JP2001065214A - 引戸用密閉ロックハンドル装置 - Google Patents
引戸用密閉ロックハンドル装置Info
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- door
- fixed case
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Abstract
ルや裏側扉を損傷することがない引戸用密閉ロックハン
ドル装置を提供する。 【解決手段】 固定ケ−ス3に操作ハンドル4を枢軸1
0によって出没回転可能に枢着し、操作ハンドル4を固
定ケース2に押し込み回転させるとき、受金ブロック1
8に操作ハンドル4の弧状縁枠部4cを係合させること
によって裏側扉23を表側扉22に引き付け施錠する引
戸用密閉ロックハンドル装置において、解錠時に固定ケ
ース3の前面側に突出する操作ハンドル4の主体部分
に、左右に貫通する開口部を設けない。操作ハンドル4
の主体部分には、解錠時に先端面30aが固定ケース3
の前面と対面するトリガーレバー30を設ける。
Description
扉に使用され、操作ハンドルの回転操作によって密閉状
態で表側扉と裏側扉間の引き寄せ施錠するロックハンド
ル装置に関するものである。
錠後に扉のガタつきがあったり、表側扉を持ち上げるこ
とによって締付け施錠を解錠できる可能性があった。ま
た、従来装置では、解錠時に固定ケースの前面側に突出
する操作ハンドルの主体部分には、操作者が指を掛けて
操作し易くするために、左右方向に貫通する開口部を設
けている。しかしながら、このような構造では、前記開
口部に指を差し込んだまま操作ハンドルを固定ケースに
押し込んだとき、指が固定ケースと操作ハンドル間に挟
み込まれて、指の骨を折ったり負傷する可能性があっ
た。
に来ない段階で、誤って操作ハンドルを押し込むと、操
作ハンドルの背面側部分が裏側扉を突き押すことにな
り、操作ハンドルや裏側扉の損傷を招く危険性があっ
た。
は、表側扉と裏側扉ガタつきなく締付け施錠できるとと
もに、誤操作によって指を負傷したり、操作ハンドルや
裏側扉を損傷することがない、引戸用密閉ロックハンド
ル装置を提供することである。
照符号を用いて説明すると請求項1の発明の特徴は、表
側扉22に取り付けられる固定ケ−ス3に操作ハンドル
4を枢軸10によって出没回転可能に枢着し、裏側扉2
3に取り付けられる受金ケース16に受金ブロック18
を固着し、操作ハンドル4を固定ケース2に押し込み回
転させるとき、受金ブロック18に操作ハンドル4の弧
状縁枠部4cを係合させることによって裏側扉23を表
側扉22に引き付け施錠するようにした引戸用密閉ロッ
クハンドル装置において、解錠時に固定ケース3の前面
側に突出する操作ハンドルの主体部分には、左右に貫通
する開口部を設けないことである。
り付けられる固定ケ−ス3に操作ハンドル4を枢軸10
によって出没回転可能に枢着し、裏側扉23に取り付け
られる受金ケース16に受金ブロック18を固着し、操
作ハンドル4を固定ケース2に押し込み回転させると
き、受金ブロック18に操作ハンドル4の弧状縁枠部4
cを係合させることによって裏側扉23を表側扉22に
引き付け施錠するようにした引戸用密閉ロックハンドル
装置において、解錠時に固定ケース3の前面側に突出す
る操作ハンドル4の主体部分の左右一方の側面壁部4h
の内側に、当該側壁部4hの透孔29から出没するトリ
ガーレバー30を、枢軸10と直交方向に配置した軸ピ
ン31によって枢着し、トリガーレバー30の先端面3
0aが固定ケース3の前面と対面するように、バネ32
によってトリガーレバー30を突出付勢したことであ
る。
3は表側扉22の受孔22aに前面側から嵌め込まれ、
裏側から突き当てた取付板9を介してビス14によって
表側扉22に締付け固着されている。固定ケース3の上
部には錠前ユニット収容部3aが形成されており、これ
に収容された錠前ユニット24の側面受溝部24bに
は、固定ケース3の側面凹部に嵌め込まれてビス13に
よって固着されたセットプレート8の係止突起部8aが
係合している。これによって錠前ユニット24は回転と
抜取りを阻止されている。
たカム挿入孔3dには、錠前ユニット錠24のロータ2
4aの先端部に嵌めたカム6が挿入されている。固定ケ
ースの背面側に形成したロック板挿入溝3eには、基端
部のカム溝5bにカム6の駆動部6aを係合させたロッ
ク板5が挿入されている。固定ケ−ス3の背面にはカバ
−プレ−ト7がビスによって締付け固着されている。ロ
ック板挿入溝3eの溝壁部にはこれと直交するようにク
リックボール挿入孔3gが形成されており、これに挿入
されたクリックボール12は、圧縮バネ11によってロ
ック板5方向に移動付勢され、ロック板5の上下2個の
位置決め溝5cに係脱する。
される受金ケース用基板17には、座金板26を介して
受金ケース16が締付け固着されている。受金ケース1
6の左右一方の内壁面には、前後方向の調整用スロット
20を通るビス19によって受金ブロック18が締め付
け固着されている。解錠時に固定ケース3の前面側に突
出回転する操作ハンドル4の主体部分の一方の側面部は
母材と一体成形された側壁部4gによって閉塞されてい
る。該主体部分の他方の側面部は、扇形状の側面壁板4
hを嵌め込むことによって閉塞されている。この側面壁
板4hは、前記側壁部4gの内面側ボス部4kのねじ穴
にねじ込まれるビス4jによって操作ハンドル本体に締
付け固着されている。
iが突出形成されており、トリガーレバー30の軸ピン
31はこれら軸受部4iの軸孔に嵌挿されている。トリ
ガーレバー30は横断面がU字形に形成され、軸ピン3
1は基端部の軸孔に嵌挿されている。トリガーレバー3
0の付勢用バネ32は捻りコイルバネで構成されてお
り、コイル部32aが軸ピン31に嵌められ、一方の直
線端部32bがトリガーレバー30の内側面に当接し、
他方の直線端部32cが前記側壁部4gの内面に当接し
ている。軸孔4aを曲率中心とする操作ハンドル4の弧
状縁枠部4cは、図7に示したように前面壁部4eから
先端角部4mに向かう程、曲率半径が減少するように形
成されている。また、受金ブロック18の錠止突起部1
8aと係合する部分においては、弧状縁枠部4cの横幅
は先端角部4mに向かう程先細りのテーパー状に形成さ
れている。操作ハンドル4の軸孔4aと同心に形成され
た環状溝4bにはO−リング15が嵌め込まれている。
枢軸10の端部は、固定ケース3の左右側壁部に軸孔3
fに出ている。
ンドル装置では、固定ケース3の前面側に突出している
操作ハンドル4の主体部分を横に引くなどして、表側扉
22を正規の閉鎖位置まで水平移動させた後、該主体部
分の一方の側面に突出しているトリガーレバー30を透
孔29から操作ハンドル4の中空内に押し込み、トリガ
ーレバー30の先端面30aが固定ケース3の前面に当
たらないようにする。それから操作ハンドル4を枢軸1
0を中心に回転させ、前面壁部4eが固定ケース3の前
面部とほぼ同一面に来るまで押し込むと、操作ハンドル
の弧状縁枠部4cが受金ケース16に入り込み、受金ブ
ロック18の錠止突起部18aに擦り合いながら係合す
る。この係合動作の過程において、前記した弧状縁枠部
4cの形状によって裏側扉23が表側扉22に向かって
引き寄せられ、表側扉22と裏側扉23が互いに引き付
け施錠され、扉のガタ付きがなくなる。また、表側扉2
2を敷居やレールから外すために持ち上げようとして
も、裏側扉23に連結されているため、そのような企図
は阻止される。
た後に、所定の鍵27によって錠前ユニット24のロー
タ24aを回転操作すると、ロータ先端部に連動装備し
たカム6が回転し、カム6の駆動部6aがロック板5の
カム溝5bの内壁面を押す。そのため、ロック板5が下
方移動して、ロック板5の先端錠止部5aが操作ハンド
ル4の受孔4dに嵌り込む。これによって操作ハンドル
4は固定ケース3に対して当該収納位置において拘束さ
れる。ロック板5が下方移動する過程で、クリックボー
ル12はロック板5の上側の位置決め溝5cから脱出し
て、下側の位置決め溝5cに係合する。
て錠前ユニット24のロータ24aを回してロック板5
を上方移動させて、ロック板5による操作ハンドル4の
拘束を解除する。その後、操作ハンドル4の弧状縁枠部
4cの末端部に当たる指掛け部4fに指を掛けて、枢軸
10を中心に操作ハンドル4を固定ケ−ス3から引き出
す回転させる。この引き出し回転によって、弧状縁枠部
4cと受金ブロック18との係合が外れるため、裏側扉
23に対する表側扉22の締付け施錠が解除される。そ
のため、固定ケース3の前面側に突出している操作ハン
ドル4の主体部分を摘まむか、あるいは別途用意された
引手を横に引くことによって、表側扉22が開放操作さ
れる。操作ハンドル4の主体分が固定ケース3の前面側
に突出したときには、トリガーレバー30はバネ32の
付勢によって瞬時に突出し、先端面30aが固定ケース
3の前面部に対面する位置に来る。
密閉ロックハンドル装置では、解錠時に固定ケース3の
前面側に突出する操作ハンドルの主体部分には、左右に
貫通する開口部を設けていないため、誤操作によって指
を固定ケース3と操作ハンドル4の間に挟み込んで指を
負傷する危険性がなくなる。
ル装置では、解錠時に固定ケース3の前面側に突出する
操作ハンドル4の主体部分の左右一方の側面壁部4hの
内側に、当該側壁部4hの透孔29から出没するトリガ
ーレバー30を、枢軸10と直交方向に配置した軸ピン
31によって枢着し、トリガーレバー30の先端面30
aが固定ケース3の前面と対面するように、バネ32に
よってトリガーレバー30を突出付勢してあり、トリガ
ーレバー30を操作ハンドル4内に押し込まなければ操
作ハンドル4を固定ケース3内に押し込めないため、従
来装置にように誤操作による操作ハンドルや裏側扉の損
傷事故の危険性がない。
ンドル装置の正面図である。
している。
している。
Claims (2)
- 【請求項1】 表側扉22に取り付けられる固定ケ−ス
3に操作ハンドル4を枢軸10によって出没回転可能に
枢着し、裏側扉23に取り付けられる受金ケース16に
受金ブロック18を固着し、操作ハンドル4を固定ケー
ス2に押し込み回転させるとき、受金ブロック18に操
作ハンドル4の弧状縁枠部4cを係合させることによっ
て裏側扉23を表側扉22に引き付け施錠するようにし
た引戸用密閉ロックハンドル装置において、解錠時に固
定ケース3の前面側に突出する操作ハンドルの主体部分
には、左右に貫通する開口部を設けないことを特徴とす
る引戸用密閉ロックハンドル装置。 - 【請求項2】 表側扉22に取り付けられる固定ケ−ス
3に操作ハンドル4を枢軸10によって出没回転可能に
枢着し、裏側扉23に取り付けられる受金ケース16に
受金ブロック18を固着し、操作ハンドル4を固定ケー
ス2に押し込み回転させるとき、受金ブロック18に操
作ハンドル4の弧状縁枠部4cを係合させることによっ
て裏側扉23を表側扉22に引き付け施錠するようにし
た引戸用密閉ロックハンドル装置において、解錠時に固
定ケース3の前面側に突出する操作ハンドル4の主体部
分の左右一方の側面壁部4hの内側に、当該側壁部4h
の透孔29から出没するトリガーレバー30を、枢軸1
0と直交方向に配置した軸ピン31によって枢着し、ト
リガーレバー30の先端面30aが固定ケース3の前面
と対面するように、バネ32によってトリガーレバー3
0を突出付勢したことを特徴とする引き戸用密閉ロック
ハンドル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24389099A JP3348048B2 (ja) | 1999-08-30 | 1999-08-30 | 引戸用密閉ロックハンドル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24389099A JP3348048B2 (ja) | 1999-08-30 | 1999-08-30 | 引戸用密閉ロックハンドル装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002074936A Division JP3544199B2 (ja) | 2002-03-18 | 2002-03-18 | 引戸用密閉ロックハンドル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001065214A true JP2001065214A (ja) | 2001-03-13 |
JP3348048B2 JP3348048B2 (ja) | 2002-11-20 |
Family
ID=17110524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24389099A Expired - Lifetime JP3348048B2 (ja) | 1999-08-30 | 1999-08-30 | 引戸用密閉ロックハンドル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3348048B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101956482A (zh) * | 2010-05-25 | 2011-01-26 | 东莞宏威数码机械有限公司 | 可隐藏式把手装置 |
-
1999
- 1999-08-30 JP JP24389099A patent/JP3348048B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101956482A (zh) * | 2010-05-25 | 2011-01-26 | 东莞宏威数码机械有限公司 | 可隐藏式把手装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3348048B2 (ja) | 2002-11-20 |
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