JP2001039013A - 塗工用分散液の調製方法 - Google Patents
塗工用分散液の調製方法Info
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- JP2001039013A JP2001039013A JP11213195A JP21319599A JP2001039013A JP 2001039013 A JP2001039013 A JP 2001039013A JP 11213195 A JP11213195 A JP 11213195A JP 21319599 A JP21319599 A JP 21319599A JP 2001039013 A JP2001039013 A JP 2001039013A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 塗工用分散液中に蛍光染料を配合する場合,
一級アミノ基やアミジン基を含有する耐水化剤を共存さ
せると蛍光染料の機能が低下する。蛍光染料の機能を低
下させず、該耐水化剤の耐水効果を最大限に発揮する塗
工用分散液の調製法を提供する。 【解決手段】 塗工用分散液の調製工程において、アニ
オン性蛍光染料を添加する場合,該蛍光染料添加直前あ
るいは直後にジアリルアミン系高分子(ジアリルジメチ
ルアンモニウム塩単位のモル比5〜50モル%、アクリ
ルアミド単位のモル比50〜95モル%である単量体組
成)を添加し、その後耐水化剤(カチオン性耐水化剤が
一級アミノ基あるいはアミジン基含有高分子)を添加す
ることによって解決することができる。
一級アミノ基やアミジン基を含有する耐水化剤を共存さ
せると蛍光染料の機能が低下する。蛍光染料の機能を低
下させず、該耐水化剤の耐水効果を最大限に発揮する塗
工用分散液の調製法を提供する。 【解決手段】 塗工用分散液の調製工程において、アニ
オン性蛍光染料を添加する場合,該蛍光染料添加直前あ
るいは直後にジアリルアミン系高分子(ジアリルジメチ
ルアンモニウム塩単位のモル比5〜50モル%、アクリ
ルアミド単位のモル比50〜95モル%である単量体組
成)を添加し、その後耐水化剤(カチオン性耐水化剤が
一級アミノ基あるいはアミジン基含有高分子)を添加す
ることによって解決することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は塗工用分散液の調製
方法に関するものであり、さらに詳しくはインクジェッ
ト方式印刷等塗工紙製造のための分散液調製方法に関す
る。
方法に関するものであり、さらに詳しくはインクジェッ
ト方式印刷等塗工紙製造のための分散液調製方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】インクジェット方式印刷は1)普通紙が
使用でき、上質紙,コ−ト紙、フィルムなど幅広い記録
媒体が選択できる。2)構成がシンプルで小型から大型
まで装置設計の自由度が高い。3)高画質記録、カラ−
記録、高速記録が可能である。4)非接触記録で、静粛
である。5)装置の低コスト化が可能で、記録材料費用
も案化である、などの利点を有する優れた印刷方式であ
るが、現在大部分のインクジェット方式印刷用インクが
水溶性染料を使用しているため、印刷物の耐水性を向上
させることが大きな課題の一つになっている。そのため
に専用印刷用紙表面処理のための塗工用分散液中には耐
水化剤としてカチオン性高分子が添加、配合してある。
この耐水化剤の作用により耐水性は向上するが、反面カ
ラ−あるいはモノクロ−ム印刷においてさえ色再現性に
おおき影響を与え、変色が多かれ、少なかれ問題となっ
ている。また印刷用紙製造後の色調を調製するため大部
分の用紙には蛍光染料が、塗工液中に配合されている。
使用でき、上質紙,コ−ト紙、フィルムなど幅広い記録
媒体が選択できる。2)構成がシンプルで小型から大型
まで装置設計の自由度が高い。3)高画質記録、カラ−
記録、高速記録が可能である。4)非接触記録で、静粛
である。5)装置の低コスト化が可能で、記録材料費用
も案化である、などの利点を有する優れた印刷方式であ
るが、現在大部分のインクジェット方式印刷用インクが
水溶性染料を使用しているため、印刷物の耐水性を向上
させることが大きな課題の一つになっている。そのため
に専用印刷用紙表面処理のための塗工用分散液中には耐
水化剤としてカチオン性高分子が添加、配合してある。
この耐水化剤の作用により耐水性は向上するが、反面カ
ラ−あるいはモノクロ−ム印刷においてさえ色再現性に
おおき影響を与え、変色が多かれ、少なかれ問題となっ
ている。また印刷用紙製造後の色調を調製するため大部
分の用紙には蛍光染料が、塗工液中に配合されている。
【0003】耐水化剤はアニオン性、ノニオン性、カチ
オン性とそれぞれ使用されているが、耐水効果からみれ
ばカチオン性が最も高い。カチオン性耐水化剤はカチオ
ン性高分子が主な成分である。たとえば、(メタ)アク
リル酸ジアルキルアミノエチルの塩あるいは四級アンモ
ニウム塩の単独あるいは共重合体、ポリビニルアミン
系、あるいはポリアミジン系、またジメチルジアリルア
ンモニウム塩の単独あるいは共重合体などが一般的であ
る。このうち特に一級アミノ基あるいはアミジン基を有
するポリアリルアミン系、ポリビニルアミン系あるいは
アミジン系が耐水性においては非常に優れたものをもっ
ている。しかし、インクジェット方式印刷用インク染料
に与える影響が強く,印刷後の色再現性に問題を残す。
また塗工用分散液中に配合する蛍光染料に対する影響も
強く、その効果を低下させる。
オン性とそれぞれ使用されているが、耐水効果からみれ
ばカチオン性が最も高い。カチオン性耐水化剤はカチオ
ン性高分子が主な成分である。たとえば、(メタ)アク
リル酸ジアルキルアミノエチルの塩あるいは四級アンモ
ニウム塩の単独あるいは共重合体、ポリビニルアミン
系、あるいはポリアミジン系、またジメチルジアリルア
ンモニウム塩の単独あるいは共重合体などが一般的であ
る。このうち特に一級アミノ基あるいはアミジン基を有
するポリアリルアミン系、ポリビニルアミン系あるいは
アミジン系が耐水性においては非常に優れたものをもっ
ている。しかし、インクジェット方式印刷用インク染料
に与える影響が強く,印刷後の色再現性に問題を残す。
また塗工用分散液中に配合する蛍光染料に対する影響も
強く、その効果を低下させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はカチオ
ン性の耐水化剤、特に一級アミノ基あるいはアミジン基
を有する高分子を耐水化剤として使用した場合,塗工分
散液中に配合する蛍光染料の効果を低下させないで、か
つ前記一級アミノ基あるいはアミジン基を含有する耐水
化剤の効果を最大限に発揮させ、インクジェット方式印
刷用紙の耐水性を向上させることである。
ン性の耐水化剤、特に一級アミノ基あるいはアミジン基
を有する高分子を耐水化剤として使用した場合,塗工分
散液中に配合する蛍光染料の効果を低下させないで、か
つ前記一級アミノ基あるいはアミジン基を含有する耐水
化剤の効果を最大限に発揮させ、インクジェット方式印
刷用紙の耐水性を向上させることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題に対し詳細に検
討した結果、塗工用分散液の調製工程において蛍光染料
を添加する場合,該蛍光染料添加の直前あるいは直後に
ジアリルアミン系高分子を添加し、その後耐水化剤を添
加することにより蛍光染料の機能を低下させる作用の強
い耐水化剤の影響を減少させ、傾向染料の機能と耐水化
剤の機能との両立を図り得ることがわかり本発明に達成
した。
討した結果、塗工用分散液の調製工程において蛍光染料
を添加する場合,該蛍光染料添加の直前あるいは直後に
ジアリルアミン系高分子を添加し、その後耐水化剤を添
加することにより蛍光染料の機能を低下させる作用の強
い耐水化剤の影響を減少させ、傾向染料の機能と耐水化
剤の機能との両立を図り得ることがわかり本発明に達成
した。
【0006】請求項1の発明は、塗工用分散液の調製工
程において、蛍光染料を添加する場合,該蛍光染料添加
直前あるいは直後にジアリルアミン系高分子を添加し、
その後耐水化剤を添加することを特徴とする塗工用分散
液の調製方法に関する。
程において、蛍光染料を添加する場合,該蛍光染料添加
直前あるいは直後にジアリルアミン系高分子を添加し、
その後耐水化剤を添加することを特徴とする塗工用分散
液の調製方法に関する。
【0007】請求項2の発明は、塗工用分散液の調製工
程において、蛍光染料を添加する場合,該蛍光染料添加
直前あるいは直後にジアリルアミン系高分子を添加し、
その後カチオン性耐水化剤を添加することを特徴とする
塗工用分散液の調製方法に関する。
程において、蛍光染料を添加する場合,該蛍光染料添加
直前あるいは直後にジアリルアミン系高分子を添加し、
その後カチオン性耐水化剤を添加することを特徴とする
塗工用分散液の調製方法に関する。
【0008】請求項3の発明は、前記蛍光染料がアニオ
ン性であることを特徴とする請求項1あるいは2に記載
の塗工用分散液の調製方法である。
ン性であることを特徴とする請求項1あるいは2に記載
の塗工用分散液の調製方法である。
【0009】請求項4の発明は、ジアリルアミン系高分
子がジアリルジメチルアンモニウム塩含有高分子である
ことを特徴とする請求項1あるいは2に記載の塗工用分
散液の調製方法である。
子がジアリルジメチルアンモニウム塩含有高分子である
ことを特徴とする請求項1あるいは2に記載の塗工用分
散液の調製方法である。
【0010】請求項5の発明はジアリルアミン系高分子
が、ジアリルジメチルアンモニウム塩単位のモル比5〜
50モル%、アクリルアミド単位モル比50〜95モル
%である単量体組成からなることを特徴とする請求項1
あるいは2に記載の塗工用分散液の調製方法である。
が、ジアリルジメチルアンモニウム塩単位のモル比5〜
50モル%、アクリルアミド単位モル比50〜95モル
%である単量体組成からなることを特徴とする請求項1
あるいは2に記載の塗工用分散液の調製方法である。
【0011】請求項6の発明は、塗工用分散液がインク
ジェット方式印刷用塗工紙製造のための分散液であるこ
とを特徴とする請求項1あるいは2に記載の塗工用分散
液の調製方法である。
ジェット方式印刷用塗工紙製造のための分散液であるこ
とを特徴とする請求項1あるいは2に記載の塗工用分散
液の調製方法である。
【0012】請求項7の発明は、カチオン性耐水化剤が
一級アミノ基あるいはアミジン基含有高分子であること
を特徴とする請求項1あるいは2に記載の塗工用分散液
の調製方法である。
一級アミノ基あるいはアミジン基含有高分子であること
を特徴とする請求項1あるいは2に記載の塗工用分散液
の調製方法である。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明で使用するジアリルアミン
形高分子を製造する場合に使用するジアリルアミン系単
量体の例としては、ジアリルアミン,ジアリルメチルア
ミン、ジアリルメチルアミン、などの有機酸,無機酸に
よる塩類、あるいは三級ジアリルアミン類のモノハロゲ
ン化低級アルキル類による四級アンモニウム塩類、たと
えばジアリルジメチルアンモニウム塩化物等があげられ
る。これら単量体のなかでジメチルジアリルアンモニウ
ム塩が特に好ましく用いられる。上記ジアリルアミン類
は単独重合体でも本発明の目的に使用可能だが、上記単
量体と共重合し得る単量体との共重合体も使用可能であ
る。たとえば、ノニオン性の水溶性単量体としてはアク
リリルアミト゛,メタクリルアミド,ジメチルアクリルアミ
ド,N−イソプロピルアクリルアミド、N−ビニルフォ
ルムアミド、N−ビニルアセトアミド、N−ビニルピロ
リドンなどがあげられる。又、水にやや溶解する単量体
の例としては、アクリロニトリル、メチルアクリレ−
ト、酢酸ビニルなどがあげられ、また水に不溶な単量体
の例としてはスチレン、オクチルアクリレ−トなどがあ
げられ、これら単量体は重合後の高分子が水溶性あるい
は水分散性である範囲のモル%で共重合可能である。
形高分子を製造する場合に使用するジアリルアミン系単
量体の例としては、ジアリルアミン,ジアリルメチルア
ミン、ジアリルメチルアミン、などの有機酸,無機酸に
よる塩類、あるいは三級ジアリルアミン類のモノハロゲ
ン化低級アルキル類による四級アンモニウム塩類、たと
えばジアリルジメチルアンモニウム塩化物等があげられ
る。これら単量体のなかでジメチルジアリルアンモニウ
ム塩が特に好ましく用いられる。上記ジアリルアミン類
は単独重合体でも本発明の目的に使用可能だが、上記単
量体と共重合し得る単量体との共重合体も使用可能であ
る。たとえば、ノニオン性の水溶性単量体としてはアク
リリルアミト゛,メタクリルアミド,ジメチルアクリルアミ
ド,N−イソプロピルアクリルアミド、N−ビニルフォ
ルムアミド、N−ビニルアセトアミド、N−ビニルピロ
リドンなどがあげられる。又、水にやや溶解する単量体
の例としては、アクリロニトリル、メチルアクリレ−
ト、酢酸ビニルなどがあげられ、また水に不溶な単量体
の例としてはスチレン、オクチルアクリレ−トなどがあ
げられ、これら単量体は重合後の高分子が水溶性あるい
は水分散性である範囲のモル%で共重合可能である。
【0014】またイオン性単量体の性能に影響がない限
りの範囲で共重合可能である。たとえば、(メタ)アク
リル酸ジメチルアミノエチル、ジメチルアミノプロピル
(メタ)アクリルアミドの有機酸,無機酸の塩類、ある
いは(メタ)アクリロイルオキシエチルトリメチルアン
モニウム塩化物、(メタ)アクリロイルアミノプロピル
トリメチルアンモニウム塩化物、あるいは(メタ)アク
リロイルオキシ(2−ヒドロキシ)プロピルトリメチル
アンモニウム塩化物、またアニオン性単量体の例として
は(メタ)アクリル酸、イタコン酸などがあげられる。
りの範囲で共重合可能である。たとえば、(メタ)アク
リル酸ジメチルアミノエチル、ジメチルアミノプロピル
(メタ)アクリルアミドの有機酸,無機酸の塩類、ある
いは(メタ)アクリロイルオキシエチルトリメチルアン
モニウム塩化物、(メタ)アクリロイルアミノプロピル
トリメチルアンモニウム塩化物、あるいは(メタ)アク
リロイルオキシ(2−ヒドロキシ)プロピルトリメチル
アンモニウム塩化物、またアニオン性単量体の例として
は(メタ)アクリル酸、イタコン酸などがあげられる。
【0015】ジアリルアミン系高分子中のジアリルアミ
ン系単量体のモル%としては、5〜50モル%が一般的
であるが、5〜50モル%が好ましく、10〜50モル
%が特に好ましい。5モル%未満では蛍光染料との親和
力が低く、後に添加するカチオン性耐水化剤と蛍光染料
が結合する確率が高くなりジアリルアミン系高分子の効
果が低下する。
ン系単量体のモル%としては、5〜50モル%が一般的
であるが、5〜50モル%が好ましく、10〜50モル
%が特に好ましい。5モル%未満では蛍光染料との親和
力が低く、後に添加するカチオン性耐水化剤と蛍光染料
が結合する確率が高くなりジアリルアミン系高分子の効
果が低下する。
【0016】ジアリルアミン系高分子の重合方法として
は、任意の方法で行う。水溶液重合法、逆相乳化重合
法,分散重合法など適宜使用可能だが、塗工用分散液の
調製を考慮すれば水溶液重合法が最も適していると思わ
れ、重合後、反応液をそのままの状態で使用可能なので
実際的である。重合温度は0〜100℃で可能だが、ジ
アリルアミン系単量体の反応性からして30〜80℃が
適している。重合は中和した状態で行うのが一般的で、
pH2〜8の範囲で、レドックス系開始剤よりもアゾ系
開始剤のほうが好ましい。また油溶性の2、2−アゾビ
ス(2−メチルブチロニトリル)や水溶性の2、2−ア
ゾビスアミジノプロパンニ塩化水素化物や2、2−アゾ
ビス[2−(5−メチル−2−イミダゾリン−2−イ
ル)プロパン]ニ塩化水素化物など開始剤が使用可能だ
が、水溶性のほうが好ましい。
は、任意の方法で行う。水溶液重合法、逆相乳化重合
法,分散重合法など適宜使用可能だが、塗工用分散液の
調製を考慮すれば水溶液重合法が最も適していると思わ
れ、重合後、反応液をそのままの状態で使用可能なので
実際的である。重合温度は0〜100℃で可能だが、ジ
アリルアミン系単量体の反応性からして30〜80℃が
適している。重合は中和した状態で行うのが一般的で、
pH2〜8の範囲で、レドックス系開始剤よりもアゾ系
開始剤のほうが好ましい。また油溶性の2、2−アゾビ
ス(2−メチルブチロニトリル)や水溶性の2、2−ア
ゾビスアミジノプロパンニ塩化水素化物や2、2−アゾ
ビス[2−(5−メチル−2−イミダゾリン−2−イ
ル)プロパン]ニ塩化水素化物など開始剤が使用可能だ
が、水溶性のほうが好ましい。
【0017】ジアリルアミン系高分子の分子量は100
0以上〜500万以下であるが、1000以上〜50万
以下がより好ましく、1000以上〜10万以下がさら
に好ましい。1000未満であると、蛍光染料との結合
力が低く効果が発現せず、500万以上であると粘性が
高くなりすぎ塗工用分散液の粘性が高くなりすぎ実用的
でない。
0以上〜500万以下であるが、1000以上〜50万
以下がより好ましく、1000以上〜10万以下がさら
に好ましい。1000未満であると、蛍光染料との結合
力が低く効果が発現せず、500万以上であると粘性が
高くなりすぎ塗工用分散液の粘性が高くなりすぎ実用的
でない。
【0018】本発明の塗工用分散液の調製方は耐水化剤
を添加する前に、蛍光染料とジアリルアミン系高分子を
添加することが特徴である。従って,この順が確保され
ていればその他の配合薬剤の添加順は任意である。たと
えな、ポリビニルアルコ−ル水溶液に微粉末シリカを添
加、混合,分散させ、次に蛍光染料を添加、分散させ、
その後本発明のジアリルアミン系高分子を添加、混合す
る。そして最後に耐水化剤を添加するという順が考えら
れる。また上記順序において、蛍光染料はジアリルアミ
ン系高分子の後でもかまわないが、耐水化剤は蛍光染料
とジアリルアミン系高分子の前に添加してはならない。
を添加する前に、蛍光染料とジアリルアミン系高分子を
添加することが特徴である。従って,この順が確保され
ていればその他の配合薬剤の添加順は任意である。たと
えな、ポリビニルアルコ−ル水溶液に微粉末シリカを添
加、混合,分散させ、次に蛍光染料を添加、分散させ、
その後本発明のジアリルアミン系高分子を添加、混合す
る。そして最後に耐水化剤を添加するという順が考えら
れる。また上記順序において、蛍光染料はジアリルアミ
ン系高分子の後でもかまわないが、耐水化剤は蛍光染料
とジアリルアミン系高分子の前に添加してはならない。
【0019】本発明の塗工用分散液を調製するに際して
は、炭酸カルシウムや二酸化チタン6などの塗工用填
料、酸化デンプン、消泡剤、着色顔料なども従来と全く
同様に使用することができる。また耐水化剤もノニオン
性、アニオン性、カチオン性が使用可能だが、耐水性が
最も強く蛍光染料への影響が大きい一級アミノ基あるい
はアミジン基を含有する耐水化剤を使用した場合,本発
明の調製法が最も意義を持つこととなる。
は、炭酸カルシウムや二酸化チタン6などの塗工用填
料、酸化デンプン、消泡剤、着色顔料なども従来と全く
同様に使用することができる。また耐水化剤もノニオン
性、アニオン性、カチオン性が使用可能だが、耐水性が
最も強く蛍光染料への影響が大きい一級アミノ基あるい
はアミジン基を含有する耐水化剤を使用した場合,本発
明の調製法が最も意義を持つこととなる。
【0020】
【実施例】以下、実施例および比較例によって本発明を
さらに詳しく説明するが、ほんはつめいはその要旨を超
えない限り、以下の実施例に制約されるものではない。
さらに詳しく説明するが、ほんはつめいはその要旨を超
えない限り、以下の実施例に制約されるものではない。
【0021】合成例−1 温度計、攪拌機、窒素導入管、ペリスタポンプ(SMP
−21型、東京理化器械製)に接続した単量体供給管お
よびコンデンサ−を備えた500mLの4ツ口フラスコ
内にジメチルジアリルアンモニウム塩化物(商品名DA
DMAC、65重量%品,ダイソ−製)18.6g、ア
クリルアミド(商品名、アクリルアマイド、50重量%
品、日東化学製)30重量%を20g、イオン交換水1
07g、連鎖移動剤として2−プロパノ−ルを0.18
g(対全単量体当たり0.3%)、重合開始剤として
2、2−アゾビスアミジノプロパンニ塩化水素化物の
0.7%水溶液を5g(対全単量体当たり0.25%)
をそれぞれ仕込んだ。原料混合物を攪拌しながら、温度
を42℃に保ち窒素を流入させ30分間重合を進行させ
た後、アクリルアミドの30重量%水溶液140gを毎
分0.58gで4時間かけフラスコ内に供給した。供給
終了後のDADMACとアクリルアミドのモル比は1
0:90である。供給終了後、8時間で重合開始剤を5
g追加した。重合開始から12時間後、保温を中止し重
合を停止した。その後、静的光散乱法による分子量測定
器(大塚電子製DLS−7000)によって重量平均分
子量を測定し、またコロイド滴定法によって重合物のカ
チオン当量(meq/g)を測定した。また同様な操作
でDADMACが3、5、20、30、50、100の
各モル%の重合物を合成した。各重合物の物性は表1に
示す。
−21型、東京理化器械製)に接続した単量体供給管お
よびコンデンサ−を備えた500mLの4ツ口フラスコ
内にジメチルジアリルアンモニウム塩化物(商品名DA
DMAC、65重量%品,ダイソ−製)18.6g、ア
クリルアミド(商品名、アクリルアマイド、50重量%
品、日東化学製)30重量%を20g、イオン交換水1
07g、連鎖移動剤として2−プロパノ−ルを0.18
g(対全単量体当たり0.3%)、重合開始剤として
2、2−アゾビスアミジノプロパンニ塩化水素化物の
0.7%水溶液を5g(対全単量体当たり0.25%)
をそれぞれ仕込んだ。原料混合物を攪拌しながら、温度
を42℃に保ち窒素を流入させ30分間重合を進行させ
た後、アクリルアミドの30重量%水溶液140gを毎
分0.58gで4時間かけフラスコ内に供給した。供給
終了後のDADMACとアクリルアミドのモル比は1
0:90である。供給終了後、8時間で重合開始剤を5
g追加した。重合開始から12時間後、保温を中止し重
合を停止した。その後、静的光散乱法による分子量測定
器(大塚電子製DLS−7000)によって重量平均分
子量を測定し、またコロイド滴定法によって重合物のカ
チオン当量(meq/g)を測定した。また同様な操作
でDADMACが3、5、20、30、50、100の
各モル%の重合物を合成した。各重合物の物性は表1に
示す。
【0022】合成例−2 合成例と同様な操作によって、アクリロイルオキシエチ
ルトリメチルアンモニウム塩化物(DMQ)、アクリロ
イルオキシエチルジメチルベンジルアンモニウム塩化物
(DMABC)、アクリロイルアミノプロピルトリメチ
ルアンモニウム塩化物(DMPQ)の各10モル%、3
0モル%、50モル%の重合体を合成した。各物性は表
2に示す。
ルトリメチルアンモニウム塩化物(DMQ)、アクリロ
イルオキシエチルジメチルベンジルアンモニウム塩化物
(DMABC)、アクリロイルアミノプロピルトリメチ
ルアンモニウム塩化物(DMPQ)の各10モル%、3
0モル%、50モル%の重合体を合成した。各物性は表
2に示す。
【0023】(実施例1〜5) 塗工用分散液の調製および紙のへの塗工 ポリビニルアルコ−ル(PVA−105、ケン化度98
%、重合度500、クラレ製)を20重量%溶液に溶解
し、この溶液の50gを採取し、43gの合成微粉末シ
リカを加え,ホモジナイザ−(日本精機製)により10
000rpmで5分攪拌しシリカを均一に分散させた。
これに蛍光染料(ブランコファ−、バイエル社製)を有
姿で0.5g添加しスパチュラにより均一に混合した
後、合成例−1のNO.2〜NO.6のジアリルアミン
系高分子をそれぞれ2.0g添加し、ホモジナイザ−で
3分間攪拌後,耐水化剤としてポリアミジン系高分子
(一級アミノ基19.1モル%、アミジン基47.1モ
ル%、ホルムアミド基7.4モル%、シアノ基26.5
モル%、分子量約150000)を純分で5.0g添加
し、さらにホモジナイザ−で3分間攪拌し、固形分が2
5重量%の塗工用分散を調製した。
%、重合度500、クラレ製)を20重量%溶液に溶解
し、この溶液の50gを採取し、43gの合成微粉末シ
リカを加え,ホモジナイザ−(日本精機製)により10
000rpmで5分攪拌しシリカを均一に分散させた。
これに蛍光染料(ブランコファ−、バイエル社製)を有
姿で0.5g添加しスパチュラにより均一に混合した
後、合成例−1のNO.2〜NO.6のジアリルアミン
系高分子をそれぞれ2.0g添加し、ホモジナイザ−で
3分間攪拌後,耐水化剤としてポリアミジン系高分子
(一級アミノ基19.1モル%、アミジン基47.1モ
ル%、ホルムアミド基7.4モル%、シアノ基26.5
モル%、分子量約150000)を純分で5.0g添加
し、さらにホモジナイザ−で3分間攪拌し、固形分が2
5重量%の塗工用分散を調製した。
【0024】市販のPPC用紙(ステキヒトサイズ度、
約15秒)に、これら調製した塗工用分散液をワイヤ−
バ−(PDS04、ウェ−ブスタ−製)により固形分で
10g/m2塗布した後,105℃で10分間乾燥を行い
印刷およびその後の印刷に供した。
約15秒)に、これら調製した塗工用分散液をワイヤ−
バ−(PDS04、ウェ−ブスタ−製)により固形分で
10g/m2塗布した後,105℃で10分間乾燥を行い
印刷およびその後の印刷に供した。
【0025】試験紙の印刷、蛍光強度の測定および耐水
性の測定 塗工下試験紙を色差計(PF−10、日本電色工業製)
により蛍光強度を測定した後,エプソン製インクジェッ
ト方式プリンタ−、PM−700Cを用い,シアン、マ
ゼンタ、イエロ−、黒のベタ刷りおよび印字を印刷し
た。印刷後の色濃度はマクベス反射式色濃度計により測
定し、また耐水性試験後の色濃度を測定することにより
残色率を計算し耐水性の指標とした。耐水性試験はベタ
印刷した試験片を300ml/minで移動するイオン
交換水中(流水)に10分間投入して行った。これらの
結果を表3に示す。
性の測定 塗工下試験紙を色差計(PF−10、日本電色工業製)
により蛍光強度を測定した後,エプソン製インクジェッ
ト方式プリンタ−、PM−700Cを用い,シアン、マ
ゼンタ、イエロ−、黒のベタ刷りおよび印字を印刷し
た。印刷後の色濃度はマクベス反射式色濃度計により測
定し、また耐水性試験後の色濃度を測定することにより
残色率を計算し耐水性の指標とした。耐水性試験はベタ
印刷した試験片を300ml/minで移動するイオン
交換水中(流水)に10分間投入して行った。これらの
結果を表3に示す。
【0026】(比較例1〜12)実施例1〜6同様に合
成例−1のNO.1、NO.7および合成例−2のN
O.8〜NO.16のカチオン性高分子を用いて調製し
た塗工用分散液を用いて塗布およびその後の試験を行っ
た。結果は表3に示す。
成例−1のNO.1、NO.7および合成例−2のN
O.8〜NO.16のカチオン性高分子を用いて調製し
た塗工用分散液を用いて塗布およびその後の試験を行っ
た。結果は表3に示す。
【0027】(実施例6〜10)塗工用分散液の調製方
法において、PVA水溶液のなかへ添加する薬剤の順番
をジアリルアミン系高分子、蛍光染料、耐水化剤,微粉
末シリカと変更した他は実施例1〜5と同様に行った。
結果を表4に示す。
法において、PVA水溶液のなかへ添加する薬剤の順番
をジアリルアミン系高分子、蛍光染料、耐水化剤,微粉
末シリカと変更した他は実施例1〜5と同様に行った。
結果を表4に示す。
【0028】(比較例13〜24)合成例−2の1N
O.1およびNO.7〜15のカチオン性重合体を用
い,実施例7〜12と同様に行った。結果を表4に示
す。
O.1およびNO.7〜15のカチオン性重合体を用
い,実施例7〜12と同様に行った。結果を表4に示
す。
【0029】(実施例11〜18)合成例−1のジアリ
ルアミン系高分子NO.3〜6を用い,また耐水化剤と
してポリビニルアミン(一級アミノ基70.4モル%、
ホルムアミド基29.6モル%、分子量約12000
0)およびポリアリルアミン(分子量約40000)を
用いる他は実施例1〜5と同様に行った。結果を表5に
示す。
ルアミン系高分子NO.3〜6を用い,また耐水化剤と
してポリビニルアミン(一級アミノ基70.4モル%、
ホルムアミド基29.6モル%、分子量約12000
0)およびポリアリルアミン(分子量約40000)を
用いる他は実施例1〜5と同様に行った。結果を表5に
示す。
【0030】(比較例25〜32)合成例−2のカチオ
ン性高分子NO.8、9、11、12、14、15を用
いる他は実施例13〜20と同様に行った。結果を表5
に示す。
ン性高分子NO.8、9、11、12、14、15を用
いる他は実施例13〜20と同様に行った。結果を表5
に示す。
Claims (7)
- 【請求項1】 塗工用分散液の調製工程において、蛍光
染料を添加する場合,該蛍光染料添加直前あるいは直後
にジアリルアミン系高分子を添加し、その後耐水化剤を
添加することを特徴とする塗工用分散液の調製方法。 - 【請求項2】 塗工用分散液の調製工程において、蛍光
染料を添加する場合,該蛍光染料添加直前あるいは直後
にジアリルアミン系高分子を添加し、その後カチオン性
耐水化剤を添加することを特徴とする塗工用分散液の調
製方法。 - 【請求項3】 蛍光染料がアニオン性であることを特徴
とする請求項1あるいは2に記載の塗工用分散液の調製
方法。 - 【請求項4】 ジアリルアミン系高分子がジアリルジメ
チルアンモニウム塩単位含有高分子であることを特徴と
する請求項1あるいは2に記載の塗工用分散液の調製方
法。 - 【請求項5】ジアリルアミン系高分子が、ジアリルジメ
チルアンモニウム塩単位のモル比5〜50モル%、アク
リルアミド単位のモル比50〜95モル%である単量体
組成からなることを特徴とする請求項1あるいは2に記
載の塗工用分散液の調製方法 - 【請求項6】 塗工用分散液がインクジェット方式印刷
用塗工紙製造のための分散液であることを特徴とする請
求項1あるいは2に記載の塗工用分散液の調製方法。 - 【請求項7】 カチオン性耐水化剤が一級アミノ基ある
いはアミジン基含有高分子であることを特徴とする請求
項1あるいは2に記載の塗工用分散液の調製方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11213195A JP2001039013A (ja) | 1999-07-28 | 1999-07-28 | 塗工用分散液の調製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11213195A JP2001039013A (ja) | 1999-07-28 | 1999-07-28 | 塗工用分散液の調製方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001039013A true JP2001039013A (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=16635120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11213195A Pending JP2001039013A (ja) | 1999-07-28 | 1999-07-28 | 塗工用分散液の調製方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001039013A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006001347A1 (ja) * | 2004-06-28 | 2006-01-05 | Oji Paper Co., Ltd. | インクジェット記録用シート |
JP2006161209A (ja) * | 2004-12-07 | 2006-06-22 | Seiko Pmc Corp | 紙塗工用組成物及びインクジェット記録用紙 |
JP2006241626A (ja) * | 2005-03-02 | 2006-09-14 | Seiko Pmc Corp | 紙塗工用組成物及びインクジェット記録用紙 |
JP2008208338A (ja) * | 2007-01-30 | 2008-09-11 | Bekku Kk | 水性被覆液 |
JP2009166300A (ja) * | 2008-01-15 | 2009-07-30 | Hymo Corp | インクジェット用紙塗布剤 |
-
1999
- 1999-07-28 JP JP11213195A patent/JP2001039013A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006001347A1 (ja) * | 2004-06-28 | 2006-01-05 | Oji Paper Co., Ltd. | インクジェット記録用シート |
JP2006161209A (ja) * | 2004-12-07 | 2006-06-22 | Seiko Pmc Corp | 紙塗工用組成物及びインクジェット記録用紙 |
JP2006241626A (ja) * | 2005-03-02 | 2006-09-14 | Seiko Pmc Corp | 紙塗工用組成物及びインクジェット記録用紙 |
JP2008208338A (ja) * | 2007-01-30 | 2008-09-11 | Bekku Kk | 水性被覆液 |
JP2009166300A (ja) * | 2008-01-15 | 2009-07-30 | Hymo Corp | インクジェット用紙塗布剤 |
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