JP2001063663A - スクータ型自動二輪車 - Google Patents

スクータ型自動二輪車

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JP2001063663A
JP2001063663A JP24597499A JP24597499A JP2001063663A JP 2001063663 A JP2001063663 A JP 2001063663A JP 24597499 A JP24597499 A JP 24597499A JP 24597499 A JP24597499 A JP 24597499A JP 2001063663 A JP2001063663 A JP 2001063663A
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fuel tank
fuel
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Yukihiro Furuyama
幸弘 古山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホイールベースが長くなるのを阻止しなが
ら、足乗せ台の近傍に搭載した燃料タンクから燃料を供
給できるようにする。 【解決手段】 操向ハンドル30と運転者用シート25
との間に断面山形状のカバー本体32を設ける。カバー
本体32の車幅方向の中央部の内側に燃料タンク35を
収納する。この燃料タンク35の側方であって足載せ台
31の下方に、燃料供給用の電磁式燃料ポンプ36を配
設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は、燃料を電磁式燃料
ポンプによってエンジンに供給するスクータ型自動二輪
車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、スクータ型自動二輪車は、エンジ
ンを有するユニットスイング式動力ユニットの上方に燃
料タンクを配設し、この燃料タンクから燃料を負圧式燃
料ポンプによって前記エンジンの気化器に供給する構造
を採っている。
【0003】前記負圧式燃料ポンプは、吸気通路内に生
じる吸気の脈動を利用して燃料を吸入し、吐出する構造
を採り、吸気負圧を導き易くするとともに吐出燃料の圧
損が小さくなるように気化器の近傍に配置している。
【0004】一方、この種のスクータ型自動二輪車とし
ては、操向ハンドルとシートとの間に、断面山形状のカ
バーと、このカバーの左右両側で略水平に延びる足載せ
台とを設けたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】発明者らは、操向ハン
ドルとシートとの間に設けた断面山形状のカバーの内側
を燃料タンク収容空間とし、この空間に大型の燃料タン
クを配置することを考えた。
【0006】しかし、上述したように燃料タンクを配置
すると、燃料タンクの位置が気化器より低くなるから、
負圧式燃料ポンプでは燃料を気化器に供給することがで
きなくなってしまう。このような不具合を解消するため
には、負圧式燃料ポンプの代わりに電磁式燃料ポンプを
使用することが考えられる。
【0007】電磁式燃料ポンプを採用するためには、こ
れを配設する位置が問題になる。これは、電磁式燃料ポ
ンプは相対的に大きな部品だからである。例えば、電磁
式燃料ポンプを負圧式燃料ポンプの代わりに気化器の近
傍に配置する構造を採るためには、ユニットスイング式
動力ユニットを車体の後方へ移動させて気化器の周囲に
空間を広く形成しなければならない。このように前記動
力ユニットの搭載位置を変更すると、ホイールベースが
不必要に長くなってしまう。
【0008】本発明はこのような目的を解消するために
なされたもので、ホイールベースが長くなるのを阻止し
ながら、足乗せ台の近傍に搭載した燃料タンクから燃料
を供給できるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明に係るスクータ型自動二輪車は、操向ハンド
ルとシートとの間に設けた断面山形状のカバーの車幅方
向の中央部の内側に燃料タンクを収納し、この燃料タン
クの側方であって前記足載せ台の下方に、燃料供給用の
電磁式燃料ポンプを配設したものである。
【0010】本発明によれば、足載せ台の下方に形成さ
れるいわゆるデッドスペースを利用して電磁式燃料ポン
プを搭載しているから、電磁式燃料ポンプを配設する空
間を気化器の周囲に形成しなくてよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るスクータ型自
動二輪車の位置実施の形態を図1ないし図4によって詳
細に説明する。図1は本発明に係るスクータ型自動二輪
車の側面図、図2はユニットスイング式動力ユニットの
側面図、図3は気化器の側面図、図4は図1におけるIV
−IV線断面図である。
【0012】これらの図において、符号1で示すもの
は、この実施の形態によるスクータ型自動二輪車であ
る。この自動二輪車1は、後輪2をユニットスイング式
動力ユニット3によって駆動する構造を採っている。
【0013】前記ユニットスイング式動力ユニット3
は、図2に示すように、水冷式4サイクル単気筒エンジ
ン4と、このエンジン4のクランクケース4aに一体的
に形成して後輪2の左側で後方へ延びる伝動ケース5と
を備えている。前記クランクケース4aの上部を、図1
に示すようにリンク機構6によって車体フレーム7に上
下方向に揺動自在に連結し、伝動ケース5の後端部に後
輪2を支持させている。また、伝動ケース5の後端部と
車体フレーム7との間にクッションユニット8を介装し
ている。
【0014】前記エンジン4は、前記クランクケース4
aの車体前側の端部にシリンダボディ4bを軸線が車体
の前方を指向するように接続し、シリンダヘッド4cの
上部に吸気管9を接続するとともに下部に排気管(図示
せず)を接続している。前記吸気管9は、シリンダ4b
の上方で上流端が車体の後方を指向するように屈曲して
おり、上流端に気化器10を接続している。この気化器
10の上流側には、吸気ダクト11を介してエアクリー
ナ12を接続している。
【0015】気化器10は、バタフライ型のスロットル
弁(図示せず)を備えている。このスロットル弁は、弁
軸13の軸線が車幅方向と平行になるようにスロットル
ボディ14に装着してあり、図2に示すように、車体左
側の端部にスロットルワイヤー用プーリ15を取付ける
とともに、図3に示すように、車体右側の端部にスロッ
トル開度検出用センサ16を接続している。このセンサ
16は、ポテンショメータからなり、内蔵した検出用回
転体(図示せず)を前記弁軸13の軸端に同一軸線上に
位置するように接続している。
【0016】このようにスロットル開度検出用センサ1
6を気化器10に取付けることによって、このセンサ1
6が気化器10の重心の近傍、すなわち気化器10がエ
ンジン振動などによって振動するときの振動中心の近傍
にセンサ16が配置される。このため、気化器10にセ
ンサ16を取付けるための取付構造が簡単でよい。この
実施の形態では、スロットル開度検出用センサ16にフ
ランジ16aを設け、このフランジ16aを固定用ねじ
17によって気化器10に固定している。
【0017】前記車体フレーム7は、図1に示すよう
に、ヘッドパイプ21と、このヘッドパイプ21から車
体の後方に延びる上部ダウンチューブ22および下部ダ
ウンチューブ23と、これら両ダウンチューブ22,2
3の後端部に接続した後部フレーム部材24などを備え
ている。この車体フレーム7に運転者用シート25と、
同乗者用シート26と、これら両シート25,26の下
方および車体フレーム7の全体を覆う車体カバー27を
支持させている。
【0018】前記ヘッドパイプ21は、前輪28を回転
自在に支持するフロントフォーク29と操向ハンドル3
0を回動自在に支持している。前記両ダウンチューブ2
2,23と後部フレーム部材24は、何れも車幅方向に
対をなすように設けている。
【0019】前記両ダウンチューブ(4本のダウンチュ
ーブ)22,23は、車体後側の半部を略水平に延びる
ように形成している。下部ダウンチューブ23の前記水
平延在部に、足載せ台31を支持させている。
【0020】前記足載せ台31は、車体カバー27にお
ける操向ハンドル30と運転者用シート25との間の部
位に一体に形成している。詳述すると、足載せ台31
は、図4中に符号32で示す断面山形状のカバー本体の
車幅方向の両端から車幅方向の外側へ略水平に延びると
ともに、図1に示すように、前記カバー本体32ととも
に車体の前後方向へも略水平に延びるように形成してい
る。前記カバー本体32が本発明に係るカバーを構成し
ている。
【0021】足載せ台31の支持は、図4に示すよう
に、下部ダウンチューブに支持板33を立設し、この支
持板33と足載せ台下面との間に図示していないブラケ
ットを介装することによって実施している。この実施の
形態では、前記支持板33やブラケットなどを覆い隠す
ために、足載せ台31の車幅方向の外端部に側部カバー
34を一体に形成している。
【0022】前記カバー本体32の車幅方向の中央部の
内側に燃料タンク35を収納し、この燃料タンク35の
車体左側の側方であって前記足載せ台31の下方に、燃
料タンク35から燃料を前記気化器10に供給するため
の電磁式燃料ポンプ36を配設している。
【0023】前記燃料タンク35の上端部には、給油管
35aを上方に突出するように設けている。この給油管
35aは、前記カバー本体32に一体的に設けた給油管
用ケース37の内部に臨ませている。給油管用ケース3
7の上部には、カバー本体32の上面の一部をなすよう
に湾曲させて形成した蓋体38を開閉自在に取付けてい
る。
【0024】前記電磁式燃料ポンプ36は、前記側部カ
バー34と足載せ台31との間に形成されるデッドスペ
ースに配設し、車体左側の下部ダウンチューブ23に設
けた前記支持板33に図示していないポンプ用ブラケッ
トを介して支持させている。
【0025】図4において支持板の上に設けた符号41
で示すものは、車体前部のラジエータ(図示せず)とエ
ンジン4との間でエンジン冷却水を流通させるための冷
却水用ホースである。また、同図において電磁式燃料ポ
ンプ36とは車幅方向の反対側に設けた符号42で示す
ものは、バッテリーである。
【0026】上述したように構成したスクータ型自動二
輪車1においては、足載せ台31の下方に形成されるデ
ッドスペースを利用して電磁式燃料ポンプ36を搭載し
ているから、電磁式燃料ポンプ36を配設する空間を気
化器10の周囲に形成しなくてよい。このため、このス
クータ型自動二輪車1は、ユニットスイング式動力ユニ
ット3をホイールベースが所望の寸法になるように搭載
することができた。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
磁式燃料ポンプを配設する空間を気化器の周囲に形成し
なくてよいから、ユニットスイング式動力ユニットをホ
イールベースが短くなるように搭載することができる。
しかも、電磁式燃料ポンプを足載せ台の下方のデッドス
ペースに配設しているから、この燃料ポンプによって車
体が大型化することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るスクータ型自動二輪車の側面図
である。
【図2】 ユニットスイング式動力ユニットの側面図で
ある。
【図3】 気化器の側面図である。
【図4】 図1におけるIV−IV線断面図である。
【符号の説明】
1…スクータ型自動二輪車、3…ユニットスイング式動
力ユニット、4…エンジン、22…上部ダウンチュー
ブ、23…下部ダウンチューブ、27…車体カバー、3
1…足載せ台、32…カバー本体、35…燃料タンク、
36…電磁式燃料ポンプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操向ハンドルとシートとの間に断面山形
    状のカバーと、このカバーの左右両側で略水平に延びる
    足載せ台とを設けたスクータ型自動二輪車において、前
    記カバーの車幅方向の中央部の内側に燃料タンクを収納
    し、この燃料タンクの側方であって前記足載せ台の下方
    に、燃料供給用の電磁式燃料ポンプを配設したことを特
    徴とするスクータ型自動二輪車。
JP24597499A 1999-08-31 1999-08-31 スクータ型自動二輪車 Expired - Lifetime JP4386304B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007022286A (ja) * 2005-07-15 2007-02-01 Honda Motor Co Ltd 車両の燃料タンク配置構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007022286A (ja) * 2005-07-15 2007-02-01 Honda Motor Co Ltd 車両の燃料タンク配置構造
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