JP2001042967A - マイクロコンピュータ - Google Patents

マイクロコンピュータ

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JP2001042967A
JP2001042967A JP11212450A JP21245099A JP2001042967A JP 2001042967 A JP2001042967 A JP 2001042967A JP 11212450 A JP11212450 A JP 11212450A JP 21245099 A JP21245099 A JP 21245099A JP 2001042967 A JP2001042967 A JP 2001042967A
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JP
Japan
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signal
clock signal
circuit
clock
switching
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JP11212450A
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English (en)
Inventor
Takafumi Morikawa
貴文 森川
Katsunobu Hongo
勝信 本郷
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラグに基づいて複数の源振クロック信号の
うちから1つを選択する従来のクロック切替機能を備え
たマイクロコンピュータでは、中央処理装置の暴走時の
フラグ誤書換えに基づくフリーズを防止することができ
ないなどの課題があった。 【解決手段】 メインクロック信号が出力されない場合
にはトグルカウンタ23の出力に基づいて、切替スイッ
チ17の選択を決定付ける第二メモリビット26への書
き込みができないようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は2系統の源振クロ
ック信号を択一的に選択してシステムクロック信号を生
成して動作するマイクロコンピュータに係り、特に、中
央処理装置の暴走などにより未発振状態の系統に切り替
えてしまい、これによりマイクロコンピュータがフリー
ズしてしまうことを防止するための改良に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図9は特開平7−6155号公報に開示
された従来のマイクロコンピュータにおけるクロック生
成回路およびその周辺部の構成を示す詳細なブロック図
である。図において、2はそれぞれメインクロック入力
端子、3はそれぞれサブクロック入力端子、37はこれ
らメインクロック入力端子2あるいはサブクロック入力
端子3に入力される源振クロック信号に基づいてシステ
ムクロック信号を出力するクロック生成回路である。
【0003】クロック生成回路37において、38はメ
インクロック入力端子2が接続され、メインクロック信
号を出力するメインクロック信号出力回路、39はサブ
クロック入力端子3が接続され、サブクロック信号を出
力するサブクロック信号出力回路、40はメインクロッ
ク信号およびサブクロック信号が入力され、このうちの
一方を選択してシステムクロック信号として出力する切
替スイッチ、41はこの切替スイッチ40へ切替信号を
出力するクロック切替フラグ、42はサブクロック信号
出力回路39からのサブクロック信号の出力を制御する
発振制御フラグ、43は図示外の中央処理装置がこれら
クロック切替フラグ41や発振制御フラグ42などにア
クセスする際に使用するシステムバスである。
【0004】次に動作について説明する。電源投入直後
には、切替スイッチ40はメインクロック信号を選択
し、これをシステムクロック信号として中央処理装置な
どに出力する。そして、このシステムクロック信号に基
づいて動作する中央処理装置がクロック切替フラグ41
や発振制御フラグ42などにアクセスすると、サブクロ
ック信号出力回路39はサブクロック信号の出力を開始
し、切替スイッチ40はこのサブクロック信号を選択
し、これをシステムクロック信号として出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のマイクロコンピ
ュータは以上のように構成されているので、中央処理装
置が暴走した場合、クロック信号の切替を設定するクロ
ック切替フラグ41や発振制御フラグ42などが誤って
書き換えられてしまう可能性があり、サブクロック入力
端子3に接続された図示外の外部発振器などの発振異常
などに起因してサブクロック信号が出力されていない状
態でこのような書換えが行われてしまうと、システムク
ロック信号が停止してしまうこととなり、その結果、マ
イクロコンピュータ自体をリセットしなければ復帰させ
ることができなくなってしまうなどの課題があった。
【0006】なお、上記公報においてもこの未発振状態
のクロック信号出力回路への誤った切替を防止するため
の改良技術が開示されている。図10はこのような従来
の他のマイクロコンピュータの構成を示すブロック図で
ある。図において、44はメインクロック信号に基づい
てカウントし、所定のカウント値になったらタイムアウ
ト信号をクロック切替フラグ41や発振制御フラグ42
へ出力するタイマ、45は中央処理装置のアクセスに応
じてこのタイマ44をリセットするタイマリセットフラ
グである。
【0007】次に動作について説明する。中央処理装置
がクロック切替フラグ41や発振制御フラグ42などと
ともにタイマリセットフラグ45にもアクセスすると、
タイマ44はメインクロック信号に基づいてカウントを
開始し、切替スイッチ40はサブクロック信号をシステ
ムクロック信号として出力するように切り替わる。ここ
で適切にサブクロック信号をシステムクロック信号とし
て出力される場合には中央処理装置は動作しているの
で、上記タイマリセットフラグ45にアクセスし、タイ
ムアウト信号がクロック切替フラグ41や発振制御フラ
グ42へ出力されないようにすることができ、これによ
りサブクロック信号をシステムクロック信号として出力
し続けることができる。逆に、サブクロック信号出力回
路39からサブクロック信号が出力されない場合には、
中央処理装置は停止し、タイマリセットフラグ45にア
クセスもなされないので、タイマ44からタイムアウト
信号が出力され、クロック切替フラグ41や発振制御フ
ラグ42がリセットされ、切替スイッチ40は再びメイ
ンクロック信号を選択し、これをシステムクロック信号
として出力する。これにより、未発振状態のサブクロッ
ク信号出力回路39への誤った切替状態にロックされて
しまうことを防止することができる。
【0008】しかしながら、この従来の対策では、シス
テムクロック信号の元をサブクロック信号に切り替えた
後、もう一方のメインクロック信号を用いて時間を計測
し、所定の時間が経過してもタイマ44がリセットされ
ない場合にはそのもう一方のメインクロック信号に戻す
ことで、未発振状態のサブクロック信号出力回路39へ
の誤った切替を防止するものであり、一時的にせよこの
タイマ44のリセット期間においてはシステムクロック
信号が停止してしまうことになり、このマイクロコンピ
ュータを用いたシステムの動作状態が不安定となってし
まう期間が発生してしまう。
【0009】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、システムクロック信号を停止
させることなく、未発振状態のクロック信号出力回路へ
の誤った切替を防止し、これによりシステムの動作状態
を不安定にさせてしまうことがないマイクロコンピュー
タを得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係るマイクロ
コンピュータは、第一クロック信号を出力する第一クロ
ック信号出力回路と、第二クロック信号を出力する第二
クロック信号出力回路と、上記第一クロック信号および
上記第二クロック信号が入力され、初期状態においては
第一クロック信号を選択してシステムクロック信号とし
て出力する切替スイッチと、当該切替スイッチへ切替指
示信号を入力させる中央処理装置と、上記第二クロック
信号のクロック数をカウントし、所定のカウント値とな
ったら切替許可信号を出力するカウント回路と、当該切
替許可信号が入力されたら上記切替指示信号に基づいて
上記切替スイッチに対して選択するクロック信号を切替
させる切替信号を出力する切替信号生成回路とを備える
ものである。
【0011】この発明に係るマイクロコンピュータは、
第二クロック信号出力回路が、中央処理装置により書き
込まれたデータに応じて発振許可信号を出力するデータ
保持回路と、外部発振器が接続される一対のクロック入
力端子と、この一対のクロック入力端子の間に配設さ
れ、上記発振許可信号が入力された場合にはこれら一対
のクロック入力端子の間に上記外部発振器が発振可能な
状態を生成する発振許可回路とを備え、この一対のクロ
ック入力端子のうちの一方を第二クロック信号として出
力するとともに、カウント回路が、上記発振許可信号が
入力されたら第二クロック信号のクロック数のカウント
を開始するものである。
【0012】この発明に係るマイクロコンピュータは、
カウント回路が第二クロック信号に基づいて許可信号を
出力するまでの期間は、当該第二クロック信号の発振安
定期間よりも長い期間であるものである。
【0013】この発明に係るマイクロコンピュータは、
切替許可信号が入力され、中央処理装置のアクセスに応
じてそのアクセス時点での切替許可信号に応じた値を出
力するモニタリング回路を設けたものである。
【0014】この発明に係るマイクロコンピュータは、
カウント回路が、第二クロック信号の所定のカウント値
毎にオーバフロー信号を出力するトグルカウンタと、発
振許可信号でリセットされ、このオーバフロー信号でセ
ットされるSRフリップフロップとを備え、このSRフ
リップフロップの出力を切替許可信号とするとともに、
上記オーバフロー信号に基づいて時間を計測する内蔵タ
イマを設けたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるマ
イクロコンピュータおよびその周辺部の構成を示すブロ
ック図である。図において、1はマイクロコンピュー
タ、2はそれぞれメインクロック入力端子(第一クロッ
ク信号出力回路)、3はそれぞれサブクロック入力端子
(クロック入力端子、第二クロック信号出力回路)、4
はこれらメインクロック入力端子2あるいはサブクロッ
ク入力端子3に入力される源振クロック信号に基づいて
システムクロック信号を出力するクロック生成回路であ
る。また、5は中央処理装置、6はこの中央処理装置5
のプログラムなどが記憶される読出専用メモリ、7はこ
の中央処理装置5のワークエリアなどとなるランダムア
クセスメモリ、8はマイクロコンピュータに内蔵された
内蔵タイマなどの周辺回路、9はこの周辺回路8からの
割込要求などに応じて中央処理装置5に対して割込信号
を出力する割込回路、10はこれら中央処理装置5とク
ロック生成回路4などとを接続するシステムバス、11
は上記システムクロック信号を中央処理装置5などに供
給するシステムクロック信号線、12はシステムバス1
0と外部の機器とを接続するバスインタフェースであ
る。
【0016】また、13は一対のメインクロック入力端
子2に接続されたメイン水晶発振器、14は一対のサブ
クロック入力端子3に接続されたサブ水晶発振器であ
る。
【0017】図2はこの発明の実施の形態1によるクロ
ック生成回路4およびその周辺部の構成を示す詳細なブ
ロック図である。図において、15は一方のメインクロ
ック入力端子2が入力されるとともに他方のメインクロ
ック入力端子2へ反転論理積値を出力するメイン反転論
理積回路(第一クロック信号出力回路)、16は一方の
サブクロック入力端子3が入力されるとともに他方のサ
ブクロック入力端子3へ反転論理積値を出力するサブ反
転論理積回路(発振許可回路、第二クロック信号出力回
路)、17はこれら2つの反転論理積回路15,16の
出力が入力され、初期状態においてはメインクロック信
号を選択してシステムクロック信号として出力する切替
スイッチである。なお、メイン反転論理積回路15の出
力をメインクロック信号(第一クロック信号)、サブ反
転論理積回路16の出力をサブクロック信号(第二クロ
ック信号)とする。
【0018】18はシステムバス10に所定のアドレス
が設定されるとハイレベルのデコード信号を出力するア
ドレスデコーダ(第二クロック信号出力回路)、19は
中央処理装置5が制御するリード/ライト制御信号線、
20はこのデコード信号およびリードライト制御信号が
入力され、これらがともにハイレベルであるとハイレベ
ルの第一論理積信号を出力する第一論理積回路(第二ク
ロック信号出力回路)、21はこの第一論理積信号がハ
イレベルであると「1」が書き込まれる第一メモリビッ
ト(データ保持回路、第二クロック信号出力回路)、2
2はこの第一メモリビット21の値が「1」であるとハ
イレベルとなる発振許可信号用の信号線であり、この発
振許可信号はサブ反転論理積回路16の他方の入力端子
に入力される。従って、中央処理装置5が第一論理積回
路20のアドレスを指定してライトアクセスをすると、
これに応じて第一メモリビット21に「1」が書き込ま
れ、発振許可信号がハイレベルにドライブされ、これに
より一方のサブクロック入力端子3の入力レベルに応じ
て他方のサブクロック入力端子3は逆位相で変化し、こ
れによりサブ水晶発振器14の発振周波数でサブクロッ
ク信号が出力されるようになる。
【0019】23はサブクロック信号がクロック信号と
して、且つ発振許可信号がリセット信号として入力さ
れ、リセット信号ネゲート後にクロック信号に基づいて
カウントアップし、所定のカウント値毎にオーバフロー
信号を出力する動作を繰り返すトグルカウンタ(カウン
ト回路)、24はオーバフロー信号がセット信号とし
て、且つ発振許可信号がリセット信号として入力され、
発振許可信号でリセットされ、オーバフロー信号でセッ
トされるSRフリップフロップ(カウント回路)であ
る。なお、このSRフリップフロップ24の出力を切替
許可信号とする。従って、発振許可信号がローレベルの
ネゲート状態ではトグルカウンタ23およびSRフリッ
プフロップ24はともにリセットされて、ローレベルの
切替許可信号が出力され、発振許可信号がハイレベルの
アサート状態になるとトグルカウンタ23はサブクロッ
ク信号に基づいてカウントアップし、所定のカウント値
になるたびにオーバフロー信号を出力する動作を繰り返
す。また、最初のオーバフロー信号でSRフリップフロ
ップ24はセットされ、これにより切替許可信号はハイ
レベルにドライブされる。なお、上記トグルカウンタ2
2は例えば分周回路などで構成することができ、この場
合上記所定のカウント値は例えば入力の数十サイクル程
度で出力が切り替わる程度のものを用いれば良い。
【0020】25はこの切替許可信号とともにデコード
信号およびリード/ライト制御信号が入力され、この3
入力がすべてハイレベルである場合にハイレベルの第二
論理積信号を出力する第二論理積回路(切替信号生成回
路)、26はこの第二論理積信号がハイレベルであると
「1」が書き込まれる第二メモリビット(切替信号生成
回路)であり、27はこの第二メモリビット26の値が
「1」であるとハイレベルとなる切替信号用の信号線で
あり、切替スイッチ17はこの切替信号がハイレベルで
あると、サブクロック信号を選択してシステムクロック
信号として出力する。
【0021】28は第二論理積信号がハイレベルである
と「1」が書き込まれる第三メモリビット(第一クロッ
ク信号出力回路)、29はこの第三メモリビット28の
値が「1」であるとハイレベルとなる停止指示信号用の
信号線(第一クロック信号出力回路)、30はこの停止
指示信号を反転させてメイン反転論理積回路15の他方
の入力端子に出力するインバータ(第一クロック信号出
力回路)である。従って、第三メモリビット28の値が
「0」である場合には、停止指示信号用の信号線29は
ローレベルであり、メイン反転論理積回路15の他方の
入力端子にはハイレベルが入力され、一方のメインクロ
ック入力端子2の入力レベルに応じて他方のメインクロ
ック入力端子2は逆位相で変化し、これによりメイン水
晶発振器13の発振周波数でメインクロック信号が出力
される。また、第二論理積信号がハイレベルにドライブ
されて、この第三メモリビット28の値が「1」に書き
換えられると、停止指示信号用の信号線29はハイレベ
ルに変化し、メイン反転論理積回路15の他方の入力端
子にはローレベルが入力されるので、メイン水晶発振器
13の発振は停止され、メインクロック信号の出力も停
止される。
【0022】次に動作について説明する。第一メモリビ
ット21、第二メモリビット26および第三メモリビッ
ト28が「0」にリセットされた状態でマイクロコンピ
ュータのリセットが解除されると、中央処理装置5は読
出専用メモリ6中の所定のアドレスからプログラムの読
み出しを開始し、マイクロコンピュータの初期化処理を
実施する。また、この時、第一メモリビット21に
「0」が記憶されているのでサブクロック発振器14の
発振およびトグルカウンタ23のカウントアップは停止
し、第二メモリビット26および第三メモリビット28
にともに「0」が記憶されているので、メインクロック
発振器13は発振し、切替スイッチ17からはこのメイ
ンクロック発振器13のメインクロック信号がシステム
クロック信号として出力され、このシステムクロック信
号に基づいて中央処理装置5はランダムアクセスメモリ
7の初期化などの各種の初期化処理を実施する。また、
初期化が終了したら周辺回路8からの割込みを受けつ
つ、所定のマイコン制御プログラムに従って各種の演算
制御を実施する。
【0023】そして、この初期化処理などにおいて中央
処理装置5による第一論理積回路20のアドレスを指定
したライトアクセスがなされると、第一メモリビット2
1の値が「1」に変り、発振許可信号がハイレベルにド
ライブされる。従って、一方のサブクロック入力端子3
の入力レベルに応じて他方のサブクロック入力端子3は
逆位相で変化するようになり、サブクロック発振器13
はサブクロック信号を生成する。
【0024】このようにサブクロック信号が正常に出力
されると、トグルカウンタ23はこのサブクロック信号
に基づいてカウントアップし、所定のカウント値になっ
たら最初のオーバフロー信号を出力し、SRフリップフ
ロップ24がセットされ、切替許可信号がハイレベルに
ドライブされる。そして、この間中央処理装置5は上記
ライトアクセスを継続し、第二メモリビット26および
第三メモリビット28の値が「1」に書き換えられ、切
替信号がハイレベルにドライブされ、切替スイッチ17
はサブクロック信号を選択し、これをシステムクロック
信号として出力し、中央処理装置5はこのシステムクロ
ック信号に基づいて引き続き初期化処理などを実施す
る。
【0025】なお、サブクロック信号が正常に出力され
ない場合には、トグルカウンタ23はこのサブクロック
信号に基づいてカウントアップしないので、第二メモリ
ビット26および第三メモリビット28の値は「0」の
ままであり、切替スイッチ17はメインクロック信号に
基づくシステムクロック信号を出力し、中央処理装置5
はこのシステムクロック信号に基づいて引き続き初期化
処理などを実施する。
【0026】また、このような切替の後、第二メモリビ
ット26、第三メモリビット28、第一メモリビット2
1の順番でその値を「0」に戻すことで、メインクロッ
ク発振器13を再度発振させ、メインクロック信号に基
づくシステムクロック信号を出力することができる。
【0027】図3はこの発明の実施の形態1によるクロ
ック生成回路4において、サブクロック信号が正常に出
力される場合の動作を示すタイミングチャートである。
図4はこの発明の実施の形態1によるクロック生成回路
4において、サブクロック信号が正常に出力されない場
合の動作を示すタイミングチャートである。これらの図
において、(a)は第一メモリビット21の値に応じて
出力される発振許可信号、(b)は第二メモリビット2
6の値に応じて出力される切替信号、(c)は第三メモ
リビット28の値に応じて出力される停止指示信号、
(d)はサブクロック信号、(e)はオーバフロー信
号、(f)はSRフリップフロップ24から出力される
切替許可信号、(g)は切替スイッチ17により選択さ
れ、システムクロック信号の源振クロック信号である。
【0028】そして、T1のタイミングでリセットが解
除された後、T2のタイミングで第一論理積回路20の
アドレスを指定したライトアクセスがなされると、図3
に示すように正常である場合には、発振許可信号がハイ
レベルに変化してサブクロック信号が出力される。そし
て、このサブクロック信号の所定のクロック数をカウン
トするとT3のタイミングでトグルカウンタ23から最
初のオーバフロー信号が出力され、これに応じて切替許
可信号がハイレベルにドライブされ、更にT4のタイミ
ングで切替信号がハイレベルにドライブされ、これによ
りシステムクロック信号の源振クロック信号がメインク
ロック信号からサブクロック信号に変更される。また、
切替許可信号がハイレベルにドライブされたことを受け
て、T5のタイミングで停止指示信号もハイレベルにド
ライブされ、これによりメインクロック信号の発振は停
止される。
【0029】逆に、サブクロック信号からメインクロッ
ク信号に切り替える場合には、最初に第三メモリビット
28を「0」にクリアして、停止指示信号をローレベル
にドライブし、これによりメインクロック信号を発振さ
せる(T6)。次に、このメインクロック信号の安定期
間の後に第二メモリビット26を「0」にクリアして、
切替信号をローレベルにドライブし、システムクロック
信号の源振クロック信号をサブクロック信号からメイン
クロック信号に戻す(T7)。最後に、第一メモリビッ
ト21を「0」にクリアして、発振許可信号をローレベ
ルにドライブし、サブクロック信号の発振を停止させる
(T8)。なお、このように発振許可信号がローレベル
にドライブされることで、トグルカウンタ23およびS
Rフリップフロップ24もリセットされた状態に保持さ
れ、切替許可信号がローレベルに保持されるので、再び
サブクロック信号が発振しなければサブクロック信号へ
の切替を実施することができないようにすることができ
る。
【0030】また、図4に示すように、T2のタイミン
グで第一論理積回路20のアドレスを指定したライトア
クセスがなされ、発振許可信号がハイレベルに変化して
も、サブクロック信号が出力されない場合には、トグル
カウンタ23およびSRフリップフロップ24の出力は
ローレベルのまま保持され、切替許可信号もローレベル
に保持される。従って、第二メモリビット26および第
三メモリビット28の値は「0」のままであり、これに
よりシステムクロック信号の源振クロック信号がメイン
クロック信号から未発振のサブクロック信号に変更され
てしまうことはない。
【0031】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、メインクロック入力端子2から入力されるメインク
ロック信号およびサブクロック入力端子3から入力され
るサブクロック信号が入力され、初期状態においてはメ
インクロック信号を選択してシステムクロック信号とし
て出力する切替スイッチ17と、当該切替スイッチ17
へ切替指示信号を入力させる中央処理装置5と、サブク
ロック信号のクロック数をカウントするトグルカウンタ
23およびこれに接続されたSRフリップフロップ24
を用いて、所定のカウント値となったら切替許可信号を
出力するカウント回路と、当該切替許可信号および上記
切替指示信号が入力される第二論理積回路25およびこ
れを保持して切替信号として出力する第二メモリビット
26からなる切替信号生成回路とを備えるので、中央処
理装置5が暴走して切替スイッチ17へ切替指示信号を
入力させたとしても、サブクロック信号がサブクロック
入力端子3,3から入力されない場合にはトグルカウン
タ23のカウント値はカウントアップされず、SRフリ
ップフロップ24から切替許可信号が出力されることは
ないので、切替スイッチ17がサブクロック信号を選択
してしまうような状態となることはない。
【0032】従って、メインクロック信号に基づいてシ
ステムクロック信号を継続的に出力することができるの
で、マイクロコンピュータ自体をリセットすることなく
復旧させることができ、しかも、このマイクロコンピュ
ータを用いたシステムの動作状態が一時的にでも不安定
となってしまうこともない効果がある。
【0033】この実施の形態1によれば、アドレスデコ
ーダ18の出力とリード/ライト制御信号とが入力され
る第一論理積回路20と、この出力を保持して発振許可
信号を出力する第一メモリビット21と、一対のサブク
ロック入力端子3,3と、この一対のサブクロック入力
端子3,3の間に配設され、上記発振許可信号が入力さ
れた場合にはこれら一対のサブクロック入力端子3,3
の間にサブクロック発振器14が発振可能な状態を生成
するサブ反転論理積回路16とでサブクロック信号を生
成して出力するとともに、上記発振許可信号がリセット
信号として入力されるトグルカウンタ23で当該サブク
ロック信号のクロック数をカウントし、このトグルカウ
ンタ23の出力で第二メモリビット26および第三メモ
リビット28への書込みを許可するようにしているの
で、中央処理装置5は第一論理積回路20のアドレスを
指定したライトアクセスを行うだけで、サブクロック信
号に基づくシステムクロック信号を出力することができ
る効果がある。
【0034】実施の形態2.図5はこの発明の実施の形
態2によるクロック生成回路4およびその周辺部の構成
を示す詳細なブロック図である。図において、31はサ
ブクロック信号がクロック信号として、且つ発振許可信
号がリセット信号として入力され、リセット信号ネゲー
ト後にクロック信号に基づいてカウントアップし、第二
クロック信号の発振安定期間よりも長い期間となるカウ
ント値毎にオーバフロー信号を出力する動作を繰り返す
トグルカウンタ(カウント回路)である。これ以外の構
成は実施の形態1と同様であり説明を省略する。
【0035】次に動作について説明する。中央処理装置
5が第一論理積回路20のアドレスを指定したライトア
クセスに応じて発振許可信号がハイレベルにドライブさ
れると、一方のサブクロック入力端子3の入力レベルに
応じて他方のサブクロック入力端子3は逆位相で変化す
るようになり、サブクロック発振器14はサブクロック
信号の生成を開始する。
【0036】この一方で、発振許可信号がハイレベルに
ドライブされると、トグルカウンタ31およびSRフリ
ップフロップ24のリセットがネゲートされ、トグルカ
ウンタ31は上記サブクロック信号に基づいてカウント
アップ動作を開始する。
【0037】そして、このトグルカウンタ31は、第二
クロック信号の発振安定期間よりも長い期間となるカウ
ント値までカウントしたら最初のオーバフロー信号を出
力し、これに応じてSRフリップフロップ24の出力で
ある切替許可信号がハイレベルにドライブされ、第二メ
モリビット26の値が「1」に書き換えられ、切替信号
がハイレベルにドライブされ、切替スイッチ17はサブ
クロック信号を選択してこれをシステムクロック信号と
して出力する。
【0038】図6はこの発明の実施の形態2によるクロ
ック生成回路において、サブクロック信号が正常に出力
される場合の動作を示すタイミングチャートである。図
において、(a)は第一メモリビット21の値に応じて
出力される発振許可信号、(b)は第二メモリビット2
6の値に応じて出力される切替信号、(c)は第三メモ
リビット28の値に応じて出力される停止指示信号、
(d)はサブクロック信号の周波数の変動波形、(e)
はオーバフロー信号、(f)はSRフリップフロップ2
4から出力される切替許可信号である。
【0039】そして、T2のタイミングで第一論理積回
路20のアドレスを指定したライトアクセスがなされる
と、サブクロック信号が正常に立ち上がる場合にはT9
のタイミングでその周波数などの発振状態が安定し、更
にそれよりも後のT3のタイミングにてトグルカウンタ
31からオーバフロー信号が出力される。これ以外の動
作は実施の形態1と同様であり説明を省略する。
【0040】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、トグルカウンタ31がサブクロック信号に基づいて
オーバフロー信号を出力するまでの期間が、当該サブク
ロック信号の発振安定期間よりも長い期間に設定されて
いるので、発振許可信号に応じてサブクロック信号の出
力が開始され、更に当該サブクロック信号が安定してか
らシステムクロック信号を切り替えることができ、シス
テムクロック信号として安定した波形を維持したまま切
り替えることができる効果がある。
【0041】実施の形態3.図7はこの発明の実施の形
態3によるクロック生成回路の一部の構成を示す詳細な
ブロック図である。図において、32は切替許可信号が
入力され、中央処理装置5のアクセスに応じてそのアク
セス時点での切替許可信号に応じた値を出力するモニタ
ビット(モニタリング回路)である。これ以外の構成は
実施の形態2と同様であり説明を省略する。
【0042】次に動作について説明する。中央処理装置
5がモニタビット32にアクセスすると、このモニタビ
ット32はその時の切替許可信号がハイレベルであると
「1」を出力し、切替許可信号がローレベルであると
「0」を出力する。これ以外の動作は実施の形態2と同
様であり説明を省略する。
【0043】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、切替許可信号が入力され、中央処理装置5のアクセ
スに応じてそのアクセス時点での切替許可信号に応じた
値を出力するモニタビット32を設けたので、復帰処理
などにより正常に動作している中央処理装置5ではこの
モニタビット32にアクセスするだけでサブクロック信
号の出力異常や、現在のシステムクロック信号がメイン
クロック信号に基づくものであるかそれともサブクロッ
ク信号に基づくものであるかを容易に把握することがで
きる効果がある。
【0044】実施の形態4.図8はこの発明の実施の形
態4によるクロック生成回路の一部およびその周辺部の
構成を示す詳細なブロック図である。図において、33
は4つの異なる周波数のクロック信号が入力され、その
うちの1つを選択して出力する第一ソースクロックセレ
クタ、34はこの第一ソースクロックセレクタ33の出
力およびトグルカウンタ31のオーバフロー信号が入力
され、一方を選択してソースクロック信号として出力す
る第二ソースクロックセレクタ、35はこの第二ソース
クロックセレクタ34におけるクロック選択を指定する
値が中央処理装置5により書き込まれる選択指定メモリ
ビット、36はソースクロック信号に基づいてソフトウ
ェアなどにより指定されたタイマカウント値毎に割込回
路9に対して割込要求を出力する内蔵タイマである。こ
れ以外の構成は実施の形態2と同様であり説明を省略す
る。
【0045】次に動作について説明する。第一論理積回
路20のアドレスを指定したライトアクセスに応じてサ
ブクロック信号が出力されると、トグルカウンタ31
は、このサブクロック信号のクロック数をカウントして
所定のカウント値毎にオーバフロー信号を出力する。そ
して、この時、選択指定メモリビット35に「1」が書
き込まれていると、第二ソースクロックセレクタ34は
このオーバフロー信号をソースクロック信号として出力
し、内蔵タイマ36はこのソースクロック信号とソフト
ウェアなどにより指定されたタイマカウント値とに基づ
いて、所定の時間間隔毎に割込回路9に対して割込要求
を出力する。
【0046】なお、選択指定ビット35に「0」が書き
込まれている場合には、第二ソースクロックセレクタ3
4は第一ソースクロックセレクタ33が4つの異なる周
波数のクロック信号のうちから選択したクロック信号を
ソースクロック信号として出力し、内蔵タイマ36はこ
のソースクロック信号とソフトウェアなどにより指定さ
れたタイマカウント値とに基づいて、所定の時間間隔毎
に割込回路9に対して割込要求を出力する。
【0047】そして、例えば、サブクロック信号の発振
周波数を「32.768kHz」、トグルカウンタの分
周比を32(=オーバフロー信号の出力周期/サブクロ
ック信号の周期)に設定するとともに、内蔵タイマ36
のカウント値を「3FFH 」とすることで1秒毎に上記
割込要求を出力することができ、内蔵タイマ36のカウ
ント値を「EFFFH 」とすることで1分毎に上記割込
要求を出力することができ、この内蔵タイマ36で時間
や時刻を計測することができる。
【0048】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、サブクロック信号の所定のカウント値毎にオーバフ
ロー信号を出力するトグルカウンタ31の出力を内蔵タ
イマ36に入力可能に構成したので、これを時計用プリ
スケーラとして用いて構成を簡素化することができる効
果がある。
【0049】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、第一
クロック信号を出力する第一クロック信号出力回路と、
第二クロック信号を出力する第二クロック信号出力回路
と、上記第一クロック信号および上記第二クロック信号
が入力され、初期状態においては第一クロック信号を選
択してシステムクロック信号として出力する切替スイッ
チと、当該切替スイッチへ切替指示信号を入力させる中
央処理装置と、上記第二クロック信号のクロック数をカ
ウントし、所定のカウント値となったら切替許可信号を
出力するカウント回路と、当該切替許可信号が入力され
たら上記切替指示信号に基づいて上記切替スイッチに対
して選択するクロック信号を切替させる切替信号を出力
する切替信号生成回路とを備えるので、中央処理装置が
暴走して切替スイッチへ切替指示信号を入力させたとし
ても、第二クロック信号出力回路から第二クロック信号
が出力されていない場合にはカウント回路のカウント値
はカウントアップされず、カウント回路から切替許可信
号が出力されることはないので、切替信号生成回路の切
替信号に基づいて切替スイッチが第二クロック信号を選
択してしまうような状態となることはない。
【0050】従って、第一クロック信号に基づいてシス
テムクロック信号を継続的に出力することができるの
で、マイクロコンピュータ自体をリセットすることなく
復旧させることができ、しかも、このマイクロコンピュ
ータを用いたシステムの動作状態が一時的にでも不安定
となってしまうこともない効果がある。
【0051】この発明によれば、第二クロック信号出力
回路が、中央処理装置により書き込まれたデータに応じ
て発振許可信号を出力するデータ保持回路と、外部発振
器が接続される一対のクロック入力端子と、この一対の
クロック入力端子の間に配設され、上記発振許可信号が
入力された場合にはこれら一対のクロック入力端子の間
に上記外部発振器が発振可能な状態を生成する発振許可
回路とを備え、この一対のクロック入力端子のうちの一
方を第二クロック信号として出力するとともに、カウン
ト回路が、上記発振許可信号が入力されたら第二クロッ
ク信号のクロック数のカウントを開始するので、中央処
理装置はデータ保持回路にデータを書き込む処理を実施
するだけで、所定のカウント値に基づいて所望のタイミ
ングで第二クロック信号が選択され、これにより切替ス
イッチから第二クロック信号に基づくシステムクロック
信号を出力することができる効果がある。
【0052】この発明によれば、カウント回路が第二ク
ロック信号に基づいて許可信号を出力するまでの期間
は、当該第二クロック信号の発振安定期間よりも長い期
間であるので、例えば発振許可信号に応じて第二クロッ
ク信号の出力が開始され、更に当該第二クロック信号が
安定してから第二クロック信号に切り替えることができ
る効果がある。
【0053】この発明によれば、切替許可信号が入力さ
れ、中央処理装置のアクセスに応じてそのアクセス時点
での切替許可信号に応じた値を出力するモニタリング回
路を設けたので、復帰処理などにより正常に動作してい
る中央処理装置ではこのモニタリング回路にアクセスす
るだけで第二クロック信号の出力異常を把握することが
できる効果がある。
【0054】この発明によれば、カウント回路が、第二
クロック信号の所定のカウント値毎にオーバフロー信号
を出力するトグルカウンタと、発振許可信号でリセット
され、このオーバフロー信号でセットされるSRフリッ
プフロップとを備え、このSRフリップフロップの出力
を切替許可信号とするとともに、上記オーバフロー信号
に基づいて時間を計測する内蔵タイマを設けたので、こ
れを時計用プリスケーラとして用いて構成を簡素化する
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるマイクロコン
ピュータおよびその周辺部の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 この発明の実施の形態1によるクロック生成
回路およびその周辺部の構成を示す詳細なブロック図で
ある。
【図3】 この発明の実施の形態1によるクロック生成
回路において、サブクロック信号が正常に出力される場
合の動作を示すタイミングチャートである。
【図4】 この発明の実施の形態1によるクロック生成
回路において、サブクロック信号が正常に出力されない
場合の動作を示すタイミングチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態2によるクロック生成
回路およびその周辺部の構成を示す詳細なブロック図で
ある。
【図6】 この発明の実施の形態2によるクロック生成
回路において、サブクロック信号が正常に出力される場
合の動作を示すタイミングチャートである。
【図7】 この発明の実施の形態3によるクロック生成
回路の一部の構成を示す詳細なブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態4によるクロック生成
回路の一部およびその周辺部の構成を示す詳細なブロッ
ク図である。
【図9】 従来のマイクロコンピュータにおけるクロッ
ク生成回路およびその周辺部の構成を示す詳細なブロッ
ク図である。
【図10】 従来の他のマイクロコンピュータの構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ、2 メインクロック入力端
子(第一クロック信号出力回路)、3 サブクロック入
力端子(クロック入力端子,第二クロック信号出力回
路)、4 クロック生成回路、5 中央処理装置、6
読出専用メモリ、7 ランダムアクセスメモリ、8 周
辺回路、9 割込回路、10 システムバス、11 シ
ステムクロック信号線、12 バスインタフェース、1
3 メイン水晶発振器、14 サブ水晶発振器、15
メイン反転論理積回路(第一クロック信号出力回路)、
16 サブ反転論理積回路(発振許可回路,第二クロッ
ク信号出力回路)、17 切替スイッチ、18 アドレ
スデコーダ(第二クロック信号出力回路)、19 リー
ド/ライト制御信号線、20 第一論理積回路(第二ク
ロック信号出力回路)、21 第一メモリビット(デー
タ保持回路,第二クロック信号出力回路)、22 発振
許可信号用の信号線、23 トグルカウンタ(カウント
回路)、24 SRフリップフロップ(カウント回
路)、25 第二論理積回路(切替信号生成回路)、2
6 第二メモリビット(切替信号生成回路)、27 切
替信号用の信号線、28 第三メモリビット(第一クロ
ック信号出力回路)、29 停止指示信号用の信号線
(第一クロック信号出力回路)、30インバータ(第一
クロック信号出力回路)、31 トグルカウンタ(カウ
ント回路)、32 モニタビット(モニタリング回
路)、33 第一ソースクロックセレクタ、34 第二
ソースクロックセレクタ、35 選択指定メモリビッ
ト、36 内蔵タイマ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一クロック信号を出力する第一クロッ
    ク信号出力回路と、 第二クロック信号を出力する第二クロック信号出力回路
    と、 上記第一クロック信号および上記第二クロック信号が入
    力され、初期状態においては第一クロック信号を選択し
    てシステムクロック信号として出力する切替スイッチ
    と、 当該切替スイッチへ切替指示信号を入力させる中央処理
    装置と、 上記第二クロック信号のクロック数をカウントし、所定
    のカウント値となったら切替許可信号を出力するカウン
    ト回路と、 当該切替許可信号が入力されたら上記切替指示信号に基
    づいて上記切替スイッチに対して選択するクロック信号
    を切替させる切替信号を出力する切替信号生成回路とを
    備えるマイクロコンピュータ。
  2. 【請求項2】 第二クロック信号出力回路は、 中央処理装置により書き込まれたデータに応じて発振許
    可信号を出力するデータ保持回路と、 外部発振器が接続される一対のクロック入力端子と、 この一対のクロック入力端子の間に配設され、上記発振
    許可信号が入力された場合にはこれら一対のクロック入
    力端子の間に上記外部発振器が発振可能な状態を生成す
    る発振許可回路とを備え、 この一対のクロック入力端子のうちの一方を第二クロッ
    ク信号として出力するとともに、 カウント回路は、上記発振許可信号が入力されたら第二
    クロック信号のクロック数のカウントを開始することを
    特徴とする請求項1記載のマイクロコンピュータ。
  3. 【請求項3】 カウント回路が第二クロック信号に基づ
    いて許可信号を出力するまでの期間は、当該第二クロッ
    ク信号の発振安定期間よりも長い期間であることを特徴
    とする請求項1または請求項2記載のマイクロコンピュ
    ータ。
  4. 【請求項4】 切替許可信号が入力され、中央処理装置
    のアクセスに応じてそのアクセス時点での切替許可信号
    に応じた値を出力するモニタリング回路を設けたことを
    特徴とする請求項1または請求項2記載のマイクロコン
    ピュータ。
  5. 【請求項5】 カウント回路は、 第二クロック信号の所定のカウント値毎にオーバフロー
    信号を出力するトグルカウンタと、 発振許可信号でリセットされ、このオーバフロー信号で
    セットされるSRフリップフロップとを備え、このSR
    フリップフロップの出力を切替許可信号とするととも
    に、 上記オーバフロー信号に基づいて時間を計測する内蔵タ
    イマを設けたことを特徴とする請求項2記載のマイクロ
    コンピュータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003022144A (ja) * 2001-07-09 2003-01-24 Mitsubishi Electric Corp マイクロコンピュータ発振切り替え回路

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