JP4493811B2 - 物品判定プラントの荷替システム - Google Patents

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【0001】
【発明の属するする技術分野】
本発明は、例えば選果システムなどの物品判定プラントの荷替システムに関し、詳しくは、複数の生産者(以下、「荷口」と言う。)が持ち込んだ重量や品質等にばらつきのある果実を、同一の装置を利用して荷口切替に伴うロス時間を最小限にして順次連続的に所定の等・階級に仕分け選果する選果プラントの荷替システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、荷口が生産したリンゴ、ミカン等の果実類は、共同選果場に配置された選果装置により大きさ、形、色等に基づいて所定の等・階級に仕分け選別されると共に、その選別結果は荷口別に集計されて選別評価区分表として各荷口に提示されている。
【0003】
各荷口には、この選別評価区分表に表示された果実の評価結果に基づいて対価決裁が行われるため、厳密な荷口別の該選別評価区分表の作成が求められている。このため、従来の選果システムは、選別評価した果実がどの荷口に所属するかを正確に識別するために、一の荷口の選別評価をした後に、次の荷口を選果装置にかけるまでに充分な選別評価処理の空白時間を与える荷替時間を確保するのが一般的になっている。
【0004】
しかし、この選果システムでは、この荷替時間が作業のロス時間となり、特に共同選果場に持ち込まれる荷口別の持ち込み件数が多くなるほど、このロス時間が無視できなくなるほど大きくなり、この選果システムでは、通常、1荷替毎に20秒前後が必要となるため、選果ピーク時には、持ち込まれる荷口は300程度あるので、トータルのロス時間が1時間から2時間に至ることになる。
この荷替に伴って発生するロス時間は、最近の共同選果場の大型化に伴って無視できない大きな問題となっており、荷替ロス時間の短縮が求められていた。
【0005】
そこで、このような荷替ロス時間を極力少なくするため、トレイの移動毎にトラッキングデータを出力するエンコーダを設けた果実搬送用のトレイコンベアの進行方向に、分割された複数の荷口エリアを配置すると共に、トレイコンベア上の果実が属する荷口エリアを識別するための区分センサとを設けることにより、各荷口エリアから同時に供給された各果実を区分センサで識別して各荷口毎にそれぞれの果実の等・階級データを得るように構成された選果システムが開発されている(特開平4−300687号公報)。
【0006】
この選果システムによると、トレイコンベアに設けた複数の荷口エリアから同時に供給された果実は、区分センサで識別されて荷口ごと等・階級に評価できるため、荷替時に要するロス時間を必要最小限にできるが、この選果システムを運用するには、予め、荷口毎に各荷口エリアから供給される果実について各果実を識別するための開始データと終了データとを入力しなくてはならない。
【0007】
このため、荷替時に要するロス時間を少なくできる反面、各果実を識別するための上記データを入力する時間が必要になり結果的には、かえって選果時間が増加する欠点があった。
また、この選果システムでは、上記データを入力するための要員が必要であり人件費がかさむと共に作業ミスが生じやすく、また選果システムの構造が複雑になりシステム構築やその維持に必要な経費が増加する欠点もあった。
さらに、この選果システムは、等・階級判断装置が荷口エリアに対して1個しかないため、等・階級判断装置の判断速度以上の速度で果実を供給できない問題もあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような従来の選果システムが有する問題を解決するためになされたものであり、従来システムのように人手を介して荷口毎のデータを記録することもなく、物品に識別表示を付す必要がないものでありながら、1つの荷口供給部に対して複数の品位判定センサの並設を可能とした物品判定プラントの荷替システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の物品判定プラントの荷替システムは、物品を搬送するコンベア群と演算処理装置とを有し、該コンベア群は荷替操作スイッチと物品を検出する物品認識センサが配置された物品搬送コンベアと、該物品搬送コンベアから物品を受取ると共に移動と共に符号値を出力するエンコーダを有する分散コンベアと、物品の品位を判定すると共に判定数を出力する物品品位判定センサがそれぞれ配置されると共にその搬入口が前記分散コンベアに沿って並設された複数本のセンサコンベアとからなり、該分散コンベアの搬送方向の側部には、該分散コンベアから物品数を計測すると共に各センサコンベアに案内する振分装置を設け、該演算処理装置は、荷替操作スイッチの操作毎に、該物品認識センサ、エンコーダ及び振分装置からの各信号に基づいて、当該荷口の各物品の搬送位置を、該物品品位判定センサからの各物品の品位データ及び判定数と共に、時系列データとして記憶するものであることを特徴とする。
また、演算処理装置がさらに予め各荷口を識別する荷口識別データを入力、記憶するものとしてもよい。
さらに、各センサコンベアの搬出端が移動と共に別の符号値を出力するエンコーダを有する合流コンベアの側部に位置し、また各センサコンベアの搬送端部には、該センサコンベアから物品の有無を検知して該合流コンベアに搬出する合流制御ストッパを設け、合流コンベアには前記物品品位判定センサとは別の品位判定センサが配置され、前記演算処理装置はさらに合流コンベアのエンコーダが
、合流制御ストッパ及び別の品位判定センサからの出力を受けるようにすることもできる。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は物品判定プラントの荷替システムとして共同選果場等に設置される選果プラントの荷替システムの概要を示す平面図である。
1は、物品として果実を収納したコンテナを搬送する荷受コンベアの搬送路に設けられた荷受盤である。該荷受盤1には、荷口名、搬入日時、果実の種類、搬入コンテナ数等のデータを入力する図示されない荷口識別データ入力装置31が設けられており、該装置31で入力され上記データは演算処理装置30に伝送される。なお、演算処理装置30の詳細は後述する。
【0011】
2は、荷受盤1での登録が終了したコンテナから取り出された果実Fをランダムに搬入する果実搬送コンベアである。該果実搬送コンベア2の搬送路には、搬入される果実Fに連続的に清浄液を噴射する従来と同様な構成の清浄機3が配置されている。
【0012】
該果実搬送コンベア2の搬送方向の端部には、該清浄機3で清浄された果実が連続的に移載される手乗せコンベア4の始端部が配置されている。該手乗せコンベア4の側部には、該コンベア4と同方向に走行する物品搬送コンベアとなるトレイ搬送コンベア6が配置されている。該トレイ搬送コンベア6上には、果実F搭載用の多数のトレイ5が除外可能に載置されていて、該手乗せコンベア4上の果実Fは、その搬送方向に沿って配備された複数の手乗せ作業員9によりランダムにトレイ5内に移載される。
【0013】
該トレイ搬送コンベア6の搬送方向の端部近傍には、荷替がある場合、これを報知するため荷替操作スイッチ11と、搬送される各トレイ5内の果実Fの有無を判別する物品認識センサとなる実トレイ認識センサ12とが配置されている。実トレイ認識センサ12は、光センサ等で構成され、該センサを横切る方向にトレイ5が搬送されると、搬送された各トレイ5毎にトレイ5内に果実が搭載されているか否かを判別して判別結果は、各トレイ5の識別情報として出力されて演算処理装置30のデータアドレスに伝送される。
【0014】
該荷替スイッチ11の操作は、一の荷口の荷口最後果実8を搭載したトレイ5の直後のトレイに搭載された識別物7、例えば紙片、ボール等を手乗せ作業を兼務する荷替操作員10がこれを目視より検出することにより行われる。荷替スイッチ11が操作されると、操作信号が演算処理装置30に伝送され一の荷口が終了したことが記憶される。なお、該識別物7の搭載は、手乗せコンベア4の上流に位置する手乗せ作業員9が行う。
【0015】
該トレイ搬送コンベア6の搬送方向の端部には、該コンベア6に搭載されたトレイ5を受取って搬送する分散コンベア13が配置されている。分散コンベア13の駆動軸には、分散コンベア用エンコーダ23が設けられ、分散コンベア13が進行方向に定距離移動する毎に符号が出力され、出力された第1の符号値は演算処理装置30に伝送される。
【0016】
該分散コンベア13の搬送方向に沿って、該コンベア13上を移動するトレイ5を、物品品位判定センサとなる内部品位判定センサ15が配置された複数のセンサコンベア14(第1図では6個並設されている。)方向に案内する複数の振分装置21が配置されている。
該振分装置21は、振分装置用電磁弁22が励磁されることにより作動して分散コンベア13上を移動するトレイ5をセンサコンベア14方向に案内する。
また、各分散装置21には、センサコンベア14に案内したトレイ5の個数を検出する図示されない振分装置検出器32が設置されており、該検出器32が検出したトレイ5の個数は演算処理装置30のデータアドレスに伝送される。
【0017】
各センサコンベア14の搬送路に設けられた内部品判定センサ15は、センサコンベア14上を移動する各トレイ5に載置された果実の糖分や酸度等を電気的に検出する従来と同様な機器類で構成されている。
該内部品位判定センサ15が検出した検出結果は該演算処理装置30に伝送される。
【0018】
各センサコンベア14の排出端は合流コンベア26の側部に位置すると共に、その搬送端部には、該コンベア14上を移動するトレイ5の別の物品品位センサとなる外部品位判定センサ17を有する合流コンベア26方向への案内を制御する合流制御ストッパ24が配置されている。
該合流制御ストッパ24は、合流制御ストッパ用電磁弁25が励磁されることにより作動して各センサコンベア14上を移動するトレイ5を合流コンベア16方向に移載する。また、該合流制御ストッパ24には、合流コンベア26に送り出したトレイ5の有無を検出する図示されない合流制御ストッパ検出器33が設置されており、該検出器33が検出したトレイ5の有無は演算処理装置30に伝送される。
【0019】
合流コンベア16の搬送路上に配置された外部品位判定センサ17は、該コンベア16上を移動する各トレイ5毎に、その上部に載置された果実の大きさや形、色等の外部の品位を自動的に検出する従来と同様な機器類で構成されている。該外部品位判定センサ17が検出した検出結果は演算処理装置30に伝送される。
【0020】
合流コンベア16の駆動軸には、合流コンベア用エンコーダ26が設けられ、該コンベア16が1つ進行方向に定距離移動する毎に第2の符号値が出され、出力された符号値は演算処理装置30に伝送される。
また、合流コンベア16は、図示されない仕分コンベアに接続されており、外部品位判定センサ17の判定結果に基づいて仕分される。
なお、18は分散コンベア13の搬送方向の端部に設けられた果実が収納されていない空きトレイ5を搬出回収する空きトレイ回収コンベアであり、該空きトレイ回収コンベア18の搬送方向の端部はトレイ搬送コンベア6に接続されている。20は該演算処理装置30で処理されたデータを印字するプリンタである。
【0021】
次に演算処理装置30の構成を説明する。図2は演算処理装置30の概要を示すブロック図である。
この演算処理装置30には、荷口識別データ入力装置31,荷替操作スイッチ11,実トレイ認識センサ12,分散コンベア用エンコーダ23,合流コンベア用エンコーダ26,振分装置検出器32,及び合流制御ストッパ検出器33からの各信号が入出力インターフェース301を介して、また内部品位判定センサ15、外部品位判定センサ17の各信号が判定信号入力インターフェース302を介してデータアドレスに入力されるようになっている。
【0022】
304は処理手順が記憶されているROM、305は処理過程における一時的なデータを記憶するRAM、303は演算処理を実行するMPU(マイクロプロセッサ)である。
各センサコンベア14以上にあるトレイ5の数は、各センサコンベア14に案内されたトレイ5の個数を出力する各振分装置検出器32からの出力信号と、各センサコンベア14の内部品位判定センサ15の判定個数とを演算処理することにより常時監視されている。
【0023】
従って、各センサコンベア14上にあって内部品位判定センサ15の上流に位置するトレイ5の数量が少なくなると、MPU303からの指令信号により該当するセンサコンベア14の振分装置用電磁弁22が励磁されて振分装置21が作動し、分散コンベア13からトレイ5が該センサコンベア14に案内される。また、センサコンベア14から合流コンベア16へのトレイ5の合流が可能になるとMPU303から指令信号により該当するセンサコンベア14の合流制御ストッパ用電磁弁25が励磁されて合流制御ストッパ24が開放し、該センサコンベア14からトレイ5が合流コンベア16に移載される。
【0024】
分散コンベア13、及び合流コンベア16で搬送される各トレイ5の位置情報は、該分散コンベア13の駆動軸に設けた分散コンベア用エンコーダ23から出力される第1の符号値、及び合流コンベア16の駆動軸に設けた合流コンベア用エンコーダ26から出力される第2の符号値に基づいてデータアドレスに逐次入力され、また、データアドレスには、振分装置21の振分回数及び内部品位判定センサ15の判定回数がそれぞれ入力される。さらに、センサコンベア14に案内されたトレイ5の個数とセンサコンベア番号とはRAM305にも順次更新記憶される。
【0025】
従って、MPU303によって、データアドレスに入力されたこれらのデータを演算処理することにより搬送される各トレイ5の位置情報は時系列データとして逐次監視されている。
また、荷口毎に得られた各果実の選別評価データは、出力インターフェース306を介してディスプレイ19及び/又はプリンタ20に出力される。
【0026】
図3は上記実施の形態に係る選果プラントの荷替システムの作動の概要を説明する説明図である。
先ず、果実がランダムに収納されたコンテナは、荷受盤1に設けられた荷口識別データ入力装置31で荷口名、搬入日時、果実の種類、搬入コンテナ数等の必要事項が登録データとして演算処理装置30に入力される(ST1)。この場合、荷口識別データが新しいデータ(異なる荷口)名が入力される度に、該新しい荷口の果実の評価に関する各種のデータを格納するための格納バッファ(メモリ)が該演算処理装置30のRAM305に確保される。
【0027】
登録が終了すると、該コンテナから果実Fは取り出され果実搬送コンベア2に移載(ST2)され、該搬送コンベア2の移動と共に清浄機3から噴射される清浄液で果実表面に付着した汚物が除去された(ST3)後、手乗せコンベア4に移載される。(ST4)。なお、手乗せコンベア4への移載は図示されないガイド板で行われる。
該手乗せコンベアに移載された果実Fは、手乗せ作業員9により手作業でトレイ搬送コンベア6上の空きトレイ5に1個ずつ順次移載される(ST6)。この場合、該手乗せコンベア4に移載された果実が新たな荷口の果実の時には、その旨を表示する識別物7を、手乗せコンベア4の搬送方向上手にいる手乗せ作業員が、該荷口の最初の果実Fを載置するトレイ5の前に載置する(ST5)。
【0028】
識別物7及びトレイ5上の、果実Fは該搬送コンベア6の移動に伴って順次搬送方向の端部に搬送されるが、搬送端部の荷替操作員10は識別物7を目視で検出すると、該識別物を取り除くと共に、荷替操作スイッチ11を操作して操作信号を演算処理装置30に伝送する(ST7)。
演算処理装置30は、操作信号を受信すると新たな荷口の果実の選別が開始されると判別し、以後入力される各種の果実評価に関するデータは、既にRAM305内に確保された該荷口に関する格納バッファ(メモリ)内に蓄積される。
【0029】
該トレイ搬送コンベア6の移動に伴って順次搬送端部の方向に搬送された核トレイ5は、実トレイ認識センサ12により果実の有無が検出されると共にカウントされ、果実の数が演算処理装置30のRAM305に伝送し、記憶する(ST8)。
データアドレスには、検出された各トレイに対応する連続した第1のシリアル番号が付されたホルダーが形成され、各ホルダーには果実の位置情報が蓄積される。
【0030】
該トレイ搬送コンベア6の搬送方向の端部に達したトレイ5は、順次分散コンベア13に移載され、該分散コンベア13の移動に伴って搬送端部方向に移動する(ST9)。
該分散コンベア13の駆動軸には、分散コンベア用エンーダ23が設けられているため、該分散コンベア用エンコーダ23から出力される符号により各トレイ5の搬送位置を把握することができる。
このため、該分散コンベア13の移動と同期して出力された第1の符号値は演算処理装置30のデータアドレスに伝送され、データアドレスに形成された各トレイのホルダーに、移動した各トレイ5の搬送位置を時系列な位置情報として記憶される。
【0031】
演算処理装置30は、上記したように、該分散コンベア13の駆動軸に設けた分散コンベア用エンコーダ23から出力される第1の符号値、及び合流コンベア16の駆動軸に設けた合流コンベア用エンコーダ26から出力される第2の符号値に基づいて分散コンベア13、及び合流コンベア16で搬送される各トレイ5の位置情報を把握しており、この位置情報と振分装置検出器32によって計数され、各センサコンベア14に案内されるトレイ数と、合流制御ストッパ検出器33によって計数され、センサコンベア14から搬出されるトレイ数とにより、センサコンベア14へのトレイ5の供給及びセンサコンベア14からのトレイ5の排出が適当に行われるように振分装置用電磁弁22,及び合流ストッパ用電磁弁25に励磁信号を出力するように構成されている。
【0032】
すなわち、センサコンベア14上へのトレイ5の供給が可能になると、これを認識して該当するセンサコンベア14に対応する振分装置用電磁弁22に励磁信号を伝送し、振分装置21を当該センサコンベア14の搬送路方向に突出させることにより、分散コンベア13上のトレイ5を該当するセンサコンベア14方向に案内する(ST10)。
【0033】
各振分装置21には、センサコンベア14に案内したトレイ5をカウントする振分装置検出器32が設けられているため、該検出器32からセンサコンベアにトレイ5を案内する毎に検出信号がデータアドレスに伝送され、データアドレスに形成されている当該トレイの第1の符号値が記憶されたホルダーに移載されたセンサコンベアの番号と当該センサコンベアに移載されたトレイの第2のシリアル番号が入力,記憶され、第1の符号値は消去される。
そして、各センサコンベアに対応してRAM305内に形成されたアドレスにそのセンサコンベアに案内されるトレイの数が記憶される。
【0034】
センサコンベア14に移載されたトレイ5に載置された果実Fは、内部品位判定センサ15に搬送され、果実の糖分や酸度等が電気的に検出され、検出した検出結果は該演算処理装置30に伝送され、予め該演算処理装置30に設定されている等級・階級の区分値と比較され該果実Fの等級・階級が判定される(ST11)。この判定結果は、データアドレスのセンサコンベアの番号及び第2のシリアル番号が入力されている当該トレイのホルダーに内部品位判定結果として入力される。さらに、内部品位判定センサ15は検知した果実の数を計数し、この数値はセンサコンベア番号と共にRAM305に更新記憶される。
【0035】
内部品位判定センサ15の判定が終了したトレイ5は、センサコンベア14の移動に伴って搬送方向の端部に搬送され、合流制御ストッパ24で搬送が停止される。
【0036】
演算処理装置30は、合流コンベア16の合流コンベア用エンコーダ26からの出力符号値が該当センサコンベア14の位置に相当するか否かを判断すると共に、データアドレスの果実位置データにその符号値が既に入力されているか否かを判断し、共に否でなければ該当するセンサコンベア14に設けた合流ストッパ用電磁弁25に励磁信号を伝送し、合流制御ストッパ24を開放(ST13)して、センサコンベア14上のトレイ5を合流コンベア16上に移載する(ST14)。
【0037】
各合流制御ストッパ24には、合流コンベア16に移載したトレイ5をカウントする合流制御ストッパ検出器33が設けられているため、合流コンベア16にトレイ5を移載する毎に検出信号がデータアドレスに伝送され、データアドレスに形成されている当該トレイ5のホルダーに当該センサコンベア14から合流コンベア16に移載される該当するセンサコンベアの番号及び第2のシリアル番号が記憶されたデータアドレスにその時点に該当する合流コンベア用エンコーダからの第2の符号値が入力されて記憶され、前記のセンサコンベアの番号及び第2のシリアル番号が消去される。
【0038】
合流コンベア16に移載されたトレイ5は、該コンベア16の移動に伴って搬送端部方向に移動する(ST15)。
該合流コンベア16の駆動軸に設けられた合流コンベア用エンコーダ23から、第2の符号値が検出され、該符号値により合流コンベア16に移載されたトレイ5の搬送位置を把握することができる。
即ち、上記データアドレスの当該トレイのホルダーには、合流コンベア16に移載されたトレイの第2の符号値が順次入力されて記憶が更新される。
【0039】
合流コンベア16に移載されたトレイ5の果実Fは、外部品位判定センサ17に搬送され、果実の大きさ、形、色等の外部品質が検出され、検出結果は該演算処理装置30に伝送され、該演算処理装置30内に予め設定されている等級・階級の区分値と比較されて該果実Fの等級・階級が判定される(ST16)。判定された判定結果は、データアドレスに形成されているトレイ5が外部品位判定センサ17の位置にあるときの合流コンベア用エンコーダ23の第2の符号値のトレイのホルダーに外部品位判定結果として入力される。
【0040】
荷口の最終果実Fに関する外部品位判定センサ17による判定が終了すると、演算処理装置30は、データアドレスに蓄積されたデータに基づいて、総計測果実個数、各果実F毎の判定結果、及び等・階級判定結果を演算処理し、演算処理されたデータは、RAM305内に確保された荷口に関する荷口識別用のデータと関連付けてRAM305の格納バッファ(メモリ)内に蓄積される(ST17)。
蓄積されたデータは必要により、各荷口毎の選別評価区分表としてプリンタ20から打ち出されたり、ディスプレイ19に表示される(ST18)。外部品位判定センサ17による判定が終了した各果実は、仕訳コンベアに搬送され等・階級に仕分け処理される(ST19)。
【0041】
なお、現在の荷口の果実Fが終了し、新しい荷口の果実Fが手乗せコンベア4に搬送され始めると、手乗せコンベア4の搬送方向の上手にいる手乗せ作業員9は、これを確認した後、新しい荷口の果実の選別が開始される旨を表示する識別物7を、新しい荷口の果実が収納されるトレイの前に載置する。荷替操作員10がこれを目視し荷替操作スイッチ11を操作すると、操作信号が演算処理装置30に伝送され、現在の荷口が終了し、新たな荷口の果実の選別が開始されると判別し、果実認識センサ12からの検出信号に基づいて果実の数が、荷受盤1から荷口識別データ入力装置31により入力された次の荷口名、搬入日時、果実の種類、搬入コンテナ数等が確保された新たな荷口に関する格納バッファ(メモリ)内に蓄積される。
【0042】
なお、荷替時には、合流コンベア16では、前の荷口の果実Fと新しい荷口の果実Fとが混在する場合があるが、上記したように各果実Fの位置情報が、データアドレスに逐次入力されているため、各果実Fは、最終的には前の荷口と新しい荷口とに区分されて選別評価される。
【0043】
図4乃至図10は演算処理装置30の作業フローを示すものである。
選果が開始されると、ステップS1で荷受盤1のA氏の荷受名、搬入日時、果実の種類、搬入コンテナ数等の荷受データが荷口識別データ入力装置31より入力され、RAM305のアドレスに記憶される。
手乗せコンベア4からトレイ搬送コンベア6上の空トレイに載置されて移送される果実Fは、ステップS2で実トレイ選別センサ12がオンか否かを判断し、これがオンであればステップS3でその数をRAM305に記憶してゆく。
実トレイ識別センサ12のオンごとに、ステップS4でホルダーをデータアドレスに順次作成する。
【0044】
分散コンベア13の移動による分散コンベア用エンコーダ23から出力され第1の符号値は、分散コンベア13上の果実位置データとしてステップS5でデータアドレスの前にホルダに入力、更新格納され、ステップS6でこの第1の符号値が、分散コンベア13上のトレイ5がセンサコンベア14の入口にあるときの値、すなわち振り分け位置にあるか否かを判断し、振り分け位置にないと、ステップS6の前に戻る。
【0045】
センサコンベア14に対する振分装置21の作動回数、すなわちセンサコンベア14の番号とそれへのトレイ5の供給数N1はRAM305に記憶されており、センサコンベア14の内部品位判定センサ15による判定回数N2もRAM305に更新記憶されている。
ステップS7で、センサコンベア14へのトレイ5の供給数N1とステップS7センサコンベア14の内部品位判定センサ15による判定回数との差N1−N2がセンサコンベア14上で内部センサ15までトレイ5が並ぶ数N3より小さいかどうか、すなわちN3>N1−N2かどうかを判断し、N3>N1−N2ときはセンサコンベア14内に空きがあるとし、そうでないときはステップS6の前に戻る。
【0046】
センサコンベア14内に空きがあると判断されれば、ステップS8で振分装置用電磁弁22をオンし、センサコンベア14にトレイ5を送り込む。
そのセンサコンベア14に対応する振分装置用電磁弁22のオンの順位数とセンサコンベア14の番号は、ステップS9でデータアドレスの前記ホルダに入力されてA氏の果実位置データとして記憶され、分散コンベア13上の果実位置データは消去される。
ステップS10では内部品位判定センサ15に到達した果実の内部品位を判定してその判定結果をデータアドレスのホルダに記憶し、さらに内部品位判定センサ15による判定回数N2をRAM305に記憶する。
【0047】
ステップS11では合流制御ストッパ24で果実がストップされているか否かを判断し、ストップされている果実がなければ、ステップ11の前に戻り、ストップされている果実があればステップS12に進む。
ステップS12では合流コンベア用エンコーダ26より発生する第2の符号値がセンサコンベア14に対応する値か否か、すなわち、センサコンベア14から合流コンベア16への合流が可能かどうかを判断し、合流が可能でなければステップS12の前に戻り、合流が可能であればステップS13に進む。
【0048】
ステップS13では、合流コンベア用エンコーダ26より発生する第2の符号値が既にデータアドレスのホルダ中に記憶されているか否か、すなわち果実位置データが既に合流コンベア上にあるか否かを判断し、あればステップS12の前に戻り、なければ次のステップS14に進む。
ステップS14で合流制御ストッパ用電磁弁25をオンし、果実はセンサコンベア14から合流コンベア16上に移送される。
【0049】
この時点での合流コンベア用エンコーダ26の第2の符号値はデータアドレスのホルダに記憶されると共に、合流コンベア16の移動に伴う合流コンベア用エンコーダ26の第2の符号値が順次更新され、ステップS15における合流コンベア16上のA氏果実位置データとして記憶される。
なおこの際、振分装置用電磁弁22の順位数とセンサコンベア14の番号とによるセンサコンベア14上のA氏の果実データは消去される。
ステップS16においては、外部品位判定センサ17によって判定した外部品位データがこの外部品位判定センサ17の位置にある合流コンベア16上のA氏果実位置データを有するデータアドレスのホルダに書込まれ、ステップS17で外部品位判定センサ17によるA氏果実判定個数をRAM305に記憶する。
【0050】
次に、ステップS18で荷受盤1よりB氏の荷受データの受信があるかどうかを判断し、受信がなければステップS19で荷受操作スイッチ11の押圧があるか否かを判断し、否であればステップS2の前に戻る。
ステップS19で荷受操作スイッチ11が押されていると判断すれば、ステップS20に進み、ステップS3で記憶されたA氏果実流入個数とステップS17で記憶されたA氏果実判定個数とを比較し、両者の個数が相違していれば、ステップS2の前に戻り、両者の個数が等しければステップS21に進んでプリンタ20に出力して選果伝票を印刷、発行した後、選果を終了する。
【0051】
ステップS18で荷受盤1よりB氏荷受データ受信の判断があれば、ステップS28でRAM305にB氏荷受データが記憶されてステップS29に進み、荷受操作スイッチ11が押されたか否かを判断する。
ステップS29で荷替操作スイッチ11が押されていないと判断されれば、ステップS2の前に戻り、荷替操作スイッチ11が押されたと判断されれば、ステップS30に進み、ステップS20と同様に、ステップS3で記憶したA氏果実流入個数とステップS17で記憶したA氏果実判定個数とを比較し、両者が相違するとステップS33に進み、両者が等しければ、ステップS32に進んでプリンタ20に出力して選果伝票を印字して発行し、その後はA氏をB氏、B氏をC氏に読み替えてステップS2の前に戻る。
【0052】
ステップS33では実トレイ識別センサ12がオンか否かを判断し、これがオンであればステップS34でその数をRAM305に記憶してゆく。
実トレイ識別センサ12のオン毎に、ステップS35でホルダーをデータアドレスに順次作成する。
分散コンベア13の移動による分散コンベア用エンコーダ23から出力される第1の符号値は分散コンベア13上の果実位置データとしてステップS36でデータアドレスの前記ホルダに入力、更新格納され、ステップS37でこの第1の符号値が、分散コンベア13上のトレイ5がセンサコンベア14の入口にあるときの値、すなわち振り分け位置にあるか否かを判断し、振り分け位置にないと、ステップS37の前に戻る。
【0053】
センサコンベア14に対する振分装置21の作動回数、すなわちセンサコンベア14の番号とそれへのトレイ5の供給数N1はRAM305に記憶されており、センサコンベア14の内部品位判定センサ15による判定回数N2もRAM305に更新記憶されている。
ステップS38で、センサコンベア14へのトレイ5の供給数N1とセンサコンベア14の内部品位判定センサ15による判定回数との差N1−N2がセンサコンベア14上で内部センサ15までトレイ5が並ぶ数N3より小さいかどうか、すなわちN3>N1−N2かどうかを判断し、N3>N1−N2のときはセンサコンベア14内に空きがあるとし、そうでないときはステップS37の前に戻る。
【0054】
センサコンベア14内に空きがあると判断されれば、ステップS39で振分装置用電磁弁22をオンし、センサコンベア14にトレイ5を送り込む。
ステップS40ではステップS39でオンされた振分装置用電磁弁22の位置に対応する分散コンベア用エンコーダ23の第1の符号値がA氏の果実に相当するものか否かを判断し、これがA氏のものであれば、そのセンサコンベア14に対応する振分装置用電磁弁22のオンの順位数とセンサコンベア14の番号はステップS41でデータアドレスの前記ホルダに入力されてA氏の果実位置データとして記憶され、分散コンベア13上の果実位置データは消去される。
【0055】
また、これがA氏の果実に相当するものでないと判断されれば、そのセンサコンベア14に対応する振分装置用電磁弁22のオンの順位数とセンサコンベア14の番号はステップS42でデータアドレスの前記ホルダに入力されてB氏の果実位置データとして記憶され、分散コンベア13上の果実位置データは消去される。
ステップS41及びステップS42の作業が終われば、ステップS43に進む。
【0056】
ステップS43では内部品位判定センサ15に到達した果実の内部品位を判定してその判定結果をデータアドレスのホルダに記憶し、さらに内部品位判定センサ15による判定回数N2をRAM305に記憶する。
ステップS44では合流制御ストッパ24で果実がストップされているか否かを判断し、ストップされている果実がなければ、ステップS44の前に戻り、ストップされている果実があればステップS45に進む。
【0057】
ステップS45では合流コンベア用エンコーダ26により発生する第2の符号値がセンサコンベア14に対応する値か否か、すなわちセンサコンベア14から合流コンベア16への合流が可能かどうかを判断し、合流が可能でなければステップS45の前に戻り、合流が可能であればステップS45の前に戻り、合流が可能であればステップS46に進む。
ステップS46では、合流コンベア用エンコーダ26より発生する第2の符号値が既にデータアドレスのホルダ中に記憶されているか否か、すなわち果実位置データが既に合流コンベア上にあるか否かを判断し、あればステップS45の前に戻り、なければ次のステップS47に進む。
【0058】
ステップS47で合流制御ストッパ用電磁弁25をオンし、果実はセンサコンベア14から合流コンベア16上に移送され、ステップS48に進む。
ステップS48ではステップS47でオンされた合流制御ストッパ用電磁弁25の位置に対応する合流コンベア用エンコーダ26の第2の符号値がA氏の果実に相当するものか否かを判断し、これがA氏のものであれば、この時点での合流コンベア用エンコーダ26の第2の符号値はデータアドレスのホルダに記憶されると共に、合流コンベア16の移動に伴う合流コンベア用エンコーダ26の第2の符号値が順次更新され、ステップS49における合流コンベア16上のA氏果実位置データとして記憶される。
なおこの際、振分装置用電磁弁22のオンの順位数とセンサコンベア14の番号とによるセンサコンベア14上のA氏の果実データは消去される。
【0059】
ステップS48でA氏の果実に相当しないと判断されれば、ステップS50において合流コンベア16上のB氏果実位置データとしてデータアドレスのホルダに記憶され、振分装置用電磁弁22のオンの順位数とセンサコンベア14の番号とによるセンサコンベア14上のB氏の果実データは消去される。
ステップS49及びステップS50の作業終了後、ステップS51に進む。
【0060】
次のステップS51においては、外部品位判定センサ17によって判定した外部品位データがこの外部品位判定センサ17の位置にある合流コンベア16上のA氏又はB氏の果実位置データを有するデータアドレスのホルダに書き込まれ、ステップS52で外部品位判定センサ17による果実判定個数をRAM305に記憶する。
次いで、ステップS53に進み、ステップS52で記憶されたA氏果実流入個数とステップS17で記憶されたA氏果実判定個数とを比較し、両者の個数が相違していれば、ステップS3の前に戻り、両者の個数が等しければステップS54に進んでプリンタ20に出力し、選果伝票を印刷、発行した後、A氏をB氏、B氏をC氏と読み替えてステップS2の前に戻る。
【0061】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によると、荷口単位で、各コンベアを移動する各物品の位置情報を、各物品の品位判定結果のデータと共に、時系列データとして常時把握できるため、異なる荷口の果実が混入しても識別が可能であるため混同することがない。またこのため、荷替に要する時間を最小限に設定することができる。
また、各果実の位置情報は、各検出機器類からの検出信号に基づいて自動的に設定されるため、従来のように入手を介して把握する必要がなく効率的である。
【0062】
とくに、物品に識別表示を付す必要がないものでありながら、1つの荷口供給部に対して複数の品位判定センサで並列して物品の品位が判定できるため、全体の流れが迅速になる。
また、センサコンベアへの物品の振分数と同コンベアにおける品位判定数とを比較できるので、センサコンベアへの物品の振分を確実に行うことができる。
【0063】
請求項2に記載の発明によると、荷口を識別するデータが演算処理装置に入力されているので、荷口単位での該時系列データの処理を簡便に行える。
請求項3に係る発明によると、センサコンベアから合流コンベアへの物品の移送に際して、物品の位置情報が適確に把握でき、これと共にその物品に対する別の品位判定データが記憶できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】物品判定プラントの荷替システムの概要を示す平面図
【図2】演算処理装置の概要を示すブロック図
【図3】物品判定プラントの荷替システムの作動説明図
【図4】演算処理装置の流れ図
【図5】演算処理装置の流れ図
【図6】演算処理装置の流れ図
【図7】演算処理装置の流れ図
【図8】演算処理装置の流れ図
【図9】演算処理装置の流れ図
【図10】演算処理装置の流れ図
【符号の説明】
1 荷受盤
2 果実搬送コンベア
3 清浄機
4 手乗せコンベア
5 トレイ
6 トレイ搬送コンベア
7 識別物
8 荷口最後果実
9 手乗せ作業員
10 荷替作業員(手乗せ兼務)
11 荷替操作スイッチ
12 実トレイ認識センサ
13 分散コンベア
14 センサコンベア
15 内部品位判定センサ
16 合流コンベア
17 外部品位判定センサ
18 空トレイ回収コンベア
19 ディスプレー
20 プリンタ
21 振分装置
22 振分装置用電磁弁
23 分散コンベア用エンコーダ
24 合流制御ストッパ
25 合流制御ストッパ用電磁弁
26 合流コンベア用エンコーダ
30 演算処理装置
31 荷口識別データ入力装置
32 振分装置検出器
33 合流制御ストッパ検出器
301 入出力インターフェース
302 判定信号入力インターフェース
303 MPU
304 ROM
305 RAM
306 LAN出力インターフェース

Claims (3)

  1. 物品を搬送するコンベア群と演算処理装置とを有し、該コンベア群は、荷替操作スイッチと物品を検出する物品認識センサが配置された物品搬送コンベアと、該物品搬送コンベアから物品を受取ると共に移動と共に符号値を出力するエンコーダを有する分散コンベアと、物品の品位を判定すると共に判定数を出力する物品品位判定センサがそれぞれ配置されると共に、その搬入口が前記分散コンベアに沿って並設された複数本のセンサコンベアとからなり、該分散コンベアの搬送方向の側部には、該分散コンベアから物品数を計測すると共に各センサコンベアに案内する振分装置を設け、該演算処理装置は、荷替操作スイッチの操作毎に、該物品認識センサ、エンコーダ及び振分装置からの各信号に基づいて、当該荷口の各物品の搬送位置を、該物品品位判定センサからの各物品の品位データ及び判定数と共に、時系列データとして記憶するものであることを特徴とする物品判定プラント荷替システム。
  2. 前記演算処理装置が、さらに予め各荷口を識別する荷口識別データを入力、記憶するものであることを特徴とする請求項1記載の物品判定プラントの荷替システム。
  3. 各センサコンベアの搬出端が移動と共に別の符号値を出力するエンコーダを有する合流コンベアの側部に位置し、また各センサコンベアの搬送端部には、該センサコンベアから物品の有無を検知して該合流コンベアに搬出する合流制御ストッパを設け、合流コンベアには前記物品品位判定センサとは別の品位判定センサが配置され、前記演算処理装置はさらに合流コンベアのエンコーダ、合流制御ストッパ及び別の品位判定センサからの出力を受ける請求項1または2に記載の物品判定プラントの荷替システム。
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