JP2001052836A - 端子圧着装置のクリンパホルダ - Google Patents

端子圧着装置のクリンパホルダ

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JP2001052836A
JP2001052836A JP11223411A JP22341199A JP2001052836A JP 2001052836 A JP2001052836 A JP 2001052836A JP 11223411 A JP11223411 A JP 11223411A JP 22341199 A JP22341199 A JP 22341199A JP 2001052836 A JP2001052836 A JP 2001052836A
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Japan
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crimper
holder
terminal crimping
crimping device
terminal
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JP11223411A
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Teruyuki Ishibashi
輝之 石橋
Kazuyoshi Tomikawa
和芳 富川
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易に短時間でクリンプハイトが調整できる
ようにした端子圧着装置のクリンパホルダを提供する。 【解決手段】 電線の露出導体に端子をかしめる昇降自
在のクリンパと、該クリンパに対向するアンビルとを備
え、クリンパの昇降をサーボモータ等によりクランクシ
ャフトを回転させ、クランクシャフトの回転運動を上下
運動に変換して行う駆動手段により行わせる端子圧着装
置の前記クリンパをホールドするクリンパホルダであっ
て、厚さの異なる複数の調整板と、前記クリンパホルダ
の前記クリンパを押圧する押圧面と前記クリンパとの間
に前記調整板を挿入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電線の端部に接続端
子を圧着して装着させる端子圧着装置のクリンパホルダ
に関する。
【0002】
【従来の技術】端子圧着装置を図4および図5を参照し
て説明する。図4および図5において、1は端子圧着装
置Aのケーシングであって、基板2とその両側の側板
3,3とから成り、両側板3,3の上部後方には減速機
5を備えたサーボモータ4が固定されている。減速機5
の出力軸6には偏心ピン(クランク軸)8を有する円板
7が軸装され、偏心ピン8にはスライドブロック9が枢
着されている。スライドブロック9の上面および下面は
ラム11に取付けられた受座10および10′間に摺動
自在に装着されており、円板7の回転によりスライドブ
ロック9は受座10,10′間を左右方向にスライドす
ると共にラム11が上下方向に移動する。このラム11
は両側板3,3の内面に設けたラムガイド12,12に
上下摺動自在に装着されており、円板7、スライドブロ
ック9、受座10,10′、ラム11およびラムガイド
12がピストン−クランク機構を構成している。
【0003】ラム11は下端部に係合凹部13を有し、
該係合凹部13にはクリンパ14を取付けたクリンパホ
ルダ15の係合凸部16が着脱自在に装着され、クリン
パ14の直下にはこれと対向してアンビル17が基板2
上のアンビル取付台24に固定されている。
【0004】なお、18は既知の構成の端子供給装置で
あり、図示しない連鎖状端子を支持する端子ガイド1
9、端子押さえ20、先端に端子送り爪21を有する端
子送りアーム22および該アーム22を進退させる揺動
リンク23等を備え、揺動リンク23は前記ラム11の
降下、上昇に合わせて前後に揺動し、端子送り爪21に
より端子(図示せず)を一個ずつアンビル17上に送り
込むようになっている。
【0005】サーボモータ4は回転を行い、前記ピスト
ン−クランク機構によりラム11、即ちクリンパ14を
降下および上昇させるものであり、該モータ4の駆動を
制御するドライバ32に接続されている。ドライバ32
には基準データ入力装置33が接続されて、上死点また
は下死点である機械原点、端子規格(又はサイズ)、対
応する電線サイズ、ラム高さ(又はクリンパの高さ)お
よびサーボモータ4にかかる負荷(電流)などの基準デ
ータを入力するようになっている。
【0006】また、サーボモータ4の図示しない出力軸
にはエンコーダ31が付設されており、その回転数に基
づいてラム11(又はクリンパ14)の位置を検出して
制御を行うドライバ32に入力している。34はハイト
センサであり、クリンパ14の高さを検出して指示部3
5により指示させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】端子圧着動作を開始さ
せる前には、先ず圧着時のクリンパの高さの調整が行わ
れる。図6は図4のXで示すクリンパホルダ15の要部
断面図である。
【0008】図6において、15Aはクリンパホルダ本
体、15Bは前述した係合凸部16が頭部に設けられた
シャンクボルト、15Cは固定用のナット、15Dはシ
ャンクボルト15Bと螺合するネジ孔である。
【0009】クリンパの高さの調整は、ナット15Cを
ゆるめ、シャンクボルト15Bのクリンパホルダ15A
の挿入位置を変え、ナット15Cを廻してシャンクボル
ト15Bとクリンパホルダ15Aを固定する。
【0010】またクリンパの高さの調整は、先ずクリン
パの高さが高い位置に調整して試し圧着をし、その結果
より少しずつ高さを低くして最適となる高さに設定す
る。この方法では操作者の勘によってクリンパの高さの
調整が行われるため、変化させた値が変化させたい値よ
り大になったり小になったりして何回も繰返しが行わ
れ、調整に長時間を要していた。
【0011】本発明は容易に短時間でクリンプハイトが
調整できるようにした端子圧着装置のクリンパホルダを
提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明において
は、電線の露出導体に端子をかしめる昇降自在のクリン
パと、該クリンパに対向するアンビルとを備え、クリン
パの昇降をサーボモータ等によりクランクシャフトを回
転させ、クランクシャフトの回転運動を上下運動に変換
して行う駆動手段により行わせる端子圧着装置の前記ク
リンパをホールドするクリンパホルダであって、厚さの
異なる複数の調整板と、前記クリンパホルダの前記クリ
ンパを押圧する押圧面と前記クリンパとの間に前記調整
板を挿入する。
【0013】クリンパホルダのクリンパを押圧する押圧
面とクリンパとの間に調整板を挿入するようにしたの
で、目標とするクリンプハイトに対応する厚さの調整板
を挿入することによって直ちに目標とするクリンプハイ
トが得られ、容易に短時間でクリンプハイトを調整する
ことができる。
【0014】請求項2の発明においては、前記クリンパ
ホルダを端子圧着方向と直交する方向で2分割し、前記
2分割されたクリンパホルダ間に前記調整板を挿入し、
2分割されたクリンパホルダを連結する連結手段を設け
る。
【0015】クリンパホルダを端子圧着方向と直交する
方向で2分割し、2分割されたクリンパホルダ間に調整
板を挿入し、連結手段で2分割されたクリンパホルダを
連結するようにしたので、目標とするクリンプハイトに
対応する厚さの調整板を挿入することにより直ちに目標
とするクリンプハイトが得られるため、容易に短時間で
クリンプハイトの調整を行うことができる。
【0016】請求項3の発明においては、前記2分割さ
れたクリンパホルダの連結面の一方または双方に前記調
整板の挿入をガイドする溝を設ける。2分割されたクリ
ンパホルダの連結面の一方または双方に調整板の挿入を
ガイドする溝を設けるようにしたので、調整板の挿入が
容易になると共にクリンパホルダの連結を容易に行うこ
とができる。
【0017】請求項4の発明においては、前記連結手段
を、挿入された前記調整板の両側に、前記2分割された
クリンパホルダの一方にボルトが挿通される挿通孔を設
け、他方のクリンパホルダに前記ボルトと螺合するネジ
孔を設けて構成する。連結手段を、調整板の両側に、一
方のクリンパホルダにボルトが挿通される挿通孔を設
け、他方のクリンパホルダにボルトと螺合するネジ孔を
設けるようにしたので、容易に連結手段を構成すること
ができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1を参照
して説明する。図1は本発明の実施例の構成図である。
図1は図4で説明した端子圧着装置のXで示すクリンパ
ホルダ15の断面図で、15−1および15−2は端子
圧着方向と直交する方向で2分割されたクリンパホルダ
本体、15−3は頭部に係合凸部16が設けられている
シャンクボルト、15−4および15−5はボルト、1
00は調整板である。
【0019】調整板100は厚さが例えば0.01mm
ずつ異なるものが複数用意されている。シャンクボルト
15−3は一方のクリンパホルダ本体15−1と一体形
成されている。
【0020】クリンパホルダ本体15−1の15−2と
の連結面には調整板100を中心位置に挿入するのをガ
イドするガイド溝15−6が設けられている。2分割さ
れたクリンパホルダ本体15−1と15−2との連結は
ボルト15−4および15−5で行われる。
【0021】すなわち、クリンパホルダ15−1のガイ
ド溝15−6の両側にはボルト15−4および15−5
を挿通する挿通孔15−1Aおよび15−1Bが設けら
れ、また他方のクリンパホルダ15−2には挿通孔15
−1Aおよび15−1Bに対向してボルト15−4およ
び15−5と螺合するネジ孔15−2Aおよび15−2
Bが設けられている。
【0022】したがって、クリンプハイトの調整は、目
標とするクリンプハイトに対応する厚さの調整板100
をガイド溝15−6に挿入し、ボルト15−4および1
5−5によってクリンパホルダ本体15−2と螺合させ
ることによってクリンパホルダ本体15−1と15−2
は調整板100を介して連結され、目標とするクリンプ
ハイトが得られる。
【0023】なお実施例ではガイド溝15−6を一方の
クリンパホルダ本体15−1のみに設けるようにしてい
たが、他方のクリンパホルダ本体15−2にも対向して
設けるようにしてもよい。
【0024】上述したクリンプハイトの調整は、クリン
プハイトを調整するために使用した端子圧着装置と実際
に端子圧着を行わせる端子圧着装置が同一である場合で
あるが、調整したクリンパホルダを他の端子圧着装置に
移して端子圧着を行わせるには次のようにすればよい。
【0025】図2はクリンプハイトhに対する各部との
関係を示したものである。図2において、hはクリンプ
ハイト、Hは基板2より圧着時のラム11までの高さ、
1 はアンビル17の高さ、H2 はクリンパ(クリンパ
ホルダ15を含む)14の長さを表している。
【0026】他の圧着装置へ調整したクリンパホルダ1
5を移して端子圧着を行わせるためには、他の端子圧着
装置に移してもクリンプハイトhが同じであればよい。
したがって、調整した端子圧着装置と他の端子圧着装置
のH−H1 をそれぞれ測定し、その測定結果の差を補正
した厚さの調整板100に再度取替えることによって、
容易に他の端子圧着装置にクリンパホルダ15を移して
動作を行わせることができる。
【0027】なお実施例ではクリンパホルダを2分割し
てクリンプハイトを調整していたが、図3に示されるよ
うにクリンパホルダの押圧面とクリンパとの間に調整板
を挿入してクリンプハイトを調整するようにしてもよ
い。
【0028】図3(A)は他の実施例の正面図、図3
(B)は図3(A)のX−X線断面図を示している。ク
リンパ14には高さ調整用の溝14−1が設けられてお
り、該溝14−1を介してボルト14−2によってクリ
ンパ14はクリンパホルダ15に固定されている。
【0029】クリンプハイトの調整はクリンパホルダ1
5の押圧面15Aとクリンパ14の頭部14−3との間
に調整板100を挿入し、クリンパ14を押上げながら
ボルト14−2によって固定する。
【0030】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、クリンパホル
ダのクリンパを押圧する押圧面とクリンパとの間に調整
板を挿入するようにしたので、目標とするクリンプハイ
トに対応する厚さの調整板を挿入することによって直ち
に目標とするクリンプハイトが得られ、容易に短時間で
クリンプハイトを調整することができる。
【0031】請求項2の発明によれば、クリンパホルダ
を端子圧着方向と直交する方向で2分割し、2分割され
たクリンパホルダ間に調整板を挿入し、連結手段で2分
割されたクリンパホルダを連結するようにしたので、目
標とするクリンプハイトに対応する厚さの調整板を挿入
することにより直ちに目標とするクリンプハイトが得ら
れるため、容易に短時間でクリンプハイトの調整を行う
ことができる。
【0032】請求項3の発明によれば、2分割されたク
リンパホルダの連結面の一方または双方に調整板の挿入
をガイドする溝を設けるようにしたので、調整板の挿入
が容易になると共にクリンパホルダの連結を容易に行う
ことができる。
【0033】請求項4の発明によれば、連結手段を、調
整板の両側に、一方のクリンパホルダにボルトが挿通さ
れる挿通孔を設け、他方のクリンパホルダにボルトと螺
合するネジ孔を設けるようにしたので、容易に連結手段
を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成図である。
【図2】クリンプハイトに対する各部との関係の説明図
である。
【図3】本発明の他の実施例の構成図である。
【図4】端子圧着装置の正面図である。
【図5】端子圧着装置の側面図である。
【図6】従来のクリンパホルダの要部断面図である。
【符号の説明】
15 クリンパホルダ 15−1,15−2 クリンパホルダ本体 15−1A,15−1B 挿通孔 15−2A,15−2B ネジ孔 15−3 シャンクボルト 15−4,15−5 ボルト 15−6 ガイド溝 100 調整板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線の露出導体に端子をかしめる昇降自
    在のクリンパと、該クリンパに対向するアンビルとを備
    え、クリンパの昇降をサーボモータ等によりクランクシ
    ャフトを回転させ、クランクシャフトの回転運動を上下
    運動に変換して行う駆動手段により行わせる端子圧着装
    置の前記クリンパをホールドするクリンパホルダであっ
    て、 厚さの異なる複数の調整板と、 前記クリンパホルダの前記クリンパを押圧する押圧面と
    前記クリンパとの間に前記調整板を挿入したことを特徴
    とする端子圧着装置のクリンパホルダ。
  2. 【請求項2】 前記クリンパホルダを端子圧着方向と直
    交する方向で2分割し、 前記2分割されたクリンパホルダ間に前記調整板を挿入
    し、2分割されたクリンパホルダを連結する連結手段を
    設けたことを特徴とする請求項1記載の端子圧着装置の
    クリンパホルダ。
  3. 【請求項3】 前記2分割されたクリンパホルダの連結
    面の一方または双方に前記調整板の挿入をガイドする溝
    を設けたことを特徴とする請求項2記載の端子圧着装置
    のクリンパホルダ。
  4. 【請求項4】 前記連結手段を、挿入された前記調整板
    の両側に、前記2分割されたクリンパホルダの一方にボ
    ルトが挿通される挿通孔を設け、他方のクリンパホルダ
    に前記ボルトと螺合するネジ孔を設けて構成するように
    したことを特徴とする請求項2または3記載の端子圧着
    装置のクリンパホルダ。
JP11223411A 1999-08-06 1999-08-06 端子圧着装置のクリンパホルダ Withdrawn JP2001052836A (ja)

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Effective date: 20061107