JP3828295B2 - ピッキングシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はピッキングシステムに関し、出荷先毎に受注商品を受注個数づつ取り揃える集品の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
スーパーマーケットやコンビニエンスストア向けの商品配送センター等においては出荷先毎に受注商品を受注個数づつ取り揃える集品作業が行なわれるが、このような作業を行なうためのシステムとしてピッキングシステムが広く知られている。これは、例えば特開平8−85609号公報に開示されているように、各種商品の保管部を通過するように集品車を移動させ、該集品車が受注商品の保管部近傍に移動してきたときに、該商品が受注商品であることや、その受注個数等を指示して、該商品を該個数だけ集品車に収集していくものである。
【0003】
また、特公平7−5174号公報に開示されているように集品車を自走式とするものや、集品車自体に集品データや運行パターンを記憶させて、該集品車が自動的に受注商品の保管部近傍で停止するようなシステム等が近年では運用化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、集品車がその集品作業の途中において満杯となり、それ以上の商品の積載ができなくなった場合には、その集品車の集品作業はいったんそこで打切りとなる。従来は、その満杯車は残りの商品の保管部をただ通過するだけで戻ってきて荷下ろしをしたのち、再び残りの商品を集品するために集品作業に出発していた。
【0005】
しかし、それでは集品作業自体の完了時間が著しく遅くなり、商品の配送トラックへの積込み、ひいては出荷先への配送が遅れることになる。
【0006】
そこで、本発明は、集品作業の途中で集品車が満杯となって、該集品車の集品作業がそこで打ち切られても、集品作業自体の完了時間が著しく遅くならないようにすることを主たる課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明では次のような手段を用いる。
【0008】
まず、本願の特許請求の範囲の請求項1に記載の発明は、誘導路上を移動する集品車に該誘導路に沿って配置された商品保管部から所定の商品を所定の個数づつ集品していくピッキングシステムであって、集品車が、運行パターンに従って集品車を走行させる走行手段と、集品作業の途中で集品車が満杯となったことを報知する満杯報知手段とを有すると共に、その満杯の報知があったときに、その満杯車の残りの商品の集品データを生成する引継集品データ生成手段と、別の集品車のいる地点からその満杯車の残りの商品の集品作業を再開すべき地点までの運行パターンを生成する救援運行パターン生成手段と、これらの引継集品データ及び救援運行パターンを上記の別の集品車に送信する送信手段とが備えられていることを特徴とする。
【0009】
これによれば、集品作業の途中で集品車が満杯となり、その集品車の集品作業がそこで打ち切られても、別の集品車がその残りの商品の集品作業を再開すべき地点まで来て残りの商品の収集を引き継いで続行するから、集品作業自体の完了時間がそれほど遅くならない。
【0010】
次に、請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、誘導路は、商品保管部を通過する作業路とバイパスするバイパス路とを有し、救援運行パターン生成手段は、これらを用いて別の集品車の移動距離が最短となる運行パターンを生成することを特徴とする。
【0011】
これによれば、集品作業再開地点までの別車の到着が早くなり、集品作業の中断時間が短くなる。
【0012】
次に、請求項3に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、救援運行パターン生成手段は、集品作業のスタート地点から集品作業再開地点までの運行パターンを生成し、送信手段は、上記スタート地点にいる待機中の集品車に引継集品データ及び救援運行パターンを送信することを特徴とする。
【0013】
これによれば、救援のための別車は、まだ集品作業の途中にない空の集品車であるから、引き継いだ集品作業中に再度救援車が満杯となる可能性が低くなると共に、別車本来の収集品と肩代わりした収集品との混在が避けられ、荷下ろし時の後検品が複雑とならない。
【0014】
次に、請求項4に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、満杯の報知があったときに、その満杯車のいる地点から集品作業のゴール地点までの運行パターンを生成する撤収運行パターン生成手段が備えられ、送信手段は、この撤収運行パターンを上記満杯車に送信することを特徴とする。
【0015】
これによれば、満杯報知があったときには、救援車の派遣と併せて、その満杯車が誘導路上から撤収するので、満杯車の以降の無駄な走行が避けられ、該満杯車の動線が短くなり、集品車の回転が早くなる。
【0016】
次に、請求項5に記載の発明は、上記請求項4に記載の発明において、誘導路は、商品保管部を通過する作業路とバイパスするバイパス路とを有し、撤収運行パターン生成手段は、これらを用いて満杯車の移動距離が最短となる運行パターンを生成することを特徴とする。
【0017】
これによれば、ゴール地点までの満杯車の戻りが早くなり、動線がより短くなって、集品車の回転がより早くなる。
【0018】
そして、以上の各発明では、満杯報知手段を集品車側に搭載したから、集品車の満杯時にいちいち作業者が報知のために移動する必要がない。さらに、引継集品データや救援運行パターンあるいは撤収運行パターンが送信手段で送信されるので、これによっても、いちいち作業者が情報の受け渡しのために移動する必要がなく、人手がかからず、また各車への伝達指令内容の変更、追加、修正等が容易となって、より融通の効くピッキングシステムが実現する。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態を説明することにより本発明をさらに詳しく説述する。
【0020】
図1に示すように、この実施の形態に係るピッキングシステムにおいては、多数の商品棚1…1が複数列に配置され、これらの列に沿って集品車2が移動する誘導路Rが敷設されている。誘導路Rは商品棚1…1の間を通過する作業路r1…r1と商品棚1…1の間を通過せずバイパスするバイパス路r2…r2とが交差した格子状に形成されていると共に、集品車2が集品作業に出発するスタート地点Sと集品作業から戻ってくるゴール地点Gとの間に出荷バースWを通過する荷下路r3を有する。誘導路Rには多数の停止地点P…Pが配設されており、各停止地点Pを中心とする複数の商品棚1…1の範囲が1つの作業ブロックBとされている。
【0021】
図2に示すように、誘導路Rは所定幅の帯マークMでなり、停止地点Pは該帯マークMの両側に設けられた一対の停止マークN,Nでなる。スタート地点Sを出た集品車2はその下面前部に装備された帯マーク検出器3で帯マークMを検出していき、作業路r1…r1とバイパス路r2…r2との組合せで得られる多数の運行パターンのうちの指示された一つに誘導されて商品棚1…1の間を走行し、同じくその下面前部に装備された停止マーク検出器4,4で指示された順番数の停止マークN,Nを検出したときに停止する。その間に作業者a…aが図3に示すように各商品棚1に品目毎に保管されている商品x…xのうちから指示されたものを指示された個数づつ取り出して集品車2に積載する。集品作業を終えた集品車2はゴール地点Gに戻り、荷下路r3上で収集品を荷下ろししたのち再びスタート地点Sに至って次の集品作業に待機する。荷下ろしされた商品はトラックT…Tに積み込まれて各出荷先に配送される。
【0022】
図4及び図5に示すように、集品車2は複数のコンテナC…Cを積載し、車体21前部に制御ボックス22及びコンピュータ23を搭載する。制御ボックス22の側面には商品xに付されたバーコードを読み取るスキャナ24が取り付けられていると共に、前面には配送ラベルを印字発行するラベルプリンタ25が配設されている。一方、車載コンピュータ23の前面には、各種データを表示する表示部26、各種データを手動入力するためのキー入力部27、ピッキング完了時に押下操作する完了ボタン28、1つのコンテナCが満杯となる毎に押下操作するコンテナボタン29、全コンテナC…Cが満杯となったときに押下操作する満杯ボタン30、ピッキングすべき商品が保管されている棚1の方向を示す左右一対の保管方向指示ランプ31,32等が設けられていると共に、上面には無線アンテナ33が取り付けられている。さらに、集品車2は、前輪34,34、後輪35,35のうち、前輪34,34を駆動輪として駆動する駆動装置36、及び該駆動装置36を制御する走行用コントローラ37を内蔵する。
【0023】
図6に示すように、車載コンピュータ23は例えばワンチップマイコン等でなるコンピュータ本体38を内蔵する。このコンピュータ本体38には、キー入力部27、完了ボタン28、コンテナボタン29、満杯ボタン30、バーコードスキャナ24等からの各種信号が入力される。このピッキングシステムが設けられた商品配送センターのホストコンピュータ5には図1に示すように誘導路Rのスタート地点Sに設置された作業管理装置6が接続されている。この作業管理装置6には、当日分の各出荷先別の全ての受注データがホストコンピュータ5から受け渡される。そして、この作業管理装置6の無線アンテナ7と、車載コンピュータ23の無線アンテナ33とを介して、上記作業管理装置6とコンピュータ本体38との間で各種データが無線交信される。また、走行用コントローラ37は帯マーク検出器3及び停止マーク検出器4,4からの検出信号を入力して、内蔵メモリ39に記憶した所定の運行パターンに従って集品車2が走行し且つ所定の停止ポイントP…Pのところで停止するように駆動装置36を制御する。そして、この走行用コントローラ37とコンピュータ本体38との間でも相互に信号が授受される。コンピュータ本体38は、これらの各種の入力信号に基づいて、表示部26、保管方向指示ランプ31,32、ラベルプリンタ25等へ各制御信号を出力する。なお、コンピュータ本体38には各種データを記憶するメモリ40が内蔵されている。
【0024】
次に、このピッキングシステムの運用例を図7〜図9のフローチャートを参照して説明する。
【0025】
誘導路Rのスタート地点Sに配置された作業者aが作業管理装置6に出荷先の店舗番号を入力すると(ステップS1)、作業管理装置6はその番号に対応する店舗からの受注データを呼び出し、該受注データと、予め登録されている各商品の保管場所を示すロケーションデータとに基づいて、上記店舗用の集品データと、集品車2が最短距離で移動する運行パターンとを生成して、これを作業データとしてスタート地点Sに待機している先頭の集品車2の車載コンピュータ23に一括して送信する(ステップS2)。例えば、図10で斜線を施した商品棚1…1に受注商品が保管されていれば、図中実線で示すような運行パターン(ア)が生成される。車載コンピュータ23のコンピュータ本体38は、作業管理装置6から送信されてきた作業データのうち集品データを自己のメモリ40に格納すると共に、運行パターンを走行用コントローラ37のメモリ39に転送記憶させる。これにより、走行用コントローラ37が作動し、集品車2が運行パターンに従って移動を開始する(ステップS3)。
【0026】
集品車2は運行パターン中に指示された停止地点Pで停止し(ステップS4)、図11に示すような集品データを表示部26に表示する(ステップS5)。このとき、商品が存在する方の保管方向指示ランプ31,32が点灯する。集品車2が停止すると、付近の作業者aは表示部26の画面表示を見て商品棚1から該当商品を表示個数だけ取り出し、バーコードスキャナ24で商品コードを読み取ったのち、商品をコンテナCに投入して、完了ボタン28をON操作する(ステップS6)。コンピュータ本体38は、完了ボタン28がON操作された商品の集品データを未処理のものから識別する(ステップS7)。なお、作業者aは、1つのコンテナCが満杯となるまで該コンテナCに商品を順に投入していく。
【0027】
次いで、作業者aはコンテナCが満杯か否かを判定し(ステップS8)、満杯でなければコンテナボタン29も満杯ボタン30もON操作しない。集品車2は停止したこの作業ブロックBでの集品作業が終了したか否かを集品データと完了ボタン28のON操作状況とから判定し(ステップS9)、未だであれば次の集品データを表示する。このようにして、ステップS5〜S9を繰り返して1ブロックBが終了すれば、集品車2は全作業ブロックB…Bでの集品作業が終了したか否かを集品データと完了ボタン28のON操作状況とから判定し(ステップS10)、未だであれば次の指示停止地点Pへ移動する(ステップS11)。このようにして、ステップS4〜S10を繰り返して全ブロックB…Bが終了すれば、集品車2はゴール地点Gに戻り、出荷バースWで収集品を荷下ろししたのち再びスタート地点Sに至って次の集品作業に待機する(ステップS12)。
【0028】
一方、上記ステップS8でコンテナCが満杯であると判定したときには、作業者aはコンテナボタン29をON操作する(ステップS13)。集品車2は、これを受けて、そのコンテナCに収容された商品名や出荷先店舗名を印字した配送ラベルをラベルプリンタ25から発行する(ステップS14)。作業者aは発行された配送ラベルをその満杯となったコンテナCに貼付する。
【0029】
次いで、作業者aは他に空のコンテナCがあるか否かを判定し(ステップS15)、あればまだ集品作業が続行可能であるから、そのままステップS9に戻る。しかし、他に空のコンテナCがない場合、すなわち集品車2として満杯であれば、もう集品作業が続行不可能である。ただし、1ブロックBが終了し(ステップS16)、且つ全ブロックB…Bも終了していれば(ステップS17)、ステップS12に戻って、集品車2はそのままゴール地点Gに戻ればよい。
【0030】
これに対し、1ブロックBの集品作業が終了していない場合は、ステップS16からステップS18に進んで、作業者aは満杯ボタン30をON操作する。集品車2は、これを受けて、現在使用途中の集品データと運行パターンとを使用途中作業データとして作業管理装置6に一括して送り返す(ステップS19)。作業管理装置6は、送り返されてきた使用途中作業データから満杯車2の現在地点を求め、その満杯地点から該満杯車2が最短距離でゴール地点Gまで移動する撤収運行パターンを生成して、これを該満杯車2へ送信する(ステップS20)。例えば、図10の地点イで集品車ウが満杯となれば、図中破線で示すような撤収運行パターン(エ)が生成される。満杯車ウは、該撤収運行パターン(エ)を走行用コントローラ37のメモリ39に転送記憶させてゴール地点Gに戻り、出荷バースWで収集品を荷下ろししたのち再びスタート地点Sに至って次の集品作業に待機する(ステップS21)。
【0031】
また、作業管理装置6は、送り返されてきた使用途中作業データから未処理の集品データを抽出し、これを引継集品データとすると共に、スタート地点Sで待機中の先頭車が該スタート地点Sから満杯地点まで最短距離で移動する救援運行パターンを生成し、これを引継作業データとして該先頭車2に一括送信する(ステップS22)。例えば、図10の場合においては、図中鎖線で示すような救援運行パターン(オ)が生成され、先頭車カは、該救援運行パターン(オ)を走行用コントローラ37のメモリ39に転送記憶させて満杯地点イへ移動する(ステップS23)。そして、該救援車カが満杯地点イに到着したのちは、そのブロックBで未処理の集品作業から再開され、該救援車カは、満杯地点イ以降の当初の運行パターン(ア)に従って移動し、集品作業を続行していく(ステップS4以下を繰返し)。
【0032】
一方、ステップS16で1ブロックBの集品作業は終了しているが、ステップS17で全ブロックB…Bの集品作業が終了していない場合は、ステップS24〜S29を実行する。これらのステップは略上記のステップS18〜S23に相当する。ただし、満杯地点での1ブロックの作業が終了しているから、救援車はステップS29で該満杯地点の次の停止地点Pに移動する。この場合、例えば、図12に鎖線で示すような救援運行パターン(キ)が生成され、救援車カは、該救援運行パターン(キ)を走行用コントローラ37のメモリ39に転送記憶させて満杯地点イの次の停止地点クへ移動する。そして、該救援車カが上記停止地点クに到着したのちは、その作業ブロックBでの集品作業の始めから再開され、該救援車カは、上記地点ク以降の当初の運行パターン(ア)に従って移動し、集品作業を続行していく(ステップS4以下を繰返し)。
【0033】
このように、集品作業の途中で集品車が満杯となり、その集品車の集品作業がそこで打ち切られても、別の集品車がその残りの商品の集品作業を再開すべき地点まで来て残りの商品の収集を引き継いで続行するから、集品作業自体の完了時間がそれほど遅くならず、したがって収集した商品の配送トラックへの積込みや出荷先への配送が遅れることが回避される。
【0034】
その場合に、救援車が最短距離で救援に来るから集品作業の中断時間が短くなり、また満杯車が最短距離で撤収するから動線が短くなり、次の作業にいち早く待機できる。
【0035】
そして、満杯ボタン30を集品車2に搭載したから、いちいち作業者aが満杯報知に移動する必要がない。さらに、引継作業データや救援運行パターンあるいは撤収運行パターンが作業管理装置6と各集品車2との間で無線送信されるから、これによっても、いちいち作業者aがデータや情報の受け渡しのために移動する必要がなく、人手がかからない。
【0036】
なお、図10及び図12に示した当初運行パターン(ア)、撤収運行パターン(エ)、救援運行パターン(オ)、(キ)は一例であり、他の運行パターンを選択してよいことはいうまでもない。
【0037】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、集品作業の途中で集品車が満杯になり、該集品車による集品作業がそこで打切りとなっても、別の集品車が救援に駆けつけて以降の集品作業を引き継いで行なうから、その集品作業自体の完了時間が著しく遅くならず、配送トラックを待たせたり、出荷先への商品の配送が遅れたりすることが避けられる。
【0038】
本発明は、商品配送センター等における集品作業システム、特にピッキングシステムに好ましく適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るピッキングシステムのレイアウト図である。
【図2】 同システムにおける集品車の誘導方法を示す模式図である。
【図3】 同システムにおける商品棚の正面図である。
【図4】 同集品車の側面図である。
【図5】 同じく正面図である。
【図6】 同システムのシステム構成図である。
【図7】 同システムの運用例を示すフローチャート図である。
【図8】 同じくフローチャート図である。
【図9】 同じくフローチャート図である。
【図10】 同システムの作用の説明図である。
【図11】 同集品車の表示部における表示内容の説明図である。
【図12】 同システムの作用の説明図である。
【符号の説明】
1 商品棚
2 集品車
6 作業管理装置
23 車載コンピュータ
26 表示部
30 満杯ボタン
36 駆動装置
37 走行用コントローラ
38 コンピュータ本体
39 走行用コントローラのメモリ
40 コンピュータ本体のメモリ

Claims (5)

  1. 誘導路上を移動する集品車に該誘導路に沿って配置された商品保管部から所定の商品を所定の個数づつ集品していくピッキングシステムであって、集品車が、運行パターンに従って集品車を走行させる走行手段と、集品作業の途中で集品車が満杯となったことを報知する満杯報知手段とを有すると共に、その満杯の報知があったときに、その満杯車の残りの商品の集品データを生成する引継集品データ生成手段と、別の集品車のいる地点からその満杯車の残りの商品の集品作業を再開すべき地点までの運行パターンを生成する救援運行パターン生成手段と、これらの引継集品データ及び救援運行パターンを上記の別の集品車に送信する送信手段とが備えられていることを特徴とするピッキングシステム。
  2. 誘導路は、商品保管部を通過する作業路とバイパスするバイパス路とを有し、救援運行パターン生成手段は、これらを用いて別の集品車の移動距離が最短となる運行パターンを生成することを特徴とする請求項1に記載のピッキングシステム。
  3. 救援運行パターン生成手段は、集品作業のスタート地点から集品作業再開地点までの運行パターンを生成し、送信手段は、上記スタート地点にいる待機中の集品車に引継集品データ及び救援運行パターンを送信することを特徴とする請求項1に記載のピッキングシステム。
  4. 満杯の報知があったときに、その満杯車のいる地点から集品作業のゴール地点までの運行パターンを生成する撤収運行パターン生成手段が備えられ、送信手段は、この撤収運行パターンを上記満杯車に送信することを特徴とする請求項1に記載のピッキングシステム。
  5. 誘導路は、商品保管部を通過する作業路とバイパスするバイパス路とを有し、撤収運行パターン生成手段は、これらを用いて満杯車の移動距離が最短となる運行パターンを生成することを特徴とする請求項4に記載のピッキングシステム。
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