JP2001039375A

JP2001039375A - 折畳み自転車

Info

Publication number: JP2001039375A
Application number: JP2000207313A
Authority: JP
Inventors: Daocheng Liao; リャオダオチャン
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1999-07-09
Filing date: 2000-07-07
Publication date: 2001-02-13
Also published as: DE10032524B4; US6354618B1; DE10032524A1; BR0003322A

Abstract

(57)【要約】【課題】占領空間を減少でき、駐車や持ち運びに便利
な折畳み自転車を提供すること。【解決手段】ハンドルバーを含むハンドルバー手段
と、フロントパイプ（１１）、ガーダ軸コア（１２）、
およびガーダ軸スリーブ（１３）を有するガーダ手段
と、フロントフォークスタンドパイプ（９）と、前輪
（１０）と、後輪（３２）と、サドル（１６）と、ペダ
ル手段とを具備し、前端が前記フロントパイプ（１１）
と連結されている前記ガーダ軸コア（１２）が、ガーダ
軸スリーブ（１３）内で前後移動し、前輪（１０）支持
するためのガーダフロントパイプ（１１）に通じるフロ
ントフォークスタンドパイプ（９）が、その軸コードを
中心として回転し、ガーダフロントパイプ（１１）の軸
コードが前輪（１０）の軸コードの背後に垂直にあり、
前輪（１０）が回転および後側への折り畳みが可能であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、自転車に関する。
さらに詳しくは、折畳み自転車に関する。

【０００２】

【従来の技術および発明が解決しようとする課題】社会
の発達に伴い、益々新しいファッションの交通手段が現
れ、交通それ自体が益々進歩している。しかしながら、
伝統的な自転車はだからといって消滅せず、むしろ大い
な発達を成し遂げている。人々は常に新鮮さのないもの
を廃棄し、新鮮なものを生み出し、優越、便宜、パーソ
ナリティの方向に向かって前進する。都市域において
は、限られたリビングルームスペースにより、人々は可
能ならば自転車が最小のスペースしか占領しないことが
望まれる。また、便利なように、自転車が最小容量であ
ることが期待される。一方で自転車は、人々の自転車に
乗ること、また荷物を載せることにおけるニーズに合う
ものであらねばならないため、その大きさはそれ程小さ
く設計することができない。したがって、自転車が折り
畳めることが必要となってくる。

【０００３】そこで、本発明は、占領空間を減少でき、
駐車や持ち運びに便利な折畳み自転車を提供することを
目的とするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明の折畳み自転車
は、ハンドルバーを含むハンドルバー手段と、フロント
パイプ（１１）、ガーダ軸コア（１２）、およびガーダ
軸スリーブ（１３）を有するガーダ手段と、フロントフ
ォークスタンドパイプ（９）と、前輪（１０）と、後輪
（３２）と、サドル（１６）と、ペダル手段とを具備
し、前端が前記フロントパイプ（１１）と連結されてい
る前記ガーダ軸コア（１２）が、ガーダ軸スリーブ（１
３）内で前後移動し、前輪（１０）を支持するためのガ
ーダフロントパイプ（１１）に通じるフロントフォーク
スタンドパイプ（９）が、その軸コードを中心として回
転し、ガーダフロントパイプ（１１）の軸コードが前輪
（１０）の軸コードの背後に垂直にあり、前輪（１０）
が回転および後側への折り畳みが可能であるものであ
る。

【０００５】本発明にかかわる折畳み自転車において
は、前記ペダル手段およびハンドルバー手段もまた折り
畳める。

【０００６】本発明にかかわる自転車は前輪とともにガ
ーダ軸コアを後側に動かし、前輪を後輪フレーム下に置
くか前輪を後輪と平行に置くことにより折り畳める。さ
らに、ペダル手段、ハンドルバー手段、およびサドルが
折り畳める。

【０００７】

【発明の実施の形態】添付図面を参照しながら、本発明
を詳細に説明する。

【０００８】図１から図４に示されるように、本発明に
かかわる折畳み自転車は、ハンドルバーを含むハンドル
バー手段と、フロントパイプ１１、ガーダ軸コア１２、
およびガーダ軸スリーブ１３を有するガーダ手段と、フ
ロントフォークスタンドパイプ９と、前輪１０と、後輪
３２と、サドル１６と、ペダル手段とを具備し、その前
端は前記フロントパイプ１１と連結されているところの
前記ガーダ軸コア１２はガーダ軸スリーブ１３内で前後
移動し、前輪１０を支持するためのガーダフロントパイ
プ１１に通じるフロントフォークスタンドパイプ９は、
その軸コードを中心として回転し、ガーダフロントパイ
プ１１の軸コードは前輪１０の軸コードの背後に垂直に
あり、前輪１０は回転および後側への折り畳みが可能で
あるものである。

【０００９】前記ハンドルバー手段は、ハンドルバー軸
コア７と、このハンドルバー軸コア７がその内で上下移
動可能なハンドルバー軸スリーブ８とを具備し、前記サ
ドル１６は、サドル軸コア１５と、このサドル軸コア１
５がその内で上下移動可能なサドル軸スリーブ１４とを
具備する。

【００１０】自転車体の構造は以下のように述べられ
る。運搬ラック２８、ガーダ軸スリーブ１３、およびサ
ドル軸スリーブ１４とが連結されており、中央軸１７と
畳み軸３０の軸スリーブとが連結されている。畳み軸３
０の軸コアの二端は、後輪ブラケット３１と連結されて
いる。吊しバネ２９は、後輪ブラケット３１と運搬ラッ
ク２８との間で弾性を有して設けられている。ガーダ軸
コア１２は、ガーダのフロントパイプ１１と連結されて
いる。フロントフォークスタンドパイプ９は、ハンドル
バー軸スリーブ８と平行に連結されている。

【００１１】つぎに、図５の（ａ）および（ｂ）に関
し、軸スリーブおよび軸コアの折り畳んだ構造とハンド
ルバー手段の伸縮自在の枠組み、ガーダとサドル１６は
同一面上から視られる。バネボルト４は３つの各軸スリ
ーブ８、１３、１４の外側に設けらる一方、複数のキー
ホール４５１は３つの各軸コア７、１２、１５の対応す
る位置に設けられる。傾斜端を有するバネボルト４によ
り、軸コアの滑りが防止される。３つの軸スリーブ８、
１３、１４外側には、３つの軸コア７、１２、１５の弛
緩を防止するために固定ネジ５が設けられている。３つ
の軸コア７、１２、１５の後端には、突出したリミット
カラー３３が、軸コア７、１２、１５の軸スリーブ８、
１３、１４からの脱落を防止するために用いられてい
る。軸コアの回転を防止するために、これら３つの軸コ
ア・スリーブは全て四角形あるいは六角形のような他の
形状に形成されている。

【００１２】展開された際、３つの軸スリーブ（ハンド
ルバー軸スリーブ８、自転車ガーダ軸スリーブ１３、あ
るいはサドル軸スリーブ１４）のバネボルト４を弛緩さ
せる必要はなく、ただ軸コア（ハンドルバー軸コア７、
自転車軸コア１２、あるいはサドル軸コア１５）を移動
させればよい。バネボルト４は自動的にキーホール４５
１へ侵入するであろう。固定ネジ５は、軸スリーブ（ハ
ンドルバー軸スリーブ８、ガーダ軸スリーブ１３、ある
いはサドルスリーブ１４）内で軸コア（ハンルバー軸コ
ア７、ガーダ軸コア１２、あるいはサドルコア１５）を
固定するために使用される。折り畳みする際、軸スリー
ブ（ハンドルバー軸スリーブ８、ガーダ軸スリーブ１
３、あるいはサドルスリーブ１４）上の固定ネジ５およ
びバネボルト４は弛緩され、軸コア（ハンドルバー軸コ
ア７、ガーダ軸コア１２、あるいはサドルコア１５）は
適切な位置に移動される。

【００１３】本発明を説明するために、以下の実施例を
挙げて本発明中で使用されるハンドルバー手段およびペ
ダル手段を示す。

【００１４】実施例１ペダル手段（ｉ）図６、図７の（ａ）、（ｂ）、（ｃ）および（ｄ）に示
されるように、ペダル手段は、中央軸１７、クランク１
８、八角形管２１９、八角形コア２２０、折曲軸２０、
組立ネジ２２２、およびペダル１９を具備する。

【００１５】八角形管２１９は、クランク１８の八角形
体内に固定されている。組立ネジ２２２は軸２０上を被
覆し、両者はクランク１８にネジ止めされている。

【００１６】ネジ２２２の外部ネジダイは、クランク１
８の内部ネジダイと係合する。組立ネジ２２２およびク
ランク１８は、ネジピンにより固定されている。

【００１７】折曲軸２０の内側端の膨張部は八角形管２
１９と組立ネジ２２２との間で固定されており、回転は
可能だが脱落しないようになっている。折曲軸２０の外
側端はペダル１９の回転軸と連結され、ネジピンにより
固定されている。折曲軸２０の内側端および八角形管２
１９両者内の八角形の内側トラックは同一であり、互い
に係合可能であって、八角形コア２２０はそれらの内側
八角形トラック中をスパナハンドル２６、スチールワイ
ヤ２５、およびバネ２４の制御のもとに滑動する。八角
形コア２２０が八角形管２１９および折曲軸２０両者の
八角形体内側トラック内で同時に閉塞する際、折曲軸は
その後クランク１８内で回転できない。スパナハンドル
２６の一端は、固定された回転軸５１５を介してクラン
ク１８の外側壁上で固定される。バネ２４は八角形コア
２２０とクランク１８の内部壁間で付勢されている。ス
チールワイヤ２３はスパナハンドル２６および八角形コ
ア２２０と連結され、バネ２４の弾性力とスチールワイ
ヤ２５の牽引力は互いに反対方向に働いている。自転車
を折り畳む必要のある際、スパナハンドル２６は、八角
形コア２２０が折曲軸２０の八角形体内から出て移動す
るように動かされる。このようにして、２つのペダルは
自転車の中央部に向かって折り曲げられ、ボディの幅を
減少させる。使用状態では、八角形コア２２０の中央は
折曲軸２０内八角形体中央から外れ、互いに一方向で係
合する。展開された際、ペダルは左右に折り曲げられ
（使用状態）、八角形コア２２０は、バネ２４の圧力の
もと、自動的に折曲軸２０の八角形部に挿入されること
になる。このようにして、折曲軸２０は回転できないこ
とになる。

【００１８】実施例２ハンドルバー手段（ｉ）図８、図９、および図１０に示されるように、ハンドル
バー手段は、ペデスタル３と、このペデスタル３が垂直
にフロントフォークスタンドパイプ９の上端とそこを通
って連結されるところの左右ハンドルバー１およびハン
ドルバー軸コア７と、ペデスタル３の左右端それぞれと
連結される２つの膨張軸スリーブ２と、ハンドルバー１
の対応する位置にあって前記膨張軸スリーブ２およびキ
ーホール４５１の端部に配設されるバネボルト４とを具
備する。２つのハンドルバー１は互いに分離され、軸コ
アとして使用され、膨張軸スリーブ２内に嵌入され、膨
張軸スリーブ２内を滑動可能となる。左右両方のハンド
ルバー１が中央に移動する際、２つのハンドルバー１間
の幅は減少し、折り畳まれた際に折畳み自転車はより狭
い空間を占領することになる。

【００１９】バネボルト４の傾斜端は、ペデスタル３の
中央の方向に面している。バネボルト４のデッドボルト
状端面がキーホール４５１に侵入すると、ハンドルバー
１は軸スリーブ２内を移動不可能になる。ネジボルトの
ような従来技術における他の手段をバネ４の代わりとし
て用いることも可能である。

【００２０】自転車が展開されると、２つのハンドルバ
ー１の把持部は一直線状となり、非把持部は膨張軸スリ
ーブ２内に挿入される。この状態で、２つの非把持部は
互いに平行となり、前記直線と同一方向に並ぶこととな
る。そして、２つの膨張軸カバー２は、ずれて設置さ
れ、２つのハンドルバー１は中央に移動される際に交錯
するように配置される。バネボルト４はバネ２４の圧力
のもとに自動的にキーホールに侵入することとなり、展
開に都合の良い状態となる。膨張軸スリーブ２上の固定
ネジ５はハンドルバーを固定するために使用され、弛緩
を防止する。膨張軸スリーブ２の下部とハンドルバー１
の断面とは両者とも四角形であり、ハンドルバー１が移
動できないようになっている。ハンドルバー１の両端
（１つのバッジアウトで充分である）には固定材が設け
られ、少し移動された軸スリーブ２がそれらから外れる
のを防止している。

【００２１】自転車が折り畳まれる際、バネボルト４お
よび固定ネジ５は弛緩され、ハンドルバー１を中央に向
けて折曲げて、２つのハンドルバー１間の幅を減少させ
る。自転車が展開される際、左右のハンドルバーはそれ
ぞれ左右に折曲される。バネボルト４は自動的にハンド
ルバー１のキーホールに挿入され、固定ネジ５が固定さ
れる。

【００２２】膨張軸スリーブ２の断面は隆起する形状に
形成され得る。膨張アーチ形ブリッジ４３１はその上に
配置され、ブレーキハンドル６を通過可能とさせる。ブ
レーキハンドル６は右角度に折曲され、そこでハンドル
バー１の再取軸と連結される。ブレーキハンドル６の一
部は、ハンドルバー１の管の外側に位置し、他は管内に
あってスチールワイヤ４０８と連結されている。スチー
ルワイヤ４０８はハンドルバー１の管から出てブレーキ
手段と連結される。

【００２３】実施例３ペダル手段（ii）図１１〜１４に示されるように、ペダル手段は中央軸１
７（中央軸とは自転車の本体をフライングホイールと連
結する軸を意味する）と、内側クランク５２１および外
側クランク５２２を含むクランク１８と、折曲軸２０
と、ペダル１９とを具備する。内側クランク５２１およ
び外側クランク５２２はネジによりネジ穴５１３に固定
されている。前記内側クランク５２１の内側端は中央軸
１７の軸コアと連結されている。外側クランク５２２は
柱形状の中央貫通孔を有している。折曲軸２０の一端は
この柱状貫通孔に侵入し、外部へと延長し、ペダル１９
の回転軸と連結する。折曲軸２０は柱状貫通孔内を回転
可能であり、軸方向に滑動する。折曲軸２０の他端の外
径は柱状貫通孔の内径より長い。外側クランク５２２の
柱状貫通孔と内側クランク５２１の外部端に形成された
ノッチとはＴ形状孔を形成する。折曲軸２０はＴ形状孔
に楔着される。クランク２２の固定角（かど）および折
曲軸２１の固定角は、外側クランク５２２の内側および
折曲軸２０の内側にそれぞれ存在する。クランク５２２
の固定角および折曲角２１の固定角は互いに折曲軸２０
の滑動および回転をとおして係合する。それらが係合す
ると、折曲軸２０はクランク１８内を回転できない。折
曲軸２０は柱状貫通孔内を回転可能であり、軸方向に滑
動する。クランク２２の固定角および折曲角２１の固定
角は外側クランク５２２の内側および折曲軸２０の内側
にそれぞれ存在する。固定角は図１３および図１４に示
すように鋸の形状をしている。クランク２２の固定角お
よび折曲角２１の固定角は、折曲軸２０の滑動および回
転を介して互いに係合している。係合すると、折曲軸２
０は外側クランク５２２内を回転できず、ペダル１９は
使用のために展開される。自転車を折り畳むことが必要
となるなら、最初、ペダル１９を動かすことにより、ク
ランク２２の固定角および折曲軸２１の固定角を反対方
向に動かし、互いに固定することができなくなるように
する。したがって、折畳みするために、折曲軸２０は回
転可能となり、ペダル１９は自転車の中央線へ向かって
移動可能となる。このようにして、折畳み自転車は非常
に低減された空間を占領することとなる。

【００２４】内側クランク５２１の外部端には内部ノッ
チが設けられており、その中に充填グラニュール２３が
設けられている。折曲軸２０の内部端には、折曲軸の中
央キャビティ５１４が形成されている。充填グラニュー
ル２３が中央キャビティ５１４に設置されると、折曲軸
２０は軸方向に滑動することができ、クランク２２の固
定角と折曲軸２１の固定角との係合が解かれる。充填グ
ラニュール２３が折曲軸の周囲に設置されると、充填グ
ラニュール２３は折曲軸２０を保持し、折曲軸は滑動で
きなくなる。このようにして、クランク２２の固定角お
よび折曲軸２０の固定角は互いに係合し、折曲軸２０は
回転できなくなる。充填グラニュール２３の位置はバネ
２４、スパナハンドル２６、およびスチールワイヤ２５
によって制御される。前記バネ２４は充填グラニュール
２３とクランク１８の内部壁との間で付勢されている。
スチールワイヤ２５は充填グラニュール２３をスパナハ
ンドル２６と接続している。スパナハンドル２６の一端
はクランク１８の軸５１５内で固定されており、他端は
可動なもので、これに対応して保護板５１１が設けられ
ている。

【００２５】自転車が折り畳まれる際、スパナハンドル
２６は牽引され、充填グラニュール２３は中央キャビテ
ィ５１４へと移動され、折曲軸２０が自由に移動できる
こととなる。折曲軸２１のクランク角（かど）はクラン
ク２２のクランク角から解放され、折曲軸２０は回転可
能となる。このようにして、ペダル１９は自転車中央へ
と折曲され、２つのペダル１９間の幅が減少される。折
曲軸２０はまた、他の方法によっても回転可能である。
たとえば、バネ割楔をクランク１８上に設置し、キーホ
ールをそれに対応して折曲軸２０に設けることもでき
る。折曲軸はバネ割楔が折曲軸２０のキーホールに挿入
されている限り移動しない。自転車が使用されるときに
は、ペダル１９は使用状態へ移動され、折曲軸２０は移
動され、２つの固定角２１、２２は互いに固定される。
したがって、充填グラニュール２３はバネ２４のバネ力
により移動され、折曲軸２０を充填する。

【００２６】自転車を使用状態にセットするためには、
折曲軸２１の固定角およびクランク２２の固定角が、一
方向においてのみ共働可能である。この目的を達成する
ために、２つの角（かど）のうちの１つおよび角を係合
させるための空間が減少あるいは拡大される。折曲軸２
１の固定角はまた、折曲軸２０がクランク１８から脱落
するのを阻止するように機能する。クランク１８のポー
ト上のゴムカバー２７は、土砂が円状孔に侵入するのを
阻止できる。多数の保護板５１１には、スパナ２６の誤
操作を防止するためのスパナハンドル２６が設けられて
いる。

【００２７】実施例４ペダル手段（iii）図１５、図１６、および図１７に示されるように、実施
例３と同様に、クランク１８は、ネジによりクランク１
８の外部端に固定された１つのテンプレート５３１を含
んでいる。クランク２２の固定角はテンプレート５３１
上に設けられている。したがって、折曲軸２１の固定角
は折曲軸２０の外部端に設けられている。図１６はテン
プレート５３１の端表面を表す断面図を示している。図
１７は折曲軸２０の端表面の断面図を示している。この
実施例において、テンプレート５３１の他の機能は、折
曲軸２１の固定角内ベンチを阻止することであり、それ
で折曲軸２０はクランクから脱落しない。

【００２８】この実施例において、固定角２２はまた、
クランク１８の外部端表面に設けられても良い。折曲軸
２０の滑動を阻止するために使用されるテンプレート５
３１には、固定角は設けられるべきではない。

【００２９】実施例５ペダル手段（iv）図１８および図１９の（ａ）〜（ｃ）に示されるよう
に、外側クランク５２２の内部壁に沿ってのみ固定角２
２が可動であるように、また、折曲軸２０は外側クラン
ク５２２の貫通孔内でのみ回転可能であるように、ペダ
ル手段は配設される。折曲軸２１の固定角に形成された
段および折曲軸２０の外部端内のネジナットはそれぞ
れ、外側クランク５２２の内部および外部端をブロック
する。クランク２２の固定角は、バネ２４のバネ力によ
り折曲軸２１の固定角と係合する。クランク２２の固定
角が移動されると、折曲軸２０は回転できることとな
る。

【００３０】実施例６ハンドルバー手段（ii）図２０の（ａ）、（ｂ）および（ｃ）に示されるよう
に、ハンドルバー手段は、ハンドルバー１、Ｕ形状フレ
ーム、ハンドルバー折曲軸３０３、およびバネボルト４
を含んでいる。

【００３１】Ｕ形状フレームの中央部はペデスタル３と
呼ばれるもので、Ｕ形状フレームの両端はＵ溝３０２と
なっている。Ｕ溝の開口は上向き方向に向いており、ハ
ンドルバー１は、ハンドルバー折曲軸３０３を介して対
応するＵ溝内で回転可能に固定されている。２つのハン
ドルバーの把持部は直線状に合わせられ、Ｕ溝内に挿入
された部分とともに非把持部は、把持部に対してある角
度をもって配設されている。ハンドルバー１は、Ｕ溝３
０２内で、ハンドルバー折曲軸３０３を中心として回転
可能である。ペデスタル３はフロントフォークスタンド
パイプ９上でハンドルバー軸コア７を介して垂直方向に
固定されている。２つのＵ溝３０２はそれぞれ、各ハン
ドルバーの把持部の軸に対して、反対方向にある角度を
付けられている。Ｕ溝３０２の裾線部はバネボルト４と
連結されている。キーホール４５１はハンドルバー１の
対応する位置に形成されている。

【００３２】ボルト舌状部は、バネの圧力下にキーホー
ル４５１に侵入することができ、それでハンドルバー１
は回転できなくなる。バネボルト４が牽引されると、２
つのハンドルバー１はＵ形状フレーム内を回転でき、同
レベルで弛緩状態で設置されることになる。バネボルト
４の傾斜端は外側に向けられる。ハンドルバー１の端は
Ｕ溝３０２の底と当接でき、それによりハンドルバー１
は下方にターンされることはない。

【００３３】

【発明の効果】本発明によれば、占領空間を減少でき、
駐車や持ち運びに便利な折畳み自転車を提供することが
できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明にかかわる展開状態の折畳み自転車を示
す側面図である。

【図２】本発明にかかわる完全に折り畳んだ状態の折畳
み自転車を示す側面図である。

【図３】本発明にかかわる完全に折り畳んだ状態の折畳
み自転車を示す平面図である。

【図４】ハンドルバー手段、ガーダ、サドル軸スリー
ブ、および中央軸を部分的に示す拡大平面図である。

【図５】（ａ）および（ｂ）は、折り畳んだ状態でのハ
ンドルバー手段、ガーダ、およびサドルを示す図であ
る。

【図６】本発明にかかわるペダル手段の一実施例を示す
図である。

【図７】図７の（ａ）〜（ｄ）は、図６におけるクラン
ク、八角形コア、八角形管、およびペダル折曲軸をそれ
ぞれ示す説明図である。

【図８】本発明にかかわる折り曲げられたハンドルバー
手段を示す平面図である。

【図９】図８におけるハンドルバー手段の展開された状
態を示す平面図である。

【図１０】図８におけるハンドルバー手段の膨張軸スリ
ーブの端面を示す図である。

【図１１】本発明にかかわる折り曲げられたペダル手段
を示す図である。

【図１２】図１１におけるペダル手段の展開された状態
を示す図である。

【図１３】図１１におけるペダル手段の外側クランクの
内部端表面内のクランクのネジ穴および固定角を示す図
である。

【図１４】図１３におけるクランクの固定角に対応する
折曲軸端表面を示す図である。

【図１５】本発明にかかわるペダル手段の他の実施例を
示す図である。

【図１６】図１５におけるテンプレート端表面を示す図
である。

【図１７】図１５における折曲軸端表面を示す図であ
る。

【図１８】本発明にかかわるペダル手段の他の実施例を
示す図である。

【図１９】（ａ）は図１８におけるクランクの固定角の
端表面を示す図であり、（ｂ）は図１８における外側ク
ランクの内部端表面を示す図であり、（ｃ）は図１８に
おける折曲軸の固定角の端表面を示す図である。

【図２０】（ａ）は本発明にかかわる展開された状態に
おけるハンドルバー手段の他の実施例を示す図であり、
（ｂ）は（ａ）におけるハンドルバー手段の折り曲げら
れた状態を示す図であり、（ｃ）は（ａ）におけるハン
ドルバー手段のＵ形状フレームを示す図である。

【符号の説明】１ハンドルバー２膨張軸スリーブ３ペデスタル４バネボルト５固定ネジ６ブレーキハンドル７ハンドルバー軸コア８ハンドルバー軸スリーブ９、１１パイプ１０前輪１２ガーダ軸コア１３ガーダ軸スリーブ１４サドル軸スリーブ１５サドル軸コア１６サドル１７中央軸１８クランク１９ペダル２０ペダル折曲軸２１八角形管２２クランク２３グラニュール２４バネ２５スチールワイヤ２６スパナハンドル２１９八角形管２２０八角形コア２２２組立ネジ３０２Ｕ形状溝３０３ハンドルバー折曲軸４３１アーチ形ブリッジ４５１キーホール５１１保護板５１４中央キャビティー５１５回転軸

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号ＣＮ００２２８２０７：０ (32)優先日平成12年５月22日(2000．5．22) (33)優先権主張国中国（ＣＮ） (31)優先権主張番号ＣＮ００２２８２０６：２ (32)優先日平成12年５月22日(2000．5．22) (33)優先権主張国中国（ＣＮ） (72)発明者ダオチャンリャオ中華人民共和国、523757、グァンドォンプロビンス、ドォングァンシティ、ホァンジャンカウンティ、ジディガン、ジンキャアンリンインダストリアルゾーン、ジンチェンファクトリー（番地なし)

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】２つのハンドルバー（１）を含むハンド
ルバー手段と、フロントパイプ（１１）、ガーダ軸コア
（１２）、およびガーダ軸スリーブ（１３）を有するガ
ーダ手段と、フロントフォークスタンドパイプ（９）
と、前輪（１０）と、後輪（３２）と、サドル（１６）
と、ペダル手段とを具備し、前記フロントパイプ（１
１）とその前端が連結されている前記ガーダ軸コア（１
２）がガーダ軸スリーブ（１３）内で前後移動し、前輪
（１０）を支持するためのガーダフロントパイプ（１
１）に通じるフロントフォークスタンドパイプ（９）
が、その軸コードを中心として回転し、ガーダフロント
パイプ（１１）の軸コードは前輪（１０）の軸コードの
背後に垂直にあり、前輪（１０）は回転および後側への
折り畳みが可能である折畳み自転車。
【請求項２】前記ペダル手段が、（ａ）中央軸（１
７）と、クランク（１８）と、八角形管（２１９）と、
八角形コア（２２０）と、ペダル折曲軸（２０）と、組
立ネジ（２２２）と、ペダル（１９）と、スパナハンド
ル（２６）と、スチールワイヤ（２５）と、バネ（２
４）とを具備し、前記八角形管（２１９）がクランク
（１８）の八角形体内で固定されており、前記組立ネジ
（２２２）が折曲軸（２０）上を被覆して両者はクラン
ク（１８）に対してネジ止めされており；前記クランク
（１８）の外部ネジダイがその内部ネジダイと共働して
おり；前記組立ネジ（２２２）およびクランク（１８）
がネジピンにより固定されており；前記折曲軸（２０）
の内側端の膨張部は八角形管（２１９）と組立ネジ（２
２２）との間で固定されてあって回転は可能であるが滑
動して脱落できないようになっており；該ネジピンによ
り固定された折曲軸（２０）の外側端はペダル（１９）
の軸と連結されており；折曲軸（２０）の内側端および
八角形管（２１９）両者の八角形の内側トラックが同一
であり互いに係合可能であり；スパナハンドル（２
６）、スチールワイヤ（２５）、およびバネ（２４）の
制御のもとに八角形コア（２２０）が内側トラックの八
角形体中を滑動し、該八角形コア（２２０）が八角形管
（２１９）および折曲軸（２０）両者の内側トラックの
八角形体内側を同時に閉塞する際に、折曲軸（２０）が
クランク（１８）内を回転できないものであること、お
よび（ｂ）中央軸（１７）と、内側クランク（５２１）
および外側クランク（５２２）を含むクランク（１８）
と、ペダル（１９）と、折曲軸（２０）とを具備し、前
記中央軸（１７）が軸スリーブを介して自転車本体と連
結され、前記クランク（１８）の内側端が中央軸（１
７）の軸コアと連結され、その外側端がペダル（１９）
と連結され；前記クランク（５２１）および外側クラン
ク（５２２）の両者がネジにより固定されており；前記
折曲軸（２０）の一端が前記外側クランク（５２２）内
に設けられた柱状貫通孔内へ挿入され、その外部端から
延長してペダル（１９）の回転軸と連結され；前記クラ
ンク（２０）が折曲軸（２０）を介してペダル（１９）
と連結され；前記折曲軸（２０）の他端外径が外側クラ
ンク（５２２）の中間に位置する柱状貫通孔の内径より
大きく、柱状貫通孔はＴ形状円状孔およびノッチを内側
クランク（５２１）の外部端に形成し；前記折曲軸（２
０）がＴ形状円状孔内で楔着され；歯状であるクランク
（２２）の固定角と折曲軸（２１）の固定角がそれぞれ
外側クランク（５２２）の内側および折曲軸（２０）の
内側に設けられ；該クランク（２２）の固定角と折曲軸
（２１）の固定角が曲軸（２０）の滑動および回転をと
おして互いに係合し、その結果、折曲軸（２０）がクラ
ンク（１８）内を回転できず；充填グラニュール（２
３）が内側クランク（５２１）のノッチ空間内に配置さ
れ、折曲軸の中央キャビティ（５１４）が折曲軸（２
０）の内部端に位置され；該充填グラニュール（２３）
が中央キャビティ（５１４）内にあるとき、折曲軸（２
０）が軸方向に向かって滑動でき、クランク（２２）の
固定角および折曲軸（２１）の固定角の係合が解かれる
一方、充填グラニュール（２３）が折曲軸の周囲にある
とき、折曲軸（２０）に対して接近せず、滑動して脱落
することがなく、クランク（２２）の固定角と折曲軸
（２１）の固定角が互いに係合している間、折曲軸（２
０）は回転できず；充填グラニュール（２３）の位置
が、バネ（２４）、スパナハンドル（２６）、およびス
チールワイヤ（２５）により調整され；前記バネ（２
４）が充填グラニュール（２３）とクランク（１８）の
内部壁との間で付勢され；前記スチールワイヤ（２５）
は充填グラニュール（２３）およびスパナハンドル（２
６）の両者と連結され、その一端がクランク（１８）の
固定された回転軸（５１５）に固定され、他端は可動で
保護板（５１１）で囲まれていることのいずれかである
請求項１記載の折畳み自転車。
【請求項３】前記ハンドルバー手段が、ペデスタル
（３）と、左右ハンドルバー（１）と、ペデスタル３が
フロントフォークスタンドパイプ（９）の上端とそこを
通って垂直に連結されるところのハンドルバー軸コア
（７）とを備え、前記ハンドルバー手段が、（ａ）ペデ
スタル（３）の左右端それぞれと連結される２つの膨張
軸スリーブ（２）と、ハンドルバー（１）の対応する位
置にあって前記膨張軸スリーブ（２）およびキーホール
（４５１）の端部に配設されるバネボルト（４）と、膨
張軸スリーブ（２）上に位置されてそこを通ってブレー
キハンドル（６）が通過可能な膨張アーチ形ブリッジ
（４３１）と、膨張軸スリーブ（２）上の固定ネジ
（５）とを具備し、前記２つのハンドルバー（１）が互
いに分離され、軸コアとして使用され、膨張軸スリーブ
（２）内に嵌入され、膨張軸スリーブ（２）内を滑動可
能となり；前記バネボルト（４）の傾斜端がペデスタル
（３）の中央の方向に面しており、前記膨張軸スリーブ
（２）の断面が膨張形を呈しており、前記ハンドルバー
（１）の断面形状が四角であり、前記ハンドルバー
（１）が膨張軸スリーブ（２）内に位置し；自転車が展
開されると、前記２つのハンドルバー（１）の把持部が
一直線状となり、互いに平行であって前記直線と同一角
度を形成する非把持部が膨張軸スリーブ（２）内に挿入
され、前記膨張軸カバー（２）が、ずれて設置され、前
記２つのハンドルバー（１）が中央に移動された後に交
錯するように配置されるものであること、および（ｂ）
Ｕ形状溝（３０２）を含むＵ形状フレームと、ハンドル
バー折曲軸（３０３）と、バネボルト（４）とを具備
し、前記２つのハンドルバー（１）が、それぞれ、ペデ
スタル（３）の両端で上方向きの開口を有するＵ形状溝
（３０２）内に設置され、折曲軸（３０３）により固定
されており；前記２つのハンドルバー（１）の把持部が
直線状に並び、前記Ｕ形状溝（３０２）内の非把持部
が、ずれて配設され、前記直線と同じ方向にある角度を
もって配設されており；前記２つのハンドルバー（１）
が、上方およびＵ形状フレーム内の中央に向けて折り返
される際、ジグザグに折り曲げられることができること
のいずれかである請求項１記載の折畳み自転車。
【請求項４】前記ハンドルバー手段が、ハンドルバー
軸コア（７）と、ハンドルバー軸コア（７）がその中で
上下移動可能なハンドルバー軸スリーブ（８）と、をさ
らに具備し、前記サドル（１６）は、サドル軸コア（１
５）と、このサドル軸コア（１５）がその内で上下移動
可能なサドル軸スリーブ（１４）と、を具備する請求項
１に記載の折畳み自転車。
【請求項５】前記ハンドルバー手段が、ペデスタル
（３）と、左右ハンドルバー（１）と、ペデスタル３が
フロントフォークスタンドパイプ（９）の上端とそこを
通って垂直に連結されるところのハンドルバー軸コア
（７）とを備え、前記ハンドルバー手段が、（ａ）ペデ
スタル（３）の左右端それぞれと連結される２つの膨張
軸スリーブ（２）と、ハンドルバー（１）の対応する位
置にあって前記膨張軸スリーブ（２）およびキーホール
（４５１）の側部に配設されるバネボルト（４）と、膨
張軸スリーブ（２）上に位置されてそこを通ってブレー
キハンドル（６）が通過可能な膨張アーチ形ブリッジ
（４３１）と、膨張軸スリーブ（２）上の固定ネジ
（５）とを具備し、前記２つのハンドルバー（１）が互
いに分離され、軸コアとして使用され、膨張軸スリーブ
（２）内に嵌入され、バネボルト（４）の傾斜端がペデ
スタル（３）の中央の方向に面しており、膨張軸スリー
ブ（２）の断面は膨張形を呈しており、ハンドルバー
（１）の断面形状が四角であり、ハンドルバー（１）が
膨張軸スリーブ（２）内に位置し；自転車が展開される
と、２つのハンドルバー（１）の把持部が一直線状とな
り、互いに平行であって前記直線と同一角度を形成する
非把持部が膨張軸スリーブ（２）内に挿入され、膨張軸
カバー（２）が、ずれて設置され、２つのハンドルバー
（１）が中央に移動された後に交錯するように配置され
ること、および（ｂ）ペデスタル（３）と、左右ハンド
ルバー（１）と、ペデスタル３がフロントフォークスタ
ンドパイプ（９）の上端とそこを通って垂直に連結され
るところのハンドルバー軸コア（７）とを備え、前記ハ
ンドルバー手段がさらに、Ｕ形状溝（３０２）を含むＵ
形状フレームと、ハンドルバー折曲軸（３０３）と、バ
ネボルト（４）とを具備し、前記２つのハンドルバー
（１）が、それぞれ、ペデスタル（３）の両端で上方向
きの開口を有するＵ形状溝（３０２）内に設置されてお
り、前記折曲軸（３０３）により固定されており；２つ
のハンドルバー（１）の把持部が直線状に並び、Ｕ形状
溝（３０２）内の非把持部がずれて配設され、前記直線
と同じ方向にある角度をもって配設されており；前記２
つのハンドルバー（１）が、上方およびＵ形状フレーム
内の中央に向けて折り返される際、ジグザグに折り曲げ
られることができることのいずれかである請求項２記載
の折畳み自転車。
【請求項６】前記ハンドルバー手段が、ハンドルバー
軸コア（７）と、ハンドルバー軸コア（７）がその中で
上下移動可能なハンドルバー軸スリーブ（８）とをさら
に具備し、前記サドル（１６）が、サドル軸コア（１
５）と、このサドル軸コア（１５）がその内で上下移動
可能なサドル軸スリーブ（１４）とを具備する請求項２
記載の折畳み自転車。
【請求項７】前記ハンドルバー手段が、ハンドルバー
軸コア（７）と、ハンドルバー軸コア（７）がその中で
上下移動可能なハンドルバー軸スリーブ（８）とをさら
に具備し、前記サドル（１６）が、サドル軸コア（１
５）と、このサドル軸コア（１５）がその内で上下移動
可能なサドル軸スリーブ（１４）と、を具備する請求項
３記載の折畳み自転車。
【請求項８】前記ハンドルバー手段が、ハンドルバー
軸コア（７）と、ハンドルバー軸コア（７）がその中で
上下移動可能なハンドルバー軸スリーブ（８）とをさら
に具備し、前記サドル（１６）が、サドル軸コア（１
５）と、このサドル軸コア（１５）がその内で上下移動
可能なサドル軸スリーブ（１４）と、を具備する請求項
５記載の折畳み自転車。