JP2003105119A - 導電性発泡ゴム組成物及びそれを用いた導電性ロール - Google Patents

導電性発泡ゴム組成物及びそれを用いた導電性ロール

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JP2003105119A JP2001299638A JP2001299638A JP2003105119A JP 2003105119 A JP2003105119 A JP 2003105119A JP 2001299638 A JP2001299638 A JP 2001299638A JP 2001299638 A JP2001299638 A JP 2001299638A JP 2003105119 A JP2003105119 A JP 2003105119A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セル径分布のシャープなスポンジが得られ、
硬度のバラツキも小さく、さらにはロール表面の酸化被
膜による高抵抗層の発生を抑えることができることによ
り、連続通電後の抵抗変動が小さいため、画像の良好な
導電性ローラーを提供する。 【解決手段】 エピクロルヒドリンゴム100重量部に
対して、4,4'−オキシビス(ベンゼンスルホニルヒ
ドラジド)を2重量部〜10重量部、老化防止剤を3重
量部〜7重量部、ハイドロタルサイトを3重量部〜7重
量部配合した導電性発泡ゴム組成物を芯金に組み込める
大きさに成形し、加硫した導電性発泡体を用いて、シェ
アE硬度が20以上50以下であり,セル径が100μ
m以下、10μm以上である導電性ロールに成形してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導電性発泡ゴム組
成物および該組成物からなる導電性ロールに関し、導電
性ロールはレーザービームプリンタ、複写機、ファクシ
ミリ、ATM等のOA機器における電子写真装置の導電
性機構に使用されるもので、該導電性ロールのセル径分
布を小さくして硬度のバラツキの小さくし、よって、電
気抵抗のバラツキを減少しているものである。
【0002】
【従来の技術】プリンター、電子写真複写機、ファクシ
ミリ装置等の電子写真装置における導電性機構において
は、感光ドラムを一様に帯電させるための帯電ロール、
トナーを搬送させるためのトナー供給ロール、トナーを
感光体に付着させるための現像ロール及びトナー像を感
光体から用紙に転写するための転写ロールなどの種々の
導電性ロールが用いられている。
【0003】このような導電性ロールは、一般的に、円
柱状の芯金とこの芯金の周囲に同心円状に積層された加
硫ゴム層とから構成されており、その用途に応じて、導
電性(電気抵抗、そのばらつき、環境依存性、電圧依存
性)、非汚染性、低硬度及び寸法安定性等の種々の性能
が要求されている。
【0004】導電性ロールが十分な電気特性を発揮する
ためには、ある程度ニップ幅を大きくする必要がある。
ニップ幅を大きくするために、従来においては、導電性
ローラー用のゴム組成物にジブチルフタレート(DB
P)やジオクチルフタレート(DOP)等の軟化剤を使
用したり、又は発泡剤を用いて発泡体として低硬度化し
ている。従来用いられれいる発泡剤には、比較的発生ガ
ス量の多いアゾジカルボンアミド(ADCA)を使用す
ることが一般的であるが、分解温度が高いため、尿素系
の発泡助剤を併用することによって、発泡開始温度を下
げている。
【0005】この種の導電性ロールにおいては、導電性
を付与するため、カーボンブラック又は金属酸化物等の
導電付与剤をゴム中に練りこみ、分散させることにより
ロールの電気抵抗を制御する方法がある。しかし、この
方法では、導電付与剤の分散のコントロールが難しく、
また、成形・加硫時のゴム流動によって、導電付与剤の
分散状態が変化し、その結果、電気抵抗がばらつくとい
う問題がある。
【0006】そこで電気抵抗のばらつきを解決する方法
として、ポリマー自体が導電性を有する材料であるエピ
クロルヒドリンとエチレンオキサイドの共重合体(エピ
クロルヒドリンゴム)やアクリロニトリルブタジエンゴ
ム(NBR)等を用いる方法が本出願人の提案を含め、
多数の提案が為されている。(特願2001−9913
7号、特願2001−64428号、特開平10−87
892号等)このようなイオン導電性の材料を用いるこ
とで導電付与剤を使用することなく所望の電気抵抗値を
得ることができ、また、電気抵抗のばらつきを小さくす
ることができる。
【0007】ところで、昨今のプリンターのカラー化に
ともない、カラー画像を得るためには、4色を1色ごと
に転写する必要があり、使用する電流の幅が大きくなっ
たため電圧変動を持つ導電性部材は使用困難な状況にあ
る。また、鮮明な画像を得るためロール表面の電気抵抗
バラツキの小さい材料が好ましい。そこで、イオン導電
性の材料を使うことが多くなっており、特に、耐オゾン
性に優れたエピクロルヒドリンゴム等が使用され、種々
の提案がなされている。
【0008】例えば、本出願人は特開平9−27215
号で、エピクロルヒドリンゴムにカーボンブラックを含
有することを特徴とする導電性ゴム組成物を提案してい
る。また、本出願人は特開平11−65269号で、ポ
リマー自体が導電性を有するエピクロロヒドリンゴム及
びNBRをブレンドした導電性ゴム組成物を提案してい
る。さらに、特開平10−87892号で、本出願人は
導電付与剤を使用せず、ポリマー自体が導電性を有する
エピクロルヒドリンゴムを使用した導電性ローラが提案
されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、DBP
やDOP等の軟化剤を使用した場合には、軟化剤がロー
ラー表面に析出して感光体を汚染するという問題が生じ
る。また、上記特願2001−99137号等では、エ
ピクロルヒドリンゴムにステアリン酸、炭酸カルシウ
ム、カーボンブラック等を混紺練りしたものに、発泡剤
としてアゾジカルボンアミド(ADCA)を添加してい
る。前記したように、発泡剤としてADCAを用いる
と、発泡開始温度を下げるために尿素系の発泡助剤が用
いられるが、この尿素系の発泡助剤は加硫阻害を起こ
し、エピクロルヒドリンのように加硫速度の遅いポリマ
ーには適しておらず、得られるセル径の分布幅が10〜
300μmと広範囲となることより、硬度のバラツキが
発生し、得られる画像に悪影響を与える問題がある。
【0010】また、昨今では、カラー画像を得るため、
使用する電圧が大きくなり、発生するオゾンの量も増加
傾向にある。そのために、オゾン試験では良好なエピク
ロルヒドリンを用いた導電性ロールであっても、その表
面が酸化劣化を起こし、高抵抗層が形成され、その結
果、低電圧領域で抵抗が高くなる現象が起こる。このよ
うに、連続通電により表面がオゾン劣化し、低電圧領域
で抵抗が高くなり電気抵抗の電圧変動が大きくなると画
像不良の問題が生じる場合があり、継続使用時の抵抗安
定性に改良の余地がある。
【0011】具体的には、上記特開平9−27215号
及び特開平10−87892号では、エピクロロヒドリ
ンゴム100重量部に対して、老化防止剤を各々1.5
重量部及び1重量部しか使用しておらず、上記の様なオ
ゾン対策に改善の余地がある。
【0012】また、エピクロルヒドリン系重合体を使用
する場合には、加硫反応時に塩化水素を発生し、加硫阻
害や感光体汚染の原因となるため、酸化マグネシウムや
四酸化三鉛等の受酸剤を使用して塩化水素を除去する
が、酸化マグネシウムには分散が不良であるという問題
があり、四酸化三鉛は重金属のためにその使用が制限さ
れるという問題がある。
【0013】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、耐オゾン性に優れたエピクロルヒドリンゴムを使用
し、かつ、セル径分布幅が小さく、硬度バラツキが少な
い、電気抵抗にバラツキが発生しない導電性ロールおよ
び該導電性ロールの成形材となる導電性発泡ゴム組成物
を提供することを課題としている。。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、エピクロルヒドリンゴム100重量部に
対して、4,4'−オキシビス(ベンゼンスルホニルヒ
ドラジド)を2重量部〜10重量部、老化防止剤を3重
量部〜7重量部、ハイドロタルサイトを1重量部〜5重
量部配合していることを特徴とする導電性発泡ゴム組成
物を提供している。
【0015】上記組成物では、ゴム成分としてイオン導
電材であるエピクロルヒドリンゴムのみを用いているの
で、ゴム成分自体が導電性を有しており、低電気抵抗を
実現する上に電気抵抗がばらつくこともなく。耐オゾン
性も良好なものとすることができる。また、発泡剤とし
て4,4'−オキシビス(ベンゼンスルホニルヒドラジ
ド)を用いているため、尿素系発泡助剤を用いる必要は
なく、セル径がバラツキが少ないと共に、均一に分布さ
せて、硬度のバラツキが少ない導電性発泡層を得ること
ができる。
【0016】上記4,4'−オキシビス(ベンゼンスル
ホニルヒドラジド)を2重量部〜10重量部としている
のは、2重量部よりも少ないと硬度が高くなってしまう
ためであり、10重量部よりも多いと感光体汚染が生じ
るためである。好ましくは3重量部以上、8重量部以下
である。
【0017】また、エピクロルヒドリンゴム100重量
部に対して、受酸剤であるハイドロタルサイトを1重量
部〜5重量%配合しているため、エピクロルヒドリンの
加硫反応時に発生する塩化水素に起因する塩化水素の塩
素イオンとハイドロタルサイトが反応するため加硫阻害
や感光体汚染を防止することができる。また分散性にも
すぐれるので、混練状態や加工等による物性への影響が
少ないため好ましい。また受酸剤として酸化マグネシウ
ムや四酸化三鉛などを使用した場合に生じる分散不良を
もなくすことができる。ハイドロタルサイトを1〜5重
量部としているのは、1重量部よりも少ないと、エピク
ロルヒドリンの加硫反応時に発生する塩化水素による加
硫阻害および感光体汚染を防止する効果が生じないため
であり、一方、5重量部よりも多いと、硬度が上がると
いう問題があるためである。好ましくは、2重量部〜4
重量部である。
【0018】従来の老化防止剤の配合量は1.5重量部
程度で少量であったが、本発明では上記のように従来よ
り倍以上の3〜7重量部配合している。上記3〜7重量
部としているのは、3重量部よりも少ないと、オゾン劣
化防止効果、酸化皮膜形成防止効果が生じず、連続通電
後の電気抵抗の電圧変動が大きくなるためである。一
方、7重量部よりも多く配合するとブルームが起こり感
光体汚染が生じるためである。好ましくは4重量部〜6
重量部である。このように、老化防止剤を3〜7重量部
を配合していることにより、従来よりオゾン劣化を抑制
できると共に、ロール表面の酸化被膜による高抵抗層の
発生を抑えて、連続通電後の抵抗変動が小さい導電性ロ
ールとすることができる。
【0019】上記老化防止剤としては、例えば、2―メ
ルカプトベンゾイミダゾールなどのイミダゾール類、フ
ェニル−α−ナフチルアミン、N,N−ジ−β−ナフチ
ル−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−N'−イ
ソプロピル−p−フェニレンジアミンなどのアミン類、
ジ−tert−ブチル−p−クレゾール、スチレン化フ
ェノールなどのフェノール類等が挙げられる。特にアミ
ン類のCD(4,4'(α,α−ジメチルベンジル)ジ
フェニルアミン)、イミダゾール類のMB(2−メルカ
プトベンゾイミダゾール)やMBZ(2−メルカプトベ
ンゾイミダゾール亜鉛)、フェノール類のNBC(ニッ
ケルジブチルジチオカルバメート)などが効果的であ
る。これらの内から1種類を選んで、単独で使用しても
よいが、2種類又は3種類の老化防止剤を併用した方が
ブルームしにくいため好ましい。
【0020】上記の割合で老化防止剤とハイドロタルサ
イトを配合していることにより、ハイドロタルサイトに
より感光体汚染の防止と加硫阻害の防止とを効果的に図
れると共に、老化防止剤によるオゾン劣化の抑制とロー
ル表面の高抵抗層の発生とを効果的に押さえ、連続通電
後の電圧変動が小さい導電性ロールとすることができ
る。
【0021】本発明は、芯金及び導電性発泡体からなる
導電性ロールであって、該導電性発泡体は上記導電性発
泡ゴム組成物を上記芯金を組み込める大きさに成形し加
硫した導電性発泡体からなり、シェアE硬度が20〜5
0以下であり、最大セル径が100μm以下、最小セル
径が10μm以上である導電性ロールを提供している。
なお、セル径は平均で約50μmである。
【0022】前記した導電性発泡ゴム組成物から成形し
たロールは、発泡剤として4,4'−オキシビス(ベン
ゼンスルホニルヒドラジド)を用いて発泡させた発泡体
からなるため、架硫時に架硫阻害の発生がなく、その結
果、セル径を小さく且つバラツキが少なく、よって、硬
度が均一で電気抵抗のバラツキが少ないものとなる。
【0023】ロールのシェアE硬度で20以上50以
下,好ましくは25以上45以下としている。 シェア
E硬度が上記範囲としているのは、20未満であると柔
らかすぎて圧縮歪みがおおきくなりすぎるためである。
一方、50を越えると硬すぎて剛直な感光体と接触した
時の磨耗が大きく且つ画像上の欠陥が発生し易いことに
よる。また、セル径が最大100μm以下、最小10μ
m以上としているのは、この範囲よりも広がると、硬度
のバラツキが発生し、抵抗にバラツキが発生するためで
ある。
【0024】さらに、上記導電性ロールは、その導電性
発泡ゴム組成物に、従来より倍以上のハイドロタルサイ
トを配合しているため、エピクロルヒドリンの加硫反応
時に発生する塩化水素による加硫阻害を防止でき、この
点からも、セル径を小さく且つバラツキのないものとで
き、電気抵抗の均一化を図ることができる。
【0025】上記のように、本発明の導電性ロールでは
連続通電後の電気抵抗の電圧変動を小さくすることがで
きるが、具体的には、後述する方法により、温度15
℃、湿度10%雰囲気下で印加電圧2KVで100時間
連続で通電試験を行った後の電気抵抗を測定している。
印加電圧100Vの低電圧と1000Vの高電圧の2つ
の電圧値で電気抵抗を測定し、両者の抵抗値の差ΔR
(100V−1000V)の値により通電後の電圧変動
を評価している。上記抵抗値の差ΔR(100V−10
00V)は、両者の抵抗値を常用対数値で記載した時
の、両者の常用対数値の差が0.3以下であるのが好ま
しい。これにより良好な画像を形成することができる。
【0026】上記ロールの成形方法としては、発泡体形
成用未架硫ゴム組成物を、芯金が挿入できる大きさに成
形し、直接加圧水蒸気で架硫する架硫缶を用いて架硫し
た発泡体に芯金を圧入し、研磨仕上している。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は、本発明の実施形態にかかる
円筒形状の導電性ロール1を示し、その中空部に円柱形
状の芯金(シャフト)2を圧入して取り付けている。
【0028】上記導電性ロール1は、ゴム成分としてエ
ピクロルヒドリンゴムを単独で用い、ゴム成分100重
量部に対して、発泡剤として4,4'−オキシビス(ベ
ンゼンスルホニルヒドラジド)を2重量部〜10重量部
配合している。またさらに、エピクロルヒドリンゴム1
00重量部に対して、老化防止剤を3重量部〜7重量部
以下配合し、エピクロルヒドリンゴム100重量部に対
して、ハイドロタルサイトを3重量部〜7重量部配合し
た導電性発泡ゴム組成物より成形している。
【0029】上記配合としたゴム組成物は混練した後、
押出機で円筒状に押し出して予備成形し、これを所定寸
法に裁断して予備成形体を得ている。この予備成形体を
加硫缶に投入し、化学発泡剤がガス化して発泡すると共
に、ゴム成分が架橋する温度で加硫している。加硫処理
の条件はゴム成分、化学発泡剤、加硫剤等の添加剤の種
類や配合比によって異なり、適宜調整される。この加硫
成形された円筒形状の導電性ロール1の中空に金属製の
シャフトからなる芯金(φ6mm)を挿入し、研磨する
と共にカットして仕上げている。
【0030】上記導電性発泡ゴム組成物より成形した導
電性ロール1は、発泡剤として4,4'−オキシビス
(ベンゼンスルホニルヒドラジド)を上記割合で配合
し、スポンジ化することにより、シェアE硬度を20以
上50以下とし、セル径が100μm以下としている。
これより、導電性ロール1は転写ロールなどのニップ幅
を必要とする部材としても用いることができ、硬度のバ
ラツキが画面に悪影響を与える事態も防止できる。
【0031】また、導電性ロール1は、エピクロルヒド
リンゴムに上記割合で老化防止剤とハイドロタルサイト
を配合しているため、ロール表面のオゾン劣化を防止
し、酸化皮膜による高抵抗層の発生を抑えることがで
き、連続通電後の電気抵抗の電圧変動を小さくすると共
に、感光体汚染を防止することができる。従って、導電
性ロール1は、現像ローラ、帯電ローラ、カラー複写機
あるいはカラープリンター用転写ローラ等の導電性ロー
ルとして好適に用いることができる。
【0032】「実施例」実施例1〜5および比較例1〜
7について、表1に記載の配合を常法により混練、押
出、加硫、成形加工、研磨してシャフト径φ6mm、ロ
ール外径φ12mm、ゴム長さ220mmの導電性ロー
ルを作成し、下記に示す試験を行った。詳しくは、表1
の配合をニーダーに投入し、100℃で、1〜20分程
度混練りした後、ゴム混練装置より押し出した。次い
で、予備成形体を160℃、30分加硫した後、金属製
のシャフト径(φ6mm)を挿入し、研磨、カットし
て、導電性ゴムロール(外径φ12mm、長さ220m
m)を作成した。実施例および比較例で得られた試験結
果を表1に示す
【0033】
【表1】
【0034】表1中の上段の各配合の数値単位は重量部
である。ロール抵抗の値の数値は(logΩ(常用対数
値))であり、セル径の数値単位はμmである。なお表
1中にて使用した原材料名の原材料種および製造元を下
記の表2に示す。
【0035】
【表2】
【0036】「実施例1乃至実施例5」実施例1乃至実
施例5はいずれも、本発明の組成物及び本発明の導電性
ロールである。すなわち、実施例1〜実施例5はエピク
ロルヒドリン単独をポリマーとして用い、このポリマー
100重量部に対して、4,4'−オキシビス(ベンゼ
ンスルホニルヒドラジド)(原材料名:ネオセルボンN
1000SW)を3重量部以上10重量部以下配合し、
老化防止剤を3重量部〜7重量部配合し、さらにハイド
ロタルサイトを1重量部以上5重量部以下含有すること
により、ショアE硬度を20以上50以下とし,かつセ
ル径を100μm以下、10μm以上としている。
【0037】「比較例1乃至比較例7」比較例1乃至比
較例5は本発明の範囲外の組成物及び導電性ロールの例
である。 すなわち、比較例1〜比較例5は、エピクロ
ルヒドリン単独をポリマーとして用いているが、比較例
1及び比較例2は、発泡剤として4,4'−オキシビス
(ベンゼンスルホニルヒドラジド)を使用していない。
比較例3及び比較例4は発泡剤として4,4'−オキシ
ビス(ベンゼンスルホニルヒドラジド)を使用している
が、その配合量が本発明の範囲より多い。比較例5は老
化防止剤の配合量は本発明の範囲より少ない。比較例6
はハイドロタルサイトを配合していない。比較例7はハ
イドロタルサイトの配合量が本発明の範囲よりも多い。
【0038】上記実施例1乃至実施例5、比較例1乃至
比較例7のゴムロールを、連続通電試験前後の電気抵抗
測定、硬度、電気抵抗値、感光体汚染の有無、オゾン劣
化及びセル径に関して以下の様に試験及び/又は評価し
た。
【0039】「連続通電試験前後の電気抵抗測定」15
℃、10%雰囲気下で、図2に示すように、芯金2を通
した導電性ロール1をアルミドラム3上に当接搭載し、
電源4の+側に接続した内部抵抗r(10KΩ)の導線
の先端をアルミドラム3の一端面に接続すると共に電源
4の一側に接続した導線の先端を導電性ロール1の他端
面に接続して通電を行った。上記電線の内部抵抗rにか
かる電圧を検出し、検出電圧Vとした。この装置におい
て、印加電圧をEとすると、ロール抵抗RはR=rXE
/(V−r)となるが、今回−rの項は微少とみなし、
R=rXE/Vとした。芯金2の両側に500gずつの
荷重Fをかけ、アルミドラム3を回転させることで導電
性ロール1を30rpmで回転させた状態で、印加電圧
Eを2KV、100時間連続で通電試験を行った。また
通電前のロール抵抗と上記通電後の抵抗を同様の装置を
用い、印加電圧100Vと1000Vで測定しその抵抗
差△R(100V−1000V)を求めた。なお上記抵抗
値の差△R(100V−1000V)は、両者の抵抗値を
常用対数値で記載した時の、両者の常用対数値の値の差
で表記し、その値が0.3以下であるのが好ましい。
【0040】「硬度(ショアE)」23℃、55%の環
境中で、左右の軸部に500gの荷重をかけ、ショアE
硬度計にて硬度測定を行った。
【0041】「感光体汚染」導電性ロールを感光体に5
00gの荷重で押しつけ、40℃、90%RH下に2週
間放置し感光体表面の汚染を目視にて確認した。表1
中、○:感光体表面の汚染が目視にて確認されない場合
は、×:感光体表面の汚染が目視にて確認されない場
合、を示す。
【0042】「オゾン劣化試験」40℃、50pph
m、96時間、10%伸長で切断の有無を調べた。表1
中、○:切断の無い場合、×:切断が有る場合、を示
す。
【0043】「セル径」導電性ロールの断面を倍率×1
00で写真に撮り、セル径の最大径と最小径を調べた。
表1にセル径の最大径(μm)を示す。
【0044】「判定」上記測定及び試験結果から、総合
評価を判定として示し、従来よりも各種の面で優れてい
た場合を○とし、従来と同等あるいは劣る場合は×とし
た。
【0045】表1に示される様に、実施例1及び実施例
2の配合と比較して、発泡剤として4,4'−オキシビ
ス(ベンゼンスルホニルヒドラジド)を使用していない
点のみが異なる比較例1及び比較例2の場合、比較例1
は硬度(シェアE)が51と50より大きくなってしま
い、比較例1及び比較例2共にセル径最大値が100μ
mを大きく越えてしまった。比較例3は、発泡剤として
4,4'−オキシビス(ベンゼンスルホニルヒドラジ
ド)を使用しているが、その使用量が本発明に規定され
た量よりも少ないため、硬度(シェアE)が51と50
より大きくなってしまった。逆に、比較例4は発泡剤と
して4,4'−オキシビス(ベンゼンスルホニルヒドラ
ジド)を使用しているが、その使用量が本発明に規定さ
れた量よりも多いため、感光体汚染が生じてしまった。
比較例5は老化防止剤の配合量が少ないため、ロール表
面が酸化劣化し、高抵抗層が形成され低電圧領域(10
0V)で抵抗が高くなり、連続通電試験後の電圧変動が
大きくなってしまった。比較例6はハイドロタルサイト
を配合していないために、感光体汚染が生じてしまっ
た。比較例7はハイドロタルサイトの配合量が多いため
に、硬度(シェアE)が51と50より大きくなってし
まった。
【0046】一方、実施例1乃至実施例5の導電性ロー
ラは、連続通電試験前後の電気抵抗測定値の差異が0.
16〜0.19と0.3よりも小さく、硬度(シェア
E)も26〜47で適切な範囲内(20〜50)であ
り、さらに感光体汚染及びオゾン劣化も全く無く、セル
径最大値も83〜92μmであり、表1中、判定の結果
が実施例1乃至実施例5について全て○であることに示
される様に、実施例の導電性ロールは全て優れた導電性
ロールであることが確認された。
【0047】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の導電性発泡組成物によれば、イオン導電性のポリマー
であるエピクロルヒドリンゴムをゴム成分として用いて
いるので、電気抵抗がばらつくという問題がない。ま
た、発泡剤として4,4'−オキシビス(ベンゼンスル
ホニルヒドラジド)を適切な規定量にて使用しているの
で、硬度(シェアE)が20〜50であって、セル径最
大値が100μm以下のロールが得られ、感光体汚染も
防止される。従って、転写ロールなどのニップ幅を必要
とする部材にも応用することができる。またセル径分布
のシャープなスポンジが得られるので、硬度のバラツキ
が画像に与える悪影響が防止される。
【0048】さらには、従来にはそのオゾン劣化試験結
果が良好であることから、老化防止剤の配合が不要であ
るか又はごく少量の配合であったエピクロルヒドリン
に、大量の老化防止剤を配合することにより、ロール表
面の酸化被膜による高抵抗層の発生を抑えることがで
き、これにより、連続通電後の抵抗変動が小さい導電性
ロールとすることができる。よって、本発明の導電性ロ
ールによると、カラー画像を得るため、使用する電圧が
大きくなり、発生するオゾンの量も増加傾向にある現在
の状況においては、オゾン試験では良好なエピクロルヒ
ドリンを用いた導電性ロールであっても、その表面が酸
化劣化を起こし、高抵抗層が形成され、その結果、低電
圧領域で抵抗が高くなる現象が起こり画像不良が生じる
という不都合を防止できる。
【0049】また、本発明は、エピクロルヒドリンゴム
に対しハイドロタルサイトを適切な範囲で配合している
ので、加硫阻害および感光体汚染を防止する効果があ
る。
【0050】上記の理由により、本発明のゴム組成物の
成形加工品の一例である導電性ローラは、レーザービー
ムプリンター、複写機、ファクシミリ,ATMなどのO
A機器における電子写真装置の導電性機構に使用される
導電性ローラなどに極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の導電性ロールの概略図である。
【図2】 導電性ロールのロールの電気抵抗の測定方法
を示す図である。
【符号の説明】
1 導電性ロール 2 芯金 3 アルミドラム 4 電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16C 13/00 F16C 13/00 E 4J002 G03G 15/02 101 G03G 15/02 101 15/08 501 15/08 501A 501D 15/16 103 15/16 103 // G03G 15/00 550 15/00 550 Fターム(参考) 2H071 BA43 DA06 DA08 DA09 2H077 AC04 AD06 FA12 FA21 FA25 2H200 HA01 HA28 HB12 HB45 HB46 HB47 JA01 JA25 JA26 JA27 MA03 MA08 MA17 MB01 MC02 3J103 AA02 AA12 AA32 BA41 EA02 EA11 FA07 FA18 GA02 GA57 GA58 GA60 HA03 HA12 HA53 HA60 4F074 AA76A AC24 AC27 AG03 BA18 CA22 4J002 CH041 DE287 EV286 FD038 FD326 GQ00

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エピクロルヒドリンゴム100重量部に
    対して、4,4'−オキシビス(ベンゼンスルホニルヒ
    ドラジド)を2重量部〜10重量部、老化防止剤を3重
    量部〜7重量部、ハイドロタルサイトを1重量部〜5重
    量部配合していることを特徴とする導電性発泡ゴム組成
    物。
  2. 【請求項2】 芯金及び導電性発泡体からなる導電性ロ
    ールであって、該導電性発泡体は請求項1に記載の導電
    性発泡ゴム組成物を上記芯金を組み込める大きさに成形
    し加硫した導電性発泡体からなり、シェアE硬度が20
    〜50以下であり、最大セル径が100μm以下、最小
    セル径が10μm以上である導電性ロール。
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