JP2001054886A - 吸着搬送方法および吸着搬送装置 - Google Patents

吸着搬送方法および吸着搬送装置

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JP2001054886A
JP2001054886A JP22991399A JP22991399A JP2001054886A JP 2001054886 A JP2001054886 A JP 2001054886A JP 22991399 A JP22991399 A JP 22991399A JP 22991399 A JP22991399 A JP 22991399A JP 2001054886 A JP2001054886 A JP 2001054886A
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suction
pressure
negative pressure
work
suction tool
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JP22991399A
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Kenji Hashiguchi
健二 橋口
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Koganei Corp
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Koganei Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークを吸着搬送する際に迅速に吸着確認を
行い得るようにする。 【解決手段】 ワークは吸着具によって第1の位置から
第2の位置へ吸着搬送されるようになっており、吸着具
内の着脱路には負圧源からの負圧と正圧源からの正圧と
が切り換えて供給され、着脱路内の圧力は圧力センサ6
0によって検出されるようになっている。ワークを吸着
するには、吸着具には負圧源からの負圧が供給され、吸
着準備圧力Pset の圧力となったときには吸着動作が実
行され、この圧力よりも吸着確認圧力ΔPset だけ増加
したときには吸着が完了したことが判断されて、ワーク
の搬送動作が実行される。ワークが第2の位置まで搬送
されたときには、吸着具には離脱圧力Preset が供給さ
れて、ワークは吸着具から離れることになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はICなどの電子部品
をワークとしてこれを検査ボードや実装基板などの被組
立部材に対して吸着して搬送する吸着搬送技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路が形成されたICやLS
Iなどの電子部品を検査ボードに多数搭載してそれぞれ
の電子部品が所定の機能を有するか否かを検査してい
る。その際には、それぞれトレーなどに配置された電子
部品を搬送装置によって検査ボードに搭載するようにし
ている。また、実装基板に電子部品を搭載する場合に
も、搬送装置を用いて所定の順序で複数種類の電子部品
を順次実装基板に搭載するようにしている。
【0003】このような搬送装置としては、X方向とY
方向の2軸方向に水平移動自在の搬送ヘッドに上下動自
在に吸着具を設け、搬送ヘッドを部品供給ステージと検
査ボードの所定の位置に移動させ、部品供給ステージと
検査ボードの所定の位置において吸着具を上下動させる
ようにしている。
【0004】搬送ヘッドには部品のサイズなどに対応さ
せて複数の吸着具が設けられ、真空つまり負圧により吸
着して搬送する部品に応じて所定の吸着具を上下動させ
るようにしている。吸着具に負圧を供給することによっ
て、吸着具に電子部品を吸着する場合には、吸着具の先
端に電子部品が吸着されたことを、圧力センサにより検
出するようにしており、吸着具の着脱路内の圧力が所定
の真空度となったときには、吸着具の先端に電子部品が
保持されたと判断するようにしたり、光センサや工業用
ビデオカメラを用いて電子部品の吸着動作を行った後の
吸着具先端の画像を取り込んで、電子部品が確実に吸着
されたか否かを判断するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光セン
サなどを用いて画像処理によって電子部品の吸着状態を
検出する場合には、搬送ルート上に光センサを設置する
必要があるだけでなく、判断に時間がかかるという問題
点がある。
【0006】従来、着脱路内の圧力を検出して電子部品
が吸着されたか否かを検出する場合には、着脱路内の負
圧が所定の真空度以上となったか否かで判断している
が、電子部品のサイズに応じて吸着具のサイズが変化す
ると、吸着状態での負圧の圧力値つま真空度が変化する
ので、それに対応させて吸着状態での負圧値を変化させ
る必要がある。しかしながら、同一のサイズの吸着具を
用いた場合でも、着脱路内にゴミなどの異物が付着して
着脱路の内径が変化すると、電子部品が吸着されたとき
の真空度が変化することがあり、吸着状態と判断するた
めの真空度の値を設定し直さなければ、誤動作すること
になる。また、吸着具のサイズ変更や経時変化を想定し
て、吸着時の真空度の値の許容値を大きくすると、吸着
の判断までに時間がかかり、迅速に吸着状態を検出する
ことができなくなる。
【0007】本発明の目的は、電子部品をワークとして
これを吸着搬送する際に迅速に吸着確認を行い得るよう
にすることにある。
【0008】本発明の他の目的は、ワークが吸着したこ
とを誤動作なく、確実に検出し得るようにすることにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の吸着搬送方法
は、ワークを第1の位置から第2の位置へ吸着具により
吸着して搬送する吸着搬送方法であって、負圧源と正圧
源とに接続されるとともに、前記吸着具に連通された着
脱路の圧力を圧力センサにより検出し、前記吸着具に負
圧を供給した時の吸着準備圧力を検出した後に前記吸着
具を前記ワークに接近させ、前記吸着具が吸着動作を行
った後の負圧力が前記吸着準備圧力に所定の吸着確認圧
力だけ増加した後に、前記吸着具を搬送動作するように
したことを特徴とする。
【0010】本発明の吸着搬送装置は、ワークを第1の
位置から第2の位置へ吸着具により吸着して搬送する吸
着搬送装置であって、負圧源と正圧源とに接続されると
ともに、前記吸着具に連通された着脱路内の圧力を検出
する圧力センサと、前記吸着具に負圧を供給した時の吸
着準備圧力を検出した後に前記吸着具を前記ワークに接
近させ、前記吸着具が吸着動作を行った後の負圧力が前
記吸着準備圧力に所定の吸着確認圧力だけ増加した後に
前記吸着具を搬送動作させる制御手段とを有することを
特徴とする。
【0011】本発明の吸着搬送装置は、前記圧力センサ
が前記着脱路内の圧力に応じた信号を出力するセンサ部
と、該センサ部の出力信号を処理する信号処理部とを有
し、該信号処理部は前記着脱路内の圧力が負圧となって
いるときには正圧となっているときよりも感度を高める
分解能切換回路を有することを特徴とする。
【0012】本発明の吸着搬送装置は、前記着脱路内の
圧力が正圧であるときと負圧であるときとでそれぞれ点
灯する点灯手段を有することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の一実施の形態である吸着搬
送装置を示す概略平面図であり、部品ステージに配置さ
れたICなどの電子部品をワークとしてこれを検査ボー
ドに自動的に搭載するためにこの吸着搬送装置が使用さ
れている。検査ボードに搭載された所定の数の電子部品
は、この位置から自動的に搬送されて検査ステージにま
で送られるようになっている。
【0015】この吸着搬送装置は、搭載テーブル11を
有し、この搭載テーブル11の所定の位置に、被搭載部
材としての検査ボード12が、たとえば、図1の右側か
ら搬入され、搭載後には左側に搬出されるようになって
いる。
【0016】搭載テーブル11にはX方向に伸びるガイ
ドレール13が2本敷設されており、それぞれのガイド
レール13に沿って摺動自在に設けられた摺動ブロック
14には、Y方向に伸びるガイドレール15が取り付け
られている。このガイドレール15には搬送ヘッド16
がY方向に摺動自在に取り付けられており、この搬送ヘ
ッド16は、図示しないモータにより駆動されるボール
ねじによりY方向に駆動されるようになっている。ま
た、搬送ヘッド16はそれぞれの摺動ブロック14を図
示しないモータにより駆動されるボールねじによりX方
向に駆動されるようになっている。
【0017】搭載テーブル11には、ICなどの電子部
品を配置するための部品供給ステージ23が複数個設け
られ、それぞれの部品供給ステージ23には、同種ある
いは異種の電子部品がトレイあるいはテープに巻き付け
られた状態となって配置されるようになっている。
【0018】搬送ヘッド16には複数組の吸着搬送ユニ
ット24が取り付けられており、その1組を拡大して示
すと図2の通りであり、1組の吸着搬送ユニット24は
8つの吸着搬送器25を有している。図2における3−
3線に沿う断面図を示すと図3の通りであり、図3に示
された1つの吸着搬送器25の内部構造を示すと図4の
通りである。
【0019】図3に示すように、ICなどの電子部品W
を吸着するための吸着ノズルや吸着ビットとも言われる
吸着具26が上下方向つまりZ軸方向に移動自在となっ
ており、たとえば、図1の部品供給ステージ23におけ
る第1の位置としてのI位置の電子部品を検査ボード1
2の第2の位置としてのII位置に搭載する場合には、搬
送ヘッド16を図1においてX軸方向とY軸方向とに移
動させて、所定の吸着具26を部品供給ステージ23の
A位置の真上に位置させた状態で、吸着具26を下降移
動させる。これにより、吸着具26は電子部品に接触し
た状態となり、この状態で吸着具に真空つまり負圧を供
給することにより電子部品は吸着具に吸着保持される。
【0020】この状態で吸着具を上昇移動させながら、
搬送ヘッド16をX軸方向とY軸方向とに移動させて、
吸着具をB位置の真上に位置決めする。この状態で吸着
具26を下降移動させることにより、電子部品を検査ボ
ード12の所定の位置に搭載することができる。吸着具
26の開口部26aには、図3に示すように、吸着搬送
器25の負圧ポートに接続された負圧ホース27が接続
されるようになっている。
【0021】検査ボード12に代えて実装基板に対して
多数の電子部品を搭載する場合にも図1に示す吸着搬送
装置を使用することができる。その場合には、実装基板
の所定の位置に複数のICのみならず、コンデンサや抵
抗器などの多種類の電子部品が搭載されることになる。
【0022】また、吸着搬送装置としては、検査ボード
12などの被搭載部材を支持する搭載テーブルと、電子
部品を収容する部品供給ステージとを有し、これらの間
に水平方向に移動自在に吸着搬送器を移動させるタイプ
であれば、図1に示されるものに限られない。
【0023】8つの吸着搬送器25は断面L字形状とな
り搬送ヘッド16に取り付けられたブラケット28に固
定され、それぞれの吸着搬送器25は、図4に示すよう
な内部構造となっており、空気圧シリンダ31とこれに
固定された負圧発生ブロック32とを有している。空気
圧シリンダ31は四角柱形状となっており、負圧発生ブ
ロック32は直方体形状となっている。空気圧シリンダ
31の内部に形成された空気圧室内にはピストン33が
軸方向に往復動自在に装着され、このピストン33に取
り付けられたピストンロッド34の先端には吸着具26
が取り付けられるようになっている。
【0024】負圧発生ブロック32の先端面には、圧縮
空気が供給される給気ポート35が形成され、この給気
ポート35は負圧発生ブロック32および空気圧シリン
ダ31に形成された給気路36により、ピストン後退用
の空気圧室37aに連通されている。空気圧シリンダ3
1の後端部に設けられた弁ブロック38には、給気路3
6に連通する給気路36aをピストン前進用の空気圧室
37bに対して開閉するピストン作動用の電磁弁39が
設けられている。この電磁弁39のソレノイドに通電が
なされていないときには、ピストンロッド34は空気圧
室37a内に供給される空気により、図4に示すよう
に、後退限位置となり、ソレノイドに通電すると、空気
圧室37bにも空気が供給されて、空気圧室37aより
も空気圧室37bの方の断面積が大きく設定させている
ことから、ピストンロッド34は前進移動することにな
る。
【0025】ピストン作動用の電磁弁39は、主弁41
を作動させるプランジャ42を有し、この主弁41が給
気路36aを開閉するようになっている。主弁41と複
数本の連動ロッド43を介して連動する従動弁44が空
気圧室37b側に配置されており、電磁弁39のソレノ
イドに通電されると、プランジャ42の後退移動に伴っ
て従動弁44が排気路45を閉塞し、通電が解かれて給
気路36aが閉塞された状態では従動弁44は排気路4
5を開いて空気圧室37bの空気を外部に排出するよう
になっている。
【0026】負圧発生ブロック32内にはディフューザ
46が組み込まれており、このディフューザ46の混合
通路46aに空気を供給するノズル47がディフューザ
46に対向して配置され、これらのディフューザ46と
ノズル47とによりエジェクタつまり負圧発生装置が形
成されている。ノズル47には給気ポート35に連通す
る給気路36bからの空気が供給されるようになってお
り、ディフューザ46に混合通路46aに連通させて形
成された吸引ポート46bは着脱路48を介して負圧ポ
ート49に連通されている。この負圧ポート49には、
図3に示すように、接続プラグ50が取り付けられるよ
うになっており、この接続プラグ50と吸着具26との
間に負圧ホース27が接続され、負圧ポート49から吸
着具2626の開口部26aまでが着脱路48となって
いる。
【0027】したがって、給気ポート35に供給された
空気をノズル47からディフューザ46の混合通路46
a内に噴出すると、混合通路46a内には吸引ポート4
6bからの空気を吸い込んだ空気の流れが発生して、負
圧ポート49は真空つまり負圧状態となる。ディフュー
ザ46から排出された空気は、給気ポート35に隣接し
て設けられた排気ポート51から外部に排出されること
になる。
【0028】給気ポート35からの空気をノズル47に
対して供給制御するために、流路ブロック52と弁ブロ
ック53を介して負圧発生ブロック32にはエジェクタ
作動用の電磁弁54が取り付けられている。この電磁弁
54はピストン作動用の電磁弁39と同一構造のものが
使用されており、この電磁弁54のソレノイドに対して
通電していない状態では、給気ポート35に連通した給
気路36bを従動弁44が開いて、この給気路36bを
ノズル47に連通した給気路36cに対して連通させる
状態とし、通電されると従動弁44が閉じてノズル47
への空気の供給は停止される。
【0029】負圧発生ブロック32に弁ブロック53に
対して反対側に取り付けられた弁ブロック55には真空
破壊用の電磁弁56が取り付けられており、この電磁弁
56は電磁弁39、54と同様の構造のものが使用され
ている。弁ブロック55にはこの中に形成された空気供
給室57と給気ポート35とを連通する給気路36dが
形成されており、電磁弁56のソレノイドに通電する
と、給気路36dが開かれて空気供給室57内に空気が
供給されるようになっている。通電が解かれると図4に
示すように、プランジャ42が前進して主弁41により
給気路36dが閉じられることになる。空気供給室57
は負圧発生ブロック32に形成された真空破壊路58に
連通されており、この真空破壊路58は着脱路48に連
通されている。
【0030】したがって、図3に示す吸着具26により
吸着保持されている電子部品を吸着具26から外す場合
には、エジェクタ作動用の電磁弁54への通電を解き、
真空破壊用の電磁弁56へ通電する。これにより、着脱
路48には空気が供給されるので、吸着具26から電子
部品は外されることになる。
【0031】負圧ポート49にはここを流れる空気中の
ゴミを除去するために、フィルタ59が設けられてお
り、この負圧ポート49内の圧力を検出するために、圧
力センサ60が負圧発生ブロック32に取り付けられて
いる。
【0032】このように、空気圧シリンダ31は四角柱
形状となり、これに固定される負圧発生ブロック32は
空気圧シリンダ31の幅に対応した幅となっているの
で、それぞれの吸着搬送器25は幅を狭くすることがで
き、それを水平方向に複数個積層配置することにより、
搬送ヘッド16に多数の吸着搬送器25を取り付けるこ
とが可能となる。
【0033】しかも、各々の吸着搬送器25は空気圧シ
リンダ31の空気圧室37a,37bと、ディフューザ
46とノズル47とからなるエジェクタと、真空破壊路
58とに対して1つの共通の給気ポート35から分配し
て供給することができるので、それぞれに空気を供給す
るためのホースを這い回すことなく、全体的にコンパク
トかつ軽量の吸着搬送器25とすることができる。した
がって、これらをたとえば、8つ積層して1つの吸着搬
送ユニット24としても、その重量を大きくすることな
く、搬送ヘッド16を迅速に移動させることができる。
【0034】それぞれの電磁弁39,54および56に
は、これらに対して電力を供給するために、コネクタ6
1a〜61dが着脱自在に装着されるようになってい
る。
【0035】図5は圧力センサ60を拡大して示す図で
あり、圧力センサ60は負圧発生ブロック32に止め付
けられ、負圧ポート49に連通する流路が成形された本
体部60aと、流路内の圧力を検出する圧力センサ部を
覆うカバー60bとを有しており、センサアンプなどの
電子部品が実装部60c内に組み込まれている。
【0036】図2に示す吸着搬送器25の圧力センサ6
0からの入力信号は、図6に示されるように、ケーブル
62によりセンサコントローラ63に送られる。このセ
ンサコントローラ63はフラットケーブル64により装
置コントローラ65に接続されている。図6に示す装置
コントローラ65は、吸着搬送装置から離れた位置に設
けられており、搬送ヘッド16を作動させるためのモー
タ、および搬送ヘッド16に設けられた電磁弁に対して
制御信号を送るようになっており、CPUなどの演算処
理部と、吸着搬送装置を構成する各部材の作動手順を格
納したり、プログラムの実行に必要な変数を一時的に格
納するためのメモリとを有している。
【0037】センサコントローラ63は、図1に示すよ
うに、搭載テーブル11に取り付けられるか、あるいは
その近傍に配置された支持台66に取り付けられてお
り、装置コントローラ65と同様に演算処理部とメモリ
とを有している。
【0038】図7は各々の吸着具26が第1の位置Iか
ら第2の位置IIまでワークを吸着して搬送する際に圧力
センサ60により検出される着脱路48の圧力変化を示
すタイムチャートであり、エジェクタ作動用の電磁弁5
4に通電がなされておらず、負圧源としてのエジェクタ
が作動していないときには、着脱路48はH点からA点
に示すように大気開放状態となっている。
【0039】電磁弁54に通電がなされてエジェクタが
A点において作動すると、着脱路48内は大気圧よりも
圧力が低下して負圧が高くなり、B点で所定の吸着準備
圧力Pset となる。この圧力はワークWが吸着具26の
先端に接触されるまで保持されて、C点においてワーク
Wが吸着具26の先端に接触すると、着脱路48内の負
圧は高くなり、吸着確認圧力ΔPset を経過した後に、
これよりも高いD点の圧力まで負圧が高くなる。
【0040】このようにして吸着具26の先端にワーク
Wが吸着された状態のもとで、第1の位置Iから第2の
位置IIにワークWが吸着搬送されることになり、第2の
位置IIにワークWが搬送されてその位置にワークWがセ
ットされると、ワークWを吸着具26から外すために、
E点において真空破壊用の電磁弁56に通電がなされて
着脱路48内には、正圧源としての給気ポート35から
の正圧が供給され、着脱路48はワークWが吸着具26
から離れる離脱圧力Preset となる。正圧の供給によっ
て、着脱路48内の圧力はF点の位置で大気圧まで負圧
が低下した後に、給気ポート35に供給される圧縮空気
の圧力となるG点まで正圧が高くなる。G点において真
空破壊用の電磁弁56に対する通電を解くと、着脱路4
8内の圧力は大気圧まで低下してH点に達することにな
る。
【0041】前述した吸着確認圧力ΔPset および離脱
圧力Preset は、センサコントローラ63内のメモリに
格納されており、センサコントローラ63に設けられた
操作キーやダイヤルを操作することによって任意の値に
設定することができる。
【0042】エジェクタを作動させて吸着具26に負圧
源を連通させたときにおける吸着準備圧力Pset は、吸
着具26の開口部26aからエジェクタまでの着脱路4
8の内径などの種々の条件によって変化することにな
り、吸着具26を交換してその内径が変化しても吸着準
備圧力Pset は相違することになる。
【0043】そこで、吸着具26に負圧を供給した後に
一定となった着脱路48の吸着準備圧力Pset を吸着動
作が行われる毎に検出し、吸着動作後の負圧の増加量が
所定の吸着確認圧力ΔPset だけ増加したことを検出し
たときに、吸着完了を判断するようにしている。
【0044】図8はワークを吸着して搬送する際におけ
る吸着具26の作動手順を示すフローチャートであり、
ステップS1で着脱路48に負圧が供給されてから所定
の時間が経過してB点を過ぎ、着脱路48内の圧力が安
定状態となったときに、ホストコンピュータとしての装
置コントローラ65から吸着準備圧力Pset を読み取る
信号、つまり図7におけるセンサ信号入力許可信号がス
テップS2で出力されて、その値がステップS3で読み
取られて、センサコントローラ63内のRAMなどのメ
モリやバッファーに格納されることになる。
【0045】吸着準備圧力Pset の値は、圧力センサが
着脱路48内の圧力を検出する毎にメモリに書き換える
ようにしても良く、所定の吸着動作毎に書き換えるよう
にしても良い。書き換え要求がない場合には、前回の吸
着準備圧力Pset 値を使用して、吸着動作が可能となっ
たか否かを判断するようにしても良い。
【0046】次いで、ステップS4で吸着動作が行われ
て、吸着具26の先端にワークWが接触すると、C点か
らD点に向けて着脱路48内の負圧は高まることにな
る。そこで、脱着路48内の負圧が所定値よりも大きく
なったとき、つまり着脱路48内の吸着圧力レベルが
(Pset +ΔPset )>設定値となったことがステップ
S5で判断されたときに、センサコントローラ63から
は吸着確認信号が出力されて、吸着具26を搬送動作さ
せるための作動信号がステップS6において搬送ヘッド
16に送られ、吸着具26は第1の位置からまず上昇移
動した後に第2の位置まで水平移動し、第2の位置で下
降移動することになる。
【0047】このように、ワークWが吸着具26に吸着
されることにより増加する負圧の増加圧力つまり吸着確
認圧力ΔPset の値を設定しておくことによって、吸着
動作後の吸着圧力(Pset +ΔPset )が設定値よりも
高くなったときに、搬送動作を行うようにしたので、吸
着具26が交換されてその内径が変化しても、吸着確認
圧力ΔPset 値を検出することになってワークWが吸着
されたことを確実に検出することができる。
【0048】ステップS7で搬送動作の終了が検出され
たならば、エジェクタ作動用の電磁弁54に対する通電
が停止され、真空破壊用の電磁弁56に対して通電がな
されることになり、ステップS8において着脱路48に
は正圧が供給される。ステップS9において、着脱路4
8の圧力が離脱圧力Preset となったことが検出された
ならば、ステップS10で吸着具26の離脱動作が実行
されて、吸着具26は上昇移動することになる。
【0049】離脱圧力Preset としては、吸着具26が
これを上昇移動させると確実にワークWから離れる圧力
であれば、負圧状態でも正圧状態でも良く、負圧状態と
する場合には、吸着準備圧力Pset よりも低い負圧と
し、かつ大気圧に近い圧力に設定される。
【0050】負圧の検出と正圧の検出とを別々の圧力セ
ンサにより検出することも可能であるが、吸着搬送装置
の製造コストを低減するためには、同一の圧力センサに
よって負圧と正圧とを検出することが好ましい。エジェ
クタを作動させた場合の負圧値と、真空破壊のための正
圧とを比較した場合には、圧力変化量は負圧よりも正圧
の方が大きくなる。このため、圧力センサからの出力電
圧は負圧を検出しているときよりも、正圧を検出してい
るときの方が大きくなる。したがって、離脱圧力Prese
t を正圧に設定した場合には、圧力センサからの出力電
圧の範囲は大きくなり、制御部も大きな変動範囲の出力
電圧に対応した処理を行うことが必要となる。しかも、
吸着準備圧力Pset や吸着確認圧力ΔPset を検出する
ための圧力センサによる検出精度は高める必要がある
が、正圧を検出しているときの検出精度は高める必要は
ない。
【0051】図9は離脱圧力Preset を正圧とした場合
における図7と同様な着脱路48の圧力変化を示すタイ
ムチャートであり、この場合には実際の離脱圧力Prese
tAを0.2〜0.3MPa程度の正圧に設定している。離脱
圧力PresetAをこのような正圧値とした場合には、圧力
センサからの出力電圧は負圧を検出しているときよりも
図示するように大きな変化量となるので、正圧を検出し
ているときには、圧力センサの分解能つまり感度を負圧
を検出しているときよりも1/Kに低くするようにし、
図9において破線で示す圧力変化を検出した場合と同様
な出力値となるようにしている。つまり、変換された後
の離脱圧力PresetBは実際の離脱圧力PresetAよりも1
/Kに圧縮された圧力値を出力することになる。
【0052】図10は前述のように負圧と正圧の場合で
出力分解能を変化させるようにした圧力センサ60の内
部構造を示すブロック図であり、圧力センサ60は、圧
力に応じて弾性変形する弾性変形部材に配置されてその
変形量に応じて抵抗値が変化する4つの抵抗素子つまり
センサ素子からなるセンサ部70と、センサ部70から
の信号を処理する信号処理部71とを有し、信号処理部
71は増幅回路72と、正負判定回路73と、正圧1倍
回路74と、負圧K倍回路75と、合成回路76と、出
力回路77とを有している。
【0053】正負判定回路73によって負圧から正圧に
切り換わったり、正圧から負圧に切り換わったことが判
定されたときには、出力回路77にゼロクロス信号が送
られることになる。出力回路77からは圧力に応じた電
圧信号、つまりアナログ信号がOUT 端子からセンサコン
トローラ63に出力されるとともに、圧力が正圧である
か負圧であるかを示すフラグ信号がFlag端子から出力さ
れる。この場合には、負圧判定回路73によって負圧を
検出していると判断したときには、負圧K倍回路75に
より負圧の分解能を高めるようにしている。つまり、正
負判定回路73と負圧K倍回路75とにより分解能切換
回路が形成されている。なお、センサ部70には電源回
路78から電力が供給されるようになっている。
【0054】図11は圧力センサ60の変形例を示すブ
ロック図であり、この場合には信号処理部71が図10
に示す場合と相違し、増幅回路72の出力信号は正圧1
倍回路74と負圧検出回路73aとに送られ、負圧とな
ったことが検出されたときには負圧検出回路73aから
出力回路77にゼロクロス信号が送られるとともに、負
圧K−1倍回路75aに出力される。この場合には、負
圧が検出されているときには、負圧K−1倍回路75a
により負圧の分解能を高めるようにしており、負圧検出
回路73aと負圧K−1倍回路75aとにより分解能切
換回路が形成されている。
【0055】図12は図11にブロック図で示された圧
力センサ60の具体的な回路構成を示す回路図であり、
センサ部70は4つの抵抗素子R1〜R4を有するブリ
ジッジ回路によって形成され、オペアンプAMP1〜A
MP4によって増幅回路72が形成されている。増幅回
路72は1倍回路74を形成する抵抗と、負圧検出回路
73aを形成するオペアンプAMP5とに接続され、オ
ペアンプAMP5の出力信号は負圧K−1倍回路75a
を形成するオペアンプAMP6に送られる。加算回路7
6はオペアンプAMP7により構成され、出力回路77
はオペアンプAMP8、AMP9とにより形成されてい
る。
【0056】信号処理部71にはLED点灯回路81が
接続されており、着脱路48が正圧となっているときに
は、緑色の光を点灯する発光ダイオードLEDGが点灯
し、負圧となっているときには、赤色の光を点灯する発
光ダイオードLEDRが、それぞれ点灯手段として点灯
するようになっている。
【0057】図13は着脱路48内の圧力の変化による
増幅回路72からの出力電圧と、圧力センサ60の出力
端子OUT からの出力電圧と、発光ダイオードLEDG、
LEDRのオンオフタイミングを示すタイムチャートで
あり、増幅回路72からの出力信号は圧力に応じて一定
の比率で変化するが、出力端子OUT からは負圧のときと
正圧のときとでは出力電圧の変化が相違しており、負圧
のときの感度つまり分解能は正圧のときよりも高くなっ
ている。
【0058】このような吸着搬送装置においては、半導
体チップなどの電子部品をワークWとしてこれを吸着具
26の先端に吸着して搬送する場合には、吸着具26の
開口部26aに連通する着脱路48に負圧を供給し、吸
着準備圧力Pset となったことが圧力センサ60からの
信号によって検出されたときには吸着具26をワークW
に接触させる吸着動作を行い、吸着後に着脱路48内の
負圧が所定の吸着確認圧力ΔPset だけ増加したときに
は搬送動作を行うことになる。これにより、吸着具26
に負圧を供給した後における吸着動作と、ワークWが吸
着された後の搬送動作とを誤動作なく迅速に行うことが
できる。
【0059】圧力センサ60は、着脱路48が負圧源に
接続されたときおよび正圧源に接続されたときのいずれ
についても圧力を検出することができるとともに、正圧
であるか負圧であるかを識別し、負圧であるときには正
圧であるときよりも高い分解能つまり感度で圧力を検出
することができる。
【0060】図14はセンサコントローラ63の操作パ
ネル82を示す図であり、全ての圧力センサ60に接続
されたケーブル62のプラグ部が接続されるコネクタ8
3と、装置コントローラ65に接続されたケーブル64
のプラグ部が接続されるコネクタ84とが設けられてい
る。操作パネル82には、モード設定用の入力キー84
が設けられており、前述したそれぞれの圧力値を入力す
る場合には、その入力キー84が操作される。設定圧力
値を増加させるときには、UPキー85が操作され、低下
させるときにはDOW キー86が操作される。入力した圧
力値は、数値を点灯表示する表示部87に表示されるよ
うになっている。操作パネル82には、吸着具26にワ
ークWが吸着されているか否かを点灯表示するために、
LED88が、1つの吸着搬送器25に設けられた8つ
の吸着具26に対応させて、8つ設けられている。それ
ぞれのLED88は、ワークWが吸着されているときに
は点灯し、吸着されていないときには消灯する。
【0061】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
あることはいうまでもない。
【0062】たとえば、図示する吸着搬送装置は多数の
吸着具を備えているが、1つの吸着具を作動する場合で
も良い。また、負圧源としてはエジェクタが使用されて
いるが、真空ポンプから吸着具に負圧を供給するように
しても良い。
【0063】
【発明の効果】本発明にあっては、吸着確認のためにカ
メラなどを用いて画像処理を行って搬送過程で吸着確認
を行う必要がなく、簡単な装置によって迅速に吸着確認
を行う必要がない。着脱路内の圧力変化を検出すること
によって、ワークを吸着搬送する際において、ワークの
吸着を誤動作なく最適なタイミングで行うことができる
とともに、ワークが吸着されたことを迅速に確認するこ
とができる。圧力センサによって正圧の検出と負圧の検
出とを兼用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である吸着搬送装置を示
す概略平面図である。
【図2】図1に示された吸着搬送ユニットを拡大して示
す平面図である。
【図3】図2における3−3線に沿う方向から見た拡大
矢視図である。
【図4】図3の断面図である。
【図5】図3および図4に示された圧力センサを拡大し
て示す断面図である。
【図6】圧力センサとセンサコントローラと装置コント
ローラとの接続状態を示すブロック図である。
【図7】吸着具がワークを吸着して搬送する際に圧力セ
ンサにより検出される圧力変化を示すタイムチャートで
ある。
【図8】ワークを吸着して搬送する際における吸着具の
作動手順を示すフローチャートである。
【図9】吸着具がワークを吸着して搬送する際に圧力セ
ンサにより検出される圧力変化を示す本発明の他の実施
の形態におけるタイムチャートである。
【図10】圧力センサの内部構造を示すブロック図であ
る。
【図11】他の実施の形態である圧力センサの内部構造
を示すブロック図である。
【図12】図11に示した圧力センサの具体的構成を示
す回路図である。
【図13】圧力の変化による増幅回路からの出力電圧と
圧力センサの出力端子からの出力電圧と発光ダイオード
のオンオフタイミングとを示すタイムチャートである。
【図14】センサコントローラの操作パネルを示す正面
図である。
【符号の説明】 11 搭載テーブル 12 検査ボード 13 ガイドレール 14 摺動ブロック 15 ガイドレール 16 搬送ヘッド 23 部品供給ステージ 24 吸着搬送ユニット 25 吸着搬送器 26 吸着具 27 真空ホース 35 給気ポート 36 給気路 39 ピストン作動用の電磁弁 46 ディフューザ 47 ノズル 48 着脱路 49 真空ポート 54 エジェクタ作動用の電磁弁 56 真空破壊用の電磁弁 58 真空破壊通路 60 圧力センサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを第1の位置から第2の位置へ吸
    着具により吸着して搬送する吸着搬送方法であって、 負圧源と正圧源とに接続されるとともに、前記吸着具に
    連通された着脱路の圧力を圧力センサにより検出し、 前記吸着具に負圧を供給した時の吸着準備圧力を検出し
    た後に前記吸着具を前記ワークに接近させ、 前記吸着具が吸着動作を行った後の負圧力が前記吸着準
    備圧力に所定の吸着確認圧力だけ増加した後に、前記吸
    着具を搬送動作するようにしたことを特徴とする吸着搬
    送方法。
  2. 【請求項2】 ワークを第1の位置から第2の位置へ吸
    着具により吸着して搬送する吸着搬送装置であって、 負圧源と正圧源とに接続されるとともに、前記吸着具に
    連通された着脱路内の圧力を検出する圧力センサと、 前記吸着具に負圧を供給した時の吸着準備圧力を検出し
    た後に前記吸着具を前記ワークに接近させ、前記吸着具
    が吸着動作を行った後の負圧力が前記吸着準備圧力に所
    定の吸着確認圧力だけ増加した後に前記吸着具を搬送動
    作させる制御手段とを有することを特徴とする吸着搬送
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の吸着搬送装置におい
    て、前記圧力センサは前記着脱路内の圧力に応じた信号
    を出力するセンサ部と、該センサ部の出力信号を処理す
    る信号処理部とを有し、該信号処理部は前記着脱路内の
    圧力が負圧となっているときには正圧となっているとき
    よりも感度を高める分解能切換回路を有することを特徴
    とする吸着搬送装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載の吸着搬送装置に
    おいて、前記着脱路内の圧力が正圧であるときと負圧で
    あるときとでそれぞれ点灯する点灯手段を有することを
    特徴とする吸着搬送装置。
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