JP2001066422A - Uv放射線供給源用の反射装置 - Google Patents

Uv放射線供給源用の反射装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放射線エネルギーを選択的かつ有効に利用す
るための反射装置および当該装置を用いた放射線システ
ムを提供する。 【解決手段】 本発明の放射線システムに用いる反射装
置は240乃至280nmの放射線の50%以上を反射
する拡散反射性の表面により構成されている。さらに、
本発明の放射線システムは少なくとも1個の放射線供給
源および当該少なくとも1個の放射線供給源を少なくと
も部分的に囲む少なくとも1個の反射装置により構成さ
れていて、当該少なくとも1個の反射装置が拡散反射装
置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は紫外放射線を供給す
る放射用の新規な反射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】米国特許第5,786,598号はフラ
ッシュランプシステムがコンタクトレンズおよび防腐性
流体を収容する金属箔背面部材を備えるポリオレフィン
コンテナを含むコンテナ内における微生物を不活性化す
るために使用できるという一般的な概念を開示してい
る。さらに、この特許はコンテナ内の防腐性溶液中のコ
ンタクトレンズを滅菌処理するためのフラッシュランプ
を使用する方法を開示しているが、当該方法は滅菌を行
なう条件について何ら定めておらず、滅菌処理を行なう
実施例を何ら示していない。
【0003】また、米国特許第5,034,235号お
よび同第4,871,559号は食物製品の表面上の微
生物を不活性化するための光の極めて強度が高く極めて
短い持続性のパルスの断続的な使用を開示しており、こ
の方法がコンテナ、医療装置、およびパッケージ内の食
品に使用できることを示唆している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】コンテナ内のコンタク
トレンズの滅菌処理用のフラッシュランプシステムを使
用する試みが今日まで行なわれてきたが、システム内に
おいて高信頼性の滅菌処理を継続的に行なえるシステム
は依然として開発されていない。また、市販のシステム
による実験では、通常の動作条件下で全ての微生物に対
する滅菌処理が実現されていない。コンテナに対する放
射線強度を高めるためにフラッシュランプに供給する電
圧を高める必要があるが、このことによりランプの寿命
が短くなり、コンテナや製品の材料が損傷する。さら
に、ランプの短縮化した寿命によりさらに高い頻度が必
要となるランプの交換の度に、ランプ毎の放射線強度の
変化により達成される滅菌度において変化が生じる。使
い捨てコンタクトレンズの滅菌処理の場合に、USFD
Aは10-6(コンテナ当たりの微生物の数)の最小滅菌
度保証値(SAL)を要求している。この10-6の滅菌
度保証値は100万個のコンテナに1個の非滅菌状態の
コンテナが存在する確率である。それゆえ、繰り返し使
用可能で市販のものの使用を可能にするフラッシュラン
プシステムを用いる滅菌処理用の製品に対して均一に高
エネルギーUV放射線を供給するための方法が依然とし
て要望されている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は高エネルギー放
射線システム用の反射装置を提供し、当該反射装置はこ
の反射装置を照射する240nm乃至280nmの放射
線の50%以上を反射する拡散反射表面を有する反射性
材料により構成される放射線供給源に少なくとも部分的
に及ぶ。本発明の反射装置は標的物の面積または体積に
対して均一なUV放射線を供給する。さらに、放射線を
より均一にするだけでなく、この拡散反射装置は鏡面反
射装置に比べた場合に当該反射装置を照射するランプか
らの放射線をさらに反射することができる。この均一な
UV放射線は標的物の体積内の全ての場所に最小量の放
射線を低電圧で供給するようにランプを使用して当該ラ
ンプの有効寿命を延長することができる。この結果、ラ
ンプ間の変異性がこの拡散反射装置により減少できる。
【0006】また、本発明は楕円形状の単数または複数
の反射装置を提供する。複数の楕円形状の反射装置を使
用して反射性の空孔部を形成する場合に、好ましくはこ
の空孔部の表面のほぼ全体または全体が拡散性の反射表
面であり、反射装置が交差して標的部により満たされる
空間部を形成する場合にこれらの反射装置の基部が当該
標的部に適合する大きさを有していて、不要な空間部が
最小にできるように構成されている。この不要な空間部
とは、放射線が標的物を照射することなく標的物のそば
を通過することができる空間を意味する。このような反
射装置の構成により、ランプから標的物への放射線の反
射が最大にできる。
【0007】本発明の新規な反射装置は薬剤、医療、お
よび化粧用の製品を含む製品を滅菌処理するためにこれ
らの反射装置を有する好ましくはパルスフラッシュラン
プシステムのような放射線システムを使用可能にし、こ
れらの製品の製造においてインラインモードで使用でき
る。さらに、この標的物に対して均一な放射線を供給す
る本発明に開示される反射装置は光重合化、表面処理お
よびレーザー用途等にも使用できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に基いて
説明する。用語の「紫外放射線」または「UV放射線」
とは、200nm乃至400nmの単一または複数の放
射線を意味する。なお、「紫外放射線」または「UV放
射線」において範囲を特定する場合は、放射線の比較的
狭い範囲とは200nm乃至400nmの範囲内を意味
する。さらに、特定された範囲は、特別な断りのない限
り、この範囲内の単一または複数の波長を有する放射線
を意味する。
【0009】さらに、「幅広いスペクトルの放射線」と
は、放射線の少なくとも一部分がUV放射線である20
nm乃至1100nmの波長の少なくとも大部分を有し
ている放射線を意味する。
【0010】また、「放射線を標的物に向ける(照射す
る)」とは、反射、透過、または反射性発光により放射
線を標的物に送給することを意味する。この照射される
放射線は標的物に直接的または間接的に到達して、その
幾分の量が意図的または偶然に減衰して減らされる。な
お、この場合の「標的物」とは、医療装置、コンテナ、
または放射線が照射される表面等である。
【0011】本発明は高エネルギー放射線供給源用に使
用するための反射装置を提供する。この本発明の反射装
置と共に使用できる高エネルギー放射線供給源はフラッ
シュランプ、アークランプ、レーザー(連続式または不
連続式)、重水素ランプ、またはキセノンガスまたは水
銀蒸気光供給源等の連続波光供給源のような分離式また
は連続式の非干渉性ランプを含む。これらのUV放射線
供給源は高エネルギー式であり、フラッシュランプの場
合に0.1ジュール/cm2 または連続式放射線供給源
の場合に20ワット/cm2 以上のエネルギーを発生し
て、好ましくは、240nm乃至280nmの放射線を
少なくとも1%含んでいる。現在において好ましいと思
われるUV放射線供給源は、1回のフラッシュ当たりの
少なくとも10ミリジュール/cm2 がUV放射線であ
る1回のフラッシュ当たりに少なくとも1ジュール/c
2 の幅広い放射線(100nm乃至3000nm)を
生じる例えば1個乃至6個の任意数のランプを備えてい
るフラッシュランプシステムである。本発明の好ましい
用途はコンタクトレンズ(標的物)の滅菌処理用のフラ
ッシュランプシステムにおける使用を含む。本明細書に
参考文献として含まれる「滅菌処理の方法」と題する米
国特許出願第09/259,758号(代理人整理番
号:VTN−388)はコンタクトレンズを滅菌処理す
る方法をさらに詳細に説明している。この場合に、24
0nm乃至280nmの放射線が微生物の滅菌処理に最
も有効な範囲であるが、多くの文献において254nm
がこの範囲の最高値であることが示されている。
【0012】上記の反射装置は反射性材料および拡散性
の反射表面により構成されている。この反射装置は標的
物を照射する240nm乃至280nmの放射線の50
%以上、さらに好ましくは75%以上、最も好ましくは
90%以上を反射する。本明細書に記載する材料を使用
する本発明の反射装置の多くは240nm乃至280n
mの放射線の95%以上を反射する。幾つかの実施形態
の場合に、上記の反射性材料はは当該材料を照射する2
50nm乃至270nmの放射線の50%以上、さらに
好ましくは75%以上、最も好ましくは90%以上を反
射する。これらの240nm乃至280nmおよび25
0nm乃至270nmの範囲は所望の範囲と言われ、反
射装置はこの特定の範囲外の付加的な放射線を反射して
もしなくてもよいが、少なくとも当該所望の範囲内の特
定の割合の放射線を反射する。反射される放射線の量に
は反射装置により吸収される放射線および所望の範囲内
の異なる波長で再発光される放射線が含まれる。また、
この反射装置は当該装置に照射する所望の放射線の全て
の波長の少なくとも一部分を反射するのが好ましい。ま
た、上記の反射性材料は単一の割合で所望範囲内の全て
の波長を反射しなくてもよく、特定の反射性材料は用途
により適したものを選ぶことができる。また、反射性材
料の混合物を使用して所望範囲内の特定または全ての波
長における反射性を改善することができる。
【0013】本発明の反射装置は好ましくは1.7以
上、さらに好ましくは2以上、最も好ましくは3以上の
品質(Q)係数(Quality Factor)を有している。この
品質係数は全ての放射線供給源および閉じた空孔部に構
成されたそれらの反射装置からの標的物領域内において
測定された全エネルギーを開口した空孔部における標的
物の領域または空間内において個々に測定された各ラン
プおよび反射装置からのエネルギーで割った比率値とし
て定義される。2個の反射装置および2個のランプによ
り構成される好ましい実施形態において、このQ係数は
3以上であり、好ましくは4以上で、最も好ましくは5
以上である。
【0014】反射装置の一部分である上記の反射性材料
は放射線供給源からの放射線を標的物に対して反射す
る。この標的物は、例えば、滅菌処理、光活性化、表面
処理、光重合化等の目的のために放射線により影響を受
ける任意の材料である。さらに、この標的物は、例え
ば、製品、特に医療製品、ポリマー、モノマー、レーザ
ー媒体、および色素とすることができる。さらに好まし
い標的物は滅菌処理用の医療製品である。また、本発明
の反射装置は標的物に放射線を向けるような形状に形成
されている。好ましくは、本発明の1個以上の反射装置
が1個以上のランプを備えている放射線システム内にお
いて使用されている。好ましくは、上記の単一または複
数の反射装置は単一または複数の放射線供給源をほぼ取
り囲んでいるか、少なくとも部分的に取り囲んでいる。
好ましくは、これらの反射装置はランプの中心線から少
なくとも180°取り囲んでいる。加えて、本発明の単
一または複数の反射装置は標的物をも取り囲んでいるの
が好ましい。さらに、本発明の単一または複数の反射装
置は標的物の寸法および形状とほぼ同じである大きさの
標的物の領域または空間部を取り囲む空孔部、トンネ
ル、中空球、またはチャンバーを形成していて、1個の
反射装置から他の1個の反射装置または標的物の対向側
に位置する反射面の1個の表面から他の1個の表面に標
的物を通過またはこれに吸収されることなく通過できる
放射線の量が最小になっているのが好ましい。好ましく
は、各放射線供給源により発生する全放射線の好ましく
は50%以下、さらに好ましくは25%以下、最も好ま
しくは10%以下の放射線が標的物を通過またはこれに
吸収されることなく当該標的物のそばを通過するように
なっている。また、標的物の領域または空間部は反射装
置の焦点または焦点面に局在化している。反射装置は標
的物に対して直接的または間接的に所望の放射線を反射
して、所望の放射線が標的物を照射する前に、例えば単
一または複数の反射装置の別の表面、ミラー、光ファイ
バー等の、他の装置を照射することがあり得る。
【0015】本発明の拡散反射装置は標的物の領域また
は空間部に対して少なくとも所望の放射線の均一な量の
放射線を供給する。この「均一な量の放射線」とは、標
的物の領域または空間部内のエネルギーの高さにおける
変化が8ミリジュール/cm 2 以下、さらに好ましくは
6ミリジュール/cm2 以下、最も好ましくは5ミリジ
ュール/cm2 以下であることを意味する。また、この
標的物の領域または空間部内のエネルギーの高さにおけ
る変化は15%以下、さらに好ましくは10%以下、最
も好ましくは5%以下である。それゆえ、標的物の領域
または空間部を有する処理空孔部を形成するために反射
装置により囲まれた等価な放射線供給源を有する2個の
放射線システムにおいて、唯一の差異が反射装置の種類
である場合に、拡散反射装置を使用するシステムは標的
物の領域または空間部に対して少なくとも等価な平均量
の放射線を一般的に供給して、より均一な量の放射線を
標的物の領域または空間部に供給できる。
【0016】さらに、上記の反射装置は本発明において
境界の角度領域に有効に放射線を供給して微生物の放射
線から逃れる機会を少なくしている。鏡面反射装置を使
用する場合は、放射線の入射角度はそれほど変化しない
ために、別の微生物、または屈折、回折、またはパッケ
ージ内の反射性要素により微生物が放射線から遮蔽され
る可能性が増大する。すなわち、1個以上の鏡面反射装
置を有するシステムの場合の標的物の領域または空間部
に対する入射角度は0.5°乃至6°である。一方、本
発明の1個以上の反射装置を有するシステムの場合は、
この入射角度は40°乃至180°である。標的物に対
する放射線の入射角度が大きくなるほど、微生物の滅菌
度が高まり、その隠ぺい率値が大きくなる。すなわち、
この「隠ぺい率値」とは、障害物のない(空の)標的物
領域または空間部内における放射線の強度の障害物のあ
る標的物領域または空間部内における放射線の強度の比
率値である。さらに、障害物のある標的物の領域または
空間部には吸収、反射、屈折、回折または分散により強
度を低下する1種類以上の要素が存在している。このよ
うな要素の例として、レンズ、パッケージ材、微生物、
気泡、表面形状等が含まれる。なお、放射線は本明細書
に参考文献として含まれる「滅菌処理システム」と題す
るEbel他の米国特許出願題 号(代理人整理番号:
VTN−443)に記載されるモニターシステムにより
測定できる。また、障害物のある場合の放射線測定はパ
ッケージ内にセンサーを配置することにより行える。本
発明の反射装置は標的物の領域または空間部において
1.5以下の隠ぺい率値を示す。この値は10以上の隠
ぺい率値を示す鏡面反射装置に比べて相当の差がある。
【0017】本発明の拡散反射装置用の好ましい反射性
材料としては、アルカリ金属化合物(酸化物およびハロ
ゲン化物)、重金属酸化物(例えば、バリウム)、2価
金属酸化物(例えば、マグネシウム)、および多価金属
酸化物(例えば、イッテルビウムまたはアルミニウム)
等が含まれるがこれらに限らない。さらに、この反射性
材料は組成式Ma b c d に従って選択することが
でき、この式において、Mは単一または混合の金属、好
ましくは希土類金属であり、Oは酸素、Xは硫黄、窒
素、およびリン等のヘテロ原子、およびHはハロゲン化
物、好ましくはフッ素であり、aは1乃至20、好まし
くは1乃至12、bは0乃至20、好ましくは0乃至1
2、cは0乃至20、好ましくは0乃至12、およびd
は0乃至20、好ましくは0乃至12であり、少なくと
もb,cまたはdは1とする。これらの材料は不純物の
量が反射装置の特性を低下しない程度に十分な純度を有
する必要がある。好ましくは、これらの材料の純度は9
9.9%以上であり、さらに好ましくは99.99%以
上である。表1に有用な固体の材料の例を示す。表1に
有用な反射性材料を示しており、さらに当該反射性材料
の平均の反射能の%値を示している。これらの屈折能の
%値はキュベット内に固体材料サンプルの乾燥パウダー
を詰めて、このキュベットをサンプルから反射した放射
線を測定する一体の球面を有する分光光度計内に入れる
ことにより決定した。 表1 反射性材料 観測 %R %R %R %R %R %R 目視 平均 標準偏差 平均 標準偏差 平均 標準偏差 材料 200- 200- 240- 240- 200- 200- 400 400 280 280 240 240 酸化− 白 93.39 4.93 90.53 0.43 87.24 3.58 アルミニウム 硫酸バリウム 白 100.09 1.71 100.8 0.27 101.03 3.53 チタン酸− ベージュ 18.55 10.11 14.42 0.27 21.44 9.04 バリウム 酸化セリウム ベージュ 62.69 26.63 55.84 18.08 23.08 11.18 酸化エルビウム ピンク 62.69 26.63 55.84 18.08 23.08 11.18 酸化− 白 54.79 34.3 45.1 1.26 23.78 10.73 ユーロピウム 二酸化− 白 84.13 21.32 72.83 10.51 50.72 14.64 ゲルマニウム 酸化ハフニウム ベージュ 32.26 7.49 25.83 0.51 31.04 9.69 酸化ホルミウム ピンク 66.75 27.37 67.18 20.46 20.88 9.31 酸化ランタン 白 82.99 28.39 88.23 11.97 29.49 12.36 フッ化− 白 100.44 6.12 95.79 0.75 110.28 7.2 マグネシウム 酸化− 白 97.27 14.21 101.44 0.52 19.68 24.49 マグネシウム 酸化− 黒 13.67 5.59 12.13 0.33 20.7 9.49 プラセオジミウム 酸化サマリウム 明黄色 68.84 27.62 51.32 23.08 27.58 6.59 酸化テルリウム 白 35.95 22.24 18.56 0.39 28.1 11.42 酸化テルビウム 褐色 13.11 6.09 11.55 0.58 21.15 9.99 酸化チタン 14.92 5.17 13.12 0.28 20.75 9.14 酸化− 白 70.72 33.16 45.8 26.02 23.2 11.84 イッテルビウム 酸化− 白 85.81 24.14 89.38 6.51 41.14 15.4 イットリウム 酸化亜鉛 白 15.85 13.39 10.99 0.35 20.72 11.36
【0018】上記の反射性材料の組成式において、aが
1乃至6、bが2乃至11、およびcおよびdが0の場
合に、この反射性材料は酸化カルシウム(CaO)、酸
化ハフニウム(HfO2 )、酸化ランタン(La
2 3 )、酸化テルビウム(Tb47 )、およびチタ
ン酸バリウム(BaTiO3 )のような金属酸化物であ
る。aが1で、dが2で、bおよびcが0である反射性
材料の一例はフッ化マグネシウム(MgF2 )である。
別の反射性材料として、酸化マグネシウム(MgO)、
酸化アルミニウム(Al2 3 )、酸化バリウム(Ba
O)、チタン酸バリウム(BaTiO3 )、酸化ホルミ
ウム(Ho2 3 )、酸化カルシウム(CaO)、酸化
ランタン(La2 3 )、酸化ゲルマニウム(Ge
2 )、酸化テルリウム(TeO2 )、酸化ユーロピウ
ム(Eu2 3 )、酸化エルビウム(Er23 )、酸
化ネオジミウム(Nd2 3 )、酸化サマリウム(Sm
2 3 )、酸化イッテルビウム(Yb2 3 )、酸化イ
ットリウム(Y2 3 )、フッ化マグネシウム(MgF
2 )、硫酸バリウム(BaSO4 )および酸化ジスプロ
ジウム(Dy2 3 )が含まれる。さらに別の例とし
て、他の希土類元素の無反応性酸化物、希土類ハロゲン
化物、および金属混合酸化物が含まれる。好ましい反射
性材料は酸化マグネシウム、フッ化マグネシウム、酸化
アルミニウム、硫酸バリウム、酸化ランタン、酸化イッ
トリウム、および酸化イッテルビウムであり、酸化マグ
ネシウム、フッ化マグネシウム、酸化アルミニウムおよ
び硫酸バリウムが最も好ましい。
【0019】上記の反射装置の好ましい形状は楕円形で
ある。単一の楕円形状を有する反射装置の場合に、標的
物の領域または空間部およびランプの位置はこの楕円の
各焦点に配置されているのが好ましい。また、2個以上
の反射装置を有する反射システムの場合は、これらが交
差して空孔部を形成しているのが好ましく、標的物の領
域または空間部が楕円形の焦点に位置するかこれを囲ん
でおり、1個以上のランプが当該楕円形の反対側の焦点
に配置されている。2個の楕円形状の反射装置を有する
好ましい構成において、各反射装置の焦点は標的の空間
部内の異なる位置にある。このような好ましい構成(図
1参照)において、下方の反射装置の焦点は標的物空間
部の上部にあり、上方の反射装置の焦点は標的物空間部
の底部にある。
【0020】図1は例えばフラッシュランプシステム1
00(このようなフラッシュランプについてのさらに詳
細な説明が本明細書に参考文献として含まれる米国特許
第4,464,336号、同第5,034,235号お
よび同第4,871,559号に記載されている。)等
の放射線システム100において使用するための本発明
の2個の拡散反射装置110および120を示している
図である。この放射線システムは反射装置110および
120、およびフラッシュランプ130および140に
より構成されている。反射装置110はフラッシュラン
プ130をほぼ囲んでいる。また、反射装置120はフ
ラッシュランプ140をほぼ囲んでいる。各ランプ13
0,140は各反射装置120,130の一方の焦点に
それぞれ配置されている。さらに、反射装置110およ
び120は標的物70が配置されている標的物空間部1
60(点線で示されている)を囲んでいる。反射装置1
20,130の他方の焦点(図示せず)はこの標的物空
間部の内部に存在している。図示のように、反射装置は
標的物を通過することなく一方の反射装置から他方の反
射装置に至る放射線を最少にするように標的物空間部を
構成する形状に形成されている。標的物170はコンタ
クトレンズ(図示せず)および溶液(図示せず)を収容
しているコンタクトレンズコンテナである。この標的物
170は標的物空間部160の底部を形成している標的
物支持体150により保持されている。この標的物支持
体150は透明ガラス、結晶材料、石英板等である。図
1において、フラッシュランプ100は垂直形状を有し
て示されているが、このシステムはあらゆる回転角度で
回転可能であり、標的物支持体150は例えば、標的物
170に適応するフック、コンベア、または中空ブロッ
ク等に変更または交換できる。あるいは、標的物に放射
線を照射するために任意数の反射装置を使用できる。好
ましくは、これらの反射装置は閉じた空孔部を形成する
ように構成されており、この空孔部はドア等を介して開
けることができて当該空孔部内に標的物を入れることが
でき、空孔部が閉じている時に放射線の処理を行なうこ
とができ、その後、この空孔部を開いてまたは他の接近
手段により処理した標的物を取り出す。また、空孔部が
閉じている時に、光が漏れない状態になっている。
【0021】これらの反射装置は同一の大きさおよび形
状を有して示されているが、必要に応じてこれらを異な
るものにすることも可能である。図示のように、反射装
置110および120はそれぞれ反射装置支持体12
1,123および反射コーティング122,124を備
えている。これらの反射コーティング122,124は
拡散反射層を形成する任意の反射性材料により作成でき
る。さらに、これらの反射性コーティング122,12
4は単一の層として示されているが、必要に応じて、こ
れらを種々の反射性材料から成る多数の層に構成でき
る。
【0022】これらの反射性コーティング122,12
4は同一または異なっていてもよく、塗布、スプレー、
浸漬、キャスティング、コンバージョンコーティング、
ゲルコーティング、エッチング、化学蒸着、スパッタリ
ング、プラズマスプレー、レーザー蒸着、または、例え
ば、反射性材料から成るフィルムの接着剤による化学的
または機械的な結合により反射装置支持体121,12
3に対して適用できる。好ましい反射性コーティングの
適用方法は反射性材料を反射装置支持体121,123
上に塗布またはスプレーする方法である。反射性材料を
支持体121,123上に塗布するために、好ましく
は、反射性材料および結合剤から成る水性または非水性
の懸濁液を形成する。有用な結合剤はポリマー、無機物
またはゾル−ゲルであり、さらに好ましくは無機物また
はゾル−ゲルであり、最も好ましくは無機物である。好
ましい懸濁液は0.1重量%乃至50重量%の結合剤、
0.1重量%乃至99.9重量%の反射性材料、および
0.1重量%乃至90重量%のキャリヤにより構成され
ている。このキャリヤはコーティングを適用するための
反射性材料および結合剤の希釈液を形成するために使用
する液体である。有用なキャリヤの例は水、アルコー
ル、アルカン、フレオン等であり、水が最も好ましい。
【0023】さらに、反射性材料から成るコーティング
を作成するのに有用なポリマー結合剤の例はポリビニル
アルコール、シアノアクリレート、アクリル樹脂、およ
びシリコーンである。なお、現在においては、ポリマー
結合剤は高エネルギーUV放射線において劣化しやすい
のでその使用が制限されている。また、反射性材料から
成るコーティングを作成するのに有用な無機物の結合剤
の例はケイ酸ナトリウム、低温焼結ガラス、ナトリウ
ム、カリウムおよびリチウムのケイ酸塩のようなアルカ
リ酸化物のケイ酸塩である。さらに、反射性材料から成
るコーティングを作成するのに有用なゾル−ゲル結合剤
前駆体の例はアルミニウムターシャリーブトキシド、ケ
イ酸ナトリウム、テトラエチルオルトシリケート(TE
OS)、金属イソプロポキシド、イソプロパノール中に
おけるジスプロジウムエチルヘキサノ−ジイソプロポキ
シド、ヘキサン中におけるジスプロジウム2−エチルヘ
キサノエート、トルエン−イソプロパノール中における
ジスプロジウムイソプロポキシド、2−メトキシエタノ
ール中におけるジスプロジウム2−メトキシエトキシ
ド、イソプロパノール中におけるエルビウムエチルヘキ
サノ−ジイソプロポキシド、ヘキサン中におけるエルビ
ウム2−エチルヘキサノエート、トルエン−イソプロパ
ノール中におけるエルビウムイソプロポキシド、イソプ
ロパノール中におけるホルミウムエチルヘキサノ−ジイ
ソプロポキシド、トルエン−イソプロパノール中におけ
るホルミウムイソプロポキシド、2−メトキシエタノー
ル中におけるホルミウム2−メトキシエトキシド、酢酸
ランタン、ヘキサン中におけるランタン2−エチルヘキ
サノエート、ランタンイソプロポキシド、2−メトキシ
エタノール中におけるランタン2−メトキシエトキシ
ド、エタノール中におけるマグネシウムエトキシド、メ
タノール中におけるマグネシウムメトキシド、2−メト
キシエタノール中におけるマグネシウム2−メトキシエ
トキシド、イソプロパノール中におけるネオジミウムエ
チルヘキサノ−ジイソプロポキシド、ヘキサン中におけ
るネオジミウム2−エチルヘキサノエート、トルエン−
イソプロパノール中におけるネオジミウムイソプロポキ
シド、2−メトキシエタノール中におけるネオジミウム
2−メトキシエトキシド、トルエン−イソプロパノール
中におけるサマリウムエチルヘキサノ−モノイソプロポ
キシド、ヘキサン中におけるサマリウム2−エチルヘキ
サノエート、トルエン−イソプロパノール中におけるサ
マリウムイソプロポキシド、2−メトキシエタノール中
におけるサマリウム2−メトキシエトキシド、トルエン
−イソプロパノール中におけるイッテルビウムイソプロ
ポキシド、2−メトキシエタノール中におけるイッテル
ビウム2−メトキシエトキシド、トルエン−イソプロパ
ノール中におけるイットリウムエチルヘキサノ−ジイソ
プロポキシド、およびトルエン−イソプロパノール中に
おけるイットリウムエチルヘキサノ−モノイソプロポキ
シド等がある。さらに、好ましいゾル−ゲル前駆体はイ
ソプロパノール中におけるエルビウムエチルヘキサノ−
ジイソプロポキシド、ヘキサン中におけるエルビウム2
−エチルヘキサノエート、トルエン−イソプロパノール
中におけるエルビウムイソプロポキシド、イソプロパノ
ール中におけるホルミウムエチルヘキサノ−ジイソプロ
ポキシド、トルエン−イソプロパノール中におけるホル
ミウムイソプロポキシド、2−メトキシエタノール中に
おけるホルミウム2−メトキシエトキシド、酢酸ランタ
ン、ヘキサン中におけるランタン2−エチルヘキサノエ
ート、ランタンイソプロポキシド、2−メトキシエタノ
ール中におけるランタン2−メトキシエトキシド、エタ
ノール中におけるマグネシウムエトキシド、メタノール
中におけるマグネシウムメトキシド、2−メトキシエタ
ノール中におけるマグネシウム2−メトキシエトキシ
ド、トルエン−イソプロパノール中におけるサマリウム
エチルヘキサノ−モノイソプロポキシド、ヘキサン中に
おけるサマリウム2−エチルヘキサノエート、トルエン
−イソプロパノール中におけるサマリウムイソプロポキ
シド、2−メトキシエタノール中におけるサマリウム2
−メトキシエトキシド、トルエン−イソプロパノール中
におけるイッテルビウムイソプロポキシド、2−メトキ
シエタノール中におけるイッテルビウム2−メトキシエ
トキシド、トルエン−イソプロパノール中におけるイッ
トリウムエチルヘキサノ−ジイソプロポキシド、および
トルエン−イソプロパノール中におけるイットリウムエ
チルヘキサノ−モノイソプロポキシドである。さらに好
ましいゾル−ゲル前駆体は酢酸ランタン、ヘキサン中に
おけるランタン2−エチルヘキサノエート、ランタンイ
ソプロポキシド、2−メトキシエタノール中におけるラ
ンタン2−メトキシエトキシド、トルエン−イソプロパ
ノール中におけるイッテルビウムイソプロポキシド、2
−メトキシエタノール中におけるイッテルビウム2−メ
トキシエトキシド、トルエン−イソプロパノール中にお
けるイットリウムエチルヘキサノ−ジイソプロポキシ
ド、およびトルエン−イソプロパノール中におけるイッ
トリウムエチルヘキサノ−モノイソプロポキシドであ
る。
【0024】これらの結合剤の一部は反射性材料として
単独で使用でき、特に懸濁液内において上述のように適
用されるか、焼結されて反射性組成物、コーティングま
たは固体ブロックのいずれかを形成するゾル−ゲルとし
て使用できる。このような反射性材料として単独で使用
できる結合剤前駆体の例として、ジスプロジウムイソプ
ロポキシド、イソプロパノール中におけるジスプロジウ
ムエチルヘキサノ−ジイソプロポキシド、ヘキサン中に
おけるジスプロジウム2−エチルヘキサノエート、トル
エン−イソプロパノール中におけるジスプロジウムイソ
プロポキシド、2−メトキシエタノール中におけるジス
プロジウム2−メトキシエトキシド、イソプロパノール
中におけるエルビウムエチルヘキサノ−ジイソプロポキ
シド、ヘキサン中におけるエルビウム2−エチルヘキサ
ノエート、トルエン−イソプロパノール中におけるエル
ビウムイソプロポキシド、イソプロパノール中における
ホルミウムエチルヘキサノ−ジイソプロポキシド、トル
エン−イソプロパノール中におけるホルミウムイソプロ
ポキシド、2−メトキシエタノール中におけるホルミウ
ム2−メトキシエトキシド、酢酸ランタン、ヘキサン中
におけるランタン2−エチルヘキサノエート、ランタン
イソプロポキシド、2−メトキシエタノール中における
ランタン2−メトキシエトキシド、エタノール中におけ
るマグネシウムエトキシド、メタノール中におけるマグ
ネシウムメトキシド、2−メトキシエタノール中におけ
るマグネシウム2−メトキシエトキシド、イソプロパノ
ール中におけるネオジミウムエチルヘキサノ−ジイソプ
ロポキシド、ヘキサン中におけるネオジミウム2−エチ
ルヘキサノエート、トルエン−イソプロパノール中にお
けるネオジミウムイソプロポキシド、2−メトキシエタ
ノール中におけるネオジミウム2−メトキシエトキシ
ド、トルエン−イソプロパノール中におけるサマリウム
エチルヘキサノ−モノイソプロポキシド、ヘキサン中に
おけるサマリウム2−エチルヘキサノエート、トルエン
−イソプロパノール中におけるサマリウムイソプロポキ
シド、2−メトキシエタノール中におけるサマリウム2
−メトキシエトキシド、トルエン−イソプロパノール中
におけるイッテルビウムイソプロポキシド、2−メトキ
シエタノール中におけるイッテルビウム2−メトキシエ
トキシド、トルエン−イソプロパノール中におけるイッ
トリウムエチルヘキサノ−ジイソプロポキシド、および
トルエン−イソプロパノール中におけるイットリウムエ
チルヘキサノ−モノイソプロポキシド等が含まれる。
【0025】あるいは、上記の反射性コーティングは上
記反射性材料および結合剤の任意のものにより構成でき
てフィルムの形態に形成された後に反射装置支持体に化
学的または物理的に結合できる。あるいは、上記の反射
性材料を金属酸化物またはパウダー化したガラスと混合
して焼結することにより反射装置支持体に化学的または
機械的に結合できる反射性材料のフィルムを形成でき
る。既に述べたように、最も好ましい反射性材料は硫酸
バリウム、酸化アルミニウム、フッ化マグネシウム、お
よび酸化マグネシウムである。
【0026】上記の反射性コーティングは0.1ミクロ
ン乃至2500ミクロンの厚さを有するコーティングを
形成するのに適用されるのが好ましい。(2500ミク
ロンよりも厚いコーティングは材料のブロックと考えら
れる。)このコーティングは同一の反射性材料の多層構
造に適用されるのが好ましく、同一のコーティング組成
を用いるのが好ましい。
【0027】上記の反射装置支持体121,123は上
記の1種類以上の反射性コーティングを適用したフィル
ムまたは箔のような付加的なコーティングにより構成で
きる非反射性の反射装置支持体または反射性の反射装置
支持体とすることができる。また、反射性支持体は拡散
性または鏡面にできる。さらに、この反射性支持体を金
属により構成してもよい。反射性の反射装置支持体の一
例は固体の研磨処理したアルミニウムのような金属でそ
の形状を維持できるのに十分な厚さを有するものでラン
プを囲む場所にボルト等で取り付けできるもの、あるい
は、反射性の反射装置支持体を形成するための所望の反
射装置の形状を有する別の部品に接着できる例えば蒸着
した鏡面金属シートのようなフィルムである。この反射
性の反射装置支持体は上記の反射性コーティングが適用
できる反射性材料から成る固体ブロックにより作成する
ことも可能である。このような反射性材料の固体ブロッ
クから成る反射装置を以下に説明する。
【0028】非反射性の反射装置支持体として木材、ポ
リマー、金属およびセラミックを含むほとんどあらゆる
材料が使用できる。
【0029】別の実施形態において、本発明の拡散反射
装置は反射性材料から成る成形固体により構成できる。
この成形固体は反射性材料と金属酸化物またはパウダー
化したガラスを混合し、これらを焼結して反射装置を形
成することにより形成できる。さらに、反射性材料およ
び金属酸化物またはパウダー化したガラスは反射装置の
形状に焼結できる。あるいは、反射装置は反射性材料と
結合剤を混合して反射装置の形状またはそれ以外の形状
に成形固体を形成した後にこの成形固体を機械加工して
反射装置の形状にできる。あるいは、反射性材料を供給
材料に調合剤として添加して反射装置の形状に石英、結
晶材料、サファイア、またはUV放射線透過性ガラスを
形成することによりガラス反射装置を作成できる。
【0030】図2は本発明の別の実施形態を示している
図である。この図2において、放射線システムは単一の
ランプおよび単一の反射装置220を示している。この
反射装置220はランプおよび標的物の両方を囲ってい
る。標的物空間部260は反射装置の焦点または焦点面
に配置されており(点線で示されている)、この中に標
的物270が配置される。この場合、標的物270はコ
ンタクトレンズコンテナである。反射装置220は反射
装置支持体221、材料層210、および透明支持体2
01により構成されている。この透明支持体201は当
該支持体を照射する放射線、好ましくは、所望の放射線
の少なくとも一部分に対して透明である。好ましくは、
透明支持体201はガラス、石英、サファイア、結晶材
料等により構成されている。また、反射装置支持体22
1は反射性または非反射性の支持体、または上記のよう
な支持体上のコーティングの任意の組合せにより構成で
きる。さらに、材料層210は1種類以上の反射性材料
および/または上記の反射性材料から成る任意の組成物
により構成されているが、この実施形態は詰め込んだパ
ウダーのような透明な支持体201の存在無しには状態
が維持できない反射性材料の場合に特に適している。好
ましくは、この材料層210は0.1ミクロン乃至25
00ミクロンの厚さを有している。
【0031】図2に示すように、放射線システム200
は選択的な反射性遮断要素202を備えている。この反
射性遮断装置202は特に放射線供給源から直接の放射
線が不均一である場合に標的物の領域または空間部によ
り均一な放射性を供給するために使用できる。放射線供
給源からの放射線が標的物に直接に当たることを避ける
ために、反射性の遮断要素202が放射線供給源240
および標的物270の間に配置されている。この反射性
の遮断要素202は単純な形態をしているのが好まし
く、さらに好ましくは光学的に集中性を有する形態であ
り、最も好ましくは反射性光学機器の一体の形態を有し
ている。有用な形状としては三角形(図2参照)および
半円形がある。この反射性遮断要素は本明細書において
記載する反射性材料から成る拡散反射装置であるのが好
ましい。また、この反射性遮断要素は本明細書において
記載する反射性組成物のいずれかにより構成できる。好
ましくは、この遮断要素は放射線供給源から直接に標的
物に当たるあらゆる放射線を遮断する大きさである。
【0032】本明細書に記載する全ての拡散反射装置は
反射装置上のコーティングまたは反射装置の組成物に対
する添加材としての選択的な光減衰性材料により構成で
きる。この光減衰性材料は放射線供給源により発生され
て標的物に到達する放射線から不所望な放射線を減衰す
るために使用される。これらの光減衰性材料および当該
光減衰性材料を放射線システムに添加するための方法に
ついては本明細書に参考文献として含まれる「放射線を
選択的に減衰するための材料を有するUV放射線システ
ム」と題する本出願と同時に出願されたKimble他の米国
特許出願第 号(代理人整理番号VTN−0462)に記
載および開示されている。この文献に開示される光減衰
性材料および当該光減衰性材料を放射線システムに組み
込むための方法のあらゆるものが本発明の反射装置と共
に使用できる。実際に、上記参考文献の特許出願に開示
される光減衰性材料の幾つかが本発明に有用な反射性材
料である。すなわち、上記の反射性材料の幾つかが一部
の放射線の波長を反射して他の部分の放射線を吸収する
ので、反射性材料を慎重に選択することにより不所望な
放射線を減衰することができる。本発明の反射装置の好
ましい使用の場合において、すなわち、コンタクトレン
ズを滅菌処理する放射線システムにおいて、コンタクト
レンズポリマーを損傷する100nm乃至240nmの
放射線を減衰するのが好ましい。さらに、このような放
射線はコンタクトレンズポリマーに供給される放射線か
ら好ましくは30%以上、さらに好ましくは60%以
上、最も好ましくは90%以上の不所望な放射線を減衰
するのが好ましい。このような100nm乃至240n
mの放射線を減衰する反射性材料の例は酸化マグネシウ
ム、酸化ランタン、酸化イッテルビウム、よびび酸化イ
ットリウムである。
【0033】標的物の領域または空間部を照射する放射
線の均一さは同一形状の鏡面反射装置に比して任意の形
状の拡散反射装置により大幅に改善される。加えて、放
射線の量は、1個以上の拡散反射装置により、1個以上
のランプを少なくとも部分的に、さらに好ましくは、こ
れらのランプおよび標的物を少なくともほとんど囲んで
空孔部またはチャンバー、好ましくは、閉じた空孔部材
を形成してこの中においてランプおよび当該空孔部の反
射性表面により放射線を標的物に向けることにより増大
できる。このような1個以上の反射装置は円筒形、多角
形、放物線状または楕円形状を有することができるが、
好ましい形状は楕円形状である。図1および図2に楕円
形状の反射装置を示す。なお、従来技術の反射装置は鏡
面であり、直線状の面を有していて、特に放射線が比較
的小さい入射角度で直線状の面に照射する場合に放射線
の損失が大きい。好ましい放射線システムは2個の楕円
形状の反射装置を備えており、これらは反射装置の空孔
部と標的物との間に最小の空間の標的物空間部を有して
いて標的物を照射することなく一方の反射装置から他方
の反射装置に通過する放射線の量を最少にする。しかし
ながら、上記の1個以上の反射装置の任意の形状が本明
細書に記載する利点を提供し得る。
【0034】実施例および比較例 分光測光モニターシステムを使用して2個の従来技術の
反射装置および本発明の反射装置が個別および対を成し
てパルス放射線システムにより標的物領域に照射した標
的物領域における240nm乃至280nmの所望範囲
内の放射線を測定した。このモニターシステムは既に述
べた「滅菌処理システム」と題するEbel他の米国特許出
願第 号(代理人整理番号:VTN−443)にさ
らに詳細に記載されている。このEbel他に開示されてい
るモニターシステムは各フラッシュの分光測光出力を測
定できる。上記の反射装置は同一の放射線システム内に
対を成して取り付けられ、分光測光測定を行なった。こ
れらの反射装置は同一の放物線形状をしている。また、
放射線システムはPurePulse PBS 1-4システム(カリフ
ォルニア州サンディエゴのPurePulse 社により製造され
る)であり、直列に接続した2個のフラッシュランプに
より構成されていて、各フラッシュランプ組立体がラン
プを備えており、反射装置が部分的にこのランプを囲ん
でいる。このPBS1−4システムはその大容量(80
μF乃至160μF)および高電位(6kV以上)の故
に高エネルギーパルスを発生できるパルス発生装置と制
御回路とにより構成されている。両方のランプは紫外
光、赤外光、および可視光を含む幅広いスペクトルの放
射線を発生する。以下に記載する反射装置を用いてこの
実施例において行なった上記3種類の内の2種類の測定
において、上記のランプ組立体の間にアルミニウムシー
トを使用することにより第2のランプおよび反射装置か
らの放射線を第1のランプおよび反射装置(これらのた
めに測定を行なっている)から分離した。この第1の測
定はランプ組立体の保護ウインドウから21mmの標的
物領域における1個のランプおよび1個の反射装置(1
個のランプ組立体)に対応する1回のフラッシュ当たり
の放射エネルギーの等高線プロットを作成するために使
用できる。
【0035】この等高線プロットを作成した後に、ラン
プに対する電圧を変化しながら以下に説明する1個のラ
ンプおよび各反射装置の1個に対応してランプから21
mm離れた1個の点(ここに一体の球面が置かれてい
る)における放射エネルギーを測定した。さらに、24
0nm乃至280nmにおいて測定した合計の放射線エ
ネルギーを電圧の関数としてプロットした。その後、そ
れぞれ以下に説明するランプおよび反射装置から成る両
方のランプ組立体を使用して同一点における合計の24
0nm乃至280nmの放射線エネルギーを測定するた
めに上記の工程を繰り返した。(この場合に、ランプ組
立体の間のアルミニウムシートを取り外した。)さら
に、240nm乃至280nmの測定した放射線エネル
ギーの合計を1個のランプ組立体のみからの放射線エネ
ルギーを測定した場合と同一のグラフ上に電圧の関数と
してプロットした。
【0036】遮断要素は放射線システムの一部として加
えなかった。従来技術の反射装置Aは上記のPBS1−
4システムの製造者により提供される保護用のシリコン
モノオキシドのコーティングを施したアルミニウムの蒸
着層を有する整形アルミニウム反射装置である。この従
来技術の反射装置Aを用いた放射エネルギーの等高線プ
ロットを図3に示す。また、図6は従来技術の反射装置
Aを用いた1個のランプ組立体の場合に測定した異なる
ランプ電圧における240nm乃至280nmの合計の
エネルギーの曲線と、従来技術の反射装置Aを用いた両
方のランプ組立体により形成されてランプ組立体の間に
直線状の面を有する空孔部の中における全エネルギーの
第2の曲線を示している図である。
【0037】反射装置Bは従来技術の反射装置Aの上に
酸化防止用の保護層をコーティングした鏡面アルミニウ
ム箔の薄いシートを付着することにより従来技術の反射
装置Aを改変して作成した。この使用した鏡面のアルミ
ニウム箔材はライトシート(Light Sheet)と呼ばれる。
この従来技術の反射装置Bを用いたランプの標的物領域
内に照射した放射エネルギーの等高線プロットを図4に
示す。また、図7は従来技術の反射装置Bを用いた1個
のランプ組立体の場合に測定した異なるランプ電圧にお
ける240nm乃至280nmの合計のエネルギーの曲
線と、従来技術の反射装置Bを用いた両方のランプ組立
体により形成された空孔部の中における全エネルギーの
第2の曲線を示している図である。反射装置Bは従来技
術の反射装置Aよりもより均一なエネルギーレベルを示
している。
【0038】反射装置CはBaSO4をコーティングす
ることにより従来技術の反射装置Aを改変して作成し
た。この従来技術の反射装置Aの表面にまず小さなガラ
スビーズを吹付けた。また、硫酸バリウムコーティング
組成物を1重量部のケイ酸ナトリウム(結合剤)、10
重量部の硫酸バリウム(反射性材料)、および10重量
部の水(キャリヤ)を混合することにより作成した。さ
らに、このコーティング組成物を20層に分けてアルミ
ニウム基板上にスプレーした。これらのコーティング処
理の間に各コーティングを空気乾燥した。この反射装置
Cによるランプの標的物領域内に照射した放射エネルギ
ーの等高線プロットを図5に示す。また、図8は反射装
置Cを用いた1個のランプ組立体の場合に測定した異な
るランプ電圧における240nm乃至280nmの合計
のエネルギーの曲線と、反射装置Cを用いた両方のラン
プ組立体により形成された空孔部の中における全エネル
ギーの第2の曲線を示している図である。
【0039】この結果、反射装置Cの等高線プロット
(図5)は従来技術の反射装置Aおよび反射装置B(図
3および図4)に比べてこの拡散反射装置が標的物領域
に向けるエネルギーの均一さを高めていることが分か
る。このように均一さを高めることにより、微生物が滅
菌処理に必要な最少の線量から逃れる可能性を減少す
る。等高線プロット上の各円は標的物、すなわち、互い
に取り外し可能に取り付けられた12個のコンタクトレ
ンズコンテナを現している。これらの取り外し可能に取
り付けたコンテナは一般にコンタクトレンズコンテナの
多数個パックを構成するために使用される。
【0040】図8は図6に比して本発明の好ましい拡散
反射装置が、ランプおよび標的物の領域または空間部を
少なくとも部分的に囲んでいる場合に、好ましくは空孔
部、さらに好ましくはランプからの放射線が標的物に反
射、再発光および照射される閉じた空孔部を形成するよ
うに用いられるのが好ましいが、より高いQ係数を示
し、鏡面反射装置による同一のチャンバーよりも高いエ
ネルギーを供給することを示している図である。
【0041】以上本発明を特定の実施形態に基いて説明
したが、当該技術分野における通常の熟練者であれば、
これらの実施形態の種々の変形または変更が特許請求の
範囲およびその実施態様に含まれることが理解できると
考える。
【0042】本発明の実施態様は以下の通りである。 (1)前記反射装置が240nm乃至280nmの放射
線の75%以上を反射する請求項1に記載の反射装置。 (2)前記反射装置が240nm乃至280nmの放射
線の90%以上を反射する請求項1に記載の反射装置。 (3)前記反射装置が250nm乃至270nmの放射
線の90%以上を反射する請求項1に記載の反射装置。 (4)前記反射装置が楕円形である請求項1に記載の反
射装置。 (5)前記反射装置が放射線エネルギーを標的物領域に
供給し、当該エネルギーにおけるばらつきが8ミリジュ
ール/cm2 以下である請求項1に記載の反射装置。
【0043】(6)前記反射装置が放射線エネルギーを
標的物領域に供給し、当該エネルギーにおけるばらつき
が15%以下である請求項1に記載の反射装置。 (7)前記反射装置が放射線エネルギーを標的物領域に
供給し、当該エネルギーにおけるばらつきが10%以下
である請求項1に記載の反射装置。 (8)前記反射装置が放射線エネルギーを標的物領域に
供給し、当該放射線が40°乃至180°の入射角度に
より構成されている請求項1に記載の反射装置。 (9)前記反射装置が1.5以下の隠ぺい率を有してい
る請求項1に記載の反射装置。 (10)組成式Ma b c d に従って選択される1
種類以上の反射性材料から成り、当該組成式において、
Mが単一または混合の金属であり、Oが酸素、Xがヘテ
ロ原子、およびHがハロゲン化物であり、aが1乃至2
0、bが0乃至20、cが0乃至20、およびdが0乃
至20であって、少なくともb,cまたはdが1である
請求項1に記載の反射装置。
【0044】(11)前記1種類以上の反射性材料の純
度が99.9%以上である請求項1に記載の反射装置。 (12)前記1種類以上の反射性材料が酸化カルシウ
ム、酸化ハフニウム、酸化ランタン、酸化テルビウム、
チタン酸バリウム、フッ化マグネシウム、酸化マグネシ
ウム、酸化アルミニウム、酸化バリウム、チタン酸バリ
ウム、酸化ホルミウム、酸化カルシウム、酸化ランタ
ン、酸化ゲルマニウム、酸化テルリウム、酸化ユーロピ
ウム、酸化エルビウム、酸化ネオジミウム、酸化サマリ
ウム、酸化イッテルビウム、酸化イットリウム、フッ化
マグネシウム、硫酸バリウム、および酸化ジスプロジウ
ムから成る群から選択される請求項1に記載の反射装
置。 (13)前記1種類以上の反射性材料が希土類金属酸化
物、希土類金属ハロゲン化物、および金属混合酸化物か
ら成る群から選択される請求項1に記載の反射装置。 (14)前記1種類以上の反射性材料が酸化マグネシウ
ム、フッ化マグネシウム、酸化アルミニウム、硫酸バリ
ウム、酸化ランタン、酸化イットリウム、および酸化イ
ッテルビウムから成る群から選択される請求項1に記載
の反射装置。 (15)前記1種類以上の反射性材料が酸化マグネシウ
ム、フッ化マグネシウム、酸化アルミニウム、および硫
酸バリウムから成る群から選択される請求項1に記載の
反射装置。
【0045】(16)支持体に取り付けた反射性コーテ
ィングまたはフィルムから成る請求項1に記載の反射装
置。 (17)塗布、スプレー、浸漬、キャスティング、コン
バージョンコーティング、ゲルコーティング、エッチン
グ、化学蒸着、スパッタリング、プラズマスプレー、レ
ーザー蒸着から成る群から選択される方法により適用さ
れる反射性コーティングから成る実施態様(16)に記
載の反射装置。 (18)前記反射性コーティングの厚さが0.1ミクロ
ン乃至2500ミクロンである実施態様(16)に記載
の反射装置。 (19)反射性材料の詰め込んだパウダーまたはブロッ
クから成る請求項1に記載の反射装置。 (20)ポリビニルアルコール、シアノアクリレート、
アクリル樹脂、およびシリコーンから成る群から選択さ
れる材料から成る請求項1に記載の反射装置。
【0046】(21)ケイ酸ナトリウム、低温焼結ガラ
ス、アルカリ酸化物のケイ酸塩から成る群から選択され
る材料から成る請求項1に記載の反射装置。 (22)アルミニウムターシャリーブトキシド、ケイ酸
ナトリウム、テトラエチルオルトシリケート(TEO
S)、金属イソプロポキシド、ジスプロジウムイソプロ
ポキシド、イソプロパノール中におけるジスプロジウム
エチルヘキサノ−ジイソプロポキシド、ヘキサン中にお
けるジスプロジウム2−エチルヘキサノエート、トルエ
ン−イソプロパノール中におけるジスプロジウムイソプ
ロポキシド、2−メトキシエタノール中におけるジスプ
ロジウム2−メトキシエトキシド、イソプロパノール中
におけるエルビウムエチルヘキサノ−ジイソプロポキシ
ド、ヘキサン中におけるエルビウム2−エチルヘキサノ
エート、トルエン−イソプロパノール中におけるエルビ
ウムイソプロポキシド、イソプロパノール中におけるホ
ルミウムエチルヘキサノ−ジイソプロポキシド、トルエ
ン−イソプロパノール中におけるホルミウムイソプロポ
キシド、2−メトキシエタノール中におけるホルミウム
2−メトキシエトキシド、酢酸ランタン、ヘキサン中に
おけるランタン2−エチルヘキサノエート、ランタンイ
ソプロポキシド、2−メトキシエタノール中におけるラ
ンタン2−メトキシエトキシド、エタノール中における
マグネシウムエトキシド、メタノール中におけるマグネ
シウムメトキシド、2−メトキシエタノール中における
マグネシウム2−メトキシエトキシド、イソプロパノー
ル中におけるネオジミウムエチルヘキサノ−ジイソプロ
ポキシド、ヘキサン中におけるネオジミウム2−エチル
ヘキサノエート、トルエン−イソプロパノール中におけ
るネオジミウムイソプロポキシド、2−メトキシエタノ
ール中におけるネオジミウム2−メトキシエトキシド、
トルエン−イソプロパノール中におけるサマリウムエチ
ルヘキサノ−モノイソプロポキシド、ヘキサン中におけ
るサマリウム2−エチルヘキサノエート、トルエン−イ
ソプロパノール中におけるサマリウムイソプロポキシ
ド、2−メトキシエタノール中におけるサマリウム2−
メトキシエトキシド、トルエン−イソプロパノール中に
おけるイッテルビウムイソプロポキシド、2−メトキシ
エタノール中におけるイッテルビウム2−メトキシエト
キシド、トルエン−イソプロパノール中におけるイット
リウムエチルヘキサノ−ジイソプロポキシド、およびト
ルエン−イソプロパノール中におけるイットリウムエチ
ルヘキサノ−モノイソプロポキシドから成る群から選択
される材料から成る請求項1に記載の反射装置。 (23)硫酸バリウム、酸化アルミニウム、フッ化マグ
ネシウム、および酸化マグネシウムから成る群から選択
される反射性材料から成る請求項1に記載の反射装置。 (24)前記少なくとも1個の放射線供給源がフラッシ
ュランプである請求項2に記載の放射線システム。 (25)さらに、それぞれが多数個の反射装置により少
なくとも部分的に囲まれる多数個の放射線供給源から成
り、当該多数個の反射装置が拡散反射装置である請求項
2に記載の放射線システム。
【0047】(26)前記拡散反射性の表面を有する少
なくとも1個の反射装置が240nm乃至280nmの
放射線の50%以上を反射する請求項2に記載の放射線
システム。 (27)前記少なくとも1個の反射装置が前記少なくと
も1個の放射線供給源を完全に囲んで閉じた空孔部を形
成する請求項2に記載の放射線システム。 (28)前記空孔部の全ての内面部が拡散反射性を有し
ていて、240nm乃至280nmの放射線の50%以
上を反射する実施態様(27)に記載の放射線システ
ム。 (29)さらに、それぞれが多数個の前記反射装置によ
り少なくとも部分的に囲まれている多数個の放射線供給
源から成り、当該反射装置が空孔部を形成していて、標
的物領域が当該反射装置の焦点または焦点面に配置され
ている請求項2に記載の放射線システム。 (30)前記反射装置が楕円形状をしており、前記放射
線供給源が当該楕円形状の反射装置の対向する焦点に配
置されている実施態様(29)に記載の放射線システ
ム。
【0048】(31)前記少なくとも1個の反射装置が
楕円形状をしている請求項2に記載の放射線システム。 (32)さらに、標的物空間部を備えており、当該標的
物空間部がコンタクトレンズパッケージ内のコンタクト
レンズにより構成されている請求項2に記載の放射線シ
ステム。 (33)滅菌処理に使用される請求項2に記載の放射線
システム。 (34)各ランプが少なくとも1個の反射装置を有して
おり、当該少なくとも1個の反射装置が1.7以上の品
質係数を示す請求項2に記載の放射線システム。 (35)前記少なくとも1個の反射装置が2以上の品質
係数を示す実施態様(34)に記載の放射線システム。
【0049】(36)前記少なくとも1個の反射装置が
3以上の品質係数を示す実施態様(34)に記載の放射
線システム。 (37)前記標的物を通過することなく1個の反射装置
から別の反射装置に到達できる放射線の量が50%以下
である実施態様(29)に記載の放射線システム。 (38)さらに、反射性の遮断要素から成る請求項2に
記載の放射線システム。 (39)さらに、光減衰性の材料から成る請求項2に記
載の放射線システム。 (40)前記少なくとも1個の反射装置が純度99.9
%以上の反射性材料から成る請求項2に記載の放射線シ
ステム。 (41)前記少なくとも1個の反射装置が硫酸バリウ
ム、酸化アルミニウム、フッ化マグネシウム、および酸
化マグネシウムから成る群から選択される反射性材料か
ら成る請求項2に記載の放射線システム。
【0050】
【発明の効果】従って、本発明によれば、放射線エネル
ギーを選択的かつ有効に利用するための反射装置および
当該装置を用いた放射線システムが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】2個の本発明の反射装置を備える放射線システ
ムの断面図である。
【図2】1個の本発明の反射装置を備える放射線システ
ムの断面図である。
【図3】従来技術の反射装置による標的物の領域内にお
ける放射線エネルギーの等高線を示している図である。
【図4】図3に示す等高線を生じるために使用したもの
と同一の反射装置による標的物の領域内における放射線
エネルギーの等高線を示しているが、反射装置の表面が
拡散コーティングを備えている点が異なる図である。
【図5】図1に示す形状を有する反射装置による標的物
の領域内における放射線エネルギーの等高線を示してい
る図である。
【図6】図3に示す等高線を生じるために使用した2個
の反射装置により形成される空孔部を有する放射線シス
テムにおけるQ係数を示すグラフである。
【図7】図4に示す等高線を生じるために使用した2個
の反射装置により形成される空孔部を有する放射線シス
テムにおけるQ係数を示すグラフである。
【図8】図5に示す等高線を生じるために使用した2個
の反射装置により形成される空孔部を有する放射線シス
テムにおけるQ係数を示すグラフである。
【符号の説明】
100 放射線システム 110,120 拡散反射装置 130,140 フラッシュランプ 150 標的物支持体 160 標的物空間部 170 標的物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 500092561 7500 Centurion Parkwa y−Suite 100, Jackson ville, Florida 32256, U.S.A. (72)発明者 ジェイムズ・エイ・エーベル アメリカ合衆国、32256 フロリダ州、ジ ャクソンビル、ロック・ヒル・レーン 8220 (72)発明者 アラン・ダブリュ・キンブル アメリカ合衆国、32217 フロリダ州、ジ ャクソンビル、ブラッドフォード・ロード 5085 (72)発明者 ジョン・ビー・エンス アメリカ合衆国、32257 フロリダ州、ジ ャクソンビル、ジェイバード・サークル・ イースト 9251

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 240nm乃至280nmの放射線の5
    0%以上を反射する拡散反射性の表面から成る放射線シ
    ステム用の反射装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも1個の放射線供給源および当
    該少なくとも1個の放射線供給源を部分的に囲む少なく
    とも1個の反射装置から成り、当該少なくとも1個の反
    射装置が拡散反射装置である放射線システム。
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