JPH06179855A - 感熱性ディレードタック型粘着剤 - Google Patents

感熱性ディレードタック型粘着剤

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JPH06179855A
JPH06179855A JP33141392A JP33141392A JPH06179855A JP H06179855 A JPH06179855 A JP H06179855A JP 33141392 A JP33141392 A JP 33141392A JP 33141392 A JP33141392 A JP 33141392A JP H06179855 A JPH06179855 A JP H06179855A
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JP
Japan
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sensitive
coated
sensitive adhesive
pressure
powder
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Pending
Application number
JP33141392A
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English (en)
Inventor
Keiichi Sato
馨一 佐藤
Hiroyuki Iida
博之 飯田
Masako Yamamoto
雅子 山本
Akira Kikuchi
明 菊池
Morikazu Kuwabara
盛一 桑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Ink Mfg Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐ブロッキング性、粘着特性に優れた感熱性
ディレードタック型粘着剤の提供を目的とする。 【構成】 ガラス転移温度が50℃以上かつ平均粒径が10
μm以下の樹脂粉末により表面をコーティングした結晶
性可塑剤、ガラス転移温度が50℃未満の熱可塑性樹脂お
よび粘着付与剤を含む感熱性ディレードタック型粘着
剤。 【効果】 本発明により、従来の感熱性ディレードタッ
ク型粘着剤を塗工してなる粘着剤シートと比較して、耐
ブロッキング性が向上し、さらに保持力も従来品より優
れ、接着力も実用特性を満足することができる粘着剤シ
ートが得られるようになった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、常温では非粘着性であ
るが加熱により粘着性が発現し、しかも粘着性発現後、
加熱源を取り去っても暫くの間、粘着性が持続する感熱
性ディレードタック型粘着剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の感熱性ディレードタック型粘着剤
は、「接着便覧」(第12版、昭和55年、高分子刊行会発
行)に記載されているように、熱可塑性樹脂と粘着付与
剤および結晶性可塑剤を基本骨格としている。熱可塑性
樹脂は粘着力・接着力の根源となるものであり、結晶性
可塑剤は常温では固体であるため樹脂に可塑性を与え
ず、加熱により溶融して樹脂を膨潤あるいは軟化させる
ので、常温では非粘着性の粘着剤に加熱により粘着性を
発現させる作用をする。この際、粘着付与剤が存在して
いると粘着性が一層顕著に現れ、実用特性が向上する。
しかしながら、結晶性可塑剤は融点以下でも保存温度等
の条件によっては軟化して樹脂に可塑性を与えるため、
耐ブロッキング性の点で問題があった。
【0003】耐ブロッキング性の改善を目的として、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体、粘着付与樹脂、結晶性可
塑剤およびワックスを配合してなる感熱接着剤が、特公
昭62-21835号公報に開示されている。しかし、常温での
粘着性を抑制する目的で添加されているワックスのみで
は、耐ブロッキング性が不十分であり、このような溶融
乾燥型の感熱接着剤においては、添加された有機化合物
が溶融してしまうためこの特許に開示されているような
ワックスでは耐ブロッキング性の向上は期待できない。
さらに耐ブロッキング性を向上させるために、シート上
に感熱性粘着剤を塗工する際、塗工面の平滑度をある数
値範囲に入れる方法が特開昭 63-172784号公報に開示さ
れているが、塗工面の平滑度をこの記載通りにコントロ
ールすることは、実用上困難である。また、有機化合物
を添加あるいは混合させる方法が、特開平2-282050号公
報に開示されているが、通常の有機化合物を単純に添加
するだけでは不十分である。
【0004】すなわち、従来の感熱性ディレードタック
型粘着剤は、 1)耐ブロッキング性が悪い、 耐ブロッキング性が悪いために、粘着剤を塗工して作製
した感熱性ディレードタック型粘着剤シートを巻重ねて
保管する場合に、粘着剤当接面が粘着してしまう危険性
がある。 2)1)の改善を行なうと接着力あるいは保持力が低下
する、 等の欠点を有していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、上記欠
点を克服すべく鋭意研究を行なった結果、ガラス転移温
度が50℃以上かつ平均粒径が10μm以下の樹脂粉末によ
り表面をコーティングした結晶性可塑剤を用いることに
より、耐ブロッキング性、粘着特性に優れた感熱性ディ
レードタック型粘着剤が得られることを見出し、本発明
に至った。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、ガラ
ス転移温度が50℃以上かつ平均粒径が10μm以下の樹脂
粉末により表面をコーティングした結晶性可塑剤、ガラ
ス転移温度が50℃未満の熱可塑性樹脂および粘着付与剤
を含む感熱性ディレードタック型粘着剤を提供する。ガ
ラス転移温度が50℃以上かつ平均粒径が10μm以下の樹
脂粉末により結晶性可塑剤表面をコーティングすること
によって、結晶性可塑剤の軟化が抑制されるために、耐
ブロッキング性が向上すると推定される。さらに、ガラ
ス転移温度が50℃以上の固めの樹脂により可塑剤表面を
コーティングする場合に保持力が向上するが、この原因
については明らかではない。
【0007】結晶性可塑剤の表面を樹脂粉末でコーティ
ングする方法としては、 1)熱により可塑剤の表面を軟化あるいは溶融させて、
樹脂粉末をコーティングする方法、 2)バインダーにより樹脂粉末をコーティングする方
法、 3)機械的衝撃手段により樹脂粉末をコーティングする
方法、 等を挙げることができるが、これらに限定されるもので
はない。上記方法および装置については、「造粒ハンド
ブック」(第1版、平成3年、オーム社発行)に具体的
に記載されている。
【0008】例えば、1)の方法としては、流動コーテ
ィング装置、転動コーティング装置あるいはパンコーテ
ィング装置を使用して、熱媒体(水等)の熱により装置
全体を加温させることによって可塑剤の表面を軟化ある
いは溶融させるか、または、熱風等により直接可塑剤の
表面を軟化あるいは溶融させることによって、樹脂粉末
をコーティングする方法を挙げることができる。2)の
樹脂粉末をコーティングする方法としては、流動コーテ
ィング装置、転動コーティング装置あるいはパンコーテ
ィング装置を使用して、バインダー等を装置内に供給す
ることにより樹脂粉末を可塑剤にコーティングする方法
を挙げることができる。また、3)の機械的衝撃手段に
より樹脂粉末をコーティングする方法としては、高速気
流中衝撃法が挙げられ、直接可塑剤の表面に樹脂粉末を
コーティングできる。上記バインダーとしては、可塑剤
と樹脂粉末とを結合可能なものであれば良く、例えばポ
リビニルアルコール、ゼラチン、アラビアゴム、デキス
トリン、天然ガム、アルギン酸ソーダ等を挙げることが
できる。
【0009】樹脂粉末としては、ガラス転移温度が50℃
以上かつ平均粒径が10μm以下のもので、例えばスチレ
ン重合体粉末、エチレン重合体粉末、メタクリル酸メチ
ル重合体粉末、メタクリル酸メチル−スチレン共重合体
粉末等が挙げられるが、結晶性可塑剤をコーティングで
きるものならば何れでも良い。
【0010】結晶性可塑剤としては、例えばフタル酸ジ
フェニル、フタル酸ジヘキシル、フタル酸ジシクロヘキ
シル、フタル酸ジヒドロアビエチル、イソフタル酸ジメ
チル、安息香酸スクロース、二安息香酸エチレングリコ
ール、三安息香酸トリメチロールエタン、三安息香酸グ
リセリド、四安息香酸ペンタエリトリット、八酢酸スク
ロース、クエン酸トリシクロヘキシル、N−シクロヘキ
シル−p−トルエンスルホンアミド等が挙げられるが、
フタル酸ジシクロヘキシルが好ましい。
【0011】熱可塑性樹脂としては、ガラス転移温度が
50℃未満のもので、例えばアクリル酸エステル、スチレ
ン−アクリル酸エステル、スチレン−ブタジエン、エチ
レン−酢酸ビニル、酢酸ビニル、酢酸ビニル−アクリル
酸エステル、エチレン−塩化ビニル、エチレン−アクリ
ル酸エステル、エチレン−アクリル酸、ポリブタジエ
ン、ウレタン、スチレン−イソプレンブロックポリマー
等が挙げられる。さらに、粘着剤の粘着性能を向上させ
る粘着付与剤としては、例えばテルペン樹脂、脂肪族系
石油樹脂、芳香族系石油樹脂、クマロン−インデン樹
脂、スチレン系樹脂、フェノール樹脂、テルペン−フェ
ノール樹脂、ロジン誘導体(ロジン、重合ロジン、水添
ロジンおよびそれらのグリセリン、ペンタエリスリトー
ル等とのエステル、樹脂酸ダイマー等)が挙げられる。
【0012】上記結晶性可塑剤、熱可塑性樹脂および粘
着付与剤は、水性エマルジョンまたは有機溶剤溶液とし
て、単独あるいは2種類以上の混合物で使用することが
できる。この他に、フィラー等も本発明の目的を妨げな
い範囲で添加可能であり、例えば、酸化チタン、アルミ
ナ、カオリン、タルク等の無機物や、コーティングに使
用したパラフィン、天然ワックス、合成ワックス、天然
油脂等の有機物をさらに加えて使用することもできる。
あるいはコーティングに使用していない樹脂粉末等も使
用できる。さらに、必要に応じて分散剤や消泡剤、増粘
剤等を使用することもできる。
【0013】
【実施例】以下実施例を挙げて、本発明を具体的に説明
する。ただし、本発明の範囲は、以下の実施例により何
等限定されるものではない。例中、部とは重量部を、%
とは重量%をそれぞれ表わす。 〔実施例1〕流動コーティング装置(不二パウダル
(株)製 ニューマルメライザー NQ-LABO)に、フタル
酸ジシクロヘキシル 316部とメタクリル酸メチル−スチ
レン共重合体粉末(粒径 0.2〜0.5 μm、Tg=128℃、綜
研化学(株)製球状粉末)32部とを仕込み、熱風により
フタル酸ジシクロヘキシル表面にメタクリル酸メチル−
スチレン共重合体粉末をコーティングした。走査型電子
顕微鏡により観察した結果、フタル酸ジシクロヘキシル
表面にメタクリル酸メチル−スチレン共重合体粉末がコ
ーティングされていることが確認された。次いで、表1
に示した組成物をガラスビーカーに入れ、ホモジナイザ
ーにより混合を行ない、粘着剤を調製した。得られた粘
着剤を、塗布量が20g/m2となるように片面アート紙上に
直接塗布し、40℃で2分間乾燥した。この状態では粘着
性は確認できなかった。塗工物について、ブロッキング
性およびチョーキングの評価を行なった結果を表1に示
す。さらに、塗工物を 120℃で25秒間加熱し粘着性を発
現させた後、接着力および保持力の測定を行なった結果
を表1に示す。
【0014】〔実施例2〕実施例1と同様な装置に、フ
タル酸ジシクロヘキシル 316部とメタクリル酸メチル−
スチレン共重合体粉末(粒径 0.2〜0.5 μm、Tg=128
℃、綜研化学(株)製球状粉末)16部を仕込み、バイン
ダーとして3%アクリルポリマーのn−ブチルアルコー
ル溶液を使用して、フタル酸ジシクロヘキシル表面にメ
タクリル酸メチル−スチレン共重合体粉末をコーティン
グした。メタクリル酸メチル−スチレン共重合体粉末が
コーティングされていることは、実施例1と同様に確認
した。次いで、表1に示した組成で実施例1と同様に粘
着剤を調製し、片面アート紙上に直接塗布、乾燥後、塗
工物の評価を行なった結果を表1に示す。
【0015】〔実施例3〕転動コーティング装置(深江
工業(株)製 ハイスピードミキサー LFS-1)に、フタ
ル酸ジシクロヘキシル 316部とメタクリル酸メチル−ス
チレン共重合体粉末(粒径 0.4μm、Tg= 95℃、綜研化
学(株)製球状粉末)32部を仕込み、熱風によりフタル
酸ジシクロヘキシル表面にメタクリル酸メチル−スチレ
ン共重合体粉末をコーティングした。メタクリル酸メチ
ル−スチレン共重合体粉末がコーティングされているこ
とは、実施例1と同様に確認した。次いで、表1に示し
た組成で実施例1と同様に粘着剤を調製し、片面アート
紙上に直接塗布、乾燥後、塗工物の評価を行なった結果
を表1に示す。
【0016】〔実施例4〕実施例3と同様な装置に、フ
タル酸ジフェニル 316部とメタクリル酸メチル−スチレ
ン共重合体粉末(粒径 0.4μm、Tg= 95℃、綜研化学
(株)製球状粉末)16部を仕込み、バインダーとして3
%アクリルポリマーのn−ブチルアルコール溶液を使用
して、フタル酸ジフェニル表面にメタクリル酸メチル−
スチレン共重合体粉末をコーティングした。メタクリル
酸メチル−スチレン共重合体粉末がコーティングされて
いることは、実施例1と同様に確認した。次いで、表1
に示した組成で実施例1と同様に粘着剤を調製し、片面
アート紙上に直接塗布、乾燥後、塗工物の評価を行なっ
た結果を表1に示す。
【0017】〔実施例5〕高速気流中衝撃法を利用した
粉末の表面改質装置(奈良機械製作所(株)製ハイブリ
ダイゼーション システム NHS-O)に、フタル酸ジフェ
ニル 316部とメタクリル酸メチル−スチレン共重合体粉
末(粒径 0.2〜0.5 μm、Tg=128℃、綜研化学(株)製
球状粉末)32部を仕込み、機械的衝撃によりフタル酸ジ
フェニル表面にメタクリル酸メチル−スチレン共重合体
粉末をコーティングした。メタクリル酸メチル−スチレ
ン共重合体粉末がコーティングされていることは、実施
例1と同様に確認した。次いで、表1に示した組成で実
施例1と同様に粘着剤を調製し、片面アート紙上に直接
塗布、乾燥後、塗工物の評価を行なった結果を表1に示
す。
【0018】〔実施例6〕実施例5と同様な装置に、フ
タル酸ジフェニル 316部とメタクリル酸メチル−スチレ
ン共重合体粉末(粒径 0.4μm、Tg= 95℃、綜研化学
(株)製球状粉末)16部を仕込み、機械的衝撃によりフ
タル酸ジフェニル表面にメタクリル酸メチル−スチレン
共重合体粉末をコーティングした。メタクリル酸メチル
−スチレン共重合体粉末がコーティングされていること
は、実施例1と同様に確認した。次いで、表1に示した
組成で実施例1と同様に粘着剤を調製し、片面アート紙
上に直接塗布、乾燥後、塗工物の評価を行なった結果を
表1に示す。
【0019】〔比較例1〕フタル酸ジフェニル表面を樹
脂粉末等でコーティングせずに、表1に示した組成で実
施例1と同様に粘着剤を調製し、片面アート紙上に直接
塗布、乾燥後、塗工物の評価を行なった結果を表1に示
す。
【0020】〔比較例2〕フタル酸ジシクロヘキシル表
面を樹脂粉末等でコーティングせずに、表1に示した組
成で実施例1と同様に粘着剤を調製し、片面アート紙上
に直接塗布、乾燥後、塗工物の評価を行なった結果を表
1に示す。
【0021】〔比較例3〕実施例1と同様な装置に、フ
タル酸ジシクロヘキシル 316部とスチレン重合体粉末
(粒径15〜40μm、Tg=105℃、綜研化学(株)製球状粉
末)32部を仕込み、実施例1と同様に、熱風によりフタ
ル酸ジシクロヘキシル表面にスチレン重合体粉末をコー
ティングし、スチレン重合体粉末がコーティングされて
いることを実施例1と同様に確認した。次いで、表1に
示した組成で実施例1と同様に粘着剤を調製し、片面ア
ート紙上に直接塗布、乾燥後、塗工物の評価を行なった
結果を表1に示す。
【0022】〔比較例4〕実施例1と同様な装置に、フ
タル酸ジフェニル 316部とスチレン重合体粉末(粒径15
〜40μm、Tg=105℃、綜研化学(株)製球状粉末)16部
を仕込み、バインダーとして3%アクリルポリマーのn
−ブチルアルコール溶液を使用して、フタル酸ジフェニ
ル表面にスチレン重合体粉末をコーティングし、スチレ
ン重合体粉末がコーティングされていることを実施例1
と同様に確認した。
【0023】実施例および比較例におけるブロッキング
性、接着力および保持力は、以下の方法によって評価し
た。 ブロッキング性;粘着剤塗工物に 1000g/cm2の荷重をか
けて、55℃に1時間保存後に剥離し、以下の基準で判定
した。 ◎・・・・・・剥離抵抗なし。 ○・・・・・・剥離時に若干音がする。 ×・・・・・・剥離時に紙の繊維を引っ張る。
【0024】接 着 力 ;加熱による粘着性発現後、
粘着剤塗工物を速やかにステンレス鋼鈑に貼り付け、JI
S K-6848に準じて 180度剥離により接着強度を測定し、
以下の基準で判定した。ただし糊付け部は 100mmとし
た。 ◎・・・・・・1200g/25mm以上 ○・・・・・・1000g/25mm以上、1200g/25mm未満 ×・・・・・・1000g/25mm未満 保 持 力 ;加熱による粘着性発現後、粘着剤塗工物
を速やかにステンレス鋼鈑に貼り付け、JIS K-6848に準
じてクリープ試験を行ない、以下の基準で判定した。た
だし糊付け部は25mmとした。 ◎・・・・・・5000sec 以上 ○・・・・・・1000sec 以上、5000sec 未満 ×・・・・・・1000sec 未満
【0025】
【表1】 表中、*1は実施例および比較例3、4については、樹
脂粉末でコーティングしたものを、*2はエチレン−酢
酸ビニル共重合体を示す。
【0026】
【発明の効果】本発明により、従来の感熱性ディレード
タック型粘着剤を塗工してなる粘着剤シートと比較し
て、耐ブロッキング性が向上し、さらに保持力も従来品
より優れ、接着力も実用特性を満足することができる粘
着剤シートが得られるようになった。剥離紙の要らない
ラベル、テープ、包装物のシール等として、省資源化で
経済的な有益性を追求することができるようになったこ
との産業的意義は、極めて多大である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊池 明 東京都中央区京橋二丁目3番13号東洋イン キ製造株式会社内 (72)発明者 桑原 盛一 東京都中央区京橋二丁目3番13号東洋イン キ製造株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス転移温度が50℃以上かつ平均粒径
    が10μm以下の樹脂粉末により表面をコーティングした
    結晶性可塑剤、ガラス転移温度が50℃未満の熱可塑性樹
    脂および粘着付与剤を含むことを特徴とする感熱性ディ
    レードタック型粘着剤。
JP33141392A 1992-12-11 1992-12-11 感熱性ディレードタック型粘着剤 Pending JPH06179855A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2348084A1 (en) 2009-12-25 2011-07-27 Yupo Corporation Thermosensitive adhesive label and labeled container with same
US9777193B2 (en) 2009-12-25 2017-10-03 Yupo Corporation Thermosensitive adhesive label and labeled container with the same

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EP2348084A1 (en) 2009-12-25 2011-07-27 Yupo Corporation Thermosensitive adhesive label and labeled container with same
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