JPH0547898A - 部品吸着搬送装置とその運転方法 - Google Patents

部品吸着搬送装置とその運転方法

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JPH0547898A
JPH0547898A JP20184091A JP20184091A JPH0547898A JP H0547898 A JPH0547898 A JP H0547898A JP 20184091 A JP20184091 A JP 20184091A JP 20184091 A JP20184091 A JP 20184091A JP H0547898 A JPH0547898 A JP H0547898A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 供給トレイ上の部品を真空吸着パッドで吸着
して所定場所へ搬送する部品吸着搬送装置において、真
空センサを含む真空系統の故障の有無の確認を部品吸着
動作とは別個に可能ならしめ、以て、供給トレイ上の部
品の有無を認識し、確実な部品吸着搬送を可能にする。 【構成】 吸着パッド1は真空発生装置6で真空引きさ
れ、その真空度は真空センサ7のONで示される。XY
ロボット(13,14)及び昇降シリンダ8により、供
給トレイ12上の部品を吸着パッド1で吸着して搬送先
ステージ10へ搬送する。部品吸着する前に、真空発生
装置6を働かせ、吸着パッドを空中に置いたときの真空
センサOFF反応で真空センサの無故障を、また吸着パ
ッドを吸着テスト用基準平面部9と密着させたときの真
空センサON反応で真空センサ及び真空系統の無故障
を、確認できる。その後、供給トレイ上の部品吸着動作
をすれば、そこにおける部品の有無は真空センサのON
又はOFFで判断される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配列されて供給される
部品を真空吸着ヘッドで順次吸着して所定位置まで搬送
する部品吸着搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の装置の従来例では、図1に示す
如く、供給される部品(本例では電子部品)2は供給ト
レイ12上の各ポイントにマトリクス状に配列されてい
る。この各ポイントに真空吸着パッド1を順次水平移動
させ、そこで下降させて当該ポイントに在る部品2を吸
着し、次いで上昇させた後水平移動させて所定位置まで
搬送し、そこで下降して部品を吸着パッド1から釈放
し、再び上昇する。この様な動作を供給トレイの順次の
ポイントについて行うことにより、供給トレイ2上の全
部品(1ロットの部品)が順次に吸着搬送される。
【0003】より詳しく述べると、吸着パッド1は供給
トレイ12上のマトリクスの第1ポイントに水平移動
し、下降して吸着動作を行う。そして吸着パッド1内の
真空度を検出する不図示の真空センサがON(すなわち
吸着パッド1内が所定の真空度になったことを示す信号
を該真空センサが出力すること)するの待つ。真空セン
サがONした場合は、部品を吸着したことが認識できた
として、吸着状態のまま吸着パッド1を上昇・水平移動
して部品を所定位置まで搬送する。続いて第2ポイン
ト,第3ポイント,……最終ポイントまでマトリクス順
に同様の動作を反復することにより、1ロットの全部品
の吸着・搬送が完了する。しかし、吸着パッド1が下降
・吸着動作をしても真空センサがONしない(すなわち
OFFとなる)場合、装置は吸着ミスと認識してオペレ
ータコールをし、停止してしまう様になっている。な
お、この種の装置として関連するものには、特開昭63
−63325がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術では、
図3や図5の*印で示すように供給トレイ12上の或る
ポイントに部品がない場合には、部品のないポイントに
吸着パッド1が下降する度に真空センサはOFFとなり
(何故なら吸着パッド1は図3に示す如く部品2の上面
より僅かに低い高さまでしか下降しない様に設計されて
いるので、そこに部品がなければ、吸着パッド1は大気
を吸い込み所定真空度にならないから)、オペレータコ
ールが生じて装置が停止し、それ以後の部品の吸着搬送
動作が継続できなくなるという問題がある。また、この
場合、もし「真空センサOFF=そこに部品なし」と判
断してそのまま次以降の部品に対する動作を続行するこ
ととすれば、実際には部品がないのに真空センサの故障
により真空センサがONになる場合や、又は、実際には
部品があって吸着パッドが部品に当接したのに真空セン
サや真空系統の故障により真空センサがOFFになる場
合、などとの区別がつかず、誤確認処理してしまうとい
う問題がある。
【0005】本発明は、真空吸着パッドを用いる部品吸
着搬送装置において、真空センサおよび真空系統の故障
の有無を確認し、以て、供給トレイに部品が空のポイン
トが有るか無いかという事と真空センサや真空系統が故
障しているか否かという事との識別を可能ならしめ、部
品の吸着搬送作業の確実かつ適正な遂行を可能ならしめ
ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は特許請求の範囲
の請求項1および2,3,4に夫々記載の部品吸着搬送
装置およびその運転方法を提供するものである。
【0007】
【作用】真空系統を働かせた状態にて吸着テスト用基準
平面部に吸着パッドを下降させてこれに密着させたと
き、真空センサがON出力を生じたら真空系統および真
空センサはいずれも正常に機能していると判断され、逆
に、もし、真空センサがOFF出力を生じたら、真空系
統または真空センサが故障していると判断される。ま
た、吸着パッドが空中にあるとき(即ち、吸着パッドを
部品上にもテスト用基準平面部上にも下降させていない
とき)に真空センサがOFF出力を生じれば真空センサ
は正常に機能しており、逆に真空センサがON出力を生
じれば真空センサは故障であると判断される。この様に
して真空センサおよび真空系統の正常・異常の確認がで
きる。
【0008】真空センサおよび真空系統が正常であるこ
とを確認した上で、吸着パッドが部品吸着動作をしたと
き(即ち真空系統を働かせ乍ら吸着パッドを部品に密着
させたとき)、真空センサONならば吸着パッドにより
部品が吸着されたと判断し、また真空センサOFFなら
ばそのポイントには部品が無いと判断し得る。
【0009】
【実施例】本発明の部品吸着搬送装置の1実施例の概要
構成を図1に斜視図として示す。基準フレーム11に設
けた2つの平行なY方向架台13(図ではその1つのみ
を示す)上をX方向架台14がY方向に摺動自在であ
り、このX方向架台14にはアーム4がX方向に可動に
支持されている。該アーム4には真空発生装置6,真空
センサ7,昇降用シリンダ8,該シリンダ8により昇降
される台板3に取付けられた真空吸着パッド1、および
該吸着パッド1と真空発生装置6とを接続する可撓な真
空配管5が支持されており、これらはアーム4と共にX
方向に移動可能である。以上の様にして、基準フレーム
11に対して真空吸着パッド1の昇降およびXY方向水
平移動を可能にするロボットが構成されており、このロ
ボットの制御により吸着パッド1を任意の位置に持ち来
たして下降および上昇させることができる。
【0010】真空発生装置6は真空配管5を介して吸着
パッド1内の空気を真空引きして部品吸着作用を起させ
るためのものであり、真空センサ7は、吸着パッド1が
物品を吸着して該吸着パッド内が所定真空度になるとそ
の検出信号を発し(すなわち真空センサ7がONとな
る)、吸着パッド1内が所定真空度にないときは信号を
発生しない(すなわち真空センサ1はOFF)ように設
計されている。
【0011】基準フレーム11上には部品搬送先ステー
ジ10が設けられている。部品搬送先ステージ10は、
吸着パッド1から部品2を受け取ったら不図示の所定の
場所までその部品を運び去り、再び空になって図示の元
の位置まで速やかに戻る様に構成されている。
【0012】多数の部品2をマトリクス状に載せた供給
トレイ12は基準フレーム11上の所定位置に運び込ま
れる。前記ロボットの動作により、この供給トレイ12
上の1つのポイント(部品位置)上に吸着パッド1を持
ち来たし、真空発生装置6を動作(ON)させてシリン
ダ8の動作により吸着パッド1を下降させて該ポイント
に在る部品2を吸着し、次いで吸着パッド1を上昇させ
た後、部品搬入先ステージ10上まで水平移動させ、そ
こで下降させて真空発生装置6を不作動(OFF)とす
ることにより該部品を吸着パッド1から離して部品搬入
先ステージ10上に置くことができる。その後、吸着パ
ッド1を供給トレイ12上の次のポイントに持ち来たし
て上記と同様の動作を行う。この様にして供給トレイ1
2上の各部品2を順次に部品搬送先ステージ10へ受け
渡すことができる。
【0013】更に、基準フレーム11上には吸着テスト
用基準平面部9が設けられており、この基準平面部の上
面は、基準フレーム11上に運び込まれた供給トレイ1
2上の部品2の上面と同じ高さに設定されている。これ
を用いて吸着テストを下記の如くに行うことができる。
すなわち、部品を吸着していない状態での吸着パッド1
を真空発生装置6がONの状態にて基準平面部9に下降
させてこれに密着させる。このとき、真空センサ7がO
Nになれば、真空系統、すなわち、吸着パッド1,真空
配管5,真空発生装置6および真空センサ7は、いずれ
も正常であることになり、またもし真空センサ7がOF
Fになれば、これらのいずれかに故障があることにな
る。この様に基準平面部9を用いて吸着パッドによる吸
着動作のテストが出来る。
【0014】他方、部品を吸着していない状態での吸着
パッド1が何物にも接触せずに空中にあるとき、真空セ
ンサ7がOFFであれば真空センサ7は正常であるこ
と、逆に、このとき真空センサ7がONになれば真空セ
ンサに異常があることが確認できる。
【0015】なお、吸着ヘッド1の下降は、基準フレー
ム11上の供給トレイ12上の部品2の上面より僅かに
低い高さまでである様に設計されているので、もしそこ
に部品がないときには、下降位置にある吸着ヘッドは空
中にあることになり、そのときの吸着ヘッド内圧力は大
気圧になることは云うまでもない。
【0016】次に、上述した部品吸着搬送装置の運転方
法の1実施例を図2のフローチャートに従って説明す
る。ステップ001では、基準フレーム11上に運び込
まれて定置された供給トレイ12上の第1ポイントの位
置データをロボットが読み込み、それを吸着位置データ
とする。ステップ002ではロボットは吸着テスト用基
準平面部9(この位置は予めロボットに記憶させてあ
る)の真上へ吸着ヘッド1を水平移動させる(但し未だ
下降はしない)。ステップ003で真空発生装置6を動
作(ON)させる。ステップ004で真空センサ7がO
FFか否かを判断し、OFFなら真空センサが正常であ
ると判断し(何故なら、このとき吸着パッドは空中にあ
り、その内圧は大気圧になっているので真空センサOF
Fは正常である)、ステップ005で吸着パッド1をテ
スト用基準平面部9まで下降させる。次いでステップ0
06で真空センサ7がONか否かを判断し、ONなら真
空センサ7,真空発生装置6,真空配管5および吸着パ
ッド1よりなる真空系統は全て正常であると判断し、ス
テップ007へ進む。
【0017】もし、前記ステップ004で真空センサ7
がOFFでない(すなわちONである)ならば、真空セ
ンサが異常と判断され、ステップ018で真空センサ異
常のアラームを発する。このアラームに気付いたオペレ
ータが装置の修理措置をした上でステップ019でアラ
ームをリセットすると、その後は前記ステップ005に
進む。
【0018】また、もし前記ステップ006で真空セン
サがONでない(すなわちOFFである)場合には、前
記真空系統に異常があると判断し、ステップ020でそ
の旨のアラームを発し、これに気付いたオペレータが装
置の修理措置をした上でステップ021でアラームをリ
セットすると、その後はステップ007に進む。
【0019】ステップ007では、真空発生装置6をO
FF(不作動)にすると共に吸着パッド1を上昇させ
る。次いでステップ008で吸着ヘッド1を吸着位置
(第1回目では前記第1ポイントの位置)まで水平移動
し、ステップ009で真空発生装置6をONさせると共
に吸着パッド1を下降させる。次いでステップ010で
は、真空センサ7がONならば、部品を吸着したと判断
し、ステップ011で吸着パッドを上昇させ、ステップ
012で搬送先ステージ10まで水平移動し、ステップ
013で吸着パッドを下降し、ステップ014で真空発
生装置6をOFFにすることにより吸着パッド1から搬
送先ステージ10に部品を引き渡し、ステップ015で
吸着パッド(部品釈放済み)を上昇させ、ステップ01
6に進む。
【0020】もし、前記ステップ010で真空センサが
ONでない(すなわちOFF)ならば、そのポイントに
は部品がないと判断し(ステップ022)、真空発生装
置6をOFFにすると共に吸着パッドを上昇させて(ス
テップ023)、ステップ016に進む。
【0021】ステップ016では、ロボット中の吸着位
置データが前記供給トレイ12上の最終ポイントの位置
データになったか否かを判断し、そうなったならば、供
給トレイ12上の全部品(すなわち1ロットの部品)の
吸着搬送が終了したと判断し、もし否であれば、ロボッ
トは供給トレイ12上の次ポイントの位置データを新た
に吸着位置データとして読み込み(ステップ017)、
前記ステップ002へ再び戻って同様の動作を反復す
る。
【0022】以上の様にして、供給トレイ12上の1ロ
ットの部品全ての吸着搬送が行われる。なお、以上の運
転方法では、各部品の吸着搬送の都度、それに先立って
真空系統の正常・異常の確認(図2においてステップ0
18ないし021を含めたステップ002から007ま
で)をする様になっているが、図2におけるステップ0
17から図示破線の如くステップ008へ戻る様なフロ
ーに構成すれば、1ロットについて最初だけ上記の真空
系統の正常・異常の確認を行う運転方法に改変すること
ができる。
【0023】前記の部品吸着搬送装置に関する運転方法
の他の実施例を図6により説明する。或る1つのポイン
トで吸着動作(真発生装置6をONにして吸着ヘッドを
当該ポイントに下降させる)を行なったとき、真空セン
サONならば正常に部品を吸着したと判断して搬送先ス
テージ10へ部品搬送した後に次ポイントへ進むが、も
し真空センサOFFならば、次いで直ちに吸着テスト用
基準平面部9にて吸着テストを行い、そのテスト結果が
正常(真空センサON)ならば前記のポイントには部品
がなかったと判断し、次ポイントに進む。上記の吸着テ
スト結果が異常(真空センサOFF)ならばアラームを
発する。
【0024】図7に更に他の運転方法を示す。真空系統
が正常であること(吸着パッドがテスト用基準平面部9
に密着したとき真空センサONであり、また吸着パッド
が空中に在るとき真空センサOFFであること)を確認
した後、或るポイントで吸着動作を行う。このとき真空
センサONならば搬送先ステージ10へ部品搬送を行
い、次いで再び上記同じポイントで吸着動作を行う。そ
の結果、真空センサOFFなら上記部品搬送が正常に行
われたと判断し(何故なら、上記部品搬送が正しく行わ
れたならば、その同じポイントには既に部品がなくなっ
ており、そこでは真空センサOFFとなる筈であるか
ら)次ポイントへ進むが、もし真空センサONであるな
ら、その同じポイントに部品が残っていることになるか
ら部品搬送失敗のアラームを発する。他方、また上記の
最初の吸着動作で真空センサOFFなり当該ポイントに
は初めから部品が無かったと判断して次ポイントへ進
む。本実施例によれば、1ロットについて部品吸着搬送
を終えたときロットに残留部品がないことも確認できる
ことになる。
【0025】更に別の運転方法の実施例を次に述べる。
トレイ12中の1ロット分の部品が満載でないとき、つ
まり、1ロットの部品の数がトレイ12上のポイントの
数より少いとき、一般にはトレイ12中の前の方のポイ
ントに部品が入っており後の方のポイントは空にしてあ
ること(部品の前詰め)が多い。本実施例はこの様な部
品前詰めの場合に効果的な運転方法である。すなわち制
御装置中に「部品なし」をカウントするカウンタを設け
ておく。前実施例と同様に真空系統の正常を確認した
後、トレイ12の前の方のポイントから部品吸着動作を
行なっていき、各ポイントでの吸着動作毎に真空センサ
のON又はOFFを確認し、真空センサONならば搬送
先ステージ10へ部品を搬送し、また、真空センサOF
Fならばそのポイントは「部品なし」であると判断して
上記カウンタを1カウント進め、次ポイントに進む。こ
の様にして「部品なし」と判断されたポイントが連続し
て所定の或る数だけ続いたとき、即ち「部品なし」カウ
ンタが連続してカウントしたカウント値が所定の或る数
に達したときには、トレイ12上には残留部品がなくな
った、即ち1ロットが終了したと判断する。これによ
り、トレイの最終ポイントまで吸着動作をすることなく
ロットの終了の確認を早めることが可能になる。
【0026】運転方法の更に他の実施例を下記に述べ
る。制御装置に供給トレイ12上の1ロットの部品数n
を予め入力し記憶させておく。また制御装置にはトレイ
12の各ポイントでの吸着動作による真空センサONを
カウントするカウンタを設けておく。真空系統の正常性
を前記実施例と同様に確認した後、各ポイントで吸着動
作を行い、真空センサONなら搬送先ステージ10に部
品を搬送し、真空センサOFFなら「部品なし」のアラ
ームを発し、オペレータによるアラームリセットを待っ
て再び吸着動作を行う。この様にして各ポイントでの吸
着動作で真空センサONになって搬送先ステージ10へ
の部品搬送が行われる都度、これを上記のカウンタがカ
ウントする。このカウンタのカウント値が上記の入力記
憶させておいた1ロットの部品数nに達したときロット
終了と判断する。本実施例ではロットの終了を直ちに正
確に知ることができる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、供給トレイ上の部品を
真空吸着パッドを用いて所定場所へ吸着搬送する部品吸
着搬送装置において、真空センサおよびそれを含む真空
系統の故障の有無を部品吸着動作とは別個に確認し得る
ので、供給トレイ上に部品が空のポイントが有るか無い
かを上記真空系統の故障とは識別して判断することが出
来、部品の吸着吸着搬送作業の確実適正な遂行が可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る部品吸着搬送装置の1実施例の概
要斜視図、
【図2】上記部品吸着搬送装置の運転方法の1実施例を
示す動作フローチャート、
【図3】真空吸着パッドと供給トレイ上の部品を示す斜
視図、
【図4】図3のA−A断面で見た吸着パッドの部品への
密着状態および部品が空のポイントへの下降状態を示す
図、
【図5】部品が非満載である供給トレイの平面図、
【図6】図1の装置の他の運転方法の例を示す動作フロ
ーチャート、
【図7】同じく更に他の運転方法の例を示す動作フロー
チャート。
【符号の説明】
1…真空吸着パッド 2…部品 3…昇降台板 4…アーム 5…真空配管 6…真空発生装置 7…真空センサ 8…昇降用シリン
ダ 9…吸着テスト用基準平面部 10…部品搬送先
ステージ 11…基準フレーム 12…供給トレイ 13…Y方向架台 14…X方向架台

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準フレームに対して相対的に水平移動
    および昇降可能な真空吸着パッドと、該真空吸着パッド
    内部を真空引きするための真空系統と、該真空吸着パッ
    ド内部が部品吸着可能な所定の真空度になったときにO
    N出力を生じ、そうでないときOFF出力を生じる様に
    設計された真空センサとを具備し、上記真空吸着パッド
    は基準フレーム上に供給された部品の上面に密着する高
    さまで下降可能であり、以て、該真空吸着パッドの上記
    水平移動および昇降により上記部品を吸着して所定位置
    へ搬送する部品吸着搬送装置において、上記基準フレー
    ム上に、上記供給された部品の上面と同一の高さを有す
    る吸着テスト用基準平面部を設けたことを特徴とする部
    品吸着搬送装置。
  2. 【請求項2】 部品吸着動作を行う前に、真空吸着パッ
    ドを空中に置いたときの前記真空センサのOFF出力、
    および前記真空系統を働かせている状態にて真空吸着パ
    ッドを前記吸着テスト用基準平面部に密着させたときの
    該真空センサのON出力に依り、前記真空センサおよび
    真空系統が正常であることの確認をすることを特徴とす
    る請求項1記載の部品吸着搬送装置の運転方法。
  3. 【請求項3】 部品吸着動作を行なったときに真空セン
    サがOFF出力を生じた場合に、その直後に、前記真空
    系統を働かせている状態にて真空吸着パッドを前記吸着
    テスト用基準平面部に密着させてそのときの真空センサ
    のON出力に依り真空センサおよび真空系統が正常であ
    ることの確認をすることを特徴とする請求項1記載の部
    品吸着搬送装置の運転方法。
  4. 【請求項4】 真空センサおよび真空系統が正常である
    ことを確認した場合には、部品吸着動作を行なったとき
    に生ずる真空センサのOFF出力はそこに部品が無いこ
    とを意味すると判断することを特徴とする請求項2又は
    3記載の部品吸着搬送装置の運転方法。
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