JP2001039895A - 同位体尿素の錠剤 - Google Patents

同位体尿素の錠剤

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JP2001039895A JP2000174632A JP2000174632A JP2001039895A JP 2001039895 A JP2001039895 A JP 2001039895A JP 2000174632 A JP2000174632 A JP 2000174632A JP 2000174632 A JP2000174632 A JP 2000174632A JP 2001039895 A JP2001039895 A JP 2001039895A
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urea
kgf
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Eiji Hayakawa
栄治 早川
Juzo Miura
重三 三浦
Kunio Ito
邦雄 伊藤
Kuniaki Sakado
邦昭 坂戸
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Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ウレアーゼ生産微生物、特にヘリコバクター
ピロリ菌感染を検出する診断薬として有用な同位体尿素
の錠剤を提供すること。 【解決手段】 同位体尿素及び無機化合物、有機化合
物、崩壊剤を含有する錠剤を提供する。無機化合物が、
シリカを含む無機化合物及びアルミニウムを含む無機化
合物からなる群より選ばれ、有機化合物が糖類であり崩
壊剤が、ポリプラスドン、低置換度ヒドロキシプロピル
セルロース、クロスカルメロースナトリウム、カルボキ
シメチルセルロースもしくはそのカルシウム塩及びヒド
ロキシプロピルスターチからなる群より選ばれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同位体尿素を含有
するウレアーゼ生産微生物、特にヘリコバクター・ピロ
リ感染診断用の錠剤に関する。
【0002】
【従来の技術】ヘリコバクター・ピロリ(Helicobacter
pylori)は強いウレアーゼを有することから、胃内の
ヘリコバクターピロリ感染の診断には13C又は14Cでラ
ベルされた尿素が用いられている。13C又は14Cでラベ
ルされた尿素は、尿素単独の粉末、特に凍結乾燥粉末に
調製されて、水溶液として経口投与される。経口投与さ
れた13C又は14Cでラベルされた尿素は、胃内のヘリコ
バクター・ピロリのウレアーゼにより13C又は14Cでラ
ベルされた炭酸ガスに分解され呼気中に放出されるの
で、この13C又は14Cでラベルされた炭酸ガス濃度を測
定することによりヘリコバクター・ピロリ感染の有無が
診断できる。しかし、粉末を水溶液として経口投与する
場合は、13C又は14Cでラベルされた尿素は口腔内細菌
叢に由来するウレアーゼにより分解されるのでヘリコバ
クター・ピロリの正確な感染診断を困難にしている。
【0003】ヘリコバクター・ピロリの感染診断用の尿
素製剤としては、14C尿素のカプセル剤[ザ・アメリカ
ン・ジャーナル・オブ・ガストロエンタロジー(The Am
erican J. of Gastroenterlogy),91,233(19
96)]及び同位体元素で標識された尿素を含有する実
質的に水溶性で固体状の組成物である医薬製剤(WO9
6/14091号公報)が知られている。
【0004】しかしながら、尿素は強い凝集性を有し、
錠剤製造過程で打錠機等に付着するため、工業的な生産
性が悪い。また、尿素を含む錠剤は、硬度に乏しく、品
質の優れた錠剤を製造することは困難である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ウレ
アーゼ生産微生物、特にヘリコバクターピロリ菌感染を
検出する診断薬として有用な同位体尿素の錠剤を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、尿素を各
種無機化合物の添加剤の一種又は数種と混合した後に錠
剤に製剤化することにより、尿素の有する凝集性に起因
する付着性を防止でき、実用的な崩壊時間を持ちかつ十
分な硬度を持つ錠剤が製造できることを見出した。
【0007】本発明は、同位体尿素及び無機化合物を含
有し、さらに有機化合物あるいは崩壊剤を含有してもよ
い錠剤に関する。
【0008】
【発明の実施の形態】ラベルされていない通常の尿素
は、質量数12の炭素原子、質量数16の酸素原子、質
量数14の窒素原子及び質量数1の水素原子よりなる。
本発明の同位体尿素とは、炭素原子、酸素原子、窒素原
子又は水素原子の少なくとも一つの原子が上述の質量数
とは異なる同位体原子でラベルされた尿素もしくは該原
子でラベルされた尿素とラベルされていない尿素の混合
物を示す。ラベルされた尿素としては、例えば13C、14
C又は18O等でラベルされた尿素が好ましく、13C又は
14Cでラベルされた尿素がより好ましい。本発明では、
例えば13Cでラベルされた尿素を13C尿素と表記する。
【0009】無機化合物としては、無水ケイ酸、ケイ
酸、ケイ酸塩等のシリカを含む無機化合物、カルシウム
を含む無機化合物、アルミニウムを含む無機化合物等が
あげられる。ケイ酸としては、オルトケイ酸、メタケイ
酸、メソ二ケイ酸、メソ三ケイ酸、メソ四ケイ酸等があ
げられ、ケイ酸塩としてはケイ酸の金属塩等があげられ
る。ケイ酸塩を形成する金属としては、例えばアルミニ
ウム、亜鉛、カリウム、カルシウム、ナトリウム等があ
げられる。カルシウムを含む無機化合物としては、例え
ばカルシウム塩があげられ、具体的化合物として例えば
炭酸カルシウム、リン酸水素カルシウム、水酸化カルシ
ウム、塩化カルシウム、硫酸カルシウム、硝酸カルシウ
ム等があげられる。アルミニウムを含む無機化合物とし
ては、例えばアルミニウム塩があげられ、具体的化合物
としては例えば水酸化アルミニウム、塩化アルミニウム
等があげられる。
【0010】これら無機化合物のうち、シリカを含む無
機化合物及びアルミニウムを含む無機化合物が好まし
く、シリカを含む無機化合物が特に好ましい。シリカを
含む無機化合物としては、無水ケイ酸が好ましく、軽質
無水ケイ酸が特に好ましい。有機化合物としては、例え
ば糖類、アミノ酸類、蛋白質、核酸、有機酸等があげら
れる。糖類としては、例えばデンプン、セルロース、キ
チン、キトサン等の多糖類、乳糖やショ糖等のオリゴ
糖、マンニトールやグルコース等の単糖等があげられ
る。セルロースとしては、結晶セルロースが好ましい。
アミノ酸としては、例えばグリシン、グルタミン酸、グ
ルタミン、リジン、アスパラギン酸、アスパラギン等天
然のα−アミノ酸等があげられる。蛋白質としては、例
えばグロブリン蛋白質やアルブミン蛋白質等があげられ
る。核酸としては、例えばイノシン酸、アデニル酸、チ
ミジル酸、グアニル酸、シチジル酸等があげられる。有
機酸としては、例えば乳酸、酢酸、クエン酸等があげら
れる。有機化合物としては、例えばマンニトール、乳
糖、結晶セルロース等の糖類が好ましい。
【0011】本発明の錠剤の一形態としては、同位体尿
素と無機化合物よりなるものがあげられる。同位体尿素
の含有量は、錠剤1錠中に2〜2000mgが好まし
く、20〜350mgがより好ましい。無機化合物の量
は、同位体尿素100重量部に対し、0.1〜200重
量部、好ましくは0.5〜100重量部、より好ましく
は1〜50重量部である。
【0012】また、本発明の錠剤は、有機化合物を含有
していてもよく、同位体尿素、無機化合物及び有機化合
物を含有する錠剤がより好ましい。この錠剤中の有機化
合物の量は、同位体尿素100重量部に対し、0〜10
00重量部、好ましくは10〜500重量部、より好ま
しくは100〜300重量部である。本発明の錠剤は、
崩壊剤を含有していてもよく、同位体尿素、無機化合物
及び崩壊剤を含有する錠剤並びに同位体尿素、無機化合
物、有機化合物及び崩壊剤を含有する錠剤が錠剤の投与
後の崩壊時間が短縮される点でより好ましい。崩壊剤を
含有する錠剤は、添加する崩壊剤の量により錠剤の崩壊
時間を調整できる。本発明の錠剤の胃液中での崩壊時間
としては、好ましくは5秒間〜10分間、より好ましく
は10秒間〜2分間、特に好ましくは15秒間〜60秒
間である。崩壊時間は、日局崩壊試験で測定できる。
【0013】崩壊剤としては、製剤に用いられる崩壊剤
であれば特に限定されないが、ポリプラスドン、低置換
度ヒドロキシプロピルセルロース、クロスカルメロース
ナトリウム、カルボキシメチルセルロースもしくはその
カルシウム塩、ヒドロキシプロピルスターチ等があげら
れ、ポリプラスドン、低置換度ヒドロキシプロピルセル
ロースが好ましい。
【0014】錠剤中の崩壊剤の量は、同位体尿素100
重量部に対し、0〜500重量部、好ましくは1〜10
0重量部、より好ましくは3〜20重量部である。さら
に本発明の錠剤は、他の錠剤を製造するに際して良く用
いられる他の添加剤、例えば滑沢剤、着色剤、矯味剤、
抗酸化剤、結合剤等が添加されていてもよい。
【0015】滑沢剤としては例えば、ステアリン酸マグ
ネシウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜
鉛、ステアリン酸、滑石、水素添加植物油、タルク等が
あげられる。着色剤としては、例えば黄色三二酸化鉄、
三二酸化鉄、各種食用色素、銅クロロフィンナトリウム
等があげられる。
【0016】矯味剤としては、例えばショ糖、サッカリ
ン、アスパルテーム、マンニトール、デキストラン、レ
モン香料、メントール、クエン酸等があげられる。抗酸
化剤としては、例えばアスコルビン酸、還元型グルタチ
オン等があげられる。結合剤としては、例えばポリビニ
ルアルコール、ポリビニルピロリドン、メチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、で
んぷん、デキストリン、α化デンプン、プルラン、アラ
ビアゴム、カンテン、ゼラチン、白糖等があげられ、ヒ
ドロキシプロピルセルロースが好ましい。
【0017】本発明の錠剤は、ロータリー式打錠機(菊
水製作所製、コレクト12HUK)を用いてレンズ型
(8.5mmφ)に製造し、日局崩壊試験法に則り、試
験液第1液(人工胃液:pH1.2)にて崩壊試験を行
い崩壊時間が120秒である錠剤を錠剤破壊強度測定器
(富山産業社製、TH−203CP)で測定した場合、
硬度が5Kgf以上が好ましく、10Kgf以上がより
好ましい。崩壊時間が60秒の該錠剤では、強度は、4
Kgf以上が好ましく8Kgf以上がより好ましい。崩
壊時間が30秒の錠剤では、3Kgf以上が好ましく、
6Kgf以上がより好ましい。
【0018】次に、本発明の錠剤の製造方法について述
べる。尿素を無機化合物及び必要に応じて有機化合物と
混合し、さらに必要に応じて粉砕することにより、尿素
の有する付着性が防止できる。混合は、通常用いられる
混合方法で行えばよく、混合機としては例えばV型混合
機等があげられる。粉砕は、通常用いられる粉砕方法で
行えばよく、粉砕機としては、例えばサンプルミル粉砕
機等があげられる。
【0019】粉砕物の平均粒子経は、100μm以下が
好ましく、50μm以下が特に好ましい。尿素を無機化
合物及び必要に応じて有機化合物と混合し、さらに必要
に応じて粉砕することにより、該混合物又は混合粉砕物
は特別な錠剤加工法を必要とせず通常の工業的錠剤の加
工法で錠剤を製造できる。すなわち、尿素を無機化合物
と混合することにより、尿素の有する凝集性及びそれに
起因する打錠機等の製剤機への付着が防止できるので、
工業的生産性が向上する。
【0020】錠剤は、例えば同位体尿素及び無機化合物
と必要に応じて有機化合物、崩壊剤及び滑沢剤等の添加
剤を混合機等で混合した後、さらに必要により粉砕機等
で粉砕して得られる混合粉体又は粉砕物を打錠機等で直
接打錠する方法や油圧プレス機でプレスする方法等によ
り得ることができる。有機化合物又は崩壊剤を含有する
錠剤は、一旦乾式や湿式で結合剤を混合し、必要により
粉砕した後造粒し、その後打錠する方法が好ましい。例
えば、同位体尿素及び無機化合物並びに有機化合物又は
崩壊剤を混合機で混合し、必要に応じて粉砕し、次いで
結合剤の水又はエタノール溶液を添加し造粒・乾燥し、
さらに必要に応じて滑沢剤等を加えて錠剤化する方法が
あげられる。エタノール溶液の結合剤濃度は、20(w
/w)%以下が好ましい。
【0021】得られる錠剤は、必要に応じて各種の皮膜
や糖衣をコーティングしてもよい。本発明の錠剤を用い
てヘリコバクターピロリの感染の有無を診断するには、
本発明の錠剤を経口投与した後、代謝物として、例えば
呼気中に排出される同位体元素を測定することにより行
うことができる。通常呼気中の13CO2又は14CO2を測
定する方法が用いられる。13CO2又は14CO2の測定
は、赤外分析器又は質量分析器等を用いて測定できる。
14CO2等の放射性を有する場合は、放射線測定器も用
いうる。
【0022】本発明の効果を以下の試験例で説明する。試験例1 尿素を第1表に示す化合物と共に乳鉢にて破砕混合し
た。処理後、尿素の凝集の有無を観察した。結果を第1
表に示す。
【0023】
【表1】
【0024】有機化合物又は無機化合物を尿素に混合す
ることで、尿素の有する付着性に起因する尿素の凝集を
防止することができる。
【0025】試験例2 第2表に示すように、尿素100gと各種の無機化合物
又は有機化合物を混合し粉砕機(サンプルミル粉砕機、
不二パウダル製、KEWG−1F型)にて粉砕し凝集の
程度を観察した。結果を第2表に示す。
【0026】
【表2】
【0027】尿素単独では凝集が激しく強く押しても壊
れない固化状態となったが、無機化合物又は有機化合物
と混合することで尿素の凝集を抑制できた。また、尿素
単独では長時間粉砕した場合、粉砕機に尿素が固着し過
負荷がかかり、尿素を含む錠剤の工業的製造には、尿素
の付着性を防止する必要がある。
【0028】試験例3 実施例4から実施例8で得られた錠剤を日局崩壊試験法
に則り、試験液第1液(人工胃液:pH1.2)にて崩
壊試験を行った。錠剤の硬度を錠剤破壊強度測定器(富
山産業、TH−203CP)にて測定した。また、錠剤
径及び厚みはダイヤルゲージ(テクロック製、SM−5
28)を用いて測定した。結果を第3表に示す。
【0029】
【表3】
【0030】得られた錠剤は硬度が4Kgf以上あり、
崩壊時間も1分以内であり優れた特性を示す。また、各
実施例と同様の混合粉末250mgを油圧プレス機[P
−1B、理研精機(株)]で、それぞれ10、15及び
20Kgfに打錠圧を変えて打錠し錠剤強度と崩壊時間
を測定した。
【0031】
【表4】
【0032】これらデータから、統計処理により求める
と、各錠剤の崩壊時間を30秒間に設定すると、実施例
4の組成の錠剤硬度は5.5Kgf、実施例5の組成の
錠剤硬度は7.8Kgf、実施例6の組成の錠剤硬度は
3.2Kgf、実施例7の組成の錠剤硬度は6.9Kg
f、実施例8の組成の錠剤硬度は5.4と強硬度な錠剤
が得られることが予想される。また、各錠剤の崩壊時間
を60秒間に設定すると、実施例4の組成の錠剤硬度は
8.0Kgf、実施例5の組成の錠剤硬度は10.0K
gf、実施例6の組成の錠剤硬度は5.3Kgf、実施
例7の組成の錠剤硬度は8.5Kgf、実施例8の組成
の錠剤硬度は8.6と強硬度な錠剤が得られることが予
想される。さらに、各錠剤の崩壊時間を120秒間に設
定すると、実施例4の組成の錠剤硬度は13.0Kg
f、実施例5の組成の錠剤硬度は14.4Kgf、実施
例6の組成の錠剤硬度は9.7Kgf、実施例7の組成
の錠剤硬度は11.7Kgf、実施例8の組成の錠剤硬
度は15.0と強硬度な錠剤が得られることが予想され
る。
【0033】試験例4 実施例7で得られた錠剤及び対照として同組成(13C尿
素75mg、結晶セルロース75mg、軽質無水ケイ酸
2.5mg、D−マンニトール81.25mg、ポリプ
ラスドン12.5mg、ヒドロキシプロピルセルロース
2.5mg及びステアリン酸マグネシウム1.25mg
を含有する混合物)の水溶液を用い、人に投与した。な
お、ヘリコバクター・ピロリ菌の陽性者及び陰性者は内
視鏡を用いた生検法で予め判定した。錠剤の投与には、
水溶液と同量の水を用いた。投与直後より呼気中の13
2 量を経時的に測定した。呼気中13CO2 量の測定
は、 13C尿素呼気試験専用質量分析装置[VG Isochrom-
μG、ファイソンズインストルメンツ(Fisons Instrume
nts)社製]で測定した。結果を第5表に示す。
【0034】
【表5】
【0035】第5表の呼気中の13CO2量の経時変化が
示すように、13C尿素の水溶液を経口投与した場合は、
ヘリコバクター・ピロリ菌に陽性及び陰性者共、呼気中
13CO2量の5〜10分の初期立ち上がりが認められ
るのに対し、錠剤を投与した場合は、ヘリコバクター・
ピロリ菌陰性者では呼気中の13CO2量初期立ち上がり
が認められなかった。従って13C尿素を錠剤にすること
で口腔内細菌叢の影響がなくなり、正確かつ迅速な診断
が可能となる。
【0036】試験例5 実施例9、10及び参考例1で製造した錠剤を試験例3
と同様な方法で測定した。結果を第6表に示す。
【0037】
【表6】
【0038】これらデータから、統計処理により求める
と、各錠剤の崩壊時間を30秒間に設定すると、実施例
9の組成の錠剤硬度は13.6Kgf、実施例10の組
成の錠剤硬度は10.1Kgfと強硬度な錠剤が得られ
るが、参考例1の組成の錠剤は2.7Kgfと柔らかい
錠剤となることが予想される。また、各錠剤の崩壊時間
を60秒間に設定すると、実施例9の組成の錠剤硬度は
19.0Kgf、実施例10の組成の錠剤硬度は11.
6Kgfと強硬度な錠剤が得られるが、参考例1の組成
の錠剤は3.2Kgfと柔らかい錠剤となることが予想
される。さらに、各錠剤の崩壊時間を120秒間に設定
すると、実施例9の組成の錠剤硬度は29.6Kgf、
実施例10の組成の錠剤硬度は14.4Kgfと強硬度
な錠剤が得られるが、参考例1の組成の錠剤は4.3K
gfと柔らかい錠剤となることが予想される。
【0039】試験例6 実施例11及び実施例12で製造した錠剤及び参考例2
で製造した錠剤を試験例3と同様な方法で測定した。結
果を第7表に示す。
【0040】
【表7】
【0041】これらデータから、統計処理により求める
と、各錠剤の崩壊時間を30秒間に設定すると、実施例
11の組成の錠剤硬度は11.0Kgf、実施例12の
組成の錠剤硬度は8.5Kgfと強硬度な錠剤が得られ
るが、参考例2の組成の錠剤は1.4Kgfと柔らかい
錠剤となることが予想される。また、各錠剤の崩壊時間
を60秒間に設定すると、実施例11の組成の錠剤硬度
は12.3Kgf、実施例12の組成の錠剤硬度は8.
8Kgfと強硬度な錠剤が得られるが、参考例2の組成
の錠剤は1.7Kgfと柔らかい錠剤となることが予想
される。さらに、各錠剤の崩壊時間を120秒間に設定
すると、実施例11の組成の錠剤硬度は14.9Kg
f、実施例12の組成の錠剤硬度は9.6Kgfと強硬
度な錠剤が得られるが、参考例2の組成の錠剤は2.2
Kgfと柔らかい錠剤となることが予想される。
【0042】参考例1 13 C尿素50g、結晶セルロース60g、無水クエン酸
63g、クロスカルメロースナトリウム24g及びステ
アリン酸マグネシウム3gを混合し粉砕機(サンプルミ
ル粉砕機、不二パウダル製、KEWG−1F型)にて平
均粒子径が100μm以下となる様に粉砕し、この混合
粉末200mgを油圧プレス機[P−1B、理研精機
(株)]でそれぞれ、10、15及び20Kgfの打錠
圧でプレスし錠剤を得た。
【0043】参考例2 13 C尿素500g、結晶セルロース600g、無水クエ
ン酸630g、クロスカルメロースナトリウム240g
及びステアリン酸マグネシウム30gをV型混合機に投
入し5分間混合し、混合物を粉砕機(サンプルミル粉砕
機、不二パウダル製、KEWG−1F型)にて平均粒子
径が100μm以下となる様に粉砕した後、ロータリー
式打錠機(菊水製作所製、コレクト12HUK)にて
8.5mmの金型を用いて打錠し、1錠200mg重量
の錠剤を得た。なお、混合物を打錠せずに放置すると、
尿素が凝集するのが観察された。また、打錠工程中、若
干のスティッキングも観察された。
【0044】次に実施例を示す。
【0045】
【実施例】実施例1 13 C尿素1100gと軽質無水ケイ酸100gを混合し
粉砕機(サンプルミル粉砕機、不二パウダル製、KEW
G−1F型)にて平均粒子径が100μm以下となる様
に粉砕し、この混合粉末300mgを油圧プレス機[P
−1B、理研精機(株)]でプレスし、1錠300mg
重量(13C尿素275mg含有)の錠剤を得た。
【0046】実施例2 13 C尿素1000gと軽質無水ケイ酸200gを混合し
粉砕機(サンプルミル粉砕機、不二パウダル製、KEW
G−1F型)にて平均粒子径が100μm以下となる様
に粉砕し、この混合粉末300mgを油圧プレス機[P
−1B、理研精機(株)]でプレスし、1錠300mg
重量(13C尿素250mg含有)の錠剤を得た。
【0047】実施例3 13 C尿素1000g、結晶セルロース900g及び軽質
無水ケイ酸100gを混合し粉砕機(サンプルミル粉砕
機、不二パウダル製、KEWG−1F型)にて平均粒子
径が100μm以下となる様に粉砕し、この混合粉末3
00mgを油圧プレス機[P−1B、理研精機(株)]
でプレスし、1錠300mg重量(13C尿素150mg
含有)の錠剤を得た。
【0048】実施例4 13 C尿素1000g、結晶セルロース1000g及び軽
質無水ケイ酸30gをV型混合機(徳寿工作所製、VI
−20型)に投入し5分間混合し、混合物をサンプルミ
ル粉砕機(不二パウダル製、KWG−1F型)にて平均
粒子径が100μm以下となる様に粉砕した。その粉砕
品を高速攪拌造粒機(富士産業製、FM−VG−25
P)に投入し、トウモロコシデンプン307.5g及び
ポリプラスドン125gを加え、ヒドロキシプロピルセ
ルロースの5%(w/w)エタノール溶液500gを注
加して造粒を行った。その造粒物を流動層造粒乾燥機
(グラット製、WSG−5型)を用いて吸気温度60℃
で30分間乾燥した。乾燥粉末を24号の金網で整粒
し、ステアリン酸マグネシウム12.5gを加え、V型
混合機にて3分間混合した。この混合粉末をロータリー
式打錠機(菊水製作所製、コレクト12HUK)にて
8.5mmの金型を用いて打錠し、1錠250mg重量
13C尿素100mg含有)の錠剤を得た。
【0049】実施例5 13 C尿素1000g及び軽質無水ケイ酸80gをV型混
合機(徳寿工作所製、VI−5型)に投入し5分間混合
し、混合物をサンプルミル粉砕機(不二パウダル製、K
WG−1F型)にて平均粒子径が100μm以下となる
様に粉砕した。その粉砕品を高速攪拌造粒機(富士産業
製、FM−VG−25P)に投入し、乳糖835g、結
晶セルロース535g及びヒドロキシプロピルセルロー
ス25gを加え、エタノール500gを注加して造粒を
行った。その造粒物を流動層乾燥機(グラット製、WS
G−5型)を用いて吸気温度60℃で30分間乾燥し
た。乾燥粉末を24号の金網で整粒し、ステアリン酸マ
グネシウム25gを加え、V型混合機(徳寿工作所製、
VI−20型)にて3分間混合した。この混合粉末をロ
ータリー式打錠機(菊水製作所製、コレクト12HU
K)にて8.5mmの金型を用いて打錠し、1錠250
mg重量(13C尿素100mg相当)の錠剤を得た。
【0050】実施例6 実施例4と同様に混合粉砕した粉末2030g、トウモ
ロコシデンプン307.5g及びポリプラスドン125
gを流動層造粒乾燥機(グラット製、WSG−5型)に
投入し、ヒドロキシプロピルセルロースの5%(w/
w)水溶液500gをスプレーし常法により造粒物を得
た。造粒物を24号の金網で整粒し、ステアリン酸マグ
ネシウム12.5gを加えV型混合機(徳寿工作所製、
VI−20型)にて3分間混合した。この混合粉末をロ
ータリー式打錠機(菊水製作所製、コレクト12HU
K)にて8.5mmの金型を用いて打錠し、1錠250
mg重量(13C尿素100mg含有)の錠剤を得た。
【0051】実施例7 13 C尿素750g、結晶セルロース750g及び軽質無
水ケイ酸25gをV型混合機(徳寿工作所製、VI−2
0型)に投入し5分間混合し、混合物をサンプルミル粉
砕機(不二パウダル製、KWG−1F型)にて平均粒子
径が100μm以下となる様に粉砕した。その粉砕品を
高速攪拌造粒機(富士産業製、FM−VG−25P)に
投入し、D−マンニトール812.5g及びポリプラス
ドン125gを加え、ヒドロキシプロピルセルロースの
5%(W/W)エタノール溶液500gを注加して造粒
を行った。その造粒物を流動層造粒乾燥機(グラット
製、WSG−5型)を用いて吸気温度60℃で30分間
乾燥した。乾燥粉末を24号の金網で整粒し、ステアリ
ン酸マグネシウム12.5gを加え、V型混合機にて3
分間混合した。この混合粉末をロータリー式打錠機(菊
水製作所製、コレクト12HUK)にて8.5mmの金
型を用いて打錠し、1錠250mg重量(13C尿素75
mg含有)の錠剤を得た。
【0052】実施例8 13 C尿素1000g及び水酸化アルミニウム1000g
をV型混合機に投入し5分間混合し、混合物をサンプル
ミル粉砕機(不二パウダル製、KWG−1F型)にて平
均粒子径が100μm以下となる様に粉砕した。その粉
砕品を高速攪拌造粒機に投入し、結晶セルロース805
g及びポリプラスドン150gを加えヒドロキシプロピ
ルセルロースの5%(W/W)エタノール溶液600g
を注加して造粒を行った。その造粒物を流動層乾燥機を
用いて吸気温度60℃で30分間乾燥した。乾燥粉末を
24号の金網を篩過し、ステアリン酸マグネシウム15
gを加え、V型混合機にて3分間混合した。この混合粉
末をロータリー式打錠機にて9mmの金型を用いて打錠
し、1錠300mg重量(13C尿素100mg含有)の
錠剤を得た。
【0053】実施例9 13 C尿素167gと軽質無水ケイ酸33gを混合し粉砕
機(サンプルミル粉砕機、不二パウダル製、KEWG−
1F型)にて平均粒子径が100μm以下となる様に粉
砕し、この混合粉末200mgを油圧プレス機[P−1
B、理研精機(株)]で、それぞれ10、15及び20
Kgfの打錠圧でプレスし錠剤を得た。
【0054】実施例10 13 C尿素100g、結晶セルロース90g及び軽質無水
ケイ酸10gを混合し粉砕機(サンプルミル粉砕機、不
二パウダル製、KEWG−1F型)にて平均粒子径が1
00μm以下となる様に粉砕し、この混合粉末200m
gを油圧プレス機[P−1B、理研精機(株)]で、そ
れぞれ10、15及び20Kgfの打錠圧でプレスし錠
剤を得た。
【0055】実施例113 C尿素1000gと軽質無水ケイ酸200gをV型混
合機に投入し5分間混合し、混合物を粉砕機(サンプル
ミル粉砕機、不二パウダル製、KEWG−1F型)にて
平均粒子径が100μm以下となる様に粉砕した後、ロ
ータリー式打錠機(菊水製作所製、コレクト12HU
K)にて8.5mmの金型を用いて打錠し1錠200m
g重量の錠剤を得た。
【0056】実施例12 13 C尿素1000g、結晶セルロース900g及び軽質
無水ケイ酸100gをV型混合機に投入し5分間混合
し、混合物を粉砕機(サンプルミル粉砕機、不二パウダ
ル製、KEWG−1F型)にて平均粒子径が100μm
以下となる様に粉砕した後、ロータリー式打錠機(菊水
製作所製、コレクト12HUK)にて8.5mmの金型
を用いて打錠し1錠200mg重量の錠剤を得た。
【0057】
【発明の効果】本発明の同位体尿素の錠剤は、ウレアー
ゼ生産微生物、特にヘリコバクターピロリ菌感染を検出
する診断薬として有用である。本発明の方法により、尿
素の有する付着性を防止できるので、工業的に尿素を錠
剤に製剤化することができる。また、本発明の錠剤は、
適度な硬度を有するので製造時及び輸送時等の衝撃によ
る錠剤の摩損や欠けなどが発生しにく、口腔内細菌叢に
由来するウレアーゼの影響を受けにくい。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同位体尿素及び無機化合物を含有する錠
    剤。
  2. 【請求項2】 有機化合物を含有する請求項1記載の錠
    剤。
  3. 【請求項3】 崩壊剤を含有する請求項1記載の錠剤。
  4. 【請求項4】 有機物及び崩壊剤を含有する請求項1記
    載の錠剤。
  5. 【請求項5】 無機化合物が、シリカを含む無機化合物
    及びアルミニウムを含む無機化合物からなる群より選ば
    れる請求項1〜4のいずれかに記載の錠剤。
  6. 【請求項6】 有機化合物が糖類である請求項2又は4
    記載の錠剤。
  7. 【請求項7】 崩壊剤が、ポリプラスドン、低置換度ヒ
    ドロキシプロピルセルロース、クロスカルメロースナト
    リウム、カルボキシメチルセルロースもしくはそのカル
    シウム塩及びヒドロキシプロピルスターチからなる群よ
    り選ばれる請求項3又は4記載の錠剤。
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