JP2001052307A - 薄膜磁気ヘッドの製造方法 - Google Patents

薄膜磁気ヘッドの製造方法

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JP2001052307A
JP2001052307A JP11222914A JP22291499A JP2001052307A JP 2001052307 A JP2001052307 A JP 2001052307A JP 11222914 A JP11222914 A JP 11222914A JP 22291499 A JP22291499 A JP 22291499A JP 2001052307 A JP2001052307 A JP 2001052307A
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thin
back yoke
upper pole
magnetic head
film
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Masaaki Matsutani
正昭 松谷
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上層ポールとバックヨークの接続部分におけ
る磁束の漏洩により、記録特性が悪化するとを防止した
薄膜磁気ヘッドの製造方法を提供すること。 【解決手段】 記録用薄膜ヘッドの導体コイル43の上
に形成されたバックヨーク44とギャップgとの間に、
トラック幅方向に関してバックヨークより幅の狭い上層
ポール46を備えている、薄膜磁気ヘッドの製造方法で
あって、上記上層ポールを挟んで位置する絶縁層47,
47と上層ポール46とをイオンビームエッチングし、
次いで、上記上層ポール46及び絶縁層47,47の上
にバックヨーク44を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク等の
磁気記録媒体に対して磁気ヘッドが浮上することによっ
て情報を記録再生するための薄膜磁気ヘッドの製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、薄膜磁気ヘッドは、磁性膜,絶
縁膜等の薄膜を多層に積層し、さらに導体コイルやリー
ド線及び端子を形成することにより、構成されている。
このような薄膜磁気ヘッドは、真空薄膜形成技術によっ
て形成されることから、狭トラック化や狭ギャップ化等
の微細寸法化が容易であり、高分解能記録が可能である
という利点を有しており、高密度記録化に対応した薄膜
磁気ヘッドとして注目されてきている。このような薄膜
磁気ヘッドとして、例えば図7に示すように、所謂複合
型の薄膜磁気ヘッドが知られている。
【0003】図7において、薄膜磁気ヘッド1は、アル
チック(AlTiC)等の非磁性材料から成る基板2上
に、再生用磁気ヘッド3と、記録用磁気ヘッド4とが、
重ねて構成されている。再生用磁気ヘッド3は、磁気抵
抗効果(MRまたはGMR)素子を使用した所謂MRヘ
ッドもしくはGMRヘッドであって、基板2上に順次に
形成された、例えば軟磁性体層から成る下層コアとして
のシールドコア3a,MR素子もしくはGMR素子3b
及び中間コアとしてのシールドコア3cと、から構成さ
れている。また、記録用磁気ヘッド4は、上記シールド
コア3cを共通コアとして利用すると共に、シールドコ
ア3c上に順次に形成された、導体コイル4a,平坦化
膜4b,バックヨーク4cと、から構成されている。
【0004】ここで、バックヨーク4cのテープ摺動面
側の先端(図7の矢印方向の端面)は、図8に示すよう
に、中間コアであるシールドコア3cに対して、所謂上
層ポール5を介して、記録ギャップ6を構成するよう
に、配設されていると共に、その両側が、アルミナ等か
ら成る絶縁層7により挟まれている。尚、バックヨーク
4c及び上層ポール5は、例えばNiFe等の磁性材料
から構成されており、これらにより上層コアを構成して
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
複合型の薄膜磁気ヘッド1においては、図9に示すよう
に、上記バックヨーク4cのトラック幅方向に関する幅
W1は、上記上層ポール6の幅W2に対して大きく選定
されている。ここで、図10(A)に示す信号を磁気デ
ィスクに記録する場合、実際に磁気ディスクに記録され
た信号は、図10(B)に示すように、オリジナルのピ
ークAに対して、ノイズとして擬似ピークBが発生す
る。これは、上記バックヨーク4cの下端の上層ポール
6の両側縁からはみ出した部分4c1,4c2が、幅W
1,W2の差によって不連続となり、この不連続部分か
ら磁束が漏洩することにより、所謂擬似ギャップとして
作用している(と考えられる)からである。
【0006】そして、特にバックヨーク4cと上層ポー
ル6とがトラック幅方向にずれたとき、一方のバックヨ
ーク4cのはみ出し部分4c1または4c2のはみ出し
量が大きくなって、上述した擬似ピークBが大きくな
る。このため、薄膜磁気ヘッド1における記録用磁気ヘ
ッドの記録特性が不安定になってしまうという問題があ
った。さらに、このような問題は、複合型の薄膜磁気ヘ
ッドだけでなく、インダクティブ型の薄膜磁気ヘッドに
おいても、同様に発生する。
【0007】本発明は、以上の点に鑑み、上層ポールと
バックヨークの接続部分における磁束の漏洩により、記
録特性が悪化するとを防止した薄膜磁気ヘッドの製造方
法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1の
発明によれば、基板上に構成された再生用薄膜ヘッド
と、この再生用薄膜ヘッド上に形成された中間コアとし
てのシールドコアと、このシールドコアの周囲に、上面
を平坦化するために形成された平坦化層と、これらシー
ルドコア及び平坦化層の上に構成された記録用薄膜ヘッ
ドとを含んでおり、記録用薄膜ヘッドの導体コイルの上
に形成されたバックヨークとギャップとの間に、トラッ
ク幅方向に関してバックヨークより幅の狭い上層ポール
を備えている、薄膜磁気ヘッドの製造方法であって、上
記上層ポールを挟んで位置する絶縁層と上層ポールとを
イオンビームエッチングし、次いで、上記上層ポール及
び絶縁層の上にバックヨークを形成する、薄膜磁気ヘッ
ドの製造方法により、達成される。
【0009】また、上記目的は、請求項2の発明によれ
ば、基板上に構成された下層コアとしてのシールドコア
と、このシールドコアの周囲に、上面を平坦化するため
に形成された平坦化層と、これらシールドコア及び平坦
化層の上に構成された記録用薄膜ヘッドとを含んでお
り、上記シールドコア及び平坦化層の上に形成されたバ
ックヨークとギャップとの間に、トラック幅方向に関し
てバックヨークより幅の狭い上層ポールを備えている、
薄膜磁気ヘッドの製造方法であって、上記上層ポールを
挟んで位置する絶縁層と上層ポールとをイオンビームエ
ッチングし、次いで、上記上層ポール及び絶縁層の上に
バックヨークを形成する、薄膜磁気ヘッドの製造方法に
より、達成される。
【0010】請求項1または2の構成によれば、上層ポ
ールのトラック幅方向に関して両側に設けられた絶縁層
の上層ポール側の上端が、上層ポールに向かって斜め下
方に傾斜することになり、その上に形成されるバックヨ
ークは、上層ポールの上面に対して、テーパ状に先細に
なって接続されることになる。これにより、バックヨー
クの下面は、上層ポールの上面の両側からはみ出すよう
なことはなく、上層ポールとバックヨークの接続部分に
おけるバックヨークのはみ出し部分に疑似ギャップを生
じて、磁束が漏洩することが排除される。従って、上層
ポールを備えた複合型あるいはインダクティブ型の薄膜
磁気ヘッドにおける記録ヘッドの記録特性のバラツキが
低減される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を図1乃至図5を参照しながら、詳細に説明する。尚、
以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例である
から、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、
本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定
する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもの
ではない。
【0012】図1は、本実施形態の薄膜磁気ヘッドの構
成を示す概略分解斜視図である。図において、薄膜磁気
ヘッド20は、再生ヘッド30と記録ヘッド40等から
構成されている。再生ヘッド30は、基板21上に順次
に積層された例えばFeAlSi(センダスト)等の磁
性膜から成るシールドコア(下層コア)31,下ギャッ
プ膜32,MR(磁気抵抗効果)素子33から構成され
ている。ここで、MR素子(もしくはGMR素子)33
は、所定のトラック幅Twを有しており、またMR素子
33には、センス電流Iを印加するための電極端子34
が接続されている。再生ヘッド30において、下層コア
31と中間コア42(後述)が磁極を形成しており、図
示しない磁気ディスクから磁極に対して生ずる磁束変化
をMR素子33の抵抗変化として読み取ることにより、
情報信号の再生が行われる。
【0013】他方、記録ヘッド40は、MR素子33上
に順次に形成された上ギャップ膜41,例えばNiFe
等の磁性膜から成るシールドコア(中間コア)42,導
体コイル43,例えばNiFe等の磁性膜から成る上部
磁極であるバックヨーク44とを有している。ここで、
記録ヘッド40においては、中間コア42と上部磁極4
4は、図8に示すと同様に、記録ギャップ(図示せず)
を介して磁極を形成しており、導体コイル43により発
生する磁束を図示しない磁気ディスクに印加して書き込
むことにより、情報信号の記録が行われる。
【0014】ここで、下ギャップ膜32及び上ギャップ
膜41は、それぞれ、例えばアルミナ(Al2 3 )か
ら成る絶縁膜32a,41aと、熱伝導性の良好な非磁
性材料であり且つ好ましくは延性を有する材料である例
えば銀等から成る非磁性金属膜32b,41bから構成
されている。この熱伝導性の良好な非磁性金属膜32
b,41bによって、MR素子33の放熱が促進される
ようになっている。
【0015】ここで、上記記録ヘッド40は、詳細には
図2に示すように、構成されている。即ち、記録ヘッド
40は、さらに、導体コイル43の表面を平坦化するた
めの平坦化膜45を備えており、バックヨーク44のテ
ープ摺動面22側の先端が、図3に示すように、中間コ
アであるシールドコア42に対して、上層ポール46を
介して、記録ギャップを構成するように、配設されてい
ると共に、その両側がアルミナ等から成る絶縁層47に
より画成されている。また、上記バックヨーク44及び
上層ポール46は、同じ材料、例えばNiFe等の磁性
膜から構成されており、これらにより上層コアを構成し
ている。
【0016】さらに、上記記録ヘッド40は、図3に示
すように、トラック幅方向に関して、バックヨーク44
の下部が、上層ポール46の上面に対して、内側に向か
って傾斜することにより、絞り込まれている。尚、例と
して、上層ポール46のトラック幅方向の幅a(即ち、
トラック幅)は0.8μm,またバックヨーク44の全
幅bは1.1μmであり、バックヨーク44の下端の内
側の傾斜角θは、45度である。
【0017】このような構成の薄膜磁気ヘッド20は、
製造に際して、以下に示すように製造される。先ず、再
生ヘッド30及び記録ヘッド40に関しては、従来公知
の方法により製造される。その際、記録ヘッド40の上
層ポール46,絶縁層47及びバックヨーク44は、図
4及び図5に示すように製造される。
【0018】先ず図4(A)に示すように、ウェハ状の
絶縁膜51の上面に、上層ポール46及びそのトラック
幅方向に関して両側の絶縁層47を形成する。そして、
この上から、イオンビームエッチング法によって、上層
ポール46及び絶縁層47の上面をエッチングする。
【0019】このとき、上層ポール46を構成するNi
Fe等の磁性材料に対するエッチング速度が、絶縁層4
7を構成するアルミナ等の絶縁材料に対するエッチング
速度より速いことから、そのエッチング速度の差に基づ
いて、上層ポール46がより大きくエッチングされると
共に、絶縁層47の上層ポール46側の角部がエッチン
グされやすくなる。従って、図4(B)に示すように、
絶縁層47の上層ポール46側の部分(即ち、バックヨ
ーク44との接続部分)が、斜め下方に向かって傾斜し
た斜面47aとして形成されることになる。ここで、斜
面47aの傾斜角θは、大きい程ノイズ特性が改善され
るが、大き過ぎると、バックヨーク44と上層ポール4
6との位置合わせが難しくなるので、例えば45度が好
適である。
【0020】このようにして上層ポール46及び斜面4
7aを備えた絶縁膜47が形成された絶縁膜51(図5
(A)参照)は、図5に示すように、バックヨーク44
が形成される。先ず図5(B)において、表面に、メッ
キ下地膜52を形成する。このメッキ下地膜52は、例
えばNiFeを材料として、スパッタリング法により、
任意の膜厚に形成される。
【0021】次に、図5(C)に示すように、メッキ下
地膜52の上に、フォトリソグラフィ法により、バック
ヨークのためのフレーム53をレジストにより形成す
る。このフレーム53は、先ずポジ型のフォトレジスト
を下地膜52上に塗布して、レジスト層を形成した後、
マスクを使用してこのレジスト層を露光させることによ
り、所定形状のレジストパターンとして形成される。
【0022】続いて、図5(D)に示すように、絶縁膜
51の表面全体に、下地膜52及びフレーム53の上か
ら、磁性メッキ膜54が成膜された後、図5(E)に示
すように、フレーム53を構成するレジストが、例えば
有機溶剤によって剥離され、残った磁性メッキ膜54が
バックヨーク44を構成する。
【0023】最後に、図5(F)に示すように、フレー
ム53の下方に位置した下地膜52が、イオンエッチン
グによって除去され、バックヨーク44が形成される。
【0024】本実施形態による薄膜磁気ヘッド20は、
以上のように構成されており、記録時には、図示しない
磁気ディスクが、薄膜磁気ヘッド20の摺動面22に沿
って摺動すると共に、外部から薄膜磁気ヘッド20の記
録ヘッド40の導体コイル43に対して駆動電流が導入
されることにより、この駆動電流に対応した磁界が導体
コイル43に発生する。そして、この導体コイル43に
発生した磁界が、中間コア42及び上部磁極44との間
で、ギャップgを通過することにより、図示しない磁気
ディスクに対して所望の情報の磁気記録が行なわれる。
【0025】また、再生時には、摺動する図示しない磁
気ディスクに記録された磁気信号に基づいて、ギャップ
gから下層コア31及び中間コア42を循環する磁界が
発生し、この磁界に基づいて、MR素子33の抵抗値が
変動し、この抵抗値の変化が検出され、適宜に処理され
ることより、図示しない磁気ディスクに記録された情報
が再生されることになる。
【0026】ここで、本実施形態による薄膜磁気ヘッド
20においては、記録ヘッド40の上層ポール46の上
面に接続されるバックヨーク44が、上層ポール46の
両側に配設される絶縁層47の形状に従って、上層ポー
ル46の上面に向かって絞り込まれるように傾斜して形
成されているので、バックヨーク44の下面は、上層ポ
ール46の上面の両側からはみ出すようなことはなく、
従来のようなはみ出し部分による磁束の漏洩が排除され
る。
【0027】例えば、図6(A)に示す信号を図示しな
い磁気ディスクに記録する場合、実際に図示しない磁気
ディスクに記録された信号は、図6(B)に示すよう
に、オリジナルのピークAに対して、擬似ギャップによ
る擬似ピークがないことが分かる。これにより、所謂擬
似ギャップの発生が抑制されるので、上層ポール46を
備えた薄膜磁気ヘッド20における記録ヘッド40の記
録特性のバラツキが低減されることにより、安定した薄
膜磁気ヘッドが製造されることになり、薄膜磁気ヘッド
の歩留まりが向上することになる。
【0028】上述した実施形態においては、薄膜磁気ヘ
ッド20は、再生ヘッド30及び記録ヘッド40から構
成されており、再生ヘッド30のMR素子33の上に形
成された上ギャップ膜41上に、シールドコアとしての
中間コア42が形成されているが、これに限らず、記録
ヘッドのみからなる、所謂インダクティブ型薄膜磁気ヘ
ッドの場合にも、本発明を適用し得ることは明らかであ
る。この場合、シールドコアとしての下層コアは、図2
において、上ギャップ膜41上ではなく、基板上に形成
されることになり、同様に上層ポール46の形成のため
のフレーム53を構成するレジストの引置き時間が一定
に保持される。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、上
層ポールとバックヨークの接続部分における磁束の漏洩
により、記録特性が悪化するとを防止した薄膜磁気ヘッ
ドの製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の薄膜磁気ヘッドの構成を示
す分解斜視図である。
【図2】図1の薄膜磁気ヘッドの要部の構成を示す部分
拡大断面図である。
【図3】図1の薄膜磁気ヘッドの要部の構成を示すトラ
ック幅方向の部分拡大断面図である。
【図4】図1の薄膜磁気ヘッドにおける上層ポール及び
両側の絶縁層のイオンエッチング工程前後の状態を示す
概略断面図である。
【図5】図4のイオンエッチング工程後の上層ポール及
び絶縁層に対してバックヨークを形成する工程を順次に
示す図である。
【図6】図1の薄膜磁気ヘッドにおける記録ヘッドの
(A)記録信号と(B)磁気ディクに記録された信号を
示すグラフである。
【図7】従来の複合型の薄膜磁気ヘッドの一例の構成を
示す概略断面図である。
【図8】図7の薄膜磁気ヘッドにおける上層ポール付近
を示すトラック幅方向の部分拡大断面図である。
【図9】図8の上層ポールとバックヨークとのトラック
幅方向の位置関係を示す図である。
【図10】図7の薄膜磁気ヘッドにおける記録用磁気ヘ
ッドの(A)記録信号と(B)磁気ディスクに記録され
た信号を示すグラフである。
【符号の説明】
20・・・薄膜磁気ヘッド、30・・・再生ヘッド、3
1・・・下層コア(シールドコア)、32・・・下ギャ
ップ膜、33・・・MR素子、40・・・記録ヘッド、
41・・・上ギャップ膜、42・・・中間コア(シール
ドコア)、43・・・導体コイル、44・・・バックヨ
ーク、46・・・上層ポール、47・・・絶縁層、47
a・・・斜面。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に構成された再生用薄膜ヘッド
    と、 この再生用薄膜ヘッド上に形成された中間コアとしての
    シールドコアと、 このシールドコアの周囲に、上面を平坦化するために形
    成された平坦化層と、 これらシールドコア及び平坦化層の上に構成された記録
    用薄膜ヘッドとを含んでおり、 記録用薄膜ヘッドの導体コイルの上に形成されたバック
    ヨークとギャップとの間に、トラック幅方向に関してバ
    ックヨークより幅の狭い上層ポールを備えている、薄膜
    磁気ヘッドの製造方法であって、 上記上層ポールを挟んで位置する絶縁層と上層ポールと
    をイオンビームエッチングし、 次いで、上記上層ポール及び絶縁層の上にバックヨーク
    を形成することを特徴とする薄膜磁気ヘッドの製造方
    法。
  2. 【請求項2】 基板上に構成された下層コアとしてのシ
    ールドコアと、 このシールドコアの周囲に、上面を平坦化するために形
    成された平坦化層と、 これらシールドコア及び平坦化層の上に構成された記録
    用薄膜ヘッドとを含んでおり、 上記シールドコア及び平坦化層の上に形成されたバック
    ヨークとギャップとの間に、トラック幅方向に関してバ
    ックヨークより幅の狭い上層ポールを備えている、薄膜
    磁気ヘッドの製造方法であって、 上記上層ポールを挟んで位置する絶縁層と上層ポールと
    をイオンビームエッチングし、 次いで、上記上層ポール及び絶縁層の上にバックヨーク
    を形成することを特徴とする薄膜磁気ヘッドの製造方
    法。
  3. 【請求項3】 上記絶縁層の上層ポール側の上縁が、上
    層ポールに対して45度の傾斜角を備えていることを特
    徴とする請求項1または2に記載の薄膜磁気ヘッドの製
    造方法。
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