JP2001061436A - 食品用照りだし粉およびこれで処理した食品 - Google Patents

食品用照りだし粉およびこれで処理した食品

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JP2001061436A
JP2001061436A JP28329299A JP28329299A JP2001061436A JP 2001061436 A JP2001061436 A JP 2001061436A JP 28329299 A JP28329299 A JP 28329299A JP 28329299 A JP28329299 A JP 28329299A JP 2001061436 A JP2001061436 A JP 2001061436A
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meat
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Taro Manabe
太郎 真鍋
Wataru Izumida
亘 泉田
Mihoko Suzuki
美穂子 鈴木
Naoko Akamatsu
直子 赤松
Tomoko Nagakura
知子 長倉
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NIHON SHOKKEN CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は食肉、魚介類をはじめとする未加熱
の半調理済製品においては良好な食品の艶を保ちつつド
リップを防止し、加熱調理済み製品においては表面のパ
サつきを改善し、良好な照り艷を有する食品とする粉末
調味料およびその食品を得ることを目的とする。 【解決手段】 澱粉分解物およびグアガムを含む粉体を
食肉等の表面に被覆することで食肉へ良好な艷を得つつ
ドリップ流出を防止し、また、これをオーブン、電子レ
ンジ等で加熱することで表面に照り艶のある良好な外観
を持つ食品を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術】 本発明は食肉、魚介類等に使用
する粉末調味料およびこれで処理した食品に関する。
【0002】
【従来の技術】スーパーマーケット等の精肉コーナー
等において食肉をはじめとする具材に調味料を添加し、
半調理済として販売する商品がある。しかしながらこう
いった商品に調味料を添加すると具材からドリップとよ
ばれる水分が出て商品価値を著しく下げることがあっ
た。特にデキストリンをはじめとする澱粉分解物、糖、
食塩を多く含む調味料はこの傾向を助長し、処理後、数
時間でドリップが出てしまっていた。このため特開平0
8−116935号、特開平08−116936号公報
に記載されているように澱粉分解物が艶を与えることは
分かっていたが生肉等を使用した半調理済商品へは利用
しづらかった。
【0003】また、食肉等をオーブン等で加熱調理を
行なうと具材の表面が乾燥してしまい食品として艶のな
い外観上好ましくないものになりがちである。特に商業
的に流通させる商品の場合、見た目の悪さはその商品価
値を著しく下げてしまうため、加熱後に艶だし用の溶液
を表面に塗り対処していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のよう
な未加熱の半調理済製品においては食肉等に良好な艶を
与えるとともにドリップ流出を防止し、上記のような
加熱調理済み製品においては加熱前の1度の処理だけで
肉への調味と良好な照り艷を得る粉末調味料およびその
食品を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 添加される食材重量に
対しDE=3〜25の澱粉分解物を1.5〜3%重量お
よびグアガムを3〜5%重量添加できるよう調整した粉
末調味料を食肉等の表面に被覆することで食肉へ良好な
艶を得つつドリップ流出を防止し、また、これをオーブ
ン、電子レンジ等で加熱することで表面に照り艶のある
良好な外観を持つ食品を得る。
【0006】
【発明の実施の形態】 以下、実施例および比較例と使
用する原料について示す。
【0007】 澱粉分解物はDE=3未満のものでは肉
表面に良好に馴染まず、DE=25より大きなものは肉
表面に馴染んだ後の保持が難しいため良好な照り艶と適
度な粘度を併せ持つDE=3〜25のものを使用するこ
とが適当である。
【0008】
【実施例1】 約20g片にカットした鶏肉表面に下記
内容の粉末調味料を原料肉に対し8%重量分均一にまぶ
す。まぶした直後から24時間、7℃の冷蔵庫に放置す
る。
【0009】
【実施例2】 約20g片にカットした鶏肉表面に下記
内容の粉末調味料を原料肉に対し10%重量分均一にま
ぶす。まぶした直後から24時間、7℃の冷蔵庫に放置
する。
【0010】
【実施例3】 約20g片にカットした鶏肉表面に下記
内容の粉末調味料を原料肉に対し10%重量分均一にま
ぶす。まぶした直後から24時間、7℃の冷蔵庫に放置
する。
【0011】
【実施例4】 約20g片にカットした鶏肉表面に下記
内容の粉末調味料を原料肉に対し10%重量分均一にま
ぶす。まぶした直後から24時間、7℃の冷蔵庫に放置
する。
【0012】
【実施例5】 約20g片にカットした鶏肉表面に下記
内容の粉末調味料を原料肉に対し8%重量分均一にまぶ
す。まぶした直後から24時間、7℃の冷蔵庫に放置す
る。
【0013】
【実施例6】 約20g片にカットした鶏肉表面に下記
内容の粉末調味料を原料肉に対し10%重量分均一にま
ぶす。まぶした直後から24時間、7℃の冷蔵庫に放置
する。
【0014】
【比較例1】 約20g片にカットした鶏肉表面に下記
内容の粉末調味料を原料肉に対し6%重量分均一にまぶ
す。まぶした直後から24時間、7℃の冷蔵庫に放置す
る。
【0015】
【比較例2】 約20g片にカットした鶏肉表面に下記
内容の粉末調味料を原料肉に対し8%重量分均一にまぶ
す。まぶした直後から24時間、7℃の冷蔵庫に放置す
る。
【0016】
【比較例3】 約20g片にカットした鶏肉表面に下記
内容の粉末調味料を原料肉に対し2%重量分均一にまぶ
す。24時間、7℃の冷蔵庫に放置する。
【0017】 実施例1〜6および比較例1〜3で処理
した肉はトレーに入れラップし、7℃の冷蔵庫にて放置
する。
【0018】 実施例1〜6および比較例1〜3で処理
した肉はそれぞれ調味料をまぶした直後から1時間後、
5時間後、24時間後における半調理済の状態での肉表
面の艶およびドリップ流出について評価した。
【0019】 また、1時間後、5時間後、24時間後
におけるオーブン、電子レンジ加熱後の肉表面の照り艶
についても評価した。
【0020】
【表1】
【表2】
【表3】
【0019】 上記の結果から未加熱の半調理済製品に
おいては食肉等に良好な艶を与えるとともにドリップ流
出を防止し、オーブン、電子レンジによる加熱調理製品
においては表面がパサつくという欠点を改善し、良好な
照り艶を有する食品とするためには添加される食材重量
に対し、DE=3〜25の澱粉分解物を1.5〜3%重
量およびグアガムを3〜5%重量の添加が必要であるこ
とがわかる。
【0020】
【発明の効果】 本発明は未加熱の半調理済製品におい
ては食肉等に良好な艶を与えるとともにドリップ流出を
防止し、オーブン、電子レンジによる加熱調理製品にお
いては表面がパサつくという欠点を改善し、良好な照り
艶を有する食品とする粉末調味料およびその食品を得る
ことができるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 赤松 直子 千葉県印西市小林2530−1ハッピーハイツ 3−101 (72)発明者 長倉 知子 千葉県印旛郡栄町安食3078−2エクセル安 食J−203 Fターム(参考) 4B035 LC12 LC16 LE01 LG21 LG23 LK01 LP01 LP26 4B047 LB09 LG27 LG30 LP05

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 添加される食材重量に対しDE=3〜2
    5の澱粉分解物を1.5〜3%重量およびグアガムを3
    〜5%重量含むよう調整したことを特徴とする粉末調味
    料、およびこれを使用して電子レンジまたはオーブンで
    加熱してできた食品
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004034821A1 (ja) * 2002-10-17 2004-04-29 Yugen Kaisha Minakawa Shoten 生肉や生水産物の電子レンジ調理方法と電子レンジ調理用調味料、及び電子レンジ調理食品
JP5160690B1 (ja) * 2012-04-03 2013-03-13 株式会社J−オイルミルズ 粒状物およびその製造方法、ならびにこれを用いた食品、飼料および食肉製品

Cited By (3)

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WO2004034821A1 (ja) * 2002-10-17 2004-04-29 Yugen Kaisha Minakawa Shoten 生肉や生水産物の電子レンジ調理方法と電子レンジ調理用調味料、及び電子レンジ調理食品
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WO2013150834A1 (ja) * 2012-04-03 2013-10-10 株式会社J-オイルミルズ 粒状物およびその製造方法、ならびにこれを用いた食品、飼料および食肉製品

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