JPH0465854A - 基板搬送装置 - Google Patents

基板搬送装置

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JPH0465854A
JPH0465854A JP2178842A JP17884290A JPH0465854A JP H0465854 A JPH0465854 A JP H0465854A JP 2178842 A JP2178842 A JP 2178842A JP 17884290 A JP17884290 A JP 17884290A JP H0465854 A JPH0465854 A JP H0465854A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、薄板状の基板を負圧吸着して搬送する基板搬
送装置、特には半導体素子製造用露光装置等において、
マスク(レチクル)やウェハ等の基板を負圧吸着して搬
送する基板搬送装置に関するものである。
〔従来の技術〕
半導体素子の製造に用いられる露光装置として、所謂ス
テッパと呼ばれる装置が知られている。半導体素子製造
用ステッパは、半導体ウェハを投影レンズ下でステップ
移動させながら、マスク(レチクル)上に形成されてい
るパターンの像を投影レンズで縮小し、1枚のウェハ上
の複数箇所に順次露光して行くものである。
このようなステッパを含む露光装置(半導体素子製造装
置)では、マスクやウェハ等の基板を負圧により吸着保
持し、吸着保持された基板をロボットハンドにより搬送
している。また、このような露光装置において、基板を
搬送する搬送装置では、基板の保持確認を吸着圧力を測
定することにより行なったり、吸着圧力の変化を測定圧
力と元圧との差が所定値を越えた場合に信号を発する所
謂差圧センサーを使用して検出するということが行なわ
れている。
〔発明が解決しようとしている課題〕
このような露光装置で処理される半導体素子、特にDR
AMはIM(メガ)ビットから4M(メガ)ビット、更
には16M(メガ)ビットへと高集積化が進み、線幅も
微細化されると同時に半導体素子個々も大型化している
。この大型化のため1枚のウェハ上の半導体素子の数は
低下する。しかしながら、半導体素子の価格は、処理能
力やメモリー容量に比例して上昇するものではないのが
現実である。従って、露光装置にはより細い線幅、より
高精度の位置合わせのみでなく、生産性を向上させる為
、より高いスループットも要求されている。
二こで、露光装置のスルーブツトを向上させる為には、
基板、例えばウェハの搬送部においても、スループット
を向上させる必要がある。また、特にステッパのウェハ
搬送部において、上述したように半導体素子個々の大型
化のため1枚のウニ/%上の半導体素子の数が低下し、
更には露光照明部の改良等により本体側の処理時間が短
くなり、ウェハの供給及び回収速度はもとより、ウニ/
Sカセットからウェハを取り出してプリアライメントを
終了させ、トップステージに受は渡せる状態までの時間
を短縮する必要がある。
ウェハ搬送部のスループットを向上させるには、アクチ
ュエーター等をより高速で動作させる事が必要となる。
しかしながら、ウエノ1は非常に破損し易(、また大口
径化の為に取り扱いは非常に困難になってきており、特
にウェハハンドリングにおいては非常に注意が必要にな
ってきた。
しかしながら、基板搬送装置において、基板の吸着確認
を吸着部分の圧力のみを測定する絶対圧測定で行う方法
では、負圧源からの元圧が非常に高い場合には、不完全
な吸着状態においても、測定圧力が絶対圧の規格を満足
してしまえば、正常と見なして基板の搬送動作を開始し
てしまい、基板を落下させたり破損するという問題が生
じる。
これに対し上述の配給対圧の規格を高い圧力に設定する
と、装置へ供給されている元圧が低下した場合、それが
充分搬送に耐えうる圧力であっても基板吸着エラーとな
り、完全なダウンタイムになってしまい生産性を低下さ
せてしまう。また、基板吸着部分の圧力と元圧を単に比
較するだけの方法では、元圧の低下時においても正常と
判断され、基板の搬送が通常と同様に行なわれるという
問題が生じた。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、その
目的は、基板を落下させたり破損させることのない基板
搬送装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上述の課題を達成するために、本発明の基板搬送装置は
、基板を負圧吸着するためのフィンガーを持つロボット
ハンドと、負圧源から前記フィンガーに負圧を供給する
ための負圧供給路中で負圧供給口付近の負圧を測定する
第1圧力センサと、前記負圧供給路中で前記フィンガー
付近の負圧を測定する第2圧力センサと、前記基板を前
記フィンガーに吸着する際の前記第1及び第2圧力セン
サの測定結果に応じて前記ロボットハンドの移動速度を
制御する制御手段を有している。また、前記制御手段は
、前記測定結果に応じて前記ロボットハンドに、前記基
板を前記フィンガーに受渡す動作を再度繰返させたり、
前記基板の次の基板を前記フィンガーに受渡す動作を行
なわせたりしている。
〔実施例〕
以下、本発明を図に示した実施例に基づいて詳細に説明
する。
第1図は本発明の基板搬送装置を適用した半導体製造用
の露光装置(ステッパ)の−例を示す側面図、第2図は
第1図の装置のウェハの流れを示す上面図である。これ
らの図において、lはレチクルパターンを有するレチク
ル(原板)2を照明する照明部、3はレチクルパターン
をウェハ(基板)14上に縮小投影する投影レンズ、4
はウェハ14を載置するトップステージ、5はトップス
テージ4を載置するXYステージ、6はXYステージ5
をはじめとする装置全体を載置しているベース定盤、7
はベース定盤6を支持し、装置全体の姿勢を保つと共に
、装置全体の振動を抑制するために複数設けられたエア
マウントである。レチクル2は不図示のレチクルステー
ジにより図の位置に保持され、x、y、  θの各方向
に移動可能とされている。また、トップステージ4は載
置しているウェハ14をθ方向に回転させる機能を有し
ている。
第2図を参照して、8はウェハ14をトップステージ4
に載置させるためのロボットハンド、9はトップステー
ジ4にウェハ14を載置させる前に、ウェハ14の外形
測定によりオリフラや中心位置等を合せておくプリアラ
イメントステージ、IOは露光処理を終了したウェハ1
4をトップステージから回収するロボットハンド、11
は処理前のウェハをいれてお(ウエノへカセット、12
は処理後のウェハをいれてお(ウェハカセット、13は
ロボットハンド8.10やプリアライメントステージ9
をはじめとするウエノ\搬送部を支持する支持部である
。支持部13はベース定盤6に取り付けられている。
次に、この装置におけるウエノ1搬送の流れを述べる。
ウェハカセット11に収納されているウェハ14は、先
ず不図示のロボットハンドによりプリアライメントステ
ージ9に載置される。プリアライメントステージ9では
ウェハ14のオリフラ及び外周を検知して、ウエノ\1
4がトップステージ4に載置されたときに、オリフラが
所定の方向となり、且つその外周が所定の位置となるよ
うにプリアライメントを行う。プリアライメントが終了
したウェハ14は・、予め所定の位置に来ているトップ
ステージ4にロボットハンド8によって載置される。ト
ップステージ4に載置されたウェハ14は、不図示のア
ライメントシステムを介して最終的にアライメントされ
、露光が開始される。
ウェハ14のステップアンドリピート露光が終了した後
、ウェハ14はXYステージ5によりウェハ回収位置に
移動され、ロボットハンドIOによりトップステージ4
から回収される。そして、この後、不図示のロボットハ
ンドによりウェハカセット12に収納される。
この露光処理中には、次のウェハ14がウェハカセット
11より取り出され、プリアライメントされ、トップス
テージ4上へ何時でも供給可能な状態まで進められ、待
機している。そして、トップステージ4上にあるウェハ
14が露光処理終了後回収されると、次のウェハ14が
直ちにトップステージ4上に供給されるという動作が繰
り返される。
第3図は本発明の基板搬送装置の一実施例を示すブロッ
ク図で、この図はウェハハンドリング用ロボットハンド
8、またはハンド10への負圧配管系を示している。ま
た、第4図は第3図の実施例の圧力センサ24,26の
出力に基づいた判断を説明するためのグラフである。
第3図において、20はウェハ14を吸着し搬送する為
のフィンガーで、第1図のハンド8、またはハンドlO
に設けられている。以下の説明では、ハンド8に設けら
れている場合を例にして説明する。21はフィンガー2
0の吸引口31に真空源32で発生されている負圧を送
るためのホース、22はホース21の途中に設けられ、
真空源32からの負圧をフィンガー20へ与えたり遮断
するための電磁弁、23は電磁弁22をドライブするド
ライバである。
24はフィンガー20に送られている負圧のフィンガー
20付近での圧力を測定し、測定圧力をアナログ電気信
号に変換する圧力センサ、25は圧力センサ24からの
電気信号をデジタル信号に変換するA/D変換器、26
はフィンガー20に送られている負圧の電磁弁22より
手前の圧力、即ち元圧を測定し、測定圧力をアナログ電
気信号に変換する圧力センサ、27は圧力センサ26か
らの電気信号をデジタル信号に変換するA/D変換器で
、30はフィンガー20を移動させるためのアクチュエ
ータであるところのモータ、31はモータ30をドライ
ブするためのドライバ、32はドライバ31を制御する
ためのコントローラである。40は上位からの動作指令
によりA/D変換器24.27からのデジタル信号を取
り込み、フィンガー20が適切な動作を行うようコント
ローラ32に指令を与えるためのCPUであり、CPU
40は電磁弁22の動作を制御するためにドライバ23
に対しても駆動指令を出力する。
第4図は圧力センサ24,26の測定圧力(出力信号)
をそれぞれ縦軸、横軸に取ったもので、CPU40によ
りコントローラ32に対し与える指示の判断基準を示し
ている。この図において、101は圧力センサ24,2
6の測定圧力が一致している状態を示す直線である。即
ち、圧力センサ24.″26の測定圧力の関係が、この
直線101上にある時には、フィンガー20にウェハ1
4が負圧のリークな(吸着されていることになる。
102.103,104,105.及び106は、圧力
センサー24.26の測定圧力の状態により分類したエ
リアである。エリア103はリークが非常に少ない状態
を示し、以下「完全吸着エリア」と呼ぶ。エリア102
はフィンガー20にウェハ14が乗っていない状態、即
ち完全にリークしている状態を示し、以下「ウェハ無し
エリア」と呼ぶ。エリア104は比較的リークが多い状
態を示し、以下「第1不完全吸着エリア」と呼ぶ。
エリア105はリークが非常に多い状態を示し、以下[
第2不完全吸着エリア]と呼ぶ。エリア106は真空源
32からの元圧が低い状態を示し、以下「元圧異常エリ
ア」と呼ぶ。次に、この実施例におけるウェハ搬送につ
いて述べる。先ず、CPU40の指令によりモータ30
が動作し、フィンガー20がウェハ14を取れる状態(
フィンガー20にウェハ14が乗っている状態)まで動
作を行なった後、CPU40はドライバ23に指令を与
え、電磁弁22をONLフィンガー20の吸引口31に
負圧が到達するようにする。ここで、CPU40は圧力
センサ24の値が安定したら圧力センサ24゜26の測
定圧力(電気信号)を読み取り、圧力センサ24.26
の測定圧力の関係が、第4図に示すエリア102〜10
6のどのエリアの状態であるかを判断し、各エリア10
2〜106に対応する以下の動作を行なわせる。
(1)ウェハ無しエリア102の時:フィンガー20上
にウェハ14が無いと判断し、コン、トローラ32に指
令を出してモータ30を駆動し、フィンガー20をウェ
ハカセット11から取出されたウェハ14を受取る位置
に再度行かせる。
(2)完全吸着エリア103の時:ウェハ14がフィン
ガー20に確実に吸着されたと判断し、コントローラ3
2に指令を出してモータ30を駆動し、フィンガー20
を所定速度で次の処理のための位置に移動する。
(3)第1不完全吸着エリア104の時:ウェハ14は
フィンガー20の上にあるが、ウェハ14のそり等によ
り吸着状態が悪いとし、フィンガー20の移動速度を(
2)の場合に比較して十分遅い速度で、且つ動作により
ウェハ14をフィンガー20より落下したり、ウェハ1
4を破損しない速度で(2)の場合と同様の次の処理に
進む。
(4)第2不完全吸着エリア105の時:ウェハ14は
フィンガー20の上にあるが、ウェハ14のそり等によ
り吸着状態が非常に悪いと判断し、CPU40は装置外
部に警報を発すると共に、次のウェハ14を処理するよ
うにコントローラ32に指示を与える。
(5)元圧異常エリア106の時:真空源32からの元
圧が異常に低下しており、フィンガー20によるウェハ
搬送は不能と判断し、CPU40は装置外部に警報を発
すると共に、−切の搬送を停止して元圧が回復するのを
待つ。
ここで、(3)や(4)の場合には、CPU40は、電
磁弁22を0FFL、次にフィンガー20を一度つエバ
14より遠ざけてから再度フィンガー20がウェハ14
を取れる状態に復帰させ、この後電磁弁22をONする
という、所謂リトライを行う様にしても良い。これによ
れば、不完全吸着がゴミ等の異物を挟んだことにより生
じた場合は、回復する可能性がある。
第5図は本発明の他の実施例を示すブロック図、第6図
は第5図の実施例の動作を示すフローチャートである。
第5図において、24.26は第3図の実施例に示され
た圧力センサ、51,52.53はそれぞれ固定の基準
値を示す信号を発生する基準信号発生器、54は圧力セ
ンサ24と基準信号発生器51のそれぞれからの信号を
比較してON10 F F信号を出力する比較器、55
は圧力センサ24と基準信号発生器52のそれぞれから
の信号を比較してON10 F F信号を出力する比較
器、56は圧力センサ26と基準信号発生器53のそれ
ぞれからの信号を比較してON10 F F信号を出力
する比較器である。また、57.58は圧力センサ26
の信号を固定された比率で比例分配する分配器、59は
圧力センサ24と分配器57のそれぞれからの信号を比
較して0N10FF信号を出力する比較器、60は圧力
センサ24と分配器58のそれぞれからの信号を比較し
てON10 F F信号を出力する比較器、61は比較
器54,55゜56.59.60からの信号を取り込み
、その信号を処理して不図示のアクチュエータを制御す
るための指令を出力するシーケンサである。
第4図を参照して、基準信号発生器51は圧力センサ2
4の測定圧力における第2不完全吸着エリア105の上
限値と等価の信号を発生するものであり、比較器54は
これにより圧力センサ24の測定圧力が第2不完全吸着
エリア105の上限値に対して高いか低いかを判断する
。基準信号発生器53は圧力センサ26の測定圧力にお
ける元圧異常エリア106の上限値と等価の信号を発生
するものであり、比較器56はこれにより圧力センサ2
6の測定圧力が元圧異常エリア106の上限値に対して
高いか低いかを判断する。
分配器57は、圧力センサ24の測定圧力におけるウェ
ハ無しエリア102の上限値と等価の信号を、圧力セン
サ26の測定圧力信号を比例分配することにより発生さ
せる。これにより、比較器59は圧力センサ24の測定
圧力がウェハ無しエリア102の上限値、即ち第2不完
全吸着エリア105の下限値に対して高いか低いかを判
断する。
また、分配器58は、圧力センサ24の測定圧力におけ
る第1不完全吸着エリア104の上限値と等価の信号を
、圧力センサ26の測定圧力信号を比例分配することに
より発生させる。比較器60はこれにより圧力センサ2
4の測定圧力が第1不完全吸着エリア104の上限値、
即ち完全吸着エリア103の下限値に対して高いか低い
かを判断する。
基準信号発生器52は、圧力センサ24のノイズレベル
より僅かに高い基準信号を発生するものであり、比較器
55はこれにより圧力センサ24の測定圧力が大気圧か
負圧がある状態かどうかを判断する。
次に、この実施例の動作を第6図に沿って述べる。先ず
、ステップ201において、シーケンサ61は不図示の
アクチュエータを駆動し、ウェハ吸着搬送用のフィンガ
ー20上にウェハ14が乗るようにフィンガー20を移
動する。この移動が終了すると、ステップ202におい
て、第3図に示す電磁弁22をONして吸着用負圧をフ
ィンガー20に送る。ステップ203では、電磁弁22
をONした後、負圧が充分フィンガー20に到達するま
での時間、次の動作をウェイト状態とする。
ステップ204では、比較器56の出力により真空源3
2からの元圧が所定の圧力以上であることをチエツクす
る。所定の圧力以下の場合、即ち負圧が所定圧力に達し
ていない場合、No側のステップ205に進み、装置外
部に元圧異常を知らせ、元圧が正常になるのを待つ。元
圧が所定の圧力以上である場合は、即ち負圧が所定圧力
に達してる場合、ステップ206に進み、ステップ20
5により警報ONが実行されている場合は警報をOFF
し、そうでない場合は、そのままステップ207に進み
、ウェハ14の有無を確認する。
比較器59の出力により、ウェハ14がフィンガー20
上に無いと判断された場合は、No側へ進み、リトライ
や次のウェハがあるべき場所へフィンガー20を移動さ
せる。ウェハ14がフィンガー20上にあると判断され
た場合は、YES側へ進みステップ208で比較器60
の出力により完全吸着かどうかの判断をする。完全吸着
であれば、YES側へ進みステップ209の通常搬送を
行わせる。
不完全吸着であればNo側へ進み、ステップ210で比
較器54の出力により不完全吸着の度合い、即ち第2図
の第1不完全吸着エリア104か第2不完全吸着エリア
105かの判定を行う。第1不完全吸着エリア104側
であればYES側へ進み、ステップ211でウェハ14
を破損しないよう安全で且つ通常に比べて低速での搬送
を行う。第2不完全吸着エリア105であればNo側に
進み、ステップ212で装置外部に吸着異常を知らせ、
更にリトライや次のウェハがあるべき場所へフィンガー
20を移動させる。
ウェハ14を吸着したフィンガー20を移動した後、フ
ィンガー20から次の工程にウェハ14を受渡す場合、
シーケンサ61は、電磁弁22をOFFした後、比較器
55の出力によりウェハ14の吸着が確実にOFFされ
ていることをチエツクし、それからフィンガー20を受
渡しのために下降動作させる。これは、電磁弁22をO
FFしても電磁弁トラブル等により、ウェハ14がフィ
ンガー20に吸着されたままでいる可能性があり、この
場合、上記下降動作を行うとウェハ14を破損してしま
うからである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、基板吸着圧力と
元圧との関係に応じて基板の搬送速度を最適に制御する
ことができるので、基板搬送装置において、基板の破損
や装置のダウンタイムの減少を図ることができる。
このことにより、本発明を半導体露光装置のウェハ搬送
装置に適用した場合には、半導体素子の生産性を向上さ
せることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本茜明が適用される半導体製造用の露光装置の
一例を示す図、第2図は第1図の装置の上面図、第3図
は本発明の基板搬送装置の一実施例を示す図、第4図は
第3図の実施例の圧力判定基準を示す図、第5図は本発
明の基板搬送装置の他の実施例を示す図、第6図は第5
図の実施例の動作を示すフローチャートである。 8、lO・・−ロボットハンド、20・・・フィンガー
、21・・・ホース、22・・・電磁弁。 24.26−−−圧力センサ、26−−−CPU。 30・・・モータ、32・・・真空源。 イO3 貰″′30

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板を負圧吸着するためのフィンガーを持つロボ
    ットハンドと、負圧源から前記フィンガーに負圧を供給
    するための負圧供給路中で負圧供給口付近の負圧を測定
    する第1圧力センサと、前記負圧供給路中で前記フィン
    ガー付近の負圧を測定する第2圧力センサと、前記基板
    を前記フィンガーに吸着する際の前記第1及び第2圧力
    センサの測定結果に応じて前記ロボットハンドの移動速
    度を制御する制御手段を有することを特徴とする基板搬
    送装置。
  2. (2)前記制御手段は、前記測定結果に応じて前記ロボ
    ットハンドに、前記基板を前記フィンガーに受渡す動作
    を再度繰返させる請求項1記載の基板搬送装置。
  3. (3)前記制御手段は、前記測定結果に応じて前記ロボ
    ットハンドに、前記基板の次の基板を前記フィンガーに
    受渡す動作を行なわせる請求項1記載の基板搬送装置。
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