JP2001040321A - ラベルの接着方法 - Google Patents

ラベルの接着方法

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JP2001040321A JP11213537A JP21353799A JP2001040321A JP 2001040321 A JP2001040321 A JP 2001040321A JP 11213537 A JP11213537 A JP 11213537A JP 21353799 A JP21353799 A JP 21353799A JP 2001040321 A JP2001040321 A JP 2001040321A
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L2666/00Composition of polymers characterized by a further compound in the blend, being organic macromolecular compounds, natural resins, waxes or and bituminous materials, non-macromolecular organic substances, inorganic substances or characterized by their function in the composition
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 初期接着性に優れるとともに、ラベルへの塗
布パターン、容易なスクレッパーの調節性、スクレッパ
ーの長寿命化等のいずれか1つの機械適性が改良された
ラベルを容器に接着する方法を提供する。 【解決手段】 (A)カゼイン及び(B)粘度指数調節
剤を含んで成り、粘性指数(TI)が0.5〜0.8で
あるラベル用水性接着剤を用いて、ラベルを容器に接着
する接着方法である。(B)として、ポリ酢酸ビニル、
エチレン−酢酸ビニル共重合体及びアクリル樹脂から選
択される少なくとも1種並びに小麦蛋白質、大豆蛋白
質、変性大豆蛋白質及びデンプン等が好ましい。この方
法は、特に、クロネス等のパレット転写型ロータリーラ
ベラー等に好適であり、トラブルの発生し難い通常使用
される適当なスクレッパーの間隔を用いて、容器にラベ
ルを高速に接着することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器にラベルを高
速度で接着する方法を提供し、この方法は、特に、クロ
ネス等のパレット転写型ロータリーラベラー等に好適に
用いることができる。
【0002】
【従来の技術】ビール、日本酒、乳酸飲料等の容器に入
れられて販売される飲料、食料等の生産が、近年著しく
増加するにつれて、それらの容器に接着されるラベルの
接着方法の高速化が生産性の向上の観点から要求される
ようになってきた。尚、ここで「容器」とは、ガラス、
プラスチック又は金属製等のビン又はボトル等をいい、
「ラベル」とは、例えば、接着剤を塗工する面が紙製又
は紙を含むアルミニウム等の金属製のものをいう。
【0003】ラベルを容器に貼りつけるには、通常、高
速のラベラー(札貼機又はラベル札貼機)を使用する。
ラベラーに使用される接着剤には、種々の性能が要求さ
れるが、特に、接着剤自身の接着力の性能と実際に使用
される高速のラベラーに対する接着剤の機械適性の2種
類の性能が重要である。これらのラベラーに使用される
接着剤として多くの種類の接着剤が開発されてきたが、
これらは通常水溶性の接着剤である。接着剤の初期接着
性は、水分が蒸発又は紙に吸収されることによる粘度の
上昇に依存することが知られている。従って、この初期
接着性は、使用する接着剤に配合する物質の種類及びそ
の量、並びに添加剤の種類及び添加量等によって制御す
ることができる。
【0004】一方、接着剤の機械適性は、上述したよう
に、例えば、クロネス等のパレット転写型ロータリーラ
ベラー等の実際に使用する高速のラベラーに依存し、こ
の機械適性に影響を与える特性として、例えば、接着剤
の粘度、流動特性、安定性、非発泡性、防錆性等の多数
の特性が知られている。そこで接着剤の機械適性につい
て、種々の理論的な検討がなされているが、各特性が相
互に複雑に関連しているために、理論的に最適なラベリ
ングの条件(パラメーター)を見出すことは困難であ
る。従って、実際に使用するラベラーに接着剤を使用し
て、最適なパラメーターを試行錯誤によって見出してい
るのが現実である。
【0005】ところで、カゼイン系の水性接着剤は、耐
水性、アルカリ洗瓶性を兼ね備え、初期接着性に優れ、
比較的高速ラベリング性が良好な接着剤として、クロネ
ス等のパレット転写型ロータリーラベラーに用いられ、
主にガラス容器(例えば、ビール瓶等)にラベルを接着
するために使用されている。その機械適性は、経験的に
最適なパラメーターが見出されており、主に接着剤の粘
度と接着剤の塗布量を調節して使用されている。
【0006】しかし、一般に用いられているカゼイン系
の水性接着剤を用いて、スクレッパーの間隔を通常使用
されている適度の間隔とすると、接着剤をゴムパレット
に転写する量が適切な量より多い量となる。接着剤をゴ
ムパレットに転写する量が適切な量より多い場合、過剰
の接着剤がゴムパレットからはみ出して、ラベラーや容
器等に付着して、接着剤の飛び散り、接着剤の糸曳を発
生するという問題を生ずる。更に、過剰の接着剤がゴム
パレットの溝に詰まり易くなり、ラベリングの終了後の
ラベラーの洗浄作業において、ゴムパレットを洗浄し難
いという問題も生ずる。従って、接着剤をゴムパレット
に転写する量を最適な量まで減少させることが必要であ
る。
【0007】接着剤の塗布量を減少させる方法として、
スクレッパーの間隔を通常使用されている間隔より狭く
する方法が用いられる。スクレッパーの間隔を狭くする
と、スクレッパーの間隔の調節が微妙となるので、接着
剤をゴムパレットに転写する量の微調整が困難となり、
転写量のバラツキを生じ易くなる。このような、狭いス
クレッパーの間隔の調整には、熟練を要するので転写量
のバラツキの調製は容易ではない。更に、このようにス
クレッパーの間隔を狭くした条件でラベリングを長期間
行うと、スクレッパーの先端部に大きな負荷がかかり、
更にまた、発生するラベル紙粉がスクレッパー先端部に
留まるから、スクレッパーの寿命が短くなるという問題
を生ずる。従って、従来のカゼイン系の接着剤を用いる
方法では、ラベルの接着の高速化という問題を解決する
ことができない。
【0008】また、デンプン系の水性接着剤は、ウェト
タックが優れるという長所から、クロネス等のパレット
転写型ロータリーラベラーに用いられ、主にガラス容器
(例えば、ビール瓶等)にラベルを接着するために使用
されている。その機械適性についても、経験的に最適な
パラメーターが見出されており、主に接着剤の粘度と接
着剤の塗布量を調節して使用されている。しかし、デン
プン系の接着剤には、乾燥が遅い、耐水性が劣るという
問題がある。従って、デンプン系の水性接着剤を用いる
方法では、ラベルの接着の高速化という問題を解決する
ことができない。
【0009】従って、例えば、クロネス等のパレット転
写型ロータリーラベラーを用いてラベルを容器に接着す
る接着方法であって、初期接着性に優れるとともに、良
好なラベルへの塗布パターン、容易なスクレッパーの調
節性、スクレッパーの長寿命化等の機械適性に優れた接
着方法が求められている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる課題
を解決するためになされたもので、その課題は、初期接
着性及び機械適性に優れるラベルを容器に接着する接着
方法を提供し、特に、クロネス等のパレット転写型ロー
タリーラベラーに好適な良好なラベルを容器に接着する
接着方法であって、初期接着性に優れるとともに、ラベ
ルへの塗布パターン、容易なスクレッパーの調節性、ス
クレッパーの長寿命化等のいずれか1つの機械適性が改
良された接着方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者は、ラベルを容
器に接着する接着方法について、種々検討を行った結
果、以下に詳細に説明するように、カゼイン系の水性接
着剤について、適切な範囲の粘度指数(thixotropy ind
ex:TI)を有するカゼイン系の水性接着剤は、良好な
初期接着性を維持したまま機械適性を向上することがで
きることを見出し、本発明を完成するにいたったもので
ある。
【0012】尚、本明細書において粘度指数(TI)と
は、トキメック(株)製ブルックフィールド(BH)型
粘度計(商品名)を用い、ローターNo.7を用いて、
30℃において、ローターを毎分20回転の回転速度で
回転させて測定した粘度の値(以下「BH20」とい
う。)とローターを毎分2回転の回転速度で回転させて
測定した粘度の値(以下「BH2」という。)の比(B
H20/BH2)をいう。TIが1に等しい場合は、接
着剤の流動特性は、粘度がせん断速度に依存しないから
ニュートン粘性であり、TIが1より大きい場合は、せ
ん断速度の増加により粘度が増加しているのでダイラタ
ンシー性であり、TIが1より大きい場合は、せん断速
度の増加により粘度が低下しているのでチクソトロピー
性がある。
【0013】通常、カゼイン系の水性接着剤のTIは約
1である。本発明者の検討によると、従来の技術におい
て記載したカゼイン系の水性接着剤を用いる方法の問題
点は、一般的なカゼイン系接着剤がほぼニュートン粘性
を示すことに起因して生ずると考えた。
【0014】従来の技術の欄において記載したように一
般的なカゼイン系の水性接着剤をクロネス等のパレット
転写型ロータリーラベラーに用い、スクレッパーの間隔
を通常使用される適度の間隔として用いると、接着剤が
ゴムパレットに転写する量が最適な量より多くなる。そ
こで、接着剤が転写する量を減らして最適な量とするた
めに、スクレッパーの間隔を狭くすることによって接着
剤の転写量を調節する。このことが、一般的なカゼイン
系の水性接着剤に関する問題を生ずる原因と考えた。即
ち、スクレッパーの間隔を通常使用される適度の間隔の
ままで用いても、接着剤がゴムパレットに転写する量が
適切な量であれば、つまり接着剤の特性を変更すること
によってスクレッパーの間隔を変えることなく、接着剤
が転写する量を減少せしめることができれば、問題は解
決できると考えた。
【0015】本発明者は、上述のような考察から、クロ
ネス等のパレット転写型ロータリーラベラーにおいて、
カゼイン系の水性接着剤がラベラーのグルースケールと
スクレッパーの間隙を通過する際に生ずるせん断応力に
よって適切な粘度低下を示せば、即ち、カゼイン系の水
性接着剤が適切なチクソトロピー性を示せば、解決でき
ることを見出して、本発明の接着方法を完成したもので
ある。
【0016】カゼイン系の水性接着剤が適切なチクソト
ロピー性を有すると、スクレッパーの間隔が通常使用さ
れる適度の間隔であっても、接着剤の粘度が低下するこ
とによって凝集力が低下し、そのために接着剤がゴムパ
レットに転写する量が減少し、転写する量が適切な量と
なる。従って、接着剤がゴムパレットに転写する量をを
最適にするために、スクレッパーの間隔を狭くすること
によって接着剤の転写量を調節する必要が無い。その結
果、スクレッパーの間隔を狭くすることによって生ずる
問題を回避することができるのである。
【0017】尚、クロネス等のパレット転写型ロータリ
ーラベラーにおいて、カゼイン系の水性接着剤が、過度
のチクソトロピー性を示すと、上述の問題とは別の問題
を生ずるので好ましくない。即ち、接着剤の粘度の低下
が大きすぎることによって凝集力の低下が大きすぎ、そ
のために接着剤がゴムパレットに転写する量が減少しす
ぎることとなる。従って、接着剤が転写する量を増加さ
せて最適にするために、スクレッパーの間隔を広くする
ことによって接着剤の転写量を調節することとなる。そ
の結果、塗布パターンの異常、接着剤の糸曳の発生等と
いう問題を生ずることとなる。
【0018】本発明は、上述のような検討を基になされ
たものであり、本発明の1つの要旨によれば、(A)カ
ゼイン、及び(B)粘度指数調節剤を含んで成り、粘性
指数(TI)が0.5〜0.8であるラベル用水性接着
剤を用いて、ラベルを容器に接着する接着方法を提供す
る。
【0019】本発明において「(A)カゼイン」とは、
市販されているカゼインでよく、従来から知られている
カゼイン系の水性接着剤に使用されているカゼインであ
れば使用することができる。このようなカゼインとし
て、例えば、乳酸カゼイン、塩酸カゼイン、硫酸カゼイ
ン等を例示することができる。これらのカゼインは単独
又は組み合わせて使用することができる。
【0020】本発明において「(B)粘度指数調節剤」
とは、本発明のラベル用水性接着剤の粘度指数(TI)
を調節するために接着剤に添加するものであって、カゼ
イン系接着剤の流動特性をニュートン性から所望のチク
ソトロピー性に変化せしめるものをいう。このような粘
度指数調節剤として、例えば、 (b1)ポリ酢酸ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、アクリル樹脂、ポリウレタン、ポリオレフィン等の
樹脂のエマルション類: (b2)小麦蛋白質、大豆蛋白質、変性大豆蛋白質、ゼ
ラチン、にかわ等の蛋白質類: (b3)デンプン、デキストリン、変性デンプン等の炭
水化物類 等を例示することができる。
【0021】(B)粘度指数調節剤として、樹脂のエマ
ルションを含む場合は、樹脂のエマルションの濃度は4
0〜70重量%が好ましく、45〜65重量%がより好
ましい。更に、樹脂のエマルションを(A)カゼイン1
00重量部に対して25〜200重量部含むのが好まし
く、40〜150重量部含むのがより好ましい。尚、樹
脂のエマルションの含有量が、(A)カゼイン100重
量部に対して25重量部未満の場合は、樹脂のエマルシ
ョンの添加によってラベル用接着剤の流動特性に所望の
チクソトロピー性を付与することができない。また、樹
脂のエマルションの含有量が、(A)カゼイン100重
量部に対して200重量部を超える場合は、樹脂のエマ
ルションの添加によってラベル用接着剤の流動特性に過
度のチクソトロピー性を付与することとなる。樹脂のエ
マルションとしては、特に、ポリ酢酸ビニル、エチレン
−酢酸ビニル共重合体及びアクリル樹脂から選択される
少なくとも1種の樹脂のエマルションが好ましい。
【0022】(B)粘度指数調節剤として、蛋白質及び
炭水化物から選択される少なくとも1種を含む場合は、
蛋白質及び炭水化物から選択される少なくとも1種を
(A)カゼイン100重量部に対して1〜10重量部含
むのが好ましく、1〜5重量部含むのがより好ましい。
尚、蛋白質及び炭水化物から選択される少なくとも1種
の含有量が、(A)カゼイン100重量部に対して10
重量部未満の場合は、蛋白質及び炭水化物から選択され
る少なくとも1種の添加によってラベル用接着剤の流動
特性に所望のチクソトロピー性を付与することができな
い。また、蛋白質及び炭水化物から選択される少なくと
も1種の含有量が、(A)カゼイン100重量部に対し
て200重量部を超える場合は、蛋白質及び炭水化物か
ら選択される少なくとも1種の添加によってラベル用接
着剤の流動特性に過度のチクソトロピー性を付与するこ
ととなる。特に、蛋白質が、小麦蛋白質、大豆蛋白質及
び変性大豆蛋白質から選択される少なくとも1種並びに
炭水化物がデンプンであるのが好ましい。いずれの
(B)粘度指数調節剤も、市販されているものを使用で
きる。更に、これらの(B)粘度指数調節剤は単独又は
組み合わせて使用できる。
【0023】本発明で使用するラベル用水性接着剤は、
上述の(A)及び(B)を用いて、従来からカゼイン系
の水性接着剤の製造に用いられている方法と同様の方法
を用いて、適宜、水、アンモニア水、尿素、炭酸亜鉛、
酸化亜鉛、ジシアンジアミド、消泡剤、防腐剤等を加え
て製造することができる。(日本接着学会編、接着ハン
ドブック(第三版)、299〜310頁、日刊工業新聞
社1996年6月発行参照) これらの添加量は、後述する本発明で使用するラベル用
水性接着剤として要求される特性を満たすように適宜調
節され得るものである。尚、ここで「水」とは、一般的
な水、例えば蒸留水又はイオン交換水等をいう。また従
来からカゼイン系の水性接着剤に使用されている各種添
加剤等を含んでもよい。
【0024】本発明で使用するラベル用水性接着剤の粘
性係数(TI)は、0.5〜0.8が好ましく、0.6
〜0.8がより好ましく、0.7〜0.75が特に好ま
しい。本発明で使用するラベル用水性接着剤の粘度(3
0℃のBH20)は30000〜50000cpsが好
ましい。本発明で使用するラベル用水性接着剤のpHは
7.0〜9.0が好ましく、7.5〜8.5がより好ま
しく、7.8〜8.2が特に好ましい。本発明で使用す
るラベル用水性接着剤の固形分は、40〜50重量%が
好ましく、43〜47重量%がより好ましく、44〜4
6重量%が特に好ましい。
【0025】本発明のラベルの接着方法において、上述
したラベル用水性接着剤を使用して容器にラベルを接着
する。この際、通常使用される高速ラベラーを用いて、
機械適性のパラメーターを容易に決定でき、通常の使用
条件又は少しの使用条件の変更によって、大きなトラブ
ルなく高速にラベルを容器に接着することができる。こ
こで「高速ラベラー」とは、例えば、クロネス又は渋谷
工業等によって製造されたパレット転写型ロータリーラ
ベラー等を例示することができる。
【0026】特に、高速ラベラーとしてクロネス等のパ
レット転写型ロータリーラベラーを用いるのが好まし
い。クロネス等のパレット転写型ロータリーラベラーを
用いると、スクレッパーの間隔を適度の間隔に保ったま
まラベルを容器に接着することができる。従って、本発
明の接着方法には、使用する高速ラベラーの運転条件の
設定が容易であるという特徴が有る。
【0027】以上説明したように、本発明の接着方法に
おいては、上述したラベル用水性接着剤を用いて容器に
ラベルを接着するので、初期接着性に優れるとともに、
スクレッパーの間隔としてトラブルの発生し難い通常使
用される適当な間隔を用いることができるから、ラベル
への塗布パターン、容易なスクレッパーの調節性、スク
レッパーの長寿命化等の機械適性等の少なくとも1つが
改良されたラベルの接着方法を提供することができる。
更に、本発明の接着方法は、特に、高速ラベラーのクロ
ネス等のパレット転写型ロータリーラベラー等を用いて
好適に使用することができる。
【0028】
【実施例】以下、本発明を実施例及び比較例により具体
的かつ詳細に説明するが、これらの実施例及び比較例は
本発明の一態様にすぎず、本発明はこれらの例によって
何ら限定されるものではない。
【0029】実施例1 (1)ラベル用水性接着剤の製造 温度計、攪拌機を備えた2Lの4口のセパラブルフラス
コに、200重量部の水、10重量部のセラック樹脂
(ギフセラック(株)製)、3重量部の25%アンモニ
ア水、100重量部の尿素、10重量部の40%酸化亜
鉛ペースト及び3重量部の消泡剤を室温でし込み、攪拌
して十分に分散させた。次に、100重量部のニュージ
ーランド産のラクティックカゼインを室温で攪拌しつつ
ゆっくり加えて溶解せしめた後、混合物を70℃〜75
℃に加熱して30分間攪拌した。
【0030】混合物を冷却後、1重量部の安息香酸、1
重量部のリン酸二アンモン、1重量部の防腐剤及び66
重量部の55%EVAエマルション(日本NSC(株)
製DUR−O−SET25−1800(商品名))を攪
拌しつつ加えた。30℃での粘度(測定方法は後述す
る)BH20が30000〜50000cpsの範囲、
pHが7.0〜9.0の範囲に入るように、尿素、水及
び25%アンモニア水を適宜加えて実施例1の接着方法
において使用するラベル用水性接着剤を得た。
【0031】(2)ラベル用水性接着剤の特性 得られたラベル用水性接着剤の粘度を、トキメック
(株)製ブルックフィールド(BH)型粘度計(商品
名)を用い、ローターNo.7を用いて、30℃におい
て測定した。粘度は、ローターの回転数を2種類の回転
速度を用いて測定した。即ち、ローターを毎分20回転
の回転速度で回転させたときの値(以下「BH20」と
いう。)とローターを毎分2回転の回転速度で回転させ
たときの値(以下「BH2」という。)の2種類の測定
値を測定した。BH20は35000cpsであり、B
H2は50000cpsであったので、粘度指数TI
(BH20/BH2)は、0.70であった。
【0032】また、このラベル用水性接着剤の固形分
は、常圧において105℃のオーブンで加熱乾燥して測
定し、46重量%であった。更に、このラベル用水性接
着剤のpHは、pHメーターで測定し、8.2であっ
た。
【0033】(3)機械適性の評価 このラベル用水性接着剤を用いてクロネス(株)製のト
ップマチックラベラーを用いて、600本/分の速度で
ガラス製のビールビンに紙製のラベルを接着してテスト
した。テストは、ラベル用水性接着剤をラベルに塗布す
る量が最適となる量を与えるスクレッパーの間隔を用い
て行った。使用したラベルの大きさは、9cm×8cm
であり、このラベルに塗布する最適な量とは、ラベル1
枚当たりのラベル用水性接着剤の量が0.15〜0.3
0gである。
【0034】機械適性の評価項目は、 水性接着剤がラベルに塗布される量の調節の容易さ、 ラベルへの接着剤の塗布パターンの良好さ、 接着剤がパレットからはみ出してビン等を汚染するし
ずくの発生、 ゴムパレットにおける接着剤の糸曳き又は飛び散り等
の発生、 スクレッパーの寿命である。
【0035】この実施例1のラベル用水性接着剤を用い
ると、通常使用されるスクレッパーの間隔を用いて接着
剤の適量をラベルに塗布することができた。従って、塗
布量の調節は容易に行うことができた。塗布パターンは
良好で、接着剤のしずくの発生や糸曳きの発生も認めな
かった。更に、スクレッパーとグルーローラーの間隙に
ラベルの紙粉が溜まることもなく、スクレッパーは、6
ヶ月以上磨耗による損傷することなく使用することがで
きた。これらの結果は表1にまとめて示した。
【0036】実施例2 実施例1において、66重量部の55%EVAエマルシ
ョンを用いた代わりに、44重量部の55%EVAエマ
ルションを用いた以外は、実施例1に記載した方法と同
様の方法を用いて実施例2の接着方法において使用する
ラベル用水性接着剤を得た。得られたラベル用水性接着
剤の特性を実施例1に記載した方法と同様にして測定し
た。結果は表1に示した。この実施例2のラベル用水性
接着剤を用いて実施例1に記載した方法と同様の方法を
用いてガラス製のビールビンに紙製のラベルを貼るテス
トを行った。結果は表1に示した。
【0037】実施例3 実施例1において、66重量部の55%EVAエマルシ
ョンを用いた代わりに、2重量部の変性した大豆蛋白
(プロテイン テクノロジーズ インターナショナル
(Protein Technologies International)(製)プロコ
ート(Pro-Cote)2500(商品名))及び22重量部
の55%EVAエマルションを用いた以外は、実施例1
に記載した方法と同様の方法を用いて実施例3の接着方
法において使用するラベル用水性接着剤を得た。得られ
たラベル用水性接着剤の特性を実施例1に記載した方法
と同様にして測定した。結果は表1に示した。この実施
例3のラベル用水性接着剤を用いて実施例1に記載した
方法と同様の方法を用いてガラス製のビールビンに紙製
のラベルを貼るテストを行った。結果は表1に示した。
【0038】実施例4 実施例1において、66重量部の55%EVAエマルシ
ョンを用いた代わりに、132重量部の55%EVAエ
マルションを用いた以外は、実施例1に記載した方法と
同様の方法を用いて実施例4の接着方法において使用す
るラベル用水性接着剤を得た。得られたラベル用水性接
着剤の特性を実施例1に記載した方法と同様にして測定
した。結果は表1に示した。この実施例4のラベル用水
性接着剤を用いて実施例1に記載した方法と同様の方法
を用いてガラス製のビールビンに紙製のラベルを貼るテ
ストを行った。結果は表1に示した。
【0039】比較例1 実施例1において、55%EVAエマルションを全く用
いなかった以外は、実施例1に記載した方法と同様の方
法を用いて比較例1の接着方法において使用するラベル
用水性接着剤を得た。得られたラベル用水性接着剤の特
性を実施例1に記載した方法と同様にして測定した。結
果は表1に示した。
【0040】この比較例1のラベル用水性接着剤を用い
て実施例1に記載した方法と同様の方法を用いてガラス
製のビールビンに紙製のラベルを貼るテストを行った。
この水性接着剤を用いると通常使用されるスクレッパー
の間隔より狭い間隔を用いて、接着剤の適量をラベルに
塗布することができた。従って、スクレッパーの間隔が
狭くなっているので塗布量の調節は困難であった。塗布
パターンには、斑を生じ不良であった。また、接着剤の
しずくを発生し、ビン等の汚染の原因ともなった。しか
し、接着剤の糸曳きの発生は認めなかった。更に、スク
レッパーとグルーローラーの間隙にラベルの紙粉が溜ま
り易くなり、スクレッパーの磨耗が大きくなって、スク
レッパーは1ヶ月間しか使用できなかった。結果は表1
にまとめて示した。
【0041】比較例2 実施例1において、66重量部の55%EVAエマルシ
ョンを用いた代わりに、22重量部の55%EVAエマ
ルションを用いた以外は、実施例1に記載した方法と同
様の方法を用いて比較例2の接着方法において使用する
ラベル用水性接着剤を得た。得られたラベル用水性接着
剤の特性を実施例1に記載した方法と同様にして測定し
た。結果は表1に示した。この比較例2のラベル用水性
接着剤を用いて実施例1に記載した方法と同様の方法を
用いてガラス製のビールビンに紙製のラベルを貼るテス
トを行った。結果は表1に示した。
【0042】比較例3 実施例1において、66重量部の55%EVAエマルシ
ョンを用いた代わりに、264重量部の55%EVAエ
マルションを用いた以外は、実施例1に記載した方法と
同様の方法を用いて比較例3の接着方法において使用す
る接着剤を得た。得られたラベル用水性接着剤の特性を
実施例1に記載した方法と同様にして測定した。結果は
表1に示した。
【0043】この比較例3のラベル用水性接着剤を用い
て実施例1に記載した方法と同様の方法を用いてガラス
製のビールビンに紙製のラベルを貼るテストを行った。
この水性接着剤を用いると通常スクレッパーが使用され
るよりも広い間隔を用いて、接着剤の適量をラベルに塗
布することができた。従って、スクレッパーの間隔が広
くなっているので塗布量の調節は容易であった。塗布パ
ターンは、接着剤がゴムパレットの溝に入りこむことが
原因となって不鮮明になり不良であった。接着剤のしず
くは発生しなかった。しかし、スクレッパーの間隔を広
くすることが原因となって接着剤の糸曳が発生すること
となった。尚、スクレッパーは6ヶ月以上使用すること
ができた。結果は表1にまとめて示した。
【0044】
【表1】 a)単位は重量部。b)30℃の測定値。単位はcp
s。c)30℃の測定値。d)単位は重量%。
【0045】
【発明の効果】本発明は、(A)カゼイン及び(B)粘
度指数調節剤を含んで成り、粘性指数(TI)が0.5
〜0.8であるラベル用水性接着剤を用いて容器にラベ
ルを接着するので、初期接着性に優れるとともに、更
に、スクレッパーの間隔としてトラブルの発生し難い通
常使用される適当な間隔を用いることができるから、ラ
ベルへの塗布パターン、容易なスクレッパーの調節性、
スクレッパーの長寿命化等の機械適性等の少なくとも1
つが改良されたラベルの接着方法を提供することができ
る。本発明の接着方法は、特に、高速ラベラーのクロネ
ス等のパレット転写型ロータリーラベラー等に好適に用
いることができる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)カゼイン、及び(B)粘度指数調節
    剤を含んで成り、粘性指数(TI)が0.5〜0.8で
    あるラベル用水性接着剤を用いて、ラベルを容器に接着
    する接着方法。
  2. 【請求項2】 (B)粘度指数調節剤として、濃度が4
    0〜70重量%の樹脂のエマルションを、(A)カゼイ
    ン100重量部に対して25〜200重量部含む請求項
    1に記載の接着方法。
  3. 【請求項3】 樹脂のエマルションが、ポリ酢酸ビニ
    ル、エチレン−酢酸ビニル共重合体及びアクリル樹脂か
    ら選択される少なくとも1種の樹脂のエマルションであ
    る請求項2に記載の接着方法。
  4. 【請求項4】 (B)粘度指数調節剤として、蛋白質及
    び炭水化物から選択される少なくとも1種を、(A)カ
    ゼイン100重量部に対して1〜10重量部含む請求項
    1〜3のいずれかに記載の接着方法。
  5. 【請求項5】 蛋白質が、小麦蛋白質、大豆蛋白質及び
    変性大豆蛋白質であり、炭水化物がデンプンである請求
    項4に記載の接着方法。
  6. 【請求項6】 パレット転写型ロータリーラベラーに用
    いる請求項1〜5のいずれかに記載の接着方法。
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