JP2001066708A - 写真処理装置 - Google Patents

写真処理装置

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JP2001066708A
JP2001066708A JP24316699A JP24316699A JP2001066708A JP 2001066708 A JP2001066708 A JP 2001066708A JP 24316699 A JP24316699 A JP 24316699A JP 24316699 A JP24316699 A JP 24316699A JP 2001066708 A JP2001066708 A JP 2001066708A
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JP
Japan
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roller
ink absorbing
ink
transport
photographic processing
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP24316699A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Yamamoto
順一 山本
Yoshiyuki Yamaji
義之 山路
Seiji Minamiyama
誠司 南山
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Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光材料の裏面に情報を印字する場合に、段
落とし付きローラに代わる構成を採用してコストダウン
を図った写真処理装置を提供すること。 【解決手段】 ペーパー4を搬送経路に沿って搬送する
第1ローラ機構22および第2ローラ機構23と、ペー
パー4の裏面に情報を印字する印字ヘッド20と、印字
ヘッド20の搬送経路下手側に配置されたインク吸収用
ローラ21とを備え、印字された直後にインクを吸収す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光材料を搬送経
路に沿って搬送する搬送機構と、前記感光材料の裏面に
情報を印字する印字ヘッドとを備えた写真処理装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】写真処理装置においてはペーパー (感光
材料に相当する。) にネガフィルムのコマ画像を露光し
た後、ペーパーの裏面に情報を印字している。この印字
機構としては、ペーパーを搬送させながら、ペーパーの
裏面側に配置されたドットプリント式の印字ヘッドによ
り所定の情報を印字する。情報の内容としては、コマ番
号や露光データなどがある。
【0003】搬送機構としては、ローラ機構によりペー
パーを搬送する機構が用いられているが、ペーパーの裏
面に印字したインクが乾かないため、インクがローラに
転写してしまわないようにローラを段落としを設けてい
た。ローラをフラットな面にしてしまうと、インクがロ
ーラに転写するだけでなく、その転写したインクが次に
搬送されてくるペーパーの裏面に付着してしまいペーパ
ーを汚してしまうからである。段落とし付きローラは、
印字ヘッドが設けられている位置の下手側に設けられて
いるが、インクの転写を完全に防止する必要があること
から、段落とし付きローラの配置は現像処理部にも及ん
でおり、その数は数十本にも達していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ローラ
に段落としを設けるとローラのコストアップになり、か
かるローラの数が数十本のレベルであることに鑑みてコ
ストダウンのための改善が望まれていた。ことに、AP
Sによる写真をプリントする場合には、情報としてメッ
セージも書き込めるため、その情報量は従来にも増して
増えつつあり、段付きローラの必要本数も多くなりつつ
ある。
【0005】印字ヘッドをドットプリント式ではなく、
熱転写式で行うという方法も考えられるが、ペーパーに
熱を加えると増感してしまうためプリントの品質が低下
してしまうので採用は難しい。インクジェット方式の場
合はドットプリント方式と同様である。本発明は上記実
情に鑑みてなされたものであり、その目的は、感光材料
の裏面に情報を印字する場合に、段落とし付きローラに
代わる構成を採用してコストダウンを図った写真処理装
置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明に係る写真処理装置は、感光材料を搬送経路に沿
って搬送する搬送機構と、前記感光材料の裏面に情報を
印字する印字ヘッドと、前記印字ヘッドの前記搬送経路
下手側に配置されたインク吸収用ローラとを備えたこと
を特徴とするものである。
【0007】この構成によると、感光材料の裏面に印字
ヘッドにより情報を印字すると、印字部分の余分なイン
クは、印字ヘッドの搬送経路下手側に配置されたインク
吸収用ローラにより吸収される。従って、インクを吸収
した後は転写の問題は発生しないから、インク吸収用ロ
ーラの下手側のローラは段落とし付きにする必要はな
く、通常のフラットなローラでよい。その結果、段落と
し付きローラを廃止して写真処理装置のコストダウンを
図ることができた。
【0008】本発明の好適な実施形態として、前記イン
ク吸収用ローラのインク吸収面はスポンジ状に形成され
ているものがあげられ、これにより、効率良くインクを
吸収することができる。
【0009】本発明の別の好適な実施形態として、前記
インク吸収用ローラは前記感光材料の搬送に従動して回
転させられるように構成されているものがあげられる。
インク吸収用ローラを駆動させるための機構を必要とし
ないから、インクを吸収するための機構を簡素化できる
と共にコストダウンを図ることができる。
【0010】本発明の更に別の好適な実施形態として、
前記インク吸収面が搬送面よりも突出するように、前記
インク吸収用ローラが設けられているものがあげられ
る。この構成によると、インク吸収用ローラのインク吸
収面が感光材料の裏面に押しつけられるように作用する
から、確実にインクを吸収することができる。
【0011】上記目的を達成するため本発明に係る別の
写真処理装置は、感光材料を搬送経路に沿って搬送する
搬送機構と、前記感光材料の裏面に情報を印字する印字
ヘッドと、前記印字ヘッドの前記搬送経路下手側に配置
されたインク吸収用搬送ベルトとを備えたことを特徴と
するものである。
【0012】この構成によると、感光材料の裏面に印字
ヘッドにより情報を印字すると、印字部分の余分なイン
クは、印字ヘッドの搬送経路下手側に配置されたインク
吸収用搬送ベルトにより吸収される。従って、インクを
吸収した後は転写の問題は発生しないから、インク吸収
用搬送ベルトの下手側のローラは段落とし付きにする必
要はなく、通常のフラットなローラでよい。あるいは、
インク吸収用搬送ベルトの下手側にローラではなく、通
常の搬送ベルト機構を採用することもできる。その結
果、段落とし付きローラを廃止して写真処理装置のコス
トダウンを図ることができた。
【0013】インク吸収用として搬送ベルトとローラと
を比較すると、搬送ベルトはローラと比べてインク吸収
部分を長くとれるので、そのぶん長寿命となるという点
で優れている。
【0014】本発明の好適な実施形態として、前記イン
ク吸収用搬送ベルトのインク吸収面はスポンジ状に形成
されているものがあげられ、これにより、効率良くイン
クを吸収することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施形態を図面を
用いて説明する。図1は、写真処理装置の全体構成を示
す断面図である。この写真処理装置は、大きく分けて焼
付処理部1と現像処理部3とを備えている。このうち、
焼付処理部1は、主にペーパー4 (感光材料に相当す
る。) をロール状に巻いたペーパーマガジン5と、ペー
パー4をプリントサイズにカットするカッター6と、搬
送用ベルトを含む露光台7と、光源8と、ミラートンネ
ル9と、ネガキャリア10と、レンズユニット11から
なる公知の構成を備えている。
【0016】焼付露光されたペーパー4は、図1の矢印
の方向に搬送されて、印字ヘッド20によりペーパー4
の裏面に所定の情報を印字し、引き続き、多数のローラ
機構を備えた搬送装置24により搬送されて現像処理部
3へ送り込まれる。
【0017】現像処理部3は、現像処理液を貯留する複
数の処理槽からなる現像処理槽14を備えている。現像
処理部3を通過したペーパー4は、乾燥処理部15に送
り込まれ、乾燥処理部15の搬送経路をペーパー4が通
過する間に、適宜乾燥される。ペーパー4は、プリント
排出部43から排出される。
【0018】<印字ヘッド周りの構成(第1実施形態)
>次に、図2、図3により印字ヘッド周りの構成を説明
する。搬送経路に沿って、駆動ローラ22aと圧着ロー
ラ22bとからなる第1ローラ機構22と、駆動ローラ
23aと圧着ローラ23bとからなる第2ローラ機構2
3とを備え、これら第1、第2ローラ機構22,23は
搬送機構を構成する。印字ヘッド20は、ドットプリン
ト方式により、ペーパー4の裏面にコマ番号などの情報
を印字する。印字ヘッド20のすぐ下手側にインク吸収
用ローラ21が配置されている。
【0019】インク吸収用ローラ21は、その全体がス
ポンジ状に形成されており、例えば発泡シリコン等の素
材が選択される。インク吸収用ローラ21は、ペーパー
4が搬送機構により搬送されるのに連動して従動回転す
る。したがって、インク吸収用ローラ21を駆動するた
めの機構は特に必要ない。さらに、インク吸収用ローラ
21の外周面 (インク吸収面に相当する。) は、搬送面
よりも少し突出するように設けられている。これによ
り、インク吸収用ローラ21の外周面が、ペーパー4の
裏面に押しつけられるように作用するので、インクを確
実に吸収させることができる。インク吸収用ローラ21
の幅は、印字領域をカバーできる大きさであればよい。
なお、搬送面を挟んでインク吸収用ローラ21と対向す
る位置に従動ローラを配置してもよい (図3に点線で示
す)。
【0020】以上のように構成すれば、インク吸収用ロ
ーラ21によりインクを吸収できるので、インク吸収用
ローラ21よりも下手側にある第2ローラ機構23、搬
送装置24、現像処理槽14内にそれぞれ設けられてい
るローラに段落としを設ける必要はないから、ローラに
関しては大幅なコストダウンを実現することができる。
【0021】<第2実施形態>次に、図4により本発明
の第2実施形態を説明する。この実施形態は、インク吸
収用としてローラではなく搬送ベルトを用いたものであ
る。搬送経路に沿って、駆動ローラ22aと圧着ローラ
22bとからなるローラ機構22と、印字ヘッド20
と、搬送幅方向に配置された第1搬送ベルト機構H1及
び第2搬送ベルト機構H2及び第3搬送ベルト機構H3
と、第4搬送ベルト機構H4とが配置されている。これ
ら、ローラ機構22、第1〜第4搬送ベルト機構H1〜
H4は搬送機構として機能する。
【0022】第1搬送ベルト機構H1は、印字ヘッド2
0による印字4aが形成される部分に配置されており
(図4の例では、搬送幅方向の真中)、一対のベルト駆
動ローラ25aに巻回されたインク吸収用搬送ベルト2
5と、もう一方の搬送ベルト26とで構成されている。
インク吸収用搬送ベルト25は、そのインク吸収面がス
ポンジ状に形成されており、例えば発泡シリコンのよう
な素材が選択される。
【0023】第1搬送ベルト機構H1の搬送幅方向の両
隣に、第2、第3搬送ベルト機構H2,H3が配置され
ているが、第1搬送ベルト機構H1におけるインク吸収
用搬送ベルト25をのぞいては同じ構成を採用すること
ができる。また、駆動系についても共通にすることがで
きる。第4搬送ベルト機構H4も、搬送幅方向に沿って
3つの搬送ベルト機構が設けられているが、インク吸収
用搬送ベルト25により余分なインクを完全に吸収でき
るので、これらの搬送ベルト機構については周知の構成
でよい。
【0024】インク吸収用として搬送ベルトを用いた場
合の利点をローラの場合と比較してみる。メンテナンス
の効率を考えると、インク吸収用搬送ベルト25の部分
のみを交換すればよいので便利である。また、ローラと
比較してインクを吸収する部分を搬送経路に沿って長く
とれるので、確実に余分なインクを吸収できると共に、
長寿命となる。また、インク吸収用搬送ベルト25の素
材の性質として吸い込んだインクが外に出てこないの
で、インク吸収部分を長くとることのできる搬送ベルト
の方が、上記素材の性質を有効に活用しているものと言
える。
【0025】<さらに別の実施形態>本実施形態による
写真処理装置はネガフィルムの画像コマを投影露光する
方式であるが、デジタル露光を行なう写真処理装置にお
いても本発明は応用できるものである。本発明によるイ
ンク吸収用ローラ21を搬送経路がターンする内側に設
けることによりこれをガイドとして機能させることもで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】写真処理装置の全体構成を示す図
【図2】印字ヘッド周りの構成を示す斜視図(第1実施
形態)
【図3】印字ヘッド周りの構成を示す側面図(第1実施
形態)
【図4】印字ヘッド周りの構成を示す斜視図(第2実施
形態)
【符号の説明】
4 ペーパー 20 印字ヘッド 21 インク吸収用ローラ 22 第1ローラ機構 23 第2ローラ機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 南山 誠司 和歌山県和歌山市梅原579番地の1 ノー リツ鋼機株式会社内 Fターム(参考) 2C056 EA16 HA29 HA33 2C061 AQ05 AS06 CM04 CM13 JJ03 JJ08 JJ12 2H106 BA35 BA75 BA82 2H109 BA02 BA03 BA12

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光材料を搬送経路に沿って搬送する搬
    送機構と、 前記感光材料の裏面に情報を印字する印字ヘッドと、 前記印字ヘッドの前記搬送経路下手側に配置されたイン
    ク吸収用ローラとを備えたことを特徴とする写真処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記インク吸収用ローラのインク吸収面
    はスポンジ状に形成されていることを特徴とする請求項
    1に記載の写真処理装置。
  3. 【請求項3】 前記インク吸収用ローラは前記感光材料
    の搬送に従動して回転させられるように構成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の写真処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記インク吸収面が搬送面よりも突出す
    るように、前記インク吸収用ローラが設けられているこ
    とを特徴とする請求項2又は3に記載の写真処理装置。
  5. 【請求項5】 感光材料を搬送経路に沿って搬送する搬
    送機構と、 前記感光材料の裏面に情報を印字する印字ヘッドと、 前記印字ヘッドの前記搬送経路下手側に配置されたイン
    ク吸収用搬送ベルトとを備えたことを特徴とする写真処
    理装置。
  6. 【請求項6】 前記インク吸収用搬送ベルトのインク吸
    収面はスポンジ状に形成されていることを特徴とする請
    求項5に記載の写真処理装置。
JP24316699A 1999-08-30 1999-08-30 写真処理装置 Withdrawn JP2001066708A (ja)

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JP24316699A JP2001066708A (ja) 1999-08-30 1999-08-30 写真処理装置

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JP24316699A JP2001066708A (ja) 1999-08-30 1999-08-30 写真処理装置

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JP2001066708A true JP2001066708A (ja) 2001-03-16

Family

ID=17099802

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JP24316699A Withdrawn JP2001066708A (ja) 1999-08-30 1999-08-30 写真処理装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018138282A (ja) * 2017-02-24 2018-09-06 株式会社エナテック 塗布装置及び塗布方法

Cited By (1)

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20061107