JP2001048780A - ビタミン類水溶液の安定化方法及び安定な液状ビタミン製剤 - Google Patents

ビタミン類水溶液の安定化方法及び安定な液状ビタミン製剤

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JP2001048780A JP11226849A JP22684999A JP2001048780A JP 2001048780 A JP2001048780 A JP 2001048780A JP 11226849 A JP11226849 A JP 11226849A JP 22684999 A JP22684999 A JP 22684999A JP 2001048780 A JP2001048780 A JP 2001048780A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光に対して不安定なビタミン類水溶液又は液
状ビタミン製剤を安定化させてなるビタミン類水溶液の
安定化方法及び安定な液状ビタミン製剤を提供する。 【解決手段】 ビタミン類の水溶液にベルベリン類を配
合することによりビタミン類水溶液を安定化させること
を特徴とするビタミン類水溶液の安定化方法。また、液
状ビタミン製剤にベルベリン類を含有せしめたことを特
徴とする安定な液状ビタミン製剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光に対して不安定
なビタミン類水溶液又は液状ビタミン製剤を安定化させ
てなるビタミン類水溶液の安定化方法及び安定な液状ビ
タミン製剤に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ビタミン類は、生体にとって必
須の成分で、その生理活性は古くから研究されており、
医薬の分野において様々な疾患の治療あるいは健康を促
進するために広く使用されている。しかしながら、ビタ
ミン類は、水溶液中では不安定であることが知られてい
る。
【0003】従来におけるビタミン類の安定化技術とし
ては、バッファーを工夫、可溶化剤の選択、キレート剤
の添加あるいは抗酸化剤の添加などが行われている。例
えば、特開昭40−25828号公報には、ピリドキシ
ン水溶液に医薬としての効果を奏しない量のサリチル酸
またはその水溶性金属塩類を添加することを特徴とする
安定なるピリドキシン水溶液が開示され、特開昭61−
5011号公報には、ビタミンEと、硬化ヒマシ油ポリ
オキシエチレン誘導体と特定の脂肪酸エステルの安定剤
を含有する安定なビタミンEの可溶化液が開示され、特
開平2−240025号公報には、ビタミンB12を含有
する複合ビタミン水溶液にポリデキストロースを添加し
たことを特徴とする安定な複合ビタミン水溶液が開示さ
れ、特開平3−145422号公報には、フラビンアデ
ニンジヌクレオチドナトリウムとビタミンE類を配合す
る点眼剤において、グリチルリチン酸又はその塩を配合
することを特徴とする点眼剤が開示され、また、本願出
願人による特開平5−17355号公報には、塩酸ピリ
ドキシンおよびパントテン酸類を含有する水溶液に、ホ
ウ酸を塩酸ピリドキシンに対して50重量%以上、か
つ、パントテン酸類に対して300重量%以下の量で配
合したことを特徴とする点眼剤が開示されている。
【0004】しかしながら、これらの公報に開示される
技術では、未だ光に対する安定性が不充分であるという
課題があり、そのため製品として市場に出すときは濃い
色の着色容器を用いて対応しており、光に対して安定な
ビタミン類水溶液の安定化法や、安定な液状ビタミン製
剤が望まれているのが現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の課題等に鑑み、これを解消しようとするものであ
り、光に対して不安定なビタミン類水溶液又は液状ビタ
ミン製剤を安定化させてなるビタミン類水溶液の安定化
方法及び安定な液状ビタミン製剤を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記従来
技術の課題等について、鋭意研究を重ねた結果、ビタミ
ン類水溶液に特定の化合物を配合することにより、ま
た、液状ビタミン製剤に特定の化合物を配合することに
より、上記目的のビタミン類水溶液の安定化方法及び安
定な液状ビタミン製剤が得られることを見い出し、本発
明を完成するに至ったのである。すなわち、本発明のビ
タミン類水溶液の安定化方法は、ビタミン類の水溶液に
ベルベリン類を配合することによりビタミン類水溶液を
安定化させることを特徴とする。また、本発明の安定な
液状ビタミン製剤は、液状ビタミン製剤にベルベリン類
を含有せしめたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を詳
しく説明する。本発明(第1発明)のビタミン類水溶液
の安定化方法は、ビタミン類の水溶液にベルベリン類を
配合することによりビタミン類水溶液を安定化させるこ
とを特徴とするものである。
【0008】本発明におけるビタミン類水溶液は、ビタ
ミン類を水(精製水、イオン交換水)などの溶媒に溶解
させた水溶液をいい、その用途としては、ビタミン類を
含有した水溶液であれば特に限定されず、例えば、眼科
用剤、外用剤、内服剤などに好適に用いることができ
る。ビタミン類としては、例えば、フラビンアデニンジ
ヌクレオチドナトリウム(FAD)、シアノコバラミ
ン、レチノール類、塩酸ピリドキシン、パントテン酸
類、酢酸トコフェロールが挙げられる。これらのビタミ
ン類は、1種または2種以上の混合物の態様で用いる場
合であってもよい。これらのビタミン類は、ビタミン類
水溶液中に0.0001〜3重量%、好ましくは、0.
0002〜0.1重量%配合される。
【0009】本発明に用いるベルベリン類としては、例
えば、塩化ベルベリン、硫酸ベルベリン、オウバク・オ
ウレンの抽出物等が挙げられ、好ましくは、塩化ベルベ
リン、硫酸ベルベリンが望ましく、これらのベルベリン
類は、1種または2種以上の混合物で用いることができ
る。特に、ビタミン類水溶液を眼科用とする場合は、優
れた安定化、安全性を発揮せしめる点等から塩化ベルベ
リン、硫酸ベルベリンの使用が望ましい。これらのベル
ベリン類を光に対して不安定なビタミン類水溶液に配合
せしめることにより、安定なビタミン類水溶液とするこ
とができるものとなる。また、これらのベルベリン類の
配合量は、ビタミン類水溶液全量中に0.0001〜
0.05重量%、好ましくは、0.0005〜0.02
5重量%配合される。ベルベリン類の配合量が0.00
01重量%未満であると、ビタミン類の水溶液を安定化
することができず、また、0.025重量%を越えて配
合しても、その効果は変わらないが、不経済となり、ま
た、容易に溶解しなくなるので、好ましくない。
【0010】本発明(第1発明)において、上記ビタミ
ン類とベルベリン類のビタミン類水溶液中での配合比
は、用いるビタミン類の種類により変動するものである
が、重量比でビタミン類:ベルベリン類が300:1〜
1:300、好ましくは、30:1〜1:30、更に好
ましくは、10:1〜1:20である。このビタミン
類:ベルベリン類の配合比を300:1〜1:300と
することにより、ビタミン類水溶液の更なる安定化が図
られることとなる。
【0011】また、本発明(第2発明)の安定な液状ビ
タミン製剤は、液状ビタミン製剤に上記1種または2種
以上のベルベリン類を含有せしめたことを特徴とするも
のであり、これらのベルベリン類を光に対して不安定な
液状ビタミン製剤に含有せしめることにより、安定なビ
タミン類水溶液とすることができるものとなる。ベルベ
リン類の配合量は、液状ビタミン製剤全量中に0.00
01〜0.05重量%、好ましくは、0.0005〜
0.025重量%含有される。ベルベリン類の含有量が
0.0001重量%未満であると、液状ビタミン製剤の
安定化を達成することができず、また、0.025重量
%を越えて含有しても、その効果は変わらないが、不経
済となり、また、容易に溶解しなくなるので、好ましく
ない。
【0012】本発明における液状ビタミン製剤とは、少
なくとも上記第1発明で記載の1種または2種以上のビ
タミン類を含有した液状製剤をいい、その用途として
は、ビタミン類を含有した液状製剤であれば特に限定さ
れず、例えば、眼科用剤、外用剤、内服剤などが挙げら
れる。ビタミン類の含有量は、液状ビタミン製剤中に
0.0001〜3重量%、好ましくは、0.0002〜
0.1重量%含有される。また、本発明の液状ビタミン
製剤において、上記ビタミン類とベルベリン類の含有比
は、用いるビタミン類の種類により変動するものである
が、重量比でビタミン類:ベルベリン類が300:1〜
1:300、好ましくは、30:1〜1:30、更に好
ましくは、10:1〜1:20である。このビタミン
類:ベルベリン類の含有比を300:1〜1:300と
することにより、更なる安定化が図られた液状ビタミン
製剤が得られることとなる。
【0013】この液状ビタミン製剤には、更に必要に応
じて、眼科用剤、外用剤、内服剤などに好適に適用する
ために、例えば、薬剤、防腐剤、等張化剤、緩衝剤、糖
類、安定化剤、香料等を含有せしめることができる。薬
剤としては、例えば、塩酸ナファゾリン、塩酸テトラヒ
ドロゾリン、メチル硫酸ネオスチグミン、イプシロンア
ミノカプロン酸、アズレンスルホン酸ナトリウム、グリ
チルリチン酸二カリウム、硫酸亜鉛、塩化リゾチーム、
塩酸ジフェンヒドラミン、マレイン酸クロルフェニラミ
ン、アスパラギン酸カリウム、アミノエチルスルホン
酸、コンドロイチン硫酸ナトリウムなどが挙げられ、防
腐剤としては、例えば、塩化ベンザルコニウム、グルコ
ン酸クロルヘキシジン、ソルビン酸、クロロブタノー
ル、パラオキシ安息香酸エステルなどが挙げられ、等張
化剤としては、塩化カリウム、塩化ナトリウム、プロピ
レングリコール、ポリエチレングリコール、グリセリン
などが挙げられ、緩衝剤としては、例えば、クエン酸、
ホウ酸、リン酸水素ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、
氷酢酸などが挙げられ、糖類としては、例えば、マンニ
トールなどが挙げられ、安定化剤としては、エデト酸ナ
トリウム、ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノ
オレート、POE硬化ヒマシ油などが挙げられ、香料と
しては、例えば、カンフル、メントール、ボルネオー
ル、ユーカリ油、ゲラニオール、ウイキョウ油、ベルガ
モット油などが挙げられる。これらの含有量は、本発明
(第2発明)の効果が損なわれることがない範囲で、夫
々適宜量含有せしめることができる。なお、上記各種の
薬剤、防腐剤、等張化剤、緩衝剤、糖類、安定化剤、香
料等は、上記第1発明のビタミン類の水溶液中に第1発
明の効果が損なわれることがない範囲で、適宜量配合す
ることができる。
【0014】本発明における液状ビタミン製剤の製造
は、特に制限されるものではなく、上記各成分を水(精
製水、イオン交換水)等の溶媒に溶解させた後、最終製
剤のpH、または必要に応じて浸透圧などをpH調整
剤、等張化剤により適宜調整することができる。
【0015】このように構成される第1発明では、光に
不安定なビタミン類水溶液の安定性を向上させることが
でき、また、第2発明では、光に不安定な液状ビタミン
製剤の安定性を向上させることができるので、長期間に
わたって安定となるビタミン類水溶液、並びに、液状ビ
タミン製剤が提供されることとなる。
【0016】
【実施例】次に、実施例により、更に本発明を詳細に説
明するが、本発明は下記実施例に限定されるものでな
い。
【0017】〔実施例1〜24〕下記表1に示す配合組
成(配合単位:重量%、精製水で調製した全量100重
量%、以下の表2及び3においても同様)となる水溶液
を調製した。得られた各水溶液について、ガラス製透明
アンプル(20ml)に充填して3日間窓際に放置した
後、それぞれのビタミン量を測定した。下記表1に示す
試験例1〜24において、B欄のビタミン残存量に較べ
A欄のビタミン残存量が20%以上多い場合を◎とし、
10%以上20%未満を○とし、10%未満を△とし、
B欄の残存量の方が多い場合を×として、安定性を評価
した。これらの結果を下記表1に示す。
【0018】
【表1】
【0019】上記表1中の略号等は、下記のとおりであ
る。 FAD:フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム HCO−60:POE(60)モル硬化ヒマシ油 パルミチン酸レチノール:1.817×106I.U.
/g
【0020】上記表1の結果から明らかなように、実施
例1〜24のA欄は、ビタミン類の水溶液にベルベリン
類を配合したビタミン類水溶液であり、B欄のベルベリ
ン類を配合しないビタミン類単独の水溶液に較べ、安定
性に優れていることが判明した。
【0021】〔実施例25〜34及び比較例1〜2〕下
記表2に示す配合成分を精製水に溶解し、希塩酸又は水
酸化ナトリウム溶液でそれぞれの下記表2に示す所定の
pHに調整した液状ビタミン製剤(点眼剤、洗眼剤)を
調製した。実施例25〜30及び比較例1の点眼剤は、
無色透明点眼剤容器(15ml)に充填し、実施例31
〜34及び比較例2の洗眼剤は、無色透明洗眼剤容器
(250ml)に充填した。これらの容器を3日間窓際
に放置した後、それぞれのビタミン量を測定して、製造
直後の含量に対する保存後の含量を残存率として計算
し、残存率80%以上のものについては◎とし、70%
以上80%未満のものについては○とし、70%未満の
ものについては×として安定性を評価した。なお、点眼
剤、洗眼剤としては、○以上が好ましく、さらに好まし
くは◎である。これらの結果を下記表2に示す。
【0022】
【表2】
【0023】上記表2の結果から明らかなように、実施
例25〜30のベルベリン類を配合した点眼剤は、ベル
ベリン類を配合しない比較例1の点眼剤に較べ、安定性
に優れていることが判明した。また、実施例31〜34
のベルベリン類を配合した洗眼剤も、ベルベリン類を配
合しない比較例2の洗眼剤に較べ、安定性に優れている
ことが判明した。
【0024】〔実施例35〜36及び比較例3〕下記表
3に示す配合成分を精製水に溶解し、希塩酸又は水酸化
ナトリウム溶液でそれぞれ下記表3に示す所定のpHに
調整した液状ビタミン製剤(のど、鼻などの粘膜適用製
剤)を調製した。実施例35〜36及び比較例3の粘膜
適用製剤は、無色透明スプレー剤容器(30ml)に充
填した。これらの容器を3日間窓際に放置した後、それ
ぞれのビタミン量を測定して、製造直後の含量に対する
保存後の含量を残存率として計算し、残存率70%以上
のものについては○とし、70%未満のものについては
×として安定性を評価した。なお、粘膜適用製剤として
は、○以上が好ましい。これらの結果を下記表3に示
す。
【0025】
【表3】
【0026】上記表3の結果から明らかなように、実施
例35〜36のベルベリン類を配合した粘膜適用製剤
は、ベルベリン類を配合しない比較例3の粘膜適用製剤
に較べ、安定性に優れていることが判明した。
【0027】〔実施例37〕下記配合組成となる乳液
(全量100重量%)を調製した。 塩化ベルベリン 0.02 パルミチン酸レチノール 0.02 ステアリン酸 2.0 セチルアルコール 1.5 ワセリン 4.0 スクワラン 5.0 グリセロールトリ−2−エチルヘキサン酸エステル 2.0 ソルビタンモノオレイン酸エステル 2.0 ジプロピレングリコール 5.0 PEG1500 3.0 トリエタノールアミン 1.0 パラオキシ安息香酸メチル 0.18 パラオキシ安息香酸プロピル 0.02 精製水 残 部 上記乳液を無色透明ガラス瓶に充填した。
【0028】〔実施例38〕下記配合組成となるハンド
クリーム(全量100重量%)を調製した。 塩化ベルベリン 0.01 塩酸ピリドキシン 0.1 酢酸dl−α−トコフェロール 0.05 ステアリルアルコール 6.0 ステアリン酸 2.0 水添ラノリン 4.0 スクワラン 9.0 オクチルドデカノール 10.0 1,3−ブチレングリコール 6.0 PEG1500 4.0 POE(25)セチルアルコールエーテル 3.0 モノステアリン酸グリセリン 2.0 パラオキシ安息香酸メチル 0.15 パラオキシ安息香酸プロピル 0.03 精製水 残 部 上記クリームを無色透明ガラス瓶に充填した。
【0029】上記実施例37、38の組成物(乳液、ハ
ンドクリーム)は、上記表3の評価法と同様に評価した
ところ、いずれもビタミン類を安定的に配合することが
できる組成物となることが確認された。
【0030】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、光に対して不
安定なビタミン類水溶液を安定化させることができるビ
タミン類水溶液の安定化方法が提供される。請求項2の
発明によれば、光に対して不安定な液状ビタミン製剤を
安定化させることができる安定な液状ビタミン製剤が提
供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 31/355 A61K 31/355 4C206 31/4415 31/4415 31/7084 31/7084 31/714 31/714 47/22 47/22 A61P 3/02 101 A61P 3/02 101 // C07D 213/67 C07D 213/67 311/72 102 311/72 102 C07H 19/207 C07H 19/207 Fターム(参考) 4C055 AA01 BA02 BA05 BA06 CA03 CA06 CA16 CA42 DA06 DA16 4C057 BB02 DD01 LL29 LL47 4C062 FF21 4C076 AA12 BB01 BB24 BB31 CC22 CC23 CC24 DD29 DD37 DD38 DD49 DD51 DD57 DD60Q DD69 EE23 FF37 FF63 4C086 AA01 AA02 BA09 BC18 DA39 EA16 MA02 MA05 MA08 MA09 MA10 MA17 NA03 ZC22 ZC24 ZC29 4C206 AA01 AA02 CA10 DB51 GA05 GA25 MA05 MA37 NA03 ZC23 ZC24

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビタミン類の水溶液にベルベリン類を配
    合することによりビタミン類水溶液を安定化させること
    を特徴とするビタミン類水溶液の安定化方法。
  2. 【請求項2】 液状ビタミン製剤にベルベリン類を含有
    せしめたことを特徴とする安定な液状ビタミン製剤。
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