JP2001058467A - レーザー熱転写記録媒体 - Google Patents

レーザー熱転写記録媒体

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JP2001058467A
JP2001058467A JP11235579A JP23557999A JP2001058467A JP 2001058467 A JP2001058467 A JP 2001058467A JP 11235579 A JP11235579 A JP 11235579A JP 23557999 A JP23557999 A JP 23557999A JP 2001058467 A JP2001058467 A JP 2001058467A
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JP
Japan
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thermal transfer
compound
recording medium
layer
ink layer
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JP11235579A
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English (en)
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Atsushi Nakajima
厚志 仲島
Yasuhisa Sugi
泰久 杉
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感度アップ、細線再現性(解像力)向上、レ
ーザー走査ムラ(バンディング)の改善及び記録時の環
境変動によるドットゲイン変動に優れたレーザー熱転写
記録媒体の提供。 【解決手段】 少なくとも光熱変換層とインク層とを有
するレーザー熱転写記録媒体において、該インク層が熱
可塑性樹脂とポリオキシアルキレン鎖を有する化合物を
1〜30重量部含有していることを特徴とするレーザー
熱転写記録媒体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレーザー光を用いる
レーザー熱転写記録媒体(以下、単に、熱転写記録媒
体、記録媒体ともいう)に関するものであり、更に詳し
くはレーザー光を使用し、感度アップ、細線再現性(解
像力)向上、レーザー走査ムラ(バンディング)の改善
及び記録時の環境変動によるドットゲイン変動が生じに
くい優れたレーザー熱転写記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタルデータからの画像形成技
術が普及したことに伴い、特に印刷の分野ではダイレク
トデジタルカラープルーフ(DDCP)のニーズが高ま
っている。DDCPにおいては印刷物の色再現・安定再
現が求められる。
【0003】DDCP記録方法としてレーザー熱転写記
録方法は実用化されているが、更なる、感度アップ、細
線再現性(解像力)向上、レーザー走査ムラ(バンディ
ング)の改善が要望されている。
【0004】また、レーザー熱転写記録方式による画像
形成においては、記録時の環境が低温低湿から高温高湿
に変化すると、プルーフなどで用いる網点画像のドット
ゲインが増大する傾向があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は感度ア
ップ、細線再現性(解像力)向上、レーザー走査ムラ
(バンディング)の改善及び記録時の環境変動によるド
ットゲイン変動に優れたレーザー熱転写記録媒体を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は以下
の構成により達成される。
【0007】1.少なくとも光熱変換層とインク層とを
有するレーザー熱転写記録媒体において、該インク層が
熱可塑性樹脂とポリオキシアルキレン鎖を有する化合物
を1〜30重量部含有していることを特徴とするレーザ
ー熱転写記録媒体。
【0008】2.ポリオキシアルキレン鎖を有する化合
物がポリエチレングリコール誘導体であることを特徴と
する前記1に記載のレーザー熱転写記録媒体。
【0009】3.ポリオキシアルキレン鎖のくり返し数
が4〜50であることを特徴とする前記1に記載のレー
ザー熱転写記録媒体。
【0010】4.ポリオキシアルキレン鎖を有する化合
物が常温で固体であることを特徴とする前記1に記載の
レーザー熱転写記録媒体。
【0011】5.インク層がシリコーン系化合物または
フッ素系化合物を3重量%以上含有することを特徴とす
るレーザー熱転写記録媒体。
【0012】6.インク層がTg50℃以下のバインダ
ーを40重量%以上含有することを特徴とするレーザー
熱転写記録媒体。
【0013】7.光熱変換層に、60℃における水溶解
性が20%以下のバインダーを50重量%以上含有され
ることを特徴とする前記1〜6の何れか1項に記載のレ
ーザー熱転写記録媒体。
【0014】8.前記5又は6に記載のレーザー熱転写
記録媒体において、インク層にポリオキシアルキレン鎖
を有する化合物を含有することを特徴とするレーザー熱
転写記録媒体。
【0015】以下、本発明を更に詳細に述べる。
【0016】(熱転写記録媒体)本発明の熱転写記録媒
体は、光熱変換機能およびインク(色材)転写機能を有
するフィルムであり、支持体上に少なくとも光熱変換機
能を有する光熱変換層及びインク層を有してなり、この
両機能を同一の層に付与することも可能である。必要に
応じてこれらの層と支持体との間にクッション層、剥離
層等を有することができる。
【0017】(支持体)支持体としては、剛性を有し、
寸法安定性が良く、平滑性に優れ、画像形成の際の熱に
耐えるものならば何でもよく、具体的には特開昭63−
193886号2頁左下欄12〜18行に記載のフィル
ム又はシートを使用することができる。特に、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリ
カーボネート、ナイロン、塩化ビニル、ポリスチレン、
ポリメチルメタクリレート、シンジオタクチックポリス
チレン、ポリプロピレン等のプラスチックフィルムを使
用することが好ましい。これらのプラスチックフィルム
には寸法安定化、帯電防止等の各種加工を施すこともで
きる。また、後述の各層が良好に支持体上に塗布される
ための下引層を設けることもできる。レーザー光を記録
材料側から照射して画像を形成するのであれば、記録材
料の支持持体は透明であることが望ましい。レーザー光
を受像材料側から照射して画像を形成するのであれば、
記録材料の支持体は透明である必要はない。支持体の好
ましい膜厚は6〜200μmであり、更に好ましくは2
5〜100μmである。支持体には、バックコート層
(BC層)が設けられるのが好ましい。該バックコート
層はその機能を有するものであればいかなるものを使用
することができる。
【0018】(クッション層)支持体と光熱変換層の間
には露光時の記録材料と受像材料の密着性を高めるため
にクッション層を有するか、もしくはクッション性のあ
る支持体を用いるのが好ましい。クッション層は熱転写
記録媒体と受像媒体との密着を増す目的で設けられる。
このクッション層は熱軟化性又は弾性を有する層であ
り、加熱により十分に軟化変形しうるもの、又は低弾性
率を有する材料あるいはゴム弾性を有する材料を使用す
ればよい。
【0019】クッション層はクッション性を有する層で
あり、ここで言うクッション性を表す指針として、弾性
率や針入度を利用することができる。例えば、25℃に
おける弾性率が1〜250kg/mm2程度の、あるい
は、JIS−K−2530−1976に規定される針入
度が15〜500、更に好ましくは30〜300程度の
層が、色校正用カラープルーフ画像の形成に対して好適
なクッション性を示すことが確認されているが、要求さ
れる程度は目的とする画像の用途に応じて変わるもので
ある。クッション層はTMA軟化点が70℃以下である
ことが好ましく、より好ましくは60℃以下である。
【0020】クッション層の好ましい特性は必ずしも素
材の種類のみで規定できるものではないが、素材自身の
特性が好ましいものとしては、ポリオレフィン樹脂、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−エチルアクリ
レート共重合体、ポリブタジエン樹脂、スチレン−ブタ
ジエン共重合体(SBR)、スチレン−エチレン−ブテ
ン−スチレン共重合体(SEBS)、アクリロニトリル
−ブタジエン共重合体(NBR)、ポリイソプレン樹脂
(IR)、スチレン−イソプレン共重合体(SIS)、
アクリル酸エステル共重合体、ポリエステル樹脂、ポリ
ウレタン樹脂、アクリル樹脂、ブチルゴム、ポリノルボ
ルネン等が挙げられる。
【0021】これらの中でも、比較的低分子量のものが
本発明の要件を満たし易いが、素材との関連で必ずしも
限定できない。クッション層は溶剤塗布により設けるこ
とができるが、ラテックスやエマルジョンのような水系
の分散物の状態で塗布形成することも可能である。この
他、水溶性樹脂も使用できる。これらの樹脂は、必要に
よって単独又は混合して用いることができる。
【0022】又、上記以外の素材でも、各種添加剤を加
えることによりクッション層に好ましい特性が付与でき
る。このような添加剤としては、ワックス等の低融点物
質、可塑剤などが挙げられる。具体的にはフタル酸エス
テル、アジピン酸エステル、グリコールエステル、脂肪
酸エステル、燐酸エステル、塩素化パラフィン等が挙げ
られる。又、例えば「プラスチックおよびゴム用添加剤
実用便覧」、化学工業社(昭和45年発行)などに記載
の各種添加剤を添加することができる。
【0023】これら添加剤の添加量等は、ベースとなる
クッション層素材との組合せで好ましい物性を発現させ
るのに必要な量を選択すればよく、特に限定されないが
一般的に、クッション層素材量の10重量%以下、更に
5重量%以下が好ましい。
【0024】クッション層は或る程度の厚さを持たせる
ために塗布(ブレードコーター、ロールコーター、バー
コーター、カーテンコーター、グラビアコーター等)あ
るいはラミネート(例えばホットメルトによる押出しラ
ミネーション法等)、フィルムの貼合せなどにより行
い、更に表面平滑性を出すために、塗布にて仕上げるこ
ともできる。又、特殊なクッション層として熱軟化性あ
るいは熱可塑性の樹脂を発泡させたボイド構造の樹脂層
を用いることも可能である。
【0025】表面平滑性が必須な目止めクッション層を
更に形成する場合、これは各種塗布方式によってコーテ
ィングを行うことが望ましい。
【0026】クッション層の膜厚は0.5〜10μmが
好ましく、より好ましくは1〜7μmである。
【0027】(インク層)インク層は主として着色剤と
熱可塑性樹脂を主成分とし、更にポリオキシアルキレン
鎖を有する化合物、シリコーン化合物、フッ素化合物な
どから成る。レーザー溶融熱転写法において、インク層
は、加熱時に溶融又は軟化して、着色剤と熱可塑性樹脂
からなるバインダー等を含有する、層毎転写可能である
層であり、完全な溶融状態で転写しなくてもよい。
【0028】上記着色剤としては、例えば無機顔料(二
酸化チタン、カーボンブラック、グラファイト、酸化亜
鉛、プルシアンブルー、硫化カドミウム、酸化鉄ならび
に鉛、亜鉛、バリウム及びカルシウムのクロム酸塩等)
及び有機顔料(アゾ系、チオインジゴ系、アントラキノ
ン系、アントアンスロン系、トリフェンジオキサジン系
の顔料、バット染料顔料、フタロシアニン顔料及びその
誘導体、キナクリドン顔料等)などの顔料ならびに染料
(酸性染料、直接染料、分散染料、油溶性染料、含金属
油溶性染料又は昇華性色素等)を挙げることができる。
【0029】例えばカラープルーフ材料とする場合、イ
エロー、マゼンタ、シアンがそれぞれ、C.I.210
95又はC.I.21090,C.I.15850:
1,C.I.74160の顔料が好ましく用いられる。
インク層における着色剤の含有率は、所望の塗布膜厚で
所望の濃度が得られるように調整すればよく、特に限定
されないが、通常5〜70重量%の範囲内にあり、好ま
しくは10〜60重量%である。
【0030】熱可塑性樹脂としては、エチレン系共重合
体、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレ
タン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、アクリル系樹脂、
塩化ビニル系樹脂、セルロース系樹脂、ロジン系樹脂、
ポリビニルアルコール系樹脂、ポリビニルアセタール系
樹脂、アイオノマー樹脂、石油系樹脂、および特開平6
−312583号に記載のインク層バインダー用樹脂等
が挙げられ、特に、融点又は軟化点が70〜150℃の
樹脂が好ましく用いられる。
【0031】環境依存性を改善する効果のあるものとし
て、Tgが50℃以下の比較的低Tgの熱可塑性樹脂を
含有させることが好ましい。中でも低Tgのポリスチレ
ン系化合物が、転写感度、解像力などの点で特に好まし
い。
【0032】熱可塑性樹脂の他、熱溶融性物質を添加す
ることも可能である。熱溶融性物質は、通常、柳本MJ
P−2型を用いて測定した融点が40〜150℃の範囲
内にある固体又は半固体の物質である。上記の熱可塑性
樹脂以外に天然ゴム、スチレンブタジエンゴム、イソプ
レンゴム、クロロプレンゴム、ジエン系コポリマー等の
エラストマー類;エステルガム、ロジンマレイン酸樹
脂、ロジンフェノール樹脂、水添ロジン等のロジン誘導
体;並びにフェノール樹脂、テルペン樹脂、シクロペン
タジエン樹脂、芳香族系炭化水素樹脂等の高分子化合物
などを用いることもできる。
【0033】上記熱溶融性物質及び熱可塑性物質を適宜
に選択することにより、所望の熱軟化点あるいは熱溶融
点を有する熱転写性を有するインク層を形成することが
できる。
【0034】本発明においては、熱分解性の高いバイン
ダーを使用することにより、アブレーション転写により
画像形成も可能である。かかるバインダーとしては、平
衡条件下で測定されたときに望ましくは200℃以下の
温度で急速な酸触媒的部分分解を起こすポリマー物質が
挙げられ、具体的にはニトロセルロース類、ポリカーボ
ネート類およびJ.M.J.フレチェット(Frech
et)、F.ボーチャード(Bouchard)、J.
M.ホーリハン(Houlihan)、B.クリクズク
(Kryczke)およびE.エイクラー(Eichl
er)、J.イメージング・サイエンス(Imagin
g Science)、30(2)、pp.59−64
(1986)に報告されているタイプのポリマー類およ
びポリウレタン類、ポリエステル類、ポリオルトエステ
ル類およびポリアセタール類、並びにこれらの共重合体
が含まれる。
【0035】また、これらのポリマーは、その分解メカ
ニズムと共に、上述のホーリハン等の報告書により詳細
に示されている。顔料の粒径を揃えることで高濃度が得
られることは特開昭62−158092号に開示されて
いるが、顔料の分散性を確保し、良好な色再現を得るた
めに、各種分散剤を使用することが有効である。
【0036】更にインク層には、ポリアルキレン鎖を有
する化合物を添加することで、飛躍的に感度、解像力、
レーザー走査ムラが改善される。従来、ポリアルキレン
鎖を有する化合物は界面活性剤として添加されることは
あったが、本発明では界面活性剤として使用する添加量
より過剰な添加量で性能の向上が得られる。
【0037】添加量は1〜30重量部であり、好ましく
は3〜30重量部、更に好ましくは5〜30重量部であ
る。
【0038】また、これらポリアルキレン鎖を有する化
合物をインク層に添加すると、レーザー露光記録時の環
境温度や湿度が変動しても、安定した転写感度を保つこ
とが可能となる。具体的には、記録時の環境が低温低湿
から高温高湿に変化すると、プルーフなどで用いる網点
画像のドットゲインが増大する傾向があったが、これら
ポリアルキレン鎖を有する化合物をインク層に添加する
ことで、その変動巾を小さくすることが可能となる。環
境依存性に優れるため、高温または高湿下に長期間保存
した後に生じる感度劣化なども改善される。
【0039】これらポリアルキレン鎖を有する化合物が
感度や環境依存性に効果のある理由は不明だが、レーザ
ー照射後の過冷却効果により、低温低湿時の記録でも高
温高湿の時と同様に、熱軟化あるいは受像面への密着効
果が得られるからではないかと推定される。
【0040】本発明においてはポリアルキレン鎖を有す
る化合物のポリアルキレン鎖は4〜50が好ましい。
【0041】ポリアルキレン鎖を有する化合物に見られ
る、これら環境依存性の改善は、シリコーン系化合物や
フッ素系化合物を添加することでも効果が得られる。
【0042】これらシリコーン系化合物やフッ素系化合
物が境依存性に効果のある理由は不明だが、インク層表
面に配向したシリコーン系化合物やフッ素系化合物が、
外界との水の行き来を遮断し、インク層および光熱変換
層が一定の湿度に保たれため、インク層転写時の剥離力
の変動が少なくなるからではないかと推定される。
【0043】その効果は、インク層全体の3重量%以上
の添加により得られる。3重量%未満の添加量では十分
な効果が得られにくい。好ましいシリコーン化合物やフ
ッ素系化合物としては、熱転写性を損なわないものとし
て常温で固体(25℃〜100℃の融点)の化合物が好
ましい。中でも、ポリエステル変性シリコーン、ポリウ
レタン変性シリコーンが転写感度を更に向上させるので
好ましい。
【0044】シリコーン化合物やフッ素系化合物は、イ
ンク表面の配向することで、滑り性が生じ、結果として
インクに傷が付き難くなるという効果や、網点画像など
を出力した場合のシャドウ部再現性や小さい抜き文字の
再現性が改善される効果がある。
【0045】シャドウ部再現性は、表面に配向したシリ
コーン化合物やフッ素化合物が、インク層の横方向に拡
散した熱による微小なカブリを抑止するためと推定され
る。耐傷性は受像面へインク層が転写した時にも同様の
効果が得られるため、中間転写媒体などへ一度画像を転
写し、更に紙などへ再度画像を転写する工程を含むプロ
セスにおいて、傷防止のために非常に有効な手段とな
る。
【0046】十分な耐傷性や、シャドウ部再現性を得る
ためにも、これら、シリコーン化合物やフッ素系化合物
の添加量はインク層全体の3重量%以上の添加が好まし
い。
【0047】これら、シリコーン化合物やフッ素系化合
物とともに、前記ポリアルキレン鎖を有する化合物を併
用すると、更に感度、解像力、環境依存性の点で好まし
い。
【0048】その他の添加剤としては、インク層の可塑
化により感度アップを図る可塑剤の添加、インク層の塗
布性を向上させる界面活性剤の添加、インク層のブロッ
キングを防止するサブミクロンからミクロンオーダーの
粒子(マット材)の添加が可能である。本発明に用いら
れるマット剤としては、有機又は無機の微粒子が使用で
きる。有機系マット材としては、ポリメチルメタクリレ
ート(PMMA)、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、その他のラジカル重合系ポリマーの微粒
子、ポリエステル、ポリカーボネートなど縮合ポリマー
の微粒子などが挙げられる。
【0049】本発明において、インク層の膜厚は、0.
3〜0.7μmの範囲が好ましい。
【0050】(光熱変換層)光熱変換層に用いられる光
熱変換物質としては、光源によっても異なるが、光を吸
収し効率良く熱に変換する物質がよく、例えば半導体レ
ーザーを光源として使用する場合、近赤外に吸収帯を有
する物質が好ましく、近赤外光吸収剤としては、例えば
カーボンブラックやシアニン系、ポリメチン系、アズレ
ニウム系、スクワリリウム系、チオピリリウム系、ナフ
トキノン系、アントラキノン系色素等の有機化合物、フ
タロシアニン系、アゾ系、チオアミド系の有機金属錯体
などが好適に用いられ、具体的には特開昭63−139
191号、同64−33547号、特開平1−1606
83号、同1−280750号、同1−293342
号、同2−2074号、同3−26593号、同3−3
0991号、同3−34891号、同3−36093
号、同3−36094号、同3−36095号、同3−
42281号、同3−97589号、同3−10347
6号等に記載の化合物が挙げられる。これらは1種又は
2種以上を組み合わせて用いることができる。
【0051】光熱変換層におけるバインダーとしては、
例えばポリメタクリル酸メチル、ポリカーボネート、ポ
リスチレン、エチルセルロース、ニトロセルロース、ポ
リビニルアルコール(PVA)、ポリ塩化ビニル、ポリ
アミド、ポリアミド酸、ポリイミド、ポリエーテルイミ
ド、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、アラミド等
の一般的な耐熱性樹脂や、ポリチオフェン類、ポリアニ
リン類、ポリアセチレン類、ポリフェニレン類、ポリフ
ェニレン・スルフィド類、ポリピロール類およびこれら
の誘導体または、これらの混合物からなるポリマー化合
物を使用することができる。
【0052】更に上記インク層に、吸湿性の小さいバイ
ンダーを用いた光熱変換層を組み合わせると更に環境依
存性を改善出来るので好ましい。吸湿性の小さいバイン
ダーとしては60℃における水溶解性が20%以下の化
合物が好ましい。具体的には耐水性を向上させたケン化
度80%以上のポリビニルアルコールやその変性物、ポ
リアミド酸等が挙げられる。ポリビニルアルコールの吸
湿性を下げる手段としては、酢酸ビニルとエチレンを共
重合させ、これをケン化することでPVAにエチレンユ
ニットを導入する手段が挙げられる。
【0053】又、光熱変換層へ各種の離型剤を含有させ
ることで、光熱変換層とインク層との剥離性を上げ、感
度を向上することもできる。離型剤としては、シリコー
ン系の離型剤(ポリオキシアルキレン変性シリコーンオ
イル、アルコール変性シリコーンオイルなど)、弗素系
の界面活性剤(パーフルオロ燐酸エステル系界面活性
剤)、その他、各種界面活性剤等が有効である。
【0054】光熱変換層における光熱転換物質の含有量
は、通常、画像記録に用いる光源の波長での吸光度が
0.3〜3.0、好ましくは0.7〜2.5になるよう
に決めることができる。光熱変換層としてカーボンブラ
ックを用いた場合、光熱変換層の膜厚が1μmを超える
と、インク層の過熱による焦付きが起こらない代わりに
感度が低下する傾向にあるが、露光するレーザーのパワ
ーや光熱変換層の吸光度により変化するため適宜選択す
ればよい。
【0055】光熱変換層の厚みは、0.05〜0.6μ
mの範囲が好ましい。
【0056】光熱変換層としては、この他にも蒸着層を
使用することも可能であり、カーボンブラック、特開昭
52−20842号に記載の金、銀、アルミニウム、ク
ロム、ニッケル、アンチモン、テルル、ビスマス、セレ
ン等のメタルブラックの蒸着層の他、周期律表のIb、
IIb、III、IVb、Va、Vb、VIa、VIb、VIIbおよ
びVIII族の金属元素、並びにこれらの合金、またはこれ
らの元素とIa、IIa及びIIIb族の元素との合金、あ
るいはこれらの混合物の蒸着層が挙げられ、特に望まし
い金属にはAl、Bi、Sn、InまたはZnおよびこ
れらの合金、またはこれらの金属と周期律表のIa、II
aおよびIIIb族の元素との合金、またはこれらの混合
物が含まれる。適当な金属酸化物または硫化物には、A
l、Bi、Sn、In、Zn、Ti、Cr、Mo、W、
Co、Ir、Ni、Pb、Pt、Cu、Ag、Au、Z
rまたはTeの化合物、またはこれらの混合物がある。
また更に、金属フタロシアニン類、金属ジチオレン類、
アントラキノン類の蒸着層も挙げられる。
【0057】蒸着層の膜厚は、500オングストローム
以内が好ましい。
【0058】なお、光熱変換物質はインク層の色材その
ものでもよく、又、上記のものに限定されず、様々な物
質が使用できる。
【0059】(その他の層)光熱変換層が支持体下層と
の接着性に劣る場合は、光照射時あるいは熱転写後に、
受像媒体から熱転写記録媒体を剥離する際、膜剥がれを
起こし、色濁りを起こすことがあるので、支持体下層と
の間に接着層を設けることも可能である。
【0060】接着層としては、一般的にポリエステル、
ウレタン、ゼラチンなどの従来公知の接着剤が使用でき
る。又、同様な効果を得るために、接着層を設ける代わ
りに前記クッション層を下層として設け、これに粘着付
与剤、接着剤を添加することもできる。
【0061】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明
するが、本発明の実施態様はこれらに限定されるもので
はない。以下、部は重量部を表す。
【0062】実施例1 75μmの透明PETフィルムに、以下のクッション
層、光熱変換層、インク層を順次積層し、熱転写記録媒
体を作製した。
【0063】 クッション層 クレイトンD1117(シェルジャパン製、SIS) 7.5部 ハイマーSB150(三洋化成(株)製、ポリスチレン) 2.5部 メチルエチルケトン 40部 トルエン 50部 上記組成をワイヤーバーによりPET上に塗布、乾燥
し、乾燥膜厚1μmとした。
【0064】 光熱変換層(1) RS−117(クラレ製、耐水性PVA、ケン化度98.6mol%、 60℃水溶解率5%) 3.5部 CAB−O−JETT 300(CABOT製、CB水分散物)7.5部 フタージェントFT−251((株)ネオス製、フッ素系界面活性剤) 0.05部 イソプロピルアルコール 15部 純水 80部 上記組成をワイヤーバーによりクッション層上に塗布、
乾燥し、乾燥付き量0.67g/m2とした。
【0065】インク層は以下の組成(顔料はカーミン6
Bを使用)に対し、メチルエチルケトン600部、シク
ロヘキサノン300部とを混合、ホモジェッターにて分
散し、マゼンタインク分散液を作製した。次いで、ワイ
ヤーバーによりこの分散液を光熱変換層上に塗布、乾燥
し、乾燥付き量0.62g/m2とした。
【0066】マゼンタインク組成
【0067】
【表1】
【0068】SBM73F:スチレンアクリル樹脂(三
洋化成社製) ポリオキシアルキレン鎖を含む化合物 A PEG300(第一化成工業製、ポリエチレングリ
コール) B PEG1500(第一化成工業製、ポリエチレング
リコール) C ノニオン系活性剤(日光ケミカル製、NIKKOL
BL−25) 仕上がった熱転写記録媒体を用い、EV−Laser−
Proofer TC−P1080Cにて露光、TP−
80にて三菱特両アート紙上に画像を転写、記録性能の
評価を行った。記録条件は、露光面パワー100mW/
cm、4000dpi、400〜600rpmとした。
受像フィルムはCD−1Rを使用した。
【0069】ベタ感度:23℃、湿度50%の環境にお
いて、ベタパターンの転写反射濃度が3%低下する回転
数とした。
【0070】解像力:ベタ感度において、縦・横・斜
め、それぞれの2000dpiのライン&スペースをル
ーペにて目視評価。
【0071】レーザー走査ムラ:ベタパターンを目視評
価。レーザー主走査方向のムラが発生しない回転数とし
た。
【0072】
【表2】
【0073】実施例2 75μmの透明PETフィルムに、実施例1と同様にク
ッション層を塗布した後、以下の光熱変換層およびイン
ク層を順次積層し、熱転写記録媒体を作製した。
【0074】光熱変換層(1) 実施例1と同じ光熱変換層をワイヤーバーによりクッシ
ョン層上に塗布、乾燥し、乾燥付き量0.67g/m2
とした。
【0075】 インク層(1) MHIレッド#527((株)御国色素製、カーミン6BのMEK分散物) 6.67部 ハイマーSBM73F (三洋化成(株)製、スチレンアクリル、Tg=55℃) 2.15部 PEG300(第一化成工業製、ポリエチレングリコール) 0.63部 サーフロンS−383(旭硝子製、50%フッ素系界面活性剤) 0.04部 メチルエチルケトン 39.3部 プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート 19.3部 上記組成をワイヤーバーにより光熱変換層上に塗布、乾
燥し、乾燥付き量0.62g/m2とした。
【0076】この他にも以下の光熱変換層およびインク
層を準備した。
【0077】 光熱変換層(2) PVA−117(クラレ製、PVA、ケン化度98.5mol%、 60℃水溶解率45%) 3.5部 CAB−O−JETT 300(CABOT製、CB水分散物)7.5部 フタージェントFT−251((株)ネオス製、フッ素系界面活性剤) 0.05部 イソプロピルアルコール 15部 純水 80部 上記組成をワイヤーバーによりクッション層上に塗布、
乾燥し、乾燥付き量0.67g/m2とした。
【0078】 インク層(2) MHIレッド#527((株)御国色素製、カーミン6BのMEK分散物) 6.67部 ハイマーSBM73F(三洋化成(株)製、スチレンアクリル、 Tg=55℃) 2.15部 X24−8300(信越化学製、ポリエステル変性シリコーン、 25%キシレン溶液、融点55℃) 1.08部 サーフロンS−383(旭硝子製、50%フッ素系界面活性剤) 0.04部 メチルエチルケトン 39.3部 プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート 19.3部 上記組成をワイヤーバーにより光熱変換層上に塗布、乾
燥し、乾燥付き量0.62g/m2とした。
【0079】 インク層(3) MHIレッド#527((株)御国色素製、カーミン6BのMEK分散物) 6.67部 ハイマーSB75(三洋化成(株)製、ポリスチレン、Tg=35℃) 2.15部 X24−8300(信越化学製、ポリエステル変性シリコーン、 25%キシレン溶液、融点55℃) 1.08部 サーフロンS−383(旭硝子製、50%フッ素系界面活性剤) 0.04部 メチルエチルケトン 39.3部 プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート 19.3部 上記組成をワイヤーバーにより光熱変換層上に塗布、乾
燥し、乾燥付き量0.62g/m2とした。
【0080】 インク層(4) MHIレッド#527((株)御国色素製、カーミン6BのMEK分散物) 6.67部 ハイマーSBM73F(三洋化成(株)製、スチレンアクリル、 Tg=55℃) 2.15部 PEG300(第一化成工業製、ポリエチレングリコール) 0.63部 X24−8300(信越化学製、ポリエステル変性シリコーン、 25%キシレン溶液、融点55℃) 1.08部 サーフロンS−383(旭硝子製、50%フッ素系界面活性剤) 0.04部 メチルエチルケトン 39.3部 プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート 19.3部 上記組成をワイヤーバーにより光熱変換層上に塗布、乾
燥し、乾燥付き量0.71g/m2とした。
【0081】 インク層(5) MHIレッド#527((株)御国色素製、カーミン6BのMEK分散物) 6.67部 ハイマーSBM73F(三洋化成(株)製、スチレンアクリル、 Tg=55℃) 2.15部 サーフロンS−383(旭硝子製、50%フッ素系界面活性剤) 0.04部 メチルエチルケトン 39.3部 プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート 19.3部 上記組成をワイヤーバーにより光熱変換層上に塗布、乾
燥し、乾燥付き量0.60g/m2とした。
【0082】以下、表3記載の組み合わせの熱転写記録
媒体を作製し、評価を行った。
【0083】ベタ感度:実施例1と同様評価。ただし環
境は19℃、30%における評価。
【0084】シャドウ部再現:19℃30%の環境下
と、27℃70%の環境下にて、175線、98%の網
点画像を出力し、30倍のルーペにて、潰れている網が
無いか観察。低温低湿、高温高室の両環境において、と
もに潰れのないものを◎、視野内に2点まで潰れのあっ
たものは○、視野内に3〜10点まで潰れのあったもの
は△、視野内に11点以上潰れのあったものは×とし
た。
【0085】露光条件は、19℃、30%におけるベタ
感度回転数とした。
【0086】環境依存性:19℃、30%の環境下と、
27℃、70%の環境下にて、175線、50%の網点
画像およびベタ画像を出力し、50%のドットゲインを
測定、両環境でのドットゲイン値の差分を算出した。差
分が小さいほど好ましい。露光条件は、19℃、30%
におけるベタ感度回転数とした。
【0087】保存性:55℃、20%の環境にて1日経
時後、未処理のものに比べ、ベタ感度回転数の低下を求
めた。
【0088】耐傷性:受像フィルムにレーザー熱転写し
たベタ画像のスクラッチ強度を測定した。針は0.8m
mとした。
【0089】
【表3】
【0090】本発明によれば、記録感度、記録時の環境
温度/湿度に依存しない画像出力、保存性、細線やシャ
ドウ部再現などの解像力、記録材料および転写画像の耐
傷性に優れた記録材料を提供できることが分かる。
【0091】
【発明の効果】本発明によるレーザー熱転写記録媒体
は、感度アップ、細線再現性(解像力)向上、レーザー
走査ムラ(バンディング)の改善、シャドウ部の再現、
記録時の環境変動によるドットゲイン変動、保存安定
性、耐傷性に優れた記録材料を提供することが出来る。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも光熱変換層とインク層とを有
    するレーザー熱転写記録媒体において、該インク層が熱
    可塑性樹脂とポリオキシアルキレン鎖を有する化合物を
    1〜30重量部含有していることを特徴とするレーザー
    熱転写記録媒体。
  2. 【請求項2】 ポリオキシアルキレン鎖を有する化合物
    がポリエチレングリコール誘導体であることを特徴とす
    る請求項1に記載のレーザー熱転写記録媒体。
  3. 【請求項3】 ポリオキシアルキレン鎖のくり返し数が
    4〜50であることを特徴とする請求項1に記載のレー
    ザー熱転写記録媒体。
  4. 【請求項4】 ポリオキシアルキレン鎖を有する化合物
    が常温で固体であることを特徴とする請求項1に記載の
    レーザー熱転写記録媒体。
  5. 【請求項5】 インク層がシリコーン系化合物またはフ
    ッ素系化合物を3重量%以上含有することを特徴とする
    レーザー熱転写記録媒体。
  6. 【請求項6】 インク層がTg50℃以下のバインダー
    を40重量%以上含有することを特徴とするレーザー熱
    転写記録媒体。
  7. 【請求項7】 光熱変換層に、60℃における水溶解性
    が20%以下のバインダーを50重量%以上含有される
    ことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載のレ
    ーザー熱転写記録媒体。
  8. 【請求項8】 請求項5又は6に記載のレーザー熱転写
    記録媒体において、インク層にポリオキシアルキレン鎖
    を有する化合物を含有することを特徴とするレーザー熱
    転写記録媒体。
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