JP2001048322A - 商品仕分けシステム - Google Patents
商品仕分けシステムInfo
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Abstract
車の運用を行なうことを課題とする。 【解決手段】 商品仕分けシステムにおいて、ピッキン
グエリアA1とソーティングエリアA2とを設けると共
に、商品の入荷状態と各仕向先店舗からの受注状態とに
基づいて、作業車1ごとに、商品補充モードと、ピッキ
ングモードと、ソーティングモードのいずれかの作業モ
ードを選択する。
Description
用いられるピッキングシステムやソーティングシステム
などの商品仕分けシステムの技術分野に関する。
トア向けの商品配送センターなどにおいては、各店舗か
らの要求に応じて各種の商品を要求個数だけ取り揃える
という集品作業が行なわれるが、この集品方法として、
例えば仕向先別の商品収集容器を搬送しながら、その搬
送経路に沿って設けられた複数の商品保管部から注文商
品を要求個数ずつ取り出して上記収集容器内に集品する
ピッキング方式と、各商品を品目ごとに搬送しながら、
その搬送経路に沿って設けられた仕向先別の複数の商品
収納部に仕向先ごとに商品を要求個数ずつ投入していく
ソーティング方式とがある。
したシステムにおいては、例えば特公平7−5174号
公報に開示されているように運行路に従って自動走行す
る自走式の作業車を用いるものや、作業車自体に収集す
べき商品及び収集すべき数などの集品データと、その集
品データに基づいて、より具体的には収集すべき商品を
保管する商品保管部の位置に基づいて設定される集品作
業地点などの運行データを記憶させて、作業車が自動で
運行路に従って移動しながら集品作業地点で停止し、そ
の集品作業地点における集品データを画面表示などによ
り提示するようにしたいわゆるナビゲート方式を採用し
たピッキングシステムが実用化されている。
あるいは作業員が集品作業地点を誤って行き過ぎること
がなくなることから集品作業ミスが低減し、多数の商品
保管部の側に表示器を備える必要がなくなるから設備費
が低減するという利点がある。
その搬送経路に沿って設けられた仕向先別の商品収納部
に仕向先ごとに商品を要求個数ずつ投入していくソーテ
ィング方式を採用したソーティングシステムにおいて
も、ナビゲート方式を採用することによって投入作業ミ
スが低減すると共に、設備費が低減するという上記と同
様な利点がある。
ピッキング作業が進行すると商品保管部に保管している
商品の品目や数が減少していくので、商品保管部の商品
を絶やさないように商品を補充する商品補充作業が不可
欠であるが、その作業を行なう場合においても、ナビゲ
ート方式を採用すれば、上記と同様の利点がある。
商品仕分けシステムにおいては、各作業車の運行形態
は、ピッキング作業ならピッキング作業のみを、ソーテ
ィング作業ならソーティング作業のみを、また、商品補
充作業なら商品補充作業のみを行なうというように、各
作業車が特定作業の専用車として使用されるものであっ
た。
作業量に変動があり、そのために各作業車の稼動には繁
閑が生じ勝ちになり、したがって作業車の効率的運用は
困難であった。また、例えば、入荷した生鮮食品をすぐ
に仕向先別に仕分ける必要が生じても、このような緊急
の作業要求に対しては従来の作業車の運用形態であれば
作業車の数が固定されていることから敏速に対応できな
く、そのために作業時間が余分にかかって仕向先からの
要求に十分に答えられないという問題点があった。
先店舗からの受注状態とに基づき、効率的な作業車の運
用ができる商品仕分けシステムを構築することを課題と
する。
するために次のように構成したことを特徴とする。
下、第1発明という)は、入荷商品を各仕向先からの注
文に応じて仕分けする商品仕分けシステムにおいて、品
目別に商品を保管する多数の商品保管部を有するピッキ
ングエリアと、仕向先別に商品を投入する多数の商品投
入部を有するソーティングエリアとを設けると共に、こ
れらのエリアを移動して、ピッキングエリアにおける各
商品保管部からの商品の集品作業と、同じくピッキング
エリアにおける各商品保管部への入荷商品の補充作業
と、ソーティングエリアにおける品目ごとの各商品投入
部への商品の投入作業とに用いられる作業車を備え、該
作業車ごとに、入荷商品をピッキングエリアの商品保管
部に搬送させる商品補充モードと、該ピッキングエリア
で各商品保管部から商品を集品するピッキングモード
と、ソーティングエリアで各商品投入部に商品を投入す
るソーティングモードのいずれかを選択する作業モード
選択手段を設けたことを特徴とする。
う)は、上記第1発明の構成において、作業モード選択
手段は、各作業車に設定する作業モードとして、入荷商
品がないときはピッキングモードを選択し、入荷商品が
ある場合において、その商品が仕分作業の緊急度が高い
商品であるときにはソーティングモードを選択して、そ
の商品が仕分作業の緊急度が高くない商品である場合に
は商品補充モードを選択することを特徴とする。
れる。
手段は、商品補充モードとピッキングモードとソーティ
ングモードのいずれかの作業モードを作業車ごとに選択
するので、作業車の効率的な運用ができることになり、
そのために作業車の台数が低減される。さらに、ピッキ
ングエリアとソーティングエリアとが設けられているの
で、仕向先に対して納期遅れを生じさせないより一層効
果的なシステム運用ができる。すなわち、各仕向先店舗
への納品作業を行なう場合、まず、ピッキングエリアに
おいて各店舗用のピッキング作業を先行して行ない、そ
ののち入荷してきた商品をそのままソーティングエリア
に搬入してソーティング作業で各店舗ごとに仕分け、そ
して仕分けられた商品を店舗ごとに合流させてそれを各
仕向先店舗に納品するという作業を合理的に行なうこと
が可能になる。
に作業モード選択における判断基準を設けているので、
状況に応じた作業車の運行が可能になってより一層柔軟
なシステムの運用ができるようになると共に、行われる
べき作業が選択される際に誤った判断がなくなるので誤
配や納期遅れはなくなり、仕向先の信頼を得ることがで
きる。特に、仕分作業面で緊急度の高い生鮮食品などが
入荷した場合には、上記作業モード選択の判断基準が設
けられているために、作業モードとしてソーティングモ
ードが選択されるので、商品の鮮度を損なうことなく仕
向先店舗への商品出荷に対応できる。
る。
ムのレイアウト図である。このシステムは、ピッキング
エリアA1、ソーティングエリアA2、入荷検品を行な
う入荷エリアA3及び出荷検品を行なう出荷エリアA4
を有する。そして、各エリアA1〜A4間にわたって作
業車1…1の巡回運行路Rが敷設されている。作業車1
…1の移動方向は図中矢印で示してある。
複数列に配置された多数の商品棚2…2に沿って延びる
複数のピッキング作業路r1a,r1b,r1c,r1
d,r1eと、これらのピッキング作業路r1a〜r1
eと交差して商品棚2…2をバイパスする2つのバイパ
ス路r11a,r11bと、さらに入荷作業路r3(後
述)とピッキング作業路r1eとを連絡する連絡路r1
2とを有する。
て入荷エリアA3内を通過する入荷作業路r3と、ソー
ティングエリアA2に複数列に配置された多数の集品棚
3…3に沿って延びる複数のソーティング作業路r2
a,r2b,r2c,r2dと、これらのソーティング
作業路r2a〜r2dと交差して集品棚3…3をバイパ
スする2つのバイパス路r21a,r21bと、上記入
荷作業路r3に接続して入荷エリアA3からソーティン
グエリアA2に向かう連絡路r22と、ソーティング作
業路r2dとパイパス路r21aの交差点から延び、も
う一つのバイパス路r21bに合流する連絡路r23と
を有する。
1eとバイパス路r11aとの交差点から延び、出荷エ
リアA4の方向に向かう連絡路r41と、出荷エリアA
4から連絡路r12の方向に向かう連絡路r42と、出
荷エリアA4内を通過する出荷作業路r4とを有する。
間隔を置いて設定されている。このうち、作業車1が実
際に停止する位置を停止地点とする。
台11の前部にラベルプリンタ12と車載コンピュータ
13とが備えられている。車載コンピュータ13には、
バーコードスキャナ14と、各種データを画面表示する
ディスプレイ15と、各種データを手動入力するときに
押下操作されるキー入力部16と、各種作業が完了した
ときに押下操作される完了ボタン17と、ピッキング作
業時に荷台11に積載する商品投入用のコンテナCが満
杯となったときに押下操作されるコンテナボタン18
と、ピッキング作業時に取り出すべき商品を保管する商
品棚2もしくはソーティング作業時に商品を投入すべき
集品棚3もしくは商品補充作業時に補充商品を投入すべ
き商品棚2の方向を指示する左右一対の方向指示ランプ
19,20と、無線アンテナ21とが設けられている。
テムを説明すると、図1及び図3に示すように、商品仕
分けシステムのホストコンピュータ4には、連絡路r1
2の近傍に設置された作業管理卓5と、入荷エリアA3
に設置された入荷検品卓6と、出荷エリアA4に設置さ
れた出荷検品卓7とがそれぞれ双方に通信可能に接続さ
れている。出荷検品卓7には配送ラベルプリンタ8が接
続されている。作業管理卓5には無線アンテナ9が設け
られ、この無線アンテナ9と車載コンピュータ13の無
線アンテナ21とを介して、作業管理卓5と車載コンピ
ュータ13との間で情報が無線交信される。ピッキング
エリアA1内とソーティングエリアA2内とに配置され
た各作業員aは無線機10を携帯し、この無線機10を
使って作業管理卓5との間で情報を無線交信することが
できる。また、この無線機10を使って車載コンピュー
タ13に指令を送信し、作業車1を操作することができ
る。
うに、前輪22,22及び後輪23,23のうちいずれ
かを駆動輪として駆動する駆動装置24と、該駆動装置
24を制御する運行用コントローラ25とが備えられて
いる。この運行用コントローラ25は、例えばワンチッ
プマイコンなどで構成された車載コンピュータ13のコ
ンピュータ本体26と双方向に通信可能に接続されてい
る。
ごとの全受注データが記憶されていると共に、該データ
が作業管理卓5に受け渡されている。また、ホストコン
ピュータ4と作業管理卓5とには、入荷検品卓6及び出
荷検品卓7から商品ごとの入荷データ及び出荷データが
随時入力される。
注データとに基づいて、商品補充モードとピッキングモ
ードとソーティングモードのいずれかを選択すると共
に、運行データを生成して各作業車1へ伝達する。
れた場合は、作業車1は、スタート地点から出発して入
荷エリアA3で一旦停車し、商品が積載されたのちピッ
キングエリアA1へ進む。そして、商品補充作業が終了
すると、再びスタート地点へ戻る。また、ソーティング
モードが選択された場合は、作業車1は、スタート地点
から出発して入荷エリアA3で一旦停車し、商品が積載
されたのちソーティングエリアA2へ進む。そして、ソ
ーティング作業が終了すると、再びスタート地点へ戻
る。また、ピッキングモードが選択された場合は、作業
車1は、スタート地点から出発してピッキングエリアA
1へ進む。そして、ピッキング作業が終了すると、出荷
エリアA4へ進み、商品を降ろしたのち再びスタート地
点へ戻る。
用例を図4〜図7に示すフローチャートにしたがって説
明する。
卓6に入力された入荷データに基づいて入荷商品の有無
を判定する(ステップS1)。
て入荷商品があると判定した場合には、次にその商品が
仕分作業の緊急度の高い商品か否かをその商品コードに
よって判定する(ステップS2)。つまり、入荷商品が生
鮮食品のように早期に納入すべき商品かどうか判定する
のである。
2において入荷商品が緊急度の高い商品であると判定し
た場合には、作業モードとしてソーティングモードを選
択する(ステップS3)。これによって後に詳述するよ
うな作業車1を用いたソーティング作業が行われること
となる。
理卓5は、次にステップS4に進んで本日分の作業終了
か否かを判定して、本日分の作業終了でないと判定した
ときには、ステップS1に戻って入荷商品の有無を判定
すると共に、本日分の作業終了であると判定したときに
は、作業動作を終了する。
において入荷商品が緊急度の高い商品でないと判定した
ときには、作業モードとして商品補充モードを選択する
(ステップS5)。これによって後に詳述するような作
業車1を用いた商品補充作業が行なわれることとなる。
5は、次にステップS4に進んで本日分の作業終了か否
かを判定して、本日分の作業終了でないと判定したとき
には、ステップS1に戻って入荷商品の有無を判定する
と共に、本日分の作業終了であると判定したときには、
作業動作を終了する。
1において入荷商品はないと判定した場合、次に仕向先
店舗からの受注の有無を判定する(ステップS6)。そし
て、受注があると判定した場合には、作業モードとして
ピッキングモードを選択する(ステップS7)。これに
よって後に詳述するような作業車1を用いたピッキング
作業が行なわれることとなる。
卓5は、次にステップS4に進んで本日分の作業終了か
否かを判定して、本日分の作業終了でないと判定したと
きには、ステップS1に戻って入荷商品の有無を判定す
ると共に、本日分の作業終了であると判定したときに
は、作業動作を終了する。
ドについて、詳しく説明する。
合、図5に示すようなフローチャートにしたがってソー
ティング作業が行なわれる。
は、作業管理卓5の表示部の表示によって、選択された
作業モードがソーティングモードであることを知るの
で、コード番号を入力することなどにより作業管理卓5
に仕分けるべき商品を指定する。作業管理卓5は、その
商品についての入荷データと、仕向先店舗と商品の数な
どの受注データとに基づいて、その商品についての投入
すべき集品棚3の番号及び投入すべき個数などのソーテ
ィングデータを生成する。また、入荷エリアA3におけ
る入荷作業路r3上の停止位置P…Pのうちから、作業
車1の停止地点を任意に選定すると共に、商品を投入す
べき集品棚3…3の位置に基づいて、ソーティングエリ
アA2内の停止位置P…Pのうちから、作業車1の停止
地点を選定する。併せて、これらの地点間を作業車1が
最短距離で移動する経路を生成して、これらを一括して
運行データとする(ステップS11)。
が商品を投入すべき集品棚3…3であれば、図示した停
止位置P…Pが停止地点として選定され、実線で示した
ような移動経路(ア)が生成される。なお、このソーテ
ィング作業の場合、作業車1の出発時には、その荷台1
1には何も積載されず、最初に立ち寄る入荷エリアA3
内の停止地点において、ソーティングすべき商品が積載
される。
ーを押下操作することなどにより、上記ソーティングデ
ータと運行データとを作業管理卓5の前のスタート地点
で待機している先頭の作業車1へ送信する(ステップS
12)。作業車1は、ソーティングデータをコンピュー
タ本体26のメモリ27に格納すると共に、運行データ
を運行用コントローラ25のメモリ28に格納する。
入力部16におけるスタートキーを押下操作することな
どにより、作業車1は移動を開始する。作業車1は、最
初に入荷エリアA3へ進み(ステップS13)、入荷エリ
アA3内の所定の位置で停止し、その付近に配置された
作業員aによって当該商品が作業車1の荷台11に積込
まれる(ステップS14)。
て移動を再開して、ソーティングエリアA2へ向かって
進む(ステップS15)。
ーティングエリアA2内の運行路R上に設けられた停止
位置Pが停止地点か否かを判定し(ステップS16)、
停止すべき地点と判定すれば作業車1を停止させると共
に(ステップS17)、停止地点でないと判定すれば当該
停止位置Pを素通りさせてステップS16へ戻る。
投入すべき方向の方向指示ランプ19,20が点灯され
ると共に、ディスプレイ15には、商品を投入すべき集
品棚3の番号、投入すべき商品名、投入すべき個数など
が表示される(ステップS18)。
方向指示ランプ19,20の点灯状況やディスプレイ1
5の表示にしたがって作業を実施する。すなわち、表示
個数だけ荷台11に積載した商品を取り出して、バーコ
ードスキャナ14で商品コードを読み取ったのち、集品
棚3へ商品を投入し、完了ボタン17をON操作する
(ステップS19,S20)。
があるか否かを判定して(ステップS21)、次の停止地
点があると判定すればステップS16へ戻ると共に、停
止地点がないと判定すれば作業車1はスタート地点へ戻
る(ステップS22)。
図6に示すようなフローチャートにしたがって商品補充
作業が行なわれる。
は、作業管理卓5の表示部の表示によって、選択された
作業モードが商品補充モードであることを知るので、コ
ード番号を入力することなどにより作業管理卓5に補充
すべき商品を指定する。作業管理卓5は、その商品につ
いての入荷データに基づいて、その商品についての補充
すべき商品棚2の番号及び補充すべき商品名及び補充す
べき個数などの商品補充データを生成する。また、入荷
エリアA3における入荷作業路r3上の停止位置P…P
のうちから、作業車1の停止地点を任意に選定すると共
に、商品を補充すべき商品棚2…2の位置に基づいて、
ピッキングエリアA1内の停止位置P…Pのうちから、
作業車1の停止地点を選定する。併せて、これらの停止
地点間を作業車1が最短距離で移動する経路を生成し
て、これらを一括して運行データとする(ステップS3
1)。
が商品を補充すべき商品棚2…2であれば、図示した停
止位置P…Pが停止地点として選定され、実線で示した
ような移動経路(イ)が生成される。なお、この商品補
充作業の場合、作業車1の出発時には、その荷台11に
は何も積載されず、最初に立ち寄る入荷エリアA3内の
停止地点において、補充すべき商品が積載される。図例
では、積載された4種類の商品について商品補充作業を
行なう場合の移動経路(イ)が示されており、作業車1
はピッキングエリアA1内の4箇所の停止地点で停止す
る。
ーを押下操作することなどにより、上記商品補充データ
と運行データとを作業管理卓5の前のスタート地点で待
機している先頭の作業車1へ送信する(ステップS3
2)。作業車1は、商品補充データをコンピュータ本体
26のメモリ27に格納すると共に、運行データを運行
用コントローラ25のメモリ28に格納する。
入力部16におけるスタートキーを押下操作することな
どにより、作業車1は移動を開始する。作業車1は、最
初に入荷エリアA3へ進み(ステップS33)、入荷エリ
アA3内の所定の位置で停止し、その付近に配置された
作業員aによって当該商品が作業車1の荷台11に積込
まれる(ステップS34)。
て移動を再開して、ピッキングエリアA1へ向かって進
む(ステップS35)。
ッキングエリアA1内の運行路R上に設けられた停止位
置Pが停止地点か否かを判定し(ステップS36)、停止
すべき地点と判定すれば作業車1を停止させると共に
(ステップS37)、停止地点でないと判定すれば当該停
止位置Pを素通りさせてステップS36へ戻る。
補充すべき方向の方向指示ランプ19,20が点灯され
ると共に、ディスプレイ15には、商品を補充すべき商
品棚2の番号、補充すべき商品名、補充すべき個数など
が表示される(ステップS38)。
方向指示ランプ19,20の点灯状況やディスプレイ1
5にしたがって作業を実施する。すなわち、表示個数だ
け荷台11に積載した商品を取り出して、バーコードス
キャナ14で商品コードを読み取ったのち、商品棚2へ
商品を投入し、完了ボタン17をON操作する(ステッ
プS39,S40)。
があるか否かを判定して(ステップS41)、次の停止地
点があると判定すればステップS36へ戻ると共に、停
止地点がないと判定すれば作業車1はスタート地点へ戻
る(ステップS42)。
合には、図7に示すようなフローチャートにしたがって
ピッキング作業が行なわれる。
は、作業管理卓5の表示部の表示によって、選択された
作業モードがピッキングモードであることを知るので、
コード番号を入力することなどにより作業管理卓5に仕
向先店舗を指定する。作業管理卓5は、その店舗につい
ての受注データに基づいて、その店舗についての集品す
べき商品名及び集品すべき個数などのピッキングデータ
を生成する。また、ピッキングすべき商品を保管する商
品棚2…2の位置に基づいて、ピッキングエリアA1内
の停止位置P…Pのうちから、作業車1の停止地点を選
定すると共に、出荷エリアA4における出荷作業路r4
上の停止位置Pも停止地点として選定する。併せて、こ
れらの停止地点間を作業車1が最短距離で移動する経路
を生成して、これらを一括して運行データとする(ステ
ップS51)。
2が商品を取り出すべき商品棚2…2であれば、図示し
た停止位置P…Pが停止地点として選定され、実線で示
したような移動経路(ウ)が生成される。なお、このピ
ッキング作業の場合、作業車1の出発時には、その荷台
11には複数個のコンテナCが積載され、ピッキングエ
リアA1内で商品棚2…2から取り出された商品が上記
コンテナCに投入される。
ーを押下操作することなどにより、上記ピッキングデー
タと運行データとを作業管理卓5の前のスタート地点で
待機している先頭の作業車1へ送信する(ステップS5
2)。作業車1は、ピッキングデータをコンピュータ本
体26のメモリ27に格納すると共に、運行データを運
行用コントローラ25のメモリ28に格納する。
入力部16におけるスタートキーを押下操作することな
どにより、作業車1は移動を開始し、ピッキングエリア
A1へ向かう(ステップS53)。
ッキングエリアA1内の運行路R上に設けられた停止位
置Pが停止地点か否かを判定し(ステップS54)、停止
すべき地点と判定すれば作業車1を停止させると共に
(ステップS55)、停止地点でないと判定すれば当該停
止位置Pを素通りさせてステップS54へ戻る。
保管されている方向の方向指示ランプ19,20が点灯
されると共に、ディスプレイ15には、収集すべき商品
を保管する商品棚2の番号、収集すべき商品名、収集す
べき個数などが表示される(ステップS56)。
方向指示ランプ19,20の点灯状況やディスプレイ1
5の表示にしたがって作業を実施する。すなわち、表示
個数だけ商品棚2から商品を取り出して、バーコードス
キャナ14で商品コードを読み取ったのち、商品を作業
車1の荷台11に積載したコンテナCへ投入し、完了ボ
タン17をON操作する(ステップS57,58)。
があるか否かを判定して(ステップS59)、次の停止地
点があると判定すればステップS54へ戻ると共に、停
止地点がないと判定すれば作業車1はスタート地点へ戻
る(ステップS60)。
り仕向先店舗ごとに収集された商品は、通常の手段で出
荷エリアA4へ運ばれ、別途ピッキング作業により同じ
く仕向先店舗ごとに収集された商品と出荷エリアA4に
おいて合流される。出荷検品卓7に配置の作業員aは、
出荷検品卓7を用いて合流された商品について出荷検品
作業を行ない、ついで出荷検品卓7に接続された配送ラ
ベルプリンタ8を用いてこれまでの作業によって得られ
た作業データに基づいて全ての商品名や出荷先店舗名な
どを印字された配送ラベルを作成し、このラベルを合流
された商品が収納された出荷用コンテナへ貼付する。
め、図例とは異なり、ピッキングエリアA1とソーティ
ングエリアA2とが連続した運行路Rで接続することが
できなくても、そのことは本発明を実施する上で何の障
害にもならない。
ード選択手段は、商品補充モードとピッキングモードと
ソーティングモードのいずれかの作業モードを作業車ご
とに選択するようにしているので、状況に応じた柔軟な
作業車の運用ができる。また、ピッキングエリアとソー
ティングエリアとが設けられているので、ピッキング作
業とソーティング作業とによって仕向先店舗ごとに仕分
けられた商品を合流させることが容易になり、仕向先に
対して納期遅れを生じさせないシステム運用ができる。
ード選択における判断基準を設けているので、例えば、
仕分作業の緊急度によって入荷した生鮮食品の早急な納
入などの必要が生じた場合においても、作業モードとし
てソーティングモードが選択されることにより、仕向先
からの要求に十分に答えることができる。
図である。
ある。
ある。
る。
る。
車の移動経路の一例を示すレイアウト図である。
移動経路の一例を示すレイアウト図である。
車の移動経路の一例を示すレイアウト図である。
段) 13 車載コンピュータ(制御手段) 25 運行用コントローラ(運行手段) A1 ピッキングエリア A2 ソーティングエリア A3 入荷エリア A4 出荷エリア P 停止位置 R 運行路
Claims (2)
- 【請求項1】 入荷商品を各仕向先からの注文に応じて
仕分けする商品仕分けシステムであって、品目別に商品
を保管する多数の商品保管部を有するピッキングエリア
と、仕向先別に商品を投入する多数の商品投入部を有す
るソーティングエリアとが設けられていると共に、これ
らのエリアを移動して、ピッキングエリアにおける各商
品保管部からの商品の集品作業と、同じくピッキングエ
リアにおける各商品保管部への入荷商品の補充作業と、
ソーティングエリアにおける品目ごとの各商品投入部へ
の商品の投入作業とに用いられる作業車が備えられ、該
作業車ごとに、入荷商品をピッキングエリアの商品保管
部に搬送させる商品補充モードと、該ピッキングエリア
で各商品保管部から商品を集品するピッキングモード
と、ソーティングエリアで各商品投入部に商品を投入す
るソーティングモードのいずれかを選択する作業モード
選択手段が設けられていることを特徴とする商品仕分け
システム。 - 【請求項2】 作業モード選択手段は、各作業車に設定
する作業モードとして、入荷商品がないときはピッキン
グモードを選択し、入荷商品がある場合において、その
商品が仕分作業の緊急度が高い商品であるときにはソー
ティングモードを選択して、その商品が仕分作業の緊急
度が高くない商品である場合には商品補充モードを選択
することを特徴とする請求項1に記載の商品仕分けシス
テム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22250399A JP2001048322A (ja) | 1999-08-05 | 1999-08-05 | 商品仕分けシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22250399A JP2001048322A (ja) | 1999-08-05 | 1999-08-05 | 商品仕分けシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001048322A true JP2001048322A (ja) | 2001-02-20 |
Family
ID=16783458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22250399A Pending JP2001048322A (ja) | 1999-08-05 | 1999-08-05 | 商品仕分けシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001048322A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020083654A (ja) * | 2018-11-19 | 2020-06-04 | 炬星科技(深▲せん▼)有限公司Syrius Robotics Co., Ltd. | ロボットに基づくランダム倉庫保管方法、装置、並びに電子機器及び記憶媒体 |
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1999
- 1999-08-05 JP JP22250399A patent/JP2001048322A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020083654A (ja) * | 2018-11-19 | 2020-06-04 | 炬星科技(深▲せん▼)有限公司Syrius Robotics Co., Ltd. | ロボットに基づくランダム倉庫保管方法、装置、並びに電子機器及び記憶媒体 |
US11713191B2 (en) | 2018-11-19 | 2023-08-01 | Syrius Robotics Co., Ltd. | Robot-based random warehousing method and apparatus, electronic device, and storage medium |
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