JP3069377U - 家庭用tvゲ―ム機の釣りシミュレ―ションゲ―ム用コントロ―ラ - Google Patents

家庭用tvゲ―ム機の釣りシミュレ―ションゲ―ム用コントロ―ラ

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fishing rod
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 釣り糸の緊張・弛緩を通じてあたりや引きの
感覚を再現することができ、またリールの巻き上げに拮
抗する魚の引きなどの抵抗力を再現することができる釣
りシミュレーションゲーム用コントローラを提供する 【解決手段】 ロッドの基部に連続してリールとグリッ
プを備えた釣り竿本体部と、この釣り竿本体部に接続さ
れる糸巻きボックスと、この糸巻きボックスを固定する
固定手段と、釣り竿本体部のロッド先端から糸巻きボッ
クスへと案内される釣り糸とから構成され、前記釣り竿
本体部は手応え感送出用モータユニットを備え、前記糸
巻きボックスは、ヒット感創出用モータユニットと、T
Vゲーム機とデータ通信を行うためのインターフェイス
と、TVゲーム機からの信号に従って各モータユニット
の駆動信号を個別に発生させるためのモータ駆動回路手
段とを備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、家庭用TVゲーム機用のコントローラに関し、とくに、TVゲーム にて実行される釣りシミュレーションゲームの遊技進行に使用されるコントロー ラに関する。
【0002】
【従来の技術】
家庭用TVゲーム機で実行できるゲームアプリケーションとして釣りシミュレ ーションゲームがある。そして、このゲームの遊技者に現実感を与えるために釣 りシミュレーションゲーム専用のコントローラ(釣りコントローラ)がある。
【0003】 普通、この釣りコントローラは、リール付きの釣り竿からロッドを除いた外形 形状をなしており、釣り以外のどのようなゲームでも共通して必要な各種入力ボ タンやジョイスティックなどももちろん備えている。このコントローラをTVゲ ーム機と適宜な通信経路を介して接続して相互にデータ通信を行ってゲームを進 行させていく。例えば、リールを巻き上げることによって魚のつり上げ操作に相 当する入力信号をゲーム機に送出したり、TVゲーム機からの所定の信号に従っ てコントローラに内蔵する偏心カムなどのバイブレータを振動させて魚が餌に食 いついたときのヒット感を創出したりしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
実際の釣りでは、ロッド先端から釣り糸が案内されており、魚が釣り針に食い つくと釣り糸が適宜に弛緩・緊張する。また、魚の大きさによってリールの巻き 上げに拮抗する抵抗力も変わる。しかし、上記従来の釣りコントローラはロッド の部分すら備えておらず、そのようなリアルな魚の引きを表現する機能を有して いないため、釣り本来の醍醐味を十分に味わうことができない。
【0005】 また、上記従来の釣りコントローラでは、キャスティングやフッキングの動作 をボタンからの入力信号で行うようにしているだけだったので、現実感に欠けて いた。
【0006】 したがって本考案の目的は、釣り糸の緊張・弛緩を通じてあたりや引きの感覚 を再現することができ、またリールの巻き上げに拮抗する魚の引きなどの抵抗力 を再現することができる釣りシミュレーションゲーム用コントローラを提供する ことにある。
【0007】 さらに、本考案ではキャスティングやフッキングの動作も、実際の釣りと同じ ようにロッドを振ることによって入力することができる釣りシミュレーションゲ ーム用コントローラを提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために、本考案の釣りシミュレーションゲーム用コント ローラは、ロッドの基部に連続してリールとグリップを備えた釣り竿本体部と、 この釣り竿本体部に適宜な信号伝送手段を介して接続される糸巻きボックスと、 この糸巻きボックスを適宜な位置に固定する固定手段と、前記釣り竿本体部のロ ッド先端から前記糸巻きボックスへと案内される釣り糸とから構成され、前記釣 り竿本体部は、遊技者が巻き上げる前記リールの回転方向に拮抗する回転力を適 宜に発生させるための手応え感送出用モータユニットを備え、前記糸巻きボック スは、前記釣り糸が巻回される巻軸を正逆自在に回転させるための食いつき感創 出用モータユニットと、家庭用TVゲーム機と適宜な信号伝送手段を介してデー タ通信を行うためのインターフェイスと、前記TVゲーム機からの所定の制御信 号に従って前記各モータユニットの駆動信号を個別に発生させるためのモータ駆 動回路手段とを備えることを特徴とする。
【0009】 また、上記の要件に加えて、前記釣り竿本体部内は、釣り竿を振ったときに釣 り竿振動信号を出力する振動センサと、この釣り竿振動信号を前記インターフェ イスを介して前記TVゲーム機に伝える手段とを備える。
【0010】 またさらに、上記の各要件に加えて、前記釣り糸の先端と前記釣り竿本体部の ロッドの先端との接続部分に、釣り糸に所定の大きさ以上の張力がかかったとき に接続がはずれる係合離脱手段を設ける。
【0011】
【考案の実施の形態】
===使用形態=== 図1は本考案の一実施例による釣りコントローラ10の使用形態の概略を示し ている。釣りコントローラ10の釣り竿本体部12は釣り竿を模した形態であり 、基本的に、ロッド14、リールハンドル28を備えた胴体部16、およびグリ ップ18とから構成される。ロッド14と胴体部16の結合部分には振動センサ 収納部20が設けられている。グリップ18の底面には通信コード19の一端が 植設されており、通信コード19の反対側端部は糸巻きボックス22に接続され ている。糸巻ボックス22の一側面部にTVゲーム機側のコントローラ用接続端 子に適合するコネクタ24を備え、このコネクタ24を介してTVゲーム機に接 続される。
【0012】 釣り糸26は糸巻きボックス22の内部から糸巻ボックス22の外部へと巻き 出され、釣り竿本体部12のロッド14の先端に接続される。また糸巻ボックス 22は、図示していないが、重りやマグネットあるいは吸盤など適宜な固定手段 を備えており、この固定手段によって適宜な位置(床面、壁面、家具など)に固 定される。
【0013】 釣りコントローラ10を使用する際は、まずコネクタ24とTVゲーム機の接 続端子とを結合して電気的に接続する。つぎに、糸巻ボックス22を固定手段を 用いて家具や床などに固定する。遊技者は釣り竿本体部12を手に持って、糸巻 ボックス22から適宜に離した位置に保ち、釣り糸26を通常は緊張状態に保ち ながら、TVゲーム機で釣りシミュレーションゲームを実行し遊技を進行させて ゆく。ただし、後述する振動センサ機能を使用してキャスティングや、フッキン グ(あたりに対する「合わせ」のこと)を行うときは、釣り糸を一時的にたるま せることもある。
【0014】 ===釣り竿本体部の概略構成=== 図2に釣り竿本体部12の外観上面図を示した。釣りコントローラ10の釣り 竿本体部12の基本構成は、胴体部16を中心に、その前後にロッド14とグリ ップ18が配置されている。胴体部16とロッド14の間には振動センサ収納部 20が設けられており、内部に振動センサ54が配設されている。胴体部16の 右側面にはリールハンドル28が回転自在に設けられており、胴体部16の上面 にはTVゲーム機の汎用コントローラと同様の各種操作スイッチ30が配設され ている。また、胴体部16の内部には手応え感創出用モータユニット32が配設 されている。この手応え感創出用モータユニット32の回転軸34はリールハン ドル28の回転軸と共通で、両者は連携して動作する。
【0015】 ロッド14はある程度の柔軟性を有していて、釣り糸26の緊張に伴ってしな るようになっている。ロッド14の先端はロッドと一体に形成された円環状のリ ング部36となっている。一方、糸巻ボックス22から巻き出された糸の先端に はナイロン製等の略円環状の係脱フック38が取り付けられている。この係脱フ ック38の前端部は2つの球状部38aが互いに圧接されて開閉可能になってお り、この前端部を開いてロッド14の先端のリング部36と係脱フック38を互 いに係合させる。また、ゲーム中、釣り糸26に過度の張力がかかると係脱フッ ク38の前端部が開いて自動的にロッド先端のリング部36から離脱して釣り糸 26の切断などを防止する。
【0016】 ===糸巻ボックスの概略構成=== 図3は糸巻ボックス22の外観上面図を示す。釣り竿本体部12のグリップ1 8の底面部に植設された通信コード19は、糸巻ボックス22の一側面からボッ クス内部のモータ駆動回路手段50(図4)に連絡している。糸巻ボックス22 の上側面中央部にはモータ収納部40が形成されており、その内部には食いつき 感創出用モータユニット52(図4)を収納している。この食いつき感創出用モ ータユニット52も、適宜な信号伝送手段によって前記モータ駆動回路50と接 続されている。また、糸巻ボックス内部にはTVゲーム機とのインターフェイス 48(図4)や、釣り竿本体からの各種入力信号を適宜のデータ形式に変換する 操作制御部56(図4)なども内蔵されている。
【0017】 糸巻ボックス22の上面には釣り糸を巻き取るための巻き取りボタン42が配 設されている。釣りコントローラ10の使用を終了して片づけるときには、前記 係脱フック38をロッド先端からはずして釣り糸26を糸巻ボックス22で巻き 取ってしまえばコンパクトに収納/運搬することができる。
【0018】 また、糸巻ボックス22の上面には電源スイッチ44と、電源ONの状態を示 すLEDランプ46が設けられている。糸巻ボックス22の電源は、ACアダプ タを使用して外部ソケットから取るか、または乾電池を使用する。糸巻ボックス 22の一側面にはゲーム機との接続コネクタケーブルが植設されている。このコ ネクタケーブルは前記インターフェイス回路とTVゲーム機とを接続する。
【0019】 ===釣り体感機能=== 本実施例における釣りコントローラ10によれば、以下の〜の機能によっ て仮想的な釣り体験を再現することができる。 食いつき感創出機能:実際に魚が釣り糸の先の餌に食いついたときのあたり や魚の引きの感覚を体感できる。 手応え感創出機能:魚がかかっているときのリール操作時の抵抗感(手応え 感)を再現することができる。 キャスティング/フッキング(あわせ)検出機能:実際の釣りと同じように 釣り竿本体部12を振ることでキャスティングおよびフッキング動作を再現する ことができる。
【0020】 図4は釣りコントローラ10の制御系の概略構成を示している。糸巻ボックス 22のインターフェイス回路48は、TVゲーム機とデータ通信を行う。具体的 には、上記の機能のための制御信号をゲーム機から受信し、モータ駆動回路 50を介して、糸巻ボックス内の手応え感創出用モータユニット32や釣り竿本 体部の食いつき感創出用モータユニット52へと送出する。
【0021】 また、上記の機能、すなわち振動センサ54により検出、生成されたキャス ティング動作入力信号や、釣り竿胴体部16の各種入力ボタン30などからの入 力信号は、糸巻ボックス22内に配設された操作制御回路56でTVゲーム機側 が処理できる形式のデータに変換してインターフェイス回路48に送出する。イ ンターフェイス回路48はこれらのデータをTVゲーム機に送出する。
【0022】 <食いつき感創出機能> 本考案では、釣り糸26が巻回された巻き軸58を適宜に正逆に回転制御する ことで釣り糸26を巻き出したり、巻き戻したりして魚が食いついた感覚(「あ たり」の感覚)を再現している。すなわち、巻き軸58の巻き出しと巻き戻し動 作に応じて釣り糸26が適宜に緊張・弛緩を繰り返すことによって、ロッド14 が小刻みにしなったり反り返ったりする。このロッド14のしなりに伴う振動が グリップ18を握る遊技者の手にリアルなヒット感を与えるのである。また、緊 張状態にある釣り糸26を急に弛緩させるように巻き軸58を回転させれば、一 度ヒットした魚を捕り逃がす、いわゆる「ばらし」の感覚を再現することもでき る。また、完全にヒットした魚を捕り込む際の「引き」の感覚をよりリアルなも のにすることもできる。
【0023】 巻き軸58を回転駆動させるための食いつき感創出用モータユニット52はモ ータ52aと、減速ギア等で構成される適宜な動力伝達機構52bとからなって いる。モータ駆動回路50は、TVゲーム機側からのモータ制御データをインタ ーフェイス回路48を介して受け取り、所定のモータ駆動信号をモータ52に与 える。この信号に従ってモータ52が正逆に交互に回転駆動されると、その回転 駆動力が伝達機構を介して巻き軸58と同軸の回転軸52cに伝達される。
【0024】 なお本実施例では、巻き軸58の回転軸52cにはスリット付き円盤と一対の 発光/受光素子とからなる光学式ロータリーエンコーダ60が設置されている。 もちろん、ロータリエンコーダ60としては機械接点式など他の方式でもよい。 このエンコーダが検出した巻き軸58の回転方向と速度はTVゲーム機に送られ る。そして、TVゲーム機はその検出信号をモータ52のフィードバック制御な どに利用する。
【0025】 すなわち、TVゲーム機が釣りコントローラ10から受け取った巻き軸58の 回転状態に相当するデータとゲームプログラム自身が生成しているモータ52の 駆動制御データとに基づいて釣り糸26の緊張状態を把握し、その緊張状態に応 じてモータ52の速度や回転方向を適宜に制御することで、より高精度で現実味 のある食いつき感などを再現制御することができる。しかし、このような高精度 な制御を必要としない場合や、ゲームプログラムがこのフィードバック制御に対 応していない場合にはエンコーダ60は省略してもよい。
【0026】 <手応え感創出機能> 実際の釣りにおいてヒットした魚を釣り上げるときは、その魚の重量や動きに 応じて、リールを巻き上げるときの抵抗感(重さ)が異なる。本考案では手応え 感創出用モータ32を巻き上げと逆方向に回転させることによってこの抵抗感を つくりだし、手応え感を創出している。で緊張させた釣り糸26を急激に開放 するのと同時に、モータ32の逆回転を停止すれば「ばらし」の感覚をよりリア ルに再現することができる。
【0027】 本実施例では、の食いつき感創出機構と同様の動力伝達機構を用いて、この 手応え感創出機構を構成している。すなわち、リールハンドル28の回転軸34 に駆動力を与えるモータ32aと適宜な動力伝達機構32bとからなる手応え感 創出用モータユニット32が、リールハンドル28の巻き操作方向と逆の方向の 回転駆動力を与えるように制御している。このリール操作に拮抗する回転駆動力 は、前記モータ駆動回路50によって手応え感創出用モータ32の回転速度を制 御することによって与えられる。なお本実施例では、の食いつき感創出用モー タ52との手応え感創出用モータ32とは、糸巻ボックス22内に設けられた 共通のモータ駆動回路50で個別に制御するようにしているが、手応え感創出モ ータ32の制御を行う駆動回路を別途設けて、これを釣り竿本体12の内部に設 けるようにしてもよい。
【0028】 リールハンドル28の回転軸34に設置されたロータリエンコーダ62がリー ルの回転方向と速度を逐次検出することによって、リールを操作していないとき にリールが勝手に逆方向に回転してしまわないようにしている。すなわち、遊技 者がリールを巻き上げているときにのみ、モータを逆方向に駆動するように制御 することとしている。なお、リールの自動回転を禁止するこの制御は釣りコント ローラ10側で行ってもよいし、TVゲーム機側で行ってもよい。
【0029】 <キャスティング/フッキング検出機能> 釣り竿本体部12の振動センサ収納部20に振動センサ54が収納されている 。この振動センサ54は、釣り竿本体12に強い加速度が加わると振り子が振れ てスイッチがONとなる仕組みである。従って、キャスティング動作によって釣 り竿本体部12を振ると振動センサ54からキャスティング信号が出力され、こ のキャスティング信号を前記操作制御回路56でTVゲーム機とのインターフェ イス48に適合した形式のデータに変換して送出する。
【0030】 ゲームプログラムがこの振動データに対応していれば、キャスティング動作の みならず、フッキング動作、さらに前述のばらし動作の際に生じる釣り竿本体の 振動加速度を検出してゲームの進行に反映させることができる。なお、 ===変形例など=== 上記実施例ではリールや巻き軸に回転駆動力を与えるモータユニットは適宜な 伝達機構を含んでいるが、モータの出力軸を直接にリールや巻き軸の回転軸とし た構成としてもよい。
【0031】 上記実施例ではTVゲーム機とのインターフェイス回路や、釣り竿本体からの 各種入力信号を適宜のデータ形式に変換する操作制御回路を糸巻ボックス内に設 けたが、これを釣り竿本体部の胴体部内に設けてもよい。
【0032】
【考案の効果】
本考案の釣りシミュレーションゲーム用コントローラによれば、従来の家庭用 TVゲーム機の釣りシミュレーションゲーム用コントローラにはない、実際の釣 り体験に近い感覚を遊技者に与えることができる。
【0033】 具体的には、釣り竿本体部と、釣り糸を巻き出す糸巻ボックスと、釣り糸とか ら構成され、釣り糸を緊張状態に保ちつつゲームを行う。緊張状態の釣り糸を更 に強く緊張させたり逆に弛緩させたりすることによって、実際の釣りと同じよう な食いつき感や引きの感覚を再現することができる。
【0034】 また、リールの巻き上げ操作に拮抗する抵抗力を適宜に発生させることができ 、釣り上げる魚の重さも手応えとして実感できる。釣り糸の緊張を急激に開放す るのと同時にリールの抵抗力を開放すれば、釣り上げ損なったときの「ばらし」 感も再現できる。
【0035】 さらに、振動センサを設けた場合では、釣り竿本体のキャスティングやフッキ ングおよびばらしのときの振動動作を検出し、その振動信号を出力してゲームに 反映するので、よりリアルな釣りプレイを楽しむことができる。
【0036】 さらに、釣り竿ロッド部先端と釣り糸先端との接続部分に係合離脱手段を設け た場合では、釣りコントローラ使用中に、釣り糸に過度の張力がかかったときに 接続が外れて釣り糸の切断などを防止することができる。また、釣りコントロー ラを使用していない時には、接続をはずして釣り糸を糸巻ボックス内に巻き取っ てしまえば、コントローラをコンパクトに片づけておくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例における使用形態図を示してい
る。
【図2】同実施例における釣り竿本体部の上面図を示し
ている。
【図3】同実施例における糸巻ボックスの上面図を示し
ている。
【図4】同実施例における制御回路系を概略構成図とし
て示している。
【符号の説明】
10 釣りコントローラ 12 釣り竿本体部 22 糸巻ボックス 26 釣り糸 32 手応え感創出用モータユニット 36 リング部 38 係脱フック 52 食いつき感創出用モータユニット 22 インターフェイス回路 50 モータ駆動回路 54 振動センサ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロッドの基部に連続してリールとグリッ
    プを備えた釣り竿本体部と、この釣り竿本体部に適宜な
    信号伝送手段を介して接続される糸巻きボックスと、こ
    の糸巻きボックスを適宜な位置に固定する固定手段と、
    前記釣り竿本体部のロッド先端から前記糸巻きボックス
    へと案内される釣り糸とから構成される家庭用TVゲー
    ム機の釣りシミュレーションゲーム用コントローラであ
    って、 前記釣り竿本体部は、遊技者が巻き上げる前記リールの
    回転方向に拮抗する回転力を適宜に発生させるための手
    応え感送出用モータユニットを備え、 前記糸巻きボックスは、前記釣り糸が巻回される巻軸を
    正逆自在に回転させるための食いつき感創出用モータユ
    ニットと、家庭用TVゲーム機と適宜な信号伝送手段を
    介してデータ通信を行うためのインターフェイスと、前
    記TVゲーム機からの所定の制御信号に従って前記各モ
    ータユニットの駆動信号を個別に発生させるためのモー
    タ駆動回路手段とを備える、 ことを特徴とする家庭用TVゲーム機の釣りシミュレー
    ションゲーム用コントローラ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記釣り竿本体部内
    は、釣り竿を振ったときに釣り竿振動信号を出力する振
    動センサと、この釣り竿振動信号を前記インターフェイ
    スを介して前記TVゲーム機に伝える手段とを備えるこ
    とを特徴とする家庭用TVゲーム機の釣りシミュレーシ
    ョンゲーム用コントローラ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、前記
    釣り糸の先端と前記釣り竿本体部のロッドの先端との接
    続部分に、釣り糸に所定の大きさ以上の張力がかかった
    ときに接続がはずれる係合離脱手段を設けたことを特徴
    とする家庭用TVゲーム機の釣りシミュレーションゲー
    ム用コントローラ。
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