JP2001047047A - 電解水供給装置 - Google Patents
電解水供給装置Info
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Abstract
きの電解水の品質の低下を防止する。 【解決手段】電極13,14を設置した電解槽に食塩水
を添加した水道水を供給しながら電極13,14に直流
電圧を印加し、電解槽内の水を電気分解してイオン水を
連続的に生成する電解水供給装置において、流量計9に
より水道水の流量を検知し、この流量が規定範囲内にな
いときは電解水吐水側の三方弁17を排水側に保持する
とともに電気分解を停止して、品質の悪い電解水の吐出
を防止し、かつ無駄な電力消費を抑える。
Description
てイオン水を生成する電解水供給装置に関する。
l)や塩化カリウム(KCl)などの電解助剤を添加し
た水道水を供給しながら前記電極に直流電圧を印加し、
前記電解槽内の水を電気分解して酸性水やアルカリ性水
を連続的に生成する電解水供給装置が知られている。そ
の場合、酸性水には殺菌作用を有する次亜塩素酸(HC
lO)が含まれる。
設置当初は水フィルタ内に空気が残っていて、電解水の
吐水開始時に電解槽に供給される水道水が規定の流量に
達するまでに時間がかかることがあり、またその後も水
圧の変動により流量が多過ぎたり少な過ぎたりすること
がある。ところが、従来は水道水の流量が規定の範囲内
になくても電解水の吐出を行っているため、例えば規定
濃度から外れた次亜塩素酸濃度の酸性水を吐出してしま
うようなことがあった。そこで、この発明の課題は、水
道水の流量が変動した場合における電解水の品質の低下
を防止することにある。
に、この発明は、水道水の流量を検出する手段と、前記
流量の上限値又は下限値を記憶する手段と、検出された
前記流量と前記上限値又は下限値とを比較し、前記流量
が前記上限値を超えているとき又は前記下限値に達しな
いときは、電解槽から吐出される水をすべて排水する制
御手段とを設けるものとする(請求項1)。請求項1に
よれば、水道水の流量が規定の範囲外にあるときは電解
水を吐出しないので、品質の悪い電解水を使用に供する
ことがない。
段を設ければ、電解水が吐出されない理由が使用者に理
解できる(請求項2)。前記流量が前記上限値以下又は
前記下限値以上になれば電解水の吐出を開始するのがよ
い(請求項3)。しかし、一定時間が経過しても前記流
量が前記上限値以下又は前記下限値以上にならないとき
は、前記電解槽への水の供給を停止するのがよい(請求
項4)。また、排水中は電気分解を停止するようにする
のがよく、これにより無駄な電力消費を止めることがで
きる(請求項5)。
検出する手段と、前記流量の上限値又は下限値を記憶す
る手段と、検出された前記流量と前記上限値又は下限値
とを比較し、前記流量が前記上限値を超えているとき、
又は前記下限値に達しないときは、通常時と異なる電流
値で電気分解を行う制御手段とを設けるものとする。す
なわち、この発明は、流量が多いときは電流値を大き
く、また流量が少ないときは電流値を小さくするもの
で、これにより流量が規定範囲外の場合にも品質を確保
しながら電解水の吐出を維持することができる。
の発明の実施の形態を説明する。まず、図2は電解水供
給装置の外観を示す正面図で、本体1の上部に図示しな
い水道蛇口から水道水を取り込む給水口2が設けられ、
下部には生成したアルカリ性水及び酸性水の一方を取り
出す吐水口3及び他方を排水として排出する排水口4が
設けられている。そして、本体1の前面には、イオン水
の吐出を開始させる吐水開始スイッチ5、吐水を終了さ
せる吐水終了スイッチ6、各種の情報を表示する表示部
7などが配置されている。
すものである。図3において、注水口2から入った水道
水は矢印Aで示すように上水弁(電磁弁)8、図示しな
い水フィルタ及び流量計9を通して電解槽10に入る。
同時に、食塩水タンク11に貯留された食塩水は食塩水
ポンプ12により矢印Bで示すように電解槽10に送ら
れ、その入口で水道水と合流する。電解槽10内には電
極13,14が設置されており、食塩水が注入された水
道水は電源15から極性切換回路16を介して電極1
3,14に印加された直流電圧により電気分解され、マ
イナス電極13付近にはアルカリ性水が、またプラス電
極14付近には酸性水が生成する。2つの三方弁17及
び18は各電極13,14付近のイオン水を矢印Cで示
すように吐水口3に流すか、矢印Dで示すように排水口
4に流すかを切り換えるもので、待機中は両方とも排水
口4側に切り換えられているが、イオン水生成中は一方
は吐水口3側に切り換えられ、他方は排水口4側に切り
換えられる。食塩水ポンプ12は一定回転数で運転さ
れ、一定流量で食塩水を吐出する。
図で、マイクロコンピュータからなる制御部19は制御
プログラムを格納したROM20及び制御データを一時
記憶するRAM21を備え、また図示しないがタイマを
内蔵している。制御部19は待機状態において、吐水開
始スイッチ5及び吐水終了スイッチ6からの信号を受け
付け、流量計9により測定された水道水の流量に基づい
て上水弁8、食塩水ポンプ12及び電源15をそれぞれ
オンオフ制御する。また、電極洗浄の時期が到来したと
判断すると、例えば5分間電極洗浄を行う。この電極洗
浄は、極性切換回路16を切り換えて電極13,14に
対する印加電圧の極性を反転するとともに、2つの三方
弁17,18をいずれも排水口4側に切り換えて電解槽
10に供給される水道水の電気分解を行い、生じたイオ
ン水はすべて排水口4から排出する。
チャートである。図4において、制御部19は吐水開始
スイッチ5からの入力の有無を常時チェックし(S
1)、入力があれば上水弁8を開き(S2)、食塩水ポ
ンプ12を始動させる(S3)。水道水の流量は流量計
9で検出され(S4)、制御部19に入力される。そこ
で、制御部19は検出された水道水の流量がRAM21
に設定された規定流量の範囲内、つまり流量の上限値
(例えば10リットル/分)と下限値(例えば2リット
ル/分)との間にあるかをチェックし(S5)、規定流
量範囲内にあれば電極13,14に電圧を印加して電気
分解を開始し(S6)、同時に三方弁17,18の一方
を吐水口側3に切り換える(S7)。今の場合、電極1
3側に酸性水が生成し、電極14側にアルカリ性水が生
成するので、例えば酸性水を利用する場合には三方弁1
7を吐水口側3に切り換える。その後、吐水終了スイッ
チ6からの入力があれば(S8)、上水弁8を閉じ(S
9)、食塩水ポンプ12を停止し(S10)、電気分解
を停止するとともに(S11)、三方弁17を排水口4
側に切り換えて運転を終了する。
量が規定範囲内でなければ、タイマをスタートさせ(S
13)、一定時間、例えば5秒間の経過を待ち(S1
4)、流量が規定範囲内になるかをS5に戻ってチェッ
クする。その間、電解槽10から吐出される水はすべて
排水口4から排出される。そして、5秒経過前に流量が
規定範囲内となれば(S5のY)、S7に移るが、流量
が規定範囲外のままで5秒経過すれば(S14のY)、
タイマをリセットし(S15)、上水弁8を閉じ(S1
6)、食塩水ポンプ12を停止し(S17)、表示部7
に水道水の流量が多すぎる、あるいは少なすぎる旨の警
報を表示して運転を終了する(S18)。なお、表示部
7の警報は、例えば次回の吐水開始スイッチ5のONに
よりリセットされる。
フローチャートである。図5において、水道水の流量が
規定範囲内(S5のY)のときの制御(S6〜S12)
は図4と同じであるが、規定範囲外(S5のN)のとき
は電流値を通常と変えて電気分解する点が相違している
(S6’)。すなわち、流量が規定範囲内(例えば2〜
10リットル/分)であれば通常電流(例えば6A)で
電気分解するが(S6)、流量が上限値を超えれば例え
ば電流を10Aにして電気分解し、また下限値に達しな
ければ例えば5Aにして電気分解する。
量が規定範囲内にないときは吐出水をすべて排水するこ
とにより、品質の悪い電解水の吐出を回避することがで
きるとともに、その場合には電気分解を行わないことに
より無駄な電力消費を防ぐことができ、また排水中であ
ることを表示から知ることができる。そして、流量が規
定範囲内になれば電解水の吐出を開始するようにするこ
とにより、使い勝手が向上するとともに、一定時間が経
過しても流量が規定範囲内にならないときは、電解槽へ
の水の供給を停止することにより水道水の無駄な消費を
抑えることができる。一方、水の流量が規定範囲外のと
きは、通常時と異なる電流値で電気分解を行うことによ
り、電解水の吐出を確保しながらその品質を適正に維持
することができる。
制御ブロック図である。
外観を示す正面図である。
チャートである。
フローチャートである。
Claims (6)
- 【請求項1】電極を設置した電解槽に電解助剤を添加し
た水道水を供給しながら前記電極に直流電圧を印加し、
前記電解槽内の水を電気分解してイオン水を連続的に生
成する電解水供給装置において、 水道水の流量を検出する手段と、前記流量の上限値又は
下限値を記憶する手段と、検出された前記流量と前記上
限値又は下限値とを比較し、前記流量が前記上限値を超
えているとき又は前記下限値に達しないときは、前記電
解槽から吐出される水をすべて排水する制御手段とを設
けたことを特徴とする電解水供給装置。 - 【請求項2】排水中であることを表示する手段を設けた
ことを特徴とする請求項1記載の電解水供給装置。 - 【請求項3】前記流量が前記上限値以下又は前記下限値
以上になれば電解水の吐出を開始するようにしたことを
特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電解水供給装
置。 - 【請求項4】一定時間が経過しても前記流量が前記上限
値以下又は前記下限値以上にならないときは、前記電解
槽への水の供給を停止するようにしたことを特徴とする
請求項1〜請求項3のいずれかに記載の電解水供給装
置。 - 【請求項5】排水中は電気分解を停止するようにしたこ
とを特徴とする請求項1記載の電解水供給装置。 - 【請求項6】電極を設置した電解槽に食塩水を添加した
水道水を供給しながら前記電極に直流電圧を印加し、前
記電解槽内の水を電気分解してイオン水を連続的に生成
する電解水供給装置において、 水道水の流量を検出する手段と、前記流量の上限値又は
下限値を記憶する手段と、検出された前記流量と前記上
限値又は下限値とを比較し、前記流量が前記上限値を超
えているとき又は前記下限値に達しないときは、通常時
と異なる電流値で電気分解を行う制御手段とを設けたこ
とを特徴とする電解水供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22974999A JP3975383B2 (ja) | 1999-08-16 | 1999-08-16 | 電解水供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22974999A JP3975383B2 (ja) | 1999-08-16 | 1999-08-16 | 電解水供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001047047A true JP2001047047A (ja) | 2001-02-20 |
JP3975383B2 JP3975383B2 (ja) | 2007-09-12 |
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ID=16897093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22974999A Expired - Fee Related JP3975383B2 (ja) | 1999-08-16 | 1999-08-16 | 電解水供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3975383B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7348988B1 (ja) | 2022-05-11 | 2023-09-21 | 株式会社日本トリム | 電解水生成装置及び水処理装置 |
-
1999
- 1999-08-16 JP JP22974999A patent/JP3975383B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7348988B1 (ja) | 2022-05-11 | 2023-09-21 | 株式会社日本トリム | 電解水生成装置及び水処理装置 |
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