JP2001059899A - X線蛍光体製作方法及びx線蛍光体形成用基板 - Google Patents

X線蛍光体製作方法及びx線蛍光体形成用基板

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JP2001059899A
JP2001059899A JP11236731A JP23673199A JP2001059899A JP 2001059899 A JP2001059899 A JP 2001059899A JP 11236731 A JP11236731 A JP 11236731A JP 23673199 A JP23673199 A JP 23673199A JP 2001059899 A JP2001059899 A JP 2001059899A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 X線検査装置等に用いる、X線を可視光に変
換する高分解能なX線蛍光体を得るためのX線蛍光体製
作方法及びX線蛍光体形成用基板を提供することを目的
とする。 【解決手段】 基板103に対し、蒸着源106、10
7と、ターゲット109が設置されているスパッタ源1
08より、ガスを導入しながら既定の圧力下で成膜を行
うことで、光の拡散を防ぐ構造を持ち、画像処理しやす
い発光スペクトルを有するX線蛍光体を作製することが
可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工場等で用いられ
るX線検査装置に関し、特にX線を可視光に変換するX
線蛍光体の製作方法に関わるものである。
【0002】
【従来の技術】X線蛍光体は、X線を可視光またはそれ
に近い光に変換するもので、図6に示すような装置構成
で、たとえば回路基板を検査するX線検査装置などで用
いられている。
【0003】図6はX線検査装置の概要を示しており、
1はX線発生部、2は1のX線発生部より出力されたX
線、3は被検査物でたとえば電子機器組込み用の回路基
板であり、4は被検査物3を透過したX線透過光であ
る。また5はX線透過光を可視光に変換するX線蛍光
体、6はX線蛍光体5を形成する基板で、X線蛍光体5
と基板6でX線を可視光またはそれに近い光に変換する
X線センサを構成している。
【0004】7はX線蛍光体5で変換された可視光また
はそれに近い光で、8は可視光またはそれに近い光を受
光後、画像処理し、被検査物3の良もしくは不良を判断
する検査判定部である。
【0005】図6に示したX線検査装置においては、X
線蛍光体の性能が装置全体の性能を左右する重要な要素
部品となっている。このX線蛍光体の材料としては従来
より種々の材料が知られているが、なかでもよう化セシ
ウム(CsI )はX線から可視光に対する変更率が比較的
高く、広く一般的に用いられる材料である。しかしなが
らCsI のみでは発光効率が低いために、たとえば特公昭
54−35060号のごとく、CsI とよう化ナトリウム
(NaI )を任意のモル比で混合したものを、蒸着を用い
て基板上にナトリウム付活よう化セシウム(CsI:Na)と
して堆積させ、後工程としてアニールを行うことで可視
変換効率を向上させ、X線蛍光体として使用している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、光の特性と
しておおむね 400〜 380nmを境にそれよりも低い波長は
紫外光、それよりも高い波長は可視光に分類される。ま
た、X線蛍光体には固有の発光スペクトルがあり、たと
えばCsI の発光スペクトルのピークは 310nm、CsI:Naは
420nmであり、これらの発光スペクトルは紫外光あるい
は紫外光に近い値となっている。
【0007】さて、図6に示したような装置構成でX線
検査装置を製作する際、X線蛍光体で変換された光は、
検査判定部で画像処理を行い良品判定がなされるが、こ
の時検査判定部に入っていく光の波長は、画像処理を行
う装置が可視光(下限 380〜400nm、上限 760〜 800n
m)で処理することを前提とされて製作されたものが多
いことから、紫外光に近い波長よりも大きな波長が望ま
しく、CsI やCsI:Naの発光スペクトルは装置の性能を引
き出す波長としてはやや低い。
【0008】そこでCsI に付加する化合物をNa以外の物
質に変更することで、発光スペクトルのピークを高い値
とすることは、X線検査装置の特性を向上することにつ
ながる。たとえばよう化インジウム(CsI:In)の発光ス
ペクトルのピークは 570nmであり、これをX線検査装置
用のX線蛍光体とすれば装置の性能向上が図れる。
【0009】しかしながらCsI の融点は 621℃、NaI の
融点 651℃と非常に近い温度なので蒸着時に同時に蒸発
が起るのに対し、InI3の融点 210℃、In単体では 156℃
であり、CsI とInI もしくはCsI とInを同時に蒸着した
とき、InI もしくはInの融点がCsI よりも低いことから
InI もしくはInが先に蒸発してしまい、良好な蛍光体
(CsI:In)を得ることができない。
【0010】本発明の目的は、高性能なX線検査装置を
実現するために、適当な発光スペクトルのピークを持つ
X線蛍光体を基板上に形成させる手段を得るものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明は、真空装置内にCsI を蒸着材料とした蒸着
源とInI もしくはInをスパッタターゲットとして配置
し、不活性ガスもしくは窒素ガスを用いて真空装置内を
所定の圧力とした後、蒸着とスパッタを同時に行うこと
で基板上にCsI:Inを堆積させるもので、これにより、高
性能なX線検査装置を実現するための適当な発光スペク
トルのピークを持つX線蛍光体を形成することが可能と
なる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明に
よるX線蛍光体製作方法は、よう化セシウム(CsI )を
主成分としCsI に対し付加物質を加えるX線蛍光体の製
作方法において、CsI を蒸着で、付加物質をスパッタで
形成することを特徴とする。
【0013】この構成によれば、CsI 内に附加物質が制
御されて取り込まれることが可能になる。
【0014】請求項2に記載の発明によるX線蛍光体製
作方法は、請求項1記載の発明において、蒸着及びスパ
ッタ成膜時の圧力が 0.1〜10Paであることを特徴とす
る。
【0015】この構成によれば、安定したスパッタ放電
が得られるとともに、X線蛍光体の形成速度が飛躍的に
向上することが可能となる。
【0016】請求項3に記載の発明によるX線蛍光体製
作方法は、請求項1または2に記載の発明において、蒸
着及びスパッタ成膜時の圧力を 0.1〜10Paにする手段と
してアルゴンガス、ヘリウムガス、窒素ガスのいずれか
を導入することにより圧力調整を行うことを特徴とす
る。
【0017】この構成によれば、形成するX線蛍光体に
酸化等の悪影響を与えずに形成することが可能となる。
【0018】請求項4に記載の発明によるX線蛍光体製
作方法は、請求項1記載の発明において、付加物質がイ
ンジウム(In)、タリウム(Tl)、リチウム(Li)、カ
リウム(K)、ルビジウム(Rb)、ナトリウム(Na)の
うちいずれか1つまたは2つ以上であることを特徴とす
る。
【0019】この構成によれば、X線蛍光体の発光スペ
クトルを画像処理が行いやすい波長に変換することが可
能となる。
【0020】請求項5に記載の発明によるX線蛍光体形
成用基板は、請求項1から4のいずれかに記載のX線蛍
光体製作方法に用いるもので、X線蛍光体を形成する基
板が凹凸形状を有することを特徴とする。
【0021】この構成によれば、形成するX線蛍光体を
光の拡散を押さえる形態とならしめることが可能とな
る。
【0022】請求項6に記載の発明によるX線蛍光体形
成用基板は、請求項5記載の発明において、各凸部の間
隔が 2から20μmであることを特徴とする。
【0023】この構成によれば、X線検査装置に用いた
ときに画像コントラストの向上を図ることが可能とな
る。
【0024】請求項7に記載の発明によるX線蛍光体形
成用基板は、請求項5または6記載のX線蛍光体形成用
基板において、基板材料が、シリコン(Si)、ガラス、
アルミニウム(Al)、チタン(Ti)であることを特徴と
する。
【0025】この構成によれば、基板材料がプラズマを
用いたエッチングが可能であるため、高精度な加工が施
された基板となり、X線検査装置に用いたときに、その
性能を高めることが可能となる。
【0026】請求項8に記載の発明によるX線蛍光体製
作方法は、請求項5記載のX線蛍光体形成用基板の製作
方法において、1011cm-3程度を超える真空度の高密度
のプラズマが生成する条件で、第1の工程として基板を
エッチングするガスを、第2の工程としてエッチングし
た側壁に保護膜を形成するガスを供給する工程を有し、
第1の工程と第2の工程を繰り返しながら行うことを特
徴とする。
【0027】この構成によれば、垂直な凸部を形成する
ことが可能となるので、X線検査装置に用いたときに、
その性能を高めることが可能となる。
【0028】請求項9に記載の発明によるX線蛍光体製
作方法は、請求項1から4のいずれかに記載のX線蛍光
体製作方法を用いて製作したX線蛍光体上に、SiO2、Ti
O2、Al、Ti、Crのいずれかを形成することを特徴とす
る。
【0029】この方法によれば、X線蛍光体の水分付着
による発光効率の低下を防ぐことが可能となる。
【0030】請求項10に記載の発明によるX線蛍光体
製作方法は、請求項1から4のいずれかに記載のX線蛍
光体製作方法を用いて製作したX線蛍光体に、真空封
止、窒素ガス封止、不活性ガス封止のいずれかを行うこ
とを特徴とする。
【0031】この方法によれば、X線蛍光体の水分付着
による発光効率の低下を防ぐことが可能となる。
【0032】請求項11に記載の発明によるX線検査装
置は、請求項1から4、9、10のいずれかに記載のX
線蛍光体製作方法を用いて製作したX線蛍光体を搭載し
たことを特徴とする。
【0033】この構成によれば、X線蛍光体の性能が高
いため、同じX線源を用いた場合でも他のX線蛍光体の
用いたときよりも大幅な分解能向上を果すX線検査装置
を提供することが可能となる。
【0034】請求項12に記載の発明による回路基板
は、請求項11に記載されたX線検査装置を用いて生産
したことを特徴とする。
【0035】この構成によれば、高精度で検査された基
板を生産することとなるので、信頼性の高い基板を提供
することが可能となる。
【0036】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図5を用いて説明する。
【0037】(実施の形態1)図1は、本発明の一実施
の形態によるX線蛍光体形成装置の概略図を示したもの
である。図1において、101は真空容器、102は基
板ホルダーでヒータが内蔵され、回転機構を有してい
る。103はX線蛍光体を形成する基板、104はシャ
ッター、105は膜厚モニター、106と107は抵抗
加熱型蒸着源、108はスパッタ源で、109のターゲ
ットが設置されており、110はスパッタ源108用の
電源である。111は真空容器101内に導入する不活
性ガスあるいは窒素ガスのボンベ、112は導入するガ
スの圧力及び流量を調整する制御ユニット、113は真
空容器101の真空排気ユニット、114はシステム全
体を制御する制御ユニットである。
【0038】以下、図1を用いて、X線蛍光体の製作方
法を、X線蛍光体の材料としてCsI:Inを例に挙げ説明す
る。
【0039】106と107は抵抗加熱型蒸着源にCsI
、スパッタ源108にターゲット109としてInを設
置し、基板103を基板ホルダー102で保持する。こ
のとき使用する基板の表面は平坦ではなく図2の201
に示すような凹凸加工が施されていることが望ましい。
この基板の凹凸加工の方法については、(実施の形態
2)において説明する。
【0040】X線蛍光体を形成する際には、基板ホルダ
ー102を加熱し基板103を 100〜 200℃の温度とな
るように調整し成膜すると、基板を加熱したい場合に発
生する、成膜後基板を真空容器から取り出した際のX線
蛍光体膜の剥離現象を防ぐことができる。また基板ホル
ダーを回転させると形成する膜の基板内の均一性を向上
させることができる。
【0041】X線蛍光体の形成は真空容器101内を真
空排気ユニット113にて10-3Pa以下に排気した後、
ガスボンベ111より窒素ガスをガス調整ユニット11
2にて圧力及び流量を調整して真空容器101内に導入
し、真空排気ユニット113にて 0.1〜1Paの真空度に
調整する。その後、CsI が設置されている抵抗加熱型蒸
着源106と107を加熱し蒸着を行うとともに、スパ
ッタ源108にターゲット109としてInを設置し、ス
パッタ源109にRFもしくはDC電圧を加えスパッタ
を同時に行う。
【0042】スパッタはCsI へのInの付加を考慮しスパ
ッタリング量をRFもしくはDCの電圧を調整すること
により制御する。この工程において、窒素ガスを導入し
た理由と、Inを蒸着ではなくスパッタを用いて形成した
理由について以下に述べる。
【0043】まず窒素ガスを導入する理由について述べ
る。通常の蒸着では窒素ガスの導入は行われずおおむね
10-2〜10-3Paの真空度で蒸着が行われる。このよう
な真空度で蒸着を行うと図3(a)に示すような、緻密
な膜301が生成する。
【0044】一方、窒素ガスを導入し0.1〜1Paの真空度
にて蒸着を行うと図3(b)の302に示すような、柱
状の膜が生成することが実験により明らかとなった。な
お、この膜をX線回折により分析したところ[100]
方向に配向成長している結晶薄膜であることが確認さ
れ、また成膜レートも1時間に 100〜 300μmの膜厚が
得られる高レートの成膜方法であることが実験により確
かめられた。
【0045】図3(b)の形成されたX線蛍光体膜30
2の構造的な特徴としては、基板201の凹凸に従って
薄膜が形成されていることである。この時の基板201
の各凸部の間隔は2〜20μmの範囲に入ることが望まし
い。基板201の凹凸に沿って形成されたX線蛍光体膜
は、X線検査装置用のX線蛍光体として望ましい形態で
ある。すなわち、凹凸上に形成された柱状のX線蛍光体
は光の拡散を押さえる構造となっておりX線検査装置と
してのコントラストの悪化を防ぐ効果を生むのである。
【0046】また、窒素ガス導入のもう一つの効果は
0.1〜1Paの真空度とすることでスパッタの放電が可能
となることにある。たとえば 0.1Paよりも真空度が高い
場合、スパッタの安定した放電は困難になってしまう。
上記のように窒素ガスの導入による真空度の制御は極め
て効果的であるが、窒素ガスの代りにArやHeなどの不活
性ガスを用いても同様な効果を得ることができる。
【0047】次にInの付加手段としてスパッタを用いた
理由について述べる。Inの付加手段としては、CsI とIn
もしくはInI3を独立した蒸着源を用意し、独立に蒸着源
を加熱しX線蛍光体を成膜する手法が考えられる。しか
しながらこの手法をとるとInもしくはInI3の融点が比較
的低い温度であるためすぐに多量の蒸着が始まり蒸着量
の制御が難しく、多量の蒸着量を押さえるために蒸着ポ
ートの出口を1mm程度の小径とすると、基板内でのInも
しくはInI3の蒸着量のばらつきが大きくなり結果として
基板内のInの付加量がばらついてしまうため、良好なX
線蛍光体膜を得ることが出来ない。
【0048】一方、InもしくはInI3をターゲットとしス
パッタを用いてInの付加を行った場合、InもしくはInI3
のターゲット自体を基板よりも大きくすることができ、
またスパッタ時に発生するプラズマは真空容器内のほぼ
全体の広がることから、基板内でのInもしくはInI3の付
加量のばらつきを大幅に押さえることが可能となる。従
って、Inの付加手段としてスパッタを用いる手法は極め
て有効である。
【0049】以上のように、CsI:Inを成膜した後、N2雰
囲気あるいはArやHeなどの不活性ガス中で 400℃で2時
間程度アニールを行うと付加されたInが活性化され、発
光効率が大幅に向上する。
【0050】また、上記アニールを施しても、製作した
X線蛍光体を大気中に放置しておくと、大気中の水分が
付着し発光効率が低下する。この現象は、X線蛍光体を
真空保管することにより徐々に元の発光効率を回復しあ
る一定時間を経れば再び元の発光効率を回復はするが、
アニールを行った後のX線蛍光体上に対しSiO2やTiO2
酸化膜やAlやTiやCrなどの金属薄膜を形成することによ
り、X線蛍光体の大気中の水分付着を起因とする発光効
率の低下を防ぐことができる。
【0051】また、アニールを行った後のX線蛍光体膜
にキャンなどを用いて真空封止、またはN2ガス封止、あ
るいはArやHe等の不活性ガス封止を行うと同様な効果を
得ることができる。
【0052】(実施の形態2)本発明の一実施の形態と
して、図4に(実施の形態1)で述べた、X線蛍光体膜
を形成する基板の作製手法の概要を示す。図4(a)4
01は加工前の基板である。基板の材質としてはSi、A
l、Cu、ガラス等が挙げられるが、本実施の形態ではSi
基板を用いた場合の基板製作方法について述べる。
【0053】図4(b)402はSi基板401に形成し
たエッチングマスクである。このエッチングマスクの材
料はレジストが一般的であるが、Si酸化膜やSi窒化膜あ
るいはAlやAuあるいはWなどの金属膜でも同等の機能を
得ることができる。図4(c)はSi基板401を後述す
るドライエッチングにより加工し、マスク502を取り
除いた状態であるが、一般的なドライエッチング装置、
例えば反応性イオンエッチングを用いた手法では生成で
きるプラズマ密度が1010cm-3程度と低く、エッチング
レートが遅いため例えば5μm径の50μmの高さの凸形
状を多数Si基板に形成することが困難である。
【0054】そこで本実施の形態では1012cm-3程度の
高密度のプラズマが生成できる誘導結合型プラズマ源を
用いて基板401をドライエッチングするものである。
また、一般の誘導結合型プラズマ源を搭載したドライエ
ッチング装置はその構造上大面基板に対する均一なエッ
チングが難しいので、本実施の形態では以下に説明する
エッチング装置を用いるものである。
【0055】図5はマルチスパイラル搭載誘導結合型プ
ラズマ源を用いたプラズマエッチング装置を示す概略構
成図である。図中501はマルチスパイラスコイルを示
す。このマルチスパイラルコイル501は、円筒形状を
有するエッチング室502の頂部に設けられた石英板5
03上に設置されている。またスパイラルコイル501
には高周波電源504が設置されており、高周波を印可
できる構成となっている。また、マルチスパイラルコイ
ル501には、高周波電源504からマルチスパイラル
コイル501に印加した高周波電力の整合を取るマッチ
ング回路508が接続されている。エッチング室502
内の底面上には電極505が設置されており、電極50
5上にはSi基板507が載置されている。また、電極5
05には数百kHz〜 13.56MHzの高周波を印可する高周
波電源506が接続されている。また、このエッチング
装置には図示しないガス供給部及びガス排出部が取り付
けられている。
【0056】上記を有するドライエッチング装置におい
てSi基板401にエッチング処理を施す場合、エッチン
グ室502内の電極505上にSi基板507として載置
し、エッチング室内にエッチングガスを導入し(図示せ
ず)、真空排気系(図示せず)を用いて1〜10Pa程度
の真空状態を保った後、高周波電源504でマルチスパ
イラルコイル501に高周波を印加する。これによりエ
ッチング室502内で1012cm-3程度の高密度プラズマ
が生成する。
【0057】このようにマルチスパイラルコイル501
の使用により、通常のシングルスパイラルコイルよりも
高いイオン飽和電流密度が得られる。また、多重の渦で
構成されたマルチスパイラルコイルは、それぞれの渦が
中心で回路的に並列に接続されているためコイル全体の
インダクタンスがシングルスパイラルコイルよりも低
く、大面積のプラズマ発生に適しており、面内均一性を
確保して基板507をエッチングすることができる。
【0058】なお、このようなエッチングを実現させる
ためには少なくとも1011cm-3を超える真空度の高密度
プラズマを生成させることことが必要である。
【0059】具体的にSi基板に対し凹凸加工を施す場
合、すなわち図4(a)の状態から図4(c)のように
凹凸を形成する場合、図5に示すドライエッチング装置
に第1の工程としてSF6ガスを供給し、第2の工程と
して弗化炭素ガス、たとえばC4F8ガスを導入する。
この第1の工程と第2の工程は繰り返しながら行う。
【0060】第1の工程におけるガス流量は、プラズマ
発生効率を考慮すると50〜200sccm程度であること
が望ましい。また、第1の工程におけるエッチング室内
の圧力はイオン飽和電流密度を考慮すると、5Pa以下程
度であることが好ましい。また、第1の工程において電
流に印加する高周波はプラズマ発生効率を考慮すると50
0〜2000W程度であることが好ましい。
【0061】第2の工程におけるガス流量はプラズマ発
生効率を考慮すると30〜200sccm程度であることが
望ましい。また、第2の工程におけるエッチング室内の
圧力はイオン飽和電流密度を考慮すると、5Pa以下程度
であることが好ましい。また、第2の工程において電流
に印加する高周波はプラズマ発生効率を考慮すると 500
〜1000W程度であることが好ましい。第1の工程及び第
2の工程においてそれぞれ逃すを供給する時間は1〜10
秒程度であることが好ましい。
【0062】このような工程でエッチングを行うと、Si
基板の垂直加工が達成できる。すなわち、基板材料の結
晶方位に依存されない自由な加工形状を得ることができ
るのである。第1の工程のみでは、Si基板の等方的なエ
ッチングのみが発生し、お碗状のエッチング形状となっ
てしまい、5μm程度の凸形状を形成しようとすると先
端部を消滅させてしまうことになる。これに対して第1
の工程と第2の工程を交互に繰り返すことにより第2の
工程の際にエッチングされた基板に保護膜(C膜)が形
成される。第1の工程ではSi基板底面へのエッチングエ
ネルギーが高いため、結果的にSi側壁は保護膜によりエ
ッチングが進行しない。その結果、Si基板の垂直なエッ
チング加工面を得ることができる。
【0063】なお、この工程の第1の工程のみ電極50
5に高周波電源506により高周波を印加する方法を導
入すると、第1の工程におけるSi底面に対するエッチン
グエネルギーがより高まり良好なエッチングが可能とな
る。
【0064】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、高性能の
X線蛍光体を得ることができ、またこのX線蛍光体を用
いて製作するX線検査装置の分解能を大幅に向上するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるX線蛍光体膜形成
装置の概略図
【図2】本発明の一実施の形態によるX線蛍光体膜形成
用基板の断面図
【図3】本発明の一実施の形態によるX線蛍光体膜の成
膜状態を示す概略図
【図4】本発明の一実施の形態によるX線蛍光体膜形成
用基板の製作手法を示す概略図
【図5】本発明の一実施の形態によるX線蛍光体膜形成
用基板の製作装置の概略図
【図6】従来のX線検査装置の構成を示す概略図
【符号の説明】
5 X線蛍光体 6、103、201、401 基板 106,107 蒸着源 108 ターゲット 109 スパッタ源 302 X線蛍光体膜 501 マルチスパイラルコイル

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 よう化セシウム(CsI )を主成分としCs
    I に対し付加物質を加えるX線蛍光体の製作方法におい
    て、CsI を蒸着で、付加物質をスパッタで形成すること
    を特徴とするX線蛍光体製作方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のX線蛍光体製作方法にお
    いて、蒸着及びスパッタ成膜時の圧力が 0.1〜10Paであ
    ることを特徴とするX線蛍光体製作方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のX線蛍光体製作
    方法において、蒸着及びスパッタ成膜時の圧力を 0.1〜
    10Paにする手段としてアルゴンガス、ヘリウムガス、窒
    素ガスのいずれかを導入することにより圧力調整を行う
    ことを特徴とするX線蛍光体製作方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のX線蛍光体製作方法にお
    いて、付加物質がインジウム(In)、タリウム(Tl)、
    リチウム(Li)、カリウム(K)、ルビジウム(Rb)、
    ナトリウム(Na)のうちいずれか1つまたは2つ以上で
    あることを特徴とするX線蛍光体製作方法。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載のX線
    蛍光体製作方法に用い、X線蛍光体を形成する基板が凹
    凸形状を有することを特徴とするX線蛍光体形成用基
    板。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のX線蛍光体形成用基板に
    おいて、各凸部の間隔が2から20μmであることを特徴
    とするX線蛍光体形成用基板。
  7. 【請求項7】 請求項5または6記載のX線蛍光体形成
    用基板において、基板材料が、シリコン(Si)、ガラ
    ス、アルミニウム(Al)、チタン(Ti)のいずれかであ
    ることを特徴とするX線蛍光体形成用基板。
  8. 【請求項8】 請求項5記載のX線蛍光体形成用基板
    を、1011cm-3程度を超える真空度の高密度のプラズマ
    が生成する条件で、第1の工程として基板をエッチング
    するガスを、第2の工程としてエッチングした側壁に保
    護膜を形成するガスを供給する工程を有し、第1の工程
    と第2の工程を繰り返しながら作製することを特徴とす
    るX線蛍光体形成用基板の製作方法。
  9. 【請求項9】 請求項1から4のいずれかに記載のX線
    蛍光体製作方法を用いて製作したX線蛍光体上に、Si
    O2、TiO2、Al、Ti、Crのいずれかを形成する工程を有す
    ることを特徴とするX線蛍光体製作方法。
  10. 【請求項10】 請求項1から4のいずれかに記載のX
    線蛍光体製作方法を用いて製作したX線蛍光体に、真空
    封止、窒素ガス封止、不活性ガス封止のいずれかを行う
    工程を有することを特徴とするX線蛍光体製作方法。
  11. 【請求項11】 請求項1から4、9、10のいずれか
    に記載のX線蛍光体製作方法を用いて製作したX線蛍光
    体を搭載したX線検査装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載されたX線検査装置
    を用いて生産した回路基板。
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