JP2001038048A - ゲーム用コントローラ - Google Patents
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- A63F13/20—Input arrangements for video game devices
- A63F13/24—Constructional details thereof, e.g. game controllers with detachable joystick handles
- A63F13/245—Constructional details thereof, e.g. game controllers with detachable joystick handles specially adapted to a particular type of game, e.g. steering wheels
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- A63F13/818—Fishing
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- A63F2300/00—Features of games using an electronically generated display having two or more dimensions, e.g. on a television screen, showing representations related to the game
- A63F2300/10—Features of games using an electronically generated display having two or more dimensions, e.g. on a television screen, showing representations related to the game characterized by input arrangements for converting player-generated signals into game device control signals
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- A63F2300/8035—Virtual fishing
Abstract
(57)【要約】
【課題】 釣り用のゲーム機コントローラでは、魚が釣
れた様子をリールのハンドルに負荷トルクを与えて表現
するが、従来は負荷トルクを発生させるモーターに回転
を与えるための駆動電力源が必要であった。 【解決手段】 コントローラのハンドルを回転させる
と、コントローラ内の発電機１５の両端子間１５ｃ，１
５ｄに逆起電力が生じる。前記両端子間を短絡させる
と、この間に発電機１５の回転を妨げる方向に力（負荷
トルク）を発生させる電流Ｉaが流れる。よって、駆動
電力源がなくともハンドルに負荷トルクを与えることが
できる。また両端子間に流れる電流を負荷発生手段２０
を介してゲーム機本体側から制御することにより、プレ
ー中のゲームの内容に合った負荷トルクをハンドルに与
えることができる。
れた様子をリールのハンドルに負荷トルクを与えて表現
するが、従来は負荷トルクを発生させるモーターに回転
を与えるための駆動電力源が必要であった。 【解決手段】 コントローラのハンドルを回転させる
と、コントローラ内の発電機１５の両端子間１５ｃ，１
５ｄに逆起電力が生じる。前記両端子間を短絡させる
と、この間に発電機１５の回転を妨げる方向に力（負荷
トルク）を発生させる電流Ｉaが流れる。よって、駆動
電力源がなくともハンドルに負荷トルクを与えることが
できる。また両端子間に流れる電流を負荷発生手段２０
を介してゲーム機本体側から制御することにより、プレ
ー中のゲームの内容に合った負荷トルクをハンドルに与
えることができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばテレビゲー
ム機のコントローラに係わり、特にコントローラに与え
る負荷を調整することにより、よりリアルなゲーム感覚
を楽しめるようにしたゲーム用コントローラに関する。
ム機のコントローラに係わり、特にコントローラに与え
る負荷を調整することにより、よりリアルなゲーム感覚
を楽しめるようにしたゲーム用コントローラに関する。
【０００２】
【従来の技術】最近のＴＶゲームにおいては、各種のゲ
ームソフトが考案され、例えば魚釣りを疑似的に体験可
能なゲームソフトが販売されている。
ームソフトが考案され、例えば魚釣りを疑似的に体験可
能なゲームソフトが販売されている。
【０００３】この種のゲームでは、コントローラに各種
の機能を持たせることにより、ソフトウェアの内容に合
わせてよりリアル（バーチャル）なゲーム感覚をゲーム
プレーヤに体験させるものがある。
の機能を持たせることにより、ソフトウェアの内容に合
わせてよりリアル（バーチャル）なゲーム感覚をゲーム
プレーヤに体験させるものがある。
【０００４】図４は従来のコントローラの概略を示す構
成図である。このコントローラ１は、クレーンゲーム、
特に魚釣りゲームに使用される専用機であり、釣竿の基
端部に相当するグリップ部（図示せず）と釣糸を巻き上
げるリールを模擬した巻上げ部２から構成されている。
成図である。このコントローラ１は、クレーンゲーム、
特に魚釣りゲームに使用される専用機であり、釣竿の基
端部に相当するグリップ部（図示せず）と釣糸を巻き上
げるリールを模擬した巻上げ部２から構成されている。
【０００５】前記コントローラ１の巻上げ部２には、回
転自在に支持されたハンドル３が設けられている。ハン
ドル３は、釣竿に設けられたリールを回す操作椀（ハン
ドル）に相当し、ゲーム中に魚が釣れたときには、ハン
ドル３をα１方向に回転させることにより、釣糸を巻き
上げることができ、疑似的に魚釣りの感覚を楽しむこと
が可能となっている。
転自在に支持されたハンドル３が設けられている。ハン
ドル３は、釣竿に設けられたリールを回す操作椀（ハン
ドル）に相当し、ゲーム中に魚が釣れたときには、ハン
ドル３をα１方向に回転させることにより、釣糸を巻き
上げることができ、疑似的に魚釣りの感覚を楽しむこと
が可能となっている。
【０００６】ハンドル３の回転軸３ａには、ハンドル３
と一体で回転するギヤ３ｂが設けられており、その近傍
に設けられた連結ギヤ４に噛み合わせられている。また
コントローラ１には、前記ハンドル３の巻き上げ方向と
反対方向となる方向に負荷トルクを発生させるモーター
５が設けられている。そして、このモーター５の回転軸
に設けられたギヤ５ａと前記連結ギヤ４とが噛み合わさ
れている。モーター５には、モーター制御回路６が設け
られており、ゲーム機本体（図示せず）からの指令によ
りモーター５の回転制御を行っている。
と一体で回転するギヤ３ｂが設けられており、その近傍
に設けられた連結ギヤ４に噛み合わせられている。また
コントローラ１には、前記ハンドル３の巻き上げ方向と
反対方向となる方向に負荷トルクを発生させるモーター
５が設けられている。そして、このモーター５の回転軸
に設けられたギヤ５ａと前記連結ギヤ４とが噛み合わさ
れている。モーター５には、モーター制御回路６が設け
られており、ゲーム機本体（図示せず）からの指令によ
りモーター５の回転制御を行っている。
【０００７】ゲームプレー中に魚が釣れると、ゲーム機
本体からコントローラ１側のモーター制御回路６に制御
信号Ｓが発せられる。モーター制御回路６では、駆動電
力源ＥCCから前記モーター５の回転に必要な駆動電力を
与える。これにより、モーター５は図示β１方向に回転
駆動させられる。モーター５がβ１方向に回転させられ
ると、連結ギヤ４を介したハンドル３の減速ギヤ３ｂは
図示α２方向に回転させられる。よって、ハンドル３
は、前記巻上げ方向（α１方向）と逆方向に回転させら
れるため、ハンドル３に負荷トルクが発生する。このコ
ントローラ１では、この負荷トルクをプレーヤに感じさ
せることにより、魚が釣れた様子を表現している。
本体からコントローラ１側のモーター制御回路６に制御
信号Ｓが発せられる。モーター制御回路６では、駆動電
力源ＥCCから前記モーター５の回転に必要な駆動電力を
与える。これにより、モーター５は図示β１方向に回転
駆動させられる。モーター５がβ１方向に回転させられ
ると、連結ギヤ４を介したハンドル３の減速ギヤ３ｂは
図示α２方向に回転させられる。よって、ハンドル３
は、前記巻上げ方向（α１方向）と逆方向に回転させら
れるため、ハンドル３に負荷トルクが発生する。このコ
ントローラ１では、この負荷トルクをプレーヤに感じさ
せることにより、魚が釣れた様子を表現している。
【０００８】例えば、モーター５に逆方向の回転を与え
ない場合（無負荷の場合）には、ハンドル３の巻上げ操
作が容易となり、魚が釣れていないことを表現してい
る。その反対に、モーター５に逆方向（α２方向）の回
転を与えると、巻上げ（α１）方向へのハンドル３の回
転操作を行いにくくなる。よって、プレーヤは、このよ
うなハンドル３の巻き上げ具合の感触から、魚が釣れた
ものと感じることができ、よりリアルな魚釣りゲームを
体感できるようになっている。
ない場合（無負荷の場合）には、ハンドル３の巻上げ操
作が容易となり、魚が釣れていないことを表現してい
る。その反対に、モーター５に逆方向（α２方向）の回
転を与えると、巻上げ（α１）方向へのハンドル３の回
転操作を行いにくくなる。よって、プレーヤは、このよ
うなハンドル３の巻き上げ具合の感触から、魚が釣れた
ものと感じることができ、よりリアルな魚釣りゲームを
体感できるようになっている。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のコ
ントローラ１では、ハンドル３の巻き上げ方向と逆方向
にモーター５を回転させることによりハンドル３に負荷
トルクを与えるものであるため、モーター５を回転駆動
させるための駆動電力源ＥCCが必要となる。よって、電
力供給用のケーブルが必要となり、コントローラ１のコ
ードレス化が難しい。またコントローラ１に搭載した電
池によってモーター５を駆動するとコードレス化を図る
ことも可能ではあるが、モーター５を電池で駆動させる
と電池の消耗時間が短くなる。このため、容量の大きな
大型の電池を必要とし、あるいは複数の電池を並列接続
しなければならなくなるため、コントローラ１の重量が
重くなる。
ントローラ１では、ハンドル３の巻き上げ方向と逆方向
にモーター５を回転させることによりハンドル３に負荷
トルクを与えるものであるため、モーター５を回転駆動
させるための駆動電力源ＥCCが必要となる。よって、電
力供給用のケーブルが必要となり、コントローラ１のコ
ードレス化が難しい。またコントローラ１に搭載した電
池によってモーター５を駆動するとコードレス化を図る
ことも可能ではあるが、モーター５を電池で駆動させる
と電池の消耗時間が短くなる。このため、容量の大きな
大型の電池を必要とし、あるいは複数の電池を並列接続
しなければならなくなるため、コントローラ１の重量が
重くなる。
【００１０】また負荷トルクが発生したとき、すなわち
魚が釣れたときに、ハンドル３から手を放すと（ハンド
ル・フリーの状態）、ハンドル３が逆方向に回転させら
れるため、従来はクラッチ機構等を設け、逆回転が生じ
ないようにする必要があったが、クラッチ機構内のクラ
ッチパッドが摩耗すると、逆回転を防止できなくなると
いった問題があった。
魚が釣れたときに、ハンドル３から手を放すと（ハンド
ル・フリーの状態）、ハンドル３が逆方向に回転させら
れるため、従来はクラッチ機構等を設け、逆回転が生じ
ないようにする必要があったが、クラッチ機構内のクラ
ッチパッドが摩耗すると、逆回転を防止できなくなると
いった問題があった。
【００１１】また負荷トルクは、あらかじめ設定されて
いる一定の電圧をモーター５に与えることにより所定の
負荷を発生させるものであるため、釣れた瞬間から魚を
釣り上げるまでの間に、ハンドルの巻上げ具合に応じた
負荷をプレーヤに体感させることは困難である。
いる一定の電圧をモーター５に与えることにより所定の
負荷を発生させるものであるため、釣れた瞬間から魚を
釣り上げるまでの間に、ハンドルの巻上げ具合に応じた
負荷をプレーヤに体感させることは困難である。
【００１２】本発明は上記従来の課題を解決するための
ものであり、電力の供給を受けずにハンドルに負荷トル
クを生じさせることを可能としたゲーム用コントローラ
を提供することを目的としている。
ものであり、電力の供給を受けずにハンドルに負荷トル
クを生じさせることを可能としたゲーム用コントローラ
を提供することを目的としている。
【００１３】また本発明は、プレーヤがハンドルに与え
た回転入力の大きさに応じた負荷トルクをハンドルに与
えることにより、よりリアルなゲーム感覚を体感できる
ようにしたゲーム用コントローラを提供することを目的
としている。
た回転入力の大きさに応じた負荷トルクをハンドルに与
えることにより、よりリアルなゲーム感覚を体感できる
ようにしたゲーム用コントローラを提供することを目的
としている。
【００１４】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転操作手段
と、この回転操作手段の回転に応じた検出出力を得る回
転検出手段と、前記回転操作手段に負荷を与える負荷発
生手段と、を有するゲーム用コントローラにおいて、前
記負荷発生手段は、前記回転操作手段により回転させら
れるロータおよびこのロータに対向するステータと、ロ
ータとステータの一方に設けられたマグネットおよび他
方に設けられたコイルと、前記コイルの両端の短絡と絶
縁を切換える切換え手段と、を有することを特徴とする
ものである。
と、この回転操作手段の回転に応じた検出出力を得る回
転検出手段と、前記回転操作手段に負荷を与える負荷発
生手段と、を有するゲーム用コントローラにおいて、前
記負荷発生手段は、前記回転操作手段により回転させら
れるロータおよびこのロータに対向するステータと、ロ
ータとステータの一方に設けられたマグネットおよび他
方に設けられたコイルと、前記コイルの両端の短絡と絶
縁を切換える切換え手段と、を有することを特徴とする
ものである。
【００１５】また前記コイルの両端と、前記両端間の短
絡と絶縁とを切換える切換え手段とで閉回路が形成され
ており、前記閉回路内に設けられた前記切換え手段が閉
回路の外部から制御可能とされているものが好ましい。
絡と絶縁とを切換える切換え手段とで閉回路が形成され
ており、前記閉回路内に設けられた前記切換え手段が閉
回路の外部から制御可能とされているものが好ましい。
【００１６】本発明では、コイルの両端を短絡させた状
態でロータ側を回転させると、コイルの両端間に逆起電
力を発生させることができ、ロータの回転方向と逆方向
に作用する負荷トルクを発生させることが可能となる。
よって、外部から負荷トルクを発生させるために必要な
電力の供給を不要にできる。すなわち、駆動電力源なし
に負荷トルクを発生させることができる。
態でロータ側を回転させると、コイルの両端間に逆起電
力を発生させることができ、ロータの回転方向と逆方向
に作用する負荷トルクを発生させることが可能となる。
よって、外部から負荷トルクを発生させるために必要な
電力の供給を不要にできる。すなわち、駆動電力源なし
に負荷トルクを発生させることができる。
【００１７】また、コイルの両端間を短絡させる切り換
え手段を外部から操作することにより、負荷トルクを発
生させたり、発生させないように制御するとが可能とな
る。さらにコントローラのハンドル（回転操作手段）を
素早く回すと負荷トルクが大きく作用し、ゆっくり回す
と小さな負荷トルクが作用する。すなわち、ハンドルに
与える回転数速度（回転入力の大きさ）に比例した負荷
トルクを発生させることが可能となり、これによりコン
トローラを操作するプレーヤによりリアルなゲーム感覚
を体感させることができる。
え手段を外部から操作することにより、負荷トルクを発
生させたり、発生させないように制御するとが可能とな
る。さらにコントローラのハンドル（回転操作手段）を
素早く回すと負荷トルクが大きく作用し、ゆっくり回す
と小さな負荷トルクが作用する。すなわち、ハンドルに
与える回転数速度（回転入力の大きさ）に比例した負荷
トルクを発生させることが可能となり、これによりコン
トローラを操作するプレーヤによりリアルなゲーム感覚
を体感させることができる。
【００１８】上記において、前記閉回路内に設けられた
前記切換え手段は、前記コイルの両端子の短絡と絶縁を
切換えるスイッチ素子と、前記スイッチ素子を制御する
信号伝送手段とを有しており、この信号伝送手段に外部
より制御信号が与えられることにより前記スイッチ素子
が動作するものが好ましい。
前記切換え手段は、前記コイルの両端子の短絡と絶縁を
切換えるスイッチ素子と、前記スイッチ素子を制御する
信号伝送手段とを有しており、この信号伝送手段に外部
より制御信号が与えられることにより前記スイッチ素子
が動作するものが好ましい。
【００１９】上記構成では、制御信号が与えられるスイ
ッチ素子の入力側（１次側）と、コイルの両端子間の短
絡と絶縁との切換えが行われる２次側との間を電気的に
絶縁することができ、２次側の電流が１次側に回り込ん
で流れることを防止できる。よって、１次側に過大な電
流が流れたり、または過大な電圧が印加されることがな
い。よって、これにより制御部（ゲーム機本体）側に故
障が生じることを防止できる。
ッチ素子の入力側（１次側）と、コイルの両端子間の短
絡と絶縁との切換えが行われる２次側との間を電気的に
絶縁することができ、２次側の電流が１次側に回り込ん
で流れることを防止できる。よって、１次側に過大な電
流が流れたり、または過大な電圧が印加されることがな
い。よって、これにより制御部（ゲーム機本体）側に故
障が生じることを防止できる。
【００２０】また前記信号伝送手段に与えられる制御信
号のデューティー比を制御する手段が設けられ、前記デ
ューティー比を可変制御することにより回転操作手段の
回転負荷の大きさが制御可能とされるものが好ましい。
例えば、前記信号伝送手段が、光結合素子又は磁気結合
素子からなるものである。
号のデューティー比を制御する手段が設けられ、前記デ
ューティー比を可変制御することにより回転操作手段の
回転負荷の大きさが制御可能とされるものが好ましい。
例えば、前記信号伝送手段が、光結合素子又は磁気結合
素子からなるものである。
【００２１】上記構成では、制御部によって前記スイッ
チ素子を制御することにより、コイルに生じた逆起電力
の大きさを調整することが可能となるため、ローターの
回転を妨げる方向に作用する負荷トルクの大きさを可変
できる。よって、より実際の魚釣りに近い感覚でゲーム
を楽しむことができるようになる。
チ素子を制御することにより、コイルに生じた逆起電力
の大きさを調整することが可能となるため、ローターの
回転を妨げる方向に作用する負荷トルクの大きさを可変
できる。よって、より実際の魚釣りに近い感覚でゲーム
を楽しむことができるようになる。
【００２２】なお、光結合素子としては、例えばフォト
カプラであり、磁気結合素子としてはパルストランスな
どである。またその他のアイソレーションアンプを使用
することも可能である。
カプラであり、磁気結合素子としてはパルストランスな
どである。またその他のアイソレーションアンプを使用
することも可能である。
【００２３】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【００２４】図１は、本発明におけるゲーム用コントロ
ーラの構成図、図２は負荷発生の原理を示す説明図、図
３は負荷発生手段の第１の実施の形態を示すコントロー
ラ内部の回路構成図である。
ーラの構成図、図２は負荷発生の原理を示す説明図、図
３は負荷発生手段の第１の実施の形態を示すコントロー
ラ内部の回路構成図である。
【００２５】図１は、魚釣りゲームなどのクレーンゲー
ムに使用されるコントローラ１１であり、主にコントロ
ーラ１１の釣竿のグリップ部（図示せず）の近傍に設け
られるリールに相当する巻上げ部１２の構成を示してい
る。このゲームコントローラは、巻上げ部１２の負荷の
制御を可能としたものである。したがって、前記魚釣り
ゲームの他に、自転車ゲームのペダル負荷の制御、ボー
トゲームのオールの負荷を制御するなどの各種ゲームの
コントローラとして広く使用可能である。
ムに使用されるコントローラ１１であり、主にコントロ
ーラ１１の釣竿のグリップ部（図示せず）の近傍に設け
られるリールに相当する巻上げ部１２の構成を示してい
る。このゲームコントローラは、巻上げ部１２の負荷の
制御を可能としたものである。したがって、前記魚釣り
ゲームの他に、自転車ゲームのペダル負荷の制御、ボー
トゲームのオールの負荷を制御するなどの各種ゲームの
コントローラとして広く使用可能である。
【００２６】巻上げ部１２には、疑似的に釣糸を巻き上
げるハンドル（回転操作手段）１３が設けられている。
ハンドル１３は、巻上げ部１２に回転自在に支持されて
おり、内部に設けられたエンコーダ（回転検出手段）２
５（図３参照）によりハンドル１３の回転数が検出可能
となっている。そして、この回転数はゲーム機本体に設
けられた制御部３０において演算され、単位時間当たり
の回転数などが検出可能となっている（図３参照）。
げるハンドル（回転操作手段）１３が設けられている。
ハンドル１３は、巻上げ部１２に回転自在に支持されて
おり、内部に設けられたエンコーダ（回転検出手段）２
５（図３参照）によりハンドル１３の回転数が検出可能
となっている。そして、この回転数はゲーム機本体に設
けられた制御部３０において演算され、単位時間当たり
の回転数などが検出可能となっている（図３参照）。
【００２７】前記ハンドル１３の回転軸１３ａには、ギ
ヤ１３ｂが設けられ、その近傍に設けられた連結ギヤ１
４に噛み合っている。またコントローラ１１の内部に
は、発電機（例えば、ＤＣモーター）１５が設けられて
いる。発電機１５は、固定部となるステータに対しロー
ター１５ａが回転自在に支持されている。なお、ステー
タ側にマグネットが設けられ、ローター側にコイルが設
けられているものであってもよいし、その反対にロータ
ー側にマグネットが設けられステータ側にコイルが設け
られているものであってもよい。そして、ローター１５
ａにはギヤ１５ｂが設けられ、このギヤ１５ｂと前記連
結ギヤ１４とが噛み合わされている。
ヤ１３ｂが設けられ、その近傍に設けられた連結ギヤ１
４に噛み合っている。またコントローラ１１の内部に
は、発電機（例えば、ＤＣモーター）１５が設けられて
いる。発電機１５は、固定部となるステータに対しロー
ター１５ａが回転自在に支持されている。なお、ステー
タ側にマグネットが設けられ、ローター側にコイルが設
けられているものであってもよいし、その反対にロータ
ー側にマグネットが設けられステータ側にコイルが設け
られているものであってもよい。そして、ローター１５
ａにはギヤ１５ｂが設けられ、このギヤ１５ｂと前記連
結ギヤ１４とが噛み合わされている。
【００２８】すなわち、ハンドル１３の回転軸１３ａと
発電機１５のローター１５ａとがギヤ１３ｂと連結ギヤ
１４を介して互いに駆動させられる。この場合、回転軸
１３ａの回転が減速されて前記ローター１５ａに伝達さ
れてもよいし、または前記回転が増速されてローター１
５ａに伝達されてもよい。ただし、ハンドル１３に対し
て発電機１５から大きな負荷を与える場合には、前記ハ
ンドル１３の回転が発電機１５のローター１５ａに増速
されて伝達されることが好ましい。
発電機１５のローター１５ａとがギヤ１３ｂと連結ギヤ
１４を介して互いに駆動させられる。この場合、回転軸
１３ａの回転が減速されて前記ローター１５ａに伝達さ
れてもよいし、または前記回転が増速されてローター１
５ａに伝達されてもよい。ただし、ハンドル１３に対し
て発電機１５から大きな負荷を与える場合には、前記ハ
ンドル１３の回転が発電機１５のローター１５ａに増速
されて伝達されることが好ましい。
【００２９】前記コントローラ１１のハンドル１３をα
１方向に回転させると、その回転が連結ギヤ１４を介し
て発電機１５に伝えられ、発電機１５のローター１５ａ
がβ１方向に回転させられる。これにより、発電機１５
内に設けられたコイルに回転が与えられ発電が開始がさ
れる。発生した電力は、発電機１５の両端に設けられた
出力端子（両端子）１５ｃ，１５ｄから出力される（図
３参照）。
１方向に回転させると、その回転が連結ギヤ１４を介し
て発電機１５に伝えられ、発電機１５のローター１５ａ
がβ１方向に回転させられる。これにより、発電機１５
内に設けられたコイルに回転が与えられ発電が開始がさ
れる。発生した電力は、発電機１５の両端に設けられた
出力端子（両端子）１５ｃ，１５ｄから出力される（図
３参照）。
【００３０】発電機１５は、例えばＤＣモーターであ
り、例えば図２に示すように発電機１５のステータ側に
設けられたマグネット（図示せず）から生じる磁界Ｈに
対し、回転するローター１５ａに設けられたコイルＣの
面が垂直に交叉可能となっている。外部より力を与え、
ローター１５ａをβ１方向の回転（入力ｆ）を加える
と、ローター１５ａに設けられたコイルＣ内の磁束鎖交
数が変化するため、コイルＣの両端子間（発電機１５の
出力端子１５ｃと出力端子１５ｄとの間）に誘導起電力
（逆起電力）が発生する。
り、例えば図２に示すように発電機１５のステータ側に
設けられたマグネット（図示せず）から生じる磁界Ｈに
対し、回転するローター１５ａに設けられたコイルＣの
面が垂直に交叉可能となっている。外部より力を与え、
ローター１５ａをβ１方向の回転（入力ｆ）を加える
と、ローター１５ａに設けられたコイルＣ内の磁束鎖交
数が変化するため、コイルＣの両端子間（発電機１５の
出力端子１５ｃと出力端子１５ｄとの間）に誘導起電力
（逆起電力）が発生する。
【００３１】ここでコイルＣの両端子間を直結（短絡）
させた状態でハンドル１３を回転させると、発電により
発生した逆起電力によりコイルＣに電流（帰還電流
Ｉa）が流れる。そして、この帰還電流Ｉaと発電機１５
内の磁界Ｈ（磁束密度Ｂ）との関係より、フレミングの
左手の法則に沿った力Ｆが生じる。この力Ｆは、ハンド
ル１３を回転させる入力ｆの方向と逆向きとなる方向に
作用するため、ハンドル１３の回転を妨げる負荷トルク
となる。
させた状態でハンドル１３を回転させると、発電により
発生した逆起電力によりコイルＣに電流（帰還電流
Ｉa）が流れる。そして、この帰還電流Ｉaと発電機１５
内の磁界Ｈ（磁束密度Ｂ）との関係より、フレミングの
左手の法則に沿った力Ｆが生じる。この力Ｆは、ハンド
ル１３を回転させる入力ｆの方向と逆向きとなる方向に
作用するため、ハンドル１３の回転を妨げる負荷トルク
となる。
【００３２】また前記帰還電流Ｉaの大きさは、ハンド
ル１３に加えた力（入力ｆ）に比例したものとなる。よ
って、ハンドル１３を大きな力で、すなわち高速で回転
させると大きな帰還電流Ｉaを生じさせることができ、
またハンドルを小さな力で、すなわち低速で回転させる
と小さな帰還電流Ｉaを生じさせることができる。よっ
て、ハンドル１３を早く回すと大きな負荷トルクが生
じ、ゆっくり回すと小さな負荷トルクが生じるため、コ
ントローラ１１を操作するプレーヤにハンドル１３の回
転速度に応じた負荷を与えることが可能になる。
ル１３に加えた力（入力ｆ）に比例したものとなる。よ
って、ハンドル１３を大きな力で、すなわち高速で回転
させると大きな帰還電流Ｉaを生じさせることができ、
またハンドルを小さな力で、すなわち低速で回転させる
と小さな帰還電流Ｉaを生じさせることができる。よっ
て、ハンドル１３を早く回すと大きな負荷トルクが生
じ、ゆっくり回すと小さな負荷トルクが生じるため、コ
ントローラ１１を操作するプレーヤにハンドル１３の回
転速度に応じた負荷を与えることが可能になる。
【００３３】また従来のようにモーター（発電機）を逆
回転させるための駆動電力源を用いなくとも、ハンドル
１３に負荷トルクを与えることができる。しかも、プレ
ーヤがハンドル１３を回したときの入力の大きさ（回転
の速さ）に応じた負荷トルクを発生させることができる
ため、実際の釣りの感覚に近いよりリアルな感触をプレ
ーヤに与えることができる。
回転させるための駆動電力源を用いなくとも、ハンドル
１３に負荷トルクを与えることができる。しかも、プレ
ーヤがハンドル１３を回したときの入力の大きさ（回転
の速さ）に応じた負荷トルクを発生させることができる
ため、実際の釣りの感覚に近いよりリアルな感触をプレ
ーヤに与えることができる。
【００３４】また、発電機を回転させる駆動電力源を不
要とすることができるため、コントローラ１１内には内
部信号を処理するための小容量の小型の電池を搭載する
だけで済む。したがって、外部から多くの電力を供給す
る必要がないため、コントローラ１１のコードレス化を
図ることが可能となる。
要とすることができるため、コントローラ１１内には内
部信号を処理するための小容量の小型の電池を搭載する
だけで済む。したがって、外部から多くの電力を供給す
る必要がないため、コントローラ１１のコードレス化を
図ることが可能となる。
【００３５】図３は負荷発生手段の実施の形態を示すコ
ントローラ内部の回路構成図である。図３に示す負荷発
生手段２０は、発電機１５と負荷制御手段２１とからな
る。また負荷制御手段２１は切換え手段および電流制御
用として機能するパワートランジスタ（スイッチ素子）
２２、フォトカプラ（信号伝送手段）２３およびＰＷＭ
制御部（パルス幅制御手段）２４より構成されている。
なお、スイッチ素子としては、その他パワーＦＥＴなど
であってもよい。
ントローラ内部の回路構成図である。図３に示す負荷発
生手段２０は、発電機１５と負荷制御手段２１とからな
る。また負荷制御手段２１は切換え手段および電流制御
用として機能するパワートランジスタ（スイッチ素子）
２２、フォトカプラ（信号伝送手段）２３およびＰＷＭ
制御部（パルス幅制御手段）２４より構成されている。
なお、スイッチ素子としては、その他パワーＦＥＴなど
であってもよい。
【００３６】発電機１５内のコイルの両端子のうち、一
方の端子１５ｃとパワートランジスタ２２のコレクタ２
２ｃとが接続され、他方の端子１５ｄとパワートランジ
スタ２２のエミッタ２２ｅとが接続されている。すなわ
ち、コイルの両端子１５ｃ，１５ｄの間にパワートラン
ジスタ（スイッチ素子）２２が並列接続され、１つの閉
回路が形成されている。
方の端子１５ｃとパワートランジスタ２２のコレクタ２
２ｃとが接続され、他方の端子１５ｄとパワートランジ
スタ２２のエミッタ２２ｅとが接続されている。すなわ
ち、コイルの両端子１５ｃ，１５ｄの間にパワートラン
ジスタ（スイッチ素子）２２が並列接続され、１つの閉
回路が形成されている。
【００３７】またフォトカプラ２３は、１次側に発光素
子（発光ダイオード）２３Ａ、２次側に受光素子（フォ
トトランジスタ）２３Ｂを有し、１次側の発光素子２３
ＡはＰＷＭ制御部２４に接続され、２次側の受光素子２
３Ｂは前記パワートランジスタ２２とダーリントン接続
されている。
子（発光ダイオード）２３Ａ、２次側に受光素子（フォ
トトランジスタ）２３Ｂを有し、１次側の発光素子２３
ＡはＰＷＭ制御部２４に接続され、２次側の受光素子２
３Ｂは前記パワートランジスタ２２とダーリントン接続
されている。
【００３８】ＰＷＭ制御部２４は、ゲーム機本体側に設
けられた制御部３０に接続されており、前記制御部３０
からの制御信号Ｓに基づくデューティー比からなるパル
ス信号ＳPを生成し、発光素子２３Ａのオン又はオフを
行う。
けられた制御部３０に接続されており、前記制御部３０
からの制御信号Ｓに基づくデューティー比からなるパル
ス信号ＳPを生成し、発光素子２３Ａのオン又はオフを
行う。
【００３９】なお、ＰＷＭ制御部２４と制御部３０との
接続は、ケーブルを介して行うものであってもよいし、
あるいは赤外線などを用いたコードレス送信手段による
ものであってもよい。
接続は、ケーブルを介して行うものであってもよいし、
あるいは赤外線などを用いたコードレス送信手段による
ものであってもよい。
【００４０】ＰＷＭ制御部２４から出力されるパルス信
号ＳPがオン信号であるときには、その期間中１次側の
発光素子２３Ａに所定のオン電流が流れ、発光素子２３
Ａが発光させられる（オン状態）。これにより、２次側
の受光素子２３Ｂのコレクタからエミッタに電流Ｉ1が
流れ、この電流Ｉ1がパワートランジスタ２２のベース
電流ＩBとなる。よって、パワートランジスタ２２がオ
ン状態（閉じた状態）となり、発電機１５の出力端子１
５ｃと１５ｄとの間が短絡した状態（閉じた状態）とな
る。よって、パワートランジスタ２２のコレクタ２２ｃ
からエミッタ２２ｅに向けて、すなわち発電機１５の出
力端子１５ｃと出力端子１５ｄとの間に帰還電流Ｉaを
流すことが可能となる。
号ＳPがオン信号であるときには、その期間中１次側の
発光素子２３Ａに所定のオン電流が流れ、発光素子２３
Ａが発光させられる（オン状態）。これにより、２次側
の受光素子２３Ｂのコレクタからエミッタに電流Ｉ1が
流れ、この電流Ｉ1がパワートランジスタ２２のベース
電流ＩBとなる。よって、パワートランジスタ２２がオ
ン状態（閉じた状態）となり、発電機１５の出力端子１
５ｃと１５ｄとの間が短絡した状態（閉じた状態）とな
る。よって、パワートランジスタ２２のコレクタ２２ｃ
からエミッタ２２ｅに向けて、すなわち発電機１５の出
力端子１５ｃと出力端子１５ｄとの間に帰還電流Ｉaを
流すことが可能となる。
【００４１】一方、ＰＷＭ制御部２４から出力されるパ
ルス信号ＳPがオフ信号であるときには、オフ信号の期
間中は発光素子２３Ａに発光が生じないため（オフ状
態）、前記２次側の受光素子２３Ｂのコレクタとエミッ
タ間が開いた状態となり、パワートランジスタもオフ状
態となるため、発電機１５の出力端子１５ｃと１５ｄと
の間が絶縁された状態となる。
ルス信号ＳPがオフ信号であるときには、オフ信号の期
間中は発光素子２３Ａに発光が生じないため（オフ状
態）、前記２次側の受光素子２３Ｂのコレクタとエミッ
タ間が開いた状態となり、パワートランジスタもオフ状
態となるため、発電機１５の出力端子１５ｃと１５ｄと
の間が絶縁された状態となる。
【００４２】このように、ＰＷＭ制御部２４から出力さ
れるパルス信号ＳPにより２次側のパワートランジスタ
２２をスイッチング動作させ、このときパルス信号ＳP
のオン時間とオフ時間のパルス幅の比（デューティー
比）を変えることにより、発電機１５の出力端子１５ｃ
と出力端子１５ｄとの間に流れる帰還電流Ｉaの大きさ
を調整することが可能である。そして、パワートランジ
スタ２２のスイッチング動作により、発電機１５に生じ
る負荷トルクの大きさを調整することができる。
れるパルス信号ＳPにより２次側のパワートランジスタ
２２をスイッチング動作させ、このときパルス信号ＳP
のオン時間とオフ時間のパルス幅の比（デューティー
比）を変えることにより、発電機１５の出力端子１５ｃ
と出力端子１５ｄとの間に流れる帰還電流Ｉaの大きさ
を調整することが可能である。そして、パワートランジ
スタ２２のスイッチング動作により、発電機１５に生じ
る負荷トルクの大きさを調整することができる。
【００４３】以下、上記ゲーム用コントローラの動作に
ついて説明する。ゲームプレー中にコントローラ１１の
ハンドル１３を回転させると、その回転数が発電機１５
のエンコーダ２５で計数され、そのデータがゲーム機本
体側の制御部３０に伝えられる。ゲーム機本体では、こ
の回転数のデータを加味し、プレー中のゲームの内容に
合った制御信号Ｓをコントローラ１１側のＰＷＭ制御部
２４に送信する。
ついて説明する。ゲームプレー中にコントローラ１１の
ハンドル１３を回転させると、その回転数が発電機１５
のエンコーダ２５で計数され、そのデータがゲーム機本
体側の制御部３０に伝えられる。ゲーム機本体では、こ
の回転数のデータを加味し、プレー中のゲームの内容に
合った制御信号Ｓをコントローラ１１側のＰＷＭ制御部
２４に送信する。
【００４４】例えば、実際の釣りの場面では、釣れた魚
が逃げ回るので引きが強くなる。よって、魚を手繰り寄
せるには、リールのハンドルを強い力で回す必要があ
る。この様子は、ハンドル１３に大きな負荷トルクが生
じた場合と同様の状況である。よって、ゲーム中に魚が
釣れた場合には、制御部３０は、制御信号Ｓを送信して
ＰＷＭ制御部２４からオン時間の長いパルス信号ＳPを
出力させる。これにより、トランジスタ２２のオン時間
（コレクタとエミッタ間のオン時間）が長くなるため、
大きな帰還電流Ｉaを流すことが可能となる。よって、
発電機１５に大きな負荷トルクを発生させることができ
る。そして、この場合プレーヤが、ハンドル１３を素早
く回すと、大きな負荷を感じることができるが、これは
実際の釣りの場面で魚が釣れた状況に近い感覚である。
が逃げ回るので引きが強くなる。よって、魚を手繰り寄
せるには、リールのハンドルを強い力で回す必要があ
る。この様子は、ハンドル１３に大きな負荷トルクが生
じた場合と同様の状況である。よって、ゲーム中に魚が
釣れた場合には、制御部３０は、制御信号Ｓを送信して
ＰＷＭ制御部２４からオン時間の長いパルス信号ＳPを
出力させる。これにより、トランジスタ２２のオン時間
（コレクタとエミッタ間のオン時間）が長くなるため、
大きな帰還電流Ｉaを流すことが可能となる。よって、
発電機１５に大きな負荷トルクを発生させることができ
る。そして、この場合プレーヤが、ハンドル１３を素早
く回すと、大きな負荷を感じることができるが、これは
実際の釣りの場面で魚が釣れた状況に近い感覚である。
【００４５】さらに、魚の大きさの違いにより、大きな
魚が釣れた場合には、パルス信号Ｓ Pのオン時間を長く
設定することにより、負荷トルクを大きく設定すること
ができ、また小さな魚の場合には、パルス信号ＳPのオ
ン時間を短くすることにより負荷トルクを小さく設定す
ることができる。
魚が釣れた場合には、パルス信号Ｓ Pのオン時間を長く
設定することにより、負荷トルクを大きく設定すること
ができ、また小さな魚の場合には、パルス信号ＳPのオ
ン時間を短くすることにより負荷トルクを小さく設定す
ることができる。
【００４６】また一般に、魚が釣れた最初の段階では魚
の引きの具合も強いが、釣糸を手繰り寄せるにしたがっ
て、または時間の経過とともに徐々にその引き具合は弱
くなる。釣り用のゲームソフトには、このような場面を
想定したプログラムが予め設定されている。よって、制
御部３０では、このような場面に合った制御信号Ｓ、す
なわち徐々にパルス信号ＳPのオン時間が短くなるよう
な制御信号ＳをＰＷＭ制御部２４に送信することによ
り、発電機１５とパワートランジスタ２２との閉回路内
に流れる電流Ｉaを徐々に少なくなるように設定するこ
とができる。これにより、ハンドル１３に生じる負荷ト
ルクを連続的に小さくすることができるため、徐々に引
き具合が弱くなる様子をコントローラ１１でリアルに再
現することが可能となる。
の引きの具合も強いが、釣糸を手繰り寄せるにしたがっ
て、または時間の経過とともに徐々にその引き具合は弱
くなる。釣り用のゲームソフトには、このような場面を
想定したプログラムが予め設定されている。よって、制
御部３０では、このような場面に合った制御信号Ｓ、す
なわち徐々にパルス信号ＳPのオン時間が短くなるよう
な制御信号ＳをＰＷＭ制御部２４に送信することによ
り、発電機１５とパワートランジスタ２２との閉回路内
に流れる電流Ｉaを徐々に少なくなるように設定するこ
とができる。これにより、ハンドル１３に生じる負荷ト
ルクを連続的に小さくすることができるため、徐々に引
き具合が弱くなる様子をコントローラ１１でリアルに再
現することが可能となる。
【００４７】このように、制御部３０がプレー中のゲー
ムの内容に合わせた制御信号ＳをＰＷＭ制御部２４に与
えることにより、よりリアルなゲームを体験することが
できるようになる。
ムの内容に合わせた制御信号ＳをＰＷＭ制御部２４に与
えることにより、よりリアルなゲームを体験することが
できるようになる。
【００４８】またコントローラ１１のハンドル１３に回
転を与えない状態、すなわちハンドル１３から手を放し
た状態では、発電機１５での発電は行われない。よっ
て、発電機１５とパワートランジスタ２２との閉回路
（並列回路）内に流れる電流Ｉaが０となるため、逆方
向に負荷トルクを生じさせることがない。このため、従
来のようにハンドル１３が勝手に回転してしまうという
不具合を防止できる。
転を与えない状態、すなわちハンドル１３から手を放し
た状態では、発電機１５での発電は行われない。よっ
て、発電機１５とパワートランジスタ２２との閉回路
（並列回路）内に流れる電流Ｉaが０となるため、逆方
向に負荷トルクを生じさせることがない。このため、従
来のようにハンドル１３が勝手に回転してしまうという
不具合を防止できる。
【００４９】また、上記構成では、フォトカプラ（信号
伝送手段）２３により、ゲーム機側の制御部３０とコン
トローラ１１側とを電気的に絶縁することが可能であ
る。よって、例えば発電機１５で発生した過大な電流又
は電圧がゲーム機本体側に流れ又は印加することを防止
することができる。よって、コントローラ１１側が故障
した場合であっても、ゲーム機本体にその影響が生じる
ことを防止することができる。
伝送手段）２３により、ゲーム機側の制御部３０とコン
トローラ１１側とを電気的に絶縁することが可能であ
る。よって、例えば発電機１５で発生した過大な電流又
は電圧がゲーム機本体側に流れ又は印加することを防止
することができる。よって、コントローラ１１側が故障
した場合であっても、ゲーム機本体にその影響が生じる
ことを防止することができる。
【００５０】なお、上記実施の形態では、コントローラ
を魚釣りゲーム用として説明したが、その他のクレーン
ゲームに使用するこもできる。
を魚釣りゲーム用として説明したが、その他のクレーン
ゲームに使用するこもできる。
【００５１】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、コントロ
ーラのハンドルに負荷を与えるための駆動電力源を不要
とすることができる。
ーラのハンドルに負荷を与えるための駆動電力源を不要
とすることができる。
【００５２】また、プレーヤがハンドルに与える回転の
大きさ（入力の大きさ）に応じた負荷トルクをハンドル
に与えることができるため、ゲームプレー中のプレーヤ
はより実際の釣り感覚に近い感じでゲームを楽しむこと
が可能となる。
大きさ（入力の大きさ）に応じた負荷トルクをハンドル
に与えることができるため、ゲームプレー中のプレーヤ
はより実際の釣り感覚に近い感じでゲームを楽しむこと
が可能となる。
【００５３】またハンドルに回転を与えない場合には、
逆回転が生じることがなくなるため、逆回転を防止する
クラッチ機構等を不用とすることができる。
逆回転が生じることがなくなるため、逆回転を防止する
クラッチ機構等を不用とすることができる。
【図１】本発明におけるゲーム用コントローラの構成
図、
図、
【図２】負荷発生の原理を示す図、
【図３】負荷発生手段の実施の形態を示すコントローラ
内部の回路構成図、
内部の回路構成図、
【図４】従来のコントローラの概略を示す構成図、
１１ コントローラ １２ 巻上げ部 １３ ハンドル（回転操作手段） １５ 発電機（ＤＣモーター） ２０ 負荷発生手段 ２１ 負荷制御手段 ２２ パワートランジスタ（スイッチ素子） ２３ フォトカプラ（信号伝送手段） ２４ ＰＷＭ制御部（パルス幅制御手段） ２５ エンコーダ（回転検出手段） ３０ 制御部
Claims (5)
- 【請求項１】 回転操作手段と、この回転操作手段の回
転に応じた検出出力を得る回転検出手段と、前記回転操
作手段に負荷を与える負荷発生手段と、を有するゲーム
用コントローラにおいて、 前記負荷発生手段は、前記回転操作手段により回転させ
られるロータおよびこのロータに対向するステータと、
ロータとステータの一方に設けられたマグネットおよび
他方に設けられたコイルと、前記コイルの両端の短絡と
絶縁を切換える切換え手段と、を有することを特徴とす
るゲーム用コントローラ。 - 【請求項２】 前記コイルの両端と、前記両端間の短絡
と絶縁とを切換える切換え手段とで閉回路が形成されて
おり、前記閉回路内に設けられた前記切換え手段が閉回
路の外部から制御可能とされている請求項１記載のゲー
ム用コントローラ。 - 【請求項３】 前記閉回路内に設けられた前記切換え手
段は、前記コイルの両端の短絡と絶縁を切換えるスイッ
チ素子と、前記スイッチ素子を制御する信号伝送手段と
を有しており、この信号伝送手段に外部より制御信号が
与えられることにより前記スイッチ素子が動作する請求
項２記載のゲーム用コントローラ。 - 【請求項４】 前記信号伝送手段に与えられる制御信号
のデューティー比を制御する手段が設けられ、前記デュ
ーティー比を可変制御することにより回転操作手段の回
転負荷の大きさが制御可能とされている請求項３記載の
ゲーム用コントローラ。 - 【請求項５】 前記信号伝送手段が、光結合素子又は磁
気結合素子からなる請求項３又は４記載のゲーム用コン
トローラ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21158799A JP3485500B2 (ja) | 1999-07-27 | 1999-07-27 | ゲーム用コントローラ |
| KR10-2000-0041841A KR100404353B1 (ko) | 1999-07-27 | 2000-07-21 | 게임용 컨트롤러 |
| US09/624,650 US6537154B1 (en) | 1999-07-27 | 2000-07-25 | Game controller |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21158799A JP3485500B2 (ja) | 1999-07-27 | 1999-07-27 | ゲーム用コントローラ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001038048A true JP2001038048A (ja) | 2001-02-13 |
| JP3485500B2 JP3485500B2 (ja) | 2004-01-13 |
Family
ID=16608244
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21158799A Expired - Fee Related JP3485500B2 (ja) | 1999-07-27 | 1999-07-27 | ゲーム用コントローラ |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6537154B1 (ja) |
| JP (1) | JP3485500B2 (ja) |
| KR (1) | KR100404353B1 (ja) |
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| JP2006247183A (ja) * | 2005-03-11 | 2006-09-21 | Shinsedai Kk | ゲーム機 |
| JP2010262561A (ja) * | 2009-05-11 | 2010-11-18 | Funai Electric Co Ltd | 触感付与装置及び電子機器 |
| US8149656B2 (en) | 2004-12-20 | 2012-04-03 | Pioneer Corporation | Switch device, information processing device, and reproduction device |
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| US7878905B2 (en) | 2000-02-22 | 2011-02-01 | Creative Kingdoms, Llc | Multi-layered interactive play experience |
| US6761637B2 (en) | 2000-02-22 | 2004-07-13 | Creative Kingdoms, Llc | Method of game play using RFID tracking device |
| US7445550B2 (en) | 2000-02-22 | 2008-11-04 | Creative Kingdoms, Llc | Magical wand and interactive play experience |
| US7066781B2 (en) | 2000-10-20 | 2006-06-27 | Denise Chapman Weston | Children's toy with wireless tag/transponder |
| US6967566B2 (en) | 2002-04-05 | 2005-11-22 | Creative Kingdoms, Llc | Live-action interactive adventure game |
| US20070066396A1 (en) | 2002-04-05 | 2007-03-22 | Denise Chapman Weston | Retail methods for providing an interactive product to a consumer |
| US9446319B2 (en) | 2003-03-25 | 2016-09-20 | Mq Gaming, Llc | Interactive gaming toy |
| TWI478759B (zh) * | 2010-05-17 | 2015-04-01 | Hon Hai Prec Ind Co Ltd | 具有釣魚遊戲桿的遊戲裝置 |
| CN102247694B (zh) * | 2010-05-18 | 2014-11-05 | 鸿富锦精密工业（深圳）有限公司 | 钓鱼游戏杆及具有该钓鱼游戏杆的游戏装置 |
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|---|---|---|---|---|
| JPH0732819B2 (ja) * | 1987-01-12 | 1995-04-12 | 株式会社ナナオ | 釣り遊戯機 |
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| JPH0732819A (ja) | 1993-07-16 | 1995-02-03 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
| US5542672A (en) * | 1995-03-17 | 1996-08-06 | Meredith; Chris | Fishing rod and reel electronic game controller |
| JP3263012B2 (ja) * | 1996-10-01 | 2002-03-04 | 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント | ゲーム機用操作装置 |
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