JP2001088917A - ピッキングシステム - Google Patents

ピッキングシステム

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JP2001088917A
JP2001088917A JP2000107887A JP2000107887A JP2001088917A JP 2001088917 A JP2001088917 A JP 2001088917A JP 2000107887 A JP2000107887 A JP 2000107887A JP 2000107887 A JP2000107887 A JP 2000107887A JP 2001088917 A JP2001088917 A JP 2001088917A
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container
spare
picking
collection container
product
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JP2000107887A
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English (en)
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Yoichi Matsuo
洋一 松尾
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Ishida Co Ltd
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Ishida Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピッキングシステムにおいて、作業員に生じ
た作業の空き時間を無駄にすることのない作業効率を改
善したシステム運用ができるようにすることを課題とす
る。 【解決手段】 ピッキングシステムにおいて、各ピッキ
ングゾーンB1〜Bnごとに、一つの集品コンテナAへ
の商品投入が完了すると次の集品コンテナAに投入する
商品の個数を順次更新して個数表示器11に表示させる
ようにすると共に、ピッキングした商品を一時的に貯留
する予備コンテナCを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品の流通過程に
おいて商品の集品作業に用いられるピッキングシステム
に関し、特に集品作業を効率良く行なうようにする技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】スーパーマーケットやコンビニエンスス
トア向けの商品配送センターなどにおいては、各店舗か
らの要求に応じて各種の商品を要求個数だけ取り揃える
集品作業が行われるが、この種の作業に用いられる集品
方法として、例えば注文先別の集品コンテナを搬送しな
がら、その搬送経路に沿って設けられた商品保管部から
注文商品を要求個数ずつ取り出して上記コンテナに投入
していくピッキング方式と、各商品を品目ごとに搬送し
ながら、その搬送経路に沿って設けられた注文先別の商
品貯留部に注文先ごとに商品を要求個数ずつ投入してい
くソーティング方式とがある。
【0003】そして、近年においては、前者のピッキン
グ方式の効率化を図るために、例えば特開平2−182
03号公報に示されているようなピッキングシステムが
広く用いられている。このシステムは、注文先別の集品
コンテナを搬送するベルトコンベアと、該コンベアによ
るコンテナの搬送経路に沿って設けられているピッキン
グゾーンに配設されて、多数の商品を品目ごとに保管す
る商品保管部と、該商品保管部に設けられた個数表示器
とを有し、上記ベルトコンベアによりピッキングゾーン
に例えばX店舗向け商品の集品コンテナが搬送されてき
たときに、そのゾーンにX店舗向けの品目があるときに
は該当商品に対応する個数表示器にピッキングすべき商
品の個数を表示させるように構成したものである。した
がって、ピッキングゾーンに配置された作業員が、個数
表示器に個数が表示された商品を表示個数ずつ商品保管
部から取り出して上記コンテナに投入すれば、該コンテ
ナがコンベアの終端部から排出されたときには、当該X
店舗向け商品が全ての要求品目について要求個数ずつ集
品されていることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ピッキングシステムにおいては、集品コンテナが集品す
べきピッキングゾーンに到着したときに、初めて該ゾー
ンに配設されている商品保管部の個数表示器に取出個数
が表示されるようになっていたので、集品コンテナの搬
送経路の上流側におけるピッキング作業が遅れてコンテ
ナの停滞が起これば、その下流側のピッキングゾーンで
はピッキング作業を行うことができず、作業員に作業の
空き時間が生じて作業効率が低下するという問題点があ
った。
【0005】そこで、本発明は上記の問題に対処するも
ので、作業効率の改善ができるピッキングシステムを構
築することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために次のように構成したことを特徴とする。
【0007】すなわち、本願の請求項1に係る発明(以
下、第1発明という)は、仕向先ごとの集品コンテナの
搬送経路に沿って設けられた多数の商品保管部と、各商
品保管部にその保管部からの商品の取出個数を表示する
個数表示器とを備えると共に、商品を各保管部から個数
表示器に表示された個数ずつ取り出して集品コンテナに
投入するようにしたピッキングシステムにおいて、上記
搬送経路に沿って設定された各作業ゾーンごとに、集品
コンテナへの商品の投入完了を指示する投入完了指示手
段と、該指示手段により1集品コンテナについての商品
投入の完了が指示されたときに、次の集品コンテナに投
入する商品の個数を順次更新して個数表示器に表示させ
る表示制御手段とを備えると共に、各作業ゾーンに各保
管部から取り出した商品を一時的に貯留する予備コンテ
ナを備えたことを特徴とする。
【0008】次に、請求項2に係る発明(以下、第2発
明という)は、上記第1発明の構成において、予備コン
テナに貯留された商品を、その商品に対応する仕向先用
の集品コンテナに自動投入する商品自動投入手段を備え
たことを特徴とする。
【0009】また、請求項3に係る発明(以下、第3発
明という)は、上記第1発明または第2発明の構成にお
いて、各作業ゾーンについて複数個の予備コンテナを備
えたことを特徴とする。
【0010】さらに、請求項4に係る発明(以下、第4
発明という)は、上記第3発明の構成において、予備コ
ンテナを上下方向に複数個備え、最上段の予備コンテナ
に投入された商品が下方の予備コンテナを順次経由して
その商品に対応する仕向先用の集品コンテナに投入され
るように構成したことを特徴とする。
【0011】また、請求項5に係る発明(以下、第5発
明という)は、上記第1発明の構成において、予備コン
テナに投入された商品の総重量を検出する重量検出手段
を備えると共に、この商品に対応する仕向先からの受注
データに基づいて受注商品の総重量を計算する重量計算
手段と、該計算手段により算出された計算値と上記重量
検出手段により検出された検出値とを比較する比較手段
とを備えたことを特徴とする。
【0012】そして、請求項6に係る発明(以下、第6
発明という)は、上記第3発明の構成において、集品コ
ンテナとその集品コンテナに投入する商品を一時的に貯
留する予備コンテナとを対応づけて表示する表示手段を
備えたことを特徴とする。
【0013】上記の構成によれば次のような作用が得ら
れる。
【0014】まず、第1発明によれば、各作業ゾーンに
おいて一つの集品コンテナについてのピッキング作業が
完了したときには、各商品保管部の個数表示器に集品コ
ンテナに投入すべき商品の個数が順次更新表示されるの
で、作業員は集品コンテナがあればそれに取り出した商
品を投入すればよいし、また、集品コンテナが到着して
いない場合は作業の空き時間を利用してやがて搬送経路
上を搬送されてくる集品コンテナに投入すべき商品を前
もって商品保管部から取り出して予備コンテナに一時的
に貯留しておいて、その商品を集品コンテナが到着した
ときに予備コンテナから移し替えるだけでよいので、少
なくとも当該作業ゾーンにおいては空き時間を無為に過
ごすことはなく、また他の作業ゾーンにおけるピッキン
グ作業を渋滞させることもない。従って、このような作
業を各作業ゾーンに展開すれば、ピッキング作業効率の
改善が達成できる。
【0015】なお、上記予備コンテナは、商品を一時的
に貯留する機能を有しておれば、形状や構造は問わな
い。
【0016】次に、第2発明によれば、上記第1発明の
構成に加えて、予備コンテナに一時的に貯留された商品
を、その商品に対応する仕向先用の集品コンテナに自動
投入する商品自動投入手段を備えているので、作業員の
手を介することなくしかも確実に商品を予備コンテナか
ら所定の集品コンテナへ移し替えることができる。した
がって、作業員はピッキング作業に専念することができ
るので、より一層ピッキング作業効率の改善が達成でき
る。
【0017】また、第3発明によれば、上記第1発明ま
たは第2発明の構成に加えて、各作業ゾーンについて複
数個の予備コンテナを備えているので、長時間にわたっ
て集品コンテナが渋滞したとしても、複数の集品コンテ
ナへのピッキング作業を前もって行うことができる。し
たがって、空き時間のより一層の有効利用ができる。
【0018】さらに、第4発明によれば、上記第3発明
の構成に加えて、予備コンテナを上下方向に複数個備
え、最上段の予備コンテナに投入された商品が下方の予
備コンテナを順次経由してその商品に対応する仕向先用
の集品コンテナに投入されるように構成しているので、
商品の落下を利用して上方の予備コンテナから下方の予
備コンテナへの商品の移し替え、及び最下段の予備コン
テナから集品コンテナへの商品の移し替えを行うことが
できる。したがって、ピッキング作業の一層の高速化が
達成できる。しかも、ピッキングして予備コンテナに一
時的に貯留していた商品を確実に所定の集品コンテナに
投入することができる。
【0019】また、第5発明によれば、上記第1発明の
構成に加えて、投入された商品の総重量を検出する重量
検出手段を備えると共に、この商品に対応する仕向先か
らの受注データに基づいて受注商品の総重量を計算する
重量計算手段と、該計算手段により算出された計算値と
上記重量検出手段により検出された検出値とを比較する
比較手段とを備えているので、その比較により投入され
た商品の受注商品に対する過不足を判定することができ
る。したがって、ピッキングした商品の検品を行うこと
ができるので、受注商品を仕向先へ正しく配送すること
ができる。
【0020】そして、第6発明によれば、上記第3発明
の構成に加えて、作業ゾーンに到着した集品コンテナ
と、ピッキングした商品を一時的に貯留していた予備コ
ンテナとが対応づけられるので、ピッキングして一時的
に予備コンテナに貯留していた商品を、その商品を本来
投入すべき集品コンテナに誤ることなく移し替えること
ができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0022】まず、図1〜図4に基づいて本発明に係る
第1の実施の形態について説明すると、この実施の形態
におけるピッキングシステムは、図1に示すように、各
注文先ごとの集品コンテナA…Aを始端部1aからこれ
を排出する終端部1bへ搬送するコンベア1を有し、こ
のコンベア1に沿って片側に第1〜第nピッキングゾー
ンB1〜Bnが設けられている。さらに、これらのゾー
ンB1〜Bnごとに各1名、合計n名の作業員a…aが
配置されている。なお、この図例では、第2ゾーンB2
においてコンベア1の上に3個の集品コンテナA…Aが
停止しており、このゾーンB2におけるピッキング作業
が停滞しているものとする。それに対し、第3ゾーンB
3においては集品コンテナAが当該ゾーンB3に到着し
ていないため、当該ゾーンB3の作業員aには作業時間
に空き時間が生じていることになる。
【0023】上記ピッキングゾーンB1〜Bnには、コ
ンベア1の進行方向に直交する方向に二列の商品棚2…
2が作業スペースを挟んで対向して配設されており、さ
らに、各ゾーンB1〜Bnには、ピッキングした商品を
一時的に貯留するための予備コンテナC…Cと、該コン
テナC…Cを載置する予備コンテナ架台3とが設けられ
ている。また、コンベア1及びその近傍には各ゾーンB
1〜Bnごとに、集品コンテナAに備え付けたRF−I
Dタグ(後述する)から送信される信号を受信する無線
受信機4と、当該ゾーンB1〜Bnにおいて停止すべき
集品コンテナAを停止させるためのストッパ5と、該ス
トッパ5を解除させるためのストッパ解除ボタン6と、
ピッキングした商品を検品するためのバーコードスキャ
ナ7とが備えられている。さらに、上記コンベア1の始
端部1aの近傍には作業を管理する操作卓8と集品コン
テナA…Aを保管する集品コンテナ保管エリアDとが配
置されていると共に、該コンベア1の終端部1bの近傍
には配送ラベルを発行する配送ラベルプリンタ9が配置
されている。なお、図例においては、コンベア1の始端
部1aの近傍に、集品コンテナAを集品コンテナ保管エ
リアDからコンベア1の始端部1aへと移動させると共
に、操作卓8を操作する専従の作業員bが配置されてい
る。
【0024】そして、各ピッキングゾーンB1〜Bnに
おける商品棚2…2には、図2に示すように、ピッキン
グすべき商品を品目ごとに保管する多数のポケット10
…10が設けられていると共に、これらのポケット10
…10には個数表示器11…11が各々備えられてい
る。各個数表示器11は、ピッキング指示ランプ12
と、個数表示部13と、ピッキング完了キー14とを有
し、例えばある商品をm個ピッキングすべきときには、
そのポケット10における個数表示器11のピッキング
指示ランプ12が点灯すると共に、個数表示部13にそ
の個数がディジタル表示されるようになっている。
【0025】また、各ピッキングゾーンB1〜Bnごと
に、商品棚2の上部にはゾーンコントローラ15が設け
られている。このコントローラ15は、当該ゾーンB1
〜Bnに備えられた個数表示器11…11との間で相互
に信号を授受し合うと共に、無線受信機4やバーコード
スキャナ7等からの信号を入力して、ストッパ5等の作
動を制御する。
【0026】さて、第1〜第nゾーンB1〜Bnにはそ
れぞれ予備コンテナ架台3が設けられている。図3に示
すように、このコンテナ架台3には3個までの予備コン
テナC…Cを載置でき且つ該コンテナC…Cの移動を可
能にするガイドローラ16が設けられている。また、上
記架台3には各予備コンテナCへのピッキングした商品
の投入を指示する投入指示ランプ17a…17cと、各
指示ランプ17a…17cの上方に配置されて各予備コ
ンテナCに対応する集品コンテナAの識別コードを表示
する予備コンテナ識別表示器18a…18cとが設けら
れており、ピッキングして一時的に予備コンテナCに投
入して貯留した商品を誤ることなく対応する集品コンテ
ナAに移し替えることができるようにしている。すなわ
ち、予備コンテナ識別表示器18a…18cには、当該
ゾーンに到着する集品コンテナAの識別コードが図面上
の左側から順次表示されるようになっている。
【0027】また、予備コンテナ架台3において、集品
コンテナAへ商品を移し替えるための先頭待機位置(図
3においてもっとも左側の位置、すなわち、図例では予
備コンテナ識別表示器18aの表示が「1001」と表
示されている位置)に載置されている予備コンテナCに
一時的に貯留していた商品が当該ピッキングゾーンB1
〜Bnに到着した集品コンテナAに移し替えられると、
上記予備コンテナCは商品移し替えのための先頭待機位
置から取り除かれて、次の順番の予備コンテナCを上記
先頭待機位置に移動させる必要がある。そのため、上記
架台3には、予備コンテナCをガイドローラ16の上を
横(図3において左側の方向)にスライドさせたとき
に、対応する予備コンテナ識別表示器18a…18cの
表示を横に移動させて表示を更新させることができるよ
うにするためのコンテナ通過検出センサ19,19が備
え付けられている。この検出センサ19は発光部19a
と受光部19bとで構成された光学式のセンサであっ
て、発光部19aから出力された光がガイドローラ16
の上を移動する予備コンテナCで一旦遮られて再び受光
部19bに入射すると、それに対応する信号がゾーンコ
ントローラ15に送信され、その信号を受信したゾーン
コントローラ15は、投入指示ランプ17a…17cと
予備コンテナ識別表示器18a…18cとの表示状態を
予備コンテナCのスライドに同期させてシフトさせる。
上記コンテナ通過検出センサ19,19は光学式のもの
である必要はなく、その他の同様の機能を有する手段を
用いることができる。
【0028】さて、コンベア1の上を搬送される集品コ
ンテナAには、図4に示すようなRF−IDタグ20を
備え付けたRF−IDタグホルダ21が、例えばクリッ
プなどの手段で取り付けられている。このRF−IDタ
グ20には、該当するピッキングゾーンに関する情報が
記憶されている。
【0029】ここで、RF−IDとは、Radio F
requency Identificationの略
であり、電波を使って非接触でデータを認識する技術の
ことをいう。そして、RF−ID技術によって、例えば
ICチップのような形のものに情報を記録したものをR
F−IDタグ20という。
【0030】上記RF−IDタグ20の記録データは、
ホストコンピュータ23(後述図5参照)が作成した仕
分データと商品保管場所を示すロケーションデータとに
基づいて作成されると共に、操作卓8に接続されたRF
−IDタグ作成機24を用いてRF−IDタグ20に記
憶される。また、上記RF−IDタグホルダ21には、
操作卓8に接続された仕分ラベルプリンタ25によって
作成された仕分ラベル22が貼付されるようになってい
る。このラベル22には、集品コンテナA…Aの識別コ
ードに相当する受注コード、店舗名、店舗コード、ヒッ
トしたピッキングゾーンB1〜Bnの番号などが記載さ
れる。なお、上記操作卓8には、キー入力部26と表示
部27とが備えられている。
【0031】次に、このピッキングシステムには、図5
に示すような制御システムが設けられている。この制御
システムでは、ホストコンピュータ23に接続された操
作卓8を介して各ピッキングゾーンB1〜Bnに設けら
れたゾーンコントローラ15…15と配送ラベルプリン
タ9とがホストコンピュータ23に接続されている。本
実施の形態においては、操作卓8には、ホストコンピュ
ータ23から送信された各納品先別の当日分の全ての仕
分データが格納されるようになっている。
【0032】そして、図6に示すように、第1〜第nゾ
ーンB1〜Bnに設置されているゾーンコントローラ1
5には、集品コンテナAの移動を制御するための無線受
信機4と、ストッパ5と、ストッパ解除ボタン6と、検
品用のバーコードスキャナ7と、各商品棚2…2におけ
る個数表示器11…11と、集品コンテナAと予備コン
テナCとを対応させるための投入指示ランプ17a…1
7cと、予備コンテナ識別表示器18a…18cと、コ
ンテナ通過検出センサ19,19とが接続されている。
【0033】その場合に、コンベア1の上を搬送される
集品コンテナAに備え付けられたRF−IDタグ20か
ら送信される信号を、上記コンベア1に敷設されている
無線受信機4が受信すると、その信号がゾーンコントロ
ーラ15に転送される。そして、ゾーンコントローラ1
5は、当該集品コンテナAが当該ピッキングゾーンB1
〜Bnで停止すべきものであると判定したときは、コン
ベア1に設けられたストッパ5を作動させる信号を出力
する。これによりストッパ5が作動して当該集品コンテ
ナAの移動が停止される。
【0034】次に、このピッキングシステムの運用例を
図7及び8のフローチャートを参照して説明する。
【0035】すなわち、図7に示すように、コンベア1
の始端部1aの近傍に配置されている作業員bは、操作
卓8に今回集品予定の仕向先の店舗コードを入力する
(ステップS1)。
【0036】ついで、操作卓8に接続されたRF−ID
タグ作成機24を用いて、上記仕向先向け商品を収集す
る集品コンテナAに対応するピッキングゾーンに関する
情報を記憶させたRF−IDタグ20を作成し(ステッ
プS2)、同時に操作卓8に接続された仕分ラベルプリ
ンタ25を用いて、上記集品コンテナAに対応する仕分
ラベル22を発行する。そして、RF−IDタグ20と
仕分ラベル22とをRF−IDタグホルダ21に取り付
けた上で、集品コンテナ保管エリアDに保管していた集
品コンテナAを取り出し、クリップなどの手段を用いて
上記RF−IDタグホルダ21を集品コンテナAに取り
付けたのち、該集品コンテナAをコンベア1の始端部1
aに乗せる(ステップS3,S4)。
【0037】そして、作業員bは、次にピッキング作業
を行うべき店舗があるか否かを判断して(ステップS
5)、あればステップS1に戻って次の店舗に対する作
業を続行し、また、なければ作業を終了する。
【0038】上記の作業と並行して、各ピッキングゾー
ンB1〜Bnにおいては、図8のフローチャートで示す
ようなピッキング作業が行われる。
【0039】すなわち、作業員aは、集品コンベアAが
当該ピッキングゾーンB1〜Bnに到着しているか否か
を判断し(ステップS11)、到着していれば、引き続
いて予備コンテナ架台3の上に載置された全ての予備コ
ンテナC…Cが空か否かを判断する(ステップS1
2)。
【0040】そして、作業員aは、全ての予備コンテナ
C…Cが空であると判断したときには、通常のピッキン
グ作業を実行する。
【0041】すなわち、個数表示器11…11の個数表
示部13…13に今回ピッキングすべき商品の個数が表
示されると共に、同時にピッキング指示ランプ12…1
2が一斉に点灯される(ステップS13)。
【0042】その場合に、各ピッキングゾーンB1〜B
nに設置されたゾーンコントローラ15…15は、操作
卓8に入力された店舗コードの順番に従って上記各ゾー
ンB1〜Bnの商品棚2…2に設けた個数表示器11…
11へ今回ピッキングすべき商品の個数表示データを送
信する。この個数表示データを受信した各個数表示器1
1…11は、個数表示部13…13にピッキング個数を
表示すると共に、同時にピッキング指示ランプ12…1
2を点灯させるのである。なお、各ゾーンB1〜Bnに
おいて一つの仕向先に対するピッキング作業が完了すれ
ば、当該ゾーンB1〜Bnにおいて次にピッキングすべ
き仕向先に対する個数データなどが操作卓8から入力さ
れた店舗コードの順番に従って順次更新表示されること
になる。
【0043】そして、作業員aは、ピッキング指示ラン
プ12が点灯した商品棚2のところへ行き、その個数表
示器11の個数表示部13に表示された個数だけ商品を
ピッキングしたのち、ピッキング完了キー14を押下操
作する(ステップS14,S15)。そのとき、ゾーン
コントローラ15は、個数表示器11からのピッキング
完了信号の入力を待ち、ピッキング完了信号の入力によ
ってピッキング完了キー14の押下操作を確認すると、
個数表示器11の個数表示部13の個数表示を消去し、
同時にピッキング指示ランプ12を消灯する。
【0044】作業員aは、ピッキングした商品を集品コ
ンテナAへ投入する(ステップS16)。
【0045】作業員aは、ピッキング指示ランプ12の
点灯状態を目安に次にピッキングすべき商品の有無を確
認して(ステップS17)、ピッキングすべき商品があ
ればステップS14に戻ってピッキングを続行するし、
また、なければ当該店舗用のピッキング作業を終了し
て、ストッパ解除ボタン6を押下操作してストッパ5の
作動状態を解除する(ステップS18)。これにより、
ピッキング作業のために当該ゾーンB1〜Bnにおいて
停止されていた集品コンテナAはコンベア1の下流側へ
移動されることになる。
【0046】そして、作業員aは、同じくピッキング指
示ランプ12の点灯状態から次の店舗用のピッキング作
業があるか否かを判断して(ステップS19)、あれば
ステップS11に戻って作業を続行するし、なければ全
てのピッキング作業を終了する。
【0047】一方、上記ステップS11において集品コ
ンテナAが到着していないと判断されたときには、ピッ
キングした商品が予備コンテナCに一時的に貯留される
ことになる。その作業は、ピッキングされた商品が集品
コンテナAではなく予備コンテナCに投入される点を除
いて、これまでに述べたとほぼ同様の作業のフローにし
たがって行われる(ステップS20〜S24)。なお、予
備コンテナCへの商品の投入に際しては、予備コンテナ
架台3に設けられた予備コンテナ識別表示器18a…1
8cの下部に配置された投入指示ランプ17a…17c
のいずれかが点灯状態となるから、作業員aは、点灯状
態の投入指示ランプ17a…17cを目安にして予備コ
ンテナCへピッキングした商品を投入して一時的に貯留
する(ステップS23)。
【0048】そして、作業員aは、上記と同様にピッキ
ング指示ランプ12…12を目安に次の店舗用のピッキ
ング作業があるか否かを判断して(ステップS25)、
あれば予備コンテナCを新たに更新したのち(ステップ
S26)、ステップS11に戻って作業を続行するし、
なければそのままステップS11に戻る。
【0049】また、上記ステップS12において、全て
の予備コンテナC…Cが空ではないと判断されたとき、
つまり予備コンテナCにピッキングした商品が貯留され
ているときには、作業員aは、集品コンテナAに備え付
けられたRF−IDタグホルダ21に貼付された仕分ラ
ベル22に表示された識別コードを目視で確認した後、
予備コンテナCに投入して一時的に貯留しておいた商品
を上記集品コンテナAに移し替える(ステップS2
7)。
【0050】そして、ストッパ解除ボタン6を押下操作
してストッパ5の作動状態を解除する(ステップS2
8)。これにより、ピッキング作業のために当該ゾーン
B1〜Bnにおいて停止されていた集品コンテナAはコ
ンベア1の下流側へ移動されることになる。
【0051】なお、以上の説明の中であった予備コンテ
ナ架台3の上における詳しい動作は次のとおりである。
すなわち、予備コンテナ架台3の上では、一時貯留して
いた商品を集品コンテナAに移し替えた結果空になった
予備コンテナCは上記架台3における先頭待機位置(図
3における集品コンテナ識別表示器18aに対応する位
置)から取り除かれて、次の順番の予備コンテナC(同
じく集品コンテナ識別表示器18bに対応する位置に載
置)がガイドローラ16によって先頭待機位置まで搬送
されると共に、その次の順番の予備コンテナC(同じく
集品コンテナ識別表示器18cに対応する位置に載置)
は集品コンテナ識別表示器18bに対応する位置まで、
例えば手で軽く押されることによってガイドローラ16
の上をスライドして移動される。それらに応じて、予備
コンテナ識別表示器18a…18cの表示は更新され
て、次の店舗に対するピッキング作業の準備が整うこと
になる。
【0052】以上、述べてきたように、集品コンテナA
が到着する前に予めピッキングのための個数表示データ
が各ピッキングゾーンB1〜Bnに送信されて表示され
るので、作業時間に空き時間の生じた作業員aは、その
時間を無駄にすることなく前もってピッキングしておけ
るので、作業効率の改善ができる。
【0053】なお、図1においては、予備コンテナC及
びそれを載置する予備コンテナ架台3をコンベア1と商
品棚2…2との間に設置しているが、そのほかの例とし
て、ピッキング作業現場のスペース或いはレイアウトに
応じて、図9に示すように、コンベア1′の直上近傍に
設けることもできる。そのときは状況に応じて各構成装
置の設置位置を変更すればよく、例えば、図9において
は、無線受信機4′は予備コンテナ架台3′に取り付け
られている。
【0054】ここで、第1ピッキングゾーンB1におい
ては、集品コンテナAの渋滞は一般的には生じにくいた
め、当該ゾーンB1においては予備コンテナC及びそれ
を載置する予備コンテナ架台3の設置は必須ではない場
合がある。
【0055】次に、図10〜図12に基づいて本発明に
係る第2の実施の形態について説明する。この実施の形
態におけるピッキングシステムにおいては、図10に示
すように、店舗ごとの集品コンテナEを積載した自走式
の台車31を矢印のように蛇行状に搬送する搬送経路F
が設けられており、この搬送経路Fに沿って第1〜第n
ピッキングゾーンG1〜Gnが設けられている。そし
て、搬送経路Fには台車31の停止地点P…Pが設けら
れ、このような停止地点P…Pが搬送経路Fに沿って適
宜間隔をおいて多数配置されている。なお、台車31が
停止する停止地点Pはピッキング作業地点を意味し、各
停止地点Pの付近においては、ピッキング作業を行う作
業員aが台車31の到着に待機している。なお、この図
例では、第4ゾーンG4及び第nゾーンGnの作業員
a,aには作業時間に空き時間が生じているものとす
る。
【0056】上記ピッキングゾーンG1〜Gnには、搬
送経路Fを挟んだ両側に複数の商品棚32…32が各一
列に対向配置されており、また、各ゾーンG1〜Gnに
は、ピッキングした商品を一時的に貯留するための予備
コンテナHと、該コンテナHを載置する予備コンテナ架
台33とが設けられている。
【0057】上記商品棚32…32には、図11に示す
ように、ピッキングすべき商品を品目ごとに保管する多
数のポケット34…34が設けられていると共に、これ
らのポケット34…34には個数表示器35…35が各
々備えられている。各個数表示器35は、ピッキング指
示ランプ36と、個数表示部37と、ピッキング完了キ
ー38とを有し、例えばある商品をm個ピッキングすべ
きときには、そのポケット34における個数表示器35
のピッキング指示ランプ36が点灯すると同時に、個数
表示部37にその個数がディジタル表示されることにな
る。
【0058】また、各ピッキングゾーンG1〜Gnごと
に、商品棚32の上部にはゾーンコントローラ39が設
けられている。このコントローラ39は備え付けられた
無線アンテナ40によって、台車31に搭載の車載コン
ピュータ41に備え付けられた無線アンテナ42を介し
て車載コンピュータ41と相互に通信可能にされている
と共に、商品棚32…32に備え付けられた個数表示器
35などへの信号がゾーンコントローラ39から出力さ
れる。
【0059】ここで、図12に示す予備コンテナ架台3
3は、上記第1の実施の形態において詳しく説明した図
3と基本的には同じ構成のものであるので、ここでは説
明を省略する。
【0060】次に、図13に基づいて本実施の形態に係
る制御システムを説明する。この制御システムにおいて
は、ホストコンピュータ47には仕分制御装置48が接
続されており、該制御装置48には、各台車31(車載
コンピュータ41)のID番号が予め記憶されていると
共に、ホストコンピュータ47から送信された当日分の
各仕向先別の全ての仕分データが格納されるようになっ
ている。また、仕分制御装置48には無線アンテナ49
が備え付けられており、このアンテナ49を介して台車
31に搭載の車載コンピュータ41と相互に通信可能に
されている。
【0061】上記車載コンピュータ41には例えばワン
チップマイコンなどのコンピュータ本体50が内蔵され
ており、このコンピュータ本体50にキー入力部51か
らの信号、バーコードスキャナ53からの信号、ピッキ
ングが完了したときに押下操作される完了ボタン54か
らの信号等が入力されると共に、各ピッキングゾーンG
1〜Gnに設置されたゾーンコントローラ39…39と
コンピュータ本体50との間で各種データを無線交信す
ることができるように無線アンテナ42が備え付けられ
ている。そして、コンピュータ本体50は、これらの信
号に基づいて表示部52の制御と、ラベルプリンタ55
の印字制御とを行なうようになっている。さらに、台車
31には、駆動装置56と該駆動装置56を制御する運
行用コントローラ57とが設けられている。この運行用
コントローラ57と車載コンピュータ41のコンピュー
タ本体50とが双方向に通信可能に接続されている。運
行用コントローラ58は台車31が計画された停止地点
Pで停止するよう駆動装置56を制御する。
【0062】そして、無線アンテナ40が備え付けられ
ているゾーンコントローラ39は、仕分制御装置48か
ら送信される仕分データを受信して、これを受けてゾー
ンコントローラ39は、商品棚32に設けられた個数表
示器35…35と、予備コンテナ架台33に設けられた
予備コンテナ識別表示器45a…45cとに表示信号を
送信する。
【0063】次に、この実施の形態についての運用例を
図14及び図15のフローチャートを参照して説明す
る。
【0064】すなわち、図14に示すように、作業責任
者は、ステップS31で今回受け持つ店舗の店舗コード
を台車31に設けられた車載コンピュータ41のキー入
力部51から入力する。車載コンピュータ41は、キー
入力部51から入力された店舗コードを仕分制御装置4
8に送信して、当該店舗向けの仕分データと台車31の
運行パターンとを要求する。この要求信号を受信した仕
分制御装置48は、各店舗ごとの受注データと商品の保
管場所を示すロケーションデータとに基づいて運行パタ
ーンを作成した上で(ステップS32)、その運行パタ
ーンと仕分データとを車載コンピュータ41に送り返す
と共に、仕分データをゾーンコントローラ39…39に
も送信する。この場合の仕分データには、例えば、店舗
コード、店舗名、配送先などの配送ルートに関する項目
と共に、当該店舗向けの品目ごとの商品コード、商品
名、受注個数、商品棚32…32の各ポケット34…3
4のアドレスを示すロケーション番号等のピッキングに
関する項目とが含まれている。
【0065】仕分制御装置48が生成して送信する仕分
データと運行パターンとを受信した車載コンピュータ4
1は、運行パターンを運行用コントローラ57に転送す
る。これにより、台車31は運行パターンにしたがって
移動を開始する(ステップS33)。
【0066】台車31が移動を開始すると、運行用コン
トローラ57は、運行パターンにしたがって、搬送経路
Fの上に設けられている停止地点Pがピッキングのため
に停止すべき地点か否かを判断し、停止すべき地点であ
れば台車31を停止させるし、一方そうでなければ当該
停止地点Pを素通りさせて再びステップS34に戻るよ
うに駆動装置56を制御する(ステップS34,S3
5)。
【0067】台車31がピッキング作業のための停止地
点Pで停止すると、車載コンピュータ41のコンピュー
タ本体50は、仕分データに基づいて品目ごとのピッキ
ングデータを生成して、表示部52の画面上に表示する
と共に、ゾーンコントローラ39に店舗コードを送信す
る(ステップS36,S37)。
【0068】次に、車載コンピュータ41のコンピュー
タ本体50は、完了ボタン54の押下操作の入力を待
ち、完了ボタン54の押下操作を確認すると、台車31
の移動を再開させる(ステップS38,39)。
【0069】そして、運行用コントローラ57は、次の
停止地点Pがあるか否かを判定して(ステップS4
0)、次の停止地点Pがあると判断すればステップS3
4に戻り、また、停止地点PがなければステップS41
に進み、ピッキング作業をすべき次の店舗の有無を確認
する。ここで、次にピッキング作業をすべき店舗があれ
ばステップS31に戻り、なければスタート地点まで台
車31を回送する(ステップS40,S41)。
【0070】上記の作業と並行して、各ピッキングゾー
ンG1〜Gnの各停止地点Pにおいては、図15のフロ
ーチャートで示すようなピッキング作業が行われる。
【0071】すなわち、作業員aは、台車31が当該停
止地点Pに到着しているか否かを判断し、到着していれ
ば、引き続いて予備コンテナ架台33の上に載置された
全ての予備コンテナH…Hが空か否かを確認する(ステ
ップS51,S52)。
【0072】全ての予備コンテナH…Hが空であると判
断されたときには、通常のピッキング作業が行われて、
商品棚32…32に備えられた個数表示器11…11の
個数表示部13…13に今回ピッキングすべき商品の個
数が表示されると共に、同時にピッキング指示ランプ1
2…12が一斉に点灯される(ステップS53)。この場
合においても、仕分制御装置48から送信された仕分デ
ータを受信したゾーンコントローラ39は、商品棚32
…32に設けた個数表示器35…35へ今回ピッキング
すべき商品の個数表示データを送信し、この個数表示デ
ータを受信した各個数表示器35…35が、個数表示部
37…37にピッキング個数をディジタル表示すると共
に、同時にピッキング指示ランプ36…36を点灯させ
ることとなる。なお、各ピッキングゾーンG1〜Gnに
おいて、一つの仕向先に対するピッキング作業が完了す
れば、当該ゾーンにおいて次にピッキングすべき仕向先
に対する個数データなどが店舗コードの順番にしたがっ
て順次更新表示されることになる。
【0073】作業員aは、ピッキング指示ランプ36が
点灯した商品棚32のポケット34のところへ行き、そ
の個数表示器35の個数表示部37に表示された個数だ
け該当ポケット34から商品をピッキングしたのち、ピ
ッキング完了キー38を押下操作する(ステップS5
4,S55)。
【0074】そして、その商品に付されたバーコードを
バーコードスキャナ53でスキャンして商品コードを読
み取ることによって検品を行い、台車31に積載してい
る集品コンテナEにピッキングした商品を投入する(ス
テップS56)。
【0075】作業員aは、ピッキング指示ランプ36の
点灯状態を目安に次にピッキングすべき商品の有無を判
断して(ステップS57)、ピッキングすべき商品があれ
ばステップS54に戻ってピッキングを続行するし、ま
た、なければ当該店舗用のピッキング作業を終了する。
【0076】そして、作業員aは、同じくピッキング指
示ランプ36の点灯状態から次の店舗用のピッキング作
業があるか否かを判断して、あればステップS51に戻
って作業を続行するし、なければ全てのピッキング作業
を終了する(ステップS58)。
【0077】一方、上記ステップS51において台車3
1が到着していないと判断されたときには、ピッキング
した商品が予備コンテナHに一時的に貯留されることに
なる。その作業は、ピッキングされた商品が集品コンテ
ナEではなく予備コンテナHに投入される点を除いて、
これまでに述べたとほぼ同様の作業のフローにしたがっ
て行われる(ステップS59〜S63)。なお、予備コ
ンテナHへの商品の投入に際しては、予備コンテナ架台
33に設けられた予備コンテナ識別表示器45a…45
cの下部に配置された投入指示ランプ44a…44cの
いずれかが点灯状態となるから、作業員aは、点灯状態
の投入指示ランプ44a…44cを目安にして、予備コ
ンテナHへピッキングした商品を投入して一時的に貯留
する(ステップS62)。
【0078】そして、作業員aは、上記と同様にピッキ
ング指示ランプ36…36の点灯状態を目安に次の店舗
用のピッキング作業があるか否かを判断して(ステップ
S64)、あれば予備コンテナHを新たに更新したのち
(ステップS65)、ステップS51に戻って作業を続
行するし、なければそのままステップS51に戻る。
【0079】また、上記ステップS52において、全て
の予備コンテナH…Hが空でないと判断されたときに
は、つまり予備コンテナHにピッキングした商品が貯留
されているときには、作業員aは、台車31の表示部5
2に表示された店舗コードを目視で確認した後、予備コ
ンテナHに投入して一時的に貯留しておいた商品を集品
コンテナEに移し替える(ステップS66)。
【0080】そして、台車31に備え付けられている完
了ボタン54を押下操作する(ステップS67)。これ
により、ピッキング作業のために当該停止地点Pに停止
していた台車31は、運行パターンにしたがって搬送経
路Fの下流側への移動を再開する。
【0081】最後に、当該店舗向けの全てのピッキング
作業が終了すると、車載コンピュータ41は、集品コン
テナEに投入された商品の実績データに基づいて当該コ
ンテナEの内容物を示す配送データを生成して、付設し
たラベルプリンタ55によって配送ラベルを印字出力さ
せる。ラベルプリンタ55から発行された配送ラベル
は、作業責任者によって集品コンテナEに貼り付けられ
る。なお、この配送ラベルには、例えば上記の配送コー
ドのほかに、当該店舗の店舗番号、店舗名等が表示され
る。
【0082】こうして、この第2の実施の形態によって
も第1の実施の形態と同様な作用が得られることにな
る。
【0083】さらに、図16〜図18に基づいて本発明
に係る第3の実施の形態について説明すると、この実施
の形態におけるピッキングシステムは、図16に示すよ
うに上記第1の実施の形態の場合に類似したもので、各
注文先ごとの集品コンテナI…Iを始端部61aからこ
れを排出する終端部61bへ搬送するコンベア61を有
し、このコンベア61に沿って片側に第1〜第nピッキ
ングゾーンJ1〜Jnが設けられている。さらに、これ
らのゾーンJ1〜Jnごとに各1名、合計n名の作業員
a…aが配置されている。なお、この図例では、コンベ
ア61上を多数の集品コンテナI…Iが適宜間隔を置い
て連続的に搬送されている。
【0084】上記ピッキングゾーンJ1〜Jnには、コ
ンベア61の進行方向に直交する方向に二列の商品棚6
2…62が作業スペースを挟んで対向して配設されてお
り、さらに、各ゾーンJ1〜Jnごとに、コンベア61
の上方には、ピッキングした商品を一時的に貯留するた
めの3個の予備コンテナK1,K2,K3が、上記コン
ベア61上を搬送される集品コンテナIに対向するよう
に、予備コンテナ架台63に支持されて上下方向3段に
配置されている。また、コンベア61には各ゾーンJ1
〜Jnごとに、集品コンテナIに備え付けたRF−ID
タグ78(後述図20参照)から送信される信号を受信
する無線受信機64が取り付けられている。また、ピッ
キングした商品を検品するためのバーコードスキャナ6
5を備えてもよい。さらに、上記コンベア61の始端部
61aの近傍には作業を管理する操作卓66と集品コン
テナI…Iを保管する集品コンテナ保管エリアLとが配
置されていると共に、該コンベア61の終端部61bの
近傍には配送ラベルを発行する配送ラベルプリンタ67
が配置されている。なお、図例においては、コンベア6
1の始端部61aの近傍に、集品コンテナIを集品コン
テナ保管エリアLからコンベア61の始端部61aへと
移動させると共に、操作卓66を操作する専従の作業員
bが配置されている。
【0085】そして、各ピッキングゾーンJ1〜Jnに
おける商品棚62…62には、図17に示すように、上
記第1の実施の形態の場合と同様な構成のものを使用す
ることができる。すなわち、該商品棚62には、ピッキ
ングすべき商品を品目ごとに保管する多数のポケット6
8…68が設けられていると共に、これらのポケット6
8…68には個数表示器69…69が各々備えられてい
る。各個数表示器69は、ピッキング指示ランプ70
と、個数表示部71と、ピッキング完了キー72とを有
し、例えばある商品をm個ピッキングすべきときには、
そのポケット68における個数表示器69のピッキング
指示ランプ70が点灯すると共に、個数表示部71にそ
の個数がディジタル表示されるようになっている。
【0086】また、各ピッキングゾーンJ1〜Jnごと
に、商品棚62の上部にはゾーンコントローラ73が設
けられている。このコントローラ73は、当該ゾーンJ
1〜Jnに備えられた個数表示器69…69との間で相
互に信号を授受し合うと共に、無線受信機64やバーコ
ードスキャナ65などからの信号が入力される。
【0087】さて、上記各予備コンテナK1,K2,K
3は、上部に商品投入口と、下部に商品排出口とを有す
ると共に、商品排出口に当接したり或いは略鉛直方向に
垂下することにより商品排出口を開閉するゲート74を
有している。この場合、最上段の予備コンテナK1の商
品排出口は真中に配置された予備コンテナK2の商品投
入口に、該コンテナK2の商品排出口は最下段の予備コ
ンテナK3の商品投入口に、そして、該コンテナK3の
商品排出口は集品コンテナIに臨んでそれぞれ開口して
いる。
【0088】一方、上記予備コンテナ架台63には、各
予備コンテナK1,K2,K3に対向するように、予備
コンテナ開閉用アクチュエータ75…75がそれぞれ固
定されており、各予備コンテナ開閉用アクチュエータ7
5が作動すると、各ゲート開閉リンク機構76を介し
て、対応する予備コンテナK1,K2,K3のゲート7
4を開閉することができるようになっている(ゲート7
4…74が開いた状態を鎖線で図示)。なお、上記予備
コンテナ開閉用アクチュエータ75…75には、ソレノ
イドやエアシリンダ等を用いることができる。
【0089】そして、特に最上段の予備コンテナK1に
は、予備コンテナ架台63に備えられた重量検出器77
が接続されており、該コンテナK1に投入された商品の
重量を検出することができるようになっている。
【0090】さて、コンベア61の上を搬送される集品
コンテナIには、上記第1の実施の形態の場合に説明し
たと同様に、RF−IDタグ78(後述図20参照)を
備え付けた図示しないRF−IDタグホルダが、例えば
クリップなどの手段で取り付けられている。この場合、
上記RF−IDタグ78には、ホストコンピュータ79
(後述図19参照)が作成した商品保管場所を示すロケ
ーションデータに基づき、どのピッキングゾーンJ1〜
Jnにおいて最下段の予備コンテナK3のゲート74を
開くかに関する情報が、操作卓66に接続されたRF−
IDタグ作成機80を用いて記憶される。
【0091】次に、このピッキングシステムには、図1
9に示すような制御システムが設けられている。この制
御システムでは、ホストコンピュータ79に接続された
操作卓66を介して、各ピッキングゾーンJ1〜Jnに
設けられたゾーン制御システム81…81と配送ラベル
プリンタ67とがホストコンピュータ79に接続されて
いる。本実施の形態においては、操作卓66には、ホス
トコンピュータ79から送信された各納品先別の当日分
の全ての仕分データが格納されるようになっている。な
お、上記操作卓66には、キー入力部82と表示部83
が備えられている。
【0092】そして、図20に示すように、第1〜第n
ゾーンJ1〜Jnに備えられたゾーン制御システム81
は、ゾーンコントローラ73と、該コントローラ73に
接続された、各商品棚62…62における個数表示器6
9…69と、予備コンテナK1に投入された商品の重量
を検出する重量検出器77と、集品コンテナI…Iに備
え付けられたRF−IDタグ78…78から送信される
信号を受信する無線受信機64と、各予備コンテナK
1,K2,K3のゲート74…74の開閉を行う予備コ
ンテナ開閉用アクチュエータ75…75とにより構成さ
れている。
【0093】次に、上記実施の形態における動作例につ
き説明する。
【0094】まず、各ピッキングゾーンJ1〜Jnに配
置された作業員aは、ゾーンコントローラ73から各商
品棚62…62の個数表示器69…69に送信された信
号に基づいて個数表示部71…71に表示された個数だ
け商品をピッキングし、そのピッキングした商品を最上
段の予備コンテナK1へ投入する。
【0095】その場合に、該予備コンテナK1に接続さ
れた重量検出器77によって投入された商品の総重量が
検出され、ゾーンコントローラ73を介して操作卓66
に検出値信号が送信される。一方、操作卓66は、ホス
トコンピュータ79から送信された受注商品の単体重量
データと受注個数データとから受注商品の総重量を計算
し、該計算値と上記重量検出器77により検出された検
出値とを比較することにより、受注商品が確実にピッキ
ングされたか否かを判定するようになっている。そし
て、上記計算値と検出値との差が所定範囲内に収まり、
かつ、下方の予備コンテナK2が空であれば、上記予備
コンテナK1に対応する予備コンテナ開閉用アクチュエ
ータ75が作動することにより該予備コンテナK1のゲ
ート74が開き、該予備コンテナK1に投入、貯留され
た商品は下方の予備コンテナK2に向けて排出されるこ
とになる。さらに、最下段の予備コンテナK3が空であ
れば、上記予備コンテナK2に貯留された商品は予備コ
ンテナK3に向けて排出されることになり、この商品
は、投入されるべき所定の集品コンテナIが上記予備コ
ンテナK3に対向する位置に到達するまで貯留された状
態で待機することになる。
【0096】なお、ピッキング個数間違いやピッキング
商品間違いのため、上記計算値と検出値との差が所定範
囲以上であると判定された場合には、エラー表示され、
予備コンテナK1から商品が排出されないようになって
いる。また、予備コンテナK1もしくはK2から見て、
下方の予備コンテナK2もしくはK3が空でない場合に
も、予備コンテナK1もしくはK2から商品が排出され
ることはなく、商品はそのまま当該コンテナK1,K2
において貯留されることになる。
【0097】そして、当該ピッキングゾーンJ1〜J2
において、1つの仕向先に対するピッキング作業が完了
すれば、該ピッキングゾーンJ1〜J2において次にピ
ッキングすべき仕向先に対する個数表示データ等が操作
卓66から入力された客先コードの順番に従って順次更
新表示されるので、作業員aは、次のピッキングを行う
ことができるようになっている。
【0098】なお、ピッキングされた商品の検品は、上
記のような方法で、最上段の予備コンテナK1に接続さ
れた重量検出器77により行うようにしているが、バー
コードスキャナ65により、商品棚62…62から商品
をピッキングする都度検品するようにしてもよい。
【0099】一方、コンベア61に敷設されている無線
受信機64が、このコンベア61上を搬送される集品コ
ンテナIに備え付けられたRF−IDタグ78から送信
される信号を受信すると、その信号はゾーンコントロー
ラ73に転送される。そして、ゾーンコントローラ73
により、この集品コンテナIが当該ピッキングゾーンJ
1〜Jnで商品を投入されるべきものであると判定され
たときは、当該ピッキングゾーンJ1〜Jnに配置され
た最下段の予備コンテナK3に対応する予備コンテナ開
閉用アクチュエータ75が作動して該予備コンテナK3
のゲート74を開くことにより、該予備コンテナK3に
貯留されていた商品を、コンベア61上を搬送されてき
たその商品に対応する集品コンテナIに移し替えるよう
になっている。また、上記集品コンテナIが当該ピッキ
ングゾーンJ1〜Jnで商品を投入されるべきものでは
ないと判定されたときは、上記集品コンテナIは当該ピ
ッキングゾーンJ1〜Jnを素通りして、次のピッキン
グゾーンJ2〜Jnへ進むようになっている。
【0100】集品コンテナIへの商品移し替えにより予
備コンテナK3が空になると、該コンテナK3に備えら
れたゲート74が閉じられると共に、上方の予備コンテ
ナK1,K2に商品が貯留されておれば、それぞれのコ
ンテナK1,K2のゲート74,74が開いて、順次下
方のコンテナK2,K3へ商品が排出されることにな
る。
【0101】以上述べたように、上記の実施の形態によ
れば、連続して集品コンテナI…Iを搬送しながら、一
方で、各ピッキングゾーンJ1〜Jnの作業員aは、3
個の予備コンテナK1,K2,K3全てが空になるまで
は、ピッキング以外の作業を行うことが可能になり、作
業員の一層効率のよい運用が実現することになる。
【0102】なお、上記の実施の形態において、予備コ
ンテナK1,K2,K3は上下方向に3段配置されてい
たが、各ピッキングゾーンJ1〜Jnにおけるピッキン
グ作業の負荷状態にアンバランスがあると想定される場
合等には、さらに段数を増すこともできる。
【0103】また、上記の実施の形態において、予備コ
ンテナK1,K2,K3は、その底部を開口させること
により貯留されていた商品を集品コンテナIに移し替え
るホッパ式のものであったが、回転させることにより商
品を集品コンテナIに移し替えるバケット式のものであ
ってもよい。
【0104】さらに、上記第1の実施の形態と第2の実
施の形態とにおいて、バケットコンベアを予備コンテナ
及びそれを載置する予備コンテナ架台と見なすこともで
きるので、該コンベアを使用すると共にレイアウトを検
討することにより、ピッキングされてバケットに貯留さ
れた商品を集品コンテナへ自動で移し替えることも可能
である。
【0105】また、上記第1の実施の形態と第2の実施
の形態とにおいて、予備コンテナ架台上に載置された3
個の予備コンテナのうち、最下流側の予備コンテナの載
置位置に重量検出器を備え付け、商品の総重量検出によ
る検品を行うようにしてもよい。
【0106】そして、上記第1の実施の形態と第3の実
施の形態とにおいて、ピッキングゾーンに関する情報を
記録するものとしてRF−IDタグを用いていたが、バ
ーコード等を用いてもよい。
【0107】さらに、上記の3つの実施の形態では、商
品の保管手段として多数のポケットを有する商品棚を採
用していたが、これに限定されることはなく、例えば、
商品を床に直置きしたものでもよい。
【0108】また、いずれの実施の形態においても、ピ
ッキングゾーンごとに複数個の予備コンテナを配置して
いたが、ピッキング作業における空き時間が少ないと想
定される場合等には、設置する予備コンテナを1個とし
てもよい。
【0109】
【発明の効果】以上具体例を挙げて詳しく説明したよう
に、本発明によれば、予めピッキングのための個数表示
データを各ピッキングゾーンに送信しておき、且つピッ
キングした商品を一時的に予備コンテナに貯留しておく
ようにしたので、作業員の作業に空き時間が生じてもそ
の時間を無駄にすることはないため、作業効率の改善が
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係るピッキング
システムのレイアウトを示す図である。
【図2】 同システムにおける商品棚の一部正面図であ
る。
【図3】 同システムにおける予備コンテナ及びそれを
載置する予備コンテナ架台の正面図である。
【図4】 同システムにおけるRF−IDタグホルダの
図である。
【図5】 同システムにおける制御システム図である。
【図6】 同じく同システムにおける制御システム図で
ある。
【図7】 同システムにおける作業の手順を示すフロー
チャートである。
【図8】 同じく同システムにおける作業の手順を示す
フローチャートである。
【図9】 ピッキングシステムの別のレイアウトを例示
する図である。
【図10】 本発明の第2の実施の形態に係るピッキン
グシステムのレイアウトを示す図である。
【図11】 同システムにおける商品棚の一部正面図で
ある。
【図12】 同システムにおける予備コンテナ及びそれ
を載置する予備コンテナ架台の正面図である。
【図13】 同システムにおける制御システム図であ
る。
【図14】 同システムにおける作業の手順を示すフロ
ーチャートである。
【図15】 同じく同システムにおける作業の手順を示
すフローチャートである。
【図16】 本発明の第2の実施の形態に係るピッキン
グシステムのレイアウトを示す図である。
【図17】 同システムにおける商品棚の一部正面図で
ある。
【図18】 同システムにおける予備コンテナ及びそれ
を支持する予備コンテナ架台の側面図である。
【図19】 同システムにおける制御システム図であ
る。
【図20】 同じく同システムにおける制御システム図
である。
【符号の説明】
1,61 コンベア 2,32,62 商品棚 4,64 無線受信機 11,35,69 個数表示器 15,39,73 ゾーンコントローラ 20,78 RF−IDタグ 23,47,79 ホストコンピュータ 31 台車 74 ゲート 75 予備コンテナ開閉用アク
チュエータ 77 重量検出器 A,E,I 集品コンテナ B1〜Bn,G1〜Gn,J1〜Jnピッキングゾーン C,H,K1,K2,K3 予備コンテナ F 搬送経路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仕向先ごとの集品コンテナの搬送経路に
    沿って設けられた多数の商品保管部と、各商品保管部に
    その保管部からの商品の取出個数を表示する個数表示器
    とを備えると共に、商品を各保管部から個数表示器に表
    示された個数ずつ取り出して集品コンテナに投入するよ
    うにしたピッキングシステムであって、上記搬送経路に
    沿って設定された各作業ゾーンごとに、集品コンテナへ
    の商品の投入完了を指示する投入完了指示手段と、該指
    示手段により1集品コンテナについての商品投入の完了
    が指示されたときに、次の集品コンテナに投入する商品
    の個数を順次更新して個数表示器に表示させる表示制御
    手段とが備えられていると共に、各作業ゾーンには各保
    管部から取り出した商品を一時的に貯留する予備コンテ
    ナが備えられていることを特徴とするピッキングシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 予備コンテナに貯留された商品を、その
    商品に対応する仕向先用の集品コンテナに自動投入する
    商品自動投入手段が備えられていることを特徴とする請
    求項1に記載のピッキングシステム。
  3. 【請求項3】 予備コンテナは各作業ゾーンに複数個備
    えられていることを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載のピッキングシステム。
  4. 【請求項4】 予備コンテナは上下方向に複数個備えら
    れ、最上段の予備コンテナに投入された商品が下方の予
    備コンテナを順次経由してその商品に対応する仕向先用
    の集品コンテナに投入されるように構成されていること
    を特徴とする請求項3に記載のピッキングシステム。
  5. 【請求項5】 予備コンテナには投入された商品の総重
    量を検出する重量検出手段が備えられていると共に、こ
    の商品に対応する仕向先からの受注データに基づいて受
    注商品の総重量を計算する重量計算手段と、該計算手段
    により算出された計算値と上記重量検出手段により検出
    された検出値とを比較する比較手段とが備えられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のピッキングシステ
    ム。
  6. 【請求項6】 集品コンテナとその集品コンテナに投入
    する商品を一時的に貯留する予備コンテナとを対応づけ
    て表示する表示手段が備えられていることを特徴とする
    請求項3に記載のピッキングシステム。
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