JPH07109444A - 高速ラベラー用感熱性粘着シート - Google Patents
高速ラベラー用感熱性粘着シートInfo
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- JPH07109444A JPH07109444A JP5258082A JP25808293A JPH07109444A JP H07109444 A JPH07109444 A JP H07109444A JP 5258082 A JP5258082 A JP 5258082A JP 25808293 A JP25808293 A JP 25808293A JP H07109444 A JPH07109444 A JP H07109444A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、高速ラベラー用感熱性粘着シート
の提供を目的とする。 【構成】 熱可塑性樹脂、粘着付与剤および固体可塑剤
を含有する感熱性粘着剤を基材シート上に塗工してなる
感熱性粘着シートにおいて、該粘着剤塗工面の動摩擦係
数が、常温で、0.60以下であることを特徴とする高速ラ
ベラー用感熱性粘着シート。 【効果】 本発明により、優れた高速ラベリング適性を
有する感熱性粘着シートが得られるようになった。本発
明は、剥離紙の要らないラベル、テープ、包装物のシー
ル等として、省資源化で経済的な有益性を追求すること
ができる感熱性粘着シートの産業的意味合いを高めるの
に貢献し、その意義は極めて多大である。
の提供を目的とする。 【構成】 熱可塑性樹脂、粘着付与剤および固体可塑剤
を含有する感熱性粘着剤を基材シート上に塗工してなる
感熱性粘着シートにおいて、該粘着剤塗工面の動摩擦係
数が、常温で、0.60以下であることを特徴とする高速ラ
ベラー用感熱性粘着シート。 【効果】 本発明により、優れた高速ラベリング適性を
有する感熱性粘着シートが得られるようになった。本発
明は、剥離紙の要らないラベル、テープ、包装物のシー
ル等として、省資源化で経済的な有益性を追求すること
ができる感熱性粘着シートの産業的意味合いを高めるの
に貢献し、その意義は極めて多大である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、常温では非粘着性であ
るが加熱により粘着性が発現し、しかも粘着性発現後、
加熱源を取り去っても暫く粘着性が持続する感熱性粘着
剤を、基材シート上の少なくとも片面に塗工、乾燥して
なる感熱性粘着シートに関する。
るが加熱により粘着性が発現し、しかも粘着性発現後、
加熱源を取り去っても暫く粘着性が持続する感熱性粘着
剤を、基材シート上の少なくとも片面に塗工、乾燥して
なる感熱性粘着シートに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の感熱性粘着シート用の感熱性粘着
剤は、粘着性発現後の粘着性を持続させるため、公知の
ディレードタック型粘着剤に代表されるように水分散型
粘着剤として使用される場合が多い。例えば、「接着便
覧」（第12版、昭和55年、高分子刊行会発行）に記載さ
れているように、組成として、熱可塑性樹脂、粘着付与
剤および固体可塑剤を基本骨格としている。熱可塑性樹
脂は粘着力・接着力の根源となるものである。固体可塑
剤は常温では固体であるため樹脂に可塑性を与えず、加
熱により溶融して樹脂を膨潤あるいは軟化させるため、
常温では非粘着性の粘着剤に、加熱することによって粘
着性を発現させる作用をする。この際、粘着付与剤が存
在していると粘着性が一層顕著に現れ、実用特性が向上
する。
剤は、粘着性発現後の粘着性を持続させるため、公知の
ディレードタック型粘着剤に代表されるように水分散型
粘着剤として使用される場合が多い。例えば、「接着便
覧」（第12版、昭和55年、高分子刊行会発行）に記載さ
れているように、組成として、熱可塑性樹脂、粘着付与
剤および固体可塑剤を基本骨格としている。熱可塑性樹
脂は粘着力・接着力の根源となるものである。固体可塑
剤は常温では固体であるため樹脂に可塑性を与えず、加
熱により溶融して樹脂を膨潤あるいは軟化させるため、
常温では非粘着性の粘着剤に、加熱することによって粘
着性を発現させる作用をする。この際、粘着付与剤が存
在していると粘着性が一層顕著に現れ、実用特性が向上
する。
【０００３】しかしながら、高速ラベラー（感熱性粘着
シートの感熱性粘着剤層を加熱して粘着性を発現させ、
様々な対象物に貼る機械）を使用して、感熱性粘着シー
トを高速搬送する場合、ラベルの送り出し部分である搬
送ローラー面等と感熱性粘着剤層とが接触するために、
摩擦熱が発生する。その結果、常温では非粘着性である
感熱性粘着剤層が、ある程度活性化され、多少なりとも
粘着性を帯び、ジャミングあるいは搬送途中での切断等
が起き、貼り付け不能になる事故が発生する。この様な
場合、ジャミング部分の取り除き、あるいは切断した場
合のラベルの取り付け等の作業が必要となり、貼り付け
作業の効率が低下する等の問題点があった。
シートの感熱性粘着剤層を加熱して粘着性を発現させ、
様々な対象物に貼る機械）を使用して、感熱性粘着シー
トを高速搬送する場合、ラベルの送り出し部分である搬
送ローラー面等と感熱性粘着剤層とが接触するために、
摩擦熱が発生する。その結果、常温では非粘着性である
感熱性粘着剤層が、ある程度活性化され、多少なりとも
粘着性を帯び、ジャミングあるいは搬送途中での切断等
が起き、貼り付け不能になる事故が発生する。この様な
場合、ジャミング部分の取り除き、あるいは切断した場
合のラベルの取り付け等の作業が必要となり、貼り付け
作業の効率が低下する等の問題点があった。
【０００４】摩擦熱を発生させ難くするためには、塗工
面の平滑性を向上させれば良いはずである。塗工面の平
滑性を評価する方法には、ベック平滑度（JIS P8119)が
挙げられる。目的が異なるが、シート上に感熱性粘着剤
を塗工する際、塗工面のベック平滑度をある数値範囲に
入れる方法が、特開昭 63-172784号公報に開示されてい
る。しかし、ベック平滑度の様な静的な測定方法では、
塗工面の平滑度をこの記載通りにしても、高速ラベラー
に適するラベルは製造できない。
面の平滑性を向上させれば良いはずである。塗工面の平
滑性を評価する方法には、ベック平滑度（JIS P8119)が
挙げられる。目的が異なるが、シート上に感熱性粘着剤
を塗工する際、塗工面のベック平滑度をある数値範囲に
入れる方法が、特開昭 63-172784号公報に開示されてい
る。しかし、ベック平滑度の様な静的な測定方法では、
塗工面の平滑度をこの記載通りにしても、高速ラベラー
に適するラベルは製造できない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、前記欠
点を克服すべく鋭意研究を行なった結果、感熱性粘着剤
を基材シート上に塗工してなる感熱性粘着シートにおい
て、該粘着剤塗工面の動摩擦係数が、常温で0.60以下で
あれば、高速ラベラーを使用して高速搬送しても摩擦熱
による粘着性の発現がないことを見出し、本発明に至っ
た。
点を克服すべく鋭意研究を行なった結果、感熱性粘着剤
を基材シート上に塗工してなる感熱性粘着シートにおい
て、該粘着剤塗工面の動摩擦係数が、常温で0.60以下で
あれば、高速ラベラーを使用して高速搬送しても摩擦熱
による粘着性の発現がないことを見出し、本発明に至っ
た。
【０００６】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、熱可
塑性樹脂、粘着付与剤および固体可塑剤を含有する感熱
性粘着剤を基材シート上に塗工してなる感熱性粘着シー
トにおいて、該粘着剤塗工面の動摩擦係数が、常温で、
0.60以下である高速ラベラー用感熱性粘着シートを提供
する。
塑性樹脂、粘着付与剤および固体可塑剤を含有する感熱
性粘着剤を基材シート上に塗工してなる感熱性粘着シー
トにおいて、該粘着剤塗工面の動摩擦係数が、常温で、
0.60以下である高速ラベラー用感熱性粘着シートを提供
する。
【０００７】粘着剤塗工面の動摩擦係数を0.60以下、さ
らに好ましくは0.56以下に抑制するには、目視による塗
工面の凸凹（平滑性）を単純に抑えるだけでなく、組成
との関係から、ある場合には凸凹（平滑性）を増加させ
ることも必要である。なぜなら、平滑性を単純に抑制し
ただけでは動摩擦係数が0.60以下に減少せず、逆に平滑
性を増加させると動摩擦係数が0.60以下に減少する場合
があるからである。
らに好ましくは0.56以下に抑制するには、目視による塗
工面の凸凹（平滑性）を単純に抑えるだけでなく、組成
との関係から、ある場合には凸凹（平滑性）を増加させ
ることも必要である。なぜなら、平滑性を単純に抑制し
ただけでは動摩擦係数が0.60以下に減少せず、逆に平滑
性を増加させると動摩擦係数が0.60以下に減少する場合
があるからである。
【０００８】組成面からは、硬めの熱可塑性樹脂、好ま
しくは、ガラス転移温度が-5℃以上の熱可塑性樹脂が用
いられる。しかしながら、ガラス転移温度が高すぎる
と、造膜性の低下を起こすため、50℃以下が好ましい。
熱可塑性樹脂の例としては、アクリル酸エステル、ス
チレン−アクリル酸エステル、スチレン−ブタジエン、
エチレン−酢酸ビニル、酢酸ビニル、酢酸ビニル−アク
リル酸エステル、エチレン−塩化ビニル、エチレン−ア
クリル酸エステル、エチレン−アクリル酸、ブタジエ
ン、ウレタン、スチレン−イソプレン、アクリロニトリ
ル−ブタジエン重合体等が挙げられる。
しくは、ガラス転移温度が-5℃以上の熱可塑性樹脂が用
いられる。しかしながら、ガラス転移温度が高すぎる
と、造膜性の低下を起こすため、50℃以下が好ましい。
熱可塑性樹脂の例としては、アクリル酸エステル、ス
チレン−アクリル酸エステル、スチレン−ブタジエン、
エチレン−酢酸ビニル、酢酸ビニル、酢酸ビニル−アク
リル酸エステル、エチレン−塩化ビニル、エチレン−ア
クリル酸エステル、エチレン−アクリル酸、ブタジエ
ン、ウレタン、スチレン−イソプレン、アクリロニトリ
ル−ブタジエン重合体等が挙げられる。
【０００９】粘着剤の粘着性能を向上させる粘着付与剤
としては、従来公知のものが使用できるが、軟化温度が
低いものでは動摩擦係数が大きくなるため、軟化温度が
80℃以上のものが好ましい。 粘着付与剤の例として
は、テルペン樹脂、脂肪族系石油樹脂、芳香族系石油樹
脂、クマロン−インデン樹脂、スチレン系樹脂、フェノ
ール樹脂、テルペン−フェノール樹脂、ロジン誘導体
（ロジン、重合ロジン、水添ロジンおよびそれらのグリ
セリン、ペンタエリスリトール等とのエステル、樹脂酸
ダイマー等）が挙げられる。
としては、従来公知のものが使用できるが、軟化温度が
低いものでは動摩擦係数が大きくなるため、軟化温度が
80℃以上のものが好ましい。 粘着付与剤の例として
は、テルペン樹脂、脂肪族系石油樹脂、芳香族系石油樹
脂、クマロン−インデン樹脂、スチレン系樹脂、フェノ
ール樹脂、テルペン−フェノール樹脂、ロジン誘導体
（ロジン、重合ロジン、水添ロジンおよびそれらのグリ
セリン、ペンタエリスリトール等とのエステル、樹脂酸
ダイマー等）が挙げられる。
【００１０】一方、固体可塑剤としては、例えばフタル
酸ジフェニル、フタル酸ジヘキシル、フタル酸ジシクロ
ヘキシル、フタル酸ジヒドロアビエチル、イソフタル酸
ジメチル、安息香酸スクロース、二安息香酸エチレング
リコール、三安息香酸トリメチロールエタン、三安息香
酸グリセリド、四安息香酸ペンタエリトリット、八酢酸
スクロース、クエン酸トリシクロヘキシル、N-シクロヘ
キシル-p- トルエンスルホンアミド等が挙げられるが、
フタル酸ジシクロヘキシルが好ましい。固体可塑剤の粒
径は、塗工面の摩擦係数にかなり影響を及ぼし、粒径が
大きすぎると動摩擦係数が大きくなり、さらに熱活性時
間が長くなる等の影響があるため、10μｍ以下に調節す
ることが好ましい。
酸ジフェニル、フタル酸ジヘキシル、フタル酸ジシクロ
ヘキシル、フタル酸ジヒドロアビエチル、イソフタル酸
ジメチル、安息香酸スクロース、二安息香酸エチレング
リコール、三安息香酸トリメチロールエタン、三安息香
酸グリセリド、四安息香酸ペンタエリトリット、八酢酸
スクロース、クエン酸トリシクロヘキシル、N-シクロヘ
キシル-p- トルエンスルホンアミド等が挙げられるが、
フタル酸ジシクロヘキシルが好ましい。固体可塑剤の粒
径は、塗工面の摩擦係数にかなり影響を及ぼし、粒径が
大きすぎると動摩擦係数が大きくなり、さらに熱活性時
間が長くなる等の影響があるため、10μｍ以下に調節す
ることが好ましい。
【００１１】前記、熱可塑性樹脂、粘着付与剤および固
体可塑剤は、１種類あるいは２種類以上の混合物で使用
することができる。本発明の感熱性粘着剤中には、この
他に、塗工面の表面形状を改善する目的で、溶剤、液体
可塑剤等も添加可能である。また、フィラー等も本発明
の目的を妨げない範囲で添加することができる。例え
ば、酸化チタン、アルミナ、カオリン、タルク、コロイ
ダルシリカ等の無機物や、パラフィン、天然ワックス、
合成ワックス、天然油脂等の有機物、あるいは樹脂粉末
等を使用することができる。さらに、必要に応じて分散
剤や消泡剤、増粘剤等を使用することもできる。
体可塑剤は、１種類あるいは２種類以上の混合物で使用
することができる。本発明の感熱性粘着剤中には、この
他に、塗工面の表面形状を改善する目的で、溶剤、液体
可塑剤等も添加可能である。また、フィラー等も本発明
の目的を妨げない範囲で添加することができる。例え
ば、酸化チタン、アルミナ、カオリン、タルク、コロイ
ダルシリカ等の無機物や、パラフィン、天然ワックス、
合成ワックス、天然油脂等の有機物、あるいは樹脂粉末
等を使用することができる。さらに、必要に応じて分散
剤や消泡剤、増粘剤等を使用することもできる。
【００１２】
【実施例】以下、実施例を挙げて、本発明を具体的に説
明する。ただし、本発明の範囲は、以下の実施例により
何等限定されるものではない。例中、部とは重量部を、
％とは重量％をそれぞれ表わす。 〔実施例１〜１０および比較例１〜１０〕表１に示す処
方で、初めにボールミル中に固体可塑剤、マレイン酸系
樹脂溶液および水を入れ、表１に記載した時間、粉砕
後、粘着付与剤、樹脂エマルジョンおよび添加剤を添
加、５分間混合攪拌を行ない、粘着剤を調製した。得ら
れた粘着剤を、片面アート紙上に、塗布量が20g/m2とな
るように直接塗工し、45℃で30秒間乾燥した。乾燥後の
状態では粘着性は確認できなかった。塗工物について、
接着力、動摩擦係数および高速ラベリング性の評価を行
なった結果を表１に示す。
明する。ただし、本発明の範囲は、以下の実施例により
何等限定されるものではない。例中、部とは重量部を、
％とは重量％をそれぞれ表わす。 〔実施例１〜１０および比較例１〜１０〕表１に示す処
方で、初めにボールミル中に固体可塑剤、マレイン酸系
樹脂溶液および水を入れ、表１に記載した時間、粉砕
後、粘着付与剤、樹脂エマルジョンおよび添加剤を添
加、５分間混合攪拌を行ない、粘着剤を調製した。得ら
れた粘着剤を、片面アート紙上に、塗布量が20g/m2とな
るように直接塗工し、45℃で30秒間乾燥した。乾燥後の
状態では粘着性は確認できなかった。塗工物について、
接着力、動摩擦係数および高速ラベリング性の評価を行
なった結果を表１に示す。
【００１３】
【表１】 ＊１ スチレン−ブタジエン共重合体 ＊２ エチレン−酢酸ビニル共重合体
【００１４】塗工物の評価方法を以下に示す。 接 着 力 ；塗工物を 120℃で25秒間加熱し粘着
性を発現させた後、速やかにステンレス鋼鈑に貼り付
け、JIS K-6848に準じて 180度剥離により接着強度を測
定し、以下の基準で判定した。ただし糊付け部は 100mm
とした。 ◎・・・・・・800g/25mm 以上。 ○・・・・・・600g/25mm 以上、800g/25mm 未満。 ×・・・・・・600g/25mm 未満。
性を発現させた後、速やかにステンレス鋼鈑に貼り付
け、JIS K-6848に準じて 180度剥離により接着強度を測
定し、以下の基準で判定した。ただし糊付け部は 100mm
とした。 ◎・・・・・・800g/25mm 以上。 ○・・・・・・600g/25mm 以上、800g/25mm 未満。 ×・・・・・・600g/25mm 未満。
【００１５】動摩擦係数 ；JIS P-8147に準じて塗
工物の面々の動摩擦係数を測定した。
工物の面々の動摩擦係数を測定した。
【００１６】高速ラベリング性；塗工物をロール状に
し、光洋自動機社製高速ロールラベラーに掛け、実際に
ラベリング試験（１分間に 800枚以上）を行ない、ラベ
リング上のトラブル（ジャミング等）の有無が発生する
時間を測定し、以下の基準で判定した。 ◎・・・・・・１時間以上トラブル無し。 ○・・・・・・10分間以内トラブル無し。 ×・・・・・・10分間以内にトラブル発生。
し、光洋自動機社製高速ロールラベラーに掛け、実際に
ラベリング試験（１分間に 800枚以上）を行ない、ラベ
リング上のトラブル（ジャミング等）の有無が発生する
時間を測定し、以下の基準で判定した。 ◎・・・・・・１時間以上トラブル無し。 ○・・・・・・10分間以内トラブル無し。 ×・・・・・・10分間以内にトラブル発生。
【００１７】
【発明の効果】本発明により、優れた高速ラベリング適
性を有する感熱性粘着シートが得られるようになった。
本発明は、剥離紙の要らないラベル、テープ、包装物の
シール等として、省資源化で経済的な有益性を追求する
ことができる感熱性粘着シートの産業的意味合いを高め
るのに貢献し、その意義は極めて多大である。
性を有する感熱性粘着シートが得られるようになった。
本発明は、剥離紙の要らないラベル、テープ、包装物の
シール等として、省資源化で経済的な有益性を追求する
ことができる感熱性粘着シートの産業的意味合いを高め
るのに貢献し、その意義は極めて多大である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 雅子 東京都中央区京橋二丁目３番13号東洋イン キ製造株式会社内 (72)発明者 菊池 明 東京都中央区京橋二丁目３番13号東洋イン キ製造株式会社内
Claims (4)
- 【請求項１】熱可塑性樹脂、粘着付与剤および固体可塑
剤を含有する感熱性粘着剤を基材シート上に塗工してな
る感熱性粘着シートにおいて、該粘着剤塗工面の動摩擦
係数が、常温で、0.60以下であることを特徴とする高速
ラベラー用感熱性粘着シート。 - 【請求項２】熱可塑性樹脂のガラス転移温度が、-5℃以
上50℃以下であることを特徴とする請求項１記載の感熱
性粘着シート。 - 【請求項３】熱可塑性樹脂が、スチレン−ブタジエン共
重合体であることを特徴とする請求項１または２記載の
感熱性粘着シート。 - 【請求項４】熱可塑性樹脂が、アクリル系重合体である
ことを特徴とする請求項１または２記載の感熱性粘着シ
ート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5258082A JP3018868B2 (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | 高速ラベラー用感熱性粘着シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5258082A JP3018868B2 (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | 高速ラベラー用感熱性粘着シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07109444A true JPH07109444A (ja) | 1995-04-25 |
| JP3018868B2 JP3018868B2 (ja) | 2000-03-13 |
Family
ID=17315273
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5258082A Expired - Fee Related JP3018868B2 (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | 高速ラベラー用感熱性粘着シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3018868B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000065559A1 (fr) * | 1999-04-26 | 2000-11-02 | Seiko Epson Corporation | Bande d'impression et sa cartouche |
| EP1122086A1 (en) * | 2000-02-04 | 2001-08-08 | Fujipla Inc. | Cover film for protection of a print and method for production thereof |
| JP2002155263A (ja) * | 2000-11-24 | 2002-05-28 | Dainippon Ink & Chem Inc | ディレードタック型粘着剤組成物及び粘着ラベル |
| US6396528B1 (en) | 1997-07-22 | 2002-05-28 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming system, intermediate transfer medium and method with temporary attachment features |
-
1993
- 1993-10-15 JP JP5258082A patent/JP3018868B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6396528B1 (en) | 1997-07-22 | 2002-05-28 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming system, intermediate transfer medium and method with temporary attachment features |
| WO2000065559A1 (fr) * | 1999-04-26 | 2000-11-02 | Seiko Epson Corporation | Bande d'impression et sa cartouche |
| EP1122086A1 (en) * | 2000-02-04 | 2001-08-08 | Fujipla Inc. | Cover film for protection of a print and method for production thereof |
| JP2002155263A (ja) * | 2000-11-24 | 2002-05-28 | Dainippon Ink & Chem Inc | ディレードタック型粘着剤組成物及び粘着ラベル |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3018868B2 (ja) | 2000-03-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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