JPH1080892A - 滑動案内制御装置 - Google Patents

滑動案内制御装置

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JPH1080892A
JPH1080892A JP21910797A JP21910797A JPH1080892A JP H1080892 A JPH1080892 A JP H1080892A JP 21910797 A JP21910797 A JP 21910797A JP 21910797 A JP21910797 A JP 21910797A JP H1080892 A JPH1080892 A JP H1080892A
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control
robot arm
sliding guide
robot
control device
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JP21910797A
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Schubert Gerhard
シューベルト ゲルハルト
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Gerhard Schubert GmbH
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Gerhard Schubert GmbH
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/10Programme-controlled manipulators characterised by positioning means for manipulator elements
    • B25J9/109Programme-controlled manipulators characterised by positioning means for manipulator elements comprising mechanical programming means, e.g. cams
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J19/00Accessories fitted to manipulators, e.g. for monitoring, for viewing; Safety devices combined with or specially adapted for use in connection with manipulators
    • B25J19/06Safety devices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 滑動案内制御装置において、ロボットアーム
の作業範囲を制限して、ロボットの現時点において設定
されている作業範囲を明確に認識できるようにするとと
もに、この装置を変更することによって作業範囲を簡単
かつ低コストで変更できる滑動案内制御装置を提供す
る。 【解決手段】 複数の部分を有するロボットアーム
(6)の作業範囲を制限する滑動案内制御装置を二次元
の第1制御開口(3)を少なくとも一つ形成したプレー
ト状制御滑動案内部材(2)によって構成する。制御突
出部(5)を制御開口(3)内で運動可能にするととも
に、制御開口(3)の縁部によってその可能な運動を制
限する。ロボットアームの各部分にこれらと一体運動で
きるように制御突出部(5)を結合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はロボットアームの作
業範囲を制限する滑動案内制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ロボットアームは、典型的には、複数の
アーム部分、例えば上アーム部分と下アーム部分を有す
る。ロボットアームの機能部分は相互に運動可能であ
る。例えば、上下のアーム部分を相互に垂直に配置する
一方、これら両部分のそれぞれを長手方向に伸縮自在に
しておくことができる。
【0003】別の構造のロボットアームも多用されてい
るが、ロボットハウジングの主取り付け部に対して回動
自在に上アーム部分を取り付け、上アーム部分の自由端
部に対して回動自在に下アーム部分を固定する。この構
成の場合、上下のロボットアームは同一面内で、あるい
は相互に平行な面内で、ロボットアームの作業面になる
面内で回動可能である。さらに、例えば、ロボットアー
ムの下アーム部分の自由端部に設けた機能部分はロボッ
トアームの作業面に対して横断方向においても運動可能
である。この場合、これら機能部分は複数の部分からな
る形に相互接続した個々の部分で構成する。
【0004】ロボットアームを備えたこの種のロボット
は多数の異なる状態で使用することができ、例えば包装
工場などでは、包装ラインの範囲内で、包装ラインにそ
って連続的に、あるいは複数の場所に配置することがで
きる。また、包装ライン上のある場所に、包装ラインの
動作方向に平行併置関係で複数のロボットを配置するこ
ともできる。
【0005】このような状態では、作業面内において理
論的に可能なロボットアームの作業範囲を特定の作業範
囲、即ちロボットアーム作業面内の所定ウインドウに制
限することによって、ロボットアームが周辺機器、特に
このアームに隣接して、あるいはこのアーム付近に配置
されている他のロボットアームに衝突することを防止す
る必要がたびたび生じる。
【0006】使用するロボットは大量生産装置であるた
め、個々の状態に応じて実際に望まれる実際の作業範囲
は特定の設置状態、即ち機器周辺に対してロボットを配
置する正確な位置に応じて、予め決定されるものであ
る。
【0007】例えば、ロボットアームの各機能部分、即
ち上アーム部分、下アーム部分、およびロボットアーム
の作業面に対して横断方向に運動可能な他の機能部分の
運動範囲をその運動についてプログラミングすることに
よって制限すると、ロボットアームの各機能部分に関し
て可能な運動を与えることによって、所望作業範囲を設
定できる。
【0008】ところが、特にオペレーターや、このよう
なロボットの設置場所からみて、既存のプログラムを使
用して、ロボットアームの実際に設定された作業範囲を
確認することが難しい場合が多い。従って、周辺機器部
分にロボットアームが衝突しないようにロボットを設置
することが難しくなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、滑動
案内制御装置において、ロボットアームの作業範囲を制
限して、ロボットの現時点において設定されている作業
範囲を明確に認識できるようにするとともに、この装置
を変更することによって作業範囲を簡単かつ低コストで
変更できる滑動案内制御装置を提供することにある。
【0010】本発明の別な課題は、構造が簡単で、動作
信頼性も高く、しかも多様な用途で使用できる制御装置
を提供することにある。
【0011】本発明のさらに別な課題は、ロボットアー
ムの運動を制御して、複雑な作業手順に頼らなくても、
ロボットアームの運動に関する設定範囲を広くできる制
御装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】すなわち、上記課題やそ
の他の課題を解決するために、本発明はプレート状制御
滑動案内手段を備え、かつ二次元の第1制御開口を少な
くとも一つ有するロボットアームの作業範囲を制限する
滑動案内制御装置を提供するものである。一体運動でき
るようにロボットアームの部品に接続した制御突出部を
制御開口内で運動可能にし、制御開口の縁部によって制
御開口内において可能な運動に関して、形を固定したま
ま制限する。
【0013】
【作用および効果】本発明の好適な実施例の以下の詳細
な説明から明らかになるように、本発明の構造によれ
ば、極めて簡単な構成、即ち二次元構成の制御滑動案内
手段を実現できる。特に、この案内手段に形成した制御
開口が面になり、これとともにプレート状制御滑動案内
手段それ自体になる。従って、制御システムのプログラ
ミングに精通していない作業員によっても制御滑動案内
手段を交換することができる。また、制御開口の位置を
移動し、その大きさを加減することによって制御滑動案
内手段を変位させることができる。さらに、制御開口の
縁部をフライス切削によって加工した形状の異なる制御
滑動案内手段を取り付けるかわりに、金属ストリップな
どの部材を取り付けることによって、制御滑動案内手
段、特にその制御開口を暫定的に個々に変位させること
によって、ロボットアームの作業範囲を変更することも
可能である。また、ロボットアームの作業中に、制御滑
動案内手段を手動変位させると、制御開口の変位位置
の、ロボットアームの作業範囲変更に対する効果を直接
チェックできる。
【0014】
【具体的構成】共通作業面におけるロボットアームの運
動を与えるロボットアーム部分間などの運動が制御突出
部の運動に変換され、制御突出部の運動がロボットアー
ムの、一定の尺度に応じて縮小された運動になる場合
に、本発明装置を使用するのが特に有利である。この結
果、制御滑動案内手段における制御開口の縮尺形状が、
例え鏡像関係であっても、ロボットアームの作業範囲の
形状になる。このように、制御滑動案内手段における制
御開口の変化と、この変化によって生じるロボットの作
業範囲の変化との間にある関係を確実に視覚化できるた
め、装置オペレーターは作業手順を確実にモニターでき
る。
【0015】この点で重要なことは、ロボットアームの
各機能部分の運動が制御突出部の平行運動にならないよ
うにし、この結果として、制御突出部の二次元運動に、
また歪曲された、あるいは歪んだ一次元運動にならない
ようにすることである。
【0016】本発明の特に簡単な実施例では、制御突出
部を運動させる機能要素に直接、場合によっては一体的
にロボットアームの各部分を結合する。制御滑動案内手
段とロボットアームが相互に離間している場合、機械
的、空気圧的及び/又は電気的補助手段を利用して、上
記以外の任意の運動結合効果を得ることが可能である。
【0017】プレート状制御滑動案内手段に対する制御
突出部の動作からみて特に簡単な機械的構造では、制御
突出部を平行四辺形レバーの角部に設けるが、このレバ
ーは装置ハウジング内において上記角部に対向する角部
で回動自在ではあるが、ハウジングに対しては静止関係
で取り付けるものである。この平行四辺形レバーは、こ
こでは伝達辺と呼ぶことにする第1辺および第2辺を有
し、これら伝達辺は、平行四辺形レバーを装置ハウジン
グに取り付ける固定回動軸から延設する。また、ロボッ
トアームの上下アーム部分にこれらと一体運動できるよ
うに、伝達辺を結合する。
【0018】ロボットアームの運動面に対して横断方向
に運動可能にさらに別な運動要素をロボットアームの端
部に設け、その運動を本発明装置によって制限する場
合、これは、ロボットアームの運動面に対して横断方向
の運動を第2制御突出部の運動に変換し、上記の第1制
御滑動案内手段面内における制御滑動案内手段に対して
この第2制御突出部を運動させれば実現できる。例えば
この運動としては、第2制御突出部を受け取る第2制御
開口に第2制御突出部を係合する回動運動であればよ
い。第2制御開口としては、幅が第2制御突出部の幅に
対応する弧状スロットを使用できる。好ましい特徴によ
れば、第1制御突出部を作動させる平行四辺形レバーの
上記固定回動軸を第2制御突出部の回動点とすることが
できる。
【0019】このように、相互に運動可能な上下アーム
部分を有し、また上下アーム部分の面に対して横断方向
に変位可能な把握ないし把持部分を有するロボットアー
ムの場合、制御装置の領域内で上記固定回動軸を中心に
して相互に同心円関係で三つの伝達辺を取り付け、相互
に独立して回動自在にし、またこれらに対応するロボッ
トアーム部分にこれらと一体運動できるように単に結合
すればよい。
【0020】さらに、本発明の別な特徴によれば、ロボ
ットが作業する外周部に対してロボット全体を変位さ
せ、例えば、これによってロボットが把握すべき製品を
搬送する幅広のコンベヤベルトに対してロボットの作業
範囲を変更することができる。
【0021】この場合、ロボットハウジングに滑動案内
制御装置を設け、ロボット全体を運動させるさいに、ハ
ウジングと一体的に変位するようにすると、ロボットの
作業範囲を特に簡単に粗調節でき、また微調整する場合
には、本発明の制御装置で制御すればよい。
【0022】本発明の別な好ましい特徴によれば、プレ
ート状制御滑動案内手段を回動により、制御動作を行な
う制御位置からロボットアームが全運動範囲で運動可能
な解除位置に移動させることができる。この解除位置で
は、プレート状制御滑動案内手段を交換することができ
る。
【0023】また、制御滑動案内手段は、ロボットのハ
ウジングに対してその面の両方向において変位可能かつ
調節可能である。
【0024】本発明の上記以外の目的、特徴および作用
・効果は、発明の好ましい実施例に関する以下の説明か
ら理解できるはずである。
【0025】
【実施例】本発明による制御装置とともに使用する、複
数の部分を有するロボットアームを示す概略平面図であ
る図1について説明すると、参照符号20は、複数の部
分を有するロボットアーム6の作業範囲を制限する滑動
案内制御装置1を設けたロボット全体を示す。ロボット
アーム6は固定軸11を中心にして回動する上アーム部
分7と、この上アーム部分7に対して回動自在に取り付
けた下アーム部分8を有する。
【0026】上アーム部分7と下アーム部分8の一次元
運動が、例えば、ロボットアームが把持すべき製品を搬
送するコンベヤベルトに対して平行で、かつその上に位
置するロボットアームの作業面を与える。下に搬送され
てくる製品を取り上げることができるように、下アーム
部分8の自由端部にテレスコピックに伸縮自在な部材9
を設ける。この部材はロボットアーム6の作業面に対し
て横切って繰り出し可能であり、その端部に各製品を取
り上げる取り上げ機(図示省略)を設ける。
【0027】上アーム部分7は、適当な駆動手段(図示
省略)によってロボットアーム6の取り付け支持体の平
行四辺形軸11に対して回動し、下アーム部分8は、復
動空気圧シリンダー装置18などの適当なアクチュエー
ターによって上アーム部分7に対して回動する。伸縮自
在な部材9を対象とするアクチュエーターや駆動システ
ムの図示は省略する。
【0028】既に述べた理由により、伸縮自在な部材9
によって表されるロボットアーム6の自由端部について
は、四つの角部符号A〜Dによって表される所定の作業
領域、即ち作業範囲19を単にカバーできればよい。こ
のために、平行四辺形レバー10をロボットアーム6に
これと一体運動できるように結合する。この平行四辺形
レバー10の面から図の紙面に対して垂直方向に、例え
ば図において上向き方向に第1制御突出部5が突出す
る。
【0029】参照符号2は、破線で示され、そして平行
四辺形レバー10の上方において平行四辺形レバー10
に対して平行に設けられた破線の全体がプレート状の制
御滑動案内手段2を示す。このプレート状制御滑動案内
手段2は、以下詳細に説明するように、依然として制御
突出部5との共同作業が可能なレベルに設ける。プレー
ト状制御滑動案内手段2は、図面の上縁部である制御滑
動案内手段2の後縁部を中心にして、この案内手段が平
行四辺形レバー10に対して平行になる面から図示のよ
うに回動すると、解除状態になる。
【0030】なお、制御滑動案内手段2は単に破線で示
してあるが、制御突出部5の突出する方向に応じて、制
御突出部5と共同作業するように、平行四辺形レバー1
0の上方に設けるのが一般的である。
【0031】制御滑動案内手段2には第1制御開口3お
よび第2制御開口4を形成するが、これら制御開口は、
以下詳しく説明するように、上記制御突出部5および別
な制御突出部5′と共同作業できるものである。
【0032】平行四辺形レバー10は、図面の紙面から
実質的に垂直方向に直立し、しかもロボット20に対す
る位置が不変である固定平行四辺形軸11を中心にして
回動自在に取り付ける。平行四辺形レバー10は、平行
四辺形11から離れるように延長し、しかも軸11を中
心にして独立して回動自在な第1辺12および第2辺1
3を有している。以下、これら第1辺12および第2辺
13を伝達辺と呼ぶことにする。
【0033】第1伝達辺12および第2伝達辺13の端
部に第1受動辺16および第2受動辺17を回動自在に
設けるが、これら受動辺については、端部を回動自在に
結合して、平行四辺形軸11に対向するこれらの相互結
合点で、上向きに突出する制御突出部5を支持する。
【0034】伝達辺12および13は、ロボットアーム
6の上アーム部分7および下アーム部分8にこれらと一
体運動できるように結合する。
【0035】図示の構造では、第1伝達辺12と一体化
した上アーム部分7が、上記したように、同時にロボッ
ト20のハウジングに対するロボットアーム6の取り付
け支持体になる平行四辺形軸11を中心にして回動でき
るにようになっている。なお、上アーム部分7と第1伝
達辺12を一体化しないで、適当な方法でこれらを結合
する手段を使用して、運動を伝達するようにしてもよ
い。
【0036】上アーム部分7に対する下アーム部分8の
相対運動が第2伝達辺13に作用するように、第2伝達
辺13を下アーム部分8に制御可能に結合する。
【0037】より詳しく説明すると、空気圧シリンダー
装置18によって下アーム部分8を上アーム部分7に対
して回動する。下アーム部分8を作動するピストンロッ
ド(図示省略)を適当な結合辺部分を介して第2伝達辺
13に結合するか、あるいは下アーム部分8を第2伝達
辺13に直接結合することによって、伝達辺13が回動
すると、下アーム部分8とともに回動する。
【0038】プレート状制御滑動案内手段2に、制御突
出部5が上向きに突出する開口面をもつほぼ矩形の第1
制御開口3を形成することによって、ロボットアーム6
の作業領域、即ち作業範囲19を設定する。従って、制
御突出部5が第1制御開口3の領域の外部に突出するこ
とがなくなるため、ロボットアーム6の自由端部、即ち
伸縮自在な部材9も、第1制御開口3に対応する作業範
囲19の外部に繰り出すことがなくなる。
【0039】さらに、伸縮自在な部材9の行程高さにつ
いても制限する。このために、第1制御開口3の領域外
に延長し、しかも端部で第2制御突出部5′を支持する
さらに別な、独立して回動可能な第3の伝達辺14を平
行四辺形軸11に設ける。適当な運動結合手段(図示省
略)によって第3伝達辺14を伸縮自在な部材9の運動
に結合する。制御突出部5と同様に、制御突出部5′
も、制御滑動案内手段2の面内を上向きに突出するもの
である。制御突出部5′の回動を許すために、制御滑動
案内手段2には、平行四辺形軸11周囲に弧状スロッ
ト、即ち第3伝達辺14の回動点として第2制御開口
4′を形成する。弧状の第2制御開口4′が形成する角
度のあるセグメントの大きさによって、図の紙面に垂直
な方向における伸縮自在な部材9の運動範囲が定まる。
【0040】制御装置全体を制御動作から解除するさい
には、制御滑動案内手段2を上向きに回動し、制御突出
部5および5′との係合を外せば容易に解除できる。こ
の場合、ロボットアーム6は再び作業範囲が最大の大き
さになるが、これはその寸法決定およびその機械制御に
よって可能である。
【0041】以上の説明から、ロボットアーム6の個々
の部分の運動が制御突出部5において、完全には平行に
ならない制御開口3内運動を発生するように、ロボット
アーム6の全部分、例えば共通作業面内においてロボッ
トアーム6の自由端部の運動を引き起こす上下アーム部
分7および8と一体に運動するように、これらに制御突
出部5を結合することを理解できるはずである。また、
制御滑動案内手段2を着脱自在にロボットに設けること
ができるだけでなく、その作業位置から回動させること
によって、制御突出部5および5′との係合を解除でき
ることも理解できるはずである。さらに、平行四辺形軸
11およびロボットアーム6の上アーム部分7の回動軸
は、ロボット20のハウジング内において空間的に離し
て設けることも可能である。
【0042】発明の原理を例示することのみを目的とし
て本発明による上記装置を説明してきたが、発明の精神
および範囲から逸脱することなく、各種の変更や改変が
可能であることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複数の部品を有するロボットアームを
示す概略平面図である。
【符号の説明】
1・・・滑動案内制御装置 2・・・制御滑動案内手段 3・・・第1制御開口 4・・・第2制御開口 4′・・・第2制御開口 5・・・制御突出部 5′・・・第2制御突出部 6・・・ロボットアーム 7・・・上アーム部分 8・・・下アーム部分 9・・・伸縮自在な部材 10・・・平行四辺形レバー 11・・・固定軸 12・・・第1伝達辺 13・・・第2伝達辺 14・・・第3伝達辺 16・・・第1受動辺 17・・・第2受動辺 18・・・空気圧シリンダー装置 20・・・ロボット

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の部分を有するロボットアーム
    (6)の作業範囲を制限する滑動案内制御装置におい
    て、 プレート状制御滑動案内手段(2)に二次元の第1制御
    開口(3)を少なくとも一つ形成し、そして制御開口
    (3)の縁部によって、制御開口(3)内で運動可能な
    制御突出部(5)をその可能な運動形状を制限するとと
    もに、ロボットアーム(6)の各部分にこれらと一体運
    動するように制御突出部(5)を結合したことを特徴と
    する滑動案内制御装置。
  2. 【請求項2】 共通作業面内においてロボットアームの
    自由端部の運動を引き起こすロボットアーム(6)の全
    部分(7、8)に、これらと一体運動するように制御突
    出部(5)を結合し、ロボットアーム(6)の各部分
    (7、8)の運動が完全には平行にならないように、こ
    の各部分(7、8)の運動が制御突出部(5)におい
    て、制御開口(3)内の運動を発生するようにしたこと
    を特徴とする滑動案内制御装置。
  3. 【請求項3】 ロボットアーム(6)の各部分に制御突
    出部(5)を制御可能に結合して、制御突出部(5)の
    運動がロボットアーム(6)の作業面内(19)にある
    自由端部が、縮小された運動をするようにした請求項1
    または2の滑動案内制御装置。
  4. 【請求項4】 制御滑動案内手段(2)、および第1制
    御開口(3)が平坦である請求項1〜3のいずれかの滑
    動案内制御装置。
  5. 【請求項5】 制御滑動案内手段(2)、および制御開
    口(3)をロボットアーム(6)の作業面(19)面内
    に配置した請求項1〜4のいずれかの滑動案内制御装
    置。
  6. 【請求項6】 平行四辺形レバー(10)の角点からこ
    の平行四辺形レバー(10)の面に対して横断方向に制
    御突出部(5)を立ち上げ、上記角点に対向するヒンジ
    角点を固定点に取り付けられた平行四辺形軸(11)と
    し、平行四辺形軸(11)から延長する上記平行四辺形
    レバーにおける二つの伝達辺である第1および第2伝達
    辺(12、13)をロボットアーム(6)の上記複数の
    部分のうちの二つの部分のそれぞれにこれらと一体運動
    するように結合した請求項1〜5のいずれかの滑動案内
    制御装置。
  7. 【請求項7】 上アーム部分(7)を第1伝達辺(1
    2)と一体化するとともに、下アーム部分(8)を第2
    伝達辺(13)に対して平行関係で回動する請求項6の
    滑動案内制御装置。
  8. 【請求項8】 第3伝達辺(14)を平行四辺形軸(1
    1)を中心にして回動可能にするとともに、ロボットア
    ーム(6)の第3部分にこれと一体運動するように結合
    し、この第3アーム部分をロボットアーム(6)の作業
    面(19)を横断する方向に運動可能にした請求項1〜
    7のいずれかの滑動案内制御装置。
  9. 【請求項9】 第3伝達辺(14)の自由端部におい
    て、制御滑動案内手段(2)の作業面に対して横断方向
    に第2制御突出部(5′)を設け、平行四辺形軸(1
    1)に対する制御突出部(5′)の可能な弧状運動に対
    応する弧状の第2制御開口(4′)を制御滑動案内手段
    (2)に設け、制御突出部(5′)の可能な運動を上記
    第2制御開口により制限する請求項8の滑動案内制御装
    置。
  10. 【請求項10】 制御滑動案内手段(2)を回動により
    その作業面から引き離すことを可能にした請求項1〜9
    のいずれかの滑動案内制御装置。
  11. 【請求項11】 制御滑動案内手段(2)を着脱自在に
    ロボットに設けた請求項1〜10のいずれかの滑動案内
    制御装置。
  12. 【請求項12】 平行四辺形軸(11)、およびロボッ
    トアーム(6)の上アーム部分(7)の回動軸をロボッ
    ト(20)のハウジング内において空間的に離して設け
    た請求項6〜11のいずれかの滑動案内制御装置。
  13. 【請求項13】 ロボットアーム部分の運動を、平行四
    辺形軸(11)においてロボット(20)のハウジング
    の取り付け支持体に対し、機械的に伝達する請求項12
    の滑動案内制御装置。
  14. 【請求項14】 ロボット(20)全体を滑動案内制御
    装置(1)と一緒に運動可能にするとともに、特にその
    作業面(15)の少なくとも1方向に滑動可能にした請
    求項1〜13のいずれかの滑動案内制御装置。
JP21910797A 1996-07-31 1997-07-30 滑動案内制御装置 Pending JPH1080892A (ja)

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DE29613275U DE29613275U1 (de) 1996-07-31 1996-07-31 Kulissensteuerung
DE29613275.6 1996-07-31

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