JP2001026310A - ソーティングシステム - Google Patents

ソーティングシステム

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JP2001026310A
JP2001026310A JP20302999A JP20302999A JP2001026310A JP 2001026310 A JP2001026310 A JP 2001026310A JP 20302999 A JP20302999 A JP 20302999A JP 20302999 A JP20302999 A JP 20302999A JP 2001026310 A JP2001026310 A JP 2001026310A
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Yoichi Matsuo
洋一 松尾
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Ishida Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 仕向け先店舗からの商品の受注状況に応じ
て、最適に仕分け作業と出荷作業とを行うことができる
ソーティングシステムを提供することを課題とする。 【解決手段】 入荷個数が多い商品をカゴ車に積載する
場合に、受注個数が1台のカゴ車の最大積載個数にほぼ
等しい、もしくはそれ以上の仕向け先店舗があるか否か
を作業管理装置で判断すると共に、あると判断した場合
には、当該店舗からの入荷商品だけをカゴ車に積載し
て、該カゴ車を搬送車に連結させ、該搬送車を仕分けエ
リアを経由せずに直接出荷エリアに搬送させる。一方、
入荷個数が少ない商品をカゴ車に積載する場合に、その
商品と同じカゴ車に積載することができる他の商品があ
るか否かを作業管理装置で判断すると共に、あると判断
した場合には、当該商品と他の商品とを1台のカゴ車に
積載する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品の仕分けシス
テム、特に、仕向け先店舗ごとに設けられた集品部に商
品を受注個数づつ投入するソーティングシステムに関
し、商品の仕分け技術の分野に属する。
【0002】
【従来の技術】スーパーマーケットやコンビニエンスス
トア向けに商品を配送する商品配送センターにおける商
品仕分け作業のシステムとして、各商品を品目ごとに搬
送車に積載し、または各商品を搬送車で牽引される所謂
カゴ車に積載し、上記商品を搬送しながら該商品をその
搬送経路に沿って設けられた各仕向け先別の集品部に受
注個数づつ投入していく所謂ソーティングシステムが広
く知られている。
【0003】また、近年では、特公平7−5174号公
報に開示されているように、運行路にしたがって自動走
行する自走式の搬送車を採用するものや、搬送車自体
に、仕分け対象商品または対象店舗及び仕分け個数等の
仕分けデータと、その仕分けデータに基づいて設定され
る仕分け作業地点等の運行用データとを記憶させて、搬
送車が自動で運行路にしたがって移動しながら作業地点
で停止し、その作業地点における仕分けデータを画面表
示等により提示するようにしたものが実用化されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、この種のソーテ
ィングシステムにおいては、各店舗からの受注商品を1
台の搬送車につき1品目だけ積み込んで仕分け作業を行
うのが一般的であった。すなわち、各店舗からの受注商
品を搬送車、またはカゴ車に積載して仕分ける場合、搬
送車を一旦仕分け作業地点に移動させ、そこで積載され
た商品を集品部へ投入して仕向け先ごとに集約し、その
のち集品部に集品された商品を出荷地点に搬送するよう
になっている。
【0005】ところで、、商品の受注個数が多く、搬送
車、またはカゴ車に積載された商品が1店舗からの受注
商品だけで構成されるような場合がある。従来では、こ
のような場合においても、当該商品を積載して搬送車を
上記と同様に一旦仕分け作業地点に移動させ、そこで積
載された商品を集品部へ投入したのち、集品部に集品さ
れた商品を出荷地点に搬送するようになっている。した
がって、仕分け作業地点において搬送車が渋滞して仕分
け作業に時間がかかると共に、余計な作業が増えること
によって、商品の仕分け作業や出荷作業の能率が低下し
ているのが現状である。
【0006】一方、受注商品の個数が少ない場合におい
ても、搬送車、またはカゴ車1台につき1品目だけ積載
して仕分けるため、受注品目が数多くある場合には、搬
送車が該商品を仕分け作業地点に搬送する回数が非常に
多くなる。したがって、上記搬送車の稼動効率が悪くな
り、この場合においても仕分け作業の能率が低下するこ
とになる。
【0007】そこで、本発明は、各店舗からの受注状況
に応じて、最適に仕分け作業と出荷作業とを行うことが
できるソーティングシステムを提供することを課題とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願の各発明は次のように構成したことを特徴とす
る。
【0009】まず、本願の請求項1に係る発明(以下、
第1発明という。)は、商品が入荷される入荷エリア
と、各仕向け先店舗ごとに設けられた多数の集品部を有
する仕分け作業エリアと、該仕分け作業エリアで集品さ
れた商品を各店舗に出荷する出荷エリアとが設けられて
いると共に、上記入荷エリアに入荷された商品を品目ご
とに積載して仕分け作業エリアに搬入する複数の搬送手
段が備えられ、該仕分け作業エリアで搬送手段に積載し
た商品を各集品部に当該店舗からの受注個数づつ投入す
るように構成されたソーティングシステムにおいて、各
商品を品目ごとに複数の搬送手段に振り分け積載して処
理するときに、仕分けデータに基づいて各商品の処理個
数に応じた最適処理態様を設定する最適処理態様設定手
段を設けたことを特徴とする。
【0010】次に、請求項2に係る発明(以下、第2発
明という。)は、上記第1発明におけるソーティングシ
ステムにおいて、最適処理態様設定手段は、処理個数の
多い商品を搬送手段に積載する場合に、受注個数が1台
の搬送手段の最大積載個数にほぼ等しい、もしくはそれ
以上の仕向け先店舗があるか否かを判断すると共に、あ
ると判断した場合には、当該商品の最大積載個数、もし
くはそれにほぼ等しい個数積載された搬送手段を仕分け
作業エリアを経由せずに直接出荷エリアに搬送するよう
に指示することを特徴とする。
【0011】また、請求項3に係る発明(以下、第3発
明という。)は、上記第1発明におけるソーティングシ
ステムにおいて、最適処理態様設定手段は、処理個数の
少ない商品を搬送手段に積載する場合に、その商品と同
じ搬送手段に積載することができる他の商品があるか否
かを判断すると共に、あると判断した場合には、当該商
品と他の商品とを1台の搬送手段に積載して仕分け作業
エリアに搬送するように指示することを特徴とする。
【0012】上記のように構成することにより、本願各
発明によればそれぞれ次の作用が得られる。
【0013】まず、上記第1発明のソーティングシステ
ムによれば、各商品を品目ごとに複数の搬送手段に振り
分け積載して処理するときに、仕分けデータに基づいて
各商品の処理個数に応じた最適処理態様を設定する最適
処理態様設定手段を設けたので、各店舗からの受注個数
等の状況に応じて、複数の搬送手段に各商品を最適に振
り分け積載することができるようになり、仕分け作業や
出荷作業を効率よく、スムーズに行うことができるよう
になる。
【0014】次に、上記第2発明のソーティングシステ
ムによれば、最適処理態様設定手段は、商品の処理個数
が多い場合に、受注個数が1台の搬送手段の最大積載個
数にほぼ等しい、もしくはそれ以上の仕向け先店舗があ
るか否かを判断すると共に、あると判断した場合には、
当該商品が最大積載個数、もしくはそれにほぼ等しい個
数積載された搬送手段を仕分け作業エリアを経由せずに
直接出荷エリアに搬送するように指示することができ
る。したがって、仕分け作業エリアにおいて搬送車の渋
滞が減少して仕分け作業時間が短縮すると共に、商品の
各仕向け先への出荷作業を迅速に行うことができ、商品
の仕分け作業や出荷作業の能率を向上させることができ
る。
【0015】また、上記第3発明のソーティングシステ
ムによれば、最適処理態様設定手段は、商品の処理個数
が少ない場合に、その商品を搬送手段に積載した上で、
該搬送手段に積載することができる他の商品があるか否
かを判断すると共に、あると判断した場合には、当該商
品と他の商品とを1台の搬送手段に積載して仕分け作業
エリアに搬送するように指示することができる。したが
って、上記搬送車の稼動効率が向上し、仕分け作業の能
率を向上させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0017】図1に示すように、本発明の実施の形態に
係るソーティングシステムは、商品を保管するエリアを
備えていない通過型の商品配送センターの作業場1にお
いて、トラック等で商品が入荷される入荷エリア2と、
各仕向け先店舗A〜Fごとに商品を仕分ける仕分け作業
エリア3と、仕分けられた商品を各店舗に出荷する出荷
エリア4とで構成される。
【0018】上記入荷エリア2には、商品を積載するた
めの複数のカゴ車5…5が配備されていると共に、該カ
ゴ車5は搬送車6に連結可能とされている。また、この
入荷エリア2ではトラック等で搬入される商品の入荷検
品が行われた後に、該商品が上記カゴ車5…5に積み込
まれるようになっている。
【0019】また、上記仕分け作業エリア3は、複数の
エリア3a〜3lに区分され、該エリア3a〜3lは、
複数の商品を各仕向け先について飲料品や日用雑貨等を
分類別に仕分ける分類別エリアとされていると共に、各
仕向け先A〜Fごとに設けられた別のカゴ車5’…5’
が上記分類別エリア3a〜3lにそれぞれ配備されてい
る。よって、図中の分類別エリア3aが、例えば、飲料
品を仕分ける分類別エリアであるとすると、その分類別
エリア3aで飲料品が上記各店舗A〜Fに仕分けられる
ことになる。
【0020】さらに、上記商品配送センターの作業場1
には、上記入荷エリア2において商品が積み込まれたカ
ゴ車5…5を仕分け作業エリア3に搬送する搬送車6…
6の仕分け運行路R1と、上記カゴ車5…5を仕分け作
業エリア3を経由せずに直接出荷エリア4に搬送する搬
送車6…6の直接出荷運行路R2とが設けられている。
これらの運行路R1,R2には仕分け作業エリア3へ移
動を開始するスタート地点Sが入荷エリア2に設定され
ている。また、上記運行路R1には多数の停止地点P…
Pが設定されていると共に、仕分け作業エリア3におい
ては、各商品分類別エリア3a〜3lごとに設けられた
商品の仕分け作業地点とされる停止地点Pを中心とする
6つのカゴ車5’…5’で1つの作業ブロックが構成さ
れている。
【0021】一方、図2に示すように、上記搬送車6に
は、車載コンピュータ7と、商品に付されたバーコード
を読み取るスキャナ8と、各種データを表示する表示部
9と、各種データの手動入力時に押下操作されるキー入
力部10と、積み込み完了時に押下操作される積載完了
ボタン11と、仕分け完了時、または出荷エリア4への
搬入完了時に押下操作される作業完了ボタン12と、左
右一対の方向指示ランプ13,14と、無線アンテナ1
5とがそれぞれ備えられている。
【0022】そして、上記車載コンピュータ7には、例
えばワンチップマイコン製のコンピュータ本体20が内
蔵されている。また、このソーティングシステムに設け
られた商品配送センターの作業場1のホストコンピュー
タ21には、運行路R1,R2のスタート地点Sに設置
された作業管理装置22が接続されている。この作業管
理装置22には、ホストコンピュータ21から各出荷先
別の仕分けデータや搬送車6を最短距離で移動させる運
行用データ等の各種データが受け渡される。そして、こ
の作業管理装置22の無線アンテナと車載コンピュータ
7の無線アンテナ15とを介して上記作業管理装置22
とコンピュータ本体20との間で情報が無線交信され、
作業管理装置22から送信されてきた仕分けデータ等の
各種データがコンピュータ本体20のメモリ20aに格
納される。
【0023】また、搬送車6には、該搬送車6の駆動輪
を駆動する駆動装置30と、該駆動装置30を制御する
運行用コントローラ31とが備えられている。そして、
この運行用コントローラ31とコンピュータ本体20と
の間でも相互に信号が授受され、作業管理装置22から
送信されてきた運行用データが運行用コントローラ31
のメモリ31aに格納される。
【0024】そして、図3に示すように、運行路Rは所
定幅の帯マークMを有し、停止地点Pは該帯マークの一
側方に設けられた停止マークNを有している。運行用コ
ントローラ31は、搬送車6の前部下面に設けられて上
記帯マークMを検出する帯マーク検出器32と、上記停
止マークNを検出する停止マーク検出器33とからの信
号を入力し、搬送車6が帯マークMに誘導されて走行
し、かつ運行用データで指定された停止地点Pで停止す
るように駆動装置30を制御するようになっている。
【0025】さらに、コンピュータ本体20は、バーコ
ードスキャナ8、キー入力部10、積載完了ボタン1
1、及び作業完了ボタン12からの信号を入力し、表示
部9、及び左右の方向指示ランプ13,14を制御する
ようになっている。
【0026】次に、このソーティングシステムの運用例
について説明する。
【0027】まず、図4に示すように、仕向け先店舗A
〜Fからの受注商品がトラック等で入荷エリア2に搬入
されると、各店舗A〜Fからの受注個数等についての受
注データに基づいてこの商品の入荷検品を行うと共に
(ステップS1)、各商品の入荷個数等の商品情報につ
いての入荷実績データが作業管理装置22を介してホス
トコンピュータ21で作成される(ステップS2)。次
に、作業管理装置22は、この入荷実績データとカゴ車
5の最大積載個数とに基づいて、入荷商品を複数のカゴ
車5…5に最適に振り分ける積載パターンを設定する
(ステップS3)。
【0028】例えば、通常は、各店舗からの受注商品を
1台のカゴ車につき1品目積載するが、入荷個数が多い
商品をカゴ車5に積載する場合には、受注個数が1台の
カゴ車5の最大積載個数にほぼ等しい、もしくはそれ以
上の仕向け先店舗があるか否かを作業管理装置22で判
断すると共に、あると判断した場合には、当該店舗から
の入荷商品だけをカゴ車5に積載するような積載パター
ンを設定する。一方、入荷個数が少ない商品をカゴ車5
に積載する場合に、その商品と同じカゴ車5に積載する
ことができる他の商品があるか否かを作業管理装置22
で判断すると共に、あると判断した場合には、当該商品
と他の商品とを1台のカゴ車5に積載するような積載パ
ターンを設定する。
【0029】なお、上記作業管理装置22にあらかじめ
作成された複数の積載パターンを記憶させておいて、そ
の複数の積載パターンより商品の入荷個数等に応じて最
適な積載パターンを選択するようにしてもよい。
【0030】そして、この最適積載パターンに基づいて
入荷商品を各カゴ車5…5に振り分けて積載する際に、
運行路R1及び運行路R2のスタート地点Sに配置され
た作業者aが作業管理装置22に商品のバーコードを入
力すると(ステップS4)、作業管理装置22は、その
商品の判別を行うと共に、搬送車6の表示部9に積載パ
ターンが表示され(ステップS5)、入荷商品がカゴ車
5に積載されることになる(ステップS6)。
【0031】ここで、上記カゴ車5に積載される商品が
各店舗からの受注商品で構成される場合、このカゴ車5
にその商品の積み込みが完了すると該カゴ車5を搬送車
6に連結させ、作業者aが積載完了ボタン11をON操
作する(ステップS7)。すると、作業管理装置22に
接続されたホストコンピュータ21は、この入荷実績デ
ータと、あらかじめ記憶されている商品を仕分ける作業
ブロックの位置を示すロケーションデータとに基づい
て、仕分けデータと搬送車6が最短距離で移動する運行
用データとを作成して、これらを作業管理装置22を介
して上記カゴ車5が連結された搬送車6の車載コンピュ
ータ7に送信する(ステップS8)。また、車載コンピ
ュータ7のコンピュータ本体20は、この仕分けデータ
を自己のメモリ20aに格納すると共に、運行用データ
を運行用コントローラ31のメモリ31aに転送記憶さ
せる。これにより、運行用コントローラ31が作動し、
搬送車6が運行用データにしたがって仕分け作業エリア
3に移動を開始する(ステップS9)。
【0032】そして、このカゴ車5が連結された搬送車
6は、運行用データに指示された仕分け作業エリア3に
おける停止地点Pで停止し(ステップS10)、仕分け
データが表示部9に表示される(ステップS11)。な
お、上記表示部9の画面には、商品の仕分け個数が店舗
ごとに個別に表示される。そして、搬送車6が停止する
と、付近の作業者a…aは表示部9の画面表示を見てカ
ゴ車5から該当商品を取り出し、画面表示された店舗に
ついてカゴ車5’にその商品を投入して、作業完了ボタ
ン12をON操作する(ステップS12)。このような
作業が繰り返されて、当該商品がすべて各仕向け先ごと
のカゴ車5’…5’に投入されたときには、作業完了ボ
タン12のON操作後に、車載コンピュータ7がカゴ車
5に他の品目が積載されているかどうか判断する(ステ
ップS13)。そして、他の品目が積載されていないと
判断されたとき、つまり上記カゴ車5に積載された商品
が1品目だけの場合には、搬送車6は再びスタート地点
Sに戻って次の作業に待機する(ステップS14)。
【0033】一方、上記ステップS13においてYES
と判断されたとき、つまり上記カゴ車5に複数品目の商
品が積載されている場合には、搬送車6が他の品目の商
品の仕分け作業を行うために仕分け作業エリア3におけ
る次のエリアに移動し(ステップS9)、そのエリアに
おける停止地点Pで停止して(ステップS10)、上記
と同様の仕分け作業が行われる。そして、カゴ車5に積
載された商品がすべて仕分けられると、搬送車6は再び
スタート地点Sに戻って次の作業に待機する(ステップ
S14)。
【0034】次に、上記カゴ車5に積載される商品が1
店舗からの受注商品だけで構成される場合は、カゴ車5
に商品を積み込んで積載完了ボタン11をON操作する
と(ステップS15)、作業管理装置22は、入荷実績
データに基づいて、搬送車6が仕分け作業エリア3を経
由せずに直接出荷エリアに搬送する運行路R2を移動す
る運行用データと出荷データとを作成して、これらを上
記カゴ車5が連結された搬送車6の車載コンピュータ7
に送信する(ステップS16)。車載コンピュータ7の
コンピュータ本体20は、作業管理装置22から送信さ
れた出荷データに基づいて、搬送車6に備えられたラベ
ルプリンタ(図示せず)より出荷用の店ラベルを発行す
る。この店ラベルはカゴ車5に貼付されるようになって
いると共に(ステップS17)、運行用データが運行用
コントローラ31のメモリ31aに転送記憶される。こ
れにより、運行用コントローラ31が作動し、搬送車6
が運行用データにしたがって出荷エリア4に移動を開始
する(ステップS18)。
【0035】そして、このカゴ車5が連結された搬送車
6は、運行用データに指示された出荷エリア4における
停止地点P’で停止し(ステップS19)、出荷データ
を表示部9に表示する(ステップS20)。搬送車6が
停止すると、付近の作業者a…aは表示部9の画面表示
を見てカゴ車5を搬送車6から切り離し、該カゴ車5を
出荷エリア4の出荷口に搬送し、作業完了ボタン12を
ON操作する(ステップS21)。そして、搬送車6は
再びスタート地点Sに戻って次の作業に待機する(ステ
ップS14)。
【0036】なお、1店舗からの受注商品だけを積載し
たカゴ車5が複数台ある場合は、搬送車6に複数のカゴ
車5…5を連結させて出荷エリア4に搬送するようにし
てもよい。
【0037】なお、この発明は、実施の形態のように商
品通過型のソーティングシステムだけでなく、商品を品
目ごとに保管エリアに予め保管しておいて、受注のあっ
た商品を仕向先ごとに仕分けるソーティングシステムに
も適用できる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、第1発明のソーテ
ィングシステムによれば、各商品を品目ごとに複数の搬
送手段に振り分け積載して処理するときに、仕分けデー
タに基づいて各商品の処理個数に応じた最適処理態様を
設定する最適処理態様設定手段を設けたので、各店舗か
らの受注個数等の状況に応じて、複数の搬送手段に各商
品を最適に振り分け積載することができるようになり、
仕分け作業や出荷作業を効率よく、スムーズに行うこと
ができるようになる。
【0039】特に、商品を保管するエリアを設けていな
い通過型の商品配送センターにおいては、商品保管エリ
アを有する商品配送センターと比較して、各商品の入荷
個数にばらつきがあることが頻繁であるため、受注状況
に応じた積載パターンを設定することはより有益であ
る。
【0040】次に、上記第2発明のソーティングシステ
ムによれば、最適処理態様設定手段は、商品の処理個数
が多い場合に、受注個数が1台の搬送手段の最大積載個
数にほぼ等しく、もしくはそれ以上の仕向け先店舗があ
るか否かを判断すると共に、あると判断した場合には、
当該商品が最大積載個数、もしくはそれにほぼ等しい個
数積載された搬送手段を仕分け作業エリアを経由せずに
直接出荷エリアに搬送するように指示することができ
る。したがって、仕分け作業エリアにおいて搬送車の渋
滞が減少して仕分け作業時間が短縮すると共に、商品の
各仕向け先への出荷作業を迅速に行うことができ、商品
の仕分け作業や出荷作業の能率を向上させることができ
る。
【0041】また、上記第3発明のソーティングシステ
ムによれば、最適処理態様設定手段は、商品の処理個数
が少ない場合に、その商品を搬送手段に積載した上で、
該搬送手段に積載することができる他の商品があるか否
かを判断すると共に、あると判断した場合には、当該商
品と他の商品とを1台の搬送手段に積載して仕分け作業
エリアに搬送するように指示することができる。したが
って、上記搬送車の稼動効率が向上し、仕分け作業の能
率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るソーティングシス
テムのレイアウト図である。
【図2】 同じくソーティングシステムの構成図であ
る。
【図3】 搬送車の運行方法を示す模式図である。
【図4】 同じくソーティングシステムの運用例を示す
フローチャート図である。
【符号の説明】 1 作業場 2 入荷エリア 3 仕分け作業エリア 4 出荷エリア 5 カゴ車 6 搬送車 21 ホストコンピュータ 22 作業管理装置 R2 直接出荷運行路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品が入荷される入荷エリアと、各仕向
    け先店舗ごとに設けられた多数の集品部を有する仕分け
    作業エリアと、該仕分け作業エリアで集品された商品を
    各店舗に出荷する出荷エリアとが設けられていると共
    に、上記入荷エリアに入荷された商品を品目ごとに積載
    して仕分け作業エリアに搬入する複数の搬送手段が備え
    られ、該仕分け作業エリアで搬送手段に積載した商品を
    各集品部に当該店舗からの受注個数づつ投入するように
    構成されたソーティングシステムであって、各商品を品
    目ごとに複数の搬送手段に振り分け積載して処理すると
    きに、仕分けデータに基づいて各商品の処理個数に応じ
    た最適処理態様を設定する最適処理態様設定手段が設け
    られていることを特徴とするソーティングシステム。
  2. 【請求項2】 最適処理態様設定手段は、処理個数の多
    い商品を搬送手段に積載する場合に、受注個数が1台の
    搬送手段の最大積載個数にほぼ等しい、もしくはそれ以
    上の仕向け先店舗があるか否かを判断すると共に、ある
    と判断した場合には、当該商品の最大積載個数、もしく
    はそれにほぼ等しい個数積載された搬送手段を仕分け作
    業エリアを経由せずに直接出荷エリアに搬送するように
    指示することを特徴とする請求項1に記載のソーティン
    グシステム。
  3. 【請求項3】 最適処理態様設定手段は、処理個数の少
    ない商品を搬送手段に積載する場合に、その商品と同じ
    搬送手段に積載することができる他の商品があるか否か
    を判断すると共に、あると判断した場合には、当該商品
    と他の商品とを1台の搬送手段に積載して仕分け作業エ
    リアに搬送するように指示することを特徴とする請求項
    1に記載のソーティングシステム。
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Cited By (7)

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