JP2001064428A - 半導電性発泡体加硫ゴム用組成物 - Google Patents

半導電性発泡体加硫ゴム用組成物

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JP2001064428A JP24663099A JP24663099A JP2001064428A JP 2001064428 A JP2001064428 A JP 2001064428A JP 24663099 A JP24663099 A JP 24663099A JP 24663099 A JP24663099 A JP 24663099A JP 2001064428 A JP2001064428 A JP 2001064428A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】圧縮永久歪み性の改良された、半導電性発泡体
加硫ゴム用組成物を提供する。 【解決手段】エピクロルヒドリン系ゴムに、(a)結晶性
ポリマー 、(b) 加硫剤、(c)発泡剤を配合することによ
り圧縮永久歪み性の優れた半導電性発泡体加硫ゴム用組
成物が得られる。この半導電性発泡体加硫ゴム用組成物
を加硫してなる加硫ゴム材料は半導電性ゴムロール又は
ベルトの用途に適している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、エピクロルヒドリン系
ゴムをベ−スとする半導電性発泡体加硫ゴム用組成物、
及び該組成物を加硫してなる半導電性発泡体加硫ゴム材
料に関する。本発明による半導電性発泡体加硫ゴム材料
は、コピ−機、プリンタ−等における電子写真用プロセ
スの帯電ロ−ルまたはベルト、現像ロ−ルまたはベル
ト、転写ロ−ルまたはベルト等の半導電性ゴムロ−ルま
たはベルトを構成する材料として有用である。本発明は
上記ゴム材料を成型して得られるこれらの半導電性発泡
体ゴム製品にも関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コピー機、プリンター等の画像形
成装置では、コロナ放電を行って高電圧を印加させる非
接触型の帯電方法が用いられていた。しかし、コロナ放
電は高圧電源を必要とする、高コストである、副生成物
としてオゾンが発生する等の問題を含んでいた。近年、
非接触型帯電方式であるコロナ放電の代わりとして、接
触型帯電方式の採用が進められているが、接触型帯電方
式では、一般に、帯電ロール、現像ロール、転写ロール
等のゴムロールが用いられる。また、帯電ロール、現像
ロール等は、適度の電気抵抗値を持っていないと、感光
体上に均一な帯電を付与することが出来ない。また、複
写機の高画質化の要求から、安定した電気抵抗値を示す
ことも要求されている。したがって、前記ゴム層の材料
としては通常、電気抵抗値が半導電性領域である106
〜109Ωcm程度の安定した電気抵抗値を示すものが
要求されている。
【0003】帯電ロ−ル、現像ロ−ル及び転写ロ−ルの
半導電性ゴムロ−ルは感光体と接触するため、画像の形
成に大きな影響を及ぼす。これらロ−ルを上記用途に用
いる場合は、ロ−ルの両端部に荷重をかけて使用するた
め、長期に渡り荷重変形が繰り返され、ゴムのへたりが
問題となる。そのため、これらロ−ルは圧縮永久歪み性
に優れたものであることも要求されている。これら半導
電性ゴム材料としては、通常ソリッド状のロ−ルが使用
されるケ−スが多いが、ソリッド状組成物をロール用途
に用いる場合は、ロールの両端部に荷重をかけて使用す
るため、例えば帯電ロールのようにロールと感光体との
接触幅(ニップ幅)がロール端部と中央部で異なり、不
均一な接触圧となる。これが著しい場合には、中央部分
で感光体と接触しないという問題が生ずる。
【0004】このような問題を解決するために、発泡体
からなる半導電性ロールが提案されている(特開平5−
100549)。これにより、使用中での電気抵抗の安
定した、しかも低接触圧で均一なニップ幅得られる事が
提示されている。また、発泡体ロールを用いる事によ
り、像担持体の振動を小さくして帯電音を低減する効果
がある(特開平8−234564)等、発泡体ロールの
使用が有利である事が示されている。
【0005】一方、発泡体ロールを感光体などに圧接し
たまま長時間放置すると、圧接時の変形状態からなかな
かもとに戻らない圧縮永久歪みが生じる。このように圧
縮永久歪みが生じた部分は感光体とのニップ幅が広くな
るため、接触面積が拡大する事によって感光体への電流
が多く流れる。その結果、歪みが生じた部分では画像不
良が発生するなどの問題点があり(特開平11−114
978、特開平11−115069)、発泡体の圧縮永
久歪みの改良が望まれている。
【0006】上記特開平5−100549や特開平8−
234564には、エピクロルヒドリンゴムを構成成分
とする発泡体ロールが示されているが、圧縮永久歪み性
の改良ついては記載されていない。また、上記特開平1
1−114978や特開平11−115069では、発
泡体ロールの加硫方法を制御する事による圧縮永久歪み
性の改良方法が提案されているが、特定のエピクロルヒ
ドリンゴムと樹脂とのブレンドが圧縮永久歪みの改良に
有効であることは何ら記載されていない。
【0007】このように、上記提案(特開平5−100
549, 8−234564, 11−114978,
11−115069)では、エピクロルヒドリン系ゴ
ムをベースとした半導電性発泡体の圧縮永久歪みに関し
ては触れられておらず、また優れた圧縮永久歪みを有す
るエピクロルヒドリン系ゴムをベースとした半導電性発
泡体ゴム組成物自身についても知られていない。
【0008】
【発明が開発しようする課題】本発明は、上記実状に鑑
み、半導電性ゴムロールまたはベルトを構成する材料と
して、好適に使用可能なように、圧縮永久歪み性の改良
された、かつ、安定した電気抵抗を示す半導電性発泡体
加硫ゴム材料を提供することを目的としたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、種々研究
を重ねた結果、エピクロルヒドリン系ゴムに、結晶性ポ
リマーを配合した半導電性発泡体加硫ゴム用組成物が、
上記課題を解決することを見出し、本発明に到達したも
のである。即ち本発明は配合した半導電性発泡体加硫ゴ
ム用組成物である。エピクロルヒドリン系ゴム100重
量部に対し、(a)結晶性ポリマーは特に限定されないが
通常5〜40重量部、例えば5〜30重量部配合する。
【0010】本発明に使用する加硫剤としては特に限定
されないが、硫黄を使用することにより、発泡性、表面
肌(スキン層の形成)等の良好な半導電性発泡体ゴム材
料が得られるので好ましい。
【0011】
【発明の実施形態】本発明の対象となるエピクロルヒド
リン系ゴムとは、エピハロヒドリン単独重合体又はエピ
ハロヒドリンと共重合可能な他のエポキシド、例えばエ
チレンオキサイド、プロピレンオキサイド、アリルグリ
シジルエーテル等との共重合体をいう。これらを例示す
れば、エピクロルヒドリン単独重合体、エピブロムヒド
リン単独重合体、エピクロルヒドリン−エチレンオキサ
イド共重合体、エピブロムヒドリン−エチレンオキサイ
ド共重合体、エピクロルヒドリン−プロピレンオキサイ
ド共重合体、エピブロムヒドリン−プロピレンオキサイ
ド共重合体、エピクロルヒドリン−エチレンオキサイド
−アリルグリシジルエーテル三元共重合体、エピブロム
ヒドリン−エチレンオキサイド−アリルグリシジルエー
テル三元共重合体、エピクロルヒドリン−エチレンオキ
サイド−プロピレンオキサイド−アリルグリシジルエー
テル四元共重合体、エピブロムヒドリン−エチレンオキ
サイド−プロピレンオキサイド−アリルグリシジルエー
テル四元共重合体等を挙げることができる。好ましくは
エピクロルヒドリン単独重合体、エピクロルヒドリン−
エチレンオキサイド共重合体、エピクロルヒドリン−エ
チレンオキサイド−アリルグリシジルエーテル三元共重
合体であり、更に好ましくはエピクロルヒドリン−エチ
レンオキサイド共重合体、エピクロルヒドリン−エチレ
ンオキサイド−アリルグリシジルエーテル三元共重合体
である。
【0012】共重合体の場合、それら共重合割合は、例
えば、エピクロルヒドリン10mol〜65mol%、
好ましくは14mol%〜55mol%、更に好ましく
は19〜45mol%、エチレンオキサイド30mol
%〜90mol%、好ましくは44mol%〜85mo
l%、更に好ましくは54mol%〜80mol%、ア
リルグリシジルエーテル0mol%〜10mol%、好
ましくは1mol%〜8mol%、更に好ましくは1m
ol%〜6mol%である。
【0013】これら単独重合体または共重合体の分子量
は通常ムーニー粘度表示でML1+4(100℃)=3
0〜150程度のものがそのまま用いられる。
【0014】本発明で用いられる結晶性ポリマーとは、
示差走査熱量計(DSC)法による融解熱ピークが12
0℃以下、好ましくは115℃以下であり、その融解熱
量が25〜120J/g、好ましくは40〜100J/g、更
に好ましくは40〜80J/gであるものをいう。融解熱
ピ−クが120℃より高いとと、押出加工性が悪くな
る。融解熱量は25〜120J/gである事が好ましい。
25J/gより小さいと圧縮永久歪の改良効果が不十分で
ある。一方、120J/gを越えると得られる材料が硬く
なりすぎる。
【0015】また本発明で用いられる結晶性ポリマーの
メルトフロ−レ−ト(MFR)は、JIS K7210
に基づき、試験温度190℃、試験荷重2.16kgf
で測定した値で0.3〜100g/10minが好まし
い。更に好ましくは1〜50g/10min、より好ま
しくは2〜30g/10minである。MFRが0.3
より小さいと流れが悪くなり、分散並びに加工性等が悪
くなる。一方、100より大きくなると圧縮永久歪の改
良効果が不十分である。
【0016】本発明で用いられる結晶性ポリマーとして
は、結晶性エピクロルヒドリン樹脂または、ポリオレフ
ィン系樹脂が好適に用いられる。
【0017】上記結晶性エピクロルヒドリン樹脂とは、
エピクロルヒドリンの単独重合体よりなる結晶性高分子
化合物を意味する。結晶性エピクロルヒドリン樹脂の製
造方法としては公知の方法が採用できる。特に有機錫−
リン酸エステル縮合物を重合触媒とする米国特許第37
73694号明細書記載の重合方法が高収率で得られる
ので好ましい。
【0018】即ち本発明の重合体は、一般式(i)〜(i
v)から選ばれる有機錫化合物(A)と、リン酸アルキ
ルエステル(B)との熱縮合物である触媒により重合さ
れることが好ましい。 RaSnX4-a (i) (但し、(i)式において、Rは置換基を有していてもよ
い炭素数1〜12のアルキル基アルケニル基、シクロ
基、シクロアルキル基、アリール基及びアラルキル基よ
り選ばれる基、Xはハロゲン基、アルコキシ基、アリー
ルオキシ基、アシルオキシ基およびの部分エステル残基
から選ばれる原紙又は基であり、aは2以上のとき、Rは
同一でもことなっていてもよく、またaが1又は2のと
き、Xは同一でも異なっていてもよい。) RbSnOc (ii) (但し、(ii)式において、Rは(i)式におけるRと
同じである。bは1又は2であり、bが1のとき、cは3/2で
あり、bが2のとき、cは1である。また、(ii)式化
合物は(i)式化合物と錯体を形成していてもよい。) R1(R2SnOSnR2)R1 (iii) (但し、(iii)式において、Rは(i)式におけるRと
同じであり、Rは(i)式におけるR又はXと同じで
ある。また2個のRは同一でも異なっていてもよ
い。) (R1 3Sn)dX' (iv) (但し、(iv)式において、Rは(iii)式における
を同じであり、少なくとも1個は(i)式のRから選
ばれる基である。X’は炭酸基、リンの酸素酸基、リン
酸の部分エステル残基、多塩基性カルボン酸基、多価ア
ルコール残基から選ばれる基である。dはX’の塩基度
に対応する1より大きい数である。)
【0019】本発明の触媒成分である上記(i)〜(i
v)式の有機錫化合物(A)の具体的な例としては以下の
ものが挙げることができる。一般式(i)に属する化合
物としては、(C2H5)4Sn, (C6H5)4Sn,(CH3)3SnF, (C4H9)
3SnCl,(CH3)3SnBr, (C8H17)3SnCl,(CH3)2SnF2, (C4H9)2
SnCl2,(C12H23)2SnBr2,(cyclo-C6H11)2SnI2,(C4H9)Sn
F3, (C8H17)SnCl3,(C4H9)3SnOC4H9,(C8H17)3SnOCOCH3,
(C8H17)2Sn(OCOC17H35)2,などが挙げられる。
【0020】一般式(ii)に属する化合物としては、(C
H3)2SnO, (C4H9)2SnO,(C8H17)2SnO, (C6H5)2SnO,CH3SnO
3/2, C4H9SnO3/2,などが挙げられ、また一般式(i)と一
般式(ii)の化合物の錯体の例としては、(CH3)2SnO・
(C2H5)2SnBr2,(CH3)2SnO・(CH3)2SnCl2,CH3{(CH3)2SnO}
2CH3・(CH3)2SnBr2などが挙げられる。
【0021】一般式(iii)に属する化合物としては、
(CH3)3SnOSn(CH3)3,Cl(C4H9)2SnOSn(C4H9)Cl,(CH3COO)
(C6H5)Sn(C6H5)(CH3COO),などが挙げられる。V 一般
式(iv)に属する化合物としては、{(CH3)3Sn}2CO3,{(C
4H9)3Sn}2CO3,(C4H9)3SnOP(O)(OC8H17)2,{(C8H17)3Sn}3
PO4,(C4H9)3SnOCH2CH2OSn,(C4H9)3,(C4H9)2(CH3O)SN-OC
O-(CH2)4-OCO-Sn(OCH3)(C4H9)2,などが挙げられる。
【0022】本発明の触媒を構成する他の成分であるリ
ン酸アルキルエステル(B)としては、下記一般式
(v)で表される正リン酸の完全もしくは部分エステル
が用いられる。 (R2O)3P=0 (v) (但し、(v)式において、R2は水素もしくは炭素数2
以上のアルキル基、アルケニル基、又はシクロアルキル
基であり、少なくともR2のうち1個は水素原子以外の基
である。)
【0023】上記(V)式の具体的な例としては、(C
2H5)3PO4, (C3H7)3PO4,(C4H9)3PO4, (C8H17)3PO4,(CH2=
CH-CH2)3PO4,(C6H11)3PO4,(ClCH2-CH2)3PO4,(Cl2C3H5)P
O4, (C2H5)2HPO4,(C4H9)2HPO4, (C4H9)H2PO4などが挙げ
られる。
【0024】本発明の触媒は、上記有機錫化合物(A)
とリン酸アルキルエステル(B)との混合物を150℃
〜300℃の温度範囲で加熱することによって縮合生成
物として得られる。溶媒は必要があれば使用してもよ
い。上記(A)成分と(B)成分は通常含まれる錫原子と
リン原子との比で1:10〜10:1の範囲になるよう
に用いられている。上記触媒生成反応において、(A)
成分及び(B)成分の種類に従って種々の比較的簡単な
物質が縮合反応で生成脱離する。得られた縮合物は縮合
度の種々の段階で目的をする活性を示す。最適の縮合度
は、(A)成分と(B)成分の種類と比率によって異なる
が、それらは実験的に容易に定めることができる。縮合
物は、一般に初期においてはヘキサン、ベンゼンなどの
溶媒に可溶であるが、縮合反応の進行によって不溶化す
る。
【0025】本発明で用いられる結晶性エピクロルヒド
リン樹脂は、上記触媒の存在下でエピクロルヒドリンを
脂肪族又は芳香族炭化水素を溶媒として重合温度10〜
70℃で8〜15時間重合させることによって重合収率
98%前後で得ることが出来る。
【0026】本発明で用いられるポリオレフィン系樹脂
とは、エチレン単独重合体及びエチレンと共重合可能な
共重合体、具体的にはエチレン−αオレフィン共重合
体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリ
ル酸エステル共重合体などをいう。
【0027】これらの重合用触媒は、チーグラーナッタ
法、フイリップス法、カミンスキ−法(メタロセン触
媒)などいずれでも良い。
【0028】エチレン単独重合体の例として、密度が
0.92以下の高圧法LDPEが挙げられる.
【0029】エチレン−αオレフイン共重合体の例とし
ては、炭素数3〜18(プロピレン、1−ブテン、1−
ペンテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、
1−オクテン、1−デセン、など)のαオレフインを1
種又は2種以上使用して共重合したものである。
【0030】エチレン−酢酸ビニル共重合体の例として
は、酢酸ビニルの含有率は、5〜80重量%であり、よ
り好適には5〜45重量%、更に好ましくは10〜35
重量%のものである。
【0031】エチレン−アクリル酸エステル共重合体の
例としては、コモノマーの含有率は、5〜45重量%で
あり、より好適には10〜35重量%、更に好ましくは
10〜30重量%のものである。
【0032】また、本発明組成物には発泡剤が用いられ
る。発泡剤としては、特に限定するものではなく従来公
知のものが使用される。例えば、ジアゾアミノベンゼ
ン、ジニトロソペンタメチレンテトラミン、ベンゼンス
ルホニルヒドラジド、アゾジカルボンアミド、アゾビス
イソブチロニトリル、p,p'-オキシビス(べンゼンスル
ホニルヒドラジド)等が挙げられる。これらは、単独で
用いても2種以上を組み合わせても良い。発泡剤の量
は、エピクロルヒドリン系ゴム100重量部に対して
0.5〜10重量部、例えば3〜8重量部である。
【0033】本発明組成物に含まれる加硫剤としては、
塩素原子の反応性を利用する公知の加硫剤、即ちポリア
ミン類、チオウレア類、チアジアゾール類、メルカプト
トリアジン類、キノキサリン類等が、また、側鎖二重結
合の反応性を利用する公知の加硫剤、例えば、有機酸化
物、硫黄、モルホリンポリスルフィド類、チウラムポリ
スルフィド類等が適宜使用される。上記加硫剤のうち、
硫黄を用いると、良好な発泡性、表面肌を有した発泡体
ゴム材料が得られるため、本発明組成物において特に好
適である。
【0034】本発明組成物に用いられる加硫剤を例示す
れば、ポリアミン類としては、エチレンジアミン、ヘキ
サメチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチ
レンテトラミン、ヘキサメチレンテトラミン、p-フェニ
レンジアミン、クメンジアミン、N,N'-ジシンナミリデ
ン-1,6-ヘキサンジアミン、エチレンジアミンカーバメ
ート、ヘキサメチレンジアミンカーバメート等が挙げら
れ、チオウレア類としては、2−メルカプトイミダゾリ
ン、1,3-ジエチルチオウレア、1,3-ジブチルチオウレ
ア、トリメチルチオウレア等が挙げられ、チアジアゾー
ル類としては、2,5-ジメルカプト-1,3,4-チアジアゾー
ル、2-メルカプト-1,3,4-チアジアゾール-5-チオベンゾ
エート等が挙げられ、メルカプトトリアジン類として
は、2,4,6-トリメルカプト-1,3,5-トリアジン、1-ヘキ
シルアミノ-3,5-ジメルカプトトリアジン、1-ジエチル
アミノ-3,5-ジメルカプトトリアジン、1-シクロヘキシ
ルアミノ-3,5-ジメルカプトトリアジン、1-ジブチルア
ミノ-3,5-ジメルカプトトリアジン、2-アニリノ-4,6-ジ
メルカプトトリアジン、1-フェニルアミノ-3,5-ジメル
カプトトリアジン等が挙げられ、キノキサリン類として
は、2,3-ジメルカプトキノキサリン、キノキサリン-2,3
-ジチオカーボネート、6-メチルキノキサリン-2,3-ジチ
オカーボネート、5,8-ジメチルキノキサリン-2,3-ジチ
カーボネート等が挙げられ、有機過酸化物としては、te
rt-ブチルヒドロパーオキサイド、p-メンタンヒドロパ
ーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、tert-ブチル
パーオキサイド、1,3-ビス(tert-ブチルパーオキシイソ
プロピル)ベンゼン、2,5-ジメチル-2,5-ジ(tert-ブチル
パーオキシ)ヘキサン、ベンゾイルパーオキサイド、ter
t-ブチルパーオキシベンゾエート等が挙げられ、モルホ
リンポリスルフィド類としては、モルホリンジスルフィ
ドが挙げられ、チウラムポリスルフィド類としては、テ
トラメチルチウラムジスルフィド、テトラエチルチウラ
ムジスルフィド、テトラブチルチウラムジスルフィド、
ジペンタメチレンチウラムテトラスルフィド、ジペンタ
メチレンチウラムヘキサスルフィド等が挙げられる。加
硫剤の量は、エピクロルヒドリン系ゴム100重量部に
対して0.1〜10重量部、例えば0.1〜5重量部で
ある。
【0035】また、これらの加硫剤と共に用いられる公
知の促進剤(即ち、加硫促進剤)、遅延剤を本発明の半
導電性材料においてもそのまま用いることができる。こ
れらの加硫促進剤の例としては、硫黄、チウラムスフィ
ド類、モルホリンスルフィド類、アミン類、アミンの弱
酸塩類、塩基性シリカ、四級アンモニウム塩類、四級ホ
スホニウム塩類、多官能ビニル化合物、メルカプトベン
ゾチアゾール類、スルフェンアミド類、ジメチオカーバ
メート類等を挙げることができる。一方、遅延剤として
はN−シクロヘキサンチオフタルイミド等を挙げること
ができる。促進剤または遅延剤の量は、エピクロルヒド
リン系ゴム100重量部に対して0〜10重量部、例え
ば0.1〜5重量部である。
【0036】本発明の組成物には、加硫速度の調整、加
硫物の熱安定性の見地から受酸剤を含有してよい。受酸
剤には周期表第II族(2族および12族)金属の酸化
物、水酸化物、炭酸塩、カルボン酸塩、ケイ酸塩、ホウ
酸塩、亜リン酸塩、周期表第IV族(4族および14族)
金属の酸化物、塩基性炭酸塩、塩基性カルボン酸塩、塩
基性亜リン酸塩、塩基性亜硫酸塩、三塩基性硫酸鉛等、
及び合成ハイドルタルサイト類、ゼオライト類等が適宜
使用される。
【0037】受酸剤の具体的な例としては、マグネシ
ア、水酸化マグネシウム、水酸化バリウム、炭酸マグネ
シウム、炭酸バリウム、生石灰、消石灰、炭酸カルシウ
ム、ケイ酸カルシウム、ステアリン酸カルシウム、ステ
アリン酸亜鉛、フタル酸カルシウム、亜リン酸カルシウ
ム、亜鉛華、酸化錫、リサージ、鉛丹、鉛白、二塩基性
フタル酸鉛、二塩基性炭酸鉛、ステアリン酸錫、塩基性
亜リン酸鉛、塩基性亜リン酸錫、塩基性亜硫酸鉛、三塩
基性硫酸鉛等を挙げることができる。さらに、合成ハイ
ドロタルサイト類としては、Mg4.5Al2(OH)13CO
3・3.5H2O、Mg4.5Al2(OH)13CO3、Mg4Al2
(OH)12CO3・3.5H2O、Mg6Al2(OH)16CO3・
4H2O、Mg3Al2(OH)10CO3・1.7H2O、Mg3Z
nAl2(OH)12CO3等を挙げることができる。ゼオラ
イト類としては、天然ゼオライトの外、A型、X型、Y
型の合成ゼオライト、ソーダライト類、天然ないしは合
成モルデナイト、ZSM−5などの各種ゼオライト及び
これらの金属置換体であり、これらは単独で用いても2
種以上の組み合わせで用いても良い。また金属置換体の
金属はナトリウムであることが多い。ゼオライト系化合
物としては酸受容能が大きいものが好ましく、好ましく
はA型ゼオライトである。
【0038】受酸剤の量は、エピクロルヒドリン系ゴム
100重量部に対して0〜50重量部、例えば0.5〜
50重量部、特に1〜20重量部である。
【0039】本発明の組成物には、電気抵抗を調整する
目的に公知のイオン導電剤や電子導電剤を用いることが
できる。イオン導電剤としては、テトラエチルアンモニ
ウム、テトラブチルアンモニウム、オクタデシルトリメ
チルアンモニウム、ドデシルトリメチルアンモニウム、
ベンジルトリメチルアンモニウム等の過塩素酸塩、塩素
酸塩、塩酸塩、臭素酸塩、ヨウ素酸塩、炭酸塩、硝酸
塩、硫酸塩等のアンモニウム塩、リチウム、ナトリウ
ム、カルシウム等の過塩素酸塩、塩素酸塩、塩酸塩、臭
素酸塩、ヨウ素酸塩、炭酸塩、硝酸塩、硫酸塩等が挙げ
られる。電子導電剤としては、各種カーボンブラック、
酸化スズ、酸化チタン等の導電性金属酸化物や銅などの
金属紛等が挙げられる。
【0040】また、本発明の半導電性発泡体材料は、他
の添加剤、例えば滑剤、老化防止剤、充填剤、補強剤、
可塑剤、加工助剤、難燃剤、発泡助剤等を任意に配合で
きる。
【0041】本発明加硫組成物の配合方法としては、従
来ポリマー加工の分野において利用されている任意の手
段、例えばミキシングロール、バンバリーミキサー、各
種ニーダー類等を利用する事ができる。本発明の加硫ゴ
ム材料は、本発明加硫用組成物を通常100〜200℃に加熱
する事で得られ、加硫時間は温度により異なるが、0.5
〜300分の間で行われるのが普通である。加硫成型の方
法としては、金型による圧縮成型、射出成型、スチーム
缶、エアーバス、赤外線或いはマイクロウェーブによる
加熱等任意の方法を用いることが出来る。
【0042】本発明の加硫物は、コピ−機、プリンタ−
等における電子写真用プロセスの帯電ロ−ルまたはベル
ト、現像ロ−ルまたはベルト、転写ロ−ルまたはベルト
等の半導電性ゴムロ−ルまたはベルトを構成する材料と
して有用である。
【0043】
【発明の実施の形態】
【実施例】以下、本発明を実施例、比較例により具体的
に説明する。但し、本発明はその要旨を逸脱しない限り
以下に実施例に限定されるものではない。
【0044】第1表に示す各材料をニーダー及びオープ
ンロールで混練し、ゴム組成物を作製した。得られたゴ
ム組成物を金型に入れ、100℃で4分予熱、4分加圧
(100kgf/cm2)後冷却することによって、約
3mm厚の未加硫ゴムシートを得た。これら未加硫ゴム
シートをエアーオーブンにて、150℃で40分間常圧
発泡することにより、加硫ゴム発泡体を得た。得られた
各加硫ゴム発泡体について、JIS K 6301に基
づき物性試験を行い、その結果を第2表に示す。
【0045】実施例、比較例で用いた配合剤の詳細は下
記の通りである。 *1 エヒ゜クロルヒト゛リン-エチレンオキサイト゛-アリルク゛リシシ゛ルエーテル3元共
重合体、ダイソー社製「エヒ゜クロマーCG-102」 *2 N,N-シ゛ニトロソヘ゜ンタメチレンテトラミン(発泡剤、三協化成社
製) *3 尿素誘導体(三協化成社製) *4 融解熱ヒ゜ーク113℃、融解熱(J/g) 40 *5 MFR(g/10min.)8、融解熱ヒ゜ーク107℃、融解
熱(J/g)106 *6 MFR(g/10min.)3、V. A.(wt%)10、融解熱ヒ゜ー
ク98℃、融解熱(J/g)88、(以下V. A.は酢酸ビニル
含量を示す) *7 MFR(g/10min.)1.5、V. A. (wt%)16、融
解熱ヒ゜ーク91℃、融解熱(J/g)74 *8 MFR(g/10min.)3、V. A.(wt%)25、融解熱ヒ
゜ーク77℃、融解熱(J/g)61 *9 MFR(g/10min.)30、V. A.(wt%)32、融解
熱ヒ゜ーク40℃、融解熱(J/g)29
【0046】圧縮永久歪みは、得られた上記発泡体を直
径約29mmの円状に打ち抜き、約12mmの厚みに積
層し、試験材料とした。JIS K6301に準じて、
25%圧縮並びに40%圧縮となるようにスペーサーを
挿入し、測定に供した。
【0047】体積抵抗率は、加硫したシートを23℃、
相対湿度50%の環境下で24時間以上放置して調整
し、三菱油化(株)製絶縁抵抗計ハイレスタHPを用い
て、10V印可し、1分後の数値を読みとった。
【0048】
【表1】
【0049】
【表2】
【0050】
【発明の効果】本発明によれば圧縮永久歪み性の改良さ
れた、半導電性発泡体加硫ゴム用組成物が得られ、この
組成物の加硫物は、コピ−機、プリンタ−等における電
子写真用プロセスの帯電ロ−ルまたはベルト、現像ロ−
ルまたはベルト、転写ロ−ルまたはベルト等の半導電性
ゴムロ−ルまたはベルトを構成する材料として特に有用
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/08 501 G03G 15/08 501D 4J002 501F 15/16 103 15/16 103 (72)発明者 羽村 康 兵庫県尼崎市大高洲町9番地 ダイソー株 式会社内 Fターム(参考) 2H003 AA18 BB11 CC05 2H032 AA05 BA09 BA18 2H077 AD02 AD06 AD07 FA21 FA25 3J103 AA02 BA41 FA02 GA02 GA52 GA57 GA58 GA74 HA03 HA12 HA18 HA20 HA42 HA53 4F074 AA16 AA17 BA12 BB01 CA23 CC04Y CC06Y DA08 DA47 4J002 BB002 BB032 BB052 BB062 BB082 CH041 CH042 DA046 EK006 EN036 EN046 EN047 EN076 EQ017 ER017 ET006 ET007 EV126 EV166 EV346 FD146 FD327 GM00 GQ00

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エピクロルヒドリン系ゴムに (a)結晶性ポリマー (b) 加硫剤 (c)発泡剤 を配合することを特徴とする半導電性発泡体加硫ゴム用
    組成物。
  2. 【請求項2】エピクロルヒドリン系ゴム100重量部に
    対して (a)結晶性ポリマー を5〜40重量部 を配合することを特徴とする請求項1に記載の半導電性
    発泡体加硫ゴム用組成物。
  3. 【請求項3】結晶性ポリマーが、結晶性エピクロルヒド
    リン樹脂である請求項1又は2に記載の半導電性発泡体
    加硫ゴム用組成物。
  4. 【請求項4】結晶性ポリマーが、ポリオレフィン系樹脂
    である請求項1又は2に記載の半導電性発泡体加硫ゴム
    用組成物。
  5. 【請求項5】加硫剤が硫黄である請求項1〜4のいずれ
    かに記載の半導電性発泡体加硫ゴム用組成物。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれかに記載の組成物を
    加硫してなる半導電性発泡体加硫ゴム材料。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の加硫ゴム材料で構成され
    た半導電性発泡体ゴム製品。
  8. 【請求項8】請求項6に記載の加硫ゴム材料で構成され
    た半導電性発泡体ゴムロ−ルまたはベルト。
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