 内側防振部材 46 折り目 130 ハウジング 132 ロータハブ 134 室部 136 扁平ケーブル 142,144 防振部材 145 共通基部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室部を画定するハウジング壁を有するハ
    ウジングと、前記ハウジングに取り付けられるロータハ
    ブと、前記室部内に渦巻き状に配置されると共に前記ロ
    ータハブに取り付けられる第1端部及び前記ハウジング
    に取り付けられる第2端部を有する扁平導電ケーブル
    と、を含むクロックスプリング型コネクタであって、 前記ハウジングに取り付けられかつ前記扁平導電ケーブ
    ルを圧縮せしめる防振部材を有する、ことを特徴とする
    クロックスプリング型コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記防振部材が前記ハウジングに対して
    揺動自在に取り付けられている、ことを特徴とする請求
    項1記載のクロックスプリング型コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記防振部材は、前記扁平導電ケーブル
    を横方向でかつ前記ロータハブに向けて内側に押圧する
    第1アーム及び第2アームを含む、ことを特徴とする請
    求項1記載のクロックスプリング型コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記第1アーム及び前記第2アームは、
    固定部材を介して前記ハウジングに固定される基部にお
    いて結合されている、ことを特徴とする請求項3記載の
    クロックスプリング型コネクタ。
  5. 【請求項5】 前記第1アームは第1の加圧点において
    前記扁平導電ケーブルに接触し、前記第2アームは第2
    の加圧点において前記扁平導電ケーブルに接触する、こ
    とを特徴とする請求項3記載のクロックスプリング型コ
    ネクタ。
  6. 【請求項6】 前記防振部材は、渦巻き状にある前記扁
    平導電ケーブルが巻き戻される方向から巻き揚げられる
    位置に向けて付勢されている、ことを特徴とする請求項
    1記載のクロックスプリング型コネクタ。
  7. 【請求項7】 室部を画定するハウジング壁を有するハ
    ウジングと、前記ハウジングに取り付けられるロータハ
    ブと、前記室部内に渦巻き状に配置されると共に前記ロ
    ータハブに取り付けられる第1端部及び前記ハウジング
    に取り付けられる第2端部を有する扁平導電ケーブル
    と、を含むクロックスプリング型コネクタであって、 前記ハウジングに対して揺動自在に取り付けられた防振
    部材を有し、 前記防振部材は、前記扁平導電ケーブルを横方向でかつ
    前記ロータハブに向けて内側に押圧する第1アーム及び
    第2アームを有し、 前記第1アーム及び前記第2アームは、固定部材を介し
    て前記ハウジングに固定される基部において結合されて
    おり、 前記第1アームは第1の加圧点において前記扁平導電ケ
    ーブルに接触し、前記第2アームは第2の加圧点におい
    て前記扁平導電ケーブルに接触し、 前記防振部材は、渦巻き状にある前記扁平導電ケーブル
    が巻き戻される方向から巻き揚げられる位置に向けて付
    勢されている、ことを特徴とするクロックスプリング型
    コネクタ。
  8. 【請求項8】 前記防振部材がマイラーにより形成され
    ている、ことを特徴とする請求項7記載のクロックスプ
    リング型コネクタ。
  9. 【請求項9】 前記防振部材が金属材料により形成され
    ている、ことを特徴とする請求項7記載のクロックスプ
    リング型コネクタ。
  10. 【請求項10】 前記防振部材がポリマー材料で覆われた
    金属材料により形成されている、ことを特徴とする請求
    項7記載のクロックスプリング型コネクタ。
JP7153310A 1994-08-03 1995-06-20 クロックスプリング型コネクタ Pending JPH0864327A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/285,072 US5490793A (en) 1994-03-11 1994-08-03 Automobile clockspring with vibration dampener
US08/285072 1994-08-03

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0864327A true JPH0864327A (ja) 1996-03-08

Family

ID=23092620

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7153310A Pending JPH0864327A (ja) 1994-08-03 1995-06-20 クロックスプリング型コネクタ

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5490793A (ja)
EP (1) EP0698529A1 (ja)
JP (1) JPH0864327A (ja)
KR (1) KR960007408A (ja)
CN (1) CN1122961A (ja)
CA (1) CA2149702A1 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6095836A (en) * 1994-07-19 2000-08-01 Methode Electronics, Inc. Clockspring connector with carrier member
US6012935A (en) * 1994-07-19 2000-01-11 Methode Electronics, Inc. Clockspring connector with carrier member
US6213797B1 (en) 1994-07-19 2001-04-10 Methode Electronics, Inc. Clockspring having non-compliant and compliant roller members
US5749744A (en) * 1996-06-26 1998-05-12 Henderson; Brent E. Electrical connector with EMI/RFI shielding
US6126461A (en) * 1999-03-18 2000-10-03 Methode Electronics, Inc. Sound dampening spring fingers to reduce hub/rotor vibration noise
US6439495B1 (en) * 1999-09-24 2002-08-27 Methode Electronics, Inc. Loop back clockspring having adhesive layer
US6164994A (en) * 1999-09-24 2000-12-26 Methode Electronics, Inc. Loop back clockspring having adhesive layer
US6425774B1 (en) * 1999-11-11 2002-07-30 Autonetworks Technologies, Ltd. Rotary connection device
US6217355B1 (en) 1999-12-07 2001-04-17 Methode Electronics, Inc. Compressed air clockspring
JP4829068B2 (ja) * 2006-10-12 2011-11-30 株式会社クレハ 収納容器付きスプール
JP5661725B2 (ja) * 2012-12-13 2015-01-28 サンコール株式会社 ぜんまいばね
US9557192B2 (en) * 2015-01-16 2017-01-31 Alps Electric Co., Ltd. Electronic centering indicator for clockspring assembly
FR3051986B1 (fr) * 2016-05-26 2018-05-18 Renault S.A.S Dispositif portatif de devidage d'un cable electrique, notamment un cable de charge pour un vehicule electrique ou hybride
WO2018105623A1 (ja) * 2016-12-06 2018-06-14 古河電気工業株式会社 緩衝部材及び回転コネクタ装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4607898A (en) * 1984-11-13 1986-08-26 Sheller-Globe Corporation Spiral flex-circuit system for steering wheels
US4925122A (en) * 1988-04-20 1990-05-15 Alps Electric Co., Ltd. Cable reel
JPH02215071A (ja) * 1989-02-14 1990-08-28 Furukawa Electric Co Ltd:The コネクタ装置
DE3906308A1 (de) * 1989-02-28 1990-09-20 Gore W L & Ass Gmbh Flachkabelspirale
JP2507808B2 (ja) * 1989-05-31 1996-06-19 古河電気工業株式会社 コネクタ装置
JPH0389059U (ja) * 1989-12-26 1991-09-11
JPH0541088A (ja) * 1991-08-06 1993-02-19 Nec Ic Microcomput Syst Ltd 半導体集積回路

Also Published As

Publication number Publication date
US5490793A (en) 1996-02-13
CN1122961A (zh) 1996-05-22
KR960007408A (ko) 1996-03-22
EP0698529A1 (en) 1996-02-28
CA2149702A1 (en) 1996-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0864327A (ja) クロックスプリング型コネクタ
US5487667A (en) Automobile clockspring with vibration dampener
US5580259A (en) Clockspring with resilient flat cable carrier apparatus
KR100295231B1 (ko) 회전 코넥터장치
JP3273540B2 (ja) 回転コネクタの取付構造
US5137463A (en) Clock spring
US5333914A (en) Hose device
JPH07263101A (ja) 相対的に回転可能な部品の間の導体中断部を架橋するための導電コネクタ
JP2005527423A (ja) クッション折り畳み部の影響を受けないホーン機構
JP4122137B2 (ja) ハブ/ロータ振動ノイズ低減用音響減衰バネフィンガ
JP2001160469A (ja) 粘着層を有する折り返しクロックスプリング
JPH054458Y2 (ja)
JP3258880B2 (ja) 回転コネクタ
JPH0753278Y2 (ja) ケーブルリール
JP3408927B2 (ja) 回転コネクタ
JPH11265773A (ja) 回転コネクタ装置
JPH0220791Y2 (ja)
JPH11353950A (ja) 回転コネクタ装置用フラットケーブル
JP3374105B2 (ja) 回転コネクタ
JP3384942B2 (ja) 回転コネクター
JP3846100B2 (ja) 回転コネクタ
KR100271253B1 (ko) 에어백 커버의 혼 스위치 장착구조
JPH0752138Y2 (ja) ケーブルリール
KR20240033489A (ko) 스티어링휠과, 그 스티어링휠의 댐퍼유닛
JPH07231549A (ja) スパイラルケーブル装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040126

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20040426

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20040506

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040726

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041025